JP2903522B2 - 人体局部洗浄装置のノズル装置 - Google Patents
人体局部洗浄装置のノズル装置Info
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- JP2903522B2 JP2903522B2 JP63234186A JP23418688A JP2903522B2 JP 2903522 B2 JP2903522 B2 JP 2903522B2 JP 63234186 A JP63234186 A JP 63234186A JP 23418688 A JP23418688 A JP 23418688A JP 2903522 B2 JP2903522 B2 JP 2903522B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は人体局部洗浄装置のノズル装置に関するもの
である。
である。
従来、この種のノズル装置では、伸縮自在なノズルか
ら洗浄水を噴出させて、人体局部の洗浄を行う装置が知
られる。
ら洗浄水を噴出させて、人体局部の洗浄を行う装置が知
られる。
そして、ノズル内の残留水を利用してノズル自体を洗
浄するもの(特開昭59−15140号公報)とか、局部洗浄
用の給水孔とは別に、専用のノズル洗浄用給水孔を設け
て、選択するノズル位置に対応してノズル洗浄を行う技
術(特開昭61−204435号)が開示されている。
浄するもの(特開昭59−15140号公報)とか、局部洗浄
用の給水孔とは別に、専用のノズル洗浄用給水孔を設け
て、選択するノズル位置に対応してノズル洗浄を行う技
術(特開昭61−204435号)が開示されている。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来の前者のものでは、ノズルの先端部以外の部
分は殆んど洗浄なし得ず、また、後者はひとつのノズル
に対して、2ケの給水孔を使用するものであるため、夫
々に水路、バルブ、バルブ制御装置等を要し、装置がや
や大きくなる嫌いがある。
分は殆んど洗浄なし得ず、また、後者はひとつのノズル
に対して、2ケの給水孔を使用するものであるため、夫
々に水路、バルブ、バルブ制御装置等を要し、装置がや
や大きくなる嫌いがある。
本発明では、ひとつの給水口にて満遍なくノズルの洗
浄が行えるようになし、従来みられた不都合の解消を計
つたものである。
浄が行えるようになし、従来みられた不都合の解消を計
つたものである。
(課題を解決するための手段) 本発明では、洗浄水が流入する単一の給水孔をシリン
ダ体後部に備えた有底のシリンダ体と、噴出孔を持つ進
退可能な段付き有底ノズルと、該有底ノズルを駆動する
ノズル移動装置とからなり、該ノズル移動装置に駆動に
より、前記有底ノズルが人体局部洗浄位置付近に進出し
たときは、洗浄水を人体局部洗浄用水路に導通し、前記
有底ノズルが収納位置付近に後退したときは、洗浄水を
ノズル洗浄用水路へ導通せしめるように切り替えるよう
にしたことを特徴とする人体局部洗浄装置のノズル装置
である。
ダ体後部に備えた有底のシリンダ体と、噴出孔を持つ進
退可能な段付き有底ノズルと、該有底ノズルを駆動する
ノズル移動装置とからなり、該ノズル移動装置に駆動に
より、前記有底ノズルが人体局部洗浄位置付近に進出し
たときは、洗浄水を人体局部洗浄用水路に導通し、前記
有底ノズルが収納位置付近に後退したときは、洗浄水を
ノズル洗浄用水路へ導通せしめるように切り替えるよう
にしたことを特徴とする人体局部洗浄装置のノズル装置
である。
(作用) 局部洗浄時には、操作部材の扱いでノズルが進出し、
シリンダに設けたシリンダ給水孔とノズル給水孔が連通
する。従つて、前記シリンダ給水孔からの侵入洗浄水は
ノズル給水腔に流入し、ノズル先端部に設けた噴出孔か
ら人体局部に向け噴出する。
シリンダに設けたシリンダ給水孔とノズル給水孔が連通
する。従つて、前記シリンダ給水孔からの侵入洗浄水は
ノズル給水腔に流入し、ノズル先端部に設けた噴出孔か
ら人体局部に向け噴出する。
ノズルを収納位置へ復帰させると、前記ノズル給水腔
はシリンダ給水孔との連通が遮断される。そしてノズル
長手外周に形成された小径部と、シリンダ内径とでなす
ノズル洗浄用水路がシリンダ給水孔と連通する。そこで
シリンダ給水孔からの通水はノズル洗浄用水路へ流出
し、ノズル外径部を満遍なく洗浄する。
はシリンダ給水孔との連通が遮断される。そしてノズル
長手外周に形成された小径部と、シリンダ内径とでなす
ノズル洗浄用水路がシリンダ給水孔と連通する。そこで
シリンダ給水孔からの通水はノズル洗浄用水路へ流出
し、ノズル外径部を満遍なく洗浄する。
(実施例) 添付第1及び2図に基づき、本発明の実施例について
説明する。図において、 1はシリンダ体で、2はノズル、3はノズル移動装置
を示す。
説明する。図において、 1はシリンダ体で、2はノズル、3はノズル移動装置
を示す。
シリンダ体1は、有底の内腔1aと該内腔1aに連通す
る、1個のシリンダ給水孔1bを形成する。
る、1個のシリンダ給水孔1bを形成する。
ノズル2は、鍔部2aと有底のノズル給水腔2bを形成
し、このノズル2は図をみて分かるように、その鍔部2a
が前記シリンダ体1の内腔1aに摺動可能に嵌合する。そ
して、この内腔1aの直径口とノズル2の長手方向小径d
部とでノズル洗浄用水路4が形成される。
し、このノズル2は図をみて分かるように、その鍔部2a
が前記シリンダ体1の内腔1aに摺動可能に嵌合する。そ
して、この内腔1aの直径口とノズル2の長手方向小径d
部とでノズル洗浄用水路4が形成される。
本発明実施例は上記の如く構成され、人体局部の洗浄
及びノズルの洗浄は、第1及び2図に示す状態に行われ
る。以下、それぞれの作用を図に基づいて説明する。
及びノズルの洗浄は、第1及び2図に示す状態に行われ
る。以下、それぞれの作用を図に基づいて説明する。
人体局部の洗浄では、ノズル2はノズル移動装置3に
より、その鍔部2aがシリンダ1の給水腔1bを通過した第
1図示位置に前進せしめられる。
より、その鍔部2aがシリンダ1の給水腔1bを通過した第
1図示位置に前進せしめられる。
そこで、前記給水孔1bより如くノズル給水腔1aに浸入
した洗浄水は、矢示の如く、ノズル給水腔2bに流入し
て、噴出孔2cより洗浄水を人体局部に向け噴出させる。
した洗浄水は、矢示の如く、ノズル給水腔2bに流入し
て、噴出孔2cより洗浄水を人体局部に向け噴出させる。
この際、ノズル鍔部2aにより、ノズル洗浄用水路4は
遮断されるため、噴出孔2cからの充分な噴出圧が得られ
る。
遮断されるため、噴出孔2cからの充分な噴出圧が得られ
る。
ノズルの洗浄では、ノズル2は第2図にみられる如
く、その鍔部2aがシリンダ内腔1aの底面付近に達するま
で後退する。従つて、シリンダ給水孔1bはノズル洗浄用
水路たる4と連通状態になる。即ち、シリンダ給水孔1b
より浸入した洗浄水が、シリンダの内腔口面とノズルの
小径d面の間を通ることにより、ノズル洗浄がその全長
に亘つて満遍なく行われる。
く、その鍔部2aがシリンダ内腔1aの底面付近に達するま
で後退する。従つて、シリンダ給水孔1bはノズル洗浄用
水路たる4と連通状態になる。即ち、シリンダ給水孔1b
より浸入した洗浄水が、シリンダの内腔口面とノズルの
小径d面の間を通ることにより、ノズル洗浄がその全長
に亘つて満遍なく行われる。
この際、ノズル鍔部2aにより、ノズル給水腔2bへの水
路が断たれるので、ノズル外面(d)を洗浄した汚水
が、前記ノズル給水腔2b内に浸入することがなく、従つ
て次回の局部洗浄時に汚水が噴出される恐れがなく衛生
的である。
路が断たれるので、ノズル外面(d)を洗浄した汚水
が、前記ノズル給水腔2b内に浸入することがなく、従つ
て次回の局部洗浄時に汚水が噴出される恐れがなく衛生
的である。
本発明では、シリンダ給水腔1bをシリンダ体1の適宜
中途位置に設置したため、ノズル鍔部2aと前記シリンダ
内腔口面により、シリンダ給水孔1bから浸入した洗浄水
を、人体局部洗浄用水路とノズル洗浄用水路へ切替える
ことができて、ただひとつのシリンダ給水孔1bにて、人
体局部とノズルの双方の洗浄が可能となる。
中途位置に設置したため、ノズル鍔部2aと前記シリンダ
内腔口面により、シリンダ給水孔1bから浸入した洗浄水
を、人体局部洗浄用水路とノズル洗浄用水路へ切替える
ことができて、ただひとつのシリンダ給水孔1bにて、人
体局部とノズルの双方の洗浄が可能となる。
本発明と目的を一にする他の解決手段として、第3,4
図(第1,2図と同一機能部には同一記号を付す)に示す
ものが考えられる。
図(第1,2図と同一機能部には同一記号を付す)に示す
ものが考えられる。
即ち、図示の如く、人体局部洗浄用水路とノズル洗浄
用水路を切替えるために、シリンダ1の給水孔1b内に、
往復反転型の専用切替え弁5を設けるというものであ
る。
用水路を切替えるために、シリンダ1の給水孔1b内に、
往復反転型の専用切替え弁5を設けるというものであ
る。
この場合、専用切替え弁5の制御装置6が必要とな
り、またシリンダ内孔部の形状が複雑となるため、製
作、コスト面でも難点を伴う。
り、またシリンダ内孔部の形状が複雑となるため、製
作、コスト面でも難点を伴う。
本発明の場合、このような不都合がなく、よく前記す
る効果を期待できる。
る効果を期待できる。
従って、本発明は、洗浄水が流入する単一の給水孔を
シリンダ体後部に備えた有底のシリンダ体と、噴出孔を
持つ進退可能な段付き有底ノズルと、該有底ノズルを駆
動するノズル移動装置とからなり、該ノズル移動装置に
駆動により、前記有底ノズルが人体局部洗浄位置付近に
進出したときは、洗浄水を人体局部洗浄用水路に導通
し、前記有底ノズルが収納位置付近に後退したときは、
洗浄水をノズル洗浄用水路へ導通せしめるように切り替
えるようにしたことを特徴とする人体局部洗浄装置のノ
ズル装置であるので、満遍なく効果的なノズル洗浄が行
えるようになり、またスペース上、コスト上において有
利なものである。
シリンダ体後部に備えた有底のシリンダ体と、噴出孔を
持つ進退可能な段付き有底ノズルと、該有底ノズルを駆
動するノズル移動装置とからなり、該ノズル移動装置に
駆動により、前記有底ノズルが人体局部洗浄位置付近に
進出したときは、洗浄水を人体局部洗浄用水路に導通
し、前記有底ノズルが収納位置付近に後退したときは、
洗浄水をノズル洗浄用水路へ導通せしめるように切り替
えるようにしたことを特徴とする人体局部洗浄装置のノ
ズル装置であるので、満遍なく効果的なノズル洗浄が行
えるようになり、またスペース上、コスト上において有
利なものである。
第1図及び第2図は、本発明実施例の説明図、第3図及
び第4図は、別手段のノズル装置説明図である。 1……シリンダ体, 1a……内腔, 1b……シリンダ給水腔, 2……ノズル, 2a……鍔部, 2b……ノズル給水腔(ノズル洗浄用水路) 2c……噴出孔, 3……ノズル移動装置, 4……洗浄用水路(ノズル洗浄用水路)。
び第4図は、別手段のノズル装置説明図である。 1……シリンダ体, 1a……内腔, 1b……シリンダ給水腔, 2……ノズル, 2a……鍔部, 2b……ノズル給水腔(ノズル洗浄用水路) 2c……噴出孔, 3……ノズル移動装置, 4……洗浄用水路(ノズル洗浄用水路)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−253831(JP,A) 実開 昭63−176177(JP,U) 実開 昭61−146581(JP,U) 実開 昭61−93571(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E03D 9/00 - 9/16
Claims (1)
- 【請求項1】洗浄水が流入する単一の給水孔をシリンダ
体後部に備えた有底のシリンダ体と、噴出孔を持つ進退
可能な段付き有底ノズルと、該有底ノズルを駆動するノ
ズル移動装置とからなり、該ノズル移動装置に駆動によ
り、前記有底ノズルが人体局部洗浄位置付近に進出した
ときは、洗浄水を人体局部洗浄用水路に導通し、前記有
底ノズルが収納位置付近に後退したときは、洗浄水をノ
ズル洗浄用水路へ導通せしめるように切り替えるように
したことを特徴とする人体局部洗浄装置のノズル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63234186A JP2903522B2 (ja) | 1988-09-19 | 1988-09-19 | 人体局部洗浄装置のノズル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63234186A JP2903522B2 (ja) | 1988-09-19 | 1988-09-19 | 人体局部洗浄装置のノズル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0285434A JPH0285434A (ja) | 1990-03-26 |
JP2903522B2 true JP2903522B2 (ja) | 1999-06-07 |
Family
ID=16967026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63234186A Expired - Fee Related JP2903522B2 (ja) | 1988-09-19 | 1988-09-19 | 人体局部洗浄装置のノズル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2903522B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TR200604048T2 (tr) * | 2004-03-31 | 2007-01-22 | Eczaciba�I Yapi Gerecler� Sanay� Ve T�Caret A.�. | Gizli taharet aparatı ve bide. |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6193571U (ja) * | 1984-11-21 | 1986-06-17 | ||
JPH0324698Y2 (ja) * | 1985-03-01 | 1991-05-29 | ||
JPS62253831A (ja) * | 1986-04-24 | 1987-11-05 | 松下電工株式会社 | 温水洗浄装置の温水洗浄ノズルの駆動機構 |
JPH0519420Y2 (ja) * | 1987-01-29 | 1993-05-21 |
-
1988
- 1988-09-19 JP JP63234186A patent/JP2903522B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH0285434A (ja) | 1990-03-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |