JP2575396B2 - 洗浄用ノズル - Google Patents

洗浄用ノズル

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JP2575396B2 JP62181410A JP18141087A JP2575396B2 JP 2575396 B2 JP2575396 B2 JP 2575396B2 JP 62181410 A JP62181410 A JP 62181410A JP 18141087 A JP18141087 A JP 18141087A JP 2575396 B2 JP2575396 B2 JP 2575396B2
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隆之 田村
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は特に温水洗浄便座(シャワートイレット)
において、洗浄水を噴出させるための洗浄用ノズルに関
する。
(従来の技術) 従来の技術としては特開昭55−78738号公報、特公昭5
9−102031号公報等がある。
(発明が解決しようとする問題点) 従来この種の洗浄用ノズルにおいて、ノズルの一部を
電動モータで駆動してノズル長を伸縮させ、ノズルへの
給水、給水停止及び電動モータの起動、停止をスイッチ
のオンオフによって制御するノズル機構の場合には機構
が複雑でノズルの清掃や停電中の使用が不能となる問題
点があった。
また、ノズルをノズル内の水圧変化によって伸縮さ
せ、かつノズル孔を開閉する開閉弁を水圧変化によって
作動させて洗浄水を噴出及び噴出停止させるノズル機構
の場合には機構が複雑化及び大型化したり、ノズルの清
掃手段を別設する必要があった。
本発明の目的は、上記問題点を解消して洗浄水を噴出
及び停止制御するための機構を簡略化しうる洗浄用のノ
ズルを提供することである。
(問題点を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本願発明の構成は、シリン
ダを給水管路に接続し、洗浄水を噴出させる吐出孔が形
成されたピストンを該シリンダ内に対し進退動動作可能
に嵌挿し、前記シリンダ内壁面と前記ピストンのピスト
ンエンドとの間隙を形成し、前記ピストンエンドの周胴
部に導入孔を形成し、該導入孔と前記吐出孔とを連通す
る孔を前記ピストン内に形成し、前記ピストンが前進端
へ進出したときに前記導入孔と前記間隙とを連通する、
前記間隙より広い連通路を形成したことを特徴とする洗
浄ノズルである。
(作 用) 上記本願発明の構成により、シリンダが給水管に接続
され、洗浄水を噴出させる吐出孔がピストンに形成さ
れ、該ピストンが前記シリンダ内に対し進退動動作可能
に嵌挿され、前記シリンダ内壁面と前記ピストンのピス
トンエンドとの間隙が形成され、導入孔が前記ピストン
エンドの周胴部に形成され、前記ピストンが前進端へ進
出したときに、前記間隙より広い連通路が前記導入孔と
前記間隙とを連通する。
このため、前記ピストンが前進端へ進出したときに、
給水管からシリンダ内に供給された水が前記ピストンの
吐出口から洗浄水として噴出する。
一方、前記ピストンが進退動中では、前記連通路が前
記導入孔に連通しないので、前記ピストンの吐出口から
洗浄水が噴出しない。
更に、上記作用を実現するために必要な部品点数が少
ないので、洗浄用ノズルの構造が簡単になる。
(実施例) 次に、本発明の一実施例を図面に従って説明する。
便器上に装着された温水洗浄便座において、便座板と
基板とが枢着された本体ケースCには第3図に示すよう
にシャワーノズル若しくはビデノズルに適用される本例
の洗浄用ノズルNが便槽内の中央部付近への伸長及び便
槽内からの退縮可能に取付けられている。本体ケースC
内に対し洗浄用ノズルNへ温水を給送するために配管さ
れた給水管路Kには洗浄用ノズルNへ供給する温水を貯
溜するために設置されて加熱用ヒータを備えた加温タン
クTと、水道水を外部管路から給水管路Kへ給送及び給
送停止させるためにスイッチのオンオフ操作によって作
動、停止制御される電磁ポンプPと、温水を2つの洗浄
用ノズルNへ分配するための三方弁Bとが組込まれ、ス
イッチのオンオフによって加温タンクT内の温水が洗浄
用ノズルNへ給送及び給送停止される。
第1図、第2図において、洗浄用ノズルNの円筒状の
シリンダ1はほぼ段付き円筒状のホルダ2の後端に対し
シールリング4を介して一部重合状態で液密状に接合さ
れ、シリンダ1の後端部に突設された取付片1aを介して
本体ケースCに取着されている。ホルダ2の前端縁の若
干後方でホルダ2内に形成された前蓋片2aの中央付近に
は両側縁がそれぞれ垂直状で上下縁がそれぞれ円弧状の
ガイド孔5が貫設される一方、ホルダ2の内周面の後端
付近に形成された段部2bと、シリンダ1の前端縁との間
には連通路として断面がほぼ型状の連通溝6が周状に
凹設され、この連通溝6の周面6aの直径はシリンダ1の
内径より若干拡大されている。
エンドキャップ7はシリンダ1の後端部を閉塞するた
めにシリンダ1内の後端部に対し液密状に嵌着され、こ
のエンドキャップ7の前側面の中央部には丸孔状の加圧
室7aが凹設されるとともに、エンドキャップ7の後端面
には加圧室7aに連通された給水孔9aをもつ接続片9が一
体状に形成され、シリンダ1はエンドキャップ7を介し
て給水管路Kに接続されている。
中空状のピストン11は洗浄用ノズルNのノズル長を約
2倍に伸長して洗浄水を噴出させるためにシリンダ1及
びホルダ2内に対し軸方向への進退動動作可能に嵌挿さ
れ、前蓋付きの細長円筒状に成形されて軸孔12が穿設さ
れかつ両側面がそれぞれ垂直平面状で上下面がそれぞれ
円弧面状に形成された基筒部11aと、この基筒部11aの後
端に突出形成された中空のほぼ段付き円盤状のピストン
エンド11bとが一体状に連設されて形成され、基筒部11a
はホルダ2のガイド孔5内に対し回り止めされて前間隙
16が形出された遊挿状態でスライド可能に貫挿される一
方、ピストンエンド11bはシリンダ1内に対し基筒部11a
とガイド孔5との前間隙16より縮小された後間隙17が形
出された遊挿状態でスライド可能に嵌合されている。ピ
ストン11にはホルダ2の前蓋片2aとピストンエンド11b
との間に介装されたスプリング18がピストン11を常には
後方へ付勢して前進端へ進出したピストン11を後退端の
待機位置へ復帰させるために外嵌されている。ピストン
エンド11bの周胴部には導入孔13がシリンダ1の内壁面
3によっで閉塞された状態でピストンエンド11bの半径
方向に沿って貫設される一方、基筒部11aの先端付近上
部には洗浄水をピストン11内から前上方へ噴出するため
にピストン11前端のキャップ片19の内側面から後方へ若
干離隔した位置に配設された吐出孔14が前方へ向って上
傾した傾斜状に貫設されている。この吐出孔14は1個乃
至複数個穿設される。また、ピストンエンド11bの中央
部付近に形成された段部にはリング状のパッキン15が嵌
装され、ピストン11はパッキン15がホルダ2の段部2bに
当接した進出端で前進動作が規制され、この状態では導
入孔13が連通溝6内へ進入する。
そして、ピストン11が後退端へ復帰した待機状態にお
いて、スイッチをオンにして電磁ポンプPを起動し、温
水を洗浄用ノズルNへ給送したときには温水が給水孔9a
を通じて加圧室7a内へ流入し、ピストンエン11bが水圧
で前方へ押圧されて前進する。このとき、温水がシリン
ダ1内でピストンエンド11bの後方に形成される後方室2
0A内からピストンエンド11bの前方に形成される前方室2
0B内へ後間隙17を通じて流出し、さらに、前間隙16を通
じて前方室20B内からホルダ2外へ流出するが、前間隙1
6が後間隙17より大きいため、後方室20A内の水圧が前方
室20B内の水圧より大となってピストンエンド11bが水圧
差によって前方へ押圧され、ピストン11がスプリング18
の弾発力に抗して前間隙16から流出する温水で洗浄され
ながら前進する。ピストン11が前進端へ進出して導入孔
13が連通溝6内へ進入すると、前方室20B内が段部2bに
当接したパッキン15で閉塞されて前方室20B内への温水
の流出が停止し、後間隙17を通じて連通溝6内へ流入し
た温水が連通溝6内から導入孔13を通じてピストン11内
へ流入し、前進端のピストン11の吐出孔14から洗浄水が
噴出する。
洗浄水の噴出後、電磁ポンプPを停止して洗浄用ノズ
ルNへの給水を停止すると、後方室20A内の温水が連通
溝6内及びピストン11内を流通して吐出孔14から漏出
し、後方室20A内の水圧がスプリング18の弾発力以下に
低減した時点でピストン11が後退動作を開始する。ピス
トン11が後退を開始すると同時に導入孔13が連通溝6内
から後方へ移行してシリンダ1の内壁面3で閉塞され、
かつパッキン15が段部2bから離間して温水が後間隙17を
通じて後方室20A内から前方室20B内へ流出し、さらに、
前間隙16を通じてホルダ2外へ流出し、ピストン11は前
間隙16から流出する温水で洗浄されながら後退し、待機
位置へ復帰する。また、ピストン11の進退動中、導入孔
13はシリンダ1の内壁面3で常に閉塞された状態で前進
及び後退し、導入孔13が連通溝6内へ進入した状態を除
いて吐出孔14からの噴出が規制される。
続いて、上記した構成をもつ実施例の作用と効果を説
明する。
さて、本例では給水管路Kに接続されたシリンダ1内
には洗浄水を噴出するための吐出孔14をもつピストン11
を軸方向への移動可能で遊挿状に嵌挿するとともに、シ
リンダ1の先方にはピストン11が前進端へ進出したとき
にシリンダ1内とピストン11内とを連通してシリンダ1
内の温水を、ピストン11のピストンエンド11bに貫設し
た導入孔13を通じてピストン11内へ導入するために凹設
された連通溝6を形成してある。
このため、洗浄水噴出機構の部品点数を削減し、かつ
全体の構造を簡略化してコストを節減しうるとともに、
洗浄水噴出機構をコンパクト化しうる特長がある。
とくに、ピストン11の前進動作中、及び後退動作中は
導入孔13が閉塞された状態でピストン11が移動するた
め、ピストン11の移動中の吐出孔14からの噴水を的確に
阻止してピストン11が前進端へ進出した必要時にのみ洗
浄水を噴出することができ、洗浄ポイント以外の部位が
洗浄水で湿潤される不具合を回避しうるとともに、ピス
トン11の進退動中の洗浄水の噴出を規制するための機構
を簡略化しうる効果がある。
また、ピストン11が前進端へ進出した状態では前間隙
16からの洗浄水の漏出を阻止し、ピストン11の前進動作
中及び後退動作中は温水が前間隙16から流出してピスト
ン11の基筒部11aの外周面全体へ流動するため、ピスト
ン11をその進退動動作の都度確実に洗浄化してピストン
11を常に清潔な状態で保持することができ、ピストン11
の清掃機構を簡略化してこの清掃機構のためのコストを
節減しうる効果がある。
なお、必要時にはピストンを引出して清掃することが
できる。
また、本例ではピストン11が摺動して最も汚れ易い前
蓋片2aをシリンダ1の前端部の後方に配設して前筒部2
の前端部付近で覆蔽してあるため、この前蓋片2a付近の
汚れを抑制することができる。
なお、ピストン11を進退動制御するための手段は上記
実施例に限定しない。
また、連通溝6及び導入孔13の形状、個数及び配設位
置等については上記実施例に限定しない。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本願発明の洗浄ノズルに
よれば、ピストンが前進端へ進出したときに、給水管か
らシリンダ内に供給された水が前記ピストンの吐出口か
ら洗浄水として噴出し、前記ピストンの進退動中、前記
洗浄水の噴出が阻止される。
更に、上記効果を実現するために必要な部品点数が少
ないので、洗浄ノズルの構造が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は伸張状
態の洗浄用ノズルの縦断面図、第2図は退縮状態の洗浄
用ノズルの縦断面図、第3図は本体ケースの内部を示す
平面図、第4図は第1図のX−X線拡大断面図、第5図
は第2図のY−Y線拡大断面図である。 1……シリンダ 3……内壁面 6……連通溝 11……ピストン 11b……ピストンエンド 12……軸孔 13……導入孔 14……吐出孔 17……後間隙 K……給水管路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダを給水管路に接続し、 洗浄水を噴出させる吐出孔が形成されたピストンを該シ
    リンダ内に対し進退動動作可能に嵌挿し、 前記シリンダ内壁面と前記ピストンのピストンエンドと
    の間隙を形成し、 前記ピストンエンドの周胴部に導入孔を形成し、該導入
    孔と前記吐出孔とを連通する孔を前記ピストンに形成
    し、 前記ピストンが前進端へ進出したときに前記導入孔と前
    記間隙とを連通する、前記間隙より広い連通路を形成し
    たことを特徴とする洗浄ノズル。
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