JP2660686B2 - 衛生洗浄装置 - Google Patents

衛生洗浄装置

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JP2660686B2
JP2660686B2 JP19811585A JP19811585A JP2660686B2 JP 2660686 B2 JP2660686 B2 JP 2660686B2 JP 19811585 A JP19811585 A JP 19811585A JP 19811585 A JP19811585 A JP 19811585A JP 2660686 B2 JP2660686 B2 JP 2660686B2
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JP
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hot water
sanitary washing
port
jet port
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JP19811585A
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和明 藤田
宏之 松井
学 瀬野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 本発明は用便終了後、局部を温水で洗浄する衛生洗浄
装置の改良に関するものである。本発明の改良の対象と
なる従来のこの種の装置(特開昭58−210222号公報)を
第2図について説明する。1は円筒形のシリンダで、そ
の先端はノズルガイド2に固定され、後端は給湯口3を
有する基盤4に固定されている。5はシールリングであ
る。6はシリンダ1の内部に摺動自在に挿入されたノズ
ルパイプで、そのフランジ状基部7とノズルガイド2と
の間にばね8を有し、該ばね8により、シリンダ1の内
部に押込まれるよう付勢されている。9はノズルパイプ
6の先端に上向きに設けたノズル孔である。 次にその作用を説明する。給湯口3から温水を供給す
ると、温水の水圧によつてノズルパイプ6は前方に押出
される。温水はノズル孔9から噴出すると共にフランジ
状基部7とシリンダ1との間の隙間10およびノズルガイ
ド2とノズルパイプ6との間の隙間11を通つて流出し、
ノズルパイプ6の表面を洗浄する。ノズルパイプ6がさ
らに押出されてフランジ状基部7がノズルガイド2の後
端12に当接するとノズルパイプ6の進行は停止し、隙間
10、11からの温水のもれがなくなり、温水の全水圧がノ
ズルパイプ6の内部にかゝることになり、温水はノズル
孔9より勢よく噴出して局部を洗浄する。給湯を停止す
るとノズルパイプ6はばね8によつてシリンダ1の内部
に押込まれる。 ところで、上記の構造および作用を有する従来の衛生
洗浄装置には以下述べるような改良を要する問題があ
る。(1)給湯口3は給湯タンクとホースによつて結合
されており、シリンダ1に温水を供給すると最初はホー
スおよびシリンダ1内に残存する冷水が噴出する。冷水
による洗浄は不快であるばかりでなく、冬期においては
有害である。(2)ノズル孔9の噴出方向が単一方向で
あるため、温水の噴出が1方向に一定し、人体局部がそ
の位置と一致するよう人体を動かさなければならない。
また洗浄効果をあげ、洗浄感を高めるためにも人体を動
かす必要があり、これらの動作が煩雑である。本発明は
この問題の解決された衛生洗浄装置を提供することを発
明の目的とするものである。 〔発明の構成〕 本発明の衛生洗浄装置は、先端はノズルガイドに固定
され、後端は給湯口を有する基盤に固定された円筒形の
シリンダの内部に、前記ノズルガイドとの間に設けたば
ねにより前記シリンダ内に押込まれるように付勢された
ノズルパイプを摺動自在に設け、該ノズルパイプの先端
に、第1噴出口および第2噴出口を有し、この第1およ
び第2の噴出口のうちのいずれか一方を閉鎖し他方を開
放するようばねによつて付勢され、軸方向に通水孔を有
する移動弁を摺動自在に設けたノズルピースを取付けた
ことを特徴とする。 以下その実施例を第1図および第3図について説明す
る。第1図においてノズル孔9を除く1ないし12は第2
図の従来の構造と異なるところがないのでその説明を省
略する。本発明においてはノズルパイプ6の先端にノズ
ルピース13を取付けたことを特徴とする。ノズルピース
13は後方に第1噴出口14、前方に第2噴出口15を有し、
内部にはばね16により後方に付勢された移動弁17が摺動
自在に挿入されている。18は移動弁17の通孔(通水孔)
である。第1噴出口14と第2噴出口15はその噴出水が1
点に集中するようその一方又は双方を傾斜させている。
移動弁17は第1噴出口14と6第2噴出口15の間隔とほゞ
等しい長さを有し、その一方を閉鎖したときは他方を開
放する。このノズルピース13をノズルパイプ6に対し着
脱自在とし、かつ、第1噴出口14と第2噴出口15の間隔
および噴出角度の異なる数種類のノズルピース13を準備
して、交換して使用するようにすれば使用者および環境
に適応した洗浄を行なうことができる。 次にその作用を説明する。第1図は洗浄開始前の状態
を示しており、第3図(イ)は第1図の要部拡大図であ
る。給湯口3から温水を供給すると、温水はノズルパイ
プ6内を進行するが第1噴出口14は移動弁17によつて閉
鎖されているので噴出しない。したがつてシリンダ1内
の残水および流入する温水は隙間10、11を通つて排出さ
れ、ノズルパイプ6の先端およびノズルピース13の表面
を洗浄する。また、ノズルピース13の先端の空室19内の
水は移動弁17の通孔18を通つて空室19内に入る温水の水
圧によつて第2噴出口15から噴出する。しかし、この噴
出は水圧が低いので洗浄する位置に達するには至らな
い。第3図(イ)はこの状態を示している。かくしてシ
リンダ1およびノズルパイプ6に残存する冷水および当
初に流入する冷水は洗浄位置に達することなく排出され
る。 給湯口3からの給湯が進行するとノズルパイプ6はそ
の水圧によつて前方に押出され、そのフランジ状基部7
がノズルガイド2の後端12に当接すると停止する。同時
に隙間10、11からの温水の流出も停止するのでシリンダ
1の内部の水圧が高まり、移動弁17はばね16に抗して前
方に押出され、第1噴出口14を開き、第2噴出口15を閉
鎖する。したがつて第1噴出口14から洗浄温水が勢よく
噴出する。第3図(ロ)はこのときの状態を示してい
る。第1噴出口14からある期間、温水が噴出すると移動
弁17の後方の水圧が下り、移動弁17はばね16により後方
に押出されて第1噴出口14を閉じ、第2噴出口15を開
く。したがつて空室19内の温水および通孔18から空室19
に流入する温水は第2噴出口15から勢よく噴出する。第
3図(ハ)はこのときの状態を示している。第2噴出口
15からある期間洗浄水が噴出すると空室19内の水圧は低
下し、移動弁17の後方の水圧が再び高くなり、移動弁17
は再び第3図(ロ)の位置にもどされる。そしてこの間
に空室19内には通孔18によつて温水が供給される。以上
の動作が繰返されて第1噴出口14および第2噴出口15は
交互に温水を噴出して局部を洗浄する。 〔発明の効果〕 本発明の衛生洗浄装置は以上述べた構造および作用を
有するので、使用開始当初の洗浄水に冷水の噴出がな
く、最初から温水による快適な洗浄をすることができ、
また、洗浄は噴出方向を異にする第1噴出口14および第
2噴出口15より交互に噴出する温水によつて行なわれる
ので、第2図の従来の単一方向のノズル孔9による洗浄
よりも、洗浄をより効果的に行なうことができる。さら
に第1噴出口14と第2噴出口15の間隔および噴出角度を
異にする複数種のノズルピース13を準備することによつ
て使用者および環境に対応させることができるなど、い
くたのすぐれた効果を有する。
【図面の簡単な説明】 第1図:本発明の衛生洗浄装置の実施例の断面図 第2図:従来の衛生洗浄装置の断面図 第3図:(イ)(ロ)(ハ)は本発明の衛生洗浄装置の
動作説明図 1……シリンダ、2……ノズルガイド、3……給湯口、
4……基盤、5……シールリング、6……ノズルパイ
プ、7……フランジ状基部、8……ばね、9……ノズル
孔、10、11……隙間、12……ノズルガイドの後端、13…
…ノズルピース、14……第1噴出口、15……第2噴出
口、16……ばね、17……移動弁、18……通孔、19……空

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.先端はノズルガイドに固定され、後端は給湯口を有
    する基盤に固定された円筒形のシリンダの内部に、前記
    ノズルガイドとの間に設けたばねにより前記シリンダ内
    に挿込まれるように付勢されたノズルパイプを摺動自在
    に設け、該ノズルパイプの先端に、第1噴出口および第
    2噴出口を有し、この第1噴出口と第2噴出口とのいず
    れか一方を閉鎖し他方を開放するようばねによって付勢
    され、軸方向に通水孔を有する移動弁を摺動自在に設け
    たノズルピースを取付けたことを特徴とする衛生洗浄装
    置。 2.前記ノズルピースを、前記ノズルパイプの先端に着
    脱自在に取付けたことを特徴とする特許請求の範囲第
    (1)項記載の衛生洗浄装置。
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