JPH03228242A - テープレコーダーの動作切換装置 - Google Patents

テープレコーダーの動作切換装置

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Publication number
JPH03228242A
JPH03228242A JP2022366A JP2236690A JPH03228242A JP H03228242 A JPH03228242 A JP H03228242A JP 2022366 A JP2022366 A JP 2022366A JP 2236690 A JP2236690 A JP 2236690A JP H03228242 A JPH03228242 A JP H03228242A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switching
gear
rotation
trigger
motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP2022366A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Aoki
武 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2022366A priority Critical patent/JPH03228242A/ja
Publication of JPH03228242A publication Critical patent/JPH03228242A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、テープレコーダーに関し、特に電動機の回転
力を利用して動作切換を行なうように構成されたテープ
レコーダーの動作切換装置に係る。
(口〉従来の技術 テープレコーダーの動作切換装置は、切換操作釦への押
圧力によって駆動機構を切換えるようにした機械式のも
のとプランジャーの吸引力によって切換えるようにした
電子式のものとが一般的であるが、最近では電動機の回
転力を利用して切換えるようにしたものが普及している
。斯かる電動機の回転力を利用して動作切換を行なう技
術としては、例えば実開昭58−62461号公報に開
示されたものがある。また、最近では、磁気テープの第
1方向への走行駆動動作及び該第1方向の反対方向であ
る第2方向への走行駆動動作を電動機の回転方向を切換
えることによって行なうように構成された技術が開発さ
れている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 磁気テープの走行方向に対応して電動機の回転方向を切
換えるように構成されたチープレ1−グーの動作切換装
置として電動機の回転力を利用して行なう機構を組込む
と動作切換のための電動機の回転方向と磁気テープを走
行駆動せしめるための回転方向が異なる場合が生じるた
め動作切換に支障をきたすことになる。本発明は、斯か
る点を改良した動作切換装置を提供しようとするもので
ある。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明の動作切換装置は、磁気テープの走行方向に対応
して回転方向が切換えられる電動機によって回転駆動さ
れる切換用駆動歯車と、トリガー動作時プランジャーに
よってトリガー位置に変位ゼしめられるとともに制御ピ
ンが設けられて換装カムの働きによって非動作位置より
動作位置に変位せしめられるとともに伝達歯車が回転可
能に取付けられている切換部材と、該切換部材が動作位
置にあるとき前記伝達歯車と噛合って該伝達歯車を介し
て電動機の回転が伝達されるとともにその回転方向によ
って異なるリール軸を回転駆動せしめるリール軸駆動用
歯車と、前記切換部材の動作位置への変位動作を検出す
るべく設けられている検出スイッチとより構成されてい
る。
く本) 作  用 本発明は、切換歯車による切換動作を行なうための電動
機の回転方向と異なる回転方向への回転力を要する動作
状態への切換動作が行なわれたとき切換部材の動作位置
への変位動作が行なわれたか否かを検出することによっ
て電動機の逆転動作の可否を制御するようにしたもので
ある。
(へ)実施例 図面は、何れも本発明の動作切換装置に関し、第1図は
停止状態を示す平面図、第2図は再生状態を示す要部の
平面図、第3図は高速送り状態を示す要部の平面図、第
4図は電気回路図である。
(1)は固定基板に固定されているプランジA・−であ
り、駆動電流が供給されると図示した収納位置にある吸
引体(2)が矢印(A)方向である突出位置に変位せし
められるように構成されている。(3)は固定基板に軸
(4)によって回動可能に取付けられているトリガー部
材であり、前記プランジ八・−(1)に組込まれている
吸引体(2〉の突出位置への変位動作によって反時計方
向であるトリガー位置に回動変位せしめられるようにさ
れている。(5)は前記トリガー部材(3)に形成され
ている制御ピン、(6)は該トリガー部材(3)に軸(
7)によって回動可能に取付けられている回動制御部材
であり、抑圧ピン(8)及び抑圧片(9)が形成されて
いる。(10〉は第4図に示す電動機(M)によって回
転駆動される切換用駆動歯車であり、該電動機(M>の
回転方向に対応して回転方向が変化せしめられる。(1
1)はトリガー動作時前記切換用駆動歯車(10)と噛
合って回転駆動されるとともに動作切換を行なう切換歯
車であり、第1欠歯部(lla)及び第2欠歯部(ll
b)が設けられている。(12)は前記切換歯車(11
)の第1の面に形成されている第1係合片であり、前記
トリガー部材(3)に形成されている制御ピン(5)と
係合し、該切換歯車(11)を第1図に示した停止位置
即ち第1欠歯部(lla)が切換用駆動歯車(lO)と
対向する位置に保持する作用を有している。(13)は
前記切換歯車(11)の第1の面に形成されている第2
係合片であり、前記l・リガ一部材(3)に形成されて
いる制御ピン(5)と係合し、該切換歯車(11)を第
2図及び第3図に示した動作位置即ち第2欠歯部(ll
b>が切換用駆動歯車(10)と対向する位置に保持す
る作用を有している。(14)は前記切換歯車(11)
の第1の面に形成されている制御カムであり、その内側
のカム部(14a)と前記トリガー部材(3)に形成さ
れている制御ピン(5)との協働によって該トリガー部
材(3)による切換歯車〈11)と切換用駆動歯車(1
0)との噛合動作及び該トリガー位置(3)の非トリガ
ー位置への復帰動作を行なうように、また、その外側の
力l、部(14b)と前記トリガー部材(3)に回動可
能に設けられている回動制御部材(6)の押圧ピン(8
)との協働によって該回動制御部材(6)を反時計方向
に回動変位せしめるように構成されている。そして、前
記制御カム(14)の外側のカム部(14b)による回
動制御部材(6)の抑圧ピン(8)の当接押圧動作は、
前記トリガー部材(3〉がトリガー位置にあるとき行な
われるように関係付けられている。(15)は固定基板
に軸(16)によって回動可能に取付けられているとと
もにスプリング(17)によって反時計方向に付勢され
ている回動切換レバーであり、切換ピン(18)及び前
記トリガー部材(3)に設けられている回動制御部材(
6)の抑圧片(9)によって押圧される抑圧部(19)
が形成されている。(20)は前記切換歯車(11)の
第2の面に形成されているとともに前記回動切換レバー
(15)に形成されている切換ピン(18)との協働に
よって該回動切換レバー(15)を反時計方向及び時計
方向に回動変位せしめる切換用カムであり、前記回動切
換レバー(15)の切換ピン(18)が切換用カム(2
0)より内側に位置している場合には該回動切換レバー
(15)を反時計方向へ回動変位せしめるとともに該回
動切換レバー(15)の切換ピン〈18)が前記トリガ
ー部材(3)に設けられている回動制御部材(6)の抑
圧動作によって前記切換用カム(20)より外側に位置
している場合には該回動切換レバー(15)を時計方向
に回動変位せしめるように構成されている。(21)は
前記切換歯車(11)の第2の面に形成されている復帰
用カムであり、前記回動切換レバー(15)に形成され
ている切換ピン(18)と当接し、該回動切換レバー(
15)を第1図に示した非動作位置に保持する作用を有
している。(22)は固定基板に矢印(A)(B)方向
への変位を可能に取付けられているとともにスプリング
(23)によって非動作位置である矢印(B)方向へ付
勢されている再生用切換部材であり、前記回動切換レバ
ー(15)が反時計方向へ回動変位すると該回動切換レ
バー(15)に設けられている第1抑圧部(15a)に
よる端部(22a)への押圧力によって再生動作位置で
ある矢印(A)方向へ変位せしめられるように構成され
ている。(S、)は固定基板に固定されている第1検出
スイツチであり、前記再生用切換部材(22)が再生動
作位置にあるとき該再生用切換部材(22)に形成され
ている切換片(22b)によって閉成されるように関係
付けられている。(24)は固定基板に矢印(A>(B
)方向への変位を可能に取付けられている高速送り用切
換部材であり、前記回動切換レバー(15)が時計方向
へ回動変位すると該回動切換レバー(15)に設けられ
ている第2押圧部(15b)による端部(24a)への
押圧力によって高速送り動作位置である矢印(A)方向
へ変位せしめられるように構成されている。(S−は固
定基板に固定されている第2検出スイツチであり、前記
高速送り用切換部材(24)が高速送り動作位置にある
とき該高速送り用切換部材(24)に形成されている切
換片(24b)によって閉成されるように関係付けられ
ている。(25)は電動機(M)の回転がベルト等によ
って伝達されるとともに該電動機(M)の回転方向に対
応して回転方向が変化せしめられる第1駆動歯車、(2
6)は軸(27)によって回転可能に取付けられている
とともに前記第1駆動歯車(25)と常時噛合った状態
にある第2駆動歯車、(28)は前記軸〈27〉によっ
て回動可能に取付けられているとともに前記高速送り用
切換部材(24)の変位動作に連動して回動変位するよ
うに図示した如く該高速送り用切換部材(24)と遊嵌
連結されている回動板であり、スプリング(29)によ
って反時計方向に回動付勢されているとともに前記第2
駆動歯車(26〉と常時噛合った状態にある高速送り用
伝達歯車(30)が軸(31)によって回転可能に取付
けられている。(32)は前記再生用切換部材(22)
に軸(33)によって回転可能に取付けられているとと
もに前記第2駆動歯車(26)と噛合って回転駆動され
る第1再生用伝達歯車、(34)は該第1再生用伝達歯
車(32)の軸(33)に回転可能に取付けられている
第2再生用伝達歯車であり、前記第1再生用伝達歯車(
32)の回転が周知のクラッチ機構(図示せず)によっ
て伝達されるように構成されている。 (35)は磁気
テープの第1方向への巻取り動作を行なう第1リール軸
(図示せず)及び第2方向への巻取り動作を行なう第2
リール軸(図示せず)の駆動源となるとともに軸(36
)によって固定基板に回転可能に取付けられているリー
ル軸駆動用歯車であり、再生動作時には前記第2再生用
伝達歯車(32)が噛合わせられるとともに高速送り動
作時には前記高速送り用伝達歯車(30)が噛合わせら
れるように構成されている。
そして、前記リール軸駆動用歯車(35〉が時計方向に
回転すると首振り機構と呼ばれる周知の機構によって第
1リール軸に回転力が伝達されるとともに反時計方向に
回転すると第2リール軸に回転力が伝達されるように構
成されている。
以上の如く本発明に係る駆動機構は構成されているが、
次に第4図に示した回路図について説明する。同図にお
いて、(37〉は第1方向への再生操作時抑圧開成され
る第1再生用操作スイッチ、(38)は第2方向への再
生操作時押圧閉成される第2再生用操作スイッチ、(3
9)は第1方向への高速送り操作時抑圧開成される第1
高速送り用操作スイッチ、(40)は第2方向への高速
送り操作時押圧閉成される第2高速送り用操作スイッチ
、(41)は停止操作時押圧開成される停止用操作スイ
ッチ、〈42)は前記各操作スイッチの開成によって入
力される信号に基づいて制御信号を出力する制御回路で
あり、前記プランジャー〈1)に駆動電流を供給するプ
ランジャー駆動回路(43)の動作を制御するプランジ
ャー制御信号出力端子(44)、電動機(M)の駆動動
作を行なう電動機駆動回路(45)の動作を制御する電
動機制御信号出力端子(46)及び磁気テープを第2づ
j向へ走行させるために1動機(1’l)を逆転させる
場合にH(高い)レベルの信号が出力される逆転信号出
力端子(47)を備えている。(48)は前記電動機駆
動回路(45)に設けられている回転方向制御端子であ
り、該回転方向制御端子(48)にHレベルの信号が印
加された状態にあるとき前記電動機(M)を逆方向へ回
転せしめるように構成されている。 (49)は前記制
御回路(42)に設けられている逆転信号出力端子(4
7)からの信号及び前記第1検出スイツチ(Sl)又は
第2検出スイツチ(S、)より得られる信号を入力信号
とするAND回路であり、その出力端子は前記電動機駆
動回路(45)の回転方向制御端子(48)に接続され
ている。 (50)は前記制御回路(42)に設けられ
ている検出信号入力端子であり、前記操作スイッチ(3
7) 、 (3B) 、 (39) 、 (40)の閉
成に基づく信号が入力された後所定時間内にHレベルの
信号が印加された状態にならない場合に該制御回路(4
2)に組込まれているリセット回路によって該制御回路
(42)を停止状態にリセットするように構成されてい
る。斯かる回路構成において、各動作を行なうための信
号が入力されると電動機制御信号出力端子(46)にH
レベルの信号が出力されて電動機(M)を回転駆動せし
め、停止操作が行なわれると該出力端子(46)にL(
低い)レベルの信号が出力されて電動機(M)が回転を
停止するように構成されている。また、ブランジルー制
御信号出力端子(44)には、第1再生用操作スイッチ
(37)、第2再生用操作スイッチ(38〉又は停止用
操作スイッチ(41)の開成操作が行なわれたときHレ
ベルの信号が短時間出力され、第1高速送り用操作スイ
ッチ(39)及び第2高速送り用操作スイッチ(40)
の開成操作が行なわれたときHレベルの信号が短時間所
定の間隔をあけて2回出力されるように構成されている
。そして、停止状態より第2方向への再生操作又は第2
方向への高速送り操作が行なわれると電動機制御信号出
力端子(46)にHレベルの信号が出力されるとともに
所定時間後即ち再生用切換部材(22)の再生動作位置
への変位動作及び高速送り用切換部材(24〉の高速送
り動作位置への変位動作に要する時間を考慮して設定き
れる時間後に逆転信号出力端子(47)にHレベルの信
号が出力されるように構成されている0以上の如く、本
発明の動作切換装置は構成されており、次に斯かる装置
の動作について説明する。
第1図に示した状態は停止状態であり、斯かる状態にあ
るときトリガー部材(3〉は非トリガー位置にあり、該
トリガー部材(3〉に形成されている制御ピン(5)は
切換歯車(11)に形成されている第1係合片(12)
と係合し、該切換歯車(11)を図示した停止位置に保
持した状態にある。また、回動切換レバー(15)は非
動作位置にあり、前記再生用切換部材(22)及び高速
送り用切換部材り24)に対して何等作用することはな
い、斯かる停止状態にあるときに使用者が第1方向への
再生操作をすると第1再生用操作スイッチ(37)の開
成に伴なって、制御回路(42)のプランジャー制御信
号出力端子(44)にHレベルの信号が短時間出力され
るとともに電動機制御信号出力端子(46〉にHレベル
の信号が出力される。前記電動機制御信号出力端子(4
6)にHレベルの信号が出力されると電動機駆動回路(
45〉が動作状態になり、電動機(M)を正方向へ回転
駆動せしめる結果、その回転力が伝達されて切換用駆動
歯車(10)及び第1駆動歯車(25)が夫々時計方向
及び反時計方向へ回転せしめられる。また、前記プラン
ジャー制御信号出力端子(44)にHレベルの信号が短
時間出力されるとその間プランジャー駆動回路(43)
が動作状態となって前記プランジャー(1)に駆動電流
を供給せしめる。前記プランジャー(1)に駆動電流が
供給されると収納位置にあった吸引棒(2)が矢印(A
)方向である突出位置に変位せしめられ、その変位力に
よってトリガー部材(3)を反時計方向であるトリガー
位置へ回動変位せしめる。前記トリガー部材(3)がト
リガー位置に回動変位すると制御ピン(5)と第1係合
片(12)との係合状態が解除されるとともに該制御ピ
ン(5)が切換歯車(11)の制御カム(14)に形成
されている第1トリガー用カム部(14c)に当接し、
該切換歯車(11)を反時計方向へ少しく回転せしめる
。前記切換歯車(11)が反時計方向へ回転すると電動
機によって時計方向に回転駆動せしめられている切換用
駆動歯車(10)との噛合動作が行なわれ、該切換歯車
(11〉は該切換用駆動歯車(10)の駆動力によって
反時計方向へ回転せしめられる。前記切換歯車(11)
が反時計方向へ回転すると該切換歯車(11)の制御カ
ム(14)に形成されている第1復帰用カム部(14d
)によって制御ピン(5)が押圧力を受け、該制御ピン
(5)が形成されているトリガー部材(3)は時計方向
へ回動変位せしめられて第1図に示す非トリガー位置に
回動復帰せしめられる。前記トリガー部材(3)が非ト
リガー位置に回動復帰するとその回動復帰力によってプ
ランジャー(1)の吸引棒(2)が収納位置に変位せし
められる。斯かる状態において、切換歯車(11)が反
時計方向へ回転し、所定の位置即ち切換歯車(11)に
形成されている第2欠歯部(llb)が切換用駆動歯車
(lO)と対向する動作位置まで回転すると該切換歯車
(11)に形成されている第2係合片(13〉と非トリ
ガー位置に復帰されているトリガー部材(3)に形成さ
れている制御ピン(5)との係合が行なわれるため該切
換歯車(11)は第2図に示した動作位置に保持される
ことになる。このようにトリガー部材(3)によるトリ
ガー動作が行なわれると切換歯車(11)は、第1図に
示した停止位置より第2図に示した動作位置まで回転す
るが、このとき該切換歯車(11)に形成されている切
換用カム(20)及び復帰月1カム(21)も同様に回
転する。斯かる動作が行なわれるときトリガー部材(3
)は非トリガー位置に復帰せしめられた状態にあるため
該トリガー部材(3)に回動可能に設けられている回動
制御部材(6)の抑圧ピン(8)が切換歯車(11)の
制御カム(14)の外側のカム部(14b)と当接する
ことはなく該回動制御部材(6)が回動変位力を受ける
ことはない。従って、回動切換レバー(15)は時計方
向への回動変位力を受けることはなく、該回動切換レバ
ー(15)はスプリング(17)の付勢力によって復帰
用カム(21)の回転とともに反時計方向へ回動する。
その結果、回動切換レバー(15)に形成されている切
換ピン(18)は切換歯車(11)に形成されている切
換用カム(20)の内側に位置することになり、該切換
用カム(20)の回転に伴なって前記回動切換しバー(
15)は反時計方向へ回動変位せしめられる。前記回動
切換しバー(15)が反時計方向へ回動変位すると該回
動切換レバー(15)に設けられテイる第1押圧部(1
5a)が再生用切換部材(22)の端部(22a)に当
接し、該再生用切換部材(22)をスプリング(23)
の付勢力に抗して矢印(A)方向である再生動作位置に
押圧変位せしめる。前記再生用切換部材〈22)が再生
動作位置に摺動変位すると第2図に示したように第1再
生用伝達歯車(32)が第2駆動歯車(26)に噛合う
とともに第2再生用伝達歯車(34)がリール軸駆動用
歯車(35)と噛合った状態になる。従って、電動機(
M)の回転力が第1駆動歯車(25)、第2駆動歯車(
26)、第1再生用伝達歯車(32)及び第2再生用伝
達歯車(34)を介してリール軸駆動用歯車(35)に
伝達され、該リール軸駆動用歯車(35)を時計方向へ
回転せしめる。その結果、前記リール軸駆動用歯車(3
5)の時計方向への回転力によって第1リール軸への回
転伝達機構が構成され、該第1リール軸により第1方向
への再生動作のための磁気テープの駆動動作が行なわれ
ることになる。また、前記再生用切換部材〈22)が再
生動作位置に変位すると該再生用切換部材(22)に形
成されている切換片(22b)によって第1検出スイン
チ(S、)が閉成される。前記第1検出スイツチ(Sl
)が閉成されるとAND回路(49〉の一方の入力端子
にHレベルの信号が入力されるが逆転信号出力端子(4
7)の出力はLレベルにあるため電動機駆動回路(45
)の回転方向制御端子(48〉にHレベルの信号が印加
されることはなく電動機(M)は正方向へ回転駆動され
た状態にある。また第1検出スイツチ(S、)が閉成さ
れると制御回路(42)に設けられている検出信号入力
端子(50〉にHレベルの信号が入力されるため制御回
路(42)のリセット動作は行なわれることはなく再生
動作が行なわれることになる。第2図に示した状態は、
斯かる再生動作状態を示すものであり、回動切換レバー
(15)及び再生用切換部材(22)は、切換歯車(1
1)に形成されている切換用カム(20)と該回動切換
レバー(15)に設けられている切換ピン(18)との
当接によって再生動作位置に保持される。
以上の如く停止状態より第1方向への再生操作を行なっ
た場合の動作は行なわれるが、次に斯かる再生動作状態
にあるときに停止操作を行なった場合の動作について説
明する。停止操作によって停止用操作スイッチ(41)
が閉成されるとプランジャー制御信号出力端子(44)
にHレベルの信号が出力され、プランジャー駆動回路(
43)の動作によってプランジャー(1)に駆動電流が
供給される。第2図に示した再生動作状態にあるときに
プランジャー(1)に駆動電流が供給されると収納位置
にあった吸引棒(2)が矢印(A)方向である突出位置
に変位せしめられ、その変位力によってトリガー部材(
3)を反時計方向であるトリガー位置へ回動変位せしめ
る。前記トリガー部材(3)がトリガー位置に回動変位
すると制御ピン(5)と第2係合片(13)との係合状
態が解除されるとともに該制御ピン(5〉が切換歯車(
11)の制御カム(14)に形成されている第2トリガ
ー用カム部(14e)に当接し、該切換歯車(11)を
反時計方向へ少しく回転せしめる。前記切換歯車(11
)が反時計方向へ回転すると電動機によって時計方向に
回転駆動せしめられている切換用駆動歯車(lO)との
噛合動作が行なわれ、該切換歯車(11)は該切換用駆
動歯車(10)の駆動力によって反時計方向へ回転せし
められる。
前記切換歯車(11〉が反時計方向へ回転すると該切換
歯車(11)の制御カム(14)に形成されている第2
復帰用カム部(14f)によって制御ピン(5)が押圧
力を受け、該制御ピン(5)が形成されているトリガー
部材(3)は時計方向へ回動変位せしめられて第1図に
示す非トリガー位置に回動復帰せしめられる。前記トリ
ガー部材(3)が非トリガー位置に回動復帰するとその
回動復帰力によってプランジャー(1)の吸引棒〈2〉
が収納位置に変位せしめられる。斯かる状態において、
切換歯車(11)が反時計方向へ回転し、所定の位置即
ち切換歯車(11)に形成されている第1欠歯部(ll
a)が切換用駆動歯車(lO)と対向する停止位置まで
回転すると該切換歯車(11)に形成されている第1係
合片(12)と非トリガー位置に復帰されているトリガ
ー部材(3)に形成されている制御ピン(5)との係合
が行なわれるため該切換歯車(11)は第1図に示した
停止位置に保持されることになる。このように停止操作
に伴なってトリガー部材(3〉によるトリガー動作が行
なわれると切換歯車(it)は、第2図に示した動作位
置より第1図に示した停止位置まで回転するが、このと
き該切換歯車(11)に形成されている切換用カム(2
0)及び復帰用カム(21)も同様に回転する。前記切
換用カム(20)が回転すると回動切換レバー(15)
に形成されている切換ピン(18)と切換用カム(20
)との当接関係が断たれ、該回動切換レバー(15)は
復帰用カム(21)との協働によって時計方向へ回動変
位せしめられ第1図に示す非動作位置に変位保持される
ことになる。その結果、再生用切換部材(22)がスプ
リング(23)の付勢力によって矢印(B)方向である
非動作位置に摺動変位せしめられ、該再生用切換部材(
22)に取付けられている第2再生用伝達歯車(34)
はリール軸駆動用歯車(35)より離間せしめられる。
斯かる動作が行なわれた後制御回路(42)の電動機制
御信号出力端子(46)の出力信号がLレベルとなって
電動機(M)の回転が停止し、テープレコーダーは停止
状態になる。
以上の如く停止状態より第1方向への再生操作を行なっ
た場合の動作及び斯かる再生状態より停止操作を行なっ
た場合の動作は行なわれるが、次に停止状態より第2方
向への再生操作を行なった場合の動作について説明する
。第2方向への再生操作をすると第2再生用操作スイッ
チ(38)の開成に伴なって、制御回路(42)に設け
られているブランジルー制御信号出力端子(44)及び
電動機制御信号出力端子(46)に前述した第1方向へ
の再生動作時と同一の信号が出力されるとともに所定時
間後に逆転信号出力端子(47)にHレベルの信号が出
力される。前記ブランジルー制御信号出力端子(44)
及び電動機制御信号出力端子(46)に第1方向への再
生動作時と同一の信号が出力されると前述したトリガー
部材(3)による制御動作及び切換歯車(ll)による
切換動作が行なわれて再生用切換部材(22)の再生動
作位置への変位動作が行なわれる。斯かる動作が行なわ
れると第1検出スイツチ(Sl)が開成状態にせしめら
れてAND回路(49)の一方の入力端子にHレベルの
信号が入力される。そして、斯かる動作が行なわれた後
制御回路(42)の逆転信号出力端子(47)にHレベ
ルの信号が出力され、AND回路(49)の入力端子に
Hレベルの信号が入力されるため該AND回路(49)
の出力信号がHレベルになる。その結果、電動機駆動回
路(45)に設けられている回転方向制御端子(48)
にHレベルの信号が印加されるため該電動機駆動回路〈
45)によって電動機(M>は逆方向へ回転せしめられ
る。前記電動機(M>が逆方向に回転すると切換用駆動
歯車(10)が反時計方向へ回転駆動せしめられること
になるが、切換歯車(11)との噛合動作は行なわれな
いため問題が生じることはない。−市電動機(M)が逆
方向に回転するとその回転が伝達される第1駆動歯車(
25)が時計方向へ回転駆動されることになり、その回
転が第2駆動歯車(26)、第1再生用伝達歯車(32
)及び第2再生用伝達爾車(34)を介してリール軸駆
動用歯車(35)に伝達され、該リール軸駆動用歯車(
35)は反時計方向へ回転せしめられる。その結果、前
記リール軸駆動用歯車(35)の反時計方向への回転力
によって第2リール軸への回転伝達機構が構成され、該
第2リール軸により第2方向への再生動作のための磁気
テープの駆動動作が行なわれることになる。
以上の如く停止状態より第2方向への再生操作を行なっ
た場合の動作は行なわれるが、次に斯かる再生動作状態
にあるときに停止操作を行なった場合の動作について説
明する。停止操作によって停止用操作スイッチ(41)
が閉成されると逆転信号出力端子(47)の出力信号が
HレベルよりLレベルに反転するとともにブランジルー
制御信号出力端子(44〉にHレベルの信号が出力され
る。前記逆転信号出力端子(47)の出力信号がLレベ
ルになると電動機駆動回路(45)の回転方向制御端子
(48)に印加きれる信号がLレベルになるため電動機
(M)は、前記電動機駆動回路(45)によって正方向
に回転せしめられることになる。従って、切換用駆動歯
車(10)が時計方向に回転せしめられるとともにブラ
ンジル−駆動回路(43)によるプランジ〜−(1)の
駆動動作に伴なうトリガー部材(3)のトリガー動作及
び切換歯車(11)による切換動作が前述したように行
なわれテープレコーダーは停止状態に復帰せしめられる
以上の如く、停止状態より各再生状態への切換動作及び
各再生動作状態より停止状態への切換動作は行なわれる
が、次に高速送り動作状態への切換動作について説明す
る。停止状態にあるときに使用者が第1方向への高速送
り操作をすると第1高速送り用操作スイッチ〈39〉の
開成に伴なって制御回路(42)の電動機制御信号出力
端子(46)にHレベルの信号が出力されるとともにプ
ランジャー制御信号出力端子(44)にHレベルの信号
が高速送り操作時と所定時間後の2回出力されることに
なる。斯かる操作に伴なってプランジ〜−(1)への駆
動電流の1回目の供給動作が行なわれると収納位置にあ
った吸引体(2)の突出位置への変位に伴なうトリガー
部材(3)のトリガー位置への変位動作が行なわれて切
換歯車(11)と切換用駆動歯車(10)との噛合動作
が行なわれる。前記切換歯車(11)が前記切換用駆動
歯車(lO)によって反時計方向へ回転せしめられると
該切換歯車(11)の制御カム(14)に形成されてい
る第1復帰用カム部(14d)によって制御ピン(5)
が押圧力を受け、該制御ピン(5)が形成されているト
リガー部材(3)は時計方向へ回動変位せしめられて第
1図に示す非トリガー位置に回動復帰せしめられる。前
記トリガー部材(3)が非トリガー位置に回動復帰する
とその回動復帰力によってプランジャー(1)の吸引体
(2)が収納位置に変位せしめられる。そして、斯かる
トリガー部材(3〉の非トリガー位置への回動復帰動作
及び吸引体(2)の収納位置への変位動作が行なわれた
とき前記プランジャー(1)への駆動電流の2回目の供
給動作が行なわれる。前記プランジ〜−(1)へ駆動電
流が供給されると収納位置にあった吸引体(2)の突出
位置への変位動作が行なわれるためトリガー部材(3)
がトリガー位置に回動変位せしめられる。前記トリガー
部材(3)がトリガー位置にある状態のままで切換歯車
(11)が回転するとトリガー部材(3)に回動可能に
設けられている回動制御部材(6〉の抑圧ピン(8)が
切換歯車(11)の制御カム(14)の外側のカム部(
14b)と当接し、該カム部(14b)より受ける押圧
力によって前記回動制御部材(6)は軸(7)を中心と
して反時計方向へ回動変位せしめられる。前記回動制御
部材(6)が反時計方向へ回動変位すると該回動制御部
材(6)に形成されている抑圧片(9)が回動切換レバ
ー(15)に形成されている抑圧部(19)を押圧する
ため該回動切換レバー(15)は軸(16)を中心とし
て時計方向へ少しく回動変位せしめられる。前記回動切
換レバー(15)が時計方向へ回動変位すると該回動切
換レバー(15)に形成されている切換ピン(18)が
切換歯車(11)に形成されている切換用カム(20)
の外側に位置することになり、該切換用カム(20)の
回転に伴なって前記回動切換レバー(15)は時計方向
へ回動変位せしめられる。前記回動切換レバー(15)
が時計方向に回動変位すると該回動切換レバー(15)
に設けられている第2押圧部(15b)が高速送り用切
換部材(24)の端部(24a )に当接し、該高速送
り用切換部材(24)を矢印(A)方向である高速送り
動作位置に押圧変位せしめる。前記高速送り用切換部材
(24)が高速送り動作位置に摺動変位すると該高速送
り用切換部材(24)と遊嵌連結されている回動板(2
8)が時計方向へ回動変位せしめられ、第3図に示した
ように高速送り用伝達歯車(30)がリール軸駆動用歯
車(35)と噛合った状態になる。
従って、電動機(M)の回転力が第1駆動歯車(25)
、第2駆動歯車(26)及び高速送り用伝達歯車(30
)を介してリール軸駆動用歯車(35)に伝達され、該
リール軸駆動用歯車(35)を時計方向へ回転せしめる
。その結果、前記リール軸駆動用歯車(35)の時計方
向への回転力によって第1リール軸への回転伝達機構が
構成され、該第1リール軸により第1方向への高速送り
動作のための愚見テープの駆動動作が行なわれることに
なる。また、前記高速送り用切換部材(24)が高速送
り動作位置に変位すると該高速送り用切換部材(24)
に形成されている切換片(24b)によって第2検出ス
イツチ(S、)が閉成される。前記第2検出スイツチ(
S、)が閉成されるとAND回路(49)の一方の入力
端子にHレベルの信号が入力されるが逆転信号出力端子
(47)の出力がLレベルにあるため電動機(M)の逆
転動作は行なわれることはなく電動機(M)は正方向へ
回転駆動されることになる。また、第2検出スイツチ(
S、)が閉成されると制御回路(42)の検出信号入力
端子(50)にHレベルの信号が入力されるため該制御
回路(42)のリセット動作は行なわれることはなく、
第1方向への高速送り動作が行なわれることになる。一
方トリガー位置に変位せしめられていたトリガー部材(
3)は、前記切換歯車(11)の制御カム(14)に形
成されている第3復帰用カム部(14g)による制御ピ
ン(5)への押圧力によって第1図に示す非トリガー位
置に回動復帰せしめられる。
前記トリガー部材(3)が非トリガー位置に回動復帰す
るとその回動復帰力によってプランジャー(1)の吸引
棒(2)が収納位置に変位せしめられる。
斯かる状態即ちトリガー部材(3)が非トリガー位置に
ある状態において、切換歯車(11)が反時計方向へ回
転し、所定の位置即ら切換歯車(11)に形成されてい
る第2欠歯部(llb)が切換用駆動歯車(10)と対
向する動作位置まで回転すると該切換歯車(11)に形
成されている第2係合片(13)とトリガー部材(3)
に形成されている制御ピン(5)との係合が行なわれる
ため該切換歯車(11)は第3図に示した動作位置に保
持されることになる。第3図に示した状態は、斯かる高
速送り動作状態を示すものであり、回動切換レバー(1
5)及び高速送り用切換部材(24)は切換歯車(11
)に形成されている切換用カム(20)と切換ピン(1
8)との当接によって高速送り動作位置に保持される。
以上の如く停止状態より第1方向への高速送り操作を行
なった場合の動作は行なわれるが、次に斯かる高速送り
状態にあるときに停止操作を行なった場合の動作につい
て説明する。停止操作によって停止用操作スイッチ(4
1)が閉成されるとプランジャー制御信号出力端子(4
4)にHレベルの信号が出力され、プランジャー駆動回
路(43)の動作によってプランジャー(1)に駆動電
流が供給される。第3図に示した高速送り状態にあると
きにプランジャー(1)に駆動電流が供給されると収納
位置にあった吸引棒(2)が矢印(A)方向である突出
位置に変位せしめられ、その変位力によってトリガー部
材(3)を反時計方向であるトリガー位置に回動変位せ
しめる。前記トリガー部材(3)がトリガー位置に回動
変位すると制御ピン(5)と第2係合片(13)との係
合状態が解除されるとともに該制御ピン(5)が切換歯
車(11)の制御カム(14)に形成されている第2ト
リガー用カム部(14e)に当接し、該切換歯車(11
)を反時計方向へ少しく回転せしめる。前記切換歯車(
11)が反時計方向へ回転すると電動機によって時計方
向に回転駆動せしめられている切換用駆動歯車(10)
との噛合動作が行なわれ、該切換歯車(11)は前記切
換用駆動歯車(lO)の駆動力によって反時計方向へ回
転せしめられる。前記切換歯車(11)が反時計方向へ
回転すると該切換歯車(11)の制御カム(14)に形
成されている第2復帰用カム部(14f>によって制御
ピン(5)が押圧力を受け、該制御ピン(5)が形成さ
れているトリガー部材(3)は時計方向へ回動変位せし
められて第1図に示す非トリガー位置に回動復帰せしめ
られる。前記トリガー部材(3)が非トリガー位置に回
動復帰するとその回動復帰力によってプランジャー(1
〉の吸引棒(2)が収納位置に変位せしめられる。斯か
る状態において、切換歯車(11)が反時計方向へ回転
し、所定の位置即ち切換歯車(11)に形成されている
第1欠歯部(lla)が切換用駆動歯¥I(10)と対
向する停止位置まで回転すると該切換歯車(11)に形
成されている第1係合片(12)と非トリガー位置に復
帰されているトリガー部材(3)に形成されている制御
ピン(5)との係合が行なわれるため該切換歯車(11
)は第1図に示した停止位置に保持されることになる。
このように停止操作に伴なってトリガー部材(3)によ
るトリガー動作が行なわれると切換歯車(11)は、第
3図に示した動作位置より第1図に示した停止位置まで
回転するが、このとき該切換歯車(11)に形成されて
いる切換用カム(20)及び復帰用カム(21)も同様
に回転する。前記切換用カム(20)が回転すると回動
切換レバー(15)に形成されている切換ピン(18)
と切換用カム(20)との当接関係が断たれ、該回動切
換レバー(15)は復帰用カム(21)との協働によっ
て第1図に示す非動作位置に変位保持されることになる
。斯かる動作が行なわれる結果、回動板(28)を反時
計方向へ回動付勢せしめるスプリング(29)の付勢力
によって高速送り用切換部材(24)が矢印(B)方向
である非動作位置に摺動変位せしめられ、前記回動板(
28)に取付けられている高速送り用伝達歯車(30)
はリール軸駆動用歯車(35)より離間せしめられる。
停止操作が行なわれると前述した動作が行なわれた後制
御回路(42)の電動機制御信号出力端子(46)の出
力信号がLレベルとなって電動機(M)の回転が停止し
、テープレコーダーは停止状態になる。
以上の如く停止状態より第1方向への高速送り操作を行
なった場合の動作及び斯かる高速送り状態より停止操作
を行なった場合の動作は行なわれるが、次に停止状態よ
り第2方向への高速送り操作を行なった場合の動作につ
いて説明する。第2方向への高速送り操作をすると第2
高速送り用操作スイッチ(40)の閉成に伴なって制御
回路(42〉に設けられているブランジルー制御信号出
力端子(44)及び電動機制御信号出力端子(46)に
前述した第1方向への高速送り動作時と同一の信号が出
力されるとともに所定時間後に逆転信号出力端子(47
)にHレベルの信号が出力される。前記ブランジルー制
御信号出力端子(44)及び電動機制御信号出力端子(
46)に第1方向への高速送り動作時と同一の信号が出
力されると前述したトリガー部材(3)による制御動作
及び切換歯車〈11)による切換動作が行なわれて高速
送り用切換部材(24)の高速送り動作位置・\の変位
動作が行なわれる。斯かる動作が行なわれると第2検出
スイツチ(S−が閉成状態にせしめられてAND回路(
49)の一方の入力端子にHレベルの信号が入力される
。そして、斯かる動作が行なわれた後制御回路(42)
の逆転信号出力端子(47)にHレベルの信号が出力さ
れ、AND回路(49)の入力端子にHレベルの信号が
入力されるため該AND回路(49)の出力信号がHレ
ベルになる。その結果、電動機駆動回路(45)に設け
られている回転方向制御端子(48)にHレベルの信号
が印加されるため該電動機駆動回路(45)によって電
動機(M)は逆方向へ回転せしめられる。前記電動機(
M)が逆方向に回転すると切換用駆動歯車(1O)が反
時計方向へ回転駆動せしめられることになるが、切換歯
車(11〉との噛合動作は行なわれないため問題が生じ
ることはない、−市電動機(M)が逆方向に回転すると
その回転が伝達される第1駆動歯車(25)が時計方向
へ回転駆動されることになり、その回転が第2駆動歯車
(26)及び高速送り用伝達歯車(30)を介してリー
ル軸駆動用歯車(35)に伝達され、該リール軸駆動用
歯車〈35〉は反時計方向へ回転せしめられる。その結
果、前記リール軸駆動用歯車(35)の反時計方向への
回転力によって第2リール軸への回転伝達機構が構成さ
れ、該第2リール軸により第2方向への高速送り動作の
ための磁気テープの駆動動作が行なわれることになる。
以上の如く停止状態より第2方向への高速送り操作を行
なった場合の動作は行なわれるが、次に斯かる高速送り
状態にあるときに停止操作を行なった場合の動作につい
て説明する。停止操作によって停止用操作スイッチ(4
1)が閉成されると逆転信号出力端子(47)の出力信
号がHレベルよりLレベルに反転するとともにブランジ
ルー制御信号出力端子(44)にHレベルの信号が出力
される。前記逆転信号出力端子(47)の出力信号がL
レベルに反転すると電動機駆動回路(45)の回転方向
制御端子(48)に印加きれる信号がLレベルになるた
め電動機(M)は、前記電動機駆動回路(45〉によっ
て正方向に回転せしめられることになる。従って、切換
用駆動歯車(lO)が時計方向に回転せしめられるとと
もにプランジャー駆動回路(43)によるプランジ〜−
(1)の駆動動作に伴なうトリガー部材(3)のトリガ
ー動作及び切換歯車(11)による切換動作が前述した
ように行なわれテープレコーダーは停止状態に復帰せし
められる。
以上の如く本実施例における各動作状態への切換動作は
行なわれるが、切換動作が正常に行なわれなくて再生用
切換部材(22)及び高速送り用切換部材(24)が動
作位置に保持されない場合には第1検出スイツチ(S、
)及び第2検出スイツチ(sm)が開放された状態にな
るため制御回路(42)のリセyト動作が行なわれるこ
とになる。従って、誤動作によって切換機構が切換動作
を繰返し行な−うという状態を排除することが出来る。
尚本実施例では、回動切換レバー(15)の回動変位動
作によってリール軸の駆動機構を切換えるようにしたが
、再生操作に伴なう該回動切換レバー(15〉の回動変
位動作を利用して磁気ヘッドが載置されている摺動基板
の動作位置即ち磁気ヘッドが磁気テープに接触する位置
への変位動作を行なうようにすることも出来る。
(ト)発明の効果 本発明の動作切換装置は、電動機の回転力を利用して動
作切換を行なうように構成されたテープレコーダーにお
いて、切換歯車による切換動作を行なうための電動機の
回転方向と異なる回転方向への電動機の回転力を要する
動作状態への切換動作が行なわれたとき切換部材の動作
位置への変位動作が行なわれたか否かを検出することに
よって電動機の逆転動作の可否を制御するようにしたの
で電動機の回転方向を切換えることによって磁気テープ
の異なる方向への駆動動作を行なうように構成されたテ
ープレコーダーに実施した場合に切換動作を正確に行な
うことが出来るという利点を有している。
【図面の簡単な説明】
図面は、何れも本発明の動作切換装置に関し、第1図は
停止状態を示す平面図、第2図は再生状態を示す要部の
平面図、第3図は高速送り状態を示す要部の平面図、第
4図は電気回路図である。 主な図番の説明 (1)・・・プランジャー、  (3)・・・トリガー
部材、(5)・・・制御ピン、 (6)・・・回動制御
部材、 (10)・・・切換用駆動歯車、 (11)・
・・切換歯車、 (12)・・・第1係合片、 (13
)・・・第2係合片、 (14)・・・制御カム、 (
15)・・・回動切換レバー  (18)・・・切換ピ
ン、  (20)・・・切換用カム、 (21)・・・
復帰用カム、(22)・・・再生用切換部材、 (24
)・・・高速送り用切換部材、 (25)・・・第1駆
動歯車、 (26)・・・第2駆動歯車、 (30)・
・・高速送り用伝達歯車、 (32)・・・第1再生用
伝達歯車、 (34)・・・第2再生用伝達歯車、 (
35)・・・リール軸駆動用歯車、 (37)・・・第
1再生用操作スイッチ、 (38)・・・第2再生用操
作スイッチ、 (39)・・・第1高速送り用操作スイ
ッチ、(40〉・・・第2高速送り用操作スイッチ、 
(41)・・・停止用操作スイッチ、 (42)・・・
制御回路、 (43)・・・プランジャー駆動回路、 
(45)・・・電動機駆動回路、 (M)・・・電動機
、 (S、)・・・第1検出スイツチ、  (S、)・
・・第2検出スイツチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電動機の回転方向を切換えることによって磁気テ
    ープの第1方向及び該第1方向の反対方向である第2方
    向への走行駆動動作を行なうように構成されたテープレ
    コーダーにおいて、前記電動機によって回転駆動される
    切換用駆動歯車と、トリガー動作時プランジャーによっ
    てトリガー位置に変位せしめられるとともに制御ピンが
    設けられているトリガー部材と、該トリガー部材に設け
    られている制御ピンにより前記切換用駆動歯車との噛合
    動作が制御されるとともに切換用カムが形成されている
    切換歯車と、該切換歯車の回転に伴なう切換用カムの働
    きによって非動作位置より動作位置に変位せしめられる
    とともに伝達歯車が回転可能に取付けられている切換部
    材と、該切換部材が動作位置にあるとき前記伝達歯車と
    噛合って該伝達歯車を介して電動機の回転が伝達される
    とともにその回転方向によって異なるリール軸を回転駆
    動せしめるリール軸駆動用歯車と、前記切換部材の動作
    位置への変位動作を検出するべく設けられている検出ス
    イッチとより成り、前記切換歯車による切換動作を行な
    うための電動機の回転方向と異なる回転方向への回転力
    を要する動作状態への切換動作が行なわれたとき前記切
    換部材の動作位置への変位動作を前記検出スイッチによ
    り検出することによって電動機の逆転動作の可否を制御
    するようにしたことを特徴とするテープレコーダーの動
    作切換装置。
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