JPH11251438A - 半導体装置のヒューズ切断認識方法 - Google Patents

半導体装置のヒューズ切断認識方法

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JPH11251438A
JPH11251438A JP5025898A JP5025898A JPH11251438A JP H11251438 A JPH11251438 A JP H11251438A JP 5025898 A JP5025898 A JP 5025898A JP 5025898 A JP5025898 A JP 5025898A JP H11251438 A JPH11251438 A JP H11251438A
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JP
Japan
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fuse
cut
semiconductor device
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JP5025898A
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English (en)
Inventor
Koichi Takahashi
功一 高橋
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MIYAGI OKI DENKI KK
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
MIYAGI OKI DENKI KK
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 迅速、かつ的確に半導体装置のリペア後のヒ
ューズ切断を確認することができる半導体装置のヒュー
ズ切断認識方法を提供する。 【解決手段】 半導体装置のヒューズ切断認識方法にお
いて、半導体装置のリペア後のヒューズ上をレーザース
キャナ11によりレーザースキャンし、このレーザース
キャンによる出力波形に基づいて、前記ヒューズ切断が
なされたかどうかを電子制御装置の判断手段により判別
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置のヒュ
ーズ切断認識方法に係り、特に半導体メモリのリペア後
のヒューズ切断確認方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体メモリのリペア後のヒュ
ーズ切断の確認は、オペレータが金属顕微鏡を使用して
目視で行っている。最終確認はテスタ測定でのみ行って
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のヒューズ切断の確認方法では、オペレーターが
金属顕微鏡で外観を検査しているため、ロードが大き
く、また、抜き取り外観検査では不良検出率が低いとい
った問題があった。本発明は、上記問題点を除去し、迅
速、かつ的確に半導体装置のリペア後のヒューズ切断を
確認することができる半導体装置のヒューズ切断認識方
法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、 〔1〕半導体装置のヒューズ切断認識方法において、半
導体装置のリペア後のヒューズ上をレーザースキャン
し、このレーザースキャンによる出力波形に基づいて、
前記ヒューズ切断がなされたか否かを電子制御装置の判
断手段により判別するようにしたものである。
【0005】〔2〕半導体装置のヒューズ切断認識方法
において、ヒューズ切断前の画像を撮像装置により撮像
し、前記画像データを電子制御装置に取り込み、ヒュー
ズ切断後の画像を撮像装置により撮像し、前記画像デー
タを前記電子制御装置に取り込み、ヒューズ切断前の画
像データとヒューズ切断後の画像データとの比較を行
い、ヒューズが切断しているか否かを電子制御装置の判
断手段により判断し、ヒューズが切断していなければ、
ヒューズが切断していなことを報知するようにしたもの
である。
【0006】〔3〕上記〔1〕又は〔2〕記載の半導体
装置のヒューズ切断認識方法において、前記ヒューズは
半導体メモリに配置される複数列のヒューズである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。図1は本発明の第1実施例を示す半
導体メモリのリペア後のヒューズの状態を示す断面図で
あり、図1(a)は本発明の第1実施例を示す半導体メ
モリのリペア後のヒューズ切断前の断面図、図1(b)
はその半導体メモリのリペア後のヒューズ切断後の断面
図である。
【0008】これらの図において、半導体装置としての
半導体メモリ1の表面にはヒューズ2が形成されてい
る。すなわち、半導体メモリ1のリペア後のヒューズ切
断前には、図1(a)に示すように、ヒューズの凸形状
部2Aが形成されている。そこで、例えば、一番左側の
ヒューズの凸形状部2Aの切断を行うと、そのヒューズ
は切断されて、図1(b)に示すように、凹形状部2B
となる。なお、図1において、2Dは半導体メモリの表
面である。
【0009】図2は本発明の第1実施例を示すレーザー
スキャナによるヒューズ切断の確認方法の説明図、図3
はそのレーザースキャナからの出力波形を示す図であ
る。図2に示すように、ヒューズが切断された半導体メ
モリの表面をレーザースキャナ11でスキャンする。す
ると、レーザースキャナ11からの出力波形は、図3に
示すように、半導体メモリの表面2Dに対応していたレ
ベル0から、ヒューズ切断凹形状部2Bに至ると、レベ
ル−1まで下がり、ヒューズ切断凹形状部2Bから半導
体メモリの表面2Dに至ると、レベル0になり、切断さ
れていないヒューズの凸形状部2Aに至るとレベル+1
まで上がり、それが、半導体メモリの表面2Dとヒュー
ズの凸形状部2Aの数だけ、繰り返された出力波形とし
て示される。
【0010】このように、半導体メモリのリペア処理後
のヒューズに対して、レーザースキャンを行い、その反
射波を取り込み、例えば、ヒューズが切断されていれ
ば、レベル−1の波形となり、ヒューズが切断されてい
なければ、レベル+1の波形になる。また、閾値を設定
することにより、完全にレベル−1近傍にまでならなけ
れば、ヒューズ切断と判定しないようにして、不十分な
ヒューズの切断を判断できるようにすることができ、そ
の波形から正しく切断されたかどうかを確認することが
できる。
【0011】このように、第1実施例によれば、ヒュー
ズ切断後の確認を、レーザースキャンにより、自動認識
にすることができ、オペレータの負担を減らし、また、
全ヒューズの切断確認を迅速、かつ的確に実施すること
ができ、切断不良検出率の向上を図ることができる。次
に、本発明の第2実施例について説明する。
【0012】図4は本発明の第2実施例を示す半導体メ
モリのリペア後のヒューズの状態を示す平面図であり、
図4(a)は本発明の第2実施例を示す半導体メモリの
リペア後のヒューズ切断前の平面図、図4(b)はその
半導体メモリのリペア後のヒューズ切断後の平面図であ
る。図5はその半導体メモリのリペア後のヒューズ切断
確認システムの構成図、図6はその半導体メモリのリペ
ア後のヒューズ切断確認フローチャートである。
【0013】これらの図において、20はヒューズの画
像、Aはヒューズ切断前の画像、Bはヒューズ切断後の
画像、30は電子制御装置、31は中央処理装置(CP
U)、32は画像メモリ、33は入力インタフェース、
34は比較手段、35はヒューズが切断しているか否か
の判断手段、36は出力インタフェース、37はアラー
ムである。
【0014】ここで、図6を用いて動作を説明する。ま
ず、ヒューズ切断前の画像Aを得るために、ヒューズ切
断前の画像Aを撮像装置(図示なし)により撮像して、
その画像データを得て、その画像データを電子制御装置
30に取り込む(ステップS1)。次に、ヒューズ切断
後の画像Bを得るために、そのヒューズの切断後の画像
Bを撮像装置(図示なし)により撮像して、その画像デ
ータを得て、その画像データを電子制御装置30に取り
込む(ステップS2)。
【0015】次に、ヒューズ切断前の画像データとヒュ
ーズ切断後の画像データとの比較を行う(ステップS
3)。例えば、各画像の画素を2値化して、ヒューズ切
断前の画像Aとヒューズ切断後の画像Bのヒューズの占
める面積を比較手段34で比較する。その結果、ヒュー
ズが切断しているか否かをその判断手段35によって判
断する(ステップS4)。
【0016】その結果、ヒューズが切断していなけれ
ば、例えば、アラーム37を鳴動して、ヒューズが切断
していなことを報知する(ステップS5)。このよう
に、第2実施例によれば、リペア処理前後のヒューズの
画像データを予め電子制御装置30に記憶させておき、
リペア処理後に画像データを比較することにより、ヒュ
ーズの切断が正しくされたかどうかを判断することがで
きる。
【0017】このように、第2実施例によれば、第1実
施例と同様の効果があり、さらに、ヒューズの切断を画
像データ処理することから、切断面だけでなく、ヒュー
ズ上残膜の異常も検出できる効果がある。特に、半導体
メモリには多くのヒューズが配置されるが、レーザース
キャナや撮像装置を同期を取って順次シフトさせていく
ことにより、多くの配列されたヒューズの切断の確認を
迅速、かつ的確に実施することができる。
【0018】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0019】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、以下のような効果を奏することができる。 (1)請求項1記載の発明によれば、ヒューズ切断後の
確認を、レーザースキャンにより、自動認識にすること
ができ、オペレータの負担を減らし、また、全ヒューズ
の切断確認を迅速、かつ的確に実施することができ、切
断不良検出率の向上を図ることができる。
【0020】(2)請求項2記載の発明によれば、特
に、ヒューズの切断を画像データ処理することから、切
断面だけでなく、ヒューズ上残膜の異常も検出できる効
果がある。 (3)請求項3記載の発明によれば、特に、半導体メモ
リには多くのヒューズが配置されるが、レーザースキャ
ナや撮像装置を同期を取って順次シフトさせていくこと
により、多くの配列されたヒューズの切断の確認を迅
速、かつ的確に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す半導体メモリのリペ
ア後のヒューズの状態を示す断面図である。
【図2】本発明の第1実施例を示すレーザースキャナに
よるヒューズ切断の確認方法の説明図である。
【図3】本発明の第1実施例を示すレーザースキャナか
らの出力波形を示す図である。
【図4】本発明の第2実施例を示す半導体メモリのリペ
ア後のヒューズの状態を示す平面図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す半導体メモリのリペ
ア後のヒューズ切断確認システムの構成図である。
【図6】本発明の第2実施例を示す半導体メモリのリペ
ア後のヒューズ切断確認フローチャートである。
【符号の説明】
1 半導体メモリ 2 ヒューズ 2A ヒューズの凸形状部 2B ヒューズの凹形状部 2D 半導体メモリの表面 11 レーザースキャナ 20 ヒューズの画像 A ヒューズ切断前の画像 B ヒューズ切断後の画像 30 電子制御装置 31 中央処理装置(CPU) 32 画像メモリ 33 入力インタフェース 34 比較手段 35 判断手段 36 出力インタフェース 37 アラーム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置のヒューズ切断認識方法にお
    いて、(a)半導体装置のリペア後のヒューズ上をレー
    ザースキャンし、(b)該レーザースキャンによる出力
    波形に基づいて、前記ヒューズ切断がなされたか否かを
    電子制御装置の判断手段により判別することを特徴とす
    る半導体装置のヒューズ切断認識方法。
  2. 【請求項2】 半導体装置のヒューズ切断認識方法にお
    いて、(a)ヒューズ切断前の画像を撮像装置により撮
    像し、前記画像データを電子制御装置に取り込み、
    (b)ヒューズ切断後の画像を撮像装置により撮像し、
    前記画像データを前記電子制御装置に取り込み、(c)
    ヒューズ切断前の画像データとヒューズ切断後の画像デ
    ータとの比較を行い、ヒューズが切断しているか否かを
    電子制御装置の判断手段により判断し、(d)ヒューズ
    が切断していなければ、ヒューズが切断していなことを
    報知することを特徴とする半導体装置のヒューズ切断認
    識方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の半導体装置のヒュ
    ーズ切断認識方法において、前記ヒューズは半導体メモ
    リに配置される複数列のヒューズであることを特徴とす
    る半導体装置のヒューズ切断認識方法。
JP5025898A 1998-03-03 1998-03-03 半導体装置のヒューズ切断認識方法 Withdrawn JPH11251438A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9287295B2 (en) 2012-05-16 2016-03-15 Samsung Display Co., Ltd. Display apparatus and method of detecting short-circuit failure of the display apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9287295B2 (en) 2012-05-16 2016-03-15 Samsung Display Co., Ltd. Display apparatus and method of detecting short-circuit failure of the display apparatus

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