JPH0323912A - 部分的に特性の異なるウレタンフォームの製造方法並びに成形型 - Google Patents

部分的に特性の異なるウレタンフォームの製造方法並びに成形型

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JPH0323912A
JPH0323912A JP1158542A JP15854289A JPH0323912A JP H0323912 A JPH0323912 A JP H0323912A JP 1158542 A JP1158542 A JP 1158542A JP 15854289 A JP15854289 A JP 15854289A JP H0323912 A JPH0323912 A JP H0323912A
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JP
Japan
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mold
sub
cavity
foamed
main cavity
Prior art date
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Pending
Application number
JP1158542A
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English (en)
Inventor
Kazuo Oaku
大阿久 和夫
Hideki Shiomori
塩森 英樹
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Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Publication date
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、2種以上の発泡ウレタン原料をワンショッ
ト注入して発泡一体化させた部分的に特性の異なるウレ
タンフォームの製造方法並びにその成形型に関するもの
である。
[従来の技術] 従来、2種以上の発泡ウレタン原料をワンショッ1〜注
入して発泡一体化させ、部分的に特性の異なるウレタン
フォームを製造する場合には、戒形型内に発泡ウレタン
原料を区分注入して互いの混合状態を避けるために堰を
設ける必要があった。
例えば、第9図に示すように特性の異なる部分イを有す
るウレタンフォームを異種原料のワンショット注入によ
って製造しようとした場合、第10図(a)(b)(c
)に示すごとく、堰口を有する成形型を用い、異種原料
A,Bをそれぞれ区分注入して発泡させ、両発泡圧のバ
ランスが取れた界面ハで一体化させる成形方法を採らさ
るを得なかった。
[発明か解決しようとする課題] 上記従来法においては、できあがった製品に、第]]図
(a)(b)に示すように、堰跡が溝二となって残り平
坦な表面を有する製品の成形が不可能であった。
また、特性の異なる部分が層状に重なった製品(第8図
参照〉については、ワンショット注入方式では製造する
ことができなかった。すなわち、ウレタン原料は発泡す
ると密度が低下するため、先行注入液の上に別特性の原
料を時間差をつけて注入すると、密度差の関係で後より
注入した液が落ち込み現象を起こすためである。
そこでこの発明の目的とするところは、部分的に特性の
異なるウレタンフォームをワンショットで製造する場合
においても、堰を必要とせず、よって得られた製品に堰
跡が残らないような製造方法並びにその様な製造方法を
実施し得る戒形型を提供するところにあり、さらにまた
、特性のY4なる部分が層状に重なった製品をもワンシ
ョッ1〜で製造し得る製造方法並ひに成形型を提供する
ところにある。
[B題を解決するだめの千段] この発明においては、」二記L1的を達成するため、ま
ず、ウレタン材料の発泡過程について再考察を加えた結
果、次のような事実を確認した。
すなわち、2種以上の発泡ウレタン原料を製品型内にほ
ぼ同時に液状で注入すると互いに混じり合ってねらい通
りの特性を有する製品を製造できない。従って、従来で
は両者が混じり合うのを防止するため、成形型内に堰を
設けていたのである。
しかるに、上記のごとく、ウレタン原料の発泡過程にお
いて、液状→クリーム状→泡状の変化が見られるが、ク
リーム状後期から泡状中期までの状態で異種の原料が製
品型内で接合した場合、互いに混じり合ったり、沈み込
んだりすることがなく、それぞれの原料特性を生かした
部分的に特性の異なるウレタンフ才一ムの成形を行うこ
とが可能であることを見出だしたものである。
そこで、この発明においては、上記知見に基づき、異種
の原料を安定した状態で型内で接合させる方法を検討し
た結果、目的とする成形品の外形に合ったメインキャビ
ティにおいて最終或形を行うが、メインキャビティに注
入する発泡ウレタン原料とは異種の発泡ウレタン原料を
メインキャビテイ外で発泡させ、泡状態においてメイン
キャビ5 ティに圧入さぜることによって混じり合いや沈み込みが
ない状態で成形一体化する方式としたものである。
すなわち、この発明の製造方法は、2種以上の発泡ウレ
タン原料を発泡一体化させた部分的に特性の異なるウレ
タンフォームの製造方法において、目的とする成形品を
或形するメインキャビティと、メインキャビティ外部に
楕成され、メインキャビテイに連通させたサブキャビテ
ィとにそれぞれ異種の発泡ウレタン原料を注入し、サブ
キャビティで発泡した泡状ウレタン原料をその発泡圧に
よってメインキャビティに圧入させ、メインキャビティ
の泡状ウレタン原料と発泡一体化させることを特徴とす
るものである。
また、このような製造方法を実施する戒形型は、次のよ
うに構成される。
すなわち、2種以上の発泡ウレタン原料を発泡一体化さ
せる部分的に特性の異なるウレタンフォームの成形型に
おいて、目的とする成形品を或形するメインキャビテイ
を構成するメインモールド6 と、このメインモールドの外部にサブキャビティを楕戒
するサブモールドを設け、サフキャビティをメインモー
ルドに運通させてなる成形型である。
なお、サブキャビティないしサブモールドとメインキャ
ビティないしメインモールドとの連通部の形状、大きさ
を調整することにより原料の発泡、圧入速度を調節すれ
ば、異種特性のウレタンフォームの量的、形状的、質的
成形状態を調整することかできる。
[作用] この発明の製造方法によれば、2種以上の発泡ウレタン
原料を泡状態で一体化させるため、互いに混じり合った
り、沈み込むことがなく、それぞれの特性をそのまま保
有させた状態で成形一体化することができる, また、メインモールドに連通ずるサブモールドをメイン
モールドの外部に構成した成形型は、上記製造方法を実
施するに最適である。
このような製造方法およひ成形型によれば、特性の異な
る部分が層状に重なった製品のワンショット成形もきわ
めて簡単に行い得る。
[実施例] 以下、自動車用クッションパッドの場合を例示した図面
にしたがってこの発明の一実施例について説明する。
自動車用クッションパッドは、通常第8図に示すように
、座面部S1と隆起状のサイド部S2とで構成され、座
面部S1はソフ1〜フォーム横戒、サイド部S2はしっ
かり感、ホールド感を持たせるためハードフォーム構成
とするのか常識である。
そのため、単一種類のフォームで戊形ずる場合は、サイ
ド部S2の剛性を上げるため、インナーワイヤーを埋設
したり、剛性の高いチップを側面部に埋設したりしてい
た。サイド部S2全体をハードフォーム格成とするこど
も考えられるが、座面部S1との硬度差が明瞭になるた
め、着座時に側圧感が発生し好ましくない。従って好ま
しくは、サイド部S2の下部層をハードフォームHFで
椙或し、その上部層をソフトフォームSF″′C″構成
することが望まれる。
第1図は、このように特性の異なる部分が層状に重なっ
た自動車用クッションパッドの製造に適した戒形型を示
すもので、符号1は製品形状に即したメインキャビティ
2を構或するメインモールドで、」二型1aと下型1b
からなっている。3は、メインキャビティ2に注入する
発泡ウレタン原料と特性の異なる発泡ウレタン原料を注
入するサブキャビティ4を構成するサブモールドで、や
はり上型3aと下型3bで構成されている。図示の通り
、通常は、メインモールドとサブモールドの上型、下型
は一体に構成ずれば良い。5は、サブキャビティ4をメ
インキャビティ2に連通ずる連通口で、この例において
は、上型と下型の合わせ面においで11nTI+以上の
クリアランスを持たせることによって連通口5を形成し
ている。
次に第2図ないし第7図に従って製造工程を説明する。
第2図は、上型を開放して異種の原料A=Bをそれぞれ
サブキャヒティ4およびメインキャビティ2に注入して
いる状態を示す。
9 第3図は、上型を閉じてサブキャビティ4およびメイン
キャビティ2においてそれぞれ発泡が進行している状態
を示しており、第4図では、サブキャビティ4内の発泡
圧力によって泡状の発泡ウレタン原料Aが連通口5から
メインキャビティ2側に圧入され、一方では上型1aに
抑えられ、他方ではメインキャビティ内で発泡し泡状化
している発泡ウレタン原料Bと界面を接して最終発泡段
階に進んでいる状態を示している。
第5図は、互いの界面6において戒形一体化された成形
品が下型と共に示され、第6図では、下型から取り出し
た成形品を示している。下型から取り出した状態におい
ては、サブモールド内における成形物7が付着している
ため、これを切断すれば、最終製品が得られる(第7図
)。
[発明の効果] 以上の通り、この発明の製造方法及び戒形型によれは、
2糧以上の発泡ウレタン原料をワンショッ1〜注入して
発泡一体化させ、部分的に特性の異なるウレタンフォー
ムを製造するに際し、目的と10 ずる成形品を成形するメインキャヒティの外部がらメイ
ンキャヒティ内の原料と特性の異なる原利を泡状態で導
入して発泡一体化させるものであるから、成形型に堰な
どを設ける必要がなく、部分的に特性の異なるウレタン
フォームを簡単に製造することができる。また、この方
式によれば、実施例で示しな自動車用クッションパッド
のように、特性の異なる部分か層状に重なった成形品も
容易に製造することかできるという利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係る製造方法を実施するための成
形型の一実施例を示す概略断面図、第2図ないし第8図
は、第1図の成形型を用いた製造工程の説明図で、製造
方法の説明図を兼ねており、第2図は異種原料の注入状
態を示す概略断面図、第3図は型閉め後の原料の挙動を
示す概略断面図、第4図は成形途中の状態を示す概略断
面図、第5図は成形を完了して上型を開いた状態を示す
概略断面図、第6図は下型から収り出した状態の概略断
面図、第7図は不要部分を切断して所望とする成形品を
得る最終工程を示す概略断面図、第8図は得られた最終
成形品をの概略断面図である。 第9図は特性の異なる部分イを有ずるウレタンフォーム
の一例を示す平面図、 第10図(a)(b)(c)は、第9図に示すようなウ
レタンフォームを製造する場合に従来用いられていた成
形型とその戒形型を使用した製造方法の一例を示す概略
断面図、 第]−1−図(a)(b)は第10図の方法により製造
した成形品の仕」二がり平面図および縦断面図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2種以上の発泡ウレタン原料を発泡一体化させた
    部分的に特性の異なるウレタンフォームの製造方法にお
    いて、目的とする成形品を成形するメインキャビティと
    、メインキャビティ外部に構成され、メインキャビティ
    に連通させたサブキャビティとにそれぞれ異種の発泡ウ
    レタン原料を注入し、サブキャビティで発泡した泡状ウ
    レタン原料をその発泡圧によってメインキャビティに圧
    入させ、メインキャビティの泡状ウレタン原料と発泡一
    体化させることを特徴とする部分的に特性の異なるウレ
    タンフォームの製造方法。
  2. (2)2種以上の発泡ウレタン原料を発泡一体化させる
    部分的に特性の異なるウレタンフォームの成形型におい
    て、目的とする成形品を成形するメインキャビティを構
    成するメインモールドと、このメインモールドの外部に
    サブキャビティを構成するサブモールドを設け、サブキ
    ャビティをメインモールドに連通させてなる成形型。
JP1158542A 1989-06-21 1989-06-21 部分的に特性の異なるウレタンフォームの製造方法並びに成形型 Pending JPH0323912A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0486215A (ja) * 1990-07-31 1992-03-18 Hino Motors Ltd 異硬度シートパッドの成形方法
US8544516B2 (en) 2009-04-07 2013-10-01 Deere & Company Agricultural implement with gauge wheel for a row unit
WO2018211743A1 (ja) * 2017-05-16 2018-11-22 株式会社ブリヂストン 発泡成形型、および発泡成形体の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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