JPH03233072A - 直貼り防音床板 - Google Patents

直貼り防音床板

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JPH03233072A
JPH03233072A JP2695490A JP2695490A JPH03233072A JP H03233072 A JPH03233072 A JP H03233072A JP 2695490 A JP2695490 A JP 2695490A JP 2695490 A JP2695490 A JP 2695490A JP H03233072 A JPH03233072 A JP H03233072A
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JP
Japan
Prior art keywords
thickness
approximately
base material
medium duty
vibration controlling
Prior art date
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Pending
Application number
JP2695490A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Ikeda
稔 池田
Yoichi Eumi
江海 洋一
Tetsuo Kume
久米 哲夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HOKUSHIN KK
Hokushin Corp
Original Assignee
HOKUSHIN KK
Hokushin Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by HOKUSHIN KK, Hokushin Corp filed Critical HOKUSHIN KK
Priority to JP2695490A priority Critical patent/JPH03233072A/ja
Publication of JPH03233072A publication Critical patent/JPH03233072A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3産業上の利用分野〕 この発明は、床材としての表面性能に優れ、しかも高い
防音効果を有する直貼り床板に関し、更に詳しくは表面
材及び基材に中質繊維板を使用したことを技術的特徴と
するものである。
二従来の技術: 近年、マンション等のコンクリートの床仕上げ二二木質
床の利用が盛んになったことから、直接スラブに貼れ、
下階への床衝撃音を軽減できる防音乃至遮音床vi(以
下、車に「防音床板」という)の開発が進められて来た
ところで、従来一般に知られている防音床板としては、
一定厚の合板からなる基材の両面に、弾性材を介して合
板製表・裏材を積層する構成であり、更に上記基材に一
定間隔で一方向または交叉方向に切溝を切設するという
技術手段も採用されていた(特開平1−142169号
、同142171号公報参照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来技術における防音床材は、上述した通り、基材及び
表・裏面板が全て合板であって、この部分では大きい吸
音、割振性が望めず、その衝撃音を積層された弾性材ま
たはクツション材によって吸収しようとする構造であっ
たから、基材合板に切溝を設けたとしても、割振効果が
多少改善されるものの、床材としての総合的な防音性は
未だ充分とは言えなかった。
この他、表面板として合板の表面に化粧車体(突板)を
貼着したものは、合板の乾湿による縦横の膨張・収縮差
に起因して経時的に化粧面に干割れが発生し易く、装飾
価値を低下させていたソ゛けでなく、合板のように表面
剛性の低い表面板は局部的な加圧に対してヒールマーク
様の残留窪みが大きく、更に製品端縁の面取り加工や表
面にVカ、ト溝の切削等を施す場合には、す\フレが生
し、この部分の塗装性が著しく低下する等、多くの技術
的課題を含むものであった。
〔課題を解決するための手段〕
このような実情に鑑み、本発明の防音床板は、下記の構
成としたことによって叙述の問題点を技術的に解消した
ものである。即ち、 一定厚7〜12nの中厚物中質繊維板の片面に、天然ゴ
ム発泡シートなどの制振材を接着した基材の一面、即ち
表面に薄物中質繊維板(2〜5.5N厚)の表面に化粧
加工を施した表面板を接着し、更に上記基材の裏面に一
定厚の天然ゴム発泡シト等からなる緩衝材を接着したこ
とを構成要件とするものである。
又、上記基材の裏面から表面側に向かって、その長さ方
向に一定間隔で切溝を設けるという手段も用いた。
用〕 本発明の床板は、基材及び表面板が中質繊維板で構成さ
れているため、中質繊維板の特性と、この間に介在する
発泡性制振材とによって制振と吸音作用が向上し、更に
下層の緩衝材の吸音性とが相俟って、床板としての吸音
、制振作用を大幅に改善せしめたものである。
又、基材に切溝を設けたものは、更に制振作用を向上さ
せることができる。
この他、中質繊維板からなる表面板の化粧面は、板の乾
湿による縦・横の膨張、収縮差が少ないところから、経
時的にも干割れが生し難く、更に中質繊維板は合板等に
比較して表層の比重が高く、硬いため床板面への局部的
な荷重に対してもヒールマーク様の残留窪みの発生が軽
微である等の諸作用を奏する。
〔実 施 例〕
〔作 以下、上記本発明の直貼り防音床板の構成並びにその物
理的特性を1〜2の実施例並び試験結果に基づいて更に
詳述する。
(そのl) 第1図に示すように、基材1の厚み(a)を10.7m
mとした中質繊維板の一面(図では上面)に、厚さ(b
)が1鰭の天然ゴム発泡シートからなる制振材2をコー
ルドプレスにより接着し、別途厚み(C1が3.0fl
の1物中質繊維板の表面に0.3mm厚の化粧単体4を
コールドプレスで仮接着した上、ホットプレスによって
接着した表面材3を変性ビニル共重合樹脂接着剤を介し
てコールドプレスじで接合し、更に上記基材1の下面に
厚さ(dlが4.Oflの天然ゴム発泡シートからなる
緩衝材5を上記と同様の樹脂接着剤により接着して板厚
telが19.0mの直貼り防音床板を得たものである
(その2) 第2図に見られるように、厚さ(a)が9.Om+*の
中質繊維板の下面から上向きに、その長さ方向に50璽
mピ、チで溝巾2.5n、深さ約8Nの切溝6を切設し
た基材1に対し、制振材2の厚さ(b)を1,0龍とし
、また厚さ(C)を2.7鶴とし、0.3N厚の化粧板
4を接着してなる表面材3と緩衝材の厚さ(dlを5.
0mとして、上側そのlと同じ要領で積層接着して、板
厚(elが18.0mmの直貼り防音床板を得た。
尚、上記二つの実施例は、何れも910X1820mの
大板で加工し、最終工程で製品規格サイズ(91X90
0m)にカプトした後、木口の実加工および表面塗装等
を施して完成品としたものである。
上記二つの実施例によって得られた完成品のそれぞれに
ついて、従来の合板製防音床材との表面性能試験を行っ
た結果は、表−1及び表−2の通りであった。
(次頁へつづく) 表 1゜ 化粧面の干割れの経時促進試験 但し、 上記試験に使用した試料は、 発明床材に ついては表面板として厚さ2.7mmの中質繊維板、又
、 従来床板二こついては同厚の合板を表面板とし、それぞ
れ表面に0.3+am厚のさくら材化粧単体を接着し、
ウレタン塗料で下塗り2回、上塗り1回したもので、寸
法280X280mlのもの各6枚宛使用した。
又、試験条件は温度so’c、湿度90%の容器内に6
時間放置した後、温度50 ”c、湿度30%の容器に
移し換えて16時間経過させることを1サイクルとして
、各サイクル終了時における表面干割れの有無を観察し
た。
尚、表中、 ○:当該サイクル終了時まで干割れの発生なし△:干割
れではないが継目が開離したもの×:干割れが発生した
もの、付記数字は新発生干割れ (次頁へつづく) 表 2゜ 局部的荷重による残留窪み試験 但し、上記試験5二使用した試料は前記表〜1の各試料
と同一材料で、試料数は各3枚とじた。
又試験方法は、直径4.5mmの先端平滑な鋼棒によっ
て36Kgの荷重を10分間かけて口捧を取り除き、6
0分経過後の板面における荷重中心部のlみ量を測定し
たものである(JISA57057.8に準した測定法
)。
上記各表に示した試験結果によって明らかにされる通り
、本発明の防音床板表面の化粧単体の経時変化、及び局
部荷重の残留窪み等に対する表面性能は在来の合板を主
材料とした防音床材に比較して、著しく改善されている
次に、実施例その2に記載した製品サイズ18X91X
900n+の防音床板について、該床板を一般的な集合
住宅の150fl厚コンクリートスラブ上に施工した場
合における軽量床衝撃音試験の結果は、第3図に見られ
る通り遮音等級L−50に該当する改善量が認められた
上記し−50の値を日本建築学会編「建築物の遮音性能
基準と設計指針」によれば、重量床衝撃音では“はとん
ど気にならない”、軽量床衝撃音では“ナイフ等の落下
音は聞こえる”程度であって、この等級は直貼り防音床
板としてはL−45に次ぐ遮音等級に属し、合格範囲と
されている。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明の中質繊維板を主材料とする
直貼り防音床板によれば、150mm厚のコンクリート
スラブ上に施工して、遮音等級L4゜ 50に相当する改善量が得られる他、特に表面板に中質
繊維板を使用したことで、乾湿による縦・横の膨張・収
縮差が殆どないので、化粧面における経時的干割れが発
生し難く、又その表層の比重が高いところから、局部的
荷重に対してヒールマーク様の残留窪みの発生量も僅少
であり、更に製品端縁の面取りや■溝の切穿時の加工面
が滑らかに仕上がり、塗装や歩行などに障害となるさ\
フレ等の発生がないなど、従来の合板を主材料としたこ
の種防音床板に比較して極めて優れた効果が期待できる
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る直貼り防音床板の一つの実施例を
示す断面図であり、第2図は他の実施例を示す断面図、
又第3図は床衝撃音の各レベルの推定値による遮音等級
(点線)と、本発明の防音床板に対する床衝撃音試験(
実線)を比較して示すグラフである。 尚、図中1・・・基材、2・・・制振材、3・・・表面
材、4・・・化粧単体、5・・・緩衝材、6・・・切溝
である。 以   上 1・・・基 材 2・・・制振材 3・・・表面材 4・・・化粧単体 5・・・緩衝材 6・・・切 溝 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一定厚の中厚物中質繊維板の片面に、天然ゴム発泡
    シートなどの制振材を接着した基材の一面に、薄物中質
    繊維板の表面に化粧加工を施した表面板を接着し、更に
    上記基材の他面に一定厚の天然ゴム発泡シート等からな
    る緩衝材を重合接着したことを特徴とする直貼り防音床
    板。 2、基材の裏面側から基材の長さ方向に等間隔で切溝を
    切設した請求項1記載の直貼り防音床板。
JP2695490A 1990-02-05 1990-02-05 直貼り防音床板 Pending JPH03233072A (ja)

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