JPH0323959Y2 - - Google Patents

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JPH0323959Y2
JPH0323959Y2 JP1986201876U JP20187686U JPH0323959Y2 JP H0323959 Y2 JPH0323959 Y2 JP H0323959Y2 JP 1986201876 U JP1986201876 U JP 1986201876U JP 20187686 U JP20187686 U JP 20187686U JP H0323959 Y2 JPH0323959 Y2 JP H0323959Y2
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door
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JP1986201876U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、前方に開口する収納部を備えた本体
と、この本体の開口を開閉する扉部とからなる物
置に関するものである。
(従来技術) 従来の物置は、床板、外壁、屋根、および扉か
らなる平屋の小屋のようなものが多く、その収納
容積は大きいのであるが、物置内において収納物
が雑然となり、整理や出入れに手間が掛り収納効
率が悪くなりがちである。そこで、収納効率を上
げるために、このような物置内に複数段に亘つて
水平棚を設けることも良く行われているが、例え
ば棚の奥に載置した収納物を取出す場合には、そ
の手前に載置された収納物をその都度取出さなけ
ればならず、効率のよい出入れを行うことができ
なかつた。
このような不都合をなくすため、直方体状の物
置本体の正面に断面L字型の一対の扉を配設し、
この扉と本体の間に、外側に開閉自在に回動する
棚を設けたものが提案されている(実公昭60−
29577号公報参照)。このような構成によれば、上
記棚の収納物を取出す場合には扉のみを開き、ま
た本体内の収納物を取出す場合には扉および棚を
開くことにより、収納物を取出すことができる。
ところが、このような物置において本体の収納
物を取出す場合、上記扉を開いてからさらに棚を
開かなければならないため二重手間となり、ま
た、棚の開閉時に、その側方から棚の収納物が落
下する不安があつた。
(考案の目的) 本考案は上記事情に鑑み、本体および扉を有す
る物置において、本体内の収納物をスムーズに出
入れすることができ、収納効率の高い物置を提供
することを目的とする。
(考案の構成) 本考案は、前方に開口する収納部を内部に備え
た直方体状の本体と、この本体の前端側部を上下
軸として回動自在に本体の外側に取付けられ、こ
の回動により上記開口を開閉する左右一対の直方
体状の扉部とからなり、これらの扉部の幅寸法の
総和が上記本体の幅寸法と略等しくなるように全
体が構成された物置であつて、各扉部の内部に、
これらの扉部が上記本体の開口を閉じる状態で互
いに対向する方向に開口する収納部を設け、各扉
部の下面に基面上を転動するキヤスタを設けたも
のである。
このような構成によれば、本体および扉部の双
方内部に物を収納することができる。しかも、扉
部を90゜開くだけで本体および扉部の双方の収納
部が前方に開口する状態となるため、この状態で
本体および扉部の双方の収納物を出入れすること
ができる。また、収熱時における扉部の奥行き寸
法は、展開時には扉部の幅寸法となる。
(実施例) 本考案の一実施例を第1〜4図に基づいて説明
する。
ここに示される物置は、直方体状の本体1と、
この本体1の外側に取付けられる直方体状の一対
の扉部2とからなつている。
本体1は、前柱11aおよび後柱11bを左右
に1本ずつ有し、両前柱11aの上端同士および
両後柱11bの上端同士は2本の上桟12aによ
つて連結され、両前柱11aの下端同士および両
後柱11bの下端同士は2本の下桟12bで連結
され、前柱11aと後柱11bの上端同士および
下端同士はそれぞれ4本の側桟12cで連結され
ている。
これらの柱11a,11bおよび桟12a,1
2b,12cによつて構成される骨組の間には、
天板13a、底板13b、左右の側板13c、お
よび後板13dが設けられている。本体1は、こ
れらの板13a,13b,13c,13dによつ
て囲まれる収納部14を内部に備え、この収納部
14は、両前柱11a、上桟12aおよび下桟1
2cによつて囲まれる開口15を有する。収納部
14には、左右両側板13cに達する水平棚16
が2段に亘つて設けられている。
扉部2は、前柱21aおよび後柱21bを左右
に1本ずつ有し、両前柱21aの上端同士および
両後柱21bの上端同士は2本の上桟22aによ
つて連結され、両前柱21aの下端同士および両
後柱21bの下端同士は2本の下桟22bで連結
され、前柱21aと後柱21bの上端同士および
下端同士はそれぞれ4本の側桟22cで連結され
ている。また、両前柱21a間および両後柱21
b間の間隔は、本体1の前柱11a間の間隔の半
分の寸法を有している。
これらの柱21a,21bおよび桟22a,2
2b,22cによつて構成される骨組の間に、天
板23a、底板23b、外側板23c、前側板2
3e、および後側板23fが設けられている。扉
部2は、これらの板23a,23b,23c,2
3e,23fによつて囲まれる収納部27を内部
に備え、この収納部27は、中央側の前柱21
a、後柱21b、側桟22cによつて囲まれる開
口28を有する。収納部27には、前側板23e
および後側板23fに達する水平棚26が2段に
亘つて設けられている。扉部2の下面の左右両側
にはキヤスタ4が設けられており、中央側の前柱
21aの前面には取手6が設けられている。
この扉部2において外側の後柱21bと、上記
本体1の前柱11aとを、蝶番3で連結すること
により、本体1の前端左右両側縁部、すなわち両
前柱11aの外側前端部を上下軸として回動自在
に両扉部2が取付けられている。この取付によつ
て、本体1と両扉部2の上端および下端の高さが
それぞれ合致し、しかも上記キヤスタ4が設置面
(基面)5上に接するように全体が構成されてい
る。そして、この扉部2によつて上記開口15が
閉じられるようになつており、この状態で、各扉
部2に備えられた収納部27の開口28は互いに
対向している。
このような構成において、まず、第2図および
第4図に示されるように本体1の開口15が閉じ
た状態から上記取手6を把持して引張れば、キヤ
スタ4が転動しながら扉部2が蝶番3を中心に回
動する。そして、第3図のように本体1の開口1
5が開いた状態で、この本体1の収納部14の開
口15、および扉部2の収納部27の開口28の
双方が前方に向く状態となり、この状態で上記収
納部14,27内の収納物を容易に出入れするこ
とができる。
このように、扉部2の一体に収納部27が形成
されているので、収納効率が高まるとともに、本
体1の収納物を取りだす際も扉部2を開くだけの
作業だけで済み、また、扉部2における収納部2
7の三方が外側板23c、前側板23e、および
後側板23fによつて囲まれているため、扉部2
の回動の際にその収納物が落下する心配もほとん
どない。
しかも、本体1の開口15が閉じた状態から扉
部2を90゜回転させることにより、扉部2の収納
部27が前方に開口する状態となるため、収納物
を容易に出入れすることができる。さらに、この
構造の場合、閉状態における扉部2の奥行き寸法
aは、扉部2を90゜開いた状態では幅方向の寸法
となるため、この奥行き寸法aを大きくとつて
も、扉部2内の収納物が取出しにくくなることが
ない。
なお、この物置はキヤスタ4が本体1の設置面
5上を転動する構成となつているが、物置が設置
される場所の状況に応じて、キヤスタ4が本体1
の設置面5よりも高い位置にある面あるいは低い
位置にある面上を転動する構成にしても構わな
い。
(考案の効果) 以上のように本考案は、本体の収納部の開口
を、開閉する扉部を備えるとともに、これらの扉
部に該扉部が上記本体の開口を閉じる状態で互い
に対向する方向に開口する収納部を設けたもので
あり、扉部を略90゜開くことによりこの扉部およ
び本体の双方の収納部が前方に開口する状態とな
るので、扉部を90゜開くだけの操作で、各収納部
内の収納物を容易に出入れすることができる効果
がある。しかも、収納能力を高めるために収納状
態における扉部の奥行き寸法を大きく設定して
も、この寸法は展開時に扉部の幅寸法となるの
で、収納物の出入れが不便になることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における物置の水平
断面図、第2図は閉状態における同物置の正面
図、第3図は開状態における同物置の正面図、第
4図は閉状態における同物置の側面図である。 1……本体、2,2′……扉部、4……キヤス
タ、5……設置面(基面)、14……本体収納部、
15……本体収納部の開口、27……扉部の収納
部、28……扉部の収納部の開口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前方に開口する収納部を内部に備えた直方体状
    の本体と、この本体の前端側部を上下軸として回
    動自在に本体の外側に取付けられ、この回動によ
    り上記開口を開閉する左右一対の直方体状の扉部
    とからなり、これらの扉部の幅寸法の総和が上記
    本体の幅寸法と略等しくなるように全体が構成さ
    れた物置であつて、各扉部の内部に、これらの扉
    部が上記本体の開口を閉じる状態で互いに対向す
    る方向に開口する収納部を設け、各扉部の下面に
    基面上を転動するキヤスタを設けたことを特徴と
    する物置。
JP1986201876U 1986-12-27 1986-12-27 Expired JPH0323959Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986201876U JPH0323959Y2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986201876U JPH0323959Y2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63106854U JPS63106854U (ja) 1988-07-11
JPH0323959Y2 true JPH0323959Y2 (ja) 1991-05-24

Family

ID=31165741

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986201876U Expired JPH0323959Y2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27

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JP (1) JPH0323959Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6029577U (ja) * 1983-08-08 1985-02-28 中山 隆壽 角樽

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6029577U (ja) * 1983-08-08 1985-02-28 中山 隆壽 角樽

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JPS63106854U (ja) 1988-07-11

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