JPH0323137A - 基板搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ〉産業上の利用分野 本発明◆ま、プリント基板が載置される載置部材と該載
置部材に連なる後続載置部材との間の前記基板の受け渡
しをする基板搬送装置に関する。

（口〉従来の技術 この種の基板搬送装置としては、本出願人が先に出願し
た特開昭６３−１６５８号公報に記載された技術が挙げ
られる。以下、第６図を基に説明する． 先ず、アーム（１１１）が図面Ａの位置からＢの位置に
向かってモータ（１１２）を回転させることにより、基
板送り部材どしてのスライダ（１０３）の結合片（ｉｏ
ｓ）はバネ（１０９）の付勢力によって図面左方向即ち
矢印方向Ｃに向かって引っ張られ、これに伴って該スラ
イダ（１０３）の先端のビン（１０４＞（１０４）によ
り、プリント基板（１０１　）（　１０１　）は同じく
矢印方向Ｃに向かって搬送される． そして、搬送終了後はシリンダ（１０７）のレバーの下
降に伴って回転レバー（１０６）が時計方向に回転し、
ボールスプライン軸（１０５）が時計方向に回転して前
記スライダ（１０３）が同様に時計方向に回転し、ピン
（１０４）（１０４）は前記プリント基板（１０１）（
１０１）のピン孔（１１７０１１７）から外れ、該プリ
ント基板（１０１）（１０１）が同時に又は１枚ずつ順
送りされてベルトコンベア等の搬送ベルト（図示せず）
に載置されて、排出又は次の工程に送られる．その後、
前記アーム（１１１）がＢの位置からＡの位置に向かっ
て前記モータ（１１２）を回転させることにより、バネ
（１０９）の付勢力に抗して回動し、次回の送り出しの
準備の位置に着く． 従って、基板（１０１）（１０１）の送り出し時にはス
ライダ（１０３）を反時計方向に回転させ、次回の送り
出しの準備の位置への移動時にはスライダ（１０３）を
時計方向に回転させるために別の駆動源（シリンダ（１
０７）　）が必要であった． （ハ〉発明が解決しようとする課題 以上のことから、基板送り部材の往復及び上下移動を同
じ駆動源で行なわせるような機構にすることである． （二〉課題を解決するための手段 そこで本発明は、プリント基板が載置される載置部材と
該載置部材に連なる後続載置部材との間の前記基板の受
け渡しをする基板搬送装置に於いて、駆動源により回動
されるレールと、該レールが挿入されレールの回動にま
り回動可能に為されると共にレールに沿って往復移動可
能な前記基板の受け渡しのための送り爪を有した基板送
り部材と、該送り部材の往動時に送り部材の回動により
送り爪が前記載置部材の基板に係合する位置まで下降し
たらそれ以上の回動を規制する第１の規制体と、同じく
復動時の逆回動により前記基板との係合を解いてそれ以
上の回動を規制する第２の規制体とを設けたものである
． （ホ〉作用 以上の構成から、往動時には駆動源の回動によるレール
の回動に伴って基板送り部材が回動され、該送り部材の
送り爪が基板に係合する位置まで下降されたら、第１の
規制体によりそれ以上回動されないように規制されて往
動される。

また、復動時には駆動源の逆回動によるレールの逆回動
に伴って基板送り部材が逆回動され、該送り部材の送り
爪が基板との係合を解いてある位置まで上昇されたら、
第２の規制体によりそれ以上回動されないように規制さ
れて復動される．（へ〉実施例 以下、本発明の実施例について図面に基づき詳述する． （１〉は図示しない上流側装置から供給されたプリント
基板（２〉を受け継ぐ供給コンベアで、一対のガイドレ
ール（３）（４）で前記基板（２〉の両側端部を支持す
る．そして、図示しない駆動源により回動される駆動プ
ーリ（５）と従動プーリ（６）（７）（８）（９）（１
０）（１１）に掛け渡されたベルト（１２）及び駆動ブ
ーり〈５〉の回動がシャフト《１３）を介して伝えられ
る前記プーリ（５）（６）（７）（８）（９）（１０）
（１１）と対を成す図示しないプーりに掛け渡された図
示しないベルトの移動により搬送される． 尚、該コンベア（１〉幅は扱われる基板（２〉の基板幅
に応じて調整される，即ち、図示しない駆動源による駆
動ボールネジ（１４）と従動ボールネジ（１５）の回動
により、ガイドレール〈４〉がガイド棒（１６）（１７
〉にガイドされながらガイドレール（３〉に対して前後
移動される． （１８）はＸＹテーブルから成る作業テーブルで、基板
（２）載置後図示しない昇降手段により下降されて該テ
ーブル（１８〉上で基板（２）にある種の作業（例えば
、接着剤塗布作業あるいは電子部品装着作業等である．
）が施される。

（１９〉は前記供給コンベア（１〉上の基板（２〉を作
業テーブル《１８〉上へ送り出すと共に、作業テーブル
（１８）上の基板（２）を排出コンベア（２０〉上へ送
り出す基板搬送装置である．尚、前記排出コンベア（２
０）は前述した供給コンベア（１〉と同構造のため説明
は省略する． 以下、前記基板搬送装置（１９）について説明する． 《２１）は前記基板〈２〉を送り出す一対の送出棒（２
２）（２３）を有する送り部材で、駆動モータ（２４）
の回動により丸棒から成るレール（２５〉に沿って往復
移動される．尚、送り出し時には前記送出棒（２２）（
２３〉に夫々取り付けられた送り爪（２６）（２７）が
基板（２）の後端部に当接して基板（２）を送り出す。

（２８〉はスクリュータイプの直線駆動軸受で、前述し
た基板送り動作時には駆動モータ（２４）の回動により
送り部材（２１〉を駆動モータ（２４）の回動方向に回
動させて、送出棒（２２）（２３）を下降させながら送
り部材（２１〉を送り移動させ、待機位置への復帰動作
時に辻駆動モータ（２４〉の逆回動により送り部材（２
１）を逆回動させて、送出棒（２２）（２３）を上昇さ
せながら送り部材（２１）を戻り移動させる．次に、前
記直線駆動軸受（２８）を第２図を基に説明する． 直線駆動軸受（２８）は、２片のアルミ軸受（２９）（
３０）の両端面に、夫々３個一定角度をつけたベアリン
グ（３１）（３２）（３３）（３４）（３５）　（他壮
図示せず）が取れ付けられ、その間に前記レール《２５
）が挿入されている． （３７）（３Ｂ）（３９）（４０）は前記軸受（２９）
（３０）を固定するボルトで、該ボルト（３７）（３８
）（３９）（４０）には図示しないスプリングが遊挿さ
れており、軸受（２９）（３０〉によるレール（２５）
の締付けはボルト（３７）（３８）（３９）（４０）の
ねじ込み量により調整される．このレール（２５）とベ
アリング＜３１）（３２）（３３）（３４）（３５）（
他は図示せず）との摩擦力により直線駆動軸受（２８〉
は駆動力を得る． 従って、基板送り中に基板送り抵抗（例えば基板（２）
の引っかかり）がレール（２５〉とベアリング（３１）
（３２）（３３）（３４）（３５）　（他は図示せず）
との摩擦力以上になった場合、または前記送り部材（２
１〉作動中に作業者が誤まって触れてしまった場合に送
り部材（２１〉がスリップするようになっており、安全
対策がとられている．尚、前記スリップ時には図示しな
い報知装置で作業者に報知する．（４１〉は前記直線駆
動軸受（２８）のレール（２５〉に沿った往復移動時の
送り部材（２１〉の回動を規制するストッパー枠で、送
出棒（２２）に設けられた上下ストッパー用ベアリング
（４２）が送出棒（２２）（２３）の下降時には第１の
規制体としての上面部（４３）に当接し、上昇時には第
２の規制体としての底面部く４４〉に当接する． （４５）は前記レール（２５〉を境にして送り爪（２６
）（２７）側と上下ストッパー用ベアリング（４２〉側
との平衡度をある割合に設定するバランスウェイトで、
上下ストッパー用ベアリング（４２〉側の方が幾分重く
なるように設定されている。

（４６）（４７）は前記送り部材（２１〉の移動を検知
する反射型光センサーで、該センサー（４６）（４７）
の光が前記バランスウェイト（４５〉により反射される
位置まで送り部材（２１〉は移動される。

（４ｇ）（４９）Ｇま送り部材（２１〉移動時の才一バ
ーラン用ショックアブソーバである． （５０〉は前記供給コンベア（１〉に基板（２〉が供給
されたことを検知する基板検知センサーで、該センサー
（５０〉が基板（２〉を検知したら前記ベルト（１２）
（他方図示せず）が回動されて基板（２）は搬送される
。

（５１〉は前記供給コンベア（１〉終端部で基板（２）
に当接して基板（２）の搬送を一旦停止させる基板停止
レバーで、前記送り部材（２１〉での送り出し時には、
図示しない制御装置からの指令で該レバー（５１〉は基
板（２〉から離れる方向（上向き）にロータノーソレノ
イド（５２）により回動される．以下、動作について図
面に基づき説明する．ここで、送出棒（２２）　（２３
）は第１図に示すように上昇され、基板停止レバー（５
１）は基板（２〉に当接するように下向きに位置された
状態で待機されている． この状態で、先ず上流側装置から基板（２）が供給コン
ベア（１〉上に来たことを基板検知センサー（５０）で
検知されたらベルト（１２）　（他方図示せず）が回動
されて基板（２〉が搬送される．次に、この基板（２）
が基板停止レバー（５１〉に当接したらベルト（１２）
（他方図示せず）の回動が停止される． そして、制御装置が図示しない各センサーから作業テー
ブル（１８〉や排出コンベア（２０）上の基板（２）の
状況（例えば、作業テーブル（ｌ８〉上で作業中である
とか、基板（２〉が供給されるのを待っている等）の連
絡を受けて、それらを基に基板〈２〉を供給して良いか
否か判断し、供給して良い場合には以下の動作を行なう
． 第３図に示すようにロータリーソレノイド〈５２〉が作
動され基板停止レバー（５ｌ）による規制が解除された
後、駆動モータ（２４）が回動されて直線駆動軸受（２
８〉を介して送り部材（２１〉が送り移動される．この
時、送り部材（２１）は直線駆動軸受《２８〉の移動時
の回動に伴って送出棒（２２）（２３）が略水平となる
位置（上下ストッパー用ベアリング《４２〉がストッパ
ー枠（４１〉上面部（４３）に当接する）まで下降され
、送り爪（２６）（２７）が基板《２〉に当接される．
これにより、送り爪（２６）で供給コンベア〈１〉上の
基板（２）が作業テーブル（１８）上へ送られると共に
、送り爪《２７）で作業テーブル（ｌ８）上の基板（２
）が排出コンベア（２０）上へ送られる．そして、第４
図に示すように送り部材（２ｌ）による基板《２》の送
り出しが終了したことを、バランスウェイト〈４５〉に
より前記光センサー（４７）の光が反射されて来たこと
により検知したら、駆動モータ（２０の回動が停止され
送り部材（２１）の送り移動が終了する． 次に、基板《２〉の送り出しが終了したら、ロ一タリー
ソレノイド（５２）が作動されて基板停止レバー（５ｌ
〉が下向きに待機されると共に、第５図に示すように駆
動モータ《２４〉が逆回動されて送出棒（２２）（２３
）をストッパー枠（４１〉底面部（４４〉に当接される
まで上昇させながら送り部材（２１〉が戻り移動され、
前記光センサー（４６）位置まで移動されたら駆動モー
タ（２４）の逆回動が停止され送り部材（２１）の戻り
移動が終了する． 以下、同様にして基板〈２〉の送り出し動作が続けられ
る． 尚、本実施例では送出棒（２２）　（２３）の送り爪《
２６〉《２７〉でもって２枚の基板（２〉を同時に送り
出す構造のものであるが、勿論基板（２）１枚だけでも
良いし、またそれ以上であっても構わない．〈ト）発明
の効果 以上の構成により、基板送り部材の往復及び上下移動を
同じ駆動源で行なうことができるようになり、構成部品
の削減ができる．

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の基板搬送装置の斜視図、第２図は直線
駆動軸受の斜視図、第３図乃至第５図は基板搬送装置の
動作を示す図、第６図は従来の基板搬送装置の斜視図を
示す． （２〉・・・プリント基板、　（１９〉・・・基板搬送
装置、（２１〉・・・送り部材、　（２５）・・・レー
ル、　（２８）・・・直線駆動軸受、　（４１〉・・・
ストッパー枠、　（４３〉・・・上面部、　（４４〉・
・・底面部． 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）プリント基板が載置される載置部材と該載置部材
   に連なる後続載置部材との間の前記基板の受け渡しをす
   る基板搬送装置に於いて、駆動源により回動されるレー
   ルと、該レールが挿入されレールの回動により回動可能
   に為されると共にレールに沿って往復移動可能な前記基
   板の受け渡しのための送り爪を有した基板送り部材と、
   該送り部材の往動時に送り部材の回動により送り爪が前
   記載置部材の基板に係合する位置まで下降したらそれ以
   上の回動を規制する第１の規制体と、同じく復動時の逆
   回動により前記基板との係合を解いて前記送り爪がある
   位置まで上昇したらそれ以上の回動を規制する第２の規
   制体とを設けたことを特徴とする基板搬送装置。