JPH0333818Y2 - - Google Patents

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JPH0333818Y2
JPH0333818Y2 JP3801685U JP3801685U JPH0333818Y2 JP H0333818 Y2 JPH0333818 Y2 JP H0333818Y2 JP 3801685 U JP3801685 U JP 3801685U JP 3801685 U JP3801685 U JP 3801685U JP H0333818 Y2 JPH0333818 Y2 JP H0333818Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案はトイレにおいて使用される人体局部洗
浄装置(以下単に洗浄装置ともいう)に関するも
のであり、詳しくは洗浄装置に使用されるノズル
を洗浄する装置の改良に関するものである。
(従来の技術) 近年洗浄装置は保険衛生上の観点から利用価値
が認められ、多数利用されている。この洗浄装置
は一般に伸縮可能なノズルを用い、局部洗浄時に
は伸びて停止したノズルの先端から洗浄水を噴出
することにより局部洗浄を行なつている。そして
このような洗浄装置では、ノズルの外表面にノズ
ル洗浄水を流すことによつてノズル自体を洗浄し
ている。例えば第5図に示すように、シリンダ4
0内に導入される水圧によつてノズル41の前
進、後退を駆動する洗浄装置において、シリンダ
40とノズル41の間に間隙を設け、その間隙か
らノズル洗浄水をノズル1の外表面に供給するよ
うな洗浄装置がある。また第6図に示すように、
シリンダ50の外部に設けられたノズル洗浄管5
1からノズル52の外表面にノズル洗浄水を供給
する洗浄装置もある。
(考案が解決しようとする問題点) 上記した従来の洗浄装置では、以下のような不
具合が発生していた。例えば水圧駆動の洗浄装置
では、ノズルとシリンダとの間の間隙を大きくす
るとノズルを前進させるのに高圧で大流量の洗浄
水が必要となるために、該間隙は小さくせざるを
得なかつた。従つて該間隙から供給されるノズル
洗浄水量は少なく、ノズルを充分洗浄できなかつ
た。またノズル洗浄管からノズル洗浄水を供給す
るように構成された洗浄装置では、ノズル洗浄管
はノズルの軸方向に平行に配置され、ノズル洗浄
管の開口部から吐出されるノズル洗浄水はノズル
の軸方向に平行に吐出されていた。従つてノズル
洗浄水の水圧を高くするとノズル洗浄水はその水
流のもつ勢いでノズルの軸方向前方に吹き出し、
ノズルが収納しているとき、あるいは収納しかけ
ているときには、ノズルの先端よりも前方に飛び
出してノズルにはかからないおそれがあり、ノズ
ル洗浄水の無駄が多い。ノズルにおいて最も清潔
に保ちたい場所、すなわち洗浄したい場所は洗浄
水の噴出される噴出部である。しかし、上記した
ようにノズルが収納された位置ではノズル洗浄水
を噴出口に吐出することができなかつた。また、
この洗浄水の勢いを利用し、ノズルが洗浄位置に
あるときにノズル洗浄水を吐出して噴出口を洗浄
しようとする、ノズル洗浄水の多くはノズルの洗
浄水がノズルの軸と平行に噴出されるためにノズ
ル外表面に沿つて流れ、ノズル先端の噴出口から
噴出する局部洗浄水と混ることにより人体局部を
洗浄する為の温水の温度を下げたり、局部への噴
出水の方向が変わり、使用者に飛沫がかかつたり
する不具合もあつた。そのためノズル洗浄水の水
圧は低くおさえられており、ノズルの洗浄は充分
とはいえなかつた。
本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであ
り、ノズル自体の洗浄性に優れた洗浄装置を提供
することを目的とする。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案の洗浄装置は、装置本体と、 該装置本体に伸縮自在に保持され、先端に洗浄
水の噴出口を有するノズルと、 該ノズルの外表面を洗浄する洗浄水を供給する
ノズル洗浄管と、からなる人体局部洗浄装置にお
いて、 該ノズル洗浄管は、該ノズルが縮んで収納され
た位置で該噴出口に上方から対向し、該ノズルの
周面に対向するように開口し該ノズルの上方から
下方に向けて該洗浄水を吐出する開口部を有し、 該ノズル洗浄管および該ノズルの上方および側
方には、該ノズル洗浄管および該ノズルを覆う飛
沫遮蔽板を具備することを特徴とする。
本考案の洗浄装置に具備されるノズルは、基本
的に従来と同様の、伸縮自在で先端部に局部洗浄
水が噴出する噴出口を有するものが用いられる。
この噴出口から噴出する局部洗浄水により肛門等
の人体局部を洗浄するものである。ノズルは1本
のものでも2本のものでもよい。またノズルの伸
縮は、1段階あるいは多段階に行なうことができ
る。この伸縮の駆動は水圧を利用するもの、ある
いは電動モータにより行なうもの等種々選択する
ことができる。そしてノズルが伸び、先端が人体
局部の位置へ到達して人体局部の洗浄を可能と
し、ノズルが縮んで便器本体後部等に収納されて
排便に差し支えないようにされる。
本考案の洗浄装置はノズル洗浄室を具備してい
る。このノズル洗浄管はノズル自体を洗浄するノ
ズル洗浄水を供給するものであり、通常ノズルが
収納された場合にノズルの先端にノズル洗浄水を
噴出できる位置に配設される。従つて使用前の収
納位置及び使用後の収納位置でノズル噴出口周辺
の充分な洗浄が可能であり、また使用位置におい
てもノズル外周面全体を洗浄することが可能であ
る。
ノズル洗浄水は局部洗浄水と同じ水源から供給
してもよく、異なる水源から供給してもよい。そ
してノズル洗浄水の供給は、直接導いてもよい
し、一時貯水槽に貯えた後、ポンプ等により供給
することもできる。なおノズル洗浄管は従来と同
様に樹脂管、金属管等種々の材料から形成するこ
とができる。
本考案の一つの特色は、上記ノズル洗浄管から
吐出されるノズル洗浄水の向きが上方から下方へ
向き、かつノズルの周面に対向するようにノズル
洗浄管の開口が構成されているところにある。従
つて、ノズル洗浄水はノズルの軸方向と交差する
ようノズルの上方から下方に向かつて流れる。ま
た多少の残水がノズルの軸方向に沿つて流れる
が、もともとノズル洗浄水は上方から下方に向か
つて吐出されているため、ノズルの軸方向へ流れ
る力は弱く、この残水はノズルの周面全体ではな
くノズルの下面に沿つて流れる。このように局部
洗浄水が噴出されている最中でも、ノズル洗浄水
がノズル先端の噴出口へ到達することがない為、
ノズル洗浄水の水圧を高くすることが可能であ
り、洗浄力が向上する。
本考案のもう一つの特色は、ノズル洗浄管およ
びノズルの上方および側方には、ノズル洗浄管お
よびノズルを覆う飛沫遮蔽板を具備するところに
ある。この飛沫遮蔽板は、ノズル外周面からはね
返つた飛沫が飛散して人体あるいは周囲の装置等
が汚れるのを防ぐためのものである。これにより
ノズル洗浄水の水圧を高くして更に洗浄力を高め
ることが可能である。
飛沫遮蔽板は樹脂、金属板等種々の材料から形
成することができる。しかしながら、飛沫の衝撃
を吸収して寿命を長くし、かつ異音の発生を抑え
るために、例えば、樹脂やゴムのような軟質材を
用いることが好ましい。またノズル洗浄管にも飛
沫がかかる事を鑑みると、ノズル洗浄管自体も同
様の意味で軟質材を用いることが好ましい。また
更には飛沫遮蔽板とノズル洗浄管とを、一体的に
成形して形成することにより洗浄装置の部品数が
減り、飛沫遮蔽板の取付け工数を削減することが
可能となる。
〔考案の作用および効果〕
本考案の洗浄装置においては、ノズル洗浄管の
開口の軸方向はノズルの軸方向に対して略直角で
ある。従つてノズル洗浄水は下方へ付勢され、ノ
ズルの外周面に衝突する。この衝突のエネルギー
により、従来に比べて洗浄力が特に優れる。そし
てその付勢力によりノズル洗浄水の大半はノズル
洗浄後下方の便器本体内へ落ち、ノズル外周面に
残る量は従来に比して極めて少ない。もともとノ
ズル洗浄水が上方から下方に向かつて吐出されて
いるため、僅かに残つてノズルの軸方向に流れる
残水も、ノズルの軸方向へ流れる力は弱く、この
残水はノズルの周面全体ではなくノズルの下面に
沿つて流れる。従つて、ノズルが洗浄位置にある
ときでもノズルの噴出口にてノズル洗浄水と局部
洗浄水が混り、温水の局部洗浄水に混合して温度
を下げたり、噴出角度が変わつたりするような不
具合が防止される。またノズル洗浄水がノズル外
表面に衝突することにより形成された洗浄水の飛
沫は、飛沫遮蔽板によつて遮ぎられる。従つて人
体あるいは周囲の装置が汚れるのを防止すること
ができる。そして飛沫遮蔽板が軟質材の成形体で
あれば、飛沫の衝突による衝撃を吸収し、異音の
発生を防止する効果があり、ノズル洗浄管と一体
的に形成できる等本考案の効果は大きい。
〔実施例〕
以下実施例により説明する。
第1図、第2図、第3図、第4図は本考案の一
実施例の人体局部洗浄装置を示すものである。
本実施例の人体局部洗浄装置は、第3図、第4
図に概略を示すように、便器1の後部上面に配設
された装置本体60に伸縮自在に保持されたノズ
ル10と、ノズル10の上方に配設されたノズル
洗浄管20と、ノズル10の後方でノズル10に
局部洗浄水を供給する温水タンク2と、ノズル1
0の伸縮の駆動、局部洗浄水およびノズル洗浄水
の供給を制御する制御部3とから構成されてい
る。なお温水タンク2に隣接して洗浄後の人体局
部を乾燥させるための乾燥装置30が設けられて
いる。
以下第1図、第2図に基づき、本実施例の人体
局部洗浄装置の細部を説明する。
ノズル10は先端に局部洗浄水の噴出口11を
有し、図示しないポンプにより付与される水圧に
よつて伸びる方向に駆動可能とされ、シリンダ1
2内に設けられたバネ13によつて縮む方向に付
勢されている。
ノズル洗浄管20はノズル10の収納位置で噴
出口11に上方から対向する開口部21を有して
いる。そしてノズル洗浄管20の側面部には飛沫
遮蔽板22が形成され、飛沫遮蔽板22はノズル
10の上方および左右両側方を覆うように設けら
れている。なお、ノズル洗浄管20および飛沫遮
蔽板22は軟質材により一体的に成形されたもの
である。
乾燥装置30は、ヒータ31を介して温められ
た空気を、図示しないブロアによつて送風口32
より送風可能としている。
次に上記のごとく構成された人体局部洗浄装置
の作用を説明する。
局部洗浄時には制御部3によりポンプが駆動さ
れ、ノズル10が伸びる方向へ前進する。そして
人体局部洗浄位置でノズル10が停止すると噴出
口11より局部洗浄水が噴出され、人体局部の洗
浄が行なわれる。局部洗浄が終了するとノズル1
0はバネ13の付勢力により縮む方向へ後退す
る。それと同時に温水タンク2内の温水の水路は
ノズル洗浄に切り替えられ、ノズル洗浄管20か
らノズル洗浄水が吐出されてノズル10の外周面
を洗浄する。ノズル10が収納位置で停止すると
ポンプが停止される。しかしながら水路内のサイ
フオン効果により、停止後一定時間ノズル洗浄管
20からノズル洗浄水が吐出され、ノズル10の
先端部の洗浄が行なわれる。
上記ノズル洗浄の間、開口部21から吐出され
たノズル洗浄水はノズル10の外表面に衝突し、
その衝突の力により優れた洗浄力を有する。そし
て下方へ落下した洗浄水は受け皿23で受けられ
た後、便器本体1内へ排出される。ノズル10に
衝突したノズル洗浄水は飛沫となつて飛散する。
しかしながらノズル10の上方あるいは側方へ飛
散した飛沫は飛沫遮蔽板22で遮ぎられ、受け皿
23に落ちて排出される。従つて送風口32、ヒ
ータ31、温水タンク2等には飛沫はかからず、
汚れから防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図および第4図は本考案
の一実施例の人体局部洗浄装置を示すものであ
り、第1図はその要部拡大正面図、第2図は一部
断面で示すその要部側面図、第3図はその全体平
面図、第4図は一部断面で示す全体正面図であ
る。第5図および第6図は従来の人体局部洗浄装
置の例を示し、第5図はノズルおよびシリンダの
断面図、第6図は一部断面で示す要部側面図であ
る。 10,41,52……ノズル、11……噴出
口、20,51……ノズル洗浄管、21……開口
部、22……飛沫遮蔽板、23……受け皿、60
……装置本体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 装置本体と、 該装置本体に伸縮自在に保持され、先端に洗
    浄水の噴出口を有するノズルと、 該ノズルの外表面を洗浄する洗浄水を供給す
    るノズル洗浄管と、からなる人体局部洗浄装置
    において、 該ノズル洗浄管は、該ノズルが縮んで収納さ
    れた位置で該噴出口に上方から対向し、該ノズ
    ルの周面に対向するように開口し該ノズルの上
    方から下方に向けて該洗浄水を吐出する開口部
    を有し、 該ノズル洗浄管および該ノズルの上方および
    側方には、該ノズル洗浄管および該ノズルを覆
    う飛沫遮蔽板を具備することを特徴とする人体
    局部洗浄装置。 (2) ノズル洗浄管と飛沫遮蔽板とは一体的に形成
    された軟質材の成形体である実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の人体局部洗浄装置。
JP3801685U 1985-03-16 1985-03-16 Expired JPH0333818Y2 (ja)

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JP3801685U JPH0333818Y2 (ja) 1985-03-16 1985-03-16

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JPS61155478U JPS61155478U (ja) 1986-09-26
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