JPH0324122Y2 - - Google Patents

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JPH0324122Y2
JPH0324122Y2 JP19813685U JP19813685U JPH0324122Y2 JP H0324122 Y2 JPH0324122 Y2 JP H0324122Y2 JP 19813685 U JP19813685 U JP 19813685U JP 19813685 U JP19813685 U JP 19813685U JP H0324122 Y2 JPH0324122 Y2 JP H0324122Y2
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JP
Japan
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spring unit
air
air bag
elastic material
exterior body
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JP19813685U
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JPS62106562U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は内部に温風を吹き込むことができる
ようにしたマツトレス装置に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
一般にマツトレス装置は、スプリングユニツト
の上下面の少なくとも上面にウレタンフオームな
どの弾性材を重合し、この重合体を袋状の外装体
で被覆して構成されている。このようなマツトレ
ス装置においては使用にともない利用者の体から
発散される汗などの湿気が上記外装体や弾性材に
こもるということがある。湿気を帯びたマツトレ
ス装置は綿製の敷布団のように干して乾燥させる
ということを容易に行なうことができない。
このような欠点を除去できるマツトレス装置と
して実公昭55−34849号公報に示されたものがあ
る。この公報に示された先行技術は、マツトレス
本体のマチ面にこのマツトレス本体の内部空間に
連通する接続口体を設け、この接続口体に一端が
送風装置に接続された送気ホースの他端を接続す
る。したがつて、上記送風装置で発生させた温風
をマツトレス本体の内部空間に送り込めば、その
温風によつて上記弾性材や外装体を乾燥させるこ
とができる。
しかしながら、マツトレス装置は、最も湿気の
こもりやすいスプリングユニツトの上面に比べて
外周面の方が空気の流通抵抗が小さいから、マツ
トレス本体の内部に単に温風を送つたのでは、温
風はスプリングユニツトの上面を通過しずらい。
したがつて、スプリングユニツトの上面に設けら
れた弾性材や外装体を良好かつ迅速に乾燥せるこ
とができないという欠点を有する。
〔考案の目的〕
この考案は、スプリングユニツトの上面側に設
けられた弾性材やこの弾性材を被覆した外装体を
良好かつ迅速に乾燥させることができるようにし
たマツトレス装置を提供することを目的とする。
〔考案の概要〕
この考案は、スプリングユニツトの上下面のう
ちの少なくとも上面に重合された弾性材と、この
弾性材を被覆した外装体との間に通気性を有する
柔軟な材料で作られたエアーバツクを設け、この
エアーバツクに温風送風機で発生させた温風を送
り込んで上記弾性材と外装体とを乾燥させるよう
にしたものである。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例を図面を参照して説
明する。第1図に示すマツトレス装置はスプリン
グユニツト1を有する。このスプリングユニツト
1は、多数のコイルスプリング2を行列状に連結
して形成されている。スプリングユニツト1の上
下面には、それぞれウレタンフオームなどの弾性
材3が重合され、この重合体4は外装体5によつ
て被覆されている。この外装体5は、スプリング
ユニツト1の上面側を被覆した上鏡地6、下面側
を被覆した下鏡地7および外周面を被覆したまち
地8とからなる。まち地8の上下端と上鏡地6お
よび下鏡地7の周辺部とはそれぞれテープエツジ
9によつて縫合されている。また、スプリングユ
ニツト1の上面側に重合された弾性材3と上鏡地
6との間にはインナークロス11とエアーバツク
12とが介装されている。上記インナークロス1
1の周辺部は、上鏡地6とまち地8とを縫合した
テープエツジ9によつて一緒に縫合され、また下
面周辺部にはフランジ布12aの一端が縫着さ
れ、この他端はスプリングユニツト1の周辺部に
位置するコイルスプリング2にクリツプ13によ
つて連結されている。また、上鏡地6と下鏡地7
とは、それぞれ裏布14と表布15との間に化繊
綿などの比較的通気性を有した詰め物16を設
け、これら三者を一体にキルテイングして形成さ
れている。さらに、下鏡地7の裏布14の周辺部
にも、一端がクリツプ13によつてコイルスプリ
ング2に連結されたフランジ布12aの他端が縫
合されている。
一方、上記エアーバツク12には柔軟性と通気
性を有する材料、たとえばキヤンバスのような布
地などで偏平な袋状に形成されている。このエア
ーバツク12の下面には給気孔17が穿設され、
この給気孔17には第1の送気ホース18の一端
が接続されている。この第1の送気ホース18の
他端は、上記まち地8の内面に設けられた保持部
19に接続保持されている。上記まち地8の保持
部19と対向する部分はフアスナ21によつて開
閉自在となつていて、上記第1の送気ホース18
の他端に第2の送気ホース22の一端を着脱自在
に接続できるようになつている。この第2の送気
ホース22の他端は温風送風機23に着脱自在に
接続されるようになつている。この温風送風機2
3は温風あるいは冷風を選択的に発生できるよう
になつている。したがつて、温風送風機23によ
つて発生させられた温風あるいは冷風は上記第
1、第2の送気ホース18,22を介してエアー
バツク12に供給されるようになつている。
このような構造のマツトレス装置によれば、温
風送風機23を作動させてエアーバツク12に温
風を送り込むと、その温風はエアーバツク12の
上下面から流出する。したがつて、上記エアーバ
ツク12の下面側に配置された弾性材3と、上面
側に配置された上鏡地6とが上記エアーバツク1
2から流出する温風によつて乾燥させられる。す
なわち、マツトレス装置の最も湿気がこもりやす
いスプリングユニツト1の上面側の弾性材3と、
上鏡地6との間にエアーバツク12を配置したか
ら、このエアーバツク12から流出する温風によ
つて上記弾性材3と上鏡地6とを良好かつ迅速に
乾燥させることができる。さらに、温風が比較的
通気性を有した詰め物16を収容した上鏡地6を
通過するから、この上鏡地6上に載置されるベツ
トパツトや布団(いずれも図示せず)を温めるこ
とができる。
また、エアーバツク12から温風が吹き出せ
ば、マツトレス装置を暖めることができるから、
冬季に暖房効果を持たせることができ、また冷風
を吹き出せば夏季に冷房効果を持たせることがで
きる さらに、第1図に示すエアーバツク12に送気
してこれが膨張した状態から送気を止めることに
よつて上記エアーバツク12が潰れて上鏡地6が
たるんでも、インナークロス11の周辺部に上端
がテープエツジ9で縫合されたまち地8にたるみ
が生じない。したがつて、エアーバツク12に送
気しないときにまち地8がたるんで外観が損なわ
れたり、外装体5がスプリングユニツト1に対し
てずれ動いてしまうなどのことがない。
なお、この考案において、スプリングユニツト
の上面側だけでなく、下面側にもエアーバツクを
設けるようにしてもよい。
〔考案の効果〕
以上述べたようにこの考案は、スプリングユニ
ツトの上下面のうちの少なくとも上面に重合され
た弾性材と、この弾性材を被覆した外装体との間
に通気性を有する柔軟な材料で作られたエアーバ
ツクを設け、このエアーバツクに温風送風機で発
生させた温風を第1、第2の送気ホースを介して
送り込むことができるようにした。したがつて、
マツトレス装置の最も湿気がこもる部分であるス
プリングユニツトの上面側の弾性材と外装体とに
上記エアーバツクから流出する温風を直接当てる
ことができるから、マツトレス装置の乾燥を良好
かつ迅速に行なうことができる。また、エアーバ
ツクは柔軟な材料で作られているから、不使用時
に弾性材と外装体との間に介在していても、マツ
トレス装置の重要な性能の1つであるやわらかな
感触をほとんど損なうことがない。さらに、第1
のホースの一端をエアーバツクの下面に接続し、
他端を外装体のスプリングユニツトの外周を覆つ
た部分に接続するとともに、中途部をスプリング
ユニツトの内部に挿通した。そのため、第1のホ
ースが外部に露出しないから、非送風時には第2
のホースを第1のホースから外すことによつて外
観的に体裁がよく、しかもスプリングユニツトが
利用者の荷重によつて圧縮変形しても、その変形
量はさほど大きくないから、上記第1のホースが
押し潰されるようないことがない。さらに、第1
のホースに利用者の荷重が直接加わることがない
から、利用者の荷重によつて押し潰されたり、利
用者に第1のチユーブの違和感を与えるようなこ
ともない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は一
部断面した側面図、第2図は全体の斜視図であ
る。 1……スプリングユニツト、3……弾性材、5
……外装体、12……エアーバツク、23……温
風送風機。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スプリングユニツトと、このスプリングユニツ
    トの上下面のうちの少なくとも上面に重合された
    弾性材と、上記スプリングユニツトと弾性材とが
    なす重合体を被覆した外装体と、この外装体と上
    記弾性材との間に設けられた通気性を有する柔軟
    な材料で作られたエアーバツクと、一端がこのエ
    アーバツクの下面に接続され他端が上記外装体の
    上記スプリングユニツトの外周を覆う部分に接続
    されているとともに中途部が上記スプリングユニ
    ツトの内部に挿通された第1の送気ホースと、一
    端がこの第1の送気ホースの他端に着脱自在に接
    続され上記第1の送気ホースを介して上記エアー
    バツクに温風を送る送気ホースとを具備したこと
    を特徴とするマツトレス装置。
JP19813685U 1985-12-23 1985-12-23 Expired JPH0324122Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19813685U JPH0324122Y2 (ja) 1985-12-23 1985-12-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19813685U JPH0324122Y2 (ja) 1985-12-23 1985-12-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62106562U JPS62106562U (ja) 1987-07-07
JPH0324122Y2 true JPH0324122Y2 (ja) 1991-05-27

Family

ID=31158547

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19813685U Expired JPH0324122Y2 (ja) 1985-12-23 1985-12-23

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JP2008111546A (ja) 2006-10-03 2008-05-15 Aisin Chem Co Ltd 湿式摩擦材及びその製造方法

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JPS62106562U (ja) 1987-07-07

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