JPH0426234Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0426234Y2
JPH0426234Y2 JP1986161230U JP16123086U JPH0426234Y2 JP H0426234 Y2 JPH0426234 Y2 JP H0426234Y2 JP 1986161230 U JP1986161230 U JP 1986161230U JP 16123086 U JP16123086 U JP 16123086U JP H0426234 Y2 JPH0426234 Y2 JP H0426234Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
attached
laminated
blade
support surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986161230U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6367095U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986161230U priority Critical patent/JPH0426234Y2/ja
Publication of JPS6367095U publication Critical patent/JPS6367095U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0426234Y2 publication Critical patent/JPH0426234Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、写真プリント等のペーパのコーナ
部を固定刃と可動刃とで抜打ちプレスしてそのコ
ーナ部にラウンド(丸み)をつける手動式のラウ
ンドカツタ装置に関するものである。
〔従来の技術〕
写真プリントの仕上がりの体裁を向上し、鑑賞
者にソフトな感じを与えるため、その写真プリン
トの角をラウンドカツトする場合が多くなつてい
る。そのラウンドカツトにおいて、写真プリント
を一枚づつ打抜くと非常に手間がかかるため、普
通、第6図aに示すように、数枚の写真プリント
Aを積層し、その積層写真プリントAの外周の角
を弧状に打抜いて第6図bに示すように、ラウン
ドaを形成するようにしている。
その打抜きに使用される手動式ラウンドカツタ
装置として、第7図に示したものが従来から知ら
れている。
このラウンドカツタ装置は、支持台30の上面
に一対の固定ガイド31と、その各固定ガイド3
1に対して移動可能な一対の可動ガイド32とを
設け、前記支持台30には、一対の固定ガイド3
1の内面を含む二つの平面で形成されるコーナ部
に外周の切刃を弧状とした受刃33を設け、その
受刃33に対してL字形のラウンド形成用可動刃
34を移動可能に設け、上記可動刃34を受刃3
3に向けて移動して各ガイド31,32の内側に
載置した写真プリントA′のコーナ部をラウンド
カツトするようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上記のラウンドカツタ装置において
は、支持台30上に積層写真プリントA′を載置
する前に、その積層写真プリントA′の外周を予
め揃える必要があり、また、支持台30上に積層
写真プリントA′を載置したのち、可動ガイド3
2を固定ガイド31に向けて移動して積層写真プ
リントの外周を固定ガイド31に押し付ける必要
があるため、ラウンドコーナの形成に非常に手間
がかかるという不都合がある。
また、写真プリントの大きさにバラツキがある
と、積層写真プリントの外周を揃えることができ
ず、均一な大きさのラウンドコーナを形成するこ
とができないという不都合もある。
この考案は上記の不都合を解消し、写真プリン
ト等の積層ペーパのコーナ部に対してラウンドコ
ーナを効率よく形成することができると共に、各
ペーパのサイズにバラツキがある場合において
も、均一な大きさのラウンドコーナを正確に形成
することができるラウンドカツタ装置を提供する
ことを技術的課題としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するために、この考案におい
ては、ペーパ支持台に垂直面に対して傾斜するペ
ーパ支持面を設け、そのペーパ支持面の背面側に
バイブレータを取付け、ペーパ支持面には、積層
ペーパの外周の一つの角を下にして支持可能な一
対の直角に配置されたペーパガイドと、そのペー
パガイドに支持される積層ペーパの下部コーナの
下面に対して弧状の切り刃を有する受刃とを取付
け、この受刃に対してラウンドカツタ用のL形可
動刃を移動可能に設け、その可動刃の内面上部に
取付けた支持片にペーパ押えを下端に有するロツ
ドをスライド自在に設け、そのロツドを押し下げ
るスプリングの弾力をロツドに付与し、ロツドの
上部に上記支持片と係合する大径軸部を設けた構
成を採用したのである。
〔作用〕
上記の構成から成るラウンドカツタ装置におい
ては、ペーパ支持面上に積層ペーパを載置して各
ペーパの下部コーナを挟む二辺をペーパガイドで
支持し、バイブレータの作動によりペーパ支持面
に振動を与えて積層ペーパの下側の角を揃える。
そして、可動刃を受刃に向けて移動させ、その
可動刃が積層ペーパの角を切断する前にペーパ押
えで積層ペーパを弾力的に押え、ペーパの浮き上
がりを防止する状態で上記ペーパの角を可動刃で
切断する。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を第1図乃至第5図に
基づいて説明する。
第1図および第2図に示すように、ペーパ支持
台1の外周には、垂直面に対して傾斜するペーパ
支持面2が設けられ、そのペーパ支持面2の背面
にバイプレータ3が取付けられている。
上記ペーパ支持面2の上方には、そのペーパ支
持面2に平行に板体4が配置され、この板体4と
ペーパ支持面2間の下部には、第3図に示すよう
に、積層ペーパAを、その積層ペーパAの一つの
角を下にして支持可能な一対のペーパガイド5が
直角に配置されている。
また、ペーパ支持面2には、第3図乃至第5図
に示すように、一対のペーパガイド5の内面を含
む二つの平面で形成される内側コーナ部と対向す
る位置に外周の切刃を弧状とした受刃6が取付け
られ、その受刃6における切刃のまわりに抜孔7
が形成されている。
前記ペーパ支持面2の下部には、上記受刃6の
上方を覆うようにしてコの字形ブラケツト8が取
付けられ、そのブラケツト8の上側支持板9とペ
ーパ支持面2間に複数のロツド10が取付けられ
ている。ロツド10には、ブロツク11が移動可
能に取付けられ、そのブロツク11は、ロツド1
0の外側に嵌合したスプリング12によつて上方
に偏向されている。
ブロツク11には、前記受刃6に対向して可動
刃13が取付けられている。この可動刃13は、
L字形になりその内側コーナに丸みがつけられて
いる。また下部には逆V字形の切欠部14が形成
され、その切欠部14の内周縁が切刃15になつ
ている。この可動刃13の下端部は前記板体4の
下面より下方に位置し、その下端部の内面でペー
パ支持面2と板体4との間に差し込まれる積層ペ
ーパAの下部コーナ部を位置決めするようになつ
ている。
また、可動刃13の内面上部には支持片16が
取付けられ、その支持片16にスライド可能に支
持されたロツド17の下端にペーパ押え18が取
付けられている。このロツド17は、ペーパ押え
18と支持片16との間に組込んだスプリング1
9によつて押し下げられ、上端に設けた大径軸部
20が支持片16の上面に当接している(第2図
参照)。
上記可動刃13は、レバー操作によつて受刃6
に向けて移動される。そのレバー操作機構21
は、第1図に示すように、ペーパ支持台1の底板
22上面に一対の突片23を設け、その突片23
間に渡した支持軸24の一端にレバー25を取付
けてある。また、支持軸24の両端部に一対のア
ーム26を取付け、そのアーム26間に加圧ロツ
ド27を渡し、その加圧ロツド27を前記レバー
25の操作により支持軸24を中心に回動してブ
ロツク11に連結した突軸28の上端を押すよう
にしてある。
実施例で示すラウンドカツタ装置は上記の構造
から成り、積層ペーパAのコーナ部のラウンドカ
ツトに際しては、その積層ペーパの外周の一つの
コーナ部を下にして積層ペーパをペーパ支持面2
と板体4との間に差し込み、バイブレータ3の作
動によりペーパ支持台1に一定時間振動を与えた
のち、可動刃13を受刃6に向けて移動させる。
いま、ペーパ支持面2と板体4との間に積層ペ
ーパAを少量づつ差し込むと、各ペーパはペーパ
支持面2の傾斜に沿つて下方向に移動し、各ペー
パの下部コーナを挾む二辺が一対のペーパガイド
5で支持され、各ペーパの下端の角が揃えられ
る。
また、一度に多くのペーパを無造作に差し込
み、その差し込み状態においてバイブレータ3の
作動によりペーパ支持台1に振動を与えると、積
層ペーパAの各ペーパは、ペーパ支持面2の傾斜
に沿つて下降する。このため、各ペーパの下側の
角を挾む二辺が一対のペーパガイド5で支持さ
れ、各ペーパの下側の角が揃えられる。
そこで、レバー25の操作によつてロツド10
に沿つてブロツク11を移動させると、積層ペー
パAの上面はペーパ押え18によつて弾力的に押
えられ、可動刃13と受刃6とによつて、下部の
コーナがラウンドカツトされる。
上記のようなラウンドカツト後に、積層ペーパ
Aの差し替えによるコーナ部の位置の変更と、積
層ペーパAの差し込み毎に可動刃13を移動させ
る操作とを交互に繰り返し行なうことにより、積
層ペーパAの外周の各コーナ部をラウンドカツト
することができる。
なお、実施例の場合は、レバー25の回動操作
により加圧ロツド27を回動し、その加圧ロツド
27でブロツク11に突軸28を押して可動刃1
3を移動させるようにしたが、レバー25の回転
運動を可動刃13の移動に変換する機構はこれに
限定されるものではない。
〔効果〕
以上のように、この考案は、積層ペーパの外周
の一つのコーナを下にしてその積層ペーパをペー
パ支持面と板体との間に差し込み、可動刃を受刃
に向けて移動させる簡単な作業により、積層ペー
パの外周のコーナ部をラウンドカツトすることが
でき、積層ペーパの外周のコーナ部に対してラウ
ンドコーナをきわめて能率よく形成することがで
きる。
また、ペーパ支持面を傾斜させ、そのペーパ支
持面にバイブレータを取付けたので、ペーパ支持
面上に置かれた積層ペーパの外周が不揃いの場
合、あるいはペーパのサイズが異なる場合でも、
ペーパ支持面に付与する振動によつて各ペーパの
下側の角を自動的に正確に揃えることができ、可
動刃の下降によつて各ペーパの角に均一大きさの
ラウンドコーナを形成することがでる。
さらに、可動刃と共にペーパ押えを移動させ、
可動刃が積層ペーパの角を切断する前にペーパ押
えで積層ペーパを弾力的に押えるようにしたの
で、可動刃による積層ペーパの切断時にペーパが
浮き上がるのを防止することができ、上記ペーパ
を確実に切断することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係るラウンドカツタ装置
の一実施例を示す斜視図、第2図は同上の可動刃
取付部を示す拡大断面図、第3図は第2図の−
線に沿つた断面図、第4図は第2図の−線
に沿つた断面図、第5図は同上の可動刃を移動さ
せた状態を示す断面図、第6図aは、複数のペー
パを積層した状態を示す斜視図、第6図bはその
積層ペーパのコーナ部をラウンドカツトした状態
の斜視図、第7図は従来のラウンドカツタ装置を
示す斜視図である。 1……ペーパ支持台、2……ペーパ支持面、3
……バイブレータ、4……板、5……ペーパガイ
ド、6……受刃、13……可動刃。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ペーパ支持台に垂直面に対して傾斜するペーパ
    支持面を設け、そのペーパー支持面の背面側にバ
    イブレータを取付け、ペーパ支持面には、積層ペ
    ーパの外周の一つの角を下にして支持可能な一対
    の直角に配置されたペーパガイドと、そのペーパ
    ガイドに支持される積層ペーパの下部コーナの下
    面に対して弧状の切り刃を有する受刃とを取付
    け、この受刃に対してラウンドカツト用のL形可
    動刃を移動可能に設け、その可動刃の内面上部に
    取付けた支持片にペーパ押えを下端に有するロツ
    ドをスライド自在に設け、そのロツドを押し下げ
    るスプリングの弾力をロツドに付与し、ロツドの
    上部に上記支持片と係合する大径軸部を設けたラ
    ウンドカツタ装置。
JP1986161230U 1986-10-20 1986-10-20 Expired JPH0426234Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986161230U JPH0426234Y2 (ja) 1986-10-20 1986-10-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986161230U JPH0426234Y2 (ja) 1986-10-20 1986-10-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6367095U JPS6367095U (ja) 1988-05-06
JPH0426234Y2 true JPH0426234Y2 (ja) 1992-06-24

Family

ID=31087347

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986161230U Expired JPH0426234Y2 (ja) 1986-10-20 1986-10-20

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0426234Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5477210B2 (ja) * 2010-07-22 2014-04-23 シヤチハタ株式会社 用紙裁断機
JP6122727B2 (ja) * 2013-07-31 2017-04-26 有限会社レオテクノ コーナ加工装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6367095U (ja) 1988-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0426234Y2 (ja)
JPS6018313Y2 (ja) 角丸兼角切断裁機
JPH0840739A (ja) ガラス切断装置
JP2512684Y2 (ja) リ―ド成形装置
JP4454274B2 (ja) 断裁機用用紙押圧装置
CN219294166U (zh) 一种纸板冲孔装置
JPS6042019Y2 (ja) シヤ−リングマシンにおける板押え装置
JPH0619752Y2 (ja) 複写機等における原稿載置台のガラス板支持機構
JPS6310738Y2 (ja)
JPH0518071Y2 (ja)
JPS5928793Y2 (ja) 裁断器
JP3097377U (ja) 浮出加工が可能な抜き型装置
JPS588317Y2 (ja) 玩具ミシン
KR101888945B1 (ko) 휴대용 모양커팅기
JPS649757U (ja)
JPH0639399U (ja) ジグソーパズルのプレス装置
JPH0351060Y2 (ja)
JPH0621885U (ja) 裁断機
JPS646240Y2 (ja)
JP3003235U (ja) ジグソーパズルの製造装置
CN2100298U (zh) 手动模具切刀
JPH0530881Y2 (ja)
JPS6348341Y2 (ja)
JPS5836539Y2 (ja) 押印装置
JPS6310290Y2 (ja)