JPH03231132A - ブレーキキャリパのリークテスタ - Google Patents

ブレーキキャリパのリークテスタ

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Publication number
JPH03231132A
JPH03231132A JP2637990A JP2637990A JPH03231132A JP H03231132 A JPH03231132 A JP H03231132A JP 2637990 A JP2637990 A JP 2637990A JP 2637990 A JP2637990 A JP 2637990A JP H03231132 A JPH03231132 A JP H03231132A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
gas
cylinder
caliper
calipers
Prior art date
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Pending
Application number
JP2637990A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Matsuyama
裕之 松山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication of JPH03231132A publication Critical patent/JPH03231132A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ブレーキキャリパの液封性の良否検査に用
いるガス検知式のリークテスタに関する。
〔従来の技術〕
ピストン、ピストンシール及びブリーダの組付けを完了
したブレーキキャリパは、シール部、ブリーダ部、注油
口部、及び鋳物そのものからの欠陥による油漏れがない
かどうかを検査した上で出荷される。
この検査は、従来はキャリパのシリンダ内にエアー圧を
封入し、圧力の時間的減少レートを見ることによって良
否判定を下しているがこの方法には下記の問題点が伴う
〔発明が解決しようとする課題〕
上述の検査法によると、エアー圧封入中はピストンが特
定の位置に固定されたま−であるので、ストロークの全
域においてピストン外周のシールが完全になされるかど
うかが判らない、また、検査装置そのものにエアー漏れ
があると測定結果に狂いが生じる。従って、判定の信頼
性が充分とは云い難い。
また、欠陥部からのエアー漏れが急激に生じるケースは
少ないので検査時間も長くなり、生産性にも影響を及ぼ
す。
この発明は、これ等の問題点を無くすことを課題として
いる。
〔課社を解決するための手段〕
この発明のリークテスタはピストン、ピストンクランプ
及びブリーダの組付けを完了したブレーキキャリパを所
定位買に保持する手段、保持後のキャリパの周囲を密閉
する手段、周囲密閉後にキャリパのシリンダ内に注油口
からトレーサ・ガスを送り込むガス注入手段、上記ピス
トンを把持してガス注入後にシリンダ内でフルストロー
ク摺動させる手段及びキャリパ周囲の密閉空間内のガス
濃度を測定する手段を設け、上記密閉空間内のガス濃度
が規準値を越えたときに欠陥有りと判断してこれを検査
員に知らしめるようにしたものである。
そのための報知手段は、警報音を発するもの、モニタ表
示を行うもの−いずれであってもよい。
〔作用〕
被検査キャリパに欠陥部があると、ここを通ってシリン
ダ内からキャリパ周囲の密閉空間内にトレーサ・ガスが
流入する。欠陥がなければ、密閉空間へのガス流入は零
又は予め定めた基準値以下に抑えられる。従って、密閉
空間内のガス濃度が基準値を越えたか否かで被検査キャ
リパの良否判定を行うことができる。
このように、ガス濃度の変化を利用してリーク状態の良
否判定を行えば、圧力変化を利用する従来法のように検
査に時間をかけずに済む。
また、この発明の装置はトレーサ・ガス封入後にピスト
ンをフルストローク摺動させるので、摺動面全域のチェ
フクが行われ、さらに、密閉手段に若干の不完全シール
部があっても、密閉空間内の圧力変化は検査精度に影響
を及ぼさないため、検査の信輔性も向上する。
〔実施例] 第1図及び第2図にこの発明の一実施例を示す。
図の1は中心部に穴を設けたベース板で、この板上には
、パイロットピン2aを有するキャリパ支持板2が設け
られている。また、ベース板1の中心穴部には、ピスト
ンの移動空間部を気密封止する下カバー3が止着されて
いる。
さらに、下カバー3の中心部には、ウレタン製の内爪4
aを軸4bを上昇させることにより押し拡げるように変
形させてカップ状ピストン21の内面を把持するピスト
ンクランプ4を気密かつ摺動自在に通し、下カバー3の
中心から外れた位!にはガス検出器13の検出子13a
を取付けである。
5は、ピストンクランプ4を昇降させるシリンダ、6は
クランプ4のスライドガイドである。
次に、キャリパ支持板2の上方には、シリンダ?で降下
させて支持板上に気密に押し当てる上カバー8を設けで
ある。、9はその上カバーのスライドガイドである。
また、上カバー8の中心部には、シリンダ11で昇降さ
せるガス注入ノズル10を気密かつ摺動自在に通し、上
カバーの中心から外れた位置には、バーシェア噴き出し
口12を複数個設けである。
このように構成した例示のり一りテスタは、ピストン2
1、ピストンシール22、ブリーダ23の組付けを終え
たブレーキキャリパ20を、そのキャリパのピン穴に嵌
まるパイロットピン2aで位置決めして支持板2上に下
向きにセットする。
次に、上カバー8をシリンダ7で降下させて支持板2上
に密着させ、キャリパの周辺を2.3.8の3者で密閉
する。このとき、下カバー3で囲った空間と上カバー8
で囲った空間が充分に連通ずるようにしておけば、検出
子13aは1個で足りるが、図のテスタは、13aを2
個設けて下カバー側と上カバー側で密閉空間のガス濃度
を別々に測定するようにしである。これは、欠陥部がピ
ストン外周のシール部にあるのか、その他の部分にある
のかを区別するのに有効なことである。
さて、上述したように、キャリパ20の周囲を上下のカ
バーで密閉したら、第2図に示すように、ノズル10を
シリンダ11で下降させ、キャリパの注油口24に当該
部からのガス漏れがないように密着させてその口からキ
ャリパのシリンダ内にトレーサ・ガスを注入する。また
、これと同時にピストンクランプ4を上昇させてピスト
ン21の内面を把持し、このクランプ4でピストン21
をフルストローク上下に好ましくは数回摺動させて始め
にピストン21を把持した位置で停止する。
そして、このときの下カバー3及び上カバー8内のガス
濃度を検出器13によって測定し、その測定ガス濃度が
予め設定した基!1!値を上回っていれば漏れがあるも
のとして警報を発する。
この後、ノズル10と上カバー8を上昇させ、次いで、
ピストン21のクランプを解いてピストンクランプ4を
下降させ、パージエア噴き出し口12からエアーを噴き
出してカバー内のガスを逃がしたらキャリパ20を外し
て作業を終える。
なお、トレーサ・ガスは水素3%を含む窒素ガスを用い
たが、これに限定されるものではない。
また、ガス濃度の測定も、ガス注入開始時から始めてピ
ストン摺動が停止した数秒後に終了するのが望ましいが
、若干の時期的ずれがあっても何ら差し支えない。
パージエアの噴き出しも、カバー内のガスを早いうちに
放出することができるので好ましいものであるが、必須
ではない。
〔効果〕
以上述べたように、この発明のリークテスタは、シール
部等を通り抜けたガスを密閉空間に導いて当該空間内の
ガス濃度から封止欠陥部の有無を調べるので、検査時間
の大巾短縮が可能となる。
また、テスタ自体のシール性の悪さが誤判定の原因とな
る心配が無く、さらに、ピストン外周も全域が検査され
るため、検査の信顛性も向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明のリークテスタの一例を示す部分破
断正面図、第2図はその使用状態を示す部分破断正面図
である。 1・・・・・・ベース板、   2・・・・・・キャリ
パ支持板、3・・・・・・下カバー、    4・・・
・・・ピストンクランプ、5.7.11・・・・・・シ
リンダ、 6、S・・・・・・スライドガイド、 8・・・・・・上カバー、    10・・・・・・ガ
ス注入ノズル、12・・・・・・パージエア噴き出し口
、13・・・・・・ガス検出器。 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ピストン、ピストンシール及びブリーダの組付け
    を完了したブレーキキャリパを所定位置に保持する手段
    、保持後のキャリパの周囲を密閉する手段、周囲密閉後
    にキャリパのシリンダ内に注油口からトレーサ・ガスを
    送り込むガス注入手段、上記ピストンを把持してガス注
    入後にシリンダ内でフルストローク摺動させる手段及び
    キャリパ周囲の密閉空間内のガス濃度を測定してその濃
    度が基準値を越えたときにこれを報知する手段を備えて
    成るブレーキキャリパのリークテスタ。
JP2637990A 1990-02-06 1990-02-06 ブレーキキャリパのリークテスタ Pending JPH03231132A (ja)

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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007510918A (ja) * 2003-11-13 2007-04-26 インフィコン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 水素テスト漏れ装置を運転するための方法
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