JPH0322552A - 回路基板 - Google Patents
回路基板Info
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- JPH0322552A JPH0322552A JP1155876A JP15587689A JPH0322552A JP H0322552 A JPH0322552 A JP H0322552A JP 1155876 A JP1155876 A JP 1155876A JP 15587689 A JP15587689 A JP 15587689A JP H0322552 A JPH0322552 A JP H0322552A
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Landscapes
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
半導体装置素子を搭載する回路基板の改良に関し、
ガリウムヒ素と同一の熱膨張を有し、かつ、銅等の金属
配線が形成されている回路基板とその製造方法とを提供
することを目的とし、 少なくともアルξナ4〜17重量%と二酸化シリコン2
0〜55重量%とジルコニア10〜50重量%とを含有
するセラミック板よりなり、このセラミック板上に延在
する金属層よりなる配線と前記のセラミック板を貫通し
て形或されている金属層よりなる配線との少なくとも一
方を有する回路基板ユニットの少なくとも1枚よりなる
回路基板をもって構威される。
配線が形成されている回路基板とその製造方法とを提供
することを目的とし、 少なくともアルξナ4〜17重量%と二酸化シリコン2
0〜55重量%とジルコニア10〜50重量%とを含有
するセラミック板よりなり、このセラミック板上に延在
する金属層よりなる配線と前記のセラミック板を貫通し
て形或されている金属層よりなる配線との少なくとも一
方を有する回路基板ユニットの少なくとも1枚よりなる
回路基板をもって構威される。
本発明は、半導体装置素子を搭載する回路基板の改良に
関する。
関する。
近年、情報処理装置の大容量化と高速化とに対応して、
LSI素子やVLS I素子を高密度に実装することが
可能な回路基板が望まれている。この要望を満たすため
には、回路基板内に銅等の電気抵抗の低い配線を三次元
的に形成しうろことが必要であり、また、LSI素子相
互間の配線長を短くするために、素子をパッケージを介
さずに直接回路基板上に搭載できるようにすることが必
要である。そのためには、素子と回路基板との間の熱歪
による亀裂・破損を防止するために、回FI8基板の熱
膨張を広い温度範囲にわたってLSI素子の熱膨張に一
致させることが必要である。
LSI素子やVLS I素子を高密度に実装することが
可能な回路基板が望まれている。この要望を満たすため
には、回路基板内に銅等の電気抵抗の低い配線を三次元
的に形成しうろことが必要であり、また、LSI素子相
互間の配線長を短くするために、素子をパッケージを介
さずに直接回路基板上に搭載できるようにすることが必
要である。そのためには、素子と回路基板との間の熱歪
による亀裂・破損を防止するために、回FI8基板の熱
膨張を広い温度範囲にわたってLSI素子の熱膨張に一
致させることが必要である。
特開昭62− 40791に、ガリウムヒ素の熱膨張に
近い熱膨張を有する低温焼威可能なセラミック材料が開
示されている。この発明は、ジルコニア粉末とアルミニ
ウム塩などの金属塩溶液とを混合・乾燥・熱処理して得
られた材料とホウ珪酸ガラス粉末とを有機バインダ、有
機溶剤と\もに混合・焼戒することを特徴とする回路基
板材料に関するものである。ジルコニアとホウ珪酸ガラ
スとは950゜C以上の温度でジルコンを生威し、この
ジルコンの存在によって回路基板の熱膨張がガリウムヒ
素の熱膨張と一致しなくなるので、ジルコンの生威を防
止するために、金属塩を添加するものである。
近い熱膨張を有する低温焼威可能なセラミック材料が開
示されている。この発明は、ジルコニア粉末とアルミニ
ウム塩などの金属塩溶液とを混合・乾燥・熱処理して得
られた材料とホウ珪酸ガラス粉末とを有機バインダ、有
機溶剤と\もに混合・焼戒することを特徴とする回路基
板材料に関するものである。ジルコニアとホウ珪酸ガラ
スとは950゜C以上の温度でジルコンを生威し、この
ジルコンの存在によって回路基板の熱膨張がガリウムヒ
素の熱膨張と一致しなくなるので、ジルコンの生威を防
止するために、金属塩を添加するものである。
ところで、ジルコニア粉末と金属塩とを均一に混合する
ことは現実には困難である。その結果、焼結された回路
基板中にしばしばジルコンが生威され、熱膨張がガリウ
ムヒ素の熱膨張と一致しなくなるという問題が発生して
いる。また、このセラ主ツタは窒素中で焼威することが
困難であるため、銅と一体状態で焼戒することができず
、したがって、銅を回路基板の配線材料に使用すること
ができないという欠点がある。
ことは現実には困難である。その結果、焼結された回路
基板中にしばしばジルコンが生威され、熱膨張がガリウ
ムヒ素の熱膨張と一致しなくなるという問題が発生して
いる。また、このセラ主ツタは窒素中で焼威することが
困難であるため、銅と一体状態で焼戒することができず
、したがって、銅を回路基板の配線材料に使用すること
ができないという欠点がある。
本発明の目的は、これらの欠点を解消することにあり、
ガリウムヒ素と同一の熱膨張を有し、かつ、銅等の金属
配線が形成されている回路基板を提供することにある。
ガリウムヒ素と同一の熱膨張を有し、かつ、銅等の金属
配線が形成されている回路基板を提供することにある。
上記の目的は、少なくともアル尖ナ4〜17重量%と二
酸化シリコン20〜55重量%とジルコニア10〜50
重量%とを含有するセラξンク板よりなり、このセラミ
ック板上に延在する金属層よりなる配線と前記のセラミ
ック板を貫通して形成されている金属層よりなる配線と
の少なくとも一方を有する回路基板ユニットの少なくと
も1枚よりなる回路基板によって達威される。
酸化シリコン20〜55重量%とジルコニア10〜50
重量%とを含有するセラξンク板よりなり、このセラミ
ック板上に延在する金属層よりなる配線と前記のセラミ
ック板を貫通して形成されている金属層よりなる配線と
の少なくとも一方を有する回路基板ユニットの少なくと
も1枚よりなる回路基板によって達威される。
なお、上記の回路基板を製造方法するには、下記いづれ
の手段によってもよい。第1の手段は、アルミノ珪酸ガ
ラスと珪酸ガラスとジルコニアとの混合物の戒形体に、
この戒形体上に延存する金属層よりなる配線とこの戒形
体を貫通して形成されている金属層よりなる配線との少
なくとも一方を形成してアルξノ珪酸ガラスと珪酸ガラ
スとジルコニアとの混合物の成形体よりなるグリーンシ
一トを形成し、このグリーンシ一トを前記のアルミノ珪
酸ガラスの軟化点と前記の珪酸ガラスの軟化点との間の
温度において焼威する回路基板の製造方法である。第2
の手段は、アル藁ノ珪酸ガラスと珪酸ガラスとジルコニ
アとの混合物の戒形体に、この戒形体上に延在する金属
層よりなる配線とこの戒形体を貫通して形成されている
金属層よりなる配線との少なくとも一方を形成してアル
ξノ珪酸ガラスと珪酸ガラスとジルコニアとの混合物の
戒形体よりなるグリーンシ一トを形成し、このアルミノ
珪酸ガラスと珪酸ガラスとジルコニアとの混合物の戒形
体よりなるグリーンシ一トの少なくとも2枚以上を積層
してグリーンシ一トの積層体を形成し、このグリーンシ
一ト積層体を前記のアルξノ珪酸ガラスの軟化点と前記
の珪酸ガラスの軟化点との間の温度において焼戒する回
路基板の製造方法である。なお、前記のアルミノ珪酸ガ
ラスは、アルミナ15〜20重量%、二酸化シリコン4
0〜50重量%、酸化硼素15〜20重量%、■族酸化
物10〜25重量%、1族酸化物0〜5重量%よりなり
、前記の珪酸ガラスは、二酸化シリコン50〜80重量
%、酸化硼素10〜30重量%、アルξナ0〜lO重量
%、■族酸化物0−10重量%、I族酸化物0−10重
量%よりなることが好適であり、また、前記のアルミノ
珪酸ガラスと珪酸ガラスとジルコニアとの混合物におけ
るアルミノ珪酸ガラスの添加量は30〜80重量%であ
り、珪酸ガラスの添加量は2〜20重量%であり、ジル
コニアの添加量は10〜50重量%であることが好適で
ある。
の手段によってもよい。第1の手段は、アルミノ珪酸ガ
ラスと珪酸ガラスとジルコニアとの混合物の戒形体に、
この戒形体上に延存する金属層よりなる配線とこの戒形
体を貫通して形成されている金属層よりなる配線との少
なくとも一方を形成してアルξノ珪酸ガラスと珪酸ガラ
スとジルコニアとの混合物の成形体よりなるグリーンシ
一トを形成し、このグリーンシ一トを前記のアルミノ珪
酸ガラスの軟化点と前記の珪酸ガラスの軟化点との間の
温度において焼威する回路基板の製造方法である。第2
の手段は、アル藁ノ珪酸ガラスと珪酸ガラスとジルコニ
アとの混合物の戒形体に、この戒形体上に延在する金属
層よりなる配線とこの戒形体を貫通して形成されている
金属層よりなる配線との少なくとも一方を形成してアル
ξノ珪酸ガラスと珪酸ガラスとジルコニアとの混合物の
戒形体よりなるグリーンシ一トを形成し、このアルミノ
珪酸ガラスと珪酸ガラスとジルコニアとの混合物の戒形
体よりなるグリーンシ一トの少なくとも2枚以上を積層
してグリーンシ一トの積層体を形成し、このグリーンシ
一ト積層体を前記のアルξノ珪酸ガラスの軟化点と前記
の珪酸ガラスの軟化点との間の温度において焼戒する回
路基板の製造方法である。なお、前記のアルミノ珪酸ガ
ラスは、アルミナ15〜20重量%、二酸化シリコン4
0〜50重量%、酸化硼素15〜20重量%、■族酸化
物10〜25重量%、1族酸化物0〜5重量%よりなり
、前記の珪酸ガラスは、二酸化シリコン50〜80重量
%、酸化硼素10〜30重量%、アルξナ0〜lO重量
%、■族酸化物0−10重量%、I族酸化物0−10重
量%よりなることが好適であり、また、前記のアルミノ
珪酸ガラスと珪酸ガラスとジルコニアとの混合物におけ
るアルミノ珪酸ガラスの添加量は30〜80重量%であ
り、珪酸ガラスの添加量は2〜20重量%であり、ジル
コニアの添加量は10〜50重量%であることが好適で
ある。
本願発明の発明者は、アルミノ珪酸ガラスはジルコニア
と反応しにくく、1.100゜C以下の温度においては
、ジルコンを生威しないという自然法則を発見した。本
発明に係る回路基板及びその製造方法においては、この
自然法則を利用し、軟化点が900゜C以上であるアル
ミノ珪酸ガラスとジルコニアとを主威分としてセラミッ
ク板を製造することによって、金属塩を添加することな
くジルコンの生戒を防ぎ、ガリウムヒ素の熱膨張と同し
熱膨張を有する回路基板を製造すること\した。
と反応しにくく、1.100゜C以下の温度においては
、ジルコンを生威しないという自然法則を発見した。本
発明に係る回路基板及びその製造方法においては、この
自然法則を利用し、軟化点が900゜C以上であるアル
ミノ珪酸ガラスとジルコニアとを主威分としてセラミッ
ク板を製造することによって、金属塩を添加することな
くジルコンの生戒を防ぎ、ガリウムヒ素の熱膨張と同し
熱膨張を有する回路基板を製造すること\した。
なお、焼威に際しては、上記のジルコニアとアルミノ珪
酸ガラスとの混合物に軟化点が800゜C以下である珪
酸ガラスを添加することによって、窒素中において銅の
融点( 1,082℃)以下の温度における焼結を可能
にした。
酸ガラスとの混合物に軟化点が800゜C以下である珪
酸ガラスを添加することによって、窒素中において銅の
融点( 1,082℃)以下の温度における焼結を可能
にした。
第3図参照
第3図はガラスの軟化挙動を示す図である。図の「A1
ガラスニ成分系Jに示すように、焼威温度が7 0 0
’Cを越えると、珪酸ガラスが軟化してアルξノ珪酸
ガラスに付着し始めて珪酸ガラスとアルミノ珪酸ガラス
との間で拡散反応が起こり、温度がアルξノ珪酸ガラス
の軟化点(900゜C以上)に達するまでの間はガラス
の粘度がはり一定に保たれ、焼威による緻密化が比較的
ゆるやかに進行するので、バインダの飛散と空孔の除去
とが良好になされて、鰐の融点以下の温度で良好に焼結
される。これに対し、従来の方法においては、第3図の
「B、ガラスー或分系」に示すように、珪酸ガラスの軟
化が始まると、バインダが珪酸ガラスの内部に閉し込め
られて十分除去されずに残留し、その結果空洞が形成さ
れる。
ガラスニ成分系Jに示すように、焼威温度が7 0 0
’Cを越えると、珪酸ガラスが軟化してアルξノ珪酸
ガラスに付着し始めて珪酸ガラスとアルミノ珪酸ガラス
との間で拡散反応が起こり、温度がアルξノ珪酸ガラス
の軟化点(900゜C以上)に達するまでの間はガラス
の粘度がはり一定に保たれ、焼威による緻密化が比較的
ゆるやかに進行するので、バインダの飛散と空孔の除去
とが良好になされて、鰐の融点以下の温度で良好に焼結
される。これに対し、従来の方法においては、第3図の
「B、ガラスー或分系」に示すように、珪酸ガラスの軟
化が始まると、バインダが珪酸ガラスの内部に閉し込め
られて十分除去されずに残留し、その結果空洞が形成さ
れる。
なお、軟化点が900″C以上のアルミノ珪酸ガラスの
組成は、Altosが15〜20重量%、Sin.が4
0〜50重量%、B,03が15〜20重量%、■族酸
化物が10〜25重量%、I族酸化物がO〜5重量%で
あればよく、軟化点が800℃以下の珪酸ガラスの&[
l威は、SiChが50〜80重量%、Bz O3が1
0〜30重量%、Affi. 03とI族酸化物と■族
酸化物とが、それぞれO〜10重量%であればよい。ア
ル逅ノ珪酸ガラスの軟化点が900℃以下の場合には、
バインダの除去が困難となり、また、珪酸ガラスの軟化
点がs o o ’cを越える場合には、焼威温度が上
昇し、銅の融点を越えてしまう。
組成は、Altosが15〜20重量%、Sin.が4
0〜50重量%、B,03が15〜20重量%、■族酸
化物が10〜25重量%、I族酸化物がO〜5重量%で
あればよく、軟化点が800℃以下の珪酸ガラスの&[
l威は、SiChが50〜80重量%、Bz O3が1
0〜30重量%、Affi. 03とI族酸化物と■族
酸化物とが、それぞれO〜10重量%であればよい。ア
ル逅ノ珪酸ガラスの軟化点が900℃以下の場合には、
バインダの除去が困難となり、また、珪酸ガラスの軟化
点がs o o ’cを越える場合には、焼威温度が上
昇し、銅の融点を越えてしまう。
第2図参照
第2図はアルミノ珪酸ガラスと珪酸ガラスとジルコニア
との混合物の組或請求範囲を示す図で、斜線をもって示
す範囲が特許請求範囲である。アル逅ノ珪酸ガラスの添
加量が30重量%以下、または、珪酸ガラスの添加量が
20重量%以上の場合には、バインダの飛散が困難とな
り、アル壽ノ珪酸ガラスの添加量が80重量%以上、ま
たは、珪酸ガラスの添加量が2重量%以下の場合には、
焼威温度が高くなり、不都合が生ずる。さらに、ジルコ
ニアが10重量%以下の場合には、セラミック板の曲げ
強度が低下し、50重量%以上の場合には、緻密化が十
分なされない。
との混合物の組或請求範囲を示す図で、斜線をもって示
す範囲が特許請求範囲である。アル逅ノ珪酸ガラスの添
加量が30重量%以下、または、珪酸ガラスの添加量が
20重量%以上の場合には、バインダの飛散が困難とな
り、アル壽ノ珪酸ガラスの添加量が80重量%以上、ま
たは、珪酸ガラスの添加量が2重量%以下の場合には、
焼威温度が高くなり、不都合が生ずる。さらに、ジルコ
ニアが10重量%以下の場合には、セラミック板の曲げ
強度が低下し、50重量%以上の場合には、緻密化が十
分なされない。
?実施例〕
以下、図面を参照しつ\、本発明の一実施例に係る回路
基板の製造方法について説明する。
基板の製造方法について説明する。
Al!03を15〜20重量%、SiO■を40〜50
重量%、Btusを15〜20重量%、CaO+BaO
+MgOをlO〜25重量%、Na.Oその他を5重量
%含有する軟化点が900゜C以上のアルごノ珪酸ガラ
ス50体積部と、Singを50〜80重量%、Btu
sを10〜30重量%、A1.03をO〜10重量%、
CaO+BaO+MgOを0〜10重量%、Na20そ
の他を5重量%含有する軟化点が800゜C以下のホウ
珪酸ガラス10体積部と、ジルコニア40体積部と、バ
インダとしてのポリビニールブチラール50体積部と、
可塑剤としてのジブチルフタレート15体積部と、溶剤
としてのアセトン400体積部とをボールミルを使用し
て混練した後、ドクターブレード法を使用して厚さ50
0nのグリーンシ一トを作威する。このグリーンシ一ト
から100m口のグリーンシ一トを形成し、その表面に
フリットレスの銅ペーストをスクリーン印刷する。銅ペ
ーストがスクリーン印刷された100mm口のグリーン
シ一ト10枚を積層し、1 5 0 ”Cの温度に加熱
し、30MPaの圧力をもって圧縮してグリーンシ一ト
積層体を形戒し、このグリーンシ一ト積層体を窒素中に
おいて8 5 0 ’Cの温度に加熱し、5時間焼戒す
る。
重量%、Btusを15〜20重量%、CaO+BaO
+MgOをlO〜25重量%、Na.Oその他を5重量
%含有する軟化点が900゜C以上のアルごノ珪酸ガラ
ス50体積部と、Singを50〜80重量%、Btu
sを10〜30重量%、A1.03をO〜10重量%、
CaO+BaO+MgOを0〜10重量%、Na20そ
の他を5重量%含有する軟化点が800゜C以下のホウ
珪酸ガラス10体積部と、ジルコニア40体積部と、バ
インダとしてのポリビニールブチラール50体積部と、
可塑剤としてのジブチルフタレート15体積部と、溶剤
としてのアセトン400体積部とをボールミルを使用し
て混練した後、ドクターブレード法を使用して厚さ50
0nのグリーンシ一トを作威する。このグリーンシ一ト
から100m口のグリーンシ一トを形成し、その表面に
フリットレスの銅ペーストをスクリーン印刷する。銅ペ
ーストがスクリーン印刷された100mm口のグリーン
シ一ト10枚を積層し、1 5 0 ”Cの温度に加熱
し、30MPaの圧力をもって圧縮してグリーンシ一ト
積層体を形戒し、このグリーンシ一ト積層体を窒素中に
おいて8 5 0 ’Cの温度に加熱し、5時間焼戒す
る。
このようにして製造された回路基板は、密度が98%と
緻密であり、内部には空孔が少なく、残留炭素量は40
ppmと少なく、また、銅配線は良好に形成されていた
。さらに、X線回折測定の結果、ジルコンは生成されて
いないことが確認された。
緻密であり、内部には空孔が少なく、残留炭素量は40
ppmと少なく、また、銅配線は良好に形成されていた
。さらに、X線回折測定の結果、ジルコンは生成されて
いないことが確認された。
第l図参照
一路基板の熱膨張の測定結果を第1図に示す。
ガリウムヒ素の熱膨張とはり一致していることを示して
いる。
いる。
1l
比較のために、ジルコニア40体積部と軟化点750゜
Cのホウ珪酸ガラス60体積部とポリビニールブチラー
ル50体積部とジブチルフタレート15体積部とアセト
ン400体積部とを混練してグリーンシ一トを作威した
後、前記の実施例と同一の工程をもって製造した従来技
術に係る回路基板は、密度が89%と低く、内部には多
数の空孔が存在し、残留炭素量は200ppmと多かっ
た。
Cのホウ珪酸ガラス60体積部とポリビニールブチラー
ル50体積部とジブチルフタレート15体積部とアセト
ン400体積部とを混練してグリーンシ一トを作威した
後、前記の実施例と同一の工程をもって製造した従来技
術に係る回路基板は、密度が89%と低く、内部には多
数の空孔が存在し、残留炭素量は200ppmと多かっ
た。
なお、多層配線が形成された回路基板を製造するには、
上層配線が形成されるグリーンシ一トの、上層配線と下
層配線とが接続される領域に貫通口を形成し、上層配線
形成領域に銅ペーストをスクリーン印刷する時に、同時
にこの貫通口にも銅ペーストを充填ル、これを下層配線
がスクリーン印刷されているグリーンシ一ト上に積層し
て積層体を形成し、前記と同し条件をもって焼或すれば
よい。
上層配線が形成されるグリーンシ一トの、上層配線と下
層配線とが接続される領域に貫通口を形成し、上層配線
形成領域に銅ペーストをスクリーン印刷する時に、同時
にこの貫通口にも銅ペーストを充填ル、これを下層配線
がスクリーン印刷されているグリーンシ一ト上に積層し
て積層体を形成し、前記と同し条件をもって焼或すれば
よい。
12
〔発明の効果〕
以上説明せるとおり、本発明に係る回路基板及びその製
造方法においては、ジルコニアと反応しにくく、軟化点
が9 0 0 ”C以上のアルミノ珪酸ガラスとジルコ
ニアとの混合物に、軟化点が800゜C以下の珪酸ガラ
スを添加することによって、窒素中において銅の融点以
下の温度で焼結することが可能になり、かつ、ジルコン
の生戒が防止されるので、熱膨張がガリウムヒ素の熱膨
張とほ覧同一であり、しかも、銅等の金属配線が形成さ
れている回路基板を製造することが可能である。
造方法においては、ジルコニアと反応しにくく、軟化点
が9 0 0 ”C以上のアルミノ珪酸ガラスとジルコ
ニアとの混合物に、軟化点が800゜C以下の珪酸ガラ
スを添加することによって、窒素中において銅の融点以
下の温度で焼結することが可能になり、かつ、ジルコン
の生戒が防止されるので、熱膨張がガリウムヒ素の熱膨
張とほ覧同一であり、しかも、銅等の金属配線が形成さ
れている回路基板を製造することが可能である。
第l図は、本発明の一実施例に係る回路基板の熱膨張曲
線である。 第2図は、アルξノ珪酸ガラスと珪酸ガラスとジルコニ
アとの組或の請求範囲を示す図である。 第3図は、ガラスの軟化挙動を示す模式図である。
線である。 第2図は、アルξノ珪酸ガラスと珪酸ガラスとジルコニ
アとの組或の請求範囲を示す図である。 第3図は、ガラスの軟化挙動を示す模式図である。
Claims (1)
- 少なくともアルミナ4〜17重量%と二酸化シリコン
20〜55重量%とジルコニア10〜50重量%とを含
有するセラミック板よりなり、該セラミック板上に延在
する金属層よりなる配線と前記セラミック板を貫通して
形成されてなる金属層よりなる配線との少なくとも一方
を有する回路基板ユニットの少なくとも1枚よりなるこ
とを特徴とする回路基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1155876A JPH0322552A (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 回路基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1155876A JPH0322552A (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 回路基板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0322552A true JPH0322552A (ja) | 1991-01-30 |
Family
ID=15615437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1155876A Pending JPH0322552A (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 回路基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0322552A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0653357A (ja) * | 1992-07-30 | 1994-02-25 | Kyocera Corp | セラミック基板用組成物及びセラミック配線基板 |
-
1989
- 1989-06-20 JP JP1155876A patent/JPH0322552A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0653357A (ja) * | 1992-07-30 | 1994-02-25 | Kyocera Corp | セラミック基板用組成物及びセラミック配線基板 |
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