JP3707313B2 - 温水洗浄装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、洋風便器に設置され、人体の臀部に向ってノズルから温水を噴出させて洗浄を行う温水洗浄装置(衛生洗浄装置、局部洗浄装置とも称されることがある。)に関する。詳しくは袖部上面の構成を改良した温水洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
温水洗浄装置は、周知の通り温水タンクあるいは給湯管などの温水源からの温水をポンプ又は給湯水圧を利用して洗浄ノズルに導き、該洗浄ノズル先端の噴出口から上方ないし斜め上方に噴出させるよう構成されている。
【0003】
従来の温水洗浄装置の一例について図を参照して説明する。この温水洗浄装置10は、洋風便器11の便鉢の後部上面に設置される本体12と、本体12から張り出す袖部13とを有し、この袖部13の上面にスイッチパネル14が設けられている。
【0004】
本体12は、洗浄ノズル15,16及び温風乾燥ファン(図示略)等を有している。また、この本体12には、便座17、便蓋18が上下方向に回動可能に取り付けられている。19は洋風便器11の最後部上面に設置されたロータンクを示す。
【0005】
スイッチパネル14には、肛門洗浄、ビデ洗浄、温風乾燥等の作動をストップさせるストップボタン20、肛門洗浄用操作ボタン21、ビデ洗浄用操作ボタン22、温風を吹き出させるドライボタン23、洗浄の広がりを調整するためのワイド洗浄入/切ボタン24、洗浄位置前進ボタン25、その後退ボタン26、洗浄強さを調整するダイヤル28、便座の温度を調整するための便座ボタン27、シャワー等の水温を調整する温水ボタン30等が配置されている。各ボタンの下側にそれぞれのスイッチが設けられている(図示略)。
【0006】
の通り、従来の温水洗浄装置にあっては、袖部13の上面のスイッチパネル14は平面よりなり、洋風便器11の左右方向(幅方向)においては水平となっている。なお、図の温水洗浄装置では、スイッチパネル14は洋風便器11の前方に向っては微かに下り勾配となっているが、前後方向にも実質的に水平となっている機種のものも多く市販されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
洋風便器のロータンク19の上部に手洗鉢を設けることがあるが、この手洗鉢からはねた水が袖部のスイッチパネル14の上面に掛かることがある。また、トイレルーム内の花瓶に水を注いだりするときにもスイッチパネル14の上面に水が掛かることがある。
【0008】
上記従来のようにスイッチパネル14が前後左右に実質的に水平であったり、あるいは前方に微かに下り勾配となる程度の傾斜面である場合、スイッチパネル上面に掛かった水がスイッチパネル上面において乾固して、拭き取りにくい水アカやカルキ成分がスイッチパネル上面に付着することがある。とくに、この水アカやカルキ成分がボタン上に付いていると、ボタンが汚く見え、ボタン操作を逡巡することがある。
【0009】
本発明は、このような袖部上のスイッチパネルへの汚れ付着を防止することができる温水洗浄装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明(請求項1)の温水洗浄装置は、洋風便器の上面に設置される本体と、該本体から側方に張り出す袖部と、該袖部の上面に設けられた操作部と、該操作部を操作することによって温水噴出を行う洗浄ノズルとを有する温水洗浄装置であって、袖部の上面のうち少なくとも操作部及びその周囲を洋風便器の幅方向に向けて傾斜させて流水勾配をつけた温水洗浄装置において、前記操作部の近傍に前記幅方向において略水平な面を設け、この面に操作部の内容を示す文字を配置したことを特徴とするものである。
【0011】
本発明(請求項2)の温水洗浄装置は、洋風便器の上面に設置される本体と、該本体から側方に張り出す袖部と、該袖部の上面に設けられた操作部と、該操作部を操作することによって温水噴出を行う洗浄ノズルとを有する温水洗浄装置であって、袖部の上面のうち少なくとも操作部及びその周囲を洋風便器の幅方向に向けて傾斜させて流水勾配をつけた温水洗浄装置において、袖部の側外方が高位となり内方に向って下り勾配となるように前記傾斜面が設けられていることを特徴とするものである。
【0012】
この傾斜角度は水平方向に対し5〜45°特に20〜30°であることが好ましい。
【0013】
かかる温水洗浄装置にあっては、操作部付近に掛った水が袖部の左右方向に流れ落ちるため、操作部付近で乾固することがなく、操作部への水アカやカルキ成分の付着が防止される。
【0014】
なお、本発明(請求項1)では、操作部の近傍に洋風便器の幅方向において略水平な面を設け、この面に操作部の内容を示す文字を配置している。このように文字を略水平な面に設けた場合、袖部の鉛直上方から文字を読み取り易くなる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。図1は実施の形態に係る温水洗浄装置10Bの側面図、図は同正面図、図はスイッチパネルの平面図である。
【0016】
の温水洗浄装置10Bは、洋風便器の後部上面に設置される本体12Bと、該本体12Bから側方に張り出す袖部13Bと、該袖部13Bの上面に設けられたスイッチパネル14Bとを有しており、本体12Bには便座17及び便蓋18が枢着されている。
【0017】
該スイッチパネル14Bには、肛門洗浄、ビデ洗浄、温風乾燥等の作動をストップさせるストップボタン20、肛門洗浄用操作ボタン21、ビデ洗浄用操作ボタン22、洗浄の広がりを調整するためのワイド洗浄入/切ボタン24、洗浄位置前進ボタン25、その後退ボタン26、便座の温度を調整するための便座ボタン27、シャワー等の水温を調整する温水ボタン30が配置されている。各ボタンの下側にそれぞれのスイッチが設けられている(図示略)。
【0018】
図1の温水洗浄装置10では、このスイッチパネル14に洗浄強さを調整するダイヤル28は袖部13の前部に設けられている。また、図の温水洗浄装置10Bでは、温風を吹き出すためのドライボタン23がスイッチパネル14Bに設けられている。図では、各ボタンの機能を表示するための文字「止」、「おしり」、「ビデ」、「乾燥」、「便座」及び「温水」がスイッチパネル14Bに印刷等により設けられている
【0019】
1〜3では、袖部13Bの上面の全体が洋風便器に向う方向(洋風便器の左右幅方向において洋風便器の中心に向う方向)に約30°程度の下り傾斜となっている。また、図では、袖部13Bの上面は全体として洋風便器の前方に向って約20°の下り傾斜となっている。
【0020】
このように袖部13Bの上面に流水勾配をつけることにより、袖部13Bの上面に水が掛っても、この水がスムーズに流れ落ち、スイッチパネル14Bの上面にて水が乾固することがなく、水アカ等の汚れやカルキ成分等が固着することがない。
【0021】
4,5,6はそれぞれ本発明の異なる実施の形態に係る温水洗浄装置の袖部14C,14D,14Eの構成を示す正面図である。これらの袖部14C,14D,14Eは、その上面に洋風便器の左又は右方向に向って下り傾斜となる傾斜面14aと略水平な水平面14bとが設けられている。なお、この水平面14bの勾配は10°以下とくに5°以下であることが好ましい。
【0022】
の袖部14Cでは、傾斜面14aは側外方に配置され、内方(洋風便器の左右幅方向において中心を向う方向)に向って下り傾斜となっている。水平面14bは袖部14Cの内縁側に配置されている。
【0023】
の袖部14Dでは、傾斜面14aは内側に配置され、側外方に向って下り傾斜となっている。水平面14bは袖部14Dの外縁側に配置されている。
【0024】
の袖部14Eでは、その左右幅方向の中央が最も高くなっており、そこから左右方向にそれぞれ下り傾斜の傾斜面14aが設けられ、袖部14Eの内縁側及び外縁側のそれぞれに水平面14bが設けられている。
【0025】
これらの袖部14C,14D,14Eにあっては、傾斜面14aにボタン14cが設けられ、水平面14bにボタンの機能を示す文字が印刷等により設けられている。
【0026】
このような袖部14C,14D,14Eを有する温水洗浄装置においても、袖部14C,14D,14Eの上面に掛った水が傾斜面14aに沿って流れ落ちるため、ボタン14cやその周囲に水アカやカルキ成分等の汚れがこびりつくことがない。また、文字を水平面14bに設けているため、袖部の上方から文字を読み取り易い。
【0027】
なお、図の袖部14Cにあっては、袖部14Cの側外面に人差指、中指、薬指及び小指Fをかけ、傾斜面14a上のボタン14cに親指Tをかけて該ボタン14cを押圧することが容易にできる。このように指Fを袖部14Cの側外面に添えるように当てることにより、腕先や上半身を安定させることができ、目的とするボタンを指Fと親指Tとで挟みつけるようにして確実に押すことが容易となる。
【0028】
【発明の効果】
以上の通り、本発明の温水洗浄装置は、ボタン等の操作部やその周囲に汚れが付きにくい。また、本発明においては、文字を袖部上面の水平面に設けることにより文字を読み取り易くすることもできる。さらに、本発明においては、腕先や上半身を安定させて操作部を容易に操作できるよう構成することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る温水洗浄装置の側面図である。
【図2】 図の温水洗浄装置の正面図である。
【図3】 図の温水洗浄装置のスイッチパネルの平面図である。
【図4】 実施の形態に係る袖部の正面図である。
【図5】 実施の形態に係る袖部の正面図である。
【図6】 実施の形態に係る袖部の正面図である。
【図7】 従来の温水洗浄装置を備えた洋風便器の斜視図である。
【図8】 図7の温水洗浄装置のスイッチパネルの平面図である。
【符号の説明】
10,10B 温水洗浄装置
11 洋風便器
12,12B 本体
13,13B,14C,14D,14E 袖部
14,14B スイッチパネル
14a 傾斜面
14b 水平面
14c ボタン
20 ストップスイッチ
28 ダイヤル

Claims (2)

  1. 洋風便器の上面に設置される本体と、該本体から側方に張り出す袖部と、該袖部の上面に設けられた操作部と、該操作部を操作することによって温水噴出を行う洗浄ノズルとを有する温水洗浄装置であって、
    袖部の上面のうち少なくとも操作部及びその周囲を洋風便器の幅方向に向けて傾斜させて流水勾配をつけた温水洗浄装置において、
    前記操作部の近傍に前記幅方向において略水平な面を設け、この面に操作部の内容を示す文字を配置したことを特徴とする温水洗浄装置。
  2. 洋風便器の上面に設置される本体と、該本体から側方に張り出す袖部と、該袖部の上面に設けられた操作部と、該操作部を操作することによって温水噴出を行う洗浄ノズルとを有する温水洗浄装置であって、
    袖部の上面のうち少なくとも操作部及びその周囲を洋風便器の幅方向に向けて傾斜させて流水勾配をつけた温水洗浄装置において、
    袖部の側外方が高位となり内方に向って下り勾配となるように前記傾斜面が設けられていることを特徴とする温水洗浄装置。
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