JPH03238122A - マルチタレットパンチプレス - Google Patents

マルチタレットパンチプレス

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JPH03238122A
JPH03238122A JP3392490A JP3392490A JPH03238122A JP H03238122 A JPH03238122 A JP H03238122A JP 3392490 A JP3392490 A JP 3392490A JP 3392490 A JP3392490 A JP 3392490A JP H03238122 A JPH03238122 A JP H03238122A
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turret
turrets
chain wheel
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punch press
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Morikatsu Matsuda
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、複数組のタレットを備えたマルチタレット
パンチプレスに関する。
(従来の技術) 従来のタレットパンチプレスでは、パンチを装着した上
部タレットとダイを装着した下部タレットとが本体フレ
ームに回動自在に1対装着されているものであり、した
がって金型数も例えば58組と限定されていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、定着−した金型より別の種類を必要とす
るときは、その都度パンチング加工を停止して金型交換
を行なう必要があり、そのため、金型交換にかなりの工
数や時間がかかり、また、大型金型を交換するときには
、大きな労力を必要とするので誰れにでも容易に交換す
ることが難しく、そのため生産性の向上が図れないとい
う課題があった。
この発明の目的は上記課題を改善するため、上、下タレ
ットを複数組装着して金型交換の頻度を低減し、パンチ
ング加工中でも地組(予備)の金型交換を可能として、
交換のための工数や時間の省力化を図り、大型金型の交
換も容易にし、誰でも交換でき、生産性の向上を図った
マルチタレットパンチプレスを提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この発明は、パンチとダイ
との協働によってワークにパンチング加工を行なうマル
チタレットパンチプレスにして、本体フレームにタイロ
ッドを介してタレット保持フレームを回転可能に設ける
と共に、このタレット保持フレームに複数のパンチとダ
イをそれぞれ装着した上、下タレットを一対とした複数
のタレットを回転可能に設けてマルチタレットパンチプ
レスを構成した。
また、前記マルチタレットパンチプレスにおいて、タレ
ット保持フレームと複数のタレットとが複数の切換可能
なクラッチを介して1個の駆動モータにより個々に回転
可能に設けられていることが望ましい。
また、前記マルチタレットパンチプレスにおいて、加工
位置にあるタレットが1つの駆動モータで回転可能に、
加工位置にあるタレット以外の複数のタレットとタレッ
ト保持フレームとが複数の切換可能なクラッチを介して
他の駆動モータにより個々に回転可能に設けられている
ことが望ましい。
さらに、前記マルチタレッチパンチプレスにおいて、本
体フレームがC型形状フレームで、かつレット保持フレ
ームがスワンネック形状フレームで構成されることがよ
い。
(作用) この発明のマルチタレットパンチプレスを採用すること
により、本体フレームにタイロッドを介してタレット保
持フレームが回転可能に設けられている。このタレット
保持フレームは複数のパンチとダイをそれぞれ装着した
上、下タレットを一対とした複数のタレットが回転可能
に設けられている。
而して、加工位置にある一対のタレットに装着された複
数のパンチとダイとでワークにパンチング加工が行なわ
れる。パンチング加工を行なっている間に、加工位置以
外にあるタレットでは次に必要とされるパンチとダイの
金型が容易に誰でも交換されかつ、大型金型の交換も容
易に行なわれる。しかも、複数のタレットがタレット保
持フレームに回転可能に設けられているから、金型数を
従来より2倍以上装着されるため、金型交換の回数(時
間)並びに工数が低減されると共に生産性の向上が図ら
れる。
(実施例) 以下、本発明に係る第1実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図を参照するに、マルチタレットパンチプレス1は
、上部フレーム3、コラム5、下部フレーム7とで一体
的にC型形状に構成されている。
前記上部フレーム3と下部フレーム7の中間部9におい
て、コラム5と反対側の端部付近には上、下部両フレー
ム3.7を緊持するタイロッド11が回転可能に支承さ
れている。
このタイロッド11にはタレット保持フレーム13が固
定されている。このタレット保持フレーム13は、第3
図に示すように、菱形の上翼15と、同形の下部↓7と
を中央部において繋結した柱筋1つとによってスワンネ
ック状に形成されている。
前記上翼15と下部17との中間において、上翼15の
両端に設けた軸21Aと21Bには回転可能な第1上部
タレット23Aと第2上部タレット23Bが、また、下
部17の両端に設けた軸25Aと25Bには回転可能な
第1下部タレット27Aと第2下部タレット27Bが、
回転自在に設けられている。
第1上部タレット23Aと第1下部タレット27A、お
よび第2上部タレット23Bと第2下部タレット27B
とが、それぞれ上下に対向して設けられており(以後、
前者を第1組、後者を第2組と称呼する)、同期をとっ
て回動されるようになっている。
前記第1上部タレット23Aと第2上部タレット23B
の円周上には多数個のパンチ2つ(本実施例では、例え
ば従来と同様の58個とする)が、また、前記第1下部
タレット27Aと第2下部タレット27Bの円周上には
、前記パンチ29と同数のダイ31とが上下に対応した
位置に装着されている。
前記上部フレーム3には図示を省略したが、電動機より
駆動部材を介してクランク軸33に係合されたラム35
が上下動自在に設けられている。
ラム35の下端には、パンチ2つを打撃するためのスト
ライカ37が設けられている。
前記下部フレーム7上には固定テーブル39が設けられ
ており、その固定テーブル34上にはレール41が取付
けられている。
固定テーブル39の左端には、板材(以後、ワークとい
う)Wの前後(第1図のY軸方向)、左右(Y軸と直交
するX軸方向)の移動位置決めを行なうための移動位置
決め装置43が設けられている。
この移動位置決め装置43の一部を構成し、かつ、X軸
方向に延伸したキャレッジベス45がレール41上をY
軸方向に摺動自在に装架されている。
また、キャレッジベース45には、ワークWを把持する
ために複数個のワーククランプ装置47を備えたキャリ
ッジ4つがX軸方向へ移動自在に設けられている。
上記構成によって、ワーククランプ装置47にクランプ
されたワークWを、キャレッジベース45、キャリッジ
49によってX軸、Y軸方向に移動させ、パッチング加
工位置に位置決めさせる。
一方、電動機(図示省略)より駆動部材(図示省略)を
介してクランク軸33を回転させ、クランク軸33に係
合したラム35を介してストライカ37を上下動させる
ラム35の上下動により第1上部タレット23Aのパン
チ29と第1下部タレット27Aのダイ31とが協働し
てワークWにパンチング加工を行うものである。
前記タイロッド11には、その中心に回転軸51が装着
されており、回転軸51の上下部は上、下部側フレーム
3,7に設けた軸受(図示省略)に回転自在に軸承され
ている。
回転軸51は、その下端において下部フレーム7に設け
られたT軸モータ53のモータ軸55に連結されている
第2図を参照するに、前記タレット保持フレーム13の
上翼には上翼鎖動装置57が設けられ、また、下部17
には下部鎖動装置59が設けられている。
上翼動装置57は、第2図および第3図に示すように回
転軸51に2連の上翼主動鎖車61A161Bが上下に
対向し、回転自在に取付けられており、上翼主動鎖車6
1Aと輔2 ]、 Aに取付けられた上翼従動鎖車63
Aとの間にはリンクチェーンがエンドレス状に装架され
、また、上翼主動鎖車61Bと軸21Bに取付けられた
上翼従動鎖車Bとの間にはリンクチェーンがエンドレス
状に装架されている。
また、下部鎖動装置59は、上翼鎖動装置57と同様に
回転軸51に2連の下部主動鎖車65A165Bが上下
に対向し、回動自在に取付けられており、下部主動鎖車
65Aは軸25Aに取付けられた下部主動鎖車67Aと
の間に、また、下部主動鎖車65Bは軸25Bに取付け
られた下部主動鎖車67Bとの間に、それぞれリンクチ
ェーンがエンドレス状に装架されている。
回転軸51の上下部には、上翼主動鎖車用のクラッチ装
置69Aと下部主動鎖車用のクラッチ装置69Bとが固
定されている。
上翼主動鎖車用のクラッチ装置69Aは、上翼主動鎖車
61Aを噛鎖させるためのクラッチ片71Aと上翼主動
鎖車61Bを噛鎖させるためのクラッチ片71Bとによ
って構成されており、また下部主動鎖車用のクラッチ装
置69Bは下部主動鎖車65Aを噛鎖させるためのクラ
ッチ片73Aと下部主動鎖車65Bを噛鎖させるための
クラッチ片73Bとによって構成されている。
タイロッド11の下端にはタイロッド用のクラッチ装置
75が設けられており、そのクラッチ受け77がタイロ
ッド11側に固定され、これに嵌脱自在のクラッチ片7
9がT輔モータ53のモータ軸55に固定されている。
前記上翼主動鎖車用のクラッチ装置69A、下部主動鎖
車用のクラッチ装置69Bおよびタイロッド用クラッチ
装置75の噛鎖、開放動作はすべてNC装置(自動制御
装置)によって操作される。
上記構成によって、第1組の第1上部タレット23Aの
パンチ29と第1下部タレット27Aのダイ31との協
働によってワークWにパンチング加工を行った後、第2
組の第2上部タレット23Bのパンチ29と第2下部タ
レッl−27Bのダイ31とによってワークWに、第1
組とは別サイズのパンチング加工を行う時、まず、上翼
主動鎖車用のクラッチ装置69Aのクラッチ片71Aと
71Bを上翼主動鎖車61A、61Bの各クラッチ受け
(図示省略)より開放し、また、下部主動鎖車用のクラ
ッチ装置69Bのクラッチ片73Aと73Bを下部主動
鎖車65A、65Bの各クラッチ受け(図示省略)より
開放する。
さらに、タイロッド用クラッチ装置75のクラッチ受け
77に、T軸モータ53のモータ?th55に固定され
たクラッチ片79を噛鎖させる。
次に、T軸モータ53を起動し、タイロッド]1を軸と
してタレット保持フレーム13を回動させ、第2君の第
2上部タレッ)23Bと第2下部タレット27Bをラム
35の下方に移動させる。
次に、上翼主動鎖車61Bのクラッチ片71B1 2 と下部主動鎖車65Bのクラッチ片73Bを噛鎖させ、
また、モータ軸55のクラッチ片7つを開放させる。
T輔モータ53を起動させて回転軸51を回転させ、上
翼主動鎖車61Bと上翼従動鎖車63Bおよび下部主動
鎖車65Bと下部従動鎖車67Bを同期して鎖動させ第
2上部タレット23Bと第2下部タレット27Bとを上
下対向して回転させ、ストライカ37の真下に所望のパ
ンチ29とダイ31を位置決めさせる。
さらに、電動機(図示省略)を起動させてラム35を介
してストライカ37を上下動させ、パンチ29とダイ3
1との協働によってワークWにパンチング加工を行う。
以上説明してきたように、本実施例のマルチタレットパ
ンチプレス1は上記した構成により、第1組のパンチン
グ加工を行った後、第2組のパンチ29とダイ31とに
よってワークWに第1組とは別サイズのパンチング加工
を行うときには、上翼主動鎖車用のクラッチ装置69A
によって上翼主動鎖車61A、61Bを開放し、また、
下部主動鎖車用のクラッチ措置69Bによって下部主動
鎖車65A、65Bを開放する。
さらに、タイロッド用のクラッチ装置75によってモー
タ軸55とタイロッド11とを噛鎖させる。
T軸モータ53を起動し、タイロッド1]を軸としてタ
レット保持フレーム13を回動させ、第2組のタレット
23B、27Bとをラム35の下方に移動させる。
次いで、上翼主動鎖車のクラッチ装置69Aによって上
翼主動鎖車61Bと下部主動鎖車65Bを噛鎖させ、ま
た、タイロッド用のクラッチ装置75によってモータ軸
55とタイロッド11を開放させる。
T軸モータ53を起動させて上翼主動鎖車63および下
部主動鎖車65Bを鎖動させ、第2組のタレット23B
と27Bとを上下対向して回動させてストライカ37の
真下に所望のパンチ29とダイ31を位置決めさせる。
 3 4 さらに、ラム35を上下動させてストライカ37により
、パンチ29とダイ31との協働によってワークWにパ
ンチング加工を行う。
以上、この発明に係る第1実施例について述べたが、以
下、第2実施例を図面に基づき詳細に説明する。
なお、第2実施例の構成および作用は前記した第1実施
例と基本的には、はぼ同様であるが、超動機構などにい
くらかの相違があるので、その点を中心に説明する。し
かし、同様の機械要素については必要なもののみ図中に
同一番号を付し、その説明を省略する。
第4図を参照するに、タイロッド11に固定したタレッ
ト保持フレーム13内において、タイロッド11に近接
し、第1組(第4図においてタイロッド11の左側)、
第2組(タイロッド11の右側)にタイロッド11と平
行して垂直に2連の回転軸81A、81Bを装着する。
回転軸81A、81Bの上下端は、タレット保持フレー
ム13に設置した軸受によって回転自在に軸承される。
回転軸81Aの上部には上翼主動鎖車61Aを装着し、
この上翼主動鎖車61Aと、第1タレツト23Aの軸2
1Aに取付けられた上翼従動鎖車63Aとの間にリンク
チェーンがエンドレス状に装架される。同様に、回転軸
81Aの下部に固定した下部主動鎖車65Aと、第1下
部タレット2Aの軸25Aに取付けられた下部従動鎖車
67Aとの間にリンクチェーンがエンドレス状に装架さ
れる。
また、回転軸81Bの上下部に上翼主動鎖車61Bと下
部主動鎖車65Bを装設し、それぞれ、上翼従動鎖車6
3Bと下部従動鎖車67Bとの間にリンクチェーンが装
架される。
回転111181A、81Bの下端には、それぞれ従動
歯車83A、83Bが装着されており、従動歯車83A
は、サーボモータ85のモータ軸87に取付けられた主
動歯車89に噛合され、また、従動歯車83Bは、DC
モータ91のモータ軸93と直結された歯車軸95に回
動自在に取付けられ 5 6 た主動歯車97に噛合される。
モータ軸93には主動歯車9つが回動自在に取付けられ
ており、この主動歯車99は、タイロッド11の下端に
固定された従動歯車101に噛合される。
また、鎖車側の主動歯車97とDCモータ側の主動歯車
99との間には、切換クラッチ装置103が装着されて
いる。
切換クラッチ装置103は、その中間に切換えクラッチ
片105が歯車軸95に固定されており、その切換歯に
嵌着されるクラッチ受け107は鎖車側の主動歯車97
に、また、他のクラッチ受け109はDCモータ側の主
動歯車9つに、それぞれ固定されている。
以上の構成によって第1組のパンチング加工が終った後
、第2組のパンチング加工を行うときは、まず、切換ク
ラッチ装置103の切換クラッチ片105を作動して鎖
車側の主動歯車97のクラッチ片107より脱出(開放
)させ、DCモータ側の主動歯車9つのクラッチ片10
9に嵌設(噛鎖)させる。
次に、DCモータ91を起動させてモータ軸93を回動
し、主動歯車99と従動歯車101との歯車伝動によっ
てタイロッド11を軸として、タレット保持フレーム1
3を回動させ、第2組の第2上部タレット23Bと第2
下部タレット27Bとをラム35の下方に位置決めさせ
る。
このとき、歯車軸95が回転しても主動歯車97はクラ
ッチ噛合より開放されているので、回転せず、したがっ
て、第2組側の鎖車伝動は停止する。また、サーボモー
タ85は消動しであるので、第1組の超動伝動は停止さ
れている。
第2組の上、下部側タレット23Bと27Bとがラム3
5の下方に位置決めされると、切換クラッチ片105を
作動させて主動歯車97のクラッチ受け107に嵌設し
、主動歯車9つのクラッチ受け109より脱出させる。
次に、DCモータ91を起動させて主動歯車97を回転
させ、回転軸81Bを介して超動伝動を行い、第2上部
タレット23Bのパンチ2つと第2下部タレット27B
とを上下対向のまま、同期して前記ストライカパンチ3
7の真下に位置決めさせる。
さらに、電動機(図示省略)を起動させてラム35を上
下動させ、パンチ29とダイ3]−との協働によってワ
ークWにパンチング加工を行う。
なお、金型交換については例えば第1図の右端取付けら
れたビーム111の先端に手動式フォーリングブロック
113を取付け、その下端のロープ115の先端に設け
られたフック117を従業員119が、パンチ29の上
部に取付けられたパンチ嵌脱補助具121に引掛け、手
動式フォークリングブロック113を手動でパンチ嵌脱
補助具121とともにパンチ29をパンチ孔より引抜き
(あるいは嵌設)する。
一方、ダイ31の下部に小型ジヤツキ123を配置′し
、ジヤツキ123の上端に設けた押し棒125をタレッ
トの下部よりダイ孔に押I、込み、小型ジヤツキ123
を上昇させてダイ31を押し出す。
この金型交換作業は、パンチング加工中でも行うことが
できる。
以上説明してきたように、本第2実施例のマルチタレッ
トパンチプレスは上記した構成より、第1組のパンチン
グ加工を行った後、第2組のパンチ29とダイ31とに
よってワークWに第1組とは別サイズのパンチング加工
を行うときは、切換クラッチ装置103によって鎖車側
の主動歯車97を開放させる。
次にDCモータ91を起動させて主動歯車99と従動歯
車101との歯車伝動によってタイロッド11を軸とし
てタレット保持フレーム13を回動させ、第2組のタレ
ット23Bと27Bとをラム35の下方に位置決めさせ
る。
第2組のタレット23Bと27Bがラム35の下方に位
置すると、切換タレット装置103を作動させて主動歯
車9つを開放させる。
次に、DCモータ91を起動させ、歯車伝動によって回
転軸81Bを回転させて上翼主動鎖車61Bと下部主動
鎖車65Bによる鎖車伝動を行い、1 つ  0 タレット23Bと27Bとを上下対向して回動させ、ス
トライカ37の真下に所望のパンチンチ29とダイ31
を位置決めさせる。
さらに、ラム35を上下動させてストライカ37により
、パンチ29とダイ31との協働によってワークWにパ
ンチング加工を行う。
また、本体フレームの構造は、C型形状に構成されてお
り、1方をタイロッドで結ばれているので、本体フレー
ムの剛性は向上される。
また、C型形状の本体フレームを2個、お互いに正逆嵌
め合うことによって製作さが確認できると共に側板材料
の歩留りの向上を図ることができる。
さらに、タレット保持フレーム1−3をスワンネック状
としたので熱影響等による上下タレットの芯ずれをなく
す等の効果が得られる。
以上本発明の実施例を図面により詳細に説明してきたが
、具体的な構成は、この実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更が
あっても本発明に含まれる。
例えば本実施例では、2組の上下部タレットを用いて説
明してきたが、なにも2個に限られるものではなく、例
えば第5図(A)、(B)、(C)に例示するように3
組、4組、あるいは6組としてもよい。要は、金型数を
多くして金型交換の頻度を低減するように構成されれば
よい。
ちなみに従来の単一型式のタレットでは、金型数は例え
ば58個であるが、本第1.第2実施例では2組のため
、金型数は例えば116個(58×2)であり、第5図
(A)の3組では例えば174個(58X3) 、第5
図(B)の4組では例えば232個(58X4) 、ま
た、第5図(C)の6組では例えば348個(58X 
6)である。
また、本実施例では、タレットの回転に超動装置を用い
ているが、なにも超動装置に限られるものでなく、ベル
ト伝動装置あるいは歯車伝動装置としてもよい。要は、
タレット保持フレーム]−3の回動とタレットの伝動と
を確実に行い、タレットの交換と位置決めを正確に行う
ものであればよい。
また、本実施例では、タレット保持フレーム13の回動
と、タレット回転の切換えを移動式クラッチ片による単
一切換クラッチ装置を用いたが、なにも単一切換スイッ
チ装置に限られるものではなく、円すい式クラッチ装置
、円板式クラッチ装置あるいは遠心式クラッチ装置を用
いてもよい。
要は、タイロッドの回動とタレットの伝動とを確実に切
換えるものであればよい。
[発明の効果] 以上のごとき実施例の説明により理解されるように、こ
の発明によれば、本体フレームにタイロッドを介してタ
レット保持フレームが回転可能に設けられている。この
タレット保持フレームには複数のパンチとダイをそれぞ
れ装着した上、下タレットを一対とした複数のタレット
が回転可能に設けられている。
而して、加工位置にある一対のタレットに装着された複
数のパンチとダイとてワークにパンチング加工が行われ
る。パンチング加工を行っている間に、加工位置以外に
あるタレットでは次に必要とされるパンチとダイの金型
が容易に誰でも交換することができる。特に大形金型の
交換も容易に行うことができる。また、交換時における
タレット内の金型を1目で把持てきる。
しかも、複数のタレットがタレット保持フレームに回転
可能に設けられているから、金型数を従来より2倍以上
装着されるため、金型交換の回数(時間)並びに工数を
低減することができると共に生産性の向上を図ることが
できる。
タレット保持フレームと複数のタレットとが複数の切換
可能なクラッチを介して1個の駆動モータにより個々の
回転可能に設けられているから、駆動装置のコストが安
価で済む。また、加工位置にあるタレットが1つの駆動
モータで回転可能に、加工位置にあるタレット以外の複
数のタレットとタレット保持フレームとが複数の切換可
能なクラッチを介して他の駆動モータにより個々に回転
可能に設けられているから、駆動装置のコストが上述の
ものより高くつくが、加工中に使用しているタレットと
交換するタレットとが別個駆動の為、 3 4 金型交換時の省力化と安全性の高い面で優れている。
また、本体フレームの構造が、C型形状に構成され、一
方をタイロッドで連続したことにより、本体フレームの
剛性を確保し、素材の歩留りの向上を図ることができる
さらにタレット保持フレームをスワンネック状としたの
で、熱影響などによる上、下タレットの芯ずれをなくす
などの効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明のマルチタレットパンチプレスの第
1実施例における側面図、第2図は、第1実施例の要部
の側面図、第3図は、第2図の■−■矢視図、第4図は
この発明の第1図に代る第2実施例における側面図、第
5図は、マルチタレットのいくつかを例示した平面図(
第2図の■■矢視図)であって、(A)図は3組、(B
)図は4組、(C)図は6組を、それぞれ示すものであ
る。 1・・・マルチタレットパンチプレス、11・・・タイ
ロッド、 13・・・タレット保持フレーム、 2つ・・・パンチ、     31・・・ダイ、69A
・・・上翼主動鎖車用のクラッチ装置69B・・・下部
主動鎖車用のクラッチ装置75・・・タイロッド用のク
ラッチ装置、103・・・切換クラッチ装置。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)パンチとダイとの協働によってワークにパンチン
    グ加工を行なうマルチタレットパンチプレスにして、本
    体フレームにタイロッドを介してタレット保持フレーム
    を回転可能に設けると共に、このタレット保持フレーム
    に複数のパンチとダイをそれぞれ装着した上、下タレッ
    トを一対とした複数のタレットを回転可能に設けてなる
    ことを特徴とするマルチタレツトパンチプレス。
  2. (2)前記請求項(1)において、タレット保持フレー
    ムと複数のタレットとが複数の切換可能なクラッチを介
    して1個の駆動モータにより個々に回転可能に設けられ
    ていることを特徴とするマルチタレットパンチプレス。
  3. (3)前記請求項(1)において、加工位置にあるタレ
    ットが1つの駆動モータで回転可能に、加工位置にある
    タレット以外の複数のタレットとタレット保持フレーム
    とが複数の切換可能なクラッチを介して他の駆動モータ
    により個々に回転可能に設けられていることを特徴とす
    るマルチタレットパンチプレス。
  4. (4)前記請求項(1)において、本体フレームがC型
    形状フレームで、かつタレット保持フレームがスワンネ
    ック形状フレームで構成されていることを特徴とするマ
    ルチタレットパンチプレス。
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