JPH032335Y2 - - Google Patents

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JPH032335Y2
JPH032335Y2 JP5322686U JP5322686U JPH032335Y2 JP H032335 Y2 JPH032335 Y2 JP H032335Y2 JP 5322686 U JP5322686 U JP 5322686U JP 5322686 U JP5322686 U JP 5322686U JP H032335 Y2 JPH032335 Y2 JP H032335Y2
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JP
Japan
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support
punches
double
pipe
dies
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JP5322686U
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Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は、横断面四角形の角パイプの一端側で
相互に対向する両側部に、相互に異なる形状の切
込みを共働して形成するためのダイおよびパンチ
を備える角パイプ端部の切込み加工装置に関す
る。
(2) 従来の技術 従来、かかる加工装置では、角パイプの一端側
で角パイプ内にダイを挿入し、角パイプの上方か
らパンチを駆動するようにして、角パイプの一端
側部に片側ずつ切込みを形成するか、あるいは、
パンチを角パイプ内で左右に揺動させて両側部に
切込みを形成するようにしている。
(3) 考案が解決しようとする問題点 ところが、上記従来のものではパンチとダイと
の刃合せが難しく、しかも機構的にも複雑となつ
ていた。
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたもので
あり、刃合せを容易にするとともに構造も簡単に
した角パイプ端部の切込み加工装置を提供するこ
とを目的とする。
B 考案の構成 (1) 問題点を解決するための手段 本考案装置は、角パイプを相互に平行にして2
列で水平に載置するための支持台と;支持台上の
両角パイプの一端に対応して支持台に固設される
第1および第2ダイと;第1および第2ダイと協
働して切込み加工を行なうべく上下に移動可能な
支持板に並列して固設される第1および第2パン
チと;支持板を制限された範囲で上下移動可能に
支持するとともに第1および第2パンチが支持台
上の両角パイプに挿入可能である上限位置まで支
持板を上方に向けて弾発付勢する支持機構と;前
記両パンチを下方に押圧する押圧部を有し、支持
台の上方で昇降可能な昇降体と;を備える。
(2) 作用 一端から第1および第2パンチを挿入するよう
にして、2個の角パイプを支持台上に並べて載置
し、昇降体を降下せしめると、支持板すなわち第
1および第2パンチが押圧部で押下げられ、第1
および第2パンチならびに第1および第2ダイの
協働作用により両角パイプの一端側下面に相互に
異なる形状の切込みが形成される。次に両角パイ
プの上下面を反転するとともに載置位置を入れ換
えて、上述と同様の手順で切込みを形成すること
により、両角パイプの一端側両側部に相互に異な
る形状の欠きをそれぞれ形成することができる。
(3) 実施例 以下、図面により本考案の一実施例について説
明すると、先ず第1図および第2図において、固
定の基台1上には、角パイプPを2本平行にして
水平に載置する支持台2が立設されており、この
支持台2には、両角パイプPの一端に対応して第
1および第2ダイ3,4が固設される。また、支
持台2の側方で基台1には支持機構5が配設され
ており、支持機構5には第1および第2ダイ3,
4と協働して両角パイプPの一端に切込み加工を
行なうための第1および第2パンチ6,7が制限
された範囲で上下移動自在に支持される。さら
に、支持台2の上方には、図示しない駆動手段に
より昇降駆動される昇降体8が配設されており、
この昇降体8には第1および第2パンチ6,7を
押下げるための押圧部9が設けられる。
第3図において、角パイプPは、たとえば自動
二輪車のリヤフオークを構成するために、円筒体
10にその軸線と角度αをなす方向で接合される
ものであり、接合にあたつて角パイプPの一端を
円筒体10の側部に嵌合すべく、角パイプPの一
端における一端部と、その一側部に対向する他側
部とに、本考案装置により半円状切込み11,1
2が形成される。しかも両切込み11,12は、
円筒体10の軸線13を中心とした同一半径の円
に沿つて切込まれるものであり、角パイプPの一
端からの両切込み11,12の切込み深さd1,
d2は相互に異なる。すなわち、両切込み11,
12の形状は相互に異なる。
再び第1図および第2図において、支持台2の
上面には、両角パイプPを相互に平行に並べて水
平に載置するための支持面14が設けられてお
り、該支持面14上には、両角パイプP間の中央
に隔壁15が固設される。また支持面14の両側
端には、隔壁15と平行なガイド壁16,17が
固設される。これにより、支持面14上に2本の
角パイプPを相互に平行に並べて載置することが
できる。
基台1上には、支持機構5と反対側で支持台2
から離隔した位置に載置台18が立設されてお
り、この載置台18の上面には両角パイプPを載
せるための支持面14と同一レベルの載置面19
が設けられる。また載置面19上には前記ガイド
壁16,17の延長上にガイド壁20,21が固
設される。さらに載置面19上には、両ガイド壁
20,21と直交する規制壁22が立設されてお
り、この規制壁22には、両角パイプPの他端が
当接される。これにより、支持面14および載置
面19上での角パイプPの位置決めがなされる。
支持台2の載置台18とは反対側の上部には、
一方の角パイプPの一端に対応する第1ダイ3
と、他方の角パイプPの一端に対応する第2ダイ
4とが、支持面14と面一に固定される。しかも
両ダイ3,4は平板状に一体化されている。
第1および第2ダイ3,4に対応する第1およ
び第2パンチ6,7は、支持面14上の両角パイ
プPの一端にそれぞれ挿入可能な位置で一体化し
て配設されており、支持板23上にボルト24に
より固着される。
第4図を併せて参照して、支持機構5は、基台
1上に立設されて支持板23の両側を緩やかに緩
通する一対の案内ロツド25と、支持板23の下
限位置を規定すべく支持板23の下方で基台1上
に固設される規制ブロツク26と、支持板23を
上方に向けて付勢すべく基台1および支持板23
間に介装される一対のばね27とを備える。
規制ブロツク26には案内ロツド25を挿通す
るための一対の透孔28が穿設されており、この
透孔28内に一部を配置したコイル状のばね27
が案内ロツド25を囲繞して基台1および支持板
23間に介装される。また案内ロツド25の上端
には支持板23の上面に当接し得る係止頭部25
aが設けられており、これにより支持板23が案
内ロツド25から抜け出すことが阻止される。
かかる支持機構5によれば、支持板23および
両パンチ6,7は、制限された範囲で上下移動自
在に支持されるとともに上方に向けて弾発付勢さ
れる。しかも係止頭部25aが支持板23の上面
に当接した最上限位置で両パンチ6,7は支持面
14上の両角パイプP内に挿入し得る位置にあ
り、さらに支持板23が規制ブロツク26に当接
した最下限位置で両パンチ6,7および両ダイ
3,4による切込み加工が完了するように立設さ
れる。
昇降体8には、一体化されている両パンチ6,
7の上面に当接し得る押圧部9が垂下、固着され
る。また支持台2の上方で昇降体8の下面には支
持面14上の両角パイプPに当接可能なパツド2
9が固着される。
次にこの実施例の作用について説明すると、昇
降体8が上昇している状態で、2本の角パイプP
はそれらの一端に両パンチ6,7を挿入して支持
面14および載置台18上に並列して載置され、
両角パイプPの他端は規制壁22にそれぞれ突き
当てられる。これにより、両角パイプPはその一
端を揃えて支持面14および18上に平行に載置
されたことになる。
次いで、昇降体8を降下すると、パツド29が
両角パイプPの上面に圧接して角パイプPの位置
決めがなされるとともに、押圧部9が両パンチ
6,7を下方に押下げて両パンチ6,7および両
ダイ3,4により両角パイプPの一端下面に切込
み11,12がそれぞれ形成される。
そこで昇降体8を上昇せしめた後、両角パイプ
Pを上下に反転するとともに位置を入れ換える。
その後、上述と同様に昇降体8を下降せしめ、入
れ換え後の両角パイプPの一端下面に切込み1
1,12をそれぞれ形成する。
この結果、両角パイプPの一端で相互に対向す
る両側部に切込み11,12がそれぞれ形成され
ることになる。
かかる切込み加工装置では、両パンチ6,7が
上下方向に移動するだけであり、対応するダイ
3,4との刃合せが容易となる。しかも両パンチ
6,7を駆動するための構造も簡単である。
C 考案の効果 以上のように本考案装置は、角パイプを相互に
平行にして2列で水平に載置するための支持台
と;支持台上の両角パイプの一端に対応して支持
台に固設される第1および第2ダイと;第1およ
び第2ダイと協働して切込み加工を行なうべく上
下に移動可能な支持板に並列して固設される第1
および第2パンチと;支持板を制限された範囲で
上下移動可能に支持するとともに第1および第2
パンチが支持台上の両角パイプに挿入可能である
上限位置まで支持板を上方に向けて弾発付勢する
支持機構と;前記両パンチを下方に押圧する押圧
部を有し、支持台の上方で昇降可能な昇降体と;
を備えるので、構造が簡単であり、しかもダイお
よびパンチの刃合せが容易となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第
1図は縦断側面図であつて第2図の−線断面
図、第2図は第1図の−線断面図、第3図は
角パイプの円筒体への接合状態を示す平面図、第
4図は第2図の−線断面図である。 2……支持台、3……第1ダイ、4……第2ダ
イ、5……支持機構、6……第1パンチ、7……
第2パンチ、8……昇降体、9……押圧部、1
1,12……切込み、23……支持板、P……角
パイプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 横断面四角形の角パイプの一端側で相互に対向
    する両側部に、相互に異なる形状の切込みを協働
    して形成するためのダイおよびパンチを備える角
    パイプ端部の切込み加工装置において、角パイプ
    を相互に平行にして2列で水平に載置するための
    支持台と;支持台上の両角パイプの一端に対応し
    た支持台に固設される第1および第2ダイと;第
    1および第2ダイと協働して切込み加工を行なう
    べく上下に移動可能な支持板に並列して固設され
    る第1および第2パンチと;支持板を制限された
    範囲で上下移動可能に支持するとともに第1およ
    び第2パンチが支持台上の両角パイプに挿入可能
    である上限位置まで支持板を上方に向けて弾発付
    勢する支持機構と;前記両パンチを下方に押圧す
    る押圧部を有し、支持台の上方で昇降可能な昇降
    体と;を備えることを特徴とする角パイプ端部の
    切込み加工装置。
JP5322686U 1986-04-09 1986-04-09 Expired JPH032335Y2 (ja)

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JP5322686U JPH032335Y2 (ja) 1986-04-09 1986-04-09

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JPS62165021U JPS62165021U (ja) 1987-10-20
JPH032335Y2 true JPH032335Y2 (ja) 1991-01-23

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