JPH0324700Y2 - - Google Patents

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JPH0324700Y2
JPH0324700Y2 JP14841085U JP14841085U JPH0324700Y2 JP H0324700 Y2 JPH0324700 Y2 JP H0324700Y2 JP 14841085 U JP14841085 U JP 14841085U JP 14841085 U JP14841085 U JP 14841085U JP H0324700 Y2 JPH0324700 Y2 JP H0324700Y2
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water
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は人体局部洗浄装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来の人体局部洗浄装置を第5図、第6図に示
す。該従来の人体局部洗浄装置は、洗浄機本体A
と、該洗浄機本体Aの後部に温水タンクB、電気
機器およびその制御装置Cを収容するハウジング
Dと、該洗浄機本体Aに伸縮自在に保持され、先
端に洗浄水の噴出口1と、該噴出口1に洗浄水を
供給するために軸方向に設けらられたノズル通路
2と、該ノズル通路2内に設けられ洗浄水の水圧
によつて該ノズル通路2を開口し該噴出口1に洗
浄水を供給する開閉バルブ3をもつ洗浄用ノズル
Eとで構成されている。
該洗浄用ノズルEはインナシリンダF及びアウ
タシリンダG内を移動可能に保持され、かつ不使
用時には付勢部材E1、E2の作用力で該インナ
シリンダF内の収容位置に保持されている。又、
使用時には水圧を洗浄用ノズルEに作用させるこ
とによつて該洗浄用ノズルEは該付勢部材E1、
E2の作用力に抗して正規の使用位置にまで進出
する。使用位置に移動完了すると、該水圧の作用
力により該洗浄ノズルE内の開閉バルブ3が開い
てノズル通路2と噴出口1とを連通させる。これ
によつて該噴出口1より洗浄水が噴出した肛門洗
浄あるいはビデ洗浄を行なう。この洗浄ノズルE
の使用状態において、飛散した洗浄水が洗浄機本
体A後方の温水タンクB付近の電気機器およびそ
の制御装置Cに影響を与えないように配慮されて
いる。即ち、該温水タンクおよび電気機器および
その制御装置の正面と上部および下部を覆う上部
カバーD1および下部カバーD2とが形成されて
いる。
(本考案が解決しようとする問題点) 上記従来の人体局部洗浄装置の構成では、該洗
浄ノズルEがインナシリンダF内に収容された位
置で、該洗浄ノズルEを使用位置に進出させるべ
く、水圧を作用させた場合に、該洗浄用ノズルE
内の開閉バルブ3が故障、ゴミ詰まり等で開いた
状態にあると、該洗浄用ノズルEを使用位置に進
出させるに必要な十分な水圧が得られず、かつイ
ンナシリンダE内に収容された位置(第6図参
照)で噴出口1より洗浄水を噴出させる。この噴
出口1近くの上下のカバーD1,D2の内側には
該洗浄水が強く衝突して飛散する。この場合、飛
散した洗浄水は後部の温水タンクB壁面と該上下
のカバーD1,D2の内側との間より横に拡散す
る。
このため該洗浄水は温水タンクB付近の電気機
器およびその制御装置Cの設置場所に侵入する。
この場合には電気機器およびその制御装置の故
障、腐蝕等の原因となる。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案は上記従来の問題点を解決するための次
のような手段を提供するものである。
即ち、本考案の人体局部洗浄装置は、洗浄機本
体と、該洗浄機本体の後部に温水タンク、電気機
器及びその制御装置を収容するハウジングと、該
洗浄機本体に伸縮自在に保持され、先端に洗浄水
の噴出口と、該噴出口に洗浄水を供給するための
軸方向に設けられたノズル通路と、該ノズル通路
内に設けられ洗浄水の水圧によつて該ノズル通路
を開口し該噴出口に洗浄水を供給する開閉バルブ
をもつ洗浄用ノズルとで構成された人体局部洗浄
装置において、 前記ハウジングは少なくとも前記ノズルの開口
部で2分割された上方部と下方部とで構成されて
おり、前記上方部は収納状態の前記ノズルの上方
で下方に傾斜して延在する上方本体部、前記ノズ
ルの後端部の上方で前記上方本体部から前記ノズ
ルに向かつて垂下する上部後端カバー、前記上方
本体部より垂下し前記ノズルの側方を覆う両側の
上部側方カバーをもつ型成形体であり、前記下方
部は収納状態の前記ノズルの下方に延在する下方
本体部、該下方本体部の前方に位置した下方に傾
斜する下部底カバー、前記下方本体部より直立し
前記ノズルの側方で前記上部側方カバーの更に両
側に位置しその上端が少なくとも前記上部側方カ
バーの下端より上方に位置する下部側方カバーを
もつ型成形体であることを特徴とする。
このように構成したことにより、人体局部洗浄
装置を使用するに際して、洗浄用ノズルがシリン
ダ内に収容された位置で、該洗浄用ノズルを使用
位置に進出させるべく、水圧を作用させた場合に
該洗浄用ノズル内の開閉バルブが故障、ゴミ詰ま
り等で開いた状態にあつた場合でも、上部後端カ
バーと上部側方カバーおよび下部底カバーと下部
側方カバーによつて洗浄水が飛散することを防止
する。即ち、噴出口より噴出した洗浄水の飛沫は
温水タンク壁面とハウジングの壁面との間から温
水タンク付近の電気機器およびその制御装置の説
置場所に侵入しない。
本考案の人体局部洗浄装置は、洗浄機本体とハ
ウジングと、洗浄用ノズルとを構全要素としてい
る。
構成要素のうち、洗浄機本体と、洗浄用ノズル
とは基本的には従来と同じものを利用できる。
本考案の特色はハウジングにある。
洗浄機本体は洗浄用ノズルとハウジングとをも
つ。
洗浄用ノズルは洗浄機本体内のシリンダ内に出
没自在に保持されている。該洗浄用ノズルには噴
出口、ノズル通路、開閉バルブをもつ。該噴出口
は洗浄用ノズルの先端に形成され、肛門洗浄水あ
るいはビデ洗浄水を噴出するものである。ノズル
通路は中空形状であり、該噴出口に洗浄水を供給
するため該洗浄用ノズル内に軸方向に設けられて
いる。開閉バルブは該ノズル通路内に設けられて
いる。該開閉バルブは付勢部材の作用力で該ノズ
ル通路を閉鎖し、洗浄水の水圧によつて該ノズル
通路を開口するように構成されている。該洗浄用
ノズルは水圧駆動によつてシリンダ内より進出し
使用位置にまで移動することができる。該シリン
ダは該洗浄用ノズルを出没可能にするインナシリ
ンダと、該インナシリンダを出没可能に保持する
アウタシリンダからなる2段式のシリンダを用い
ることができる。
ハウジングは洗浄機本体の後部に配設された温
水タンク、電気機器およびその制御装置を収容
し、保護するものである。該ハウジングは該ノズ
ルの開口部を含む部分で2分割された上方部と下
方部とで構成されている。前記上方部は収納状態
の前記ノズルの上方に延在する上方本体部、前記
ノズルの後端部の上方で前記上方本体部から前記
ノズルに向かつて垂下する上部後端カバー、前記
上方本体部より垂下し前記ノズルの側方を覆う両
側の上部側方カバーをもつ型成形体である。前記
下方部は収納状態の前記ノズルの下方に延在する
下方本体部、該下方本体部の前方に位置し下方に
傾斜する下部底カバー、前記下方本体部より直立
し前記ノズルの側方で前記上部側方カバーの更に
両側に位置しその上端が少なくとも前記上部側方
カバーの下端より上方に位置する下部側方カバー
をもつ型成形体である。該上方部および下方部は
合成樹脂材用いて型成形される。
(作 用) 本考案の構成によれば人体局部洗浄装置の使用
に際して、洗浄用ノズルがシリンダ内に収容され
た位置より使用位置に進出させるべく水圧を作用
させた場合に、該洗浄用ノズル内の開閉バルブが
故障、ゴミ詰まり等で開いた状態で、該洗浄用ノ
ズルの噴出口より洗浄水が不容易に噴出した場合
であつても、該洗浄水の温水タンク側への飛散は
確実に阻止される。即ち、該上方部の上部後端カ
バーおよび上部側方カバーと該下方部の下部後端
カバーと該上部側方カバーおよびその両側にある
下部側方カバーとで、該洗浄水が温水タンクとハ
ウジングとの間を通つて洗浄機本体の後部に侵入
することを阻止する。阻止された洗浄水の流れは
該上方部および下方部によつて洗浄機本体の通常
の排水出口に誘導される。
(実施例) 本考案の人体局部洗浄装置の実施例を第1図、
第2図、第3図、第4図に基づいて説明する。
実施例の人体局部洗浄装置は、洗浄機本体1
0、洗浄用ノズル20、洗浄用ノズル30とを構
成要素としている。洗浄機本体10は洗浄用ノズ
ル20とハウジング30とをもつ。
洗浄用ノズル20は洗浄機本体10の後部に設
置された温水タンク33に出没自在に保持された
インナシリンダ21およびアウタシリンダ22と
共に出没自在に保持されている。即ち、洗浄用ノ
ズル20はインナシリンダ21内に出没自在に保
持されると共に該インナシリンダ21はアウタシ
リンダ22内に出没自傘に保持されている。該洗
浄用ノズル20は噴出口201、ノズル通路20
2、開閉バルブ203をもつ、該噴出口201は
洗浄用ノズル20の先端に形成された肛門洗浄水
あるいはビデ洗浄水を噴出するものである。該ノ
ズル通路202には中空形状であり、該噴出口2
01に洗浄水を供給するため該洗浄用ノズル20
内に軸方向に設けられている。開閉バルブ203
は該ノズル通路202内に設けられている。該開
閉バルブ203は付勢部材204の作用力で弁座
205に着座し該ノズル通路202を閉鎖してい
る。
該開閉バルブ203は洗浄水の水圧によつて付
勢部材204の作用力に抗して該ノズル通路20
2を開口し該噴出口201に洗浄水を供給するも
のである。
ハウジング30は洗浄機本体10の後部に配設
された温水タンク33、電気機器およびその制御
装置群34を収容し、保護するものである。該ハ
ウジング30は該ノズル20の出没する開口部3
4を含む部分で2分割された上方部と下方部とで
構成されている。上方部は収納状態の洗浄用ノズ
ル20の上方に延在する上方本体部31、洗浄用
ノズル20の後端部の上方およびインナシリンダ
21の後端部上方に近接する上部後端カバー31
1、該ノズルの側方およびインナシリンダ21の
側方を覆う両側の上部側方カバー312a,31
2bをもつ型成形体である。前記下方部は収納状
態のノズル20の下方に延在する下方本体部3
2、該下方本体部32の前方に位置し下方に傾斜
してノズル20の後端部の下方およびインナシリ
ンダ21の後端部下方に近接する下部底カバー3
21および該ノズル20の側方で該上部側方カバ
ー312a,312bの更に両側にあり、その上
端が少なくとも上部側方カバー312a,bの下
端より上方に位置する下部側方カバー322a,
322bをもつ型成形体である。該上方部および
下方部は合成樹脂材で形成することができる。
本考案の実施例の構成によれば、人体局部洗浄
装置の使用に際して、第1図で示す洗浄用ノズル
20を同第1図鎖線で示す使用位置に移動させる
に際して該洗浄用ノズル20を水圧駆動させた場
合、ノズル通路202内の開閉バルブ203が故
障、ゴミ詰まり等で開いた状態にあると、該洗浄
ノズル20は鎖線で示す使用位置にまで進出する
以前に、該噴出口201より洗浄水を噴出する。
この洗浄水はハウジングの上方部31内面ある
いは下方部32内面にはね返つて温水タンク33
の前面を横方向に侵入しようとするが、該上方部
31および下方部32に設けられた上部後端カバ
ー311、上部側方カバー312a,312bお
よび下部底カバー321および下部側方カバー3
22a,322bによつて阻止される。かつ該洗
浄水は下部底カバー321によつて案内され洗浄
機本体10内の排水出口101へ導入される。
なお、洗浄用ノズル20は開閉バルブ203の
不具合時以外の通常の使用時に水圧駆動によつて
使用位置にまで進出する。これと共に該ノズル通
路202内の水圧の作用力により開閉バルブ20
3が開いて該ノズル通路202と噴出口201と
を連通させる。これによつて該噴出口201より
洗浄水が噴出し肛門洗浄あるいはビデ洗浄を行な
うことができる。又使用状態より水圧駆動を停止
させた場合には該開閉バルブ203は付勢部材2
04の作用力によつて弁座205に着座し、かつ
ノズル通路202と噴出口201との連通を断
つ。これと共に洗浄用ノズル20はインナシリン
ダ21内の付勢部材206及びアウタシリンダ2
2内の付勢部材207によつて第1図実線で示す
旧位に復帰する。
[考案の特有な効果] 本考案の人体局部洗浄装置の構成によれば、洗
浄機本体の後部に配設された温水タンク、電気機
器およびその制御装置等を収容し保護するハウジ
ングを構成する上方部と下方部とに、上部後端カ
バー、上部側方カバー、下部底カバー、下部側方
カバーが形成され、かつ洗浄用ノズルを収容位置
でその側方および後部を覆つている。これによつ
て、該洗浄用ノズル内の開閉バルブが故障、ゴ
ミ、水アカ等の不純物の詰まり等で開いた状態と
なり、該洗浄用ノズルが使用位置に進出する以前
に、該噴出口より洗浄水を噴出するような不具合
が生じた場合、該噴出口よりの洗浄水が温水タン
クおよび前記ハウジングの上方部と下方部との間
を通つて電気機器およびその制御装置の配設箇所
に侵入することを確実に防ぐ。しかして電気機器
およびその制御装置は洗浄水の侵入によつて故
障、腐蝕等の不具合を発生させることがない。又
本考案の構成はハウジングを型成形体で形成する
ことができるのでコストを低く抑えることもでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図、第4図は本考案の1
実施例の人体局部洗浄装置を示すものである。第
1図はその要部の部分縦断側面図、第2図は第1
図における−線断矢視図、第3図は要部を拡
大して示した部分縦断側面図、第4図はその全体
平面図、第5図は従来の構成を示す平面図、第6
図は従来の構成を拡大して示す縦断面側面図であ
る。 10…洗浄機本体、20…洗浄用ノズル、20
1…噴出口、202…ノズル通路、203…開閉
バルブ、204…付勢部材、205…弁座、21
…インナシリンダ、22…アウタシリンダ、30
…ハウジング、31…上方本体部、311…上部
後端カバー、312a,312b…上部側方カバ
ー、32…下方本体部、321…下部底カバー、
322a,322b…下部側方カバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 洗浄機本体と、 該洗浄機本体の後部に温水タンク、電気機器及
    びその制御装置を収容するハウジングと、 前記洗浄機本体に伸縮自在に保持され、先端に
    洗浄水の噴出口と、該噴出口に洗浄水を供給する
    ための軸方向に設けられたノズル通路と、該ノズ
    ル通路内に設けられ洗浄水の水圧によつて前記ノ
    ズル通路を開口し前記噴出口に洗浄水を供給する
    開閉バルブをもつ洗浄用ノズルとで構成された人
    体局部洗浄装置において、 前記ハウジングは少なくとも前記ノズルの開口
    部で2分割された上方部と下方部とで構成されて
    おり、 前記上方部は収納状態の前記ノズルの上方で下
    方に傾斜して延在する上方本体部、前記ノズルの
    後端部の上方で前記上方本体部から前記ノズルに
    向かつて垂下する上部後端カバー、前記上方本体
    部より垂下し前記ノズルの側方を覆う両側の上部
    側方カバーをもつ型成形体であり、 前記下方部は収納状態の前記ノズルの下方に延
    在する下方本体部、該下方本体部の前方に位置し
    下方に傾斜する下部底カバー、前記下方本体部よ
    り直立し前記ノズルの側方で前記上部側方カバー
    の更に両側に位置しその上端が少なくとも前記上
    部側方カバーの下端より上方に位置する下部側方
    カバーをもつ型成形体であることを特徴とする人
    体局部洗浄装置。
JP14841085U 1985-09-28 1985-09-28 Expired JPH0324700Y2 (ja)

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JP14841085U JPH0324700Y2 (ja) 1985-09-28 1985-09-28

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JP14841085U JPH0324700Y2 (ja) 1985-09-28 1985-09-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6260670U JPS6260670U (ja) 1987-04-15
JPH0324700Y2 true JPH0324700Y2 (ja) 1991-05-29

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ID=31062651

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14841085U Expired JPH0324700Y2 (ja) 1985-09-28 1985-09-28

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999053817A1 (fr) * 1998-04-22 1999-10-28 Toto Ltd. Procede de fabrication d'un siege de toilette, siege de toilette et dispositif de nettoyage hygienique destine a ce siege de toilette

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999053817A1 (fr) * 1998-04-22 1999-10-28 Toto Ltd. Procede de fabrication d'un siege de toilette, siege de toilette et dispositif de nettoyage hygienique destine a ce siege de toilette

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JPS6260670U (ja) 1987-04-15

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