JPH03239074A

JPH03239074A - 特殊効果装置及び特殊効果発生方法

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Publication number: JPH03239074A
Application number: JP2035729A
Authority: JP
Inventors: Osamu Watanabe; 修渡辺; Shinsuke Koyama; 伸介小山
Original assignee: Sony Corp
Current assignee: Sony Corp
Priority date: 1990-02-16
Filing date: 1990-02-16
Publication date: 1991-10-24
Anticipated expiration: 2013-07-09
Also published as: US5233332A; EP0442825A2; EP0442825A3; DE69127110D1; EP0442825B1; JP2773354B2; DE69127110T2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】以下の順序で説明する。

産業上の利用分野発明の概要従来の技術発明が解決しようとする課題課題を解決するための手段（第１１！ｌ）作用第１の実施例（第１図〜第６図）他の実施例（第７図〜第８１！Ｉ）発明の効果八　産業上の利用分野この発明はビデオ画像の特殊切り換え回路に関する。

Ｂ　発明の概要この発明は、ビデオ画像の特殊切り換え回路において、
画゛像メモリに対するデータの読み出しアドレスを所定
の方法に基づいて形成することにより、簡単な構成でペ
ージめくり効果が得られるようにしたものである。

Ｃ従来の技術ビデオ画像（ビデオ画面）を、画像Ａから画像Ｂに切り
換える方法として、ディゾルブ、カットアウト・カット
イン、ワイプなどが一般的であるが、特殊な切り換え方
法としてページめくり方式これは、第９図Ａに示すよう
に、まず、画像へが表示されているが、同図Ｂ−Ｄに示
すように、あたかも本のページをめっくでいくかのよう
に、画像ＡＳＢが切り換わっていき、同図Ｅに示すよう
に、最後に画像Ｂとなるものである。

ただし、同図りに示すように、めくられていく画像Ａの
うち、画面外の部分（破線図示）は、当然のことながら
表示されない。また、同図Ｂ−Ｄに示すように、画像Ａ
のめくられた部分は裏返しに表示され、めくりの折り返
し付近は円筒状（非線形）に変形されて表示される。

なお、以下の説明においては、各部を必要に応じて第１
０図及び次に示すように、呼ぶことにする。

表示画面Ｄ　＝デイスプレィに表示される面前面像Ａ　
　：ページめくりにより消える画像残り部分２　：前画像Ａのうち、まだ消えていない部分次画像Ｂ　　：ページめくりにより現れる画像裏返し部分Ｒ：前画像Ａのうち、ページめくりにより裏
返しに表示されている部分稜線Ｌ　　　：前画像Ａの折り返しの稜線（次画像Ｂと
裏返し部分Ｒとの境界線）非線形部分Ｎ：残り部分Ｚ及び裏返し部分Ｒのうち、稜
線り付近で非直線（円筒状）に変形している部分（斜線図示の部分）隠れ部分Ｓ　：前画像Ａのうち、裏返し部分Ｒにより隠
れる部分ところで、上述のようなページめくり効果を得るには、
残り部分２の画像データと、裏返し部分Ｒの画像データ
と、次面像Ｂの画像データとが必要である。

そして、このうち、次面像Ｂでは、表示画面りの走査位
置が次画像Ｂになったとき、その位置の画像データをそ
のまま出力するだけでよい。また、残り部分Ｚの、非線
形部分Ｎを除いた部分についても同様である。

しかし、非線形部分Ｎにおいては、前画像Ａの画像デー
タの順序を非線形（円筒状）に変更する必要がある。ま
た、裏返し部分ＲＣｆＢ分Ｎを除く〉においては、前画
像Ａの画像データの順序を線形ではあるが、変更する必
要がある。

このため、従来においては、非線形部分Ｎについては、
前面像Ａの画像データを画像メモリに線形に書き込むと
ともに、円筒アドレス形成回路により非線形に変化する
読み出しアドレス信号を形威し、これにより必要な画像
データを得ている。

ところが、そのようにすると、円筒アドレス形成回路が
複雑になるので、高価になってしまう。

また、裏返し部分Ｒを折り返すときの、非線形部分Ｎの
形状（見かけの断面の形状）に関する自由度がほとんど
なく、非線形部分Ｎの形状を円筒状以外、例えば巻き込
むには、ハードウェアの構成を変更しなければならない
。

さらに、部分Ｎと部分Ｒと、部分Ｚとにわけて読み出し
アドレスを形成することになるので、その形成の手法が
複雑になり、画像の切り換えに関する自由度が少ない。

例えばページめくりと同時に、その稜線りを扇形に移動
させるときには、構成がさらに複雑になってしまう。

また、他の特殊画像切り換え回路、例えば３Ｄ回転効実
用の切り換え回路とのハードウェアの共通性が少ない。

この発明は、以上のような問題点を一掃しようとするも
のである。

Ｄ　発明が解決しようとする課題Ｅ　課題を解決するための手段このため、この発明においては、ビデオ信号をフィール
ドメモリに一様な速度で書き込むとともに、表示画面の
変形の原点と、表示画面上の点との示すベクトルを、互
いに異なる２方向の成分ベクトルに分解し、この成分ベ
クトルの一方の大きさを、非線形に変換し、この変換結
果を大きさとするベクトルと、成分ベクトルの他方とを
ベクトル合成し、フィールドメモリのうち、合成ベクト
ルの示すアドレスからビデオ信号を読み出すことにより
ビデオ画像の特殊切り換えを行うようにしたものである
。

Ｆ　作用簡単な構成で、自由度の大きいページめくり効果が実現
される。

Ｇ　実施例Ｇ＋　第１の実施例まず、第１図により全体の構成について説明しよう。

第１図において、基準となる垂直及び水平同期パルス、
バースト信号、クロックが、端子（１１）を通じてタイ
ミングジェネレータ（１２〉に供給されてこれらに同期
した各種の信号が形式され、これら信号はそれぞれの回
路に供給される。

また、（１５）はマイクロコンピュータで、これにより
ページめくりの速度などが設定されるとともに、端子（
１６）からマイコン（１５）にスタート信号が供給され
ると、そのページめくりが開始される。

そして、前画像Ａのカラービデオ信号Ｓａが、端子（１
）を通じてデコーダ（２）に供給されて赤、緑、青の３
原色信号ＥｒＳＥｇ、Ｅｂがデコードされ、信号Ｅｒが
処理回路（３Ｒ〉に供給される。

そして、処理回路（３Ｒ）においては、信号ＥｒはＡ／
Ｄコンバータ（３１）に供給されてデジタルの赤色信号
Ｅｒに変換され、この信号Ｅｒがスイッチ回路（３２）
を通じてフィールドメモリ（３３１）、（３３２）に１
フイ一ルド期間ごとに交互に供給される。また、書き込
みアドレス形成回路（１３）において、信号Ｅｒの１サ
ンプルごとの書き込みアドレス信号ＷＲＡＤが形式され
、この信号ＷＲＡＤが、メモリ（３３１）、（３３２）
のうち、信号Ｅｒの供給されているメモリに、１フイ一
ルド期間ごとに交互に供給される。

この場合、メモリ（３３１）、（３３２）は、いわゆる
Ｖ−ＲＡＭの形式とされ、信号Ｓａの走査位置とアドレ
スとが対応づけられ、水平及び垂直走査位置を（ｘｍ　
、　ｙｍ　）とすれば、書き込みアドレス信号ｗＲＡＤ
は、その走査値Ｗｌ　（ｘｍ、　ｙｍ）に対応した書き
込みアドレス（ｘｍＳｙｍ）を示しているものである。

こうして、メモリ（３３１）、（３３２）には、信号Ｅ
ｒが１フイ一ルド期間ごとに交互に、かつ、１サンプル
分ずつ順にドツトイメージで書き込まれていく。

そして、読み出しアドレス形成回路（１４〉において、
後述するように変化する読み出しアドレス信号ＲＤＡＤ
が形式され、この信号ＲＯ＾Ｄが、メモリ（３３１）、
（３３２）のうち、書き込みの行われていないメモリに
１フイ一ルド期間ごとに交互に供給される。こうして、
メモリ（３３１）、（３３２）からは、残り部分Ｚ及び
裏返し部分Ｒとなる信号Ｅｒが、１フイ一ルド期間ごと
に交互に読み出され、この読み出された信号Ｅｒが、ス
イッチ回路（３４）を通じてＤ／Ａコンバータ（３５）
によりアナログ信号に変換されてからエンコーダ（４）
に供給される。

さらに、処理回路（３Ｇ）、（３Ｂ）が、処理回路（３
Ｒ）と同様に構成されるとともに、これら処理回路（３
Ｇ）、（３Ｂ）に信号Ｅｇ、Ｅｂが供給されて信号Ｅｒ
と同様に処理された信号Ｅｇ、Ｅｂが取り出され、これ
ら信号Ｅｇ、Ｅｂがエンコーダ（４）に供給される。

そして、エンコーダ（４）において、信号Ｅｒ〜Ｅｂが
エンコードされて残り部分Ｚ及び裏返し部分Ｒとして表
示されるカラービデオ信号Ｓｐが取り出され、この信号
Ｓｐがスイッチ回路（５）に供給される。

また、次画像Ｂのカラービデオ信号ｓｂが、端子（７）
を通じてスイッチ回路（５）に供給されるとともに、形
式回路（１４）から次画像Ｂの表示期間に“１″となる
信号Ｓｃが取り出され、この信号Ｓｃがスイッチ回路（
５）にその制御信号として供給される。

こうして、スイッチ回路（５）からは信号ＳＣにしたが
って信号Ｓｐとｓｂとが選択的に取り出され、端子（６
）にページめくりのカラービデオ信号が取り出される。

次に、メモ！Ｊ　（３３１）、（３３２）に対する読み
出し方法（手順）について説明しよう。

■　ページめくり時、その稜線りの位置は、１フイ一ル
ド期間；とに、あるいはその整数倍の期間ごとに変化し
、１フイ一ルド期間内では、変化しなくてよい。

そこで、第２図に示すように、Ｐ　：任意のフィールド期間における、表示画面り上の
任意の点（走査位置あるいは画素） ○　：ページめくりの原点となる任意の点○Ｐ：原点○
から点Ｐに向かうベクトルとするとき、の成分ベクトル ○Ｖ：ベクトル○Ｐの、稜線りと垂直な方向（めくり方
向〉の成分ベクトルを求める。

この場合、ページめくりの行われているフィールド期間
であれば、第３図Ａ−Ｃに示すように、走査位置、すな
わち、点Ｐの位置は、残り部分Ｚにある場合（同図Ａ）
と、裏返し部分Ｒにある場合（同図Ｂ〉と、次画像Ｂに
ある場合（同図Ｃ）とのいずれかである。ただし、この
とき、点Ｐの位置が異なっても、同一のフィールド期間
であれば、原点○の位置は変化しない。

しかし、第４図Ａ−Ｃに示すように、点Ｐの位置が同じ
であってもフィールド期間が異なれば（所定のフィール
ド期間ごとに）、原点０の位置は、ページめくりの速度
に対応してベクトル○Ｖの方向に変化する。すなわち、
原点○と稜線りとの間の、ベクトル○Ｖ方向における長
さは一定である。

■　次に、ベクトル○Ｖの大きさく長さ〉ＯＶを入力と
して例えばルックアップテーブルを参照し、大きさＯＶ
を所定の値ＯＷに変換する。

この場合、第３図Ａに示すように、点Ｐが残り部分Ｚに
あるときには〈非線形部分Ｎにあるときを除＜〉、○Ｗ
＝○Ｖである。

しかし、第３図Ｂ、Ｃに示すように、点Ｐが、裏返し部
分Ｒ及び非線形部分Ｎにあるときには、値○Ｗはその変
形に対応した値である。すなわち、第５図に示すように
、Ｖ軸：ベクトルＯＶを並行に投影した座標軸とする。ま
た、裏返し部分Ｒが立体的であるとみなして裏返し部分
ＲのＶ軸方向の断面を図示すると、同図Ｂのようになる
。ただし、同図Ｂにおいて、数値は、理解を容易にする
ため参考用に記入したものであり、正確な値ではない。

そして、ＯＶ　＝２００のとき、○Ｗ＝９００Ｖ＝１８
０のとき、○Ｗ＝１１５０Ｖ＝１７３のとき、○Ｗ＝１４０（Ｌのとき）○Ｖ＝
１７８　のとき、○Ｗ＝１６０ ○ｖ＝１９８ノドき、ＯＷ　＝　１９０のように変換さ
れる。このうち、上半分の値○Ｗは裏返し部分Ｒのもの
であり、下半分値○Ｗは隠れ部分Ｓのものである。

すなわち、点ＶのＶ軸上の座標＜＝ＯＶ＞を、裏返し部
分Ｒをページめくりを行う前における、Ｖ軸上の座標（
＝○Ｗ〉に変換したとき、この変換値が値ＯＷである。

なお、値○Ｗには、上記のように、裏返し部分Ｒの大き
さＯｖから変換したものと、隠れ部分Ｓの大きさＯＶか
ら変換したものとがあるが、これらを区別するため、以
後、ｏｗｕｐ　：裏返し部分Ｒの大きさＯＶから変換した値
０ＷＯＷＤＮ　：　Ｉれ部分Ｓの大きさＯＶから変換した値
ＯＷとする。

■　■項で求めた値０ＷｔｌＰＳＯＷＯＮを、ベクトル
○Ｖ方向のベクトルとみなし、次のようなベクトル合成
を行う。

■　ベクトル○Ｕと値ｏｗｕｐとをベクトル合成して原
点○を原点とする点Ｐｕの座標を求める。

１１　　ベクトル○Ｕと値０ＷＤＮとをベクトル合成し
て原点○を原点とする点Ｐｄの座標を求める。

この場合、もとの点Ｐが残り部分Ｚ〈非線形部分Ｎを除
く〉にあれば、ＯＷ、ｌＩＰ　（＝ＯＷ）　＝○Ｖなので、点Ｐｕの位置は点Ｐの位置に一致する。

また、点Ｐが残り部分Ｒにあれば、点Ｐｕの位置は、表
示画面りの中となる。

さらに、点Ｐが次画像Ｂにあれば、点Ｐｕ。

Ｐｄの位置は、表示画面りの外となる。

そこで、点Ｐｕ、Ｐｄの位置に基づいて０項の処理が行
われる。

■　点Ｐｕ５Ｐｄの座標から次の処理を行ってメモリ（
３３１）、（３３２）の読み出しアドレスを得る。

■　点Ｐｄが表示画面りの中に位置するときには、点Ｐ
ｕの位置にかかわらず点Ｐｄの座標を読み出しアドレス
とする。

ｘＩ　、ａｐａが表示画面りの外に位置し、かつ、点Ｐ
ｕが表示画面りの中に位置するときには、点Ｐｕの座標
を読み出しアドレスとする。

ＩＩＩ　点Ｐｄが表示画面りの外に位置し、かつ、点Ｐ
ｕが表示画面りの外に位置するときには、メモ’Ｊ（３
３１）、（３３２）からの読み出しを行わないで、次画
像Ｂのビデオ信号ｓｂを取り出す。

以上のメモ！Ｊ　（３３１）　、　（３３２）に対する
読み出し方法を、数式により説明すると、次のとおりで
ある。

すなわち、今、（ｘｓ、　　ｙｓ）　　　：点Ｐの表示画面りにおける
座標（Ｘｏ、　　ｙｏ）　　　：原点○の座標Ｎ　（ＮＸ、
　Ｎｙ）　　：ベクトルＯＵ方向の単位ベクトルＴ　（ＴＸ、　Ｔｙ）　　：ベクトル○Ｖ方向の単位ベ
クトルとすると、ｎ　　　　　　：ベクトル○Ｕの大きさ（＝○Ｕ）ｔ　　　　　　　：ベクトル○Ｖの大きさく＝○Ｖ）は、次のようになる。

ｎ＝Ｎｘ　（ｘｓ−ｘｏ）　＋Ｎｙ　（ｙｓ−ｙａ）・
・・・・・・・・（ｉ）ｔ＝Ｔｘ　（ｘｓ−ｘａ）　＋Ｔｙ　（ｙ８−ｙｏ）・
・・・・・・・・（ｌ！〉そして、。

ｔｌ、ｔ２：大きさｔを非線形に変形した結果ｔ＋＝Ｏ
ＷＵＰ、　ｔ２＝０１１ＯＮｘｍ、ｙｍ：点Ｐに対するメモリ（３３１）、（３３２
）の水平及び垂直読み出しアドレス（読み出しアドレス信号ＲＯＡＤ　）とすると、ｘｍ＝　ｘｏ＋　Ｔｘ　ｔ　＋　＋　Ｎｘ　ｎ　　　　
・・・・・・・・（ｉｉｉ）’１ｍ　＝　’ｌｏ　＋　
Ｔｙ　ｔ　１＋　Ｎｙ　ｎ　　　　−−−（ＩＶ）であ
る。

そこで、（ｉ　ｉ　ｉ）、（ｉ　ｖ）式に（１）式を代
入してｘｍ＝Ｔｘｔ、＋Ｎｘ”ｘｓ＋　ＮｘＮｙｙｓ＋
Ｎｙ２ｘ、−ＮｘＮｙｙｅ　　　　−・−・・−・−（
Ｖ）ｙｍ＝　Ｔｙ　ｔｌ＋　Ｎｙ、Ｎｙ　ｘｓ＋　Ｎｙ
”　ｙｓ−ＮｘＮｙｘｅ＋Ｎｘ２ｙｓ　　　・・・−旧
−（ｖｌ）となる。そして、Ｘ＝Ｎｘ”ｘｓ＋ＮｘＮｙｙｓ＋　Ｎｙ”　ＸＯ−ＮｘＮｙ　ｙａ　　　　・＝・−・
・−（ｖｉｉ）Ｙ＝ＮｘＮｙｘｓ＋Ｎｙ’ｙｓ −Ｎｘ　Ｎｙ　ｘａ　＋　Ｎｘ’　ｙｏ　　　　・・−
−−−−−・（ｖｉｉｉ）とおくと、（ｖ）、（ｖｉ）
式はｘｍ＝　Ｔｘ　ｔ　ｌ＋　Ｘ　　　　　　　　・−（ｉ
ｘ）ｙｍ＝Ｔｙｔｌ十Ｙ・・・・・・・・・（×）とな
る。また、値ｔ２についても同様である。

そして、単純なページめくり効果、すなわち、稜線りが
一定の速度で一定の方向に移動していくページめくり効
果の場合、（ｖｉｉ）〜（Ｘ）式において、値Ｎｘ５Ｎ
ｙＳＴｘ、　Ｔｙは一定値である。また、値Ｘｏｓ　’
ｌｏはページめくり″の速度に対応してフィールド期間
ないしその整数倍の期間ごとに変化する。

さらに、値ｘｓ、　ｙｓは、水平及び垂直走査に対応し
て変化していくが、これら走査に対応して１ずつインク
リメントすればよく、すなわち、累積加算すればよい。

第６図は、以上のアルゴリズムに基づいた読み出しアド
レス形成回路（１４）の１例を示す。

すなわち、マイコン（１５）からバッファ用のレジスタ
（４１〉、（４２）を通じて値Ｔｘ、　Ｔｙを示す信号
Ｔｘ、　’ｒｙが取り出される。また、マイコン（１５
）から演算回路（４３）〜（４５）に値ＮＸ、ＮＹＳＸ
ＯＳ３’Ｑが供給されるとともに、タイミングジェネレ
ータ（１２）から演算回路（４３〉、（４４〉にクロッ
クなどが供給されて値ｘ、ｙＳ　ｔを示す信号ｘＳｙ、
ｔが形成される。

そして、この信号ｔが、ルックアップテーブル（５１）
、（５２）に供給されて値ｔ１、ｔ２を示す信号ｔ１、
ｔ２に変換され、これら信号が乗算回路（６１）、（６
２〉に供給されるとともに、レジスタ（４１）、（４２
）からの信号ＴＸＳＴｙが乗算回路（６１）、（６２）
に供給され、乗算回路（６１）、（６２）からは、（ｉ
ｘ）、（ｘ）式％式％が取り出される。さらに、これら信号が加算回路（７１
）、（７２）に供給されるとともに、レジスタ（４１）
、（４２）からの信号ＸＳＹが加算回路（７１〉、（７
２）に供給されてアドレス信号ｘｍ、　ｙｍ　（値０Ｗ
ＵＰに対応したもの〉及びｘｆｆｌ、　ｙｍ　（値０Ｗ
ＤＮに対応したもの）が形成され、これらアドレス信号
が選択回路（８１）に供給される。

そして、選択回路（８１）においては、■項の■〜ＩＩ
ＩにしたがってアドレスｘｍＳｙｍ　（ＯＷＩＪＰ）あ
るいはｘｍ、　ｙｍ　（ＯＷＤＮ）が選択され、この選
択されたアドレス信号ｘｍ、　ｙｍがメモリ（３３１）
、（３３２）に読み出しアドレスとして供給される。

さらに、選択回路（８１）から■項のＩ−ＩＩＩにした
がって制御信号Ｓｃが取り出され、この信号Ｓｃがスイ
ッチ回路（５）に供給される。

したがって、端子（６）には、ページめくりのカラービ
デオ信号が取り出される。

こうして、この発明によれば、ページめくりのビデオ信
号を形成することができるが、この場合、特にこの発明
によれば、円筒アドレス形成回路を必要としないので、
複雑になったり、高価になったりすることがない。

また、裏返し部分Ｒを折り返すときの、非線形部分Ｎの
形状（見かけの断面の形状）を変更するには、テーブル
（５１）　、（５２）のデータを変更するだけでよく、
簡単であるとともに、非線形部分Ｎの形状の自由度が多
きい。

さらに、部分Ｎと部分Ｒと、部分Ｚとにわけて読み出し
アドレスを形成することができ、画像の切り換えに関す
る自由度が大きい。例えばページめくりと同時に、その
稜線りを扇形に移動させるときには、フィールド期間あ
るいはその正数倍の期間ごとに、値ＸＳＹを変更するだ
けでよい。あるいはページめくりと画像の縮小とを同時
に行うようなとき、表示画面りに縮小した次画像Ｂをペ
ージめくり状に表示してことなどの応用も容易に実現で
きる。

また、他の特殊画像切り換え回路、例えば３Ｄ回転効実
用の切り換え回路とのハードウェアの共通性も大きい。

Ｇ２他の実施例第７図は、前画面Ａを折り返すとき、その裏返し部分Ｒ
を、例えば第８図に断面を示すように、巻き込んでいく
かのように表示する場合である。

すなわち、この場合には、第８図に示すように、点Ｐが
その巻き込み部分上にあるとき、３個の値ｊｌｓ　ｔ２
、ｔ３が必要となるので、第３のルックアップテーブル
（５３）が設けられるとともに、乗算回路（６３〉及び
加算回路（７３）が設けられて値ｔ、による（ｉり、（
Ｘ）式の信号が形成されて選択回路（８１）に供給され
る。

そして、同様にルックアップテーブル（３１〉、乗算回
路（３２）、加算回路（３３）に対応する演算回路を追
加することにより、ページめくり時の断面の形状をより
複雑で効果的なものとすることができる。

また、ルックアップテーブル（５１）、（５２）は、非
線形部分Ｎについてのみデータを有し、線形な部分につ
いては、演算を行ってもよい。さらに、前画像Ａが静止
画のときには、フィールドメモリ（３３１）、（（３２
）は一方のみでよい。

Ｈ発明の効果この発明によれば、円筒アドレス形成回路を必要としな
いので、複雑になったり、高価になったりすることがな
い。

また、裏返し部分Ｒを折り返すときの、非線形部分Ｎの
形状（見かけの断面の形状）を変更するには、テーブル
（５１〉、（５２ｙのデータを変更するだけでよく、簡
単であるとともに、非線形部分Ｎの形状の自由度が多き
い。

さらに、部分Ｎと部分Ｒと、部分２とにわけて読み出し
アドレスを形成することができ、画像の切り換えに関す
る自由度が大きい。例えばページめくりと同時に、その
稜線りを扇形に移動させるときには、フィールド期間あ
るいはその正数倍の期間ごとに、値ＸＳＹを変更するだ
けでよい。あるいはページめくりと画像の縮小とを同時
に行うようなとき、表示画面りに縮小した次画像Ｂをペ
ージめくり状に表示してことなどの応用も容易に実現で
きる。

また、他の特殊画像切り換え回路、例えば３Ｂ回転効実
用の切り換え回路とのハードウェアの共通性も大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一例の系統図、第２図〜第５図はそ
の説明のための図、第６１！ｌ、第７図はその一部の系
統図、第８図〜第１０図はその説明のための図である。（２〉はデコーダ、（３Ｒ）〜（３Ｂ〉は処理回路、（
４）はエンコーダ、（１３〉は書き込みアドレス信号形
成回路、（１４〉は読み出しアドレス信号形成回路、（
１５〉はマイクロコンピュータ、（３１）はＡ／Ｄコン
バータ、（３５）はＤ／Ａコンバータ、（４１）、（４
２）はレジスタ、（４３）〜（４５）は演算回路、（５
１）、（５２）はルックアップテーブル、（６１）、（
６２）は乗算回路、（７１）、（７２〉は加算回路、（
８１）は選択回路、（３３１）、（３３２）はフィール
ドメモリである。へ゛クトル分角到苅第２図脱　８月　口第５図第３図第４図第８図＠１０図

Claims

【特許請求の範囲】ビデオ信号をフィールドメモリに一様な速度で書き込み
、表示画面の変形の原点と、上記表示画面上の点との示す
ベクトルを、互いに異なる２方向の成分ベクトルに分解
し、この成分ベクトルの一方の大きさを、非線形に変換し、この変換結果を大きさとするベクトルと、上記成分ベク
トルの他方とをベクトル合成し、上記フィールドメモリ
のうち、上記合成ベクトルの示すアドレスからビデオ信
号を読み出すことによりビデオ画像の特殊切り換えを行
うようにしたビデオ画像の特殊切り換え回路。