JPH0324446A - 物体の欠陥検出方法 - Google Patents

物体の欠陥検出方法

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JPH0324446A
JPH0324446A JP1159032A JP15903289A JPH0324446A JP H0324446 A JPH0324446 A JP H0324446A JP 1159032 A JP1159032 A JP 1159032A JP 15903289 A JP15903289 A JP 15903289A JP H0324446 A JPH0324446 A JP H0324446A
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shape
defect
operator
pattern
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JP1159032A
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English (en)
Inventor
Keishiro Kurihara
栗原 啓志郎
Akifumi Katsushima
勝島 章文
Hiroshi Ooki
大喜 弘志
Kazuhiko Hashimoto
和彦 橋本
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プリント基板のパターン等、欠陥検出対象物
体の欠陥の有無や欠陥の種類を検出する物体の欠陥検出
方法に関する。
〔従来の技術〕
従来において、プリント基板の配線パターンを光ビーム
で走査したり、撮像機で撮像したりして得た所定分解能
の反射光像や撮像画像を、これら像と、配線パターンの
突起や断線などの検出論理に対応して予め設定された所
定分解能の欠陥検出パターン(一般にオペレータと呼称
される)との突き合わせ(一般にパターンマッチングと
呼称される)によって調べ、反射光像や撮像画像で示さ
れる配線パターンの線巾が許容値以下の部分は欠け、許
容値以上の部分は突起という具合に、欠陥の有無、種類
を検出する欠陥検出方法がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記オペレータの種類としては例えば、第1
図(a)、(b)にそれぞれ示す十字形状のオペレータ
+、×字形状のオペレータ×がある。
ここに、上記オペレータ+は、本来は第11図(a)に
示すように配線パターンのL字形状部分200の欠陥検
出に使用されるものであり、また、上ffaオペレータ
×は、本来は同図(b)に示すように配線パターンの斜
め形状部分201の欠陥検出に使用されるものである。
従って同図(a)   (b)の場合はそれぞれ“欠陥
なし”欠陥有り、欠陥の種類は欠け”という具合に正し
く欠陥検出が行われる。
しかし、これらオペレータの使用を誤ることがある。
すなわち、第10図に示すように、一種類のオペレータ
×をこれら異なる形状のL字形状部分200、斜め形状
部分201の欠陥検出に使用した場合には、オペレータ
×の二値データは同一となり、正常なL字形状部分20
0を誤って欠陥ありと判定してしまう。
これは一例であるが、従来の欠陥検出方法ではこうした
オペレータの使用を誤ることによる欠陥の見逃しや過剰
検出が多々発生し、正確な欠陥検出が行えず、したがっ
て信頼性に欠けるという問題があった。
本発明はこうした実情に鑑みてなされたものであり、プ
リント基板の配線パターン等、欠陥検出対象物体の形状
を認識する形状認識パターンを使用することにより、欠
陥の有無等を正確に検出することができる信頼性の高い
欠陥検出方法を提供することをその目的としている。
〔課題を解決するための手段および作用〕そこで、この
発明では、欠陥検出対象物体に関して得た所定分解能の
画像に対する欠陥検出用の欠陥検出パターンを用意し、
この欠陥検出パターンと前記画像との突き合わせに基づ
いて前記欠陥検出対象物体の欠陥を検出する物体の欠陥
検出方法において、前記欠陥検出対象物体の形状を認識
する形状認識パターンを設定する行程と、前記形状認識
パターンと前記画像との突き合わせに基づいて前記欠陥
検出対象物体の形状を認識する行程と、前記欠陥検出パ
ターンと前記画像との突き合わせに基づいて前記欠陥検
出対象物体の欠陥を検出する行程と、該検出結果と前記
認識した前記欠陥検出対象物体の形状とに基づいて前記
欠陥検出対象物体の欠陥を検出する行程とが実施される
すなわち、欠陥検出パターンを使用して得られた欠陥検
出対象物体の欠陥検出結果に、さらに形状認識パターン
を使用して得られた欠陥検出対象物体の形状認識結果が
加味されて、正確な欠陥検出が可能になる。
また、この発明では、欠陥検出対象物体に関して得た所
定分解能の画像に対する欠陥検出用の欠陥検出パターン
を用意し、この欠陥検出パターンと前記画像との突き合
わせに基づいて前記欠陥検出対象物体の欠陥を検出する
物体の欠陥検出方法において、前記欠陥検出対象物体の
形状に応じて、前記欠陥検出パターンを複数設定する行
程と、前記欠陥検出対象物体の形状を認識する形状認識
パターンを設定する行程と、前記形状認識パターンと前
記画像との突き合わせに基づいて前記欠陥検出対象物体
の形状を認識する行程と、該認識した前記欠陥検出対象
物体の形状に対応する欠陥検出パターンを前記複数の欠
陥検出パターンの中から選択する行程と、該選択した欠
陥検出パターンと前記画像との突き合わせに基づいて前
記欠陥検出対象物体の欠陥を検出する行程とが実施され
る。
すなわち、形状認識パターンを使用して得られた欠陥検
出対象物体の形状認識結果に基づき、認識した形状の欠
陥を検出するに最適な欠陥検出パターンが選択される。
しかして選択された最適な欠陥検出パターンを使用する
ことにより、正確な欠陥検出が可能になる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、本発明に係る物体の欠陥検出方法の実施に使
用される欠陥検出パターン(以下、欠陥検出オペレータ
という)を例示し、第2図は、本発明に係る物体の欠陥
検出方法の実施に使用される形状認識パターン(以下、
形状認識オペレータという)を例示し、そして第3図に
本発明に係る物体の欠陥検出方法の実施例装置である欠
陥検出装置のハードブロック図を示す。
なお、実施例では欠陥検出対象物体としてブリン1・基
板の配線パターンを想定している。
第3図に示す欠陥検出装置の前段には、図示していない
が、プリント基板の配線パターン面をレーザビームによ
って走査し、その反射光像の二値化画信号を出力する走
査光学系部と、この走査光学系部から出力される上紀二
値化画信号を、後述する大、中、小の各オペレータサイ
ズL,M,Sに対応した分解能をもって画素単位で記憶
する画像メモリ部とが具えられている。
第5図に上記画像メモリ部の記憶内容を概念的に示す。
同図に示すように上記画像メモリ部は13行×13列、
すなわち13X13画素分の記憶容量が備えられている
そこで、いま第11図(b)に示す配線パターンの斜め
形状部分201の欠陥部分(欠け)の像が上記二値化画
信号として得られたとすると、欠落部分は論理“1”レ
ベル、それ以外の配線パターン部分は斜線にて示す論理
″0”レベルとなる。
そこで、こうして得られた配線パターン像について、第
1図、第2図に示す欠陥検出オペレータ+、×、形状認
識オペレータY,Zを設定し、これら各オペレータ+、
×、Y,Zの形状で占有される部分の画素の二値化画信
号のみがパイプライン1から6(第3図)に人力される
ことになる。
同第1図、第2図に示すように上記欠陥検出オペレータ
+、×は、上記配線パターン像で示される配線パターン
の欠陥を検出するそれぞれ十字形状、×字形状の認識パ
ターンであり、また、形状認識オペレータYSZは、上
記配線パターン像で示される配線パターンの形状を認識
するそれぞれ二重十字形伏、二重×字形状の認識パター
ンである。これら欠陥検出オペレータ+、×は、それぞ
れ4方向に伸張されたアームA,B,C,Dおよび中心
部Pを有し、形状認識オペレータY,Zは、それぞれ4
方向に伸張されたアームA,B,C,D(中心部を含む
)を有している。
いま、たとえば第5図に示すように上記配線パターン像
を欠陥検出オペレータ×で見たときは、同図にマル印で
示すアドレス0〜24(第1図(b)参照)の二値化画
信号のみが取り出される。
具体的には、アームASB,CSDおよび中心部Pごと
の論理データA,B,C,DおよびPは、第5図の矢印
方向にそれぞれ、 A−110000、B−.110000C−11000
0、D−111111、P−1・・・(1) となる。
ところで、上記欠陥検出オペレータ+、×、形゛状認識
オペレータY12は、前述する大、中、小のオペレータ
サイズL,M,Sのうち所定のオペレータサイズを有し
ている。
すなわち、いま第5図に示す上記配線パターン像のオペ
レータサイズがSサイズであるとすると、オペレータサ
イズMの配線パターン像は、その一画素に第5図の配線
パターン像の一画素Uのたとえば4個分の情報が圧縮さ
れて人力されたものになる。さらに、オペレータサイズ
Lの陀線パターン像は、その一画素に同図の配線パター
ン像の一画素Uのたとえば10個分の情報が圧縮されて
人力されたものになる。
さらに具体的にいえば、オペレータサイズが、SSM,
Lと大きくなるにつれて、第5図の配線パターン像にお
いて、配線パターンの斜め形状部分201(斜線部分)
は、縮小されたものになり(欠陥検出オペレータ×はそ
のままで)、分解能がより小さく設定される。
したがって、オペレータサイズLのオペレータを使用す
ることにより、配線パターンの概略的な形状が認識され
、オペレータサイズM,Sのオペレータを使用すること
により、配線パターンの概略的な形状の認識というより
も配線パターンの微視的な認識、つまり欠陥の検出が可
能になる。
画像メモリ部では、オペレータサイズがLで、二重十字
形状の形状認識オペレータLY,同サイズLの二重×字
形状の形状認識オペレータLZ、また、オペレータサイ
ズがMで、十字形状の欠陥検出オペレータM+、同サイ
ズMの×字形状の欠陥検出オペレータMX、さらにオペ
レータサイズがSで、十字形状の欠陥検出オペレータS
+、同サイズSの×字形状の欠陥検出オペレータS×が
それぞれ設定される。
しかして、形状認識オペレータLYのアームA1B,C
およびDごとの論理データASB,CおよびD(アドレ
ス1〜44の論理データ、第2図(a)参照)は、パイ
プライン1を介して、RAM  IA,IB,ICおよ
びIDにそれぞれ入力、記憶され、形状認識オペレータ
LZのアームA1BSCおよびDごとの論理データA,
B,CおよびD(アドレス1〜44の論理データ、第2
図(b)参照)は、パイプライン2を介して、RAM 
 2A,2B,2Cおよび2Dにそれぞれ入力、記憶さ
れる。
そして、欠陥検出オペレータM+のアームA1B,CS
Dおよび中心部Pごとの論理データA1B,CSDおよ
びP(アドレスO〜24の論理データ、第1図(a)参
照)は、パイプライン3を介して、RAM  3A,3
B,3C,3Dおよび3Eにそれぞれ入力、記憶され、
欠陥検出オペレータM×のアームA,B,C%Dおよび
Φ心部Pごとの論理データA,B,C,DおよびP(ア
ドレスO〜24の論理データ、第1図(b)参照)は、
パイプライン4を介して、RAM  4A,4B、4C
,4Dおよび4Eにそれぞれ入力、記憶される。
また、同様に欠陥検出オペレータS+のアームA,BS
CSDおよび中心部Pごとの論理データA,B,CSD
およびP(アドレス0〜24の論理データ、第1図(a
)参照)は、パイプライン5を介して、RAM  5A
,5B,5C,5Dおよび5Eにそれぞれ入力、記憶さ
れ、欠陥検出オペレータS×のアームASB1CSDお
よび中心部Pごとの論理データASB,C,DおよびP
(アドレスO〜24の論理データ、第1図(b)参照)
は、パイプライン6を介して、RAM  6A,6B,
6C,6Dおよび6Eにそれぞれ人力、記憶される。
以下、これら入力、記憶された各論理データに基づく配
線パターンの欠陥の検出並びに形状の認識の態様につい
て説明する。
まず、配線パターンの欠陥の検出は、欠陥検出オペレー
タM+、欠陥検出オペレータM×、欠陥検出オペレータ
S+、欠陥検出オペレータS×ごとに行われる。
欠陥検出オペレータM×を例にとって説明する。
RAM  4A,4B,4C,4Dおよび4Eには、入
力、記憶された論理データA,BSC,DおよびPに各
対応して配線パターンの欠陥を検出することができる欠
陥検出論理が予め記憶、格納されている。
この欠陥検出論理は、オペレータサイズM, x字形状
に応じた欠陥検出論理であり、欠陥の種類毎に設定され
ている。
RAM  4A,4B.4C,4Dの論理データA,B
,CSDは、RAM  4Eに人力され、該RAM  
4Eにおいて、中心部Pの論理データPと共に上記欠陥
検出論理に基づく欠陥検出がなされる。
ところで、配線パターンの欠陥の種類としては、第4図
に示すように欠け、突起、ビンホール、残銅、線太り(
線間隔不足)、線細り(線『]1不足)、ランド形状が
あり、それぞれが後述する欠陥種別コード1、2、3、
4、5、6、7に対応している。
たとえば欠けの欠陥検出論理としては、A,B,C,D
および中心部Pに応じて、 A − − 1. 1 0 0 0 0、B″−110
000C−−110000、D”−111111、P′
−1 ・・・(2) といった論理が設定されている。
そこで、この欠けの欠陥検出論理A−  B−C″ D
′およびP′と、論理データASB,C,DおよびPと
を比較して、各論理構成が一致するか、きわめて近い論
理構或である場合には、“欠陥有り、欠陥の種類は1(
欠け)”と判断し、各論理構戊がかけ離れている場合に
は、“欠陥なし“と判断する。
前記するように第5図に示す配線パターンの論理データ
A,B,C,DおよびPは、(1)に示すごとくであり
、これは(2)に示す欠けの欠陥検出論理A″ B” 
 C″ D′およびP−と一致する。
しかしてこの場合は、“欠陥有り、欠陥の種類は1(欠
け)“と判断されることになる。
RAM  4Eでは、上記欠けの欠陥検出論理に基づく
判断の他、突起、ピンホール、残銅、線太り(線間隔不
足)、線細り(線中不足)、ランド形状の各欠陥検出論
理に基づく判断が同様になされ、これら判断結果を総合
して、最終的に、欠陥ありの場合は、欠陥の種類を示す
欠陥種別コード信号1、2、3、4、5、6、7が、ま
たは欠陥なしの場合は、正常であることを示す信号Oが
、RAM  4Eより出力されることになる。
このようにRAM  4Eにおいて欠陥検出オペレータ
M×に応じた独自の欠陥検出論理が設定され、同RAM
  4Eより上記欠陥検出論理に基づく欠陥検出結果が
出力されることになるが、同様にしてRAM  3E,
RAM  5E,RAM  6Eにおいても、欠陥検出
オペレータM+、欠陥検出オペレータS+、欠陥検出オ
ペレータS×ごとにそれぞれ独自の欠陥検出論理が設定
され、RAM  3E,RAM  5E,RAM  6
Eより上記各欠陥検出論理に基づく欠陥検出結果が出力
されることになる。
RAM  3E,RAM  4E.RAM  5E,R
AM  6Eより出力される各欠陥検出結果は、それぞ
れRAM  3F,RAM  4FSRAM5F,RA
M  6Fに加えられる。
一方、配線パターンの形状の認識も、形状認識オペレー
タLY,形状認識オペレータLZごとに行われる。
すなわち、形状認識オペレータLYを例にとると、RA
M  IA,IB,IC, 1Dには、人力、記憶され
た形状認識オペレータLYの各アームの論理データA,
B%C,Dに各対応して配線パターンの形状を検出する
ことができる形状認識論理が予め記憶、格納されている
この形状認識論理は、オペレータサイズL1二重十字形
状に応じた形状認識論理として設定されている。
同様にRAM  2A,2B,2C,2Dには、形状認
識オペレータLZの各アームの論理データA,BSC,
Dに各対応して配線パターンの形状を検出することがで
きる形状認識論理がオペレータサイズL1二重×字形状
に応じた形状認識論理として予め記憶、設定されている
RAM  IA,IB,IC,IDの論理データASB
,CSDは、RAM  IEに人力され、該RAM  
IEにおいて、上記形状認識論理に基づく形状認識がな
される。
たとえば、第6図(a)に示すように配線パターンのL
字形状部分200を形状認識オペレータLYで見たとき
は、該形状認識オペレータLYのアームA,BSCおよ
びDごとの論理データA1B,CおよびDは、第2図(
a)の矢印方向に、それぞれ、 A−1010・・・10、B−0000・・・00c−
oooo・・・00、D−0 1 0 1・・・01・
・・(3) となる。
一方、RAM  IEには、κ線パターンのL字形状部
分の形状認識論理として、アームASB,CおよびDに
応じて、 A−−1010・・・10、B−−0000・・・00
c=−oooo・・・00、D−−0101・・・01
・・・(4) といった論理が設定されている。
そこで、このL字形状部分の形状認識論理A゛B=  
C−およびD一と、論理データASBSCおよびDとを
比較して、各論理構成が一致するか、きわめて近い論理
構成である場合には、“配線パターンの形状は、L字形
状”と判断し、各論理構成がかけ離れている場合には、
“配線パターンの形状は、“L字形状ではない“と判断
する。
この場合、論理データ(3)と形状認識論理(4)の各
論理構成が一致するので、“配線パターンの形状は、L
字形状”と正しく判断されることになる(第6図(a)
参照)。
また、RAM 1Eには、配線パターンの斜め形状部分
の形状認識論理もアームA,BSCおよびDに応じて設
定されていて、この斜め形状部分の形状認識論理と、論
理データとを比較して、各論理構戊が一致するか、きわ
めて近い論理構成である場合には、“配線パターンの形
状は、斜め形状部分″と判断し、各論理構戊がかけ離れ
ている場合には、“配線パターンの形状は、斜め形状部
分ではない”と判断する。
さらにまたRAM  IEには、これらL字形状、斜め
形状部分以外の形状を認識するための形状認識論理も同
様に設定されていて、この設定された形状認識論理に基
づく同様な形状の判断がなされる。
そしてRAM  IEでは、これらL字形状の形状認識
論理に基づく形状判断、斜め形状部分の形状認識論理に
基づく形状判断、そして他の形状を認識するための形状
認識論理に基づく判断がなされた後、これら判断結果を
総合して、最終的に、配線パターンの形状を特定し、配
線パターンの形状の種類を示す形状種別コード信号が、
RAM1Eより出力されることになる。
このようにRAM  IEにおいて形状認識オペレータ
LYに応じた独自の各形状認識論理が設定され、同RA
M  IEより上記各形状認識論理に基づく総合的な形
状認識結果が出力されることになるが、同様にしてRA
M  2Hにおいても、形状認識オペレータLZに応じ
た独自の各形状認識論理が設定され、RAM  2Eよ
り上記形状認識論理に基づく総合的な形状認識結果が出
力されることになる。
たとえば、第6図(b)に示すように配線パターンの斜
め形状部分201を形状認識オペレータLZで見たとき
は、該形状認識オペレータLZのアームASB,Cおよ
びDごとの論理データA1ESCおよびDは、第2図(
b)の矢印方向に、それぞれ、 A讃1010・・・10、B−0000・・・00C−
0 1 0 1・・・01、D−1111・・・11・
・・(5) となる。
そこで、RAM  2Eに、配線パターンの斜め形状部
分の形状認識論理として、アームASB、CおよびDに
応じて、 A ” − 1 0 1 0−1 0、B″−o o 
o o−o oC−−0101・・・01、D″−11
11・・・11・・・(6) といった論理を設定しておけば、上記(5)と(6)と
の各論理構戊が一致し、“配線パターンの形状は、“斜
め形状”と正しく判断されることになる。
しかして、形状認識オペレータLYの使用によって得ら
れた形状種別コード信号と、オペレータLZの使用によ
って得られた形状種別コード信号は、RAM  IFに
加えられ、両形状種別コード信号に基づき、さらに総合
的な形状判断がなされ、該RAM  IFから最終的に
配線パターンの形状を示す形状コード信号が出力される
なお、この形状コード信号は、RAM  IGのメモリ
にストアされる。
たとえば、形状認識オペレータLYの使用によって得ら
れた形状種別コード信号の内容が、“L字形状“ (第
6図(a)の場合)である場合には、オペレータLZの
使用によって得られた形状種別コード信号の内容が、“
L字形状でない”場合であっても、総合的な判断、つま
り上記形状コード信号として“配線パターンの形状は、
L字形状”の内容のものを出力するような判断論理とす
ることができる。
RAM  IFから出力される上記形状コード信号は、
RAM  3FSRAM  4FSRAM  5FSR
AM  6Fにそれぞれ加えられ、これらRAM  3
F,RAM  4FSRAM  5F,RAM  6F
において前記各欠陥種別コード信号と上記形状コード信
号との比較から最終的に配線ノくタ一ンの欠陥が判定さ
れる。
たとえば、RAM  4Fでは、欠陥検出オペレータM
×の使用によって得られた欠陥種別コード信号と、上記
形状コード信号との内容に基づく欠陥刊定がなされるこ
とになるが、この場合、欠陥種別コード信号の内容が1
、つまり“欠陥あり、欠陥の種類は、欠け”であって、
形状コード信号の内容が、“配線パターンの形状は、L
字形状”であるときは、“欠陥の種類は、欠けではない
、正常なL字形状部分“とする判断論理とすることがで
きる。
したがって、第7図に示すように欠陥検出オペレータM
×を正常なL字形状部分200に適用した場合、その論
理データの内容は、前記するように欠陥検出オペレータ
M×を欠けのある斜め形状部分201に適用した場合の
論理データと同一となり、“欠陥あり、欠陥の種類は、
欠け゜と判断してしまうことになるが、この判断情報に
“L字形状部分”という情報を付加することによって、
“正常なL字形状部分“と正確に配線パターンの欠陥(
無)を検出することができるようになる。
RAM  3F,、RAM  5F,RAM  6Fに
おいても同様に、使用した欠陥検出オペレータと、欠陥
種別コード信号の内容と、形状コード信号の内容とに基
づく所定の判断論理によって配線パターンの欠陥が正確
に検出される。
こうして、RAM  3FSRAM  4FSRAM 
 5F,RAM  6Fからそれぞれ欠陥の有無、、欠
陥の種類を示す欠陥検出信号が出力され、RAM  3
G,RAM  4GSRAM  5G,RAM  6G
のメモリにそれぞれストアされる。
上記RAM  IGSRAM  3G,RAM  4G
SRAM  5GSRAM  6Gの内容は、cpUバ
ス10を介して図示していないCPUに出力され、該C
PUにおいて、総合的に配線パターンの欠陥の検出がな
される。
この場合、上記四つの欠陥検出信号の内容のうち、最も
多数の内容のものを採用する論理にしてもよく、たとえ
ば第7図に示すように使用した欠陥検出オペレータがM
×で、゛それによる判断結果が、“欠陥あり、欠陥の種
類は、欠け゜で、かつ形状認識結果が、“L字形状部分
”である場合には、多数のものを採用することなく無条
件に“爪常なL字形状部分”と判断する論理でもよい。
以上説明したように、この実施例によれば、欠陥検出オ
ペレータと配線パターンとの突き合わせのみに基づき、
配線パターンの欠陥判定がなされるのではなく、この判
定結果にさらに形状認識オペレータと配線パターンとの
突き合わせの結果が加味されて、正確な欠陥判定が行わ
れることになる。
以下、さらに、上記形状認識オペレータを使用して配線
パターンの欠陥を正確に険出することのできる他の実施
例について説明する。
第8図は、本発明に係る方法の実施例のフローチャート
を示す。なお、この実施例のハードブロック図は省略す
る。
ところで、この実施例では欠陥検出オペレータとしては
第11図に示すように、オペレータ+は、L字形状部分
の欠陥の検出を、またオペレータ×は、斜め形状部分の
欠陥の検出を、という具合に一の欠陥検出オペレータに
対応してーの欠陥検出論理を設定して、配線パターンの
一種類のみの形状の欠陥判定を行うようにしている。す
なわち、第10図に示すように一の欠陥検出オペレータ
を複数種の形状に適用した場合には、欠陥検出オペレー
タの論理データが互いに異なる形状間で同一となり、こ
れに起因して誤検出が発生するが、の形状に各対応して
その形状を検出するに最適な一の欠陥検出オペレータを
設定、適用することでこうした誤検出を防止することが
できるという点に着目している。
しかして、まず、配線パターンの各形状に対応して、そ
の形状の欠陥を検出するに最適な一の欠陥検出オペレー
タがそれぞれ設定される。たとえば、第11図に示すよ
うに、L字形状部分に対応して、オペレータ十が、斜め
形状部分に対応してオペレータ×がそれぞれ設定される
。なお、この場合、オペレータサイズも同時に指定する
ようにしてもよい(ステップ101)a つぎに、形状認識オペレータLY,LZを使用して配線
パターンの形状の認識が行われる。
なお、この形状認識処理は前記RAM  IA〜RAM
  IFの処理と同様である。なおまた、形状認識オペ
レータLYSLZのいずれか一方のみを使用する実施も
また可能である(ステップ102)。
こうして形状認識オペレータによって配線パターンの形
状が認識されたならば、認識された形状に対応する一の
欠陥検出オペレータが上記ステップ101で設定された
複数種類の欠陥検出オペレータの中から選択される。
たとえば、第9図に示すように形状認識オペレータLY
によって斜め形状部分201が認識されると、この認識
された斜め形状部分201に対応する欠陥検出オペレー
タ×が選択されることになる(ステップ103)。
そして、この選択された欠陥検出オペレータ×と斜め形
状部分201との突き合わせが行われ、“配線パターン
に欠陥あり、欠陥の種類は欠け“という具合に正確に欠
陥検出が行われることになる(第11図(b)参照)。
つまり、第10図(a)に示すように欠陥検出オペレー
タ×を斜め形状部分201以外の正常なL字形状部分2
00に使用して、該正常なL字形状部分200に関し、
“配線パターンに欠陥あり、欠陥の種類は欠け”と誤検
出することがなくなる。なお、この欠陥検出処理は、前
記RAM  4A−RAM  4Eの処理と同様に行わ
れる(ステップ104)。
以上説明したようにこの実施例によれば、形状認識オペ
レータによって認識した形状に対応して、該認識した形
状の欠陥を検出するに最適な欠陥検出オペレータが選択
され、この選択された欠陥検出オペレータを使用して欠
陥検出がなされるので、欠陥の見逃しや、過剰検出が防
止される。
なお、実施例では、プリント基板の配線パターンの欠陥
の検出を行うようにしているが、本発明に係る方法はこ
れに限定されることなく、紙、プラスチック、ガラス、
フイルム、布、各種金属あるゆる欠陥検出対象物体の欠
陥検出に適用可能である。
また、欠陥検出パターンである欠陥検出オペレータおよ
び形状認識パターンである形状認識オペレータの形状、
数等も任意であり、これら欠陥検出パターン、形状認識
パターンの形状、数等はそれぞれ欠陥検出対象とされる
物体の形状その他に応じて自由に選定することができる
さらに、実施例では、レーザビームの走査によって画像
を得るようにしているが、これに眼定されることなく、
CCDリニアセンサ等を用いてもよく欠陥検出対象物体
から画像を得る方法は任意である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、欠陥検出パター
ンと欠陥検出対象物体の画像との突き合わせに基づく欠
陥検出結果に、形状認識パターンと欠陥検出対象物体の
画像との突き合わせに基づく形状認識結果が加味されて
、上記欠陥検出対象の欠陥を、欠陥の見逃しや、過剰検
出を招来することなく、正確に検出することができる。
したがって、物体の欠陥検出を、きわめて信頼性高く行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る物体の欠陥検出方法の実施に使
用される欠陥検出パターンを例示した図、第2図は、本
発明に係る物体の欠陥検出方法の実施に使用される形状
認識パターンを例示した図、第3図は、本発明に係る物
体の欠陥検出方状の実施例装置を示すハードブロック図
、第4図は、プリント基板の欠陥の種類を示す説明図、
第5図は、欠陥検出パターンとプリント基板の画像との
突き合わせの様子を説明するために用いた説明図、第6
図および第9図は、形状認識パターンとプリント基板の
画像との突き合わせの様子を概略的に示す図、第7図は
、欠陥検出パターンとプリント基板の画像との突き合わ
せ結果と、形状認識パターンとプリント基板の画像との
突き合わせ結果とによって正確な欠陥検出が行われる様
子を説明するために用いた説明図、第8図は、本発明に
係る物体の欠陥検出方法の他の実施例を示すフローチャ
−ト、第10図は、従来の物体の欠陥検出方法の実施に
よって欠陥の過剰検出が行われる様子を示す図、第11
図は、第8図の実施例によって正確な欠陥検出が行われ
る様子を示す図である。 オペし一夕X \ 第 J 図 才ぺし一タY / オペレータ2 \ 2 図 第 4 図 第 5 図 第 6 図 第7図 第 8 図 第 9 図 第10図 第11図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)欠陥検出対象物体に関して得た所定分解能の画像
    に対する欠陥検出用の欠陥検出パターンを用意し、この
    欠陥検出パターンと前記両像との突き合わせに基づいて
    前記欠陥検出対象物体の欠陥を検出する物体の欠陥検出
    方法において、 前記欠陥検出対象物体の形状を認識する形状認識パター
    ンを設定する行程と、 前記形状認識パターンと前記画像との突き合わせに基づ
    いて前記欠陥検出対象物体の形状を認識する行程と、 前記欠陥検出パターンと前記画像との突き合わせに基づ
    いて前記欠陥検出対象物体の欠陥を検出する行程と、 該検出結果と前記認識した前記欠陥検出対象物体の形状
    とに基づいて前記欠陥検出対象物体の欠陥を検出する行
    程と を有した物体の欠陥検出方法。
  2. (2)欠陥検出対象物体に関して得た所定分解能の画像
    に対する欠陥検出用の欠陥検出パターンを用意し、この
    欠陥検出パターンと前記画像との突き合わせに基づいて
    前記欠陥検出対象物体の欠陥を検出する物体の欠陥検出
    方法において、 前記欠陥検出対象物体の形状に応じて、前記欠陥検出パ
    ターンを複数設定する行程と、 前記欠陥検出対象物体の形状を認識する形状認識パター
    ンを設定する行程と、 前記形状認識パターンと前記画像との突き合わせに基づ
    いて前記欠陥検出対象物体の形状を認識する行程と、 該認識した前記欠陥検出対象物体の形状に対応する欠陥
    検出パターンを前記複数の欠陥検出パターンの中から選
    択する行程と、 該選択した欠陥検出パターンと前記画像との突き合わせ
    に基づいて前記欠陥検出対象物体の欠陥を検出する行程
    と を有した物体の欠陥検出方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012227243A (ja) * 2011-04-18 2012-11-15 Casio Comput Co Ltd 配線検査方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0199174A (ja) * 1987-10-13 1989-04-18 Komatsu Ltd 形状認識装置

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