JPH0324673Y2 - - Google Patents

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JPH0324673Y2
JPH0324673Y2 JP1984047026U JP4702684U JPH0324673Y2 JP H0324673 Y2 JPH0324673 Y2 JP H0324673Y2 JP 1984047026 U JP1984047026 U JP 1984047026U JP 4702684 U JP4702684 U JP 4702684U JP H0324673 Y2 JPH0324673 Y2 JP H0324673Y2
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JP
Japan
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pipe
substrate
engagement
axial direction
support
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JP1984047026U
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JPS60159057U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は支柱用基礎材にかかり、詳しくはアン
テナや道路標識等の取付用支柱を支持するための
基礎材に関する。
(従来技術) 従来、この種の基礎材は種々提案されており、
第5図ないし第7図はその具体例を示す。すなわ
ち、第5図に示す如く地中Gに根かせ11を設け
たコンクリート根巻き12を埋設し、このコンク
リート根巻き12により支柱Pを支持するもの、
または、第6図に示すように地中Gに敷きつめた
砂利G′の上にコンクリート根巻き13を埋設し
てコンクリート柱やパンザマストの如き支柱P′を
支持するもの、あるいは、第7図に示すように地
中Gに埋設したコンクリート基礎14にアンカー
ボルト15を付設し、固定金具16および固定ボ
ルト17を介して支柱Pの基台P″を固定するも
の等がある(なお、第5図ないし第7図中、GL
は地表面、RAは受信アンテナを夫々示す)。
しかし、これらの従来例にあつては、地中にコ
ンクリートを埋設するために地面をコンクリート
の量以上に掘削する必要があり、この掘削作業や
掘削土砂の処理に多くの労力を要する欠点があつ
た。また、相当量のコンクリートおよびその型枠
ならびにコンクリートが硬化するまでの支柱P,
P′の仮固定用部材が必要で、支柱P,P′の固定に
要する材料や部材が多種類にわたり、コストの上
昇を招いていた。
加えて、必然的に支柱P,P′の仮固定用部材の
取外し作業や、コンクリート型枠を取外した後の
埋戻し作業を行なわなくてはならず、またコンク
リートが硬化するまでに長時間を要することと相
まつて作業の煩雑化、作業時間の長期化を招く欠
点を有していた。
(考案の目的) 本考案は上記の欠点に鑑み提案されたもので、
その目的とするところは、大量の土砂を掘削する
必要がなく掘削作業や掘削土砂の処理に煩らわさ
れるおそれがないと共に、コンクリートや型枠、
支柱の仮固定用部材等を不要としてコストの低減
を図り、併せて仮固定用部材の取外しや埋戻し作
業の煩雑さを解消して労力の軽減および作業時間
の短縮を可能とした支柱用基礎材を提供すること
にある。
(考案の構成) 以下、図に沿つて本考案を説明する。
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示す
もので、第1図は本考案の分解斜視図である。図
においてAは抵抗板であり、この抵抗板Aはほぼ
半円筒形の基板1と、その両側縁に基板1の軸方
向全長にわたつて突設された2枚の抵抗片2とを
備えている。そして、基板1の円周方向の中央部
には基板1の軸方向全長にわたつて外方へ突設さ
れた平面ほぼU字形の係合溝1aが形成されてい
ると共に、基板1と抵抗片2との連続部分の内側
には係合溝1aと同様にほぼU字形を呈する結合
溝3が夫々の開口部を内側に向けて互いに対向す
るように基板1の軸方向全長にわたつて付設され
ている。
一方、A′は先の抵抗板Aとほぼ同様に構成さ
れた他方の抵抗板であり、唯一異なるのはその結
合溝3′が抵抗板Aの結合溝3とは逆向きに、す
なわち、結合溝3′双方の開口部が外側を向くよ
うに背中合わせの状態で付設されている点であ
る。
なお、この実施例では抵抗板A,A′を2個形
成して組合わせて用いているが、この数は後述す
る支柱Pの太さや形状等に応じて適宜、増減変更
し得るものである。
次に、Bは基礎パイプであり、その胴部4の上
端部には固定用フランジ5が付設され、これには
周方向に沿つて取付孔5aが複数穿設されてい
る。また、胴部4の表面には、互いにほぼ180度
を隔てて、抵抗板A,A′の係合溝1aに係入可
能な係合リブ4aが胴部4の軸方向に沿つて夫々
穿設されている。なお、これらの係合リブ4aの
長さは係合溝1aの長さ、すなわち基板1の高さ
に相当している。
次いで、この使用方法を第2図ないし第4図に
基づき説明する。先ず、2個の抵抗板A,A′を
夫夫の結合溝3,3′を第3図の如く組合わせな
がら軸方向にスライドさせ、抵抗板A,A′双方
を組立てる。これらの抵抗板A,A′を第2図に
示される所定の地表面GLに立設し、抵抗板A,
A′の基板1双方によつて形成される平面円形の
挿入空間に基礎パイプBを嵌入する。この際、基
礎パイプBの係合リブ4aを抵抗板A,A′の係
合溝1aに合致させて係入させることが必要であ
る。
その後、基礎パイプBを地中に徐々に打込んで
いき、ある程度打込んだところで水準器等を用
い、必要に応じて基礎パイプBの垂直度を較正す
る。以後、抵抗板A,A′および基礎パイプBを
交互に10〜15cmずつ適宜打込み、第4図に示すよ
うに基礎パイプBの固定用フランジ5の近傍が地
上に露出する位置まで本考案を地中Gに埋設す
る。
次に、地表面GLから抵抗板A,A′の上端部に
至るまでの基礎パイプBの胴部4の周囲の土砂を
掘削してモルタルの打設空間M′を形成し、この
空間M′内にモルタルMを打設する。この際、掘
削土砂は周囲の地表面に敷きならせばよい。
しかる後、例えば受信アンテナRAを取付ける
ための支柱Pの固定用フランジP1と基礎パイプ
Bの固定用フランジ5とを合致させつつ支柱Pを
立設し、フランジ双方をボルト等、周知の固定手
段で連結固定すればよい。
従つて、抵抗板A,A′は抵抗片2の側方から
作用する地盤の水平圧縮耐力によつて極めて堅牢
に支持され、この抵抗板A,A′に嵌入されて適
度な摩擦力により支持される基礎パイプBと相ま
つて、受信アンテナRAないし支柱Pは確実強固
に支持されることとなる。
なお、この実施例ではアンテナ取付用の支柱に
つき説明したが、本考案によつて支持される支柱
は上記の用途に何ら限定されるものではなく、こ
の他道路標識やフエンス等の取付用支柱にも応用
できることは勿論である。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、結合溝にて組立
可能な複数の抵抗板と、これらの抵抗板により形
成される挿入空間内に係合溝および係合リブを介
して嵌入される基礎パイプとから構成したから、
従来の如く大量のコンクリートの打設を必要とせ
ず、そのための大量の土砂の掘削作業や掘削土砂
の処理に煩らわされる心配がない。
同時に、コンクリートやその型枠、支柱の仮固
定用部材が不要であり、コストの低減や資材管理
の容易化が図れる利点がある。
また、仮固定用部材の取外しや埋戻し等の作業
も当然不要となり、労力および作業時間を大幅に
削減できる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示す
もので、第1図は分解斜視図、第2図は組立状態
を示す分解斜視図、第3図は要部の平面図、第4
図は使用状態の側面図、第5図ないし第7図は夫
夫従来例の説明図である。 A,A′……抵抗板、B……基礎パイプ、G…
…地中、GL……地表面、M……モルタル、M′…
…モルタル打設空間、P……支柱、1……基板、
1a……係合溝、2……抵抗片、3,3′……結
合溝、4……胴部、4a……係合リブ、5……固
定用フランジ、5a……取付孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 係合溝が形成されかつ地中に埋設可能な基板
    と、この基板に付設されかつ地中に埋設された際
    に地表面に対して直交する抵抗片と、互いに係合
    可能な係合溝とを備えた抵抗板を複数形成すると
    共に、パイプ状の胴部と、この胴部の軸方向上端
    部に付設されて支柱を固定可能な固定用フランジ
    と、前記胴部の外周面にこの胴部の軸方向に沿つ
    て突設された係合リブとを備えた基礎パイプを形
    成し、前記係合溝を互いに係合させて複数の前記
    抵抗板を組立てた際に前記基板の相互間に挿入空
    間を形成せしめ、この挿入空間内に、前記基板の
    係合溝に前記係合リブを係入させて前記基礎パイ
    プを嵌入可能に構成したことを特徴とする支柱用
    基礎材。
JP1984047026U 1984-03-30 1984-03-30 支柱用基礎材 Granted JPS60159057U (ja)

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JP1984047026U JPS60159057U (ja) 1984-03-30 1984-03-30 支柱用基礎材

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JPS60159057U JPS60159057U (ja) 1985-10-23
JPH0324673Y2 true JPH0324673Y2 (ja) 1991-05-29

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JPS60159057U (ja) 1985-10-23

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