JP2005171735A - 温水洗浄便座装置 - Google Patents

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Yasuko Kobayashi
泰子 小林
Yasuhiro Aso
康弘 麻生
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Abstract

【課題】 シリンダの洗浄を実効あらしめるようにすること。
【解決手段】 第1シリンダ10の先端部10a及び第2シリンダ15の先端部15aを連結・被覆するカバー体100の表面に向けて、カバー体洗浄ノズル20から、洗浄水を、水平面上で広角度に噴出させ、汚れが付着し易いカバー体100の表面を洗浄する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、温水洗浄便座装置に関し、特に、人体局部洗浄ノズルを収納するシリンダの洗浄技術に係るものである。
温水洗浄便座装置において、人体局部を洗浄するための人体局部洗浄ノズルは、洗浄飛沫等が降りかかり、汚染される。このようにして汚れたノズルを清掃するために、特許文献1に記載された技術が提案されている。この公報によれば、肛門洗浄用ノズルを収容するシリンダ及びビデ洗浄用ノズルを収納するシリンダの双方に少量ずつ温水を送る中立位置を温水流路切り換え弁に設けることにより、両ノズルをシリンダから前進させていない状態で両ノズル孔から洗浄水を噴出させ、このようにして噴出した洗浄水で、ノズル自らの外表面を洗浄するというものである。
特許第3454120号公報
上記のような従来技術によって、ノズル自体を洗浄することはできるが、ノズルを収納するシリンダもノズル同様洗浄飛沫が降りかかり、汚染されている。このようにして汚れたシリンダを清掃するためには、使用者がブラシ等で清掃しているのが現状であり、手間がかかる上に洗いにくいといった問題があった。
また、シリンダの汚れを落とすために、シリンダに水を降りかけて汚れを洗い落とす方法が考えられるが、一般的にシリンダの形状はノズルを収納するために円筒状に形成されており、その全周を洗浄するためには、複数箇所から水をかけて洗う必要がある。このため、スペース的な制約により不可能な場合が多く、仮に可能であっても、水をかける手段が複数必要であることからコスト的に不利であるという問題がある。
それゆえに、本発明は、簡易な方法で、汚れを除去できる温水洗浄便座装置を提供することを、その課題とする。
上記の課題を解決するために請求項1で講じた技術的手段は、肛門に洗浄水を噴出して前記肛門を洗浄する肛門洗浄ノズルを軸方向に進退可能に収納する肛門洗浄シリンダと、ビデ部に洗浄水を噴出して前記ビデ部を洗浄するビデ部洗浄ノズルを軸方向に進退可能に収納し、肛門洗浄シリンダと並置されるビデ部洗浄シリンダとを備えた温水洗浄便座装置において、前記肛門洗浄シリンダの先端部及び前記ビデ部洗浄シリンダの先端部を連結・被覆するカバー体と、前記カバー体の表面を洗浄する水を噴射する洗浄ノズルとを備えたことである。
請求項1に記載の発明によれば、汚れはカバー体の表面に付着するので、この汚れを洗浄ノズルから噴射される水により、除去することができる。しかして、カバー体の表面を、噴射された水が一様に流れる形状にするか、カバー体の表面に対して水を広角的に噴射するようにしておけば、汚れ除去を確実なものとすることができる。また、カバー体を肛門洗浄シリンダの先端部及びビデ部洗浄シリンダの先端部に対して着脱自在としておけば、カバー体を既存の温水洗浄便座装置の洗浄シリンダの先端部及びビデ部洗浄シリンダの先端部を連結・被覆することが出来、実用上、多大な効果を奏する。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を基に説明する。
図1は、本発明の実施の形態における温水洗浄便座装置が取付けられたシャワートイレの全体斜視図、図2は、温水洗浄便座装置のシリンダ部分の平面図、図3は、ノズルが収容されたシリンダの縦断面図である。図において、温水洗浄便座装置は、便器1の上面後部に載置される本体2を備える。本体2には、便座13及び弁蓋14が枢着されている。また、本体2の内部には、ブラケット30が装架されており、このブラケット30上には、第1シリンダ10及び第2シリンダ15が固定されている。しかして、第1シリンダ10及び第2シリンダ15内には、第1人体局部洗浄ノズル11(肛門洗浄用)及び第2人体局部洗浄ノズル16(女性局部洗浄用)が軸方向に進退可能に収容されている。また、第1シリンダ10の先端部10a及び第2シリンダ15の先端部15aが、カバー体100により、連結・被覆されている。
このカバー体100の第1シリンダ10の先端部10a及び第2シリンダ15の先端部15aへの連結・被覆は、図11〜図13に示されるように、カバー体100の一方の側部に形成された弾性爪100a及び他方の側部に形成された弾性爪100cを、夫々、第1シリンダ10の先端部10a及び第2シリンダ15の先端部15aの外面に着脱可能に弾着させることによりなされる。この着脱自在の構成は、カバー体100を、既存の温水洗浄便座装置に後付けでき、実用的である。固より、図14〜図16に示されるように、第1シリンダ10の先端部10aの上面及び第2シリンダ15の先端部15aの上面に一体的に形成しても良い。この場合、図15から明らかなように、カバー体100のカバー体洗浄ノズル20(後述)方向に向かって下降傾斜おり、その終端は、前記双方の洗浄シリンダの径中心より上側に位置している。
図2に示すように、第2シリンダ15に隣接して、カバー体洗浄ノズル20が設置されている。このカバー体洗浄ノズル20は、後述するように、水平面上で広角度に広がって洗浄水を、第1シリンダ10の先端部10aの上面及び第2シリンダ15の先端部15aの上面を架橋して連結・被覆するカバー体100の表面上に向けて、汚れが特に付着し易いこの表面を洗浄するためのものである。
図7は、第1シリンダ10及び第2シリンダ15に洗浄水を供給するための水回路の概略図である。図に示すように、第1シリンダ10、第2シリンダ15、シリンダカバー体洗浄ノズル20は、各々、切り換え弁34の第1アウトレットポート34a、第2アウトレットポート34b、第3アウトレットポート34cに接続されている。切り換え弁34のインレットポート34dは、本体2内部に形成された温水タンク33の出口に位置するバキュームブレーカー60に接続されている。温水タンク33の入口は、逆止弁32、調圧弁31及び電磁弁30を介して水圧源(図示略)に連結されている。
しかして、切り換え弁34は、ステッピングモータ34Aの回転位置に応じて、第1アウトレットポート34a、第2アウトレットポート34b及び第3アウトレットポート34cの何れかがインレットポート34dと連通するようになっており、電磁弁30が開かれて温水タンク33内に水圧が供給されたことに伴いバキュームブレーカー60から吐出された温水が、切り換え弁34を経て、第1シリンダ10、第2シリンダ15、カバー体洗浄ノズル20の何れかに圧送される。第1シリンダ10(第2シリンダ15)へ温水が圧送されたときは、当該水圧により、周知のように、第1人体局部洗浄ノズル11(第2人体局部洗浄ノズル16)が所定位置まで伸長して、洗浄水を噴出孔12から噴出させて肛門(女性局部)を洗浄するようになっている。温水タンク33からカバー体洗浄ノズル20に温水が供給されたときは、該カバー体洗浄ノズル20から洗浄水が噴出する。
温水タンク33からカバー体洗浄ノズル20に温水が供給されているときは、両シリンダ10、15に洗浄水が供給されていないので、両ノズル11、16は、各々後退して両シリンダ10、15内に収納されて休止位置にある。この状態において、カバー体洗浄ノズル20からは、図2に示すように、水平面上で広角度に広がって洗浄水が噴出されている。具体的には、カバー体洗浄ノズル20から噴出される洗浄水の基準噴出方向(広がりの二等分線分方向)は、図のLで示す矢印方向であり、この方向は、第2シリンダ15の軸方向とほぼ平行(図では若干傾いている)である。この基準噴出方向から所定の角度だけ水平方向両側に広がって洗浄水が噴出されており、このような扇形状の広がりをもって、洗浄水が広角度で噴出されている。
図8は、カバー体洗浄ノズル20を示す側面図であり、点線部分は内部形状の平面視を示している。図9は、図8のB−B方向矢視図、図10は、図8のA部拡大図である。図に示すように、カバー体洗浄ノズル20は、内部流路42に接続されたノズル孔45が、該ノズル20の先端部(図8において右側端部)に形成されている。ノズル孔45は、内部流路42に接続している基端側43から先端にかけて、鉛直(上下)外方向に広がったテーパ面41が形成されており、このテーパ面41によって、ノズル孔45が水平方向に広角度に広がって開口され、扇形状に形成されている。また、図9からわかるように、ノズル孔45は水平方向に沿って偏平面がある偏平楕円状に形成されている。つまり、ノズル孔45は、水平方向に偏平された末広がり状(広角度状)に形成される。
上記のようなノズル孔45が形成されたカバー体洗浄ノズル20に温水タンク33から洗浄水が圧送されると、ノズル45から洗浄水が噴出されるが、その噴出形態は、水平面的に見て広角度の略扇形状20aをなし(図4参照)、側面(噴射方向を横から見たとき)は棒状20tをなし(図5参照)、そして正面(洗浄水が噴出される側から見たとき)は偏平楕円20cをなす(図6参照)。つまり、洗浄水は、偏平された広角度(末広がり)状に噴出される。
かような態様でカバー体洗浄ノズル20のノズル孔45から噴射された温水は、第1シリンダ10の先端部10aの上面及び第2シリンダ15の先端部15aの上面を架橋して連結・被覆するカバー体100の表面上を流れるようになるが、洗浄水は、水平面上を広角度に広がって噴出されているので、この表面は満遍なく洗浄される。
尚、図15に示されるように、カバー体100のカバー体洗浄ノズル20側が下降傾斜している場合、カバー体洗浄ノズル20のノズル孔45から噴射された温水は、この傾斜面に当たって効率良く、カバー体100の表面に這い上がって、この表面上を流れ、表面を満遍なく洗浄する。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上述した実施の形態に限定される糸はなく、本発明の趣旨に沿った形態の構成であれば、どのようなものでもよい。
本発明の実施の形態における、温水洗浄便座装置が取付けられたシャワートイレの全体斜視図である。 本発明の実施の形態における、シリンダ部分の平面図である。 本発明の実施の形態における、ノズルを収容したシリンダの断面図である。 本発明の実施の形態における、シリンダ洗浄ノズルから噴出される洗浄水の噴出態様を水平面から見た図である。 本発明の実施の形態における、シリンダ洗浄ノズルから噴出される洗浄水の噴出態様を側面から見た図である。 本発明の実施の形態における、シリンダ洗浄ノズルから噴出される洗浄水の噴出態様を正面から見た図である。 本発明の実施の形態における、洗浄水の水回路の概略図である。 本発明の実施の形態における、シリンダ洗浄ノズルの側面図である。 図7のB−B矢視図である。 図7のA部拡大図である。 第1形態例に係るカバー体が装着されたときの平面図である。 図11のP−Pに沿う断面図である。 第1形態例に係るカバー体の装着構造を示す図である。 第2形態例に係るカバー体が装着されたときの平面図である。 図14のR−Rに沿う断面図である。 図14のS方向矢視図である。 図14のT−Tに沿う断面図である。
符号の説明
10:第1シリンダ(シリンダ)
11:第1人体局部洗浄ノズル(人体局部洗浄ノズル)
12:噴出孔
15:第2シリンダ(シリンダ)
16:第2人体局部洗浄ノズル(人体局部洗浄ノズル)
17:噴出孔
20:カバー体洗浄ノズル
41:テーパ面
43:基部
45:ノズル孔
100:カバー体

Claims (3)

  1. 肛門に洗浄水を噴出して前記肛門を洗浄する肛門洗浄ノズルを軸方向に進退可能に収納する肛門洗浄シリンダと、ビデ部に洗浄水を噴出して前記ビデ部を洗浄するビデ部洗浄ノズルを軸方向に進退可能に収納し、肛門洗浄シリンダと並置されるビデ部洗浄シリンダとを備えた温水洗浄便座装置において、前記肛門洗浄シリンダの先端部及び前記ビデ部洗浄シリンダの先端部を連結・被覆するカバー体と、前記カバー体の表面を洗浄するカバー体洗浄ノズルとを備えた温水洗浄便座装置。
  2. 前記カバー体は、前記カバー体洗浄ノズルに向かって下降傾斜している、請求項1記載の温水洗浄便座装置。
  3. 前記下降傾斜の終端は、前記双方の洗浄シリンダの径中心より上側に位置している、請求項2記載の温水洗浄便座装置。
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