JPH03226157A - 時刻設定自動制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は電話自動交換機の時刻情報送出装置を用いた時
刻設定方式に関し、構内電気時計の集中管理、コンピュ
ータによる管理・制御システムの時刻設定等、正確な時
刻設定を必要とする装置の時刻設定を自動的に制御する
時刻設定方式に関する。

（従来の技術） 従来、自動交換機の時刻案内情報サービスを利用して、
時刻設定を必要とする装置の時刻設定を行なう場合、電
話加入者回線を通して音声の時刻情報を受信し、ユーザ
がこの音声を耳で聞いて手動で装置の時刻設定を行なっ
ていた。この手順は、例えば、次のように行われていた
。

電話加入者宅のユーザが電話機より時刻情報案内番号（
日本における時刻情報案内番号は特番でｒｌ１７　Ｊ　
）をダイヤルする。電話自動交換機は時刻情報送出装置
と加入者回線とを接続する。接続された時刻情報送出装
置は加入者回線を中継して電話機に音声時刻情報を送出
する。音声時刻情報は、例えば「ただいまより１０時１
５９２０秒をお知らせします」、「チャイム音」、［無
音Ｊ、「ただいまより１０時１５９３０秒をお知らせし
ます」、「チャイム音」、「無音」のように１０秒周期
で繰り返される。ユーザはこのような音声時刻情報を電
話機によって聴取し、時刻設定を必要とする装置の時刻
を手動で設定する。

また、自動交換機の設置されている構内の時刻設定を必
要とする装置の時刻設定も前述の手順と同様に行なわれ
ている。

（発明が解決しようとする課題） 上記の手順から容易に推察されるように、ユーザが音声
時刻情報を聴取するため、間違いが起こりやすく、また
、電話機を持って音声を聴取したままで装置の時刻設定
動作を同時に行なうため操作が難しい。

装置の時刻設定の内容としては、年、月、日、曜日１時
、分、秒等の項目が考えられ、これらの中から時刻設定
を行う装置が必要とする項目をユーザが設定しなければ
ならない。しかし、時刻ｉ＾報送出装置から送られてく
る情報は時、分、ｌＯ秒単位の３項目だけであるため、
他の項目を設定する場合には、ユーザが他の手段によっ
てこれらの項目を入手しなければならない。これらの項
目を入手して設定する場合にも、設定操作は手動のため
、操作誤りが発生し易く、正確な秒単位の設定は困難で
ある。

本発明は、上述のように、ユーザが音声時刻情報を電話
機で聴いて操作する煩雑さや、正確な秒単位の設定の難
かしさを除去し、時刻設定を必要とする装置の時刻設定
を自動的に容易に行なえる時刻設定方式を提供すること
を目的とする。

（課題を解決するための手段） 本発明による時刻設定方式は、上述の課題を解決するた
めに、電話自動交換機の時刻情報送出装置を用いて時刻
設定を必要とする装置に時刻を設定する時刻設定自動制
御方式において、時刻設定を必要とする装置と加入者回
線との間に中継装置を設け、時刻情報送出装置は音声時
刻情報とともに時刻信号を送出するものであり、中継装
置は時刻情報送出装置から送られた時刻信号を時刻設定
を必要とする装置に送出する。

（作　用） 本発明によれば、操作者が電話機で時刻情報案内番号を
ダイヤルするだけで、電話自動交換機の時刻情報送出装
置に、時刻設定を必要とする装置が接続され、正確な時
刻設定を自動的に行なうことができる。

（実施例） 次に添付図面を参明して本発明による時刻設定自動制御
方式の実施例を詳細に説明する。

第１図には本発明による時刻設定自動制御方式の中継方
式の一実施例が示されている。同図に示されるように、
交換局１００と電話加入者宅２００とは加入者回線ｆＬ
ｌ　２４により接続されている。

交換局１００は電話自動交換機（ＮＷ）１０を有し、電
話自動交換機ｆＮＷｌｔｏは加入者回、ｉ！（Ｌ１２４
に接続されるとともに、時刻情報送出装置ｆＴＫＹｌ　
１２に接続されている。時刻情報送出装置ｆＴＫＹｌ　
１２は音声情報および時刻信号を送出する。

時刻情報送出装置（ＴＫＹ）　１２が送出する時刻情報
のフォーマットの例を第２図に示す。同図に示すように
、時刻情報は音声５０．チャイム５２、時刻信号５４を
１単位とする１０秒周期の情報である。音声５０は「た
だいまより１０時１５分２０秒をお知らせします」のよ
うに、１０秒ごとに時刻を案内する音声の情報である。

チャイム５２は音声により案内された時刻に合わせて発
生されるチャイム音の情報である。時刻信号５４は、本
実施例では年４桁１月２桁、日２桁、曜日１桁、時２桁
、分２桁、秒２桁のデジタル信号により構成されている
。時刻信号５４はＭＦ倍信号ＰＢ倍信号の多周波信号で
構成されている。

交換機ｆＮＷｌｌｏには中継装置ｆＡＤＰｌ　１４が接
続され、中継装置（ＡＤＰＩ　１４には、交換局構内に
設置されている時刻設定を必要とする装置ｆＭｌ）１６
および電話機（置＋　２２が接続されている。時刻設定
を必要とする装置（Ｍｌ）１６には、時刻表示２０と時
刻信号受信インターフェース１８が配設されている。

一方、電話加入者宅２００には、中継装置（ＡＤＰＩ２
６、時刻設定を必要とする装置ＣＭＯ）２８および電話
機ｔ置＋　３４が設けられている９中継装置ｆＡＩ）Ｐ
ｉ　２６は加入者回線ｉｌ＋　２４に接続されている。

装ｆｆｉｔｆＭＯ＋２８および電話機ｆ置）　３４は、
中継装置ｆＡＤＰｌ　２６に接続されている。時刻設定
を必要とする装置（ＭＯ）２８には時刻表示３２、時刻
信号受信インターフェース３０が配設されている。

次に、本発明の方式による電話加入者宅２００における
時刻設定動作を説明する。

ユーザが電話機＋置Ｉ　３４より時刻情報案内番号ｒｌ
１７Ｊをダイヤルする。ダイヤルされた番号は中継装置
（ＡＤＰｌ　２６、加入者回線（Ｌ）　２４を通して交
換局１００の電話自動交換機［ＮＷｌ　１０に送られる
。

電話自動交換１（ＮＷＩ　１０は要求信号を受信すると
加入者回線ｆＬｌ　２４と時刻情報送出装置［ＴＫＹ＋
　１２とを接続する。接続された時刻情報送出装置（Ｔ
ＫＹ１１２は前述のフォーマットのような時刻情報によ
り、音声による通知と信号による通知とを加入者回線（
Ｌ）　２４に送出する。

加入者回線［Ｌｌ　２４を通して送られてきた音声情報
と信号情報が中継装置ｆＡＤＰ）　２６に受信されると
、中継装置ｆＡＤＰ）　２６は時刻設定を必要とする装
置（Ｍ０＋２８に対して時刻信号受信インターフェース
３０に合わせて時刻情報のみを送出する。また中継装置
［ＡＤＰ）　２６は、電話機ｆ置）　３４に対しては音
声情報、信号情報の両方をそのまま送出する。時刻設定
を必要とする装置［ＭＯ＋　２８は、中継装置（ＡＤＰ
）２６から信号情報を時刻信号受信インターフェース３
０により受信すると、信号情報から時刻を読み取り、時
刻の設定を行なう。

ユーザは電話機ｆ置＋　３４にて時刻の音声情報を聴き
、時刻設定を必要とする装置ｆＭＯ１２８が正常に時刻
設定されたかを時刻表示３２の表示で確認する。

一方、交換局１００構内における時刻設定を必要とする
装置ｆＭｌｌ１６の時刻設定についても、電話加入者宅
２００からユーザが行なう手順に準じた手順で可能であ
る。すなわち、交換局１００構内の保守者が電話機ｆ置
ｊ　２２より時刻情報案内番号をダイヤルする。電話機
［置）　２２よりダイヤルされた番号は中継装置（ＡＤ
ＰＩ　１４を通して電話自動交換機（ＮＷ）１０ニ送ラ
レル。電話自動交換ｍ　ｆＮＷｌ　１０は要求信号を受
信すると時刻情報送出装置ｆＴＫＹ）　１２と中継装置
ｆＡＤＰｌ　１４とを接続する。接続された時刻情報送
出装置ｆＴＫＹｌ　１２は中継装置ｆＡＤＰｌ　１４番
こ時ｉｌｌ↑青報として音声による通知と信号器こよる
通知を送出する。

この音声情報と信号情報を中継装置ｆＡＤＰｌ　１４力
号受信すると、時刻設定を必要とする装置（Ｍ１１１６
Ｇこ対しては時刻信号受信インターフェース１８＆二合
わせて信号情報のみを送出する。電話機＋置Ｉ　２２ｉ
こ対しては音声情報、信号情報の両方をそのまま送出す
る。時刻設定を必要とする装置ｆＭ１）１６カ５（８号
情報を受信すると、その情報力）ら時亥１１を読み取り
、時刻の設定を行なう。保守者Ｃま電言占機ｆ計２２に
て時刻の音声情報を聴き、時刻設定を必要とする装置（
Ｍ１１１６が正常に設定された力）を時亥１１表示２０
により確認する。

時刻信号５４は、前述のように多周波イ言号で構成され
、伝送に要する時間を例えば２〜３秒番こ設定する。

次に、第３図により、時刻設定を必要とする装置と中継
装置［ＡＤＰｌの特徴を、電話加入者宅２００を例とし
てさらに詳細に説明する。

中継装置（ＡＤＰＪ　２６にはハイインピーダンスモニ
タ４０が設けられ、コンデンサＣを介して加入者回線ｆ
Ｌｌ　２４に接続されている。これにより、加入者回線
（Ｌｌ　２４の線路終端インピーダンスが例えば６００
Ωで終端するようにされ、ハイインピーダンスモニタ４
０から時刻信号が装置（ＭＯ＋２８に送出される。

時刻設定を必要とする装置（ＭＯ＋２８の時刻信号受信
インターフェース３０には、時刻表示制御部３６と押ボ
タンダイヤル信号受信器ｆＰＢＲＥｃｌ　３８が設けら
れている。押ボタンダイヤル信号受信器ｆＰＢＲＥｃ１
３８は回線を介して中継装置ｆＡＤＰｌ　２６のハイイ
ンピーダンスモニタ４０に接続されている。押ボタンダ
イヤル信号受信器ｆＰＢＲＥｃｌ　３８はハイインピー
ダンスモニタ４０から前述の信号情報の多周波信号を受
信し、これをデコードする。デコードされた時刻情報は
時刻表示制御部へ送られる。時刻表示制御部は１時刻表
示部に接続され、時刻表示部の時刻表示および装置ＭＯ
の時刻設定を制御する。

上記のように本実施例によれば、装置ＭＯの時刻設定を
行う場合に、ユーザは電話器３４のダイヤルを回す操作
を行うのみでよく、これにより装置ＭＯは時刻情報送出
装置ｆＴＫＹｌ　１２からの時刻信号を受け、自動的に
時刻が設定される。したがって、従来のようにユーザが
時刻情報送出装置ｆＴＫＹ）　１２から送られてくる音
声を聴取しながら装置ＭＯの時刻設定動作を行う必要が
ないから、操作が用意である。しかも、ユーザは音声を
聞くことができるから、これにより装置ＭＯの時刻設定
が正しく行われたか否かを確認することができる。

本実施例によれば時刻信号は２〜３秒の短い期間に送出
されるから、音声のサービス品質は従来と同様に維持さ
れる６ （発明の効果） 以上説明したように、本発明によれば操作者が電話機の
時刻情報案内番号をダイヤルするだけで、時刻設定を必
要とする装置の時刻設定が可能となる。したがって時刻
設定を必要とする装置での手動による時刻設定操作が不
要となり、操作が簡単である。また、手動操作が不要で
あるから。

秒単位の正確な時刻の設定を行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による時刻設定自動制御方式の一実施例
を示すブロック図、 第２図は第１図の方式に使用される時刻情報のフォーマ
ットの一例を示す図。 第３図は第１図の中継装置と時刻設定を必要とする装置
の構成を示す図である。 主部の　Ｃ′が明 交換局 電話加入者宅 電話自動交換機（Ｎ創 時刻情報送出装置（ＴＫＹＩ 中継装置（ＡＤＰｌ 時刻設定を必要とする装置（Ｍｌ） 時刻信号受信インターフェース 時刻表示 電話機ｆ計 加入者回線ｆＬ１ １００　。 ２００　。 １０、　。 １２、　。 １４．２６ Ｊ６．　。 １８．３０ ２０．３２ ２２．３４ ４ 時刻設定を必要とする装置ｆＭＯ１ 時刻表示制御部 押ボタンダイヤル信号受信器 ｆＰＢＲＥｃｌ ハイインピーダンスモニタ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、電話自動交換機の時刻情報送出装置を用いて時刻設
   定を必要とする装置に時刻を設定する時刻設定自動制御
   方式において、 前記時刻設定を必要とする装置と加入者回線との間に中
   継装置を設け、 前記時刻情報送出装置は音声時刻情報とともに時刻信号
   を送出するものであり、 前記中継装置は前記時刻情報送出装置から送られた時刻
   信号を前記時刻設定を必要とする装置に送出することを
   特徴とする時刻設定自動制御方式。