JP2016172976A - 温水洗浄便座装置 - Google Patents

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光浩 ▲浜▼田
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Abstract

【課題】人体局部を洗浄する局部洗浄ノズルを洗浄するノズル洗浄を行う温水洗浄便座装置において、局部洗浄ノズルの清潔性が向上する温水洗浄便座装置を提供する。
【解決手段】温水洗浄便座装置は、人体局部を洗浄する局部洗浄水を噴出する局部洗浄穴62c4、63c4を有するノズル62c、63cと、ノズル62c、63cを洗浄するノズル洗浄水を噴出するノズル洗浄穴65c,65dを有するノズル洗浄部材65と、制御装置と、を備え、制御装置は、ノズル62c,63cを収納位置P1に位置させて、かつ、ノズル洗浄穴65c,65dからノズル洗浄水を噴出させるとともに、ノズル62c,63cの局部洗浄穴62c4,63c4から局部洗浄水を噴出させてノズル62c,63cを洗浄するノズル洗浄制御を行う。
【選択図】図9

Description

本発明は、温水洗浄便座装置に関する。
温水洗浄便座装置の一形式として、特許文献1に示されているものが知られている。特許文献1の図1に示されているように、温水洗浄便座装置は、人体局部を洗浄するための洗浄水を噴出するおしり洗浄ノズル16およびビデ洗浄ノズル17、洗浄ノズル16,17に向けて洗浄水を噴出することにより、洗浄ノズル16,17を掃除する掃除ノズル18、並びに、掃除ノズル18に供給される洗浄水を加熱する熱交換器20を備えている。掃除ノズル18は、洗浄ノズル16,17における洗浄水を噴出する噴出穴が設けられた先端部外面に向けて洗浄水を噴出する。
特開2004−263421号公報
しかしながら、特許文献1の温水洗浄便座装置において、掃除ノズル18から噴出される洗浄水の水勢が比較的強い場合、洗浄ノズル16,17の外面に付着した汚れが噴出穴から洗浄ノズル16,17内部に入り込む可能性がある。この場合、洗浄ノズル16,17の清潔性が低下する。
そこで、本発明は、上述した問題を解消するためになされたもので、人体局部を洗浄する局部洗浄ノズルを洗浄するノズル洗浄を行う温水洗浄便座装置において、局部洗浄ノズルの清潔性の低下を抑制することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る温水洗浄便座装置は、便座を保持する本体部内に収納される収納位置と、水源から供給される洗浄水を、人体局部を洗浄する局部洗浄水として人体局部に向けて噴出する洗浄位置との間を移動可能に配設され、局部洗浄水を噴出する局部洗浄穴を有する局部洗浄ノズルと、本体部内に配設され、局部洗浄ノズルが収納位置に位置する場合、水源から供給される洗浄水を、局部洗浄ノズルを洗浄するノズル洗浄水として局部洗浄穴に向けて少なくとも噴出するノズル洗浄穴を有するノズル洗浄部材と、水源、局部洗浄ノズルおよびノズル洗浄部材に接続され、水源から局部洗浄穴およびノズル洗浄穴に供給される洗浄水の圧力をそれぞれ調整することにより、局部洗浄穴から噴出される局部洗浄水およびノズル洗浄穴から噴出されるノズル洗浄水の水勢をそれぞれ調整する水勢調整装置と、水勢調整装置を少なくとも制御する制御装置と、を備えた温水洗浄便座装置であって、制御装置は、局部洗浄ノズルを収納位置に位置させて、かつ、水勢調整装置によって、ノズル洗浄穴からノズル洗浄水を噴出させるとともに、局部洗浄穴から局部洗浄水を噴出させて局部洗浄ノズルを洗浄するノズル洗浄制御を行う。
これによれば、局部洗浄ノズルを洗浄するノズル洗浄が行われる場合、ノズル洗浄穴からノズル洗浄水が噴出するとともに、局部洗浄穴から局部洗浄水が噴出する。よって、ノズル洗浄を行ったノズル洗浄水が局部洗浄穴から局部洗浄ノズル内部に入り込むことを抑制することができる。したがって、局部洗浄ノズルの清潔性の低下を抑制することができる。
本発明の第一実施形態に係る温水洗浄便座装置が便器に設置されている状態を示す斜視図である。 図1に示す温水洗浄便座装置の本体部の内部を示す部分平面図である。 図2に示す洗浄ユニットの模式図である。 図2に示す水勢調整装置の軸方向断面図である。 図4に示すV−V線に沿った水勢調整装置の断面図であり、弁体が原点位置に位置している状態を表している。 図4に示すV−V線に沿った水勢調整装置の断面図であり、弁体がおしり洗浄範囲内に位置している状態を表している。 図4に示すV−V線に沿った水勢調整装置の断面図であり、弁体がビデ洗浄範囲内に位置している状態を表している。 図2に示すおしり洗浄部材の軸方向断面図であり、おしりノズルが収納位置に位置している状態を表している。 図2に示すおしり洗浄部材の軸方向断面図であり、おしりノズルが洗浄位置に位置している状態を表している。 図6に示すスプリングの特性を示す図である。 図2に示すノズル装置の部分拡大図である。 図9に示すX−X線に沿ったノズル洗浄部材の断面図である。 図10に示すXI−XI線に沿ったノズル洗浄部材の断面図である。 図10に示すXII矢視によるノズル洗浄部材の矢視図である。 本発明の第二実施形態に係る温水洗浄便座装置におけるおしり洗浄部材の軸方向断面図である。 本発明の第三実施形態に係る温水洗浄便座装置における洗浄ユニットの模式図である。 本発明の第四実施形態に係る温水洗浄便座装置におけるおしり洗浄部材の軸方向断面図である。 本発明の第五実施形態に係る温水洗浄便座装置におけるノズル装置の断面図であり、おしり洗浄部材の軸方向断面を表している。
以下、本発明による温水洗浄便座装置1の第一実施形態について説明する。なお、本明細書においては説明の便宜上、図1における上側および下側をそれぞれ温水洗浄便座装置1の上方および下方とし、同じく左上側および右下側をそれぞれ温水洗浄便座装置1の後方および前方とし、同じく左下側および右上側を、それぞれ温水洗浄便座装置1の左方および右方として説明する。
温水洗浄便座装置1は、図1に示すように腰掛式便器2に取り付けられている。温水洗浄便座装置1は、本体部10、便座20および便座20を覆う便蓋30を備えている。本体部10は、ケーシング11(図1,2参照)、人体局部の洗浄を行う洗浄ユニット40(図2参照)および温水洗浄便座装置1を統括制御する制御装置50(図1参照)を備えている。
ケーシング11は、中空の箱状に形成されている。ケーシング11は、例えばポリプロピレン等の樹脂材料が用いられ、射出成型によって形成されている。ケーシング11は、第一ケーシング11aおよび第二ケーシング11bを備えている(図1、図2および図6参照)。
第一ケーシング11aは、本体部10の上方を覆うとともに、底部を開放する箱状に形成されている。第一ケーシング11aは、便座20および便蓋30を回動可能に保持する。第二ケーシング11bは、ケーシング11の底部を構成する。第二ケーシング11bは、第一ケーシング11aの底部を覆うように、平面矩形の板状に形成されている。ケーシング11には、洗浄ユニット40および制御装置50が収納されている。
洗浄ユニット40は、図2に示すように、第二ケーシング11bに配設されている。洗浄ユニット40は、給水バルブ41、温水タンク42、第一接続ホース43およびノズル装置44(60)を備えている。
給水バルブ41は、図3に示すように、水道配管3(本発明の水源に相当)に取り付けられた分岐水栓3aに、洗浄水を流通させる第一流路L1を構成する給水ホース(図示なし)を介して接続されている。分岐水栓3aは、水道配管3に流れる上水を洗浄水として給水ホース(第一流路L1)に導入するものである。給水バルブ41は、給水ホースから導入された洗浄水を温水タンク42に供給する。給水バルブ41は、給水ホースと温水タンク42との間の洗浄水の流路である第二流路L2を構成する。給水バルブ41は、ストレーナ41a、逆止弁41b、定流量弁41c、止水電磁弁41d、リリーフバルブ41eを備えている。
ストレーナ41aは、上水に含まれるゴミ等を除去するものである。逆止弁41bは、分岐水栓3aから温水タンク42への洗浄水の流れを許容するが、逆方向の流れを規制するものである。定流量弁41cは、第二流路L2に流れる洗浄水の流量を一定に維持するものである。止水電磁弁41dは、制御装置50から送信される制御信号により、第二流路L2を開状態または閉状態にするものである。本実施形態においては、止水電磁弁41dは、通常時(非制御時)に第二流路L2を閉状態にする。リリーフバルブ41eは、水道配管3から供給された洗浄水を排出することにより、温水タンク42およびノズル装置44に供給される洗浄水の圧力を調節するものである。
温水タンク42は、供給された洗浄水を貯留するとともに、加熱するものである。温水タンク42は、図3に示すように、タンク部42a、ヒータ42bおよび温度センサ42cを備えている。タンク部42aは、内部に洗浄水を貯留するものである。タンク部42aは、例えばポリプロピレン等の樹脂材料によって中空の箱状に形成されている。ヒータ42bは、タンク部42aに貯留された洗浄水を、制御装置50から送信される制御信号にしたがって加熱するものである。ヒータ42bは、例えばシーズヒータである。温度センサ42cは、タンク部42aに貯留された洗浄水の温度を検出し、検出結果を制御装置50に送信するものである。
第一接続ホース43は、温水タンク42とノズル装置44とを接続し、洗浄水の流路である第三流路L3を構成するものである。第一接続ホース43は、例えばニトリルゴム等にて形成された管状のホースである。なお、本実施形態においては、給水バルブ41と温水タンク42とは、にホース等を介さずに直接接続されている。
ノズル装置60は、第一接続ホース43から供給された洗浄水を局部洗浄水として人体局部に向けて噴出することにより、人体局部を洗浄するものである。ノズル装置60は、水勢調整切替バルブ61(本発明の水勢調整装置に相当)、おしり洗浄を行う局部洗浄水を噴出するおしり洗浄部材62、ビデ洗浄を行う局部洗浄水を噴出するビデ洗浄部材63、第二接続ホース64、および、おしりノズル62cおよびビデノズル63cの洗浄を行うノズル洗浄水を噴出するノズル洗浄部材65を備えている。また、ノズル装置60は、洗浄水の流路を構成する第四流路L4、第五流路L5および第六流路L6を備えている。第四流路L4は、水勢調整切替バルブ61とおしり洗浄部材62とを接続する流路である。第五流路L5は、水勢調整切替バルブ61とビデ洗浄部材63とを接続する流路である。第六流路L6は、水勢調整切替バルブ61とノズル洗浄部材65とを接続する流路である。第六流路L6は、第二接続ホース64によって構成されている。
水勢調整切替バルブ61は、流路L3,L4,L5,L6に接続され、第三流路L3(第一接続ホース43)から供給された洗浄水を、各流路L4,L5,L6に選択的に切り替えて導出するものである。また、水勢調整切替バルブ61は、各洗浄部材62,63に供給される局部洗浄水の圧力を調整することにより、局部洗浄水およびノズル洗浄水の水勢を調整する。水勢調整切替バルブ61は、図4乃至図5Cに示すように、バルブボディ61a、弁体61b、第一シール部材61c、第二シール部材61dおよびモータ61eを備えている。
バルブボディ61aは、前端を開口する円筒状に形成され、内部に弁体61bを軸線61f周りに回動可能に収納するものである。バルブボディ61aは、4つのポート61a1〜61a4を備えている。第一ポート61a1は、バルブボディ61aの後端部に形成され、一端を第一開口部61a5にてバルブボディ61a内部と接続され、他端を第一接続ホース43に接続されている。第二ポート61a2は、図5Aに示すように、バルブボディ61aの側壁から左方に向かって突出し、一端を第二開口部61a6にてバルブボディ61a内部と接続され、他端を第四流路L4に接続されている。第三ポート61a3は、バルブボディ61aの側壁から右方に向かって突出し、一端を第三開口部61a7にてバルブボディ61a内部と接続され、他端を第五流路L5に接続されている。第四ポート61a4は、図4および図5Aに示すように、バルブボディ61aの側壁から下方に向かって突出し、一端を第四開口部61a8にてバルブボディ61a内部と接続され、他端を第六流路L6に接続されている。
弁体61bは、図4に示すように、後端を第一開口部61a5に向けて開口する円筒状に形成されている。弁体61bの外周面は、バルブボディ61aの内周面と液密に周方向に摺動可能に形成されている。弁体61bの側壁には、図4乃至図5Cに示すように、弁体61b内部と第二開口部61a6とを連通可能に形成された第一連通穴61b1、弁体61b内部と第三開口部61a7とを連通可能に形成された第二連通穴61b2、および、弁体61b内部と第四開口部61a8とを連通可能に形成された第三連通穴61b3が形成されている。このようにバルブボディ61aおよび弁体61bを形成することにより、第一接続ホース43から供給される洗浄水は、第一ポート61a1の第一開口部61a5から弁体61b内部に供給される。第一連通穴61b1と第二開口部61a6とが連通する場合、弁体61b内部に供給された洗浄水は、第二ポート61a2さらに第四流路L4に導出される。また、第二連通穴61b2と第三開口部61a7とが連通する場合、弁体61b内部に供給された洗浄水は、第三ポート61a3さらに第五流路L5に導出される。さらに、第三連通穴61b3と第四開口部61a8とが連通する場合、弁体61b内部に供給された洗浄水は、第四ポート61a4さらに第六流路L6に導出される。
弁体61bは、原点位置HPから図5Bに矢印にて示す時計周りCWに回動することにより、おしり洗浄回動範囲内に位置する。おしり洗浄回動範囲は、弁体61bの回動可能な範囲のうち、おしりノズル62cのみから局部洗浄水が噴出する範囲である。具体的には、おしり洗浄回動範囲は、弁体61b内部と第二開口部61a6とが第一連通穴61b1を介して連通され、かつ、弁体61b内部と開口部61a7,61a8とが遮断される範囲である。
また、第一連通穴61b1は、図4に示すように、周方向長さを開口部61a6の周方向長さより長く、かつ、弁体61bの周方向に沿って上方から下方に向かうにしたがって軸線61f方向に沿った長さを短くする三角形状に形成されている。このように第一連通穴61b1を形成することで、弁体61bの回動によって、第一連通穴61b1が第二開口部61a6に対して開口する面積である第一開口面積を調整することができる。具体的には、弁体61bが原点位置HPから時計周りCWに回動するにしたがって、第一開口面積が増加するように調整される。これにより、弁体61b内部と第二開口部61a6との間に形成される流路の流路抵抗を調整することができるため、おしり洗浄部材62に供給される洗浄水の圧力を調整することができる。
また、弁体61bは、原点位置HPから図5Cに矢印にて示す反時計周りCCWに回動することにより、ビデ洗浄回動範囲内に位置する。ビデ洗浄回動範囲は、弁体61bの回動可能な範囲のうち、ビデノズル63cのみから局部洗浄水が噴出する範囲である。具体的には、ビデ洗浄回動範囲は、弁体61b内部と第三開口部61a7とが第二連通穴61b2を介して連通され、かつ、弁体61b内部と開口部61a6,61a8とが遮断される範囲である。弁体61bがビデ洗浄回動範囲内にて回動することによって、第二連通穴61b2が第三開口部61a7に対して開口する面積である第二開口面積が調整されるため、上述したおしり洗浄部材62の場合と同様に、ビデ洗浄部材63に供給される洗浄水の圧力を調整することができる。
第三連通穴61b3は、第四開口部61a8より小さい断面円状に形成されている。
弁体61bは、人体局部の洗浄が行われていない場合、図4および図5Aに示す原点位置HPに位置する。弁体61bが原点位置HPに位置する場合、弁体61b内部と、各開口部61a6,61a7,61a8とが、各連通穴61b1,61b2,61b3を介して連通される。この場合において、第一開口面積および第二開口面積は、各洗浄部材62,63に供給される洗浄水の圧力値が第一圧力値Pr1となるように設定されている。第一圧力値Pr1は、おしりノズル62cおよびビデノズル63cを収納位置P1に位置させる洗浄水の最大圧力値以下の圧力値である(後述する)。さらに、弁体61bが原点位置HPに位置する場合、第三連通穴61b3が第四開口部61a8に対して開口する面積である第三開口面積は、第一開口面積および第二開口面積より大きくなるように設定されている。これにより、弁体61bが原点位置HPに位置する場合、ノズル洗浄部材65に供給される洗浄水の圧力値は、第一圧力値Pr1より大きくなるように設定されている。
第一シール部材61cは、図4に示すように、弁体61bの後端部に周方向に全周に亘って形成された環状溝61b4に配設され、第一開口部61a5から供給される洗浄水が弁体61bの外周面とバルブボディ61aの内周面との間から各開口部61a6,61a7,61a8へ漏れることを防ぐものである。第二シール部材61dは、弁体61bの前端部に周方向に全周に亘って形成された環状溝61b5に配設され、各連通穴61b1,61b2,61b3から導出される洗浄水がバルブボディ61aの前端から外部へ漏れることを防ぐものである。各シール部材61c,61dは、例えばEPDMで形成されたOリングである。
モータ61eは、制御装置50から送信される制御指令値に従って、弁体61bをバルブボディ61aに対して回動させるものである。モータ61eは、例えばステッピングモータである。モータ61eは、出力軸61e1が弁体61bの前端面から窪むように形成された凹部61b6に嵌るように、バルブボディ61aの前端部に固定されている。
おしり洗浄部材62は、図6および図7に示すように、シリンダ62a、キャップ62b、おしりノズル62c、チェックバルブ62dおよびノズルスプリング62eを備えている。
シリンダ62aは、両端を開口する円筒状に形成されている。シリンダ62aは、おしりノズル62cを軸線62f方向に沿って移動可能に収納するものである。シリンダ62aは、先端側(図6の左下側)から順に小径部62a1、段部62a2および大径部62a3が形成されている。小径部62a1の先端側には、開口部62a4が形成されている。開口部62a4は、おしりノズル62cの筒部62c1(後述する)の外周面の形状に沿うように、かつ、おしりノズル62cを軸線62f方向に沿って移動可能に形成されている。開口部62a4の周縁には、環状の段部62a5が形成されている。また、段部62a2の内面は、小径部62a1から大径部62a3に向かうにしたがって、内径を徐々に大きくするテーパ状に形成されている。
キャップ62bは、大径部62a3の後端側(図6の右上側)の開口部を塞ぐように形成されている。キャップ62bには、第四流路L4に相当するL字状の給水ポート62b1が形成されている。給水ポート62b1の一端は、シリンダ62aの内部に開口する。給水ポート62b1の他端は、水勢調整切替バルブ61の第二ポート61a2が、例えば嵌合することにより接続されている。また、キャップ62bのシリンダ62a内に対向する面には、軸線62f方向に沿ってシリンダ62aの内部に向かって延びるように突出する円柱状の突出部62b2、および、シリンダ62aの内部に向かって突起する複数の凸部62b3が形成されている。突出部62b2は、おしりノズル62cが収納位置P1に位置する場合、チェックバルブ62dの弁体62d2を押圧するように形成されている(後述する)。
おしりノズル62cは、局部洗浄水を噴出するものである。おしりノズル62cは、本体部10(ケーシング11)内に収納される収納位置P1(図2および図6参照)と、洗浄水を局部洗浄水として人体局部に向けて噴出する洗浄位置P2(図7参照)との間を移動可能にシリンダ62aに配設されている。また、おしりノズル62cは、シリンダ62a内に供給される洗浄水の圧力によって収納位置P1から洗浄位置P2に移動する水圧駆動式ノズルである。おしりノズル62cは、筒部62c1、ピストン部62c2、曲面部62c3および局部洗浄穴62c4を備えている。
筒部62c1は、軸線62f方向に沿って延びるとともに、後端部に軸線62fに沿ってシリンダ62a内に向けて開口する開口部62c1aを有する筒状に形成されている。
ピストン部62c2は、筒部62c1の後端部に、周方向全周に亘って径方向外側に向かって突出する鍔状に形成されている。ピストン部62c2の外周面は、シリンダ62aの大径部62a3の内周面と液密に軸線62fに沿って摺動可能に形成されている。ピストン部62c2の後端面は、凸部62b3の頂部と接触可能に形成されている。
曲面部62c3は、シリンダ62aの段部62a2の内面に接触可能に形成されている。曲面部62c3は、ピストン部62c2の前端部に、周方向全周に亘って曲率を一定とする環状に形成された曲面である。
局部洗浄穴62c4は、筒部62c1内部から外部に向かって開口し、おしりノズル62cに供給された洗浄水を局部洗浄水として噴出する貫通穴である。
チェックバルブ62dは、おしりノズル62cの開口部62c1aに配設され、開口部62c1aから局部洗浄穴62c4への洗浄水の流れを許容する開状態と、逆方向の流れを規制する閉状態とを有するものである。チェックバルブ62dは、弁座62d1、弁体62d2、弁体62d2を弁座62d1に向かって付勢するバルブスプリング62d3、および、弁体62d2およびバルブスプリング62d3を保持する保持部材62d4を備えている。弁体62d2は、軸線62fに沿って移動可能に保持されている。チェックバルブ62dの開状態は、図6および図7に実線にて示すように、弁座62d1と弁体62d2とが離れた状態である。チェックバルブ62dの閉状態は、弁体62d2がバルブスプリング62d3の付勢力によって図6に破線にて示す位置に位置することにより、弁座62d1と弁体62d2とが接触する状態である。弁座62d1および保持部材62d4は、開口部62c1aに例えば圧入により固定されている。おしりノズル62cの後端側から弁体62d2に作用する洗浄水の圧力によって生じる荷重が、チェックバルブ62dが閉状態であるときのバルブスプリング62d3の付勢力であるバルブスプリング荷重Fbより大きい場合、弁体62d2がバルブスプリング62d3の付勢力に抗っておしりノズル62cの先端側に移動することにより、チェックバルブ62dが開状態になる。一方、おしりノズル62cの後端側から弁体62d2に作用する洗浄水の圧力によって生じる荷重が、バルブスプリング荷重Fb以下である場合、バルブスプリング62d3の付勢力によって、チェックバルブ62dが閉状態になる。
ノズルスプリング62eは、おしりノズル62cを軸線62fに沿っておしりノズル62cの後端側に付勢するものである。ノズルスプリング62eは、シリンダ62aの内周面と筒部62c1の外周面との間に配設されている。ノズルスプリング62eの一端が段部62a5に接触し、他端がピストン部62c2の前端面に接触する。ノズルスプリング62eは、図8に示すように、収納位置P1に位置する場合、第一ノズルスプリング荷重Fn1にておしりノズル62cを付勢する。また、ノズルスプリング62eは、おしりノズル62cが洗浄位置P2に位置する場合、第一ノズルスプリング荷重Fn1より大きい第二ノズルスプリング荷重Fn2にておしりノズル62cを付勢する。
上述したノズルスプリング荷重Fn1,Fn2およびバルブスプリング荷重Fbと、洗浄水がおしりノズル62cを押圧する荷重との関係について、図8を用いて説明する。
第一ノズルスプリング荷重Fn1は、第一押圧荷重Fp1より大きくなるように設定されている。第一押圧荷重Fp1は、洗浄水の圧力が第一圧力値Pr1であるときに、ピストン部62c2の後端面に作用することにより生じるおしりノズル62cを押圧する荷重である。第一押圧荷重Fp1は、ピストン部62c2の後端面の面積と第一圧力値Pr1との積である。これにより、シリンダ62a内に供給される洗浄水の圧力値が第一圧力値Pr1である場合、または、シリンダ62a内に洗浄水が供給されていない場合、おしりノズル62cは、ノズルスプリング62eの付勢力によって、おしりノズル62cが収納位置P1に位置する(図6参照)。
第二ノズルスプリング荷重Fn2は、第二押圧荷重Fp2より小さくなるように設定されている。第二押圧荷重Fp2は、ピストン部62c2の後端面に洗浄水の圧力が第二圧力値Pr2にて作用することにより生じるノズル62cを押圧する荷重である。第二圧力値Pr2は、人体局部を洗浄する場合における最小圧力値であり、第一圧力値Pr1より大きい圧力値となるように設定されている。第二押圧荷重Fp2は、ピストン部62c2の後端面の面積と第二圧力値Pr2との積である。これにより、人体局部を洗浄するために洗浄水が第二圧力値Pr2以上にてシリンダ62a内に供給された場合、おしりノズル62cがノズルスプリング62eの付勢力に抗って移動し、洗浄位置P2に位置する(図7参照)。
また、洗浄水がシリンダ62a内に第二圧力値Pr2以上にて供給されておしりノズル62cが洗浄位置P2に位置する場合、チェックバルブ62dが開状態となるように、バルブスプリング荷重Fbが第二押圧荷重Fp2より小さくなるように設定されている。さらに、おしりノズル62cが収納位置P1から洗浄位置P2に移動している場合に、チェックバルブ62dが閉状態となるように、バルブスプリング荷重Fbは、第二押圧荷重Fp2と第二ノズルスプリング荷重Fn2との差分より大きくなるように設定されている。
おしりノズル62cが収納位置P1に位置する場合、ピストン部62c2の後端面と凸部62b3の先端部とが接触する。また、この場合、図6に示すように、局部洗浄穴62c4がシリンダ62aの外部に位置する。さらにこの場合、弁体62d2が突出部62b2に押圧されることにより、チェックバルブ62dが開状態となる。一方、おしりノズル62cが洗浄位置P2に位置する場合、図7に示すように、シリンダ62aの段部62a2内面とおしりノズル62cの曲面部62c3とが接触する。段部62a2内面と曲面部62c3とが接触することにより、大径部62a3内の洗浄水の小径部62a1への漏れを抑制することができる。
ビデ洗浄部材63は、図2に示すように、シリンダ63a、キャップ63b、ビデノズル63c、チェックバルブ(図示なし)およびノズルスプリング(図示なし)を備え、それぞれ、おしり洗浄部材62と同様に形成されている。但し、ビデノズル63cの局部洗浄穴63c4は、複数形成されている。おしりノズル62cおよびビデノズル63cは、本発明における局部洗浄ノズルに相当する。
第二接続ホース64は、水勢調整切替バルブ61とノズル洗浄部材65とを接続し、洗浄水の流路である第六流路L6を構成するものである。第二接続ホース64は、例えばニトリルゴム等にて形成された管状のホースである。
ノズル洗浄部材65は、第二接続ホース64から供給された洗浄水を、おしりノズル62cおよびビデノズル63cを洗浄するノズル洗浄水として、おしりノズル62cおよびビデノズル63cに向けて噴出するものである。ノズル洗浄部材65は、本体部10内に配設され、図9に示すように、ノズル洗浄ボディ65a、給水ポート65b、第一ノズル洗浄穴65cおよび第二ノズル洗浄穴65dを備えている。
ノズル洗浄ボディ65aは、図6、図7および図9に示すように、シリンダ62a,63aの先端部上面に配設され、中空の箱状に形成されている。給水ポート65bは、図9に示すように、第二接続ホース64から供給される洗浄水をノズル洗浄ボディ65a内部に導出するものである。給水ポート65bは、ノズル洗浄ボディ65aの右側壁から右方に突出するように形成され、一端を第二接続ホース64に接続され、他端をノズル洗浄ボディ65aの内部に開口するように形成されている。
ノズル洗浄穴65c,65dは、ノズル洗浄ボディ65aの前側壁65a1に形成され、ノズル洗浄部材65に供給された洗浄水をノズル洗浄水として噴出するものである。第一ノズル洗浄穴65cは、ノズル洗浄ボディ65aの前側壁65a1の左側に配設され、おしりノズル62cが収納位置P1に位置する場合、ノズル洗浄水を、局部洗浄穴62c4を有する先端部に向かって噴出するように形成されている。第二ノズル洗浄穴65dは、ノズル洗浄ボディ65aの前側壁65a1の右側に配設され、ビデノズル63cが収納位置P1に位置する場合、ノズル洗浄水を、局部洗浄穴63c4を有する先端部に向かって噴出するように形成されている。このように、ノズル洗浄穴65c,65dは、局部洗浄穴62c4,63c4に向けて少なくとも噴出する。
また、ノズル洗浄穴65c,65dは、ノズル洗浄水を局部洗浄穴62c4,63c4に向かうに従って平面視にて扇状に広がって噴出させるように形成されている。具体的には、図10乃至図12に示すように、第一ノズル洗浄穴65cは、凹部65eおよび切り込み部65fによって形成されている。凹部65eは、前側壁65a1の内面から前方に向かって球状に窪むように形成されている。切り込み部65fは、前側壁65a1の外面から後方に向かって上下方向の幅が徐々に狭くなるテーパ状に形成されるとともに、凹部65eを前側壁65a1の外面側から切り込むように形成されている。これにより、第一ノズル洗浄穴65cは、左右方向を長手方向とする貫通穴に形成される。また、第二ノズル洗浄穴65dにおいても、第一ノズル洗浄穴65cと同様の貫通穴に形成されている。
さらに、ノズル洗浄穴65c,65dは、弁体61bが原点位置HPに位置している状態にて、ノズル洗浄部材65に洗浄水が供給された場合、ノズル洗浄穴65c,65dからノズル洗浄水が第一水勢にて噴出されるように形成されている。
また、局部洗浄穴62c4,63c4は、弁体61bが原点位置HPに位置している状態にて、シリンダ62a,63a内に洗浄水が第一圧力値Pr1にて供給された場合、局部洗浄穴62c4,63c4から局部洗浄水が第一水勢より弱い第二水勢にて噴出されるように形成されている。このように、第二水勢を第一水勢より弱くするために、上述したように、弁体61bが原点位置HPに位置する場合において、ノズル洗浄部材65に供給される洗浄水の圧力値が第一圧力値Pr1より大きくなるように設定され、かつ、各ポート61a2,61a3,61a4から局部洗浄穴62c4,63c4およびノズル洗浄穴65c,65dまでのそれぞれの流路抵抗が設定されている。それぞれの流路抵抗は、予め実験等によって実測されて導出されている。
制御装置50は、止水電磁弁41d、温度センサ42c、ヒータ42bおよび水勢調整切替バルブ61のモータ61eと、電気的に接続されている。制御装置50は、温度センサ42cよって検出される信号に基づいて、ヒータ42bを制御して、洗浄水の温度を所定温度(例えば39℃)に調整する。また、使用者によって操作部(図示なし)における人体局部を洗浄するためのスイッチ(図示なし)が操作され、その操作に応じた制御信号を制御装置50が受信した場合、洗浄水の流量が所定流量(例えば0.8L/分)となるように、止水電磁弁41dおよびモータ61eが制御装置50によって制御され、おしりノズル62cまたはビデノズル63cから局部洗浄水が人体局部に向けて噴出される。
制御装置50は、おしりノズル62cから局部洗浄水を噴出させる場合、止水電磁弁41dによって第二流路L2を開状態にし、モータ61eによって、弁体61bを図5Aに示す原点位置HPからおしり図5Bに示す洗浄回動範囲内の位置に回動させる。これにより、第二流路L2から温水タンク42および第一接続ホース43を介して水勢調整切替バルブ61の第一ポート61a1に供給された洗浄水は、図4および図5Bに示す第一ポート61a1の第一開口部61a5、弁体61b内部、第一連通穴61b1、第二開口部61a6から第二ポート61a2に導出される。そして、第二ポート61a2から導出された洗浄水は、図7に破線の矢印にて示すように、給水ポート62b1からシリンダ62a内に導入される。人体局部が洗浄される場合、シリンダ62a内に供給された洗浄水の圧力値が第二圧力値Pr2以上であるため、おしりノズル62cが洗浄水によって押圧されて収納位置P1から洗浄位置P2に移動する。おしりノズル62cが洗浄位置P2に到達した場合、チェックバルブ62dが開状態となり、洗浄水が筒部62c1内に導入され、局部洗浄水が局部洗浄穴62c4から人体局部に向かって噴出する。
制御装置50は、おしりノズル62cからの局部洗浄水の噴出を停止させる場合、止水電磁弁41dによって第二流路L2を閉状態にし、モータ61eによって、弁体61bを図5Bに示すおしり洗浄回動範囲内の位置から図5Aに示す原点位置HPに戻す。これにより、局部洗浄穴62c4から局部洗浄水の噴出が停止して、シリンダ62a内の洗浄水の圧力値が低下する。そして、おしりノズル62cを押圧する荷重が第一ノズルスプリング荷重Fn1より小さくなった場合、ノズルスプリング62eの付勢力によっておしりノズル62cが洗浄位置P2から収納位置P1に戻る。
次に、上述した温水洗浄便座装置1が、ノズル洗浄部材65からノズル洗浄水を噴出させて、ノズル62c,63cの先端部を洗浄するノズル洗浄制御を行う場合の動作について説明する。例えば、使用者によって操作部におけるノズル62c,63cの先端部を洗浄するためのスイッチ(図示なし)が操作され、その操作に応じた制御信号を制御装置50が受信した場合、制御装置50は、ノズル洗浄制御を開始する。具体的には、制御装置50は、止水電磁弁41dによって、第二流路L2を開状態にして、弁体61bを原点位置HPに位置させる。これにより、水勢調整切替バルブ61に導入された洗浄水は、各流路L4,L5,L6それぞれに導出される。
弁体61bが原点位置HPに位置する場合、第四流路L4に導出された洗浄水は、第一圧力値Pr1にてシリンダ62a内に供給される。このとき、おしりノズル62cは、上述したように収納位置P1に位置したままである。そして、チェックバルブ62dは、突出部62b2によって開状態になっているため、図6に実線の矢印にて示すように、洗浄水がおしりノズル62c内に導入されて局部洗浄穴62c4から第二水勢にて噴出する。
第五流路L5に導出された洗浄水は、第四流路L4に導出された洗浄水と同様に、第一圧力値Pr1にてシリンダ63a内に供給される。そして、ビデノズル63cが収納位置P1に位置したまま、洗浄水が局部洗浄穴63c4から第二水勢にて噴出する。
第六流路L6(第二接続ホース64)に導出された洗浄水は、図6および図9に破線の矢印にて示すように、ノズル洗浄ボディ65a内に導入され、ノズル洗浄穴65c,65dから扇状に第一水勢にて噴出する。これにより、局部洗浄穴62c4,63c4を含むノズル62c,63cの先端部が洗浄される。
制御装置50は、ノズル洗浄制御を開始してから所定時間(例えば6秒)が経過した場合、ノズル洗浄制御を終了する。具体的には、制御装置50は、止水電磁弁41dによって、第二流路L2を閉状態にする。これにより、ノズル洗浄水および局部洗浄水の噴出が停止する。
本実施形態によれば、温水洗浄便座装置1は、便座20を保持する本体部10(ケーシング11)内に収納される収納位置P1と、水道配管3から供給される洗浄水を、人体局部を洗浄する局部洗浄水として人体局部に向けて噴出する洗浄位置P2との間を移動可能に配設され、局部洗浄水を噴出する局部洗浄穴62c4,63c4を有するノズル62c,63cと、本体部10内に配設され、ノズル62c,63cが収納位置P1に位置する場合、水道配管3から供給される洗浄水を、ノズル62c,63cを洗浄するノズル洗浄水として局部洗浄穴62c4,63c4に向けて少なくとも噴出するノズル洗浄穴65c,65dを有するノズル洗浄部材65と、水道配管3、ノズル62c,63cおよびノズル洗浄部材65に接続され、水道配管3から局部洗浄穴62c4,63c4およびノズル洗浄穴65c,65dに供給される洗浄水の圧力をそれぞれ調整することにより、局部洗浄穴62c4,63c4から噴出される局部洗浄水およびノズル洗浄穴65c,65dから噴出されるノズル洗浄水の水勢をそれぞれ調整する水勢調整切替バルブ61と、水勢調整切替バルブ61を少なくとも制御する制御装置50と、を備えている。制御装置50は、ノズル62c,63cを収納位置P1に位置させて、かつ、水勢調整切替バルブ61によって、ノズル洗浄穴65c,65dからノズル洗浄水を噴出させるとともに、局部洗浄穴62c4,63c4から局部洗浄水を噴出させてノズル62c,63cを洗浄するノズル洗浄制御を行う。
これによれば、ノズル62c,63cを洗浄するノズル洗浄が行われる場合、ノズル洗浄穴65c,65dからノズル洗浄水が噴出するとともに、局部洗浄穴62c4,63c4から局部洗浄水が噴出する。よって、ノズル洗浄を行ったノズル洗浄水が局部洗浄穴62c4,63c4からノズル62c,63c内部に入り込むことを抑制することができる。したがって、ノズル62c,63cの清潔性の低下を抑制することができる。
また、制御装置50は、ノズル洗浄制御を行う場合、水勢調整切替バルブ61によって、ノズル洗浄穴65c,65dからノズル洗浄水を第一水勢にて噴出させるとともに、局部洗浄穴62c4,63c4から局部洗浄水を前記第一水勢より弱い第二水勢にて噴出させる。
これによれば、ノズル洗浄が行われる場合、ノズル62c,63cから噴出する洗浄水の水勢が第一水勢より弱い第二水勢であるため、洗浄水がノズル62c,63cを押圧する荷重を比較的小さくすることができる。よって、ノズル62c,63cが洗浄水の圧力によって移動する水圧駆動式ノズルである場合においても、ノズル62c,63cを収納位置P1に位置させることができる。したがって、ノズル62c,63cの各局部洗浄穴62c4,63c4の周辺を確実に洗浄することができる。
ノズル洗浄が行われているときにおいて、例えば局部洗浄水の水勢が比較的大きい場合、局部洗浄水とノズル洗浄水とが干渉することにより、ノズル洗浄水の水勢が弱くなり、ノズル洗浄水のノズル62c,63cに対する洗浄性能が低下するときがある。これに対して、本実施形態の温水洗浄便座装置1は、ノズル洗浄水の第一水勢より局部洗浄水の第二水勢が弱いため、局部洗浄水とノズル洗浄水との干渉によりノズル洗浄水の水勢が弱くなることを抑制することができる。よって、ノズル洗浄水のノズル62c,63cに対する洗浄性能の低下を抑制することができる。
また、ノズル62c,63cは、ノズル62c,63cに供給される洗浄水の圧力によって、収納位置P1から洗浄位置P2に移動する水圧駆動式ノズルであり、局部洗浄水の第二水勢に相当する局部洗浄穴62c4,63c4に供給される洗浄水の圧力値は、ノズル62c,63cを収納位置P1に位置させる洗浄水の最大圧力値以下に設定されている。
これによれば、ノズル62c,63cが水圧駆動式ノズルである場合においても、ノズル62c,63cの洗浄を行うときに、ノズル62c,63cを収納位置P1に確実に位置させることができる。したがって、局部洗浄穴62c4,63c4を含むノズル62c,63cの先端部をさらに確実に洗浄することができる。
また、ノズル洗浄穴65c,65dは、ノズル洗浄水をノズル62c,63cに向かうにしたがって扇状に広がって噴出させるように形成されている。
例えばノズル洗浄穴が断面円状に形成され、直線状のノズル洗浄水を噴出させてノズル62c,63cの局部洗浄穴62c4,63c4の周辺を洗浄する場合においては、穴径が比較的小さく、かつ、比較的多くのノズル洗浄穴を形成する必要がある。これに対して、本実施形態の温水洗浄便座装置1によれば、一つのノズル洗浄穴65c,65dで比較的広い範囲を洗浄することができるため、比較的簡便に局部洗浄穴62c4,63c4を形成することができる。
また、局部洗浄穴62c4,63c4は、ノズル洗浄穴を複数形成する場合に比べ、局部洗浄穴62c4,63c4の周辺に対して、均等な圧力にて洗浄水を噴出することができるため、局部洗浄穴62c4,63c4の周辺全体を均等に洗浄することができる。
さらに、局部洗浄穴62c4,63c4の周辺を洗浄するために、断面円状のノズル洗浄穴を複数形成する場合に比べて、本実施形態におけるノズル洗浄穴65c,65dは、開口面積を大きくすることができるため、異物等による穴詰まりを抑制することができる。
次に、本発明による温水洗浄便座装置1の第二実施形態について、主に第一実施形態と異なる部分について、図13を用いて説明する。上述した第一実施形態においては、おしりノズル62cが収納位置P1に位置する場合、局部洗浄穴62c4は、シリンダ62aの小径部62a1より外部に位置している。これに対し、本第二実施形態の局部洗浄穴62c4は、小径部162a1の内部に位置している。具体的には、第一実施形態の小径部62a1に比べて、本第二実施形態の小径部162a1は、軸線62f方向に沿った長さが長くなっている。さらに、本実施形態のノズル装置60は、上述した第一実施形態のノズル洗浄部材65に代えて、本第二実施形態の小径部162a1に、一端が第六流路L6に連通し、他端が小径部162a1内に開口する給水ポート162a5が形成されている。本第二実施形態におけるノズル62cの先端部の洗浄は、洗浄水が給水ポート162a5を介して小径部162a1内部に導出されることにより行われる。なお、本第二実施形態のビデ洗浄部材63のシリンダ63aの小径部(図示なし)は、上述したシリンダ62aと同様に、局部洗浄穴63c4がシリンダ63aの内部に位置するように形成されるとともに、第六流路L6とシリンダ63aの小径部内部とを連通する給水ポート(図示なし)が形成されている。
次に、本発明による温水洗浄便座装置1の第三実施形態について、主に第一実施形態と異なる部分について、図14を用いて説明する。上述した第一実施形態においては、第六流路L6は、第二接続ホース64によって構成され、水勢調整切替バルブ61とノズル洗浄部材65とを接続している。本第二実施形態の温水洗浄便座装置1は、上述した第一実施形態の温水洗浄便座装置1が有する第二接続ホース64を備えておらず、第三接続ホース264および止水電磁弁245をさらに備えている。第三接続ホース264は、本第三実施形態における第六流路L6を構成し、一端がリリーフバルブ41eと温水タンク42との間にて第二流路L2に接続され、他端がノズル洗浄部材65に接続されている。また、止水電磁弁245は、第三接続ホース264に配設され、制御装置50から送信される制御信号により、第六流路L6を開状態または閉状態にするものである。本実施形態においては、止水電磁弁245は、通常時(非制御時)に第六流路L6を閉状態にする。本第三実施形態において、ノズル62c,63cのノズル洗浄が行われる場合、制御装置50は、水勢調整切替バルブ61の弁体61bを原点位置HPに位置させて、止水電磁弁41dによって第二流路L2を開状態にして局部洗浄穴62c4,63c4から局部洗浄水を第一水勢にて噴出させるともに、止水電磁弁245によって第六流路L6を開状態にしてノズル洗浄穴65c,65dからノズル洗浄水を第二水勢にて噴出させる。
次に、本発明による温水洗浄便座装置1の第四実施形態について、主に第一実施形態と異なる部分について、図15を用いて説明する。上述した第一実施形態においては、おしりノズル62cは、チェックバルブ62dを備えているが、本第三実施形態のおしりノズル62cは、上述した第一実施形態のチェックバルブ62dに代えて、貫通穴362c5が形成されている。貫通穴362c5は、ピストン部62c2の後端面の面積と第一圧力値Pr1との積が第一押圧荷重Fp1となる大きさに形成されている。なお、ビデノズル63cにおいても、おしりノズル62cと同様にチェックバルブ63dに代えて、貫通穴(図示なし)が形成されている。
次に、本発明による温水洗浄便座装置1の第五実施形態について、主に第一実施形態と異なる部分について、図16を用いて説明する。上述した第一実施形態において、おしりノズル62cは、洗浄水の圧力によって移動する水圧駆動式ノズルであるが、これに代えて、本第五実施形態のおしりノズル462cは、モータを駆動源として移動するモータ駆動式ノズルである。本第五実施形態のおしり洗浄部材462は、おしりノズル462c、ノズルガイド部材462f、モータ462gおよびピニオンギヤ462hを備えている。
おしりノズル462cは、軸線462iに沿って延びる筒状に形成された筒部462c1、筒部462c1の先端部に形成された局部洗浄穴462c4、筒部462c1の後端部に形成された第四流路L4と筒部462c1の内部とを連通する給水ポート462c5、および、筒部462c1の下面に形成されたラック462c6を備えている。本第四実施形態において、第四流路L4は、例えば屈曲性を有する管状のホース(図示なし)によって構成されている。
ノズルガイド部材462fは、おしりノズル462cを軸線462iに沿って収納位置P1と洗浄位置P2との間を案内するものである。ノズルガイド部材462fには、モータ462gが固定されている。モータ462gは、制御装置50と電気的に接続され、制御装置50によって送信される制御指令値にしたがって回転駆動することにより、ピニオンギヤ462hを回転させるものである。ピニオンギヤ462hは、おしりノズル462cのラック462c6と噛み合うように配設されている。制御装置50から送信される制御指令値によってモータ462gが回転駆動することにより、おしりノズル462cが収納位置P1と洗浄位置P2との間をノズルガイド部材462fに案内されて移動する。
本第五実施形態において、おしりノズル62cの洗浄が行われる場合、制御装置50は、モータ462gによっておしりノズル462cを収納位置P1に位置させるとともに、水勢調整切替バルブ61の弁体61bを原点位置HPに位置させた状態にて、止水電磁弁41dによって第二流路L2を開状態にする。これにより、ノズル洗浄部材65からノズル洗浄水がおしりノズル462cの先端部に向けて噴出されるとともに、給水ポート462c5からノズル462c内に供給された洗浄水が、局部洗浄穴462c4から第二水勢にて噴出する。なお、本第五実施形態において、ビデ洗浄部材についても、おしり洗浄部材462と同様に、モータ駆動式ノズルとして構成されている。
なお、上述した各実施形態において、温水洗浄便座装置の一例を示したが、本発明はこれに限定されず、他の構成を採用することもできる。例えば、各実施形態において、ノズル62c,63cの洗浄が行われる場合、ノズル洗浄水の第二水勢は、局部洗浄水の第一水勢より弱い水勢であるが、これに代えて、ノズル洗浄水の第二水勢を局部洗浄水の第一水勢より強くするようにしても良い。また、ノズル洗浄水の第二水勢と局部洗浄水の第一水勢とを同じ水勢にしても良い。
また、上述した第三実施形態において、第三接続ホース264は、本第三実施形態における第六流路L6を構成し、一端がリリーフバルブ41eと温水タンク42との間にて第二流路L2に接続されているが、これに代えて、第三接続ホース264の一端をリリーフバルブ41eに接続するようにしても良い。この場合、リリーフバルブ41eから排出される洗浄水がノズル洗浄部材65に供給される。
また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、ノズル洗浄穴65c,65dの形状、バルブスプリング62d3、ノズルスプリング62eの諸元、ノズル62c,63cの個数、ノズル62c,63cの洗浄を行うタイミング等を変更しても良い。
1…温水洗浄便座装置、3…水道配管(水源)、40…洗浄ユニット、44(60)…ノズル装置、50…制御装置、61…水勢調整切替バルブ(水勢調整部)、62…おしり洗浄部材、62c…おしりノズル(局部洗浄ノズル)、62c4…局部洗浄穴、63…ビデ洗浄部材、63c…ビデノズル(局部洗浄ノズル)、63c4…局部洗浄穴、65…ノズル洗浄部材、65c…第一ノズル洗浄穴(ノズル洗浄穴)、65d…第二ノズル洗浄穴(ノズル洗浄穴)、P1…収納位置、P2…洗浄位置。

Claims (4)

  1. 便座を保持する本体部内に収納される収納位置と、水源から供給される洗浄水を、人体局部を洗浄する局部洗浄水として前記人体局部に向けて噴出する洗浄位置との間を移動可能に配設され、前記局部洗浄水を噴出する局部洗浄穴を有する局部洗浄ノズルと、
    前記本体部内に配設され、前記局部洗浄ノズルが前記収納位置に位置する場合、前記水源から供給される前記洗浄水を、前記局部洗浄ノズルを洗浄するノズル洗浄水として前記局部洗浄穴に向けて少なくとも噴出するノズル洗浄穴を有するノズル洗浄部材と、
    前記水源、前記局部洗浄ノズルおよび前記ノズル洗浄部材に接続され、前記水源から前記局部洗浄穴および前記ノズル洗浄穴に供給される前記洗浄水の圧力をそれぞれ調整することにより、前記局部洗浄穴から噴出される前記局部洗浄水および前記ノズル洗浄穴から噴出される前記ノズル洗浄水の水勢をそれぞれ調整する水勢調整装置と、
    前記水勢調整装置を少なくとも制御する制御装置と、を備えた温水洗浄便座装置であって、
    前記制御装置は、前記局部洗浄ノズルを前記収納位置に位置させて、かつ、前記水勢調整装置によって、前記ノズル洗浄穴から前記ノズル洗浄水を噴出させるとともに、前記局部洗浄穴から前記局部洗浄水を噴出させて前記局部洗浄ノズルを洗浄するノズル洗浄制御を行う温水洗浄便座装置。
  2. 前記制御装置は、前記ノズル洗浄制御を行う場合、前記水勢調整装置によって、前記ノズル洗浄穴から前記ノズル洗浄水を第一水勢にて噴出させるとともに、前記局部洗浄穴から前記局部洗浄水を前記第一水勢より弱い第二水勢にて噴出させる請求項1記載の温水洗浄便座装置。
  3. 前記局部洗浄ノズルは、前記局部洗浄ノズルに供給される前記洗浄水の圧力によって、前記収納位置から前記洗浄位置に移動する水圧駆動式ノズルであり、
    前記局部洗浄水の前記第二水勢に相当する前記局部洗浄穴に供給される前記洗浄水の圧力値は、前記局部洗浄ノズルを前記収納位置に位置させる前記洗浄水の最大圧力値以下に設定されている請求項2記載の温水洗浄便座装置。
  4. 前記ノズル洗浄穴は、前記ノズル洗浄水を前記局部洗浄ノズルに向かうにしたがって扇状に広がって噴出させるように形成されている請求項1乃至請求項3の何れか一項記載の温水洗浄便座装置。
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