JPH0324282B2 - - Google Patents
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- JPH0324282B2 JPH0324282B2 JP60034510A JP3451085A JPH0324282B2 JP H0324282 B2 JPH0324282 B2 JP H0324282B2 JP 60034510 A JP60034510 A JP 60034510A JP 3451085 A JP3451085 A JP 3451085A JP H0324282 B2 JPH0324282 B2 JP H0324282B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- width
- anvil
- slab
- press
- width reduction
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 230000009467 reduction Effects 0.000 claims description 41
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 18
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 8
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 3
- 238000005098 hot rolling Methods 0.000 description 2
- 210000000988 bone and bone Anatomy 0.000 description 1
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B1/00—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
- B21B1/02—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling heavy work, e.g. ingots, slabs, blooms, or billets, in which the cross-sectional form is unimportant ; Rolling combined with forging or pressing
- B21B1/024—Forging or pressing
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B15/00—Arrangements for performing additional metal-working operations specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B15/0035—Forging or pressing devices as units
- B21B15/0042—Tool changers
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
熱間連続圧延における熱間スラブの幅変更につ
いてこの明細書で述べる技術内容は、横押しプレ
スを用いた熱間スラブ連続圧延における異幅圧下
に関する。
いてこの明細書で述べる技術内容は、横押しプレ
スを用いた熱間スラブ連続圧延における異幅圧下
に関する。
熱間連続圧延では、連続鋳造により製造された
一定幅の熱間スラブ（以下スラブという）をこの
スラブによつてつくろうとする製品の板幅に応じ
て、所定の幅変更、とくに幅圧下してから粗圧延
を行う場合がある。この幅圧下の際にスラブの前
後端部での形状乱れを来す。
一定幅の熱間スラブ（以下スラブという）をこの
スラブによつてつくろうとする製品の板幅に応じ
て、所定の幅変更、とくに幅圧下してから粗圧延
を行う場合がある。この幅圧下の際にスラブの前
後端部での形状乱れを来す。
そこでこのような形状乱れを有利に回避するこ
とに加えて、単一スラブによつて板幅が種々に異
なつた製品を得ることの要請を満たすのに好都合
な異幅圧下の手法を開発した。
とに加えて、単一スラブによつて板幅が種々に異
なつた製品を得ることの要請を満たすのに好都合
な異幅圧下の手法を開発した。
（従来の技術）
スラブを横押しプレスにより、先端から後端ま
で連続的に幅圧下すると、スラブ先端ではフイツ
シユテイル状、後端ではタング状の形状乱れが発
生する。そこで圧延歩留まりを向上するために
は、スラブの先端及び後端の予成形が必要で、こ
のスラブの端部を予成形する方法としては、特願
昭59−59531号明細書（特開昭60−203303号）に
おいて発明者らが先に開示した。
で連続的に幅圧下すると、スラブ先端ではフイツ
シユテイル状、後端ではタング状の形状乱れが発
生する。そこで圧延歩留まりを向上するために
は、スラブの先端及び後端の予成形が必要で、こ
のスラブの端部を予成形する方法としては、特願
昭59−59531号明細書（特開昭60−203303号）に
おいて発明者らが先に開示した。
この方法では、要求される製品幅毎のスラブに
幅圧下を行う。したがつて或る幅の製品の数量如
何では短尺スラブの幅圧下が続くことになり、そ
の個々において予成形の時間が大きな割合を占め
るので生産能率が粗害される。
幅圧下を行う。したがつて或る幅の製品の数量如
何では短尺スラブの幅圧下が続くことになり、そ
の個々において予成形の時間が大きな割合を占め
るので生産能率が粗害される。
（発明が解決しようとする問題点）
横押しプレスによるスラブ幅圧下量を製品板幅
に応じて変更し、１本のスラブから２種類以上の
製品幅を得ることによつて幅圧下工程の生産性を
高めることが、この発明の目的である。
に応じて変更し、１本のスラブから２種類以上の
製品幅を得ることによつて幅圧下工程の生産性を
高めることが、この発明の目的である。
（問題点を解決するための手段）
この発明は、熱間スラブをその搬送の方向の両
側から挾み、それぞれ該方向と直交する向きの同
期的行程作動を行う一対の横押しプレス金敷によ
り幅圧下する際、熱間スラブの搬送の方向入側に
面した傾斜チヤンフア部を、同じく出側に該方向
と直交する切落し部を、また傾斜チヤンフア部、
切落し部にわたる平行部をそれぞれ有するプレス
主金敷、及び熱間スラブの搬送の方向出側におけ
る傾斜チヤンフア部を、同じく入側に該方向と直
交する切落し部を、また傾斜チヤンフア部、切落
し部にわたる平行部をそれぞれ有するプレス副金
敷とを、用いて、該プレス主金敷の傾斜チヤンフ
ア部及び平行部を利用して命令スラブ幅に応じた
幅圧下を命令長さにわたつて行い、次にこの命令
スラブ幅の変更位置にてプレス主金敷の切落し
部、又は前記プレス副金敷の切落し部を利用した
幅圧下により幅変更部の段差を形成した後、引き
続きプレス主金敷の傾斜チヤンフア部及び平行部
を利用して変更幅に基づく幅圧下を行い、さら
に、熱間スラブ後端部を幅圧下するに先立ち、該
幅圧下を一旦中断して熱間スラブ後端部をプレス
副金敷の位置まで搬送し、熱間スラブ後端部にプ
レス副金敷の傾斜チヤンフア部を利用した後端予
形成を行つた後、熱間スラブを再度前記プレス主
金敷による幅圧下中断位置まで戻し、再びプレス
主金較の傾斜チヤンフア部及び平行部を利用した
幅圧下を行うことを特徴とする熱間スラブの異幅
圧下方法である。
側から挾み、それぞれ該方向と直交する向きの同
期的行程作動を行う一対の横押しプレス金敷によ
り幅圧下する際、熱間スラブの搬送の方向入側に
面した傾斜チヤンフア部を、同じく出側に該方向
と直交する切落し部を、また傾斜チヤンフア部、
切落し部にわたる平行部をそれぞれ有するプレス
主金敷、及び熱間スラブの搬送の方向出側におけ
る傾斜チヤンフア部を、同じく入側に該方向と直
交する切落し部を、また傾斜チヤンフア部、切落
し部にわたる平行部をそれぞれ有するプレス副金
敷とを、用いて、該プレス主金敷の傾斜チヤンフ
ア部及び平行部を利用して命令スラブ幅に応じた
幅圧下を命令長さにわたつて行い、次にこの命令
スラブ幅の変更位置にてプレス主金敷の切落し
部、又は前記プレス副金敷の切落し部を利用した
幅圧下により幅変更部の段差を形成した後、引き
続きプレス主金敷の傾斜チヤンフア部及び平行部
を利用して変更幅に基づく幅圧下を行い、さら
に、熱間スラブ後端部を幅圧下するに先立ち、該
幅圧下を一旦中断して熱間スラブ後端部をプレス
副金敷の位置まで搬送し、熱間スラブ後端部にプ
レス副金敷の傾斜チヤンフア部を利用した後端予
形成を行つた後、熱間スラブを再度前記プレス主
金敷による幅圧下中断位置まで戻し、再びプレス
主金較の傾斜チヤンフア部及び平行部を利用した
幅圧下を行うことを特徴とする熱間スラブの異幅
圧下方法である。
以下にこの発明を詳細に説明する。
スラブ１に対する異幅圧下は、第１図又は第２
図に示すような一対のプレス主金敷（以下主金敷
という）２及び一対のプレス副金敷（以下副金敷
という）３を用いる。すなわち主金敷２は、スラ
ブ１の搬送の方向入側にスラブ１の幅方向外側へ
拡がる傾斜部（以下傾斜チヤンフア部という）２
ａを、これに続く中間に平行部２ｂを、出側に搬
送の方向と直交する切落し部２ｃを有する片台形
状の構成とし、また副金敷３は、スラブ１の搬送
の方向出側に傾斜チヤンフア部３ａを、中間に平
行部３ｂを、入側に切落し部３ｃを有する片台形
状の構成である。そして主金敷２を所定の幅圧下
量の下で周期的に振動させつつ、その間隙にスラ
ブ１を連続的又は間欠的に送り込み、スラブ１を
幅圧下するわけであるが、スラブ先端の形状乱れ
については、上掲した引用発明に従い傾斜チヤン
フア部２ａによつて抑制する。
図に示すような一対のプレス主金敷（以下主金敷
という）２及び一対のプレス副金敷（以下副金敷
という）３を用いる。すなわち主金敷２は、スラ
ブ１の搬送の方向入側にスラブ１の幅方向外側へ
拡がる傾斜部（以下傾斜チヤンフア部という）２
ａを、これに続く中間に平行部２ｂを、出側に搬
送の方向と直交する切落し部２ｃを有する片台形
状の構成とし、また副金敷３は、スラブ１の搬送
の方向出側に傾斜チヤンフア部３ａを、中間に平
行部３ｂを、入側に切落し部３ｃを有する片台形
状の構成である。そして主金敷２を所定の幅圧下
量の下で周期的に振動させつつ、その間隙にスラ
ブ１を連続的又は間欠的に送り込み、スラブ１を
幅圧下するわけであるが、スラブ先端の形状乱れ
については、上掲した引用発明に従い傾斜チヤン
フア部２ａによつて抑制する。
スラブの幅圧下中に、広幅から狭幅へ変更する
場合には、第１図に示すように、主金敷２の傾斜
チヤンフア部２ａ及び平行部２ｂでスラブ１に通
常の幅圧下を行つたａ後、幅圧下量を大きくとつ
て切落し部２ｃ及び平行部２ｂで段付きプレスを
行つて幅変更部を設けｂ、引き続き傾斜チヤンフ
ア部２ａ及び平行部２ｂによる通常の幅圧下を行
いｃ、広幅と狭幅とを有するスラブを得る。ここ
で主金敷２の傾斜チヤンフア部２ａの幅圧下に起
因してスラブ１の後端部に発生する前記タング状
の変形を防止するため、該変形が生じない前に主
金敷２による幅圧下を一旦中断してスラブ１の後
端を副金敷３の位置に搬送しｄ、副金敷３の傾斜
チヤンフア部３ａでスラブ１の後端を幅圧下（後
端の予成形）をした(e)後、再び前記主金敷２によ
る幅圧下中断位置までスラブ１を戻し、主金敷２
の傾斜チヤンフア部２ａ及び平行部２ｂによる幅
圧下をスラブ１の後端まで行う。このようにする
ことによりスラブ１の後端部に生じるクロツプ長
さを大幅に減少することができる。
場合には、第１図に示すように、主金敷２の傾斜
チヤンフア部２ａ及び平行部２ｂでスラブ１に通
常の幅圧下を行つたａ後、幅圧下量を大きくとつ
て切落し部２ｃ及び平行部２ｂで段付きプレスを
行つて幅変更部を設けｂ、引き続き傾斜チヤンフ
ア部２ａ及び平行部２ｂによる通常の幅圧下を行
いｃ、広幅と狭幅とを有するスラブを得る。ここ
で主金敷２の傾斜チヤンフア部２ａの幅圧下に起
因してスラブ１の後端部に発生する前記タング状
の変形を防止するため、該変形が生じない前に主
金敷２による幅圧下を一旦中断してスラブ１の後
端を副金敷３の位置に搬送しｄ、副金敷３の傾斜
チヤンフア部３ａでスラブ１の後端を幅圧下（後
端の予成形）をした(e)後、再び前記主金敷２によ
る幅圧下中断位置までスラブ１を戻し、主金敷２
の傾斜チヤンフア部２ａ及び平行部２ｂによる幅
圧下をスラブ１の後端まで行う。このようにする
ことによりスラブ１の後端部に生じるクロツプ長
さを大幅に減少することができる。
次にスラブを狭幅から広幅に変更する場合につ
いて、第２図を参照して述べる。まず主金敷２の
傾斜チヤンフア部２ａ及び平行部２ｂでスラブ１
に通常のプレス幅圧下を行い、次いで副金敷３を
用意し、通常の幅圧下により形成したスラブ１の
傾斜面を圧下する段付きプレスを副金敷３の切落
し部３ｃ及び平行部３ｂにより行う(b)。この段付
きプレスの終了後、再び主金敷２の傾斜チヤンフ
ア部２ａ及び平行部２ｂを用いて幅圧下量を少く
したプレスを続け(c)、さらに第１図(d)、(e)で示し
たスラブ１の後端の予成形を行つた後、再び主金
敷２による幅圧下を行い狭幅から広幅となつたス
ラブを得る。
いて、第２図を参照して述べる。まず主金敷２の
傾斜チヤンフア部２ａ及び平行部２ｂでスラブ１
に通常のプレス幅圧下を行い、次いで副金敷３を
用意し、通常の幅圧下により形成したスラブ１の
傾斜面を圧下する段付きプレスを副金敷３の切落
し部３ｃ及び平行部３ｂにより行う(b)。この段付
きプレスの終了後、再び主金敷２の傾斜チヤンフ
ア部２ａ及び平行部２ｂを用いて幅圧下量を少く
したプレスを続け(c)、さらに第１図(d)、(e)で示し
たスラブ１の後端の予成形を行つた後、再び主金
敷２による幅圧下を行い狭幅から広幅となつたス
ラブを得る。
なお上掲の第１図及び第２図の操作を組み合わ
せることによつて、広（狭）幅から狭（広）幅を
経て再び広（狭）幅となる異幅圧下も容易であ
り、所望の幅のスラブを提供できる。
せることによつて、広（狭）幅から狭（広）幅を
経て再び広（狭）幅となる異幅圧下も容易であ
り、所望の幅のスラブを提供できる。
また上掲の異幅圧下方法に直接使用する装置に
ついて、第３図を参照して説明する。なおプレス
金敷は左右対称であるため、片側を省略して示
す。
ついて、第３図を参照して説明する。なおプレス
金敷は左右対称であるため、片側を省略して示
す。
第３図に示すプレス装置は、先に第１図及び第
２図で示した主金敷２及び副金敷３を備え、主金
敷２の下段に副金敷３を配置し、主金敷２と副金
敷３とを工具台４に固定し、この工具台４を油圧
シリンダ５によつて内ブロツク６の内側面上を上
下に移動し、主金敷２及び副金敷３の交替的稼動
によりスラブのパスラインに合致させる構成であ
る。
２図で示した主金敷２及び副金敷３を備え、主金
敷２の下段に副金敷３を配置し、主金敷２と副金
敷３とを工具台４に固定し、この工具台４を油圧
シリンダ５によつて内ブロツク６の内側面上を上
下に移動し、主金敷２及び副金敷３の交替的稼動
によりスラブのパスラインに合致させる構成であ
る。
さらに上記プレス装置に、第４図に示す装置群
を付帯すれば、スラブの異幅圧下を効率良く行え
る。なお第４図において、７は幅圧下量に応じて
主金敷２及び副金敷３の位置を変更する高速幅調
整装置、８はスラブを高速搬送するピンチローラ
ー、９はローラーテーブル、１０はプレス用のモ
ーター、及び１１はモーター１０の動力をプレス
に伝達する減速機である。
を付帯すれば、スラブの異幅圧下を効率良く行え
る。なお第４図において、７は幅圧下量に応じて
主金敷２及び副金敷３の位置を変更する高速幅調
整装置、８はスラブを高速搬送するピンチローラ
ー、９はローラーテーブル、１０はプレス用のモ
ーター、及び１１はモーター１０の動力をプレス
に伝達する減速機である。
（作用）
上記の異幅圧下により段差部分で連続した異幅
スラブが得られ、この段差部分の近傍における断
面形状は通常の幅圧下域のそれと大差のないこと
が実験でたしかめられているので、幅圧下代の変
更による格別な不具合は生じない。
スラブが得られ、この段差部分の近傍における断
面形状は通常の幅圧下域のそれと大差のないこと
が実験でたしかめられているので、幅圧下代の変
更による格別な不具合は生じない。
なお上記の異幅圧下では従来用いられているた
てロールによるエツジング圧延ができなくなる
が、例えばシートバー厚50mmまでエツジング圧延
なしで圧延し、シヤーで切断後、強圧下水平圧延
と幅成形エツジング圧延を行うことにより、何ら
の支承なく、効率良く、しかも精度の良いコイル
を得ることができる。
てロールによるエツジング圧延ができなくなる
が、例えばシートバー厚50mmまでエツジング圧延
なしで圧延し、シヤーで切断後、強圧下水平圧延
と幅成形エツジング圧延を行うことにより、何ら
の支承なく、効率良く、しかも精度の良いコイル
を得ることができる。
（実施例）
第４図に示した幅圧下設備列を用いて、板幅
1520mm、厚さ220mm、長さ12000mmのスラブを、第
１図で示した角度θ13゜及びθ′15゜の金敷で振幅50
mm、振動数0.7Hzの条件によつて、スラブの先端
から順に幅圧下量が360mm、450mm、180mmの異幅
圧下を連続的に行つた際の幅圧下後のスラブを第
５図に示す。スラブが広幅から狭幅に、及び狭幅
から広幅に変化した幅端部に引き込み１２，１３
が生じているが、その長さは約80mmと小さい。
1520mm、厚さ220mm、長さ12000mmのスラブを、第
１図で示した角度θ13゜及びθ′15゜の金敷で振幅50
mm、振動数0.7Hzの条件によつて、スラブの先端
から順に幅圧下量が360mm、450mm、180mmの異幅
圧下を連続的に行つた際の幅圧下後のスラブを第
５図に示す。スラブが広幅から狭幅に、及び狭幅
から広幅に変化した幅端部に引き込み１２，１３
が生じているが、その長さは約80mmと小さい。
また第６図に上記段付き部Ａ−Ａ及びＢ−Ｂ断
面でのドツグボーンの形状を示す。段付き部にお
いても、他の通常プレス領域A′−A′及びB′−
B′断面でのドツクボーン量と同程度であり、次
の水平圧延を経た後のスラブの幅精度も極めて良
く、段も鋭くついた状態であつた。
面でのドツグボーンの形状を示す。段付き部にお
いても、他の通常プレス領域A′−A′及びB′−
B′断面でのドツクボーン量と同程度であり、次
の水平圧延を経た後のスラブの幅精度も極めて良
く、段も鋭くついた状態であつた。
また従来の通常プレスによつて長さ６ｍ、厚さ
220mmのスラブ２枚から異なる幅1250mmと1350mm
の製品を得る場合、プレスの正味時間は81.8sで
あるが、この発明に従う方法を用いて長さ12ｍ、
厚さ220mmのスラブに1250mmと1350mmとなる異幅
圧下を行うとプレス処理時間は72.2sに短縮でき
る。従来の方法でスラブ間の空白時間を見込め
ば、さらに処理時間差は大きくなる。さらに歩留
まりも約0.8％向上することができた。
220mmのスラブ２枚から異なる幅1250mmと1350mm
の製品を得る場合、プレスの正味時間は81.8sで
あるが、この発明に従う方法を用いて長さ12ｍ、
厚さ220mmのスラブに1250mmと1350mmとなる異幅
圧下を行うとプレス処理時間は72.2sに短縮でき
る。従来の方法でスラブ間の空白時間を見込め
ば、さらに処理時間差は大きくなる。さらに歩留
まりも約0.8％向上することができた。
（発明の効果）
この発明の方法による異幅圧下により、製品板
幅を異にする場合のスラブを統合してスラブの前
後端にて必要な予成形の手数が軽減され、生産能
率を上げることができる。
幅を異にする場合のスラブを統合してスラブの前
後端にて必要な予成形の手数が軽減され、生産能
率を上げることができる。
第１図は広幅から狭幅への圧下要領を示す説明
図、第２図は狭幅から広幅への圧下要領を示す説
明図、第３図はプレスの金敷を示す斜視図、第４
図は幅圧下設備列を示す説明図、第５図は異幅圧
下後のスラブ幅を示す図、第６図はドツグボーン
形状を示す図である。 １……スラブ、２……主金敷、３……副金敷、
２ａ，３ａ……傾斜チヤンフア部、２ｂ，３ｂ…
…平行部、２ｃ，３ｃ……切落し部。
図、第２図は狭幅から広幅への圧下要領を示す説
明図、第３図はプレスの金敷を示す斜視図、第４
図は幅圧下設備列を示す説明図、第５図は異幅圧
下後のスラブ幅を示す図、第６図はドツグボーン
形状を示す図である。 １……スラブ、２……主金敷、３……副金敷、
２ａ，３ａ……傾斜チヤンフア部、２ｂ，３ｂ…
…平行部、２ｃ，３ｃ……切落し部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 熱間スラブをその搬送の方向の両側から挾
み、それぞれ該方向と直交する向きの同期的行程
作動を行う一対の横押しプレス金敷により幅圧下
する際、 熱間スラブの搬送の方向入側に面した傾斜チヤ
ンフア部を、同じく出側に該方向と直交する切落
し部を、また傾斜チヤンフア部、切落し部にわた
る平行部をそれぞれ有するプレス主金敷、及び熱
間スラブの搬送の方向出側における傾斜チヤンフ
ア部を、同じく入側に該方向と直交する切落し部
を、また傾斜チヤンフア部、切落し部にわたる平
行部をそれぞれ有するプレス副金敷とを、用い
て、 該プレス主金敷の傾斜チヤンフア部及び平行部
を利用して命令スラブ幅に応じた幅圧下を命令長
さにわたつて行い、次にこの命令スラブ幅の変更
位置にてプレス主金敷の切落し部、又は前記プレ
ス幅金敷の切落し部を利用した幅圧下により幅変
更部の段差を形成した後、引き続きプレス主金敷
の傾斜チヤンフア部及び平行部を利用して変更幅
に基づく幅圧下を行い、さらに熱間スラブ後端部
を幅圧下するに先立ち、該幅圧下を一旦中断して
熱間スラブ後端部をプレス副金敷の位置まで搬送
し、熱間スラブ後端部にプレス副金敷の傾斜チヤ
ンフア部を利用した後端予成形を行つた後、熱間
スラブを再度前記プレス主金敷による幅圧下中断
位置まで戻し、再びプレス主金敷の傾斜チヤンフ
ア部及び平行部を利用した幅圧下を行うことを特
徴とする熱間スラブの異幅圧下方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3451085A JPS61193701A (ja) | 1985-02-25 | 1985-02-25 | 熱間スラブの異幅圧下方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3451085A JPS61193701A (ja) | 1985-02-25 | 1985-02-25 | 熱間スラブの異幅圧下方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61193701A JPS61193701A (ja) | 1986-08-28 |
| JPH0324282B2 true JPH0324282B2 (ja) | 1991-04-02 |
Family
ID=12416255
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3451085A Granted JPS61193701A (ja) | 1985-02-25 | 1985-02-25 | 熱間スラブの異幅圧下方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61193701A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1551010A2 (en) | 2004-01-05 | 2005-07-06 | Taiyo Yuden Co., Ltd. | Recording method, recording apparatus, and signal processing circuit for recording information on optical recording medium |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0531037U (ja) * | 1991-09-25 | 1993-04-23 | 株式会社東芝 | 開閉装置の摺動部品 |
| CN111644550B (zh) * | 2020-06-16 | 2021-09-24 | 建龙北满特殊钢有限责任公司 | 一种锻造多级台阶轧辊的方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60166101A (ja) * | 1984-02-08 | 1985-08-29 | Hitachi Ltd | スラブ幅減少方法及び装置 |
-
1985
- 1985-02-25 JP JP3451085A patent/JPS61193701A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60166101A (ja) * | 1984-02-08 | 1985-08-29 | Hitachi Ltd | スラブ幅減少方法及び装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1551010A2 (en) | 2004-01-05 | 2005-07-06 | Taiyo Yuden Co., Ltd. | Recording method, recording apparatus, and signal processing circuit for recording information on optical recording medium |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61193701A (ja) | 1986-08-28 |
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