JP2578603Y2 - プレス製品切断装置 - Google Patents

プレス製品切断装置

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JP2578603Y2
JP2578603Y2 JP1992023922U JP2392292U JP2578603Y2 JP 2578603 Y2 JP2578603 Y2 JP 2578603Y2 JP 1992023922 U JP1992023922 U JP 1992023922U JP 2392292 U JP2392292 U JP 2392292U JP 2578603 Y2 JP2578603 Y2 JP 2578603Y2
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JP
Japan
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cutting edge
product
hat
pad
shaped cross
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1992023922U
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English (en)
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JPH0574730U (ja
Inventor
功一 小暮
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Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Auto Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ハット形断面形状のプ
レス製品を複数個に分断するための切断装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】自動車の車体構成部材は大型化に伴い、
運搬容易な補給部品として図9で示すように、ハット形
断面形状プレス製品Wを複数個所C1〜C4でプレス切
断し、複数個の部品W1〜W4の分割している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記ハット形断面形状
プレス製品Wをプレス切断するための上型切刃Eは図1
0で示すように、ハット形断面形状プレス製品Wの断面
形状とは異なっているため、上型切刃E側のプレス製品
Wが切断時に上型切刃Eに押されて変形する問題があっ
た。
【0004】本考案の目的は、上記従来の問題を解決し
たプレス製品切断装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本考案の要旨は、ハット形断面形状のプレス製品を
複数個に分断するための切断装置であって、前記ハット
形断面形状の内側形状と同形の下型切刃と下パットとを
備えた下型と、前記ハット形断面形状の内側形状と同形
であり、前記下パットと対接する上型切刃と前記下型切
刃と対接する上パットとを備えた上型とからなり、前記
下パットは中央より左右に分割され、かつスプリングに
よりプレス製品の板厚相当のストロークで左右に拡縮可
能としたものである。
【0006】
【作用】上記の構成により、上型が下降して上パットが
プレス製品に当たり、次に上型切刃がプレス製品を切断
する。下パットはプレス製品を押えながら上型切刃にお
されて下降し、プレス製品の変形を最少限で切断可能と
する。
【0007】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1において、1は下型、2は上型である。前記下
型1には下型切刃3と、スプリング5により上下方向に
弾性支持された下パット4とが設けられている。また、
前記上型2には前記下パット5と対接する上型切刃6
と、スプリング8により上下方向に弾性支持され、前記
下型切刃3と対接する上パット7とが設けられている。
Wはハット形断面形状のプレス製品である。
【0008】前記下型切刃3及び上型切刃6は図2で示
すように、プレス製品Wのハット形断面形状の内側形状
と同形である。また、前記下パット4も上パット7もプ
レス製品Wのハット形断面形状の内側形状と同形であ
る。
【0009】前記下パット4は図5で示すように、中央
より左右に分割されたブロック4a、4bよりなり、前
記スプリング5で上下方向のストロークS3(図8参
照)で弾性支持されたベース4e上で左右方向にスライ
ド可能に保持され、両ブロック4a、4b間にスプリン
グ4cが介装され、両ブロック4a、4bの側端に設け
られたストッパ4dによりプレス製品Wの板厚相当のス
トロークS1(図7参照)で左右に拡縮可能な構造であ
る。
【0010】プレス製品Wの板厚相当のストロークで左
右に拡縮可能とし、かつ昇降動可能に設けられている。
このリフタ2の上部には下型1上の左右一対のプレス製
品WR、WLを左右に振り分け滑動する左右下向きの傾
斜面3a、3bが形成されている。
【0011】本考案は上記の通りの構造であるから、例
えば図9で示すようなハット形断面形状のプレス製品W
を下型1上ににセットし、上型2を下降する。これによ
り、上型切刃6が図2で示すように、下死点前H1まで
下降して上型切刃6の側面が下型切刃3の側面に齟齬し
た状態では、未だプレス製品Wの側面及び上面の何れも
切断されない。
【0012】さらに、上型切刃6を図3で示すように、
前記下死点前H1からH2だけ下降すると、プレス製品
Wの一方の立壁部が△tだけ切断される。しかし、プレ
ス製品Wの他方の立壁部と平面部は切断されていない。
【0013】さらに、上型切刃6を図4で示すように、
下死点まで下降したときには、前記プレス製品Wの他方
の立壁部と平面部が切断され、完全に切断下状態にな
る。これは、図7及び図8で示すように、上型切刃6が
下死点まで下降すると、下パット4の左右ブロック4
a、4bがプレス製品Wの板厚相当のストロークで縮小
する。その分だけプレス製品Wの他方の立壁部が内側に
押されて上型切刃6と下型切刃3とによって他方の立壁
部が切断される。
【0014】また、同時にベース4eを介して下パット
4がストロークS3だけ下方に押し下げられるため、プ
レス製品Wの平面部がストロークS2だけ下降し、これ
により、上型切刃6と下型切刃3とによって切断される
のである。
【0015】
【考案の効果】以上のように本考案によると、ハット形
断面形状のプレス製品の内側形状と同形の下型切刃と下
パットとを備えた下型と、前記ハット形断面形状の内側
形状と同形であり、前記下パットと対接する上型切刃と
前記下型切刃と対接する上パットとを備えた上型とから
なり、前記下パットは中央より左右に分割され、かつス
プリングによりプレス製品の板厚相当のストロークで左
右に拡縮可能とした構成であるから、プレス製品を最少
限の変形で複数個所をプレス工程で切断し、分割した補
給部品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案装置の全体図
【図2】下型切刃と上型切刃の断面図
【図3】プレス製品の切断状態の説明図
【図4】プレス製品の切断状態の説明図
【図5】下パットの断面図
【図6】下パットの断面図の側面図
【図7】プレス製品の切断状態の説明図
【図8】プレス製品の切断状態の説明図
【図9】プレス製品の平面図
【図10】従来の上型切刃の断面図
【符号の説明】
1 下型 2 上型 3 下型切刃 4 下パット 6 上型切刃 7 上パット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23D 15/00 - 15/08 B23D 23/00 B23D 33/08 - 35/00 B21D 28/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハット形断面形状のプレス製品を複数個
    に分断するための切断装置であって、前記ハット形断面
    形状の内側形状と同形の下型切刃と下パットとを備えた
    下型と、前記ハット形断面形状の内側形状と同形であ
    り、前記下パットと対接する上型切刃と前記下型切刃と
    対接する上パットとを備えた上型とからなり、前記下パ
    ットは中央より左右に分割され、かつスプリングにより
    プレス製品の板厚相当のストロークで左右に拡縮可能と
    したことを特徴とするプレス製品切断装置。
JP1992023922U 1992-03-23 1992-03-23 プレス製品切断装置 Expired - Lifetime JP2578603Y2 (ja)

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JPH0574730U JPH0574730U (ja) 1993-10-12
JP2578603Y2 true JP2578603Y2 (ja) 1998-08-13

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