JPH05116986A - 不透明化ガラスおよびこれにより得られた焼結積層セラミツク配線板 - Google Patents

不透明化ガラスおよびこれにより得られた焼結積層セラミツク配線板

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JPH05116986A
JPH05116986A JP7618092A JP7618092A JPH05116986A JP H05116986 A JPH05116986 A JP H05116986A JP 7618092 A JP7618092 A JP 7618092A JP 7618092 A JP7618092 A JP 7618092A JP H05116986 A JPH05116986 A JP H05116986A
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glass
oxide
wiring board
silicon dioxide
weight
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JP7618092A
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English (en)
Inventor
Narayan Purabufuu Ashiyotsuku
アシヨツク.ナラヤン.プラブフー
Ii Andorasu Jieemusu
ジエームス.イー.アンドラス
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C10/00Devitrified glass ceramics, i.e. glass ceramics having a crystalline phase dispersed in a glassy phase and constituting at least 50% by weight of the total composition
    • C03C10/0036Devitrified glass ceramics, i.e. glass ceramics having a crystalline phase dispersed in a glassy phase and constituting at least 50% by weight of the total composition containing SiO2, Al2O3 and a divalent metal oxide as main constituents
    • C03C10/0045Devitrified glass ceramics, i.e. glass ceramics having a crystalline phase dispersed in a glassy phase and constituting at least 50% by weight of the total composition containing SiO2, Al2O3 and a divalent metal oxide as main constituents containing SiO2, Al2O3 and MgO as main constituents

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 低温焼結可能で熱膨張係数が珪素のそれに近
く、低誘電率高強度のセラミック配線板素材用の不透明
化ガラスとこれを用いた積層セラミック配線板を提供す
る。 【構成】 不透明化ガラスは20〜30重量%の酸化亜
鉛、10〜15重量%の酸化マグネシウム、10〜15
重量%の酸化アルミニウム、30〜55重量%の二酸化
珪素および10重量%未満の酸化ほう素を含む酸化亜鉛
−酸化マグネシウム−アルミナ−二酸化珪素ガラスおよ
び酸化亜鉛−酸化マグネシウム−酸化ほう素−アルミナ
−二酸化珪素ガラスからなる群から選ばれたウレイマイ
ト結晶相およびコーディエライト結晶相によって形成す
る。積層プリント配線板はガラス基質に銀、銅、パラジ
ウム、プラチナまたはこれらの混合物からなる群から選
ばれた導体金属からなる2種以上の導体層をパターン化
してなり、導体層が導体金属層を導通するための導通部
を有する不透明ガラス絶縁層によって分離される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はウイレマイト結晶相およ
びコーディエライト結晶相の組合わせからなる不透明化
ガラス組成物およびこれを使用した低温焼結積層配線板
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】焼結積層配線板は絶縁層で隔離された2
種以上のパターン化された導体層からなっている。パタ
ーン化された導体層は絶縁層に析出された金属導体で導
通されている。積層板は終局的に極高密度配線パターン
が得られるように相互に焼結融着される。
【0003】最近における配線板は多数のインプット−
アウトプット結像を要する複合積分回路を具える必要が
ある。そしてまたスイッチング速度が早くまた高い出力
レベルで操作できなくてはならない。このような目的を
達成するために、アルミナを基板とする配線板が開発さ
れた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしなから、アルミ
ナは高い焼結温度を必要とするので導体にタングステ
ン、モリブデンまたはマンガン等のように、銀や銅ある
いは金のような金属に比べて高い電気抵抗値を示す耐火
金属の中から選ばなければならないという制約があっ
た。
【0005】またこれに加えて前記耐火金属は、はんだ
付けを行なう際に前もって金めっきを施しておかなくて
はならないので、配線板の製造コストが増加するという
問題があった。またアルミナは比較的高い誘電率を有す
るので信号速度に限界があるし、さらにアルミナ基板は
珪素の熱膨張係数よりも遥かに高い熱膨張係数を有する
ので、個々のシリコンチップやデバイスに積分回路を形
成することが極めて困難であった。
【0006】本発明は焼結積層セラミック配線板におけ
る上記した問題を解決すべくなされたものであって、低
温焼結が可能で熱膨張係数が珪素のそれに近く、低誘電
率で高強度を有するセラミック配線板素材用の不透明化
ガラスおよびこれによって得られたセラミック配線板を
提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】不透明化ガラスまたはガ
ラス様の物質で作成された低温焼結積層セラミック配線
板は、アルミナで作られたものよりも低温で焼結するこ
とができるので、銀のような高い導電性を有する導体金
属を使用することができ、また該積層セラミック配線板
はコンピュータ用のマイクロエレクトロニックパッケー
ジや電気通信や需要分野での応用に多くの利点がある。
即ち、該配線板は低い収縮率や低い誘電率を有するの
で、シリコンデバイスを直接焼結基板に取り付けること
ができる。
【0008】そしてこのような低熱膨張係数(45〜4
5×10−7/℃)、低誘電率および高強度を有するセ
ラミック配線板を得ようとする場合には、低熱膨張係数
を持ったコーディエライト(MgAlSi
18)およびウイレマイト(ZnSiO)結晶
相の存在が必要である。これらの結晶層のうちコーディ
エライト相は酸化マグネシウム−アルミナ−二酸化珪素
系の幾つかのガラス類から生成することができる。ま
た、ウイレマイト相は酸化亜鉛−アルミナ−二酸化珪素
系のガラス類から得ることができる。
【0009】本発明者等は、ウレイマイト結晶相および
コーディエライト結晶相を組合わせたガラスは、酸化亜
鉛−酸化マグネシウム−アルミナ−二酸化珪素系または
酸化亜鉛−酸化マグネシウム−酸化ほう素−アルミナ−
二酸化珪素系のガラスを焼結することによって得ること
ができることを見出した。そしてこのようにして得られ
たガラスは珪素と同様な低熱膨張係数を有する低温焼結
積層配線板を製造するのに極めて有効であることが判か
った。
【0010】即ち上記の目的を解決するための本発明
は、約20〜30重量%の酸化亜鉛、約10〜15重量
%の酸化マグネシウム、約10〜15重量%の酸化アル
ミニウム、約30〜55重量%の二酸化珪素および10
重量%以下の酸化ほう素を含む酸化亜鉛−酸化マグネシ
ウム−アルミナ−二酸化珪素ガラスおよび酸化亜鉛−酸
化マグネシウム−酸化ほう素−アルミナ−二酸化珪素ガ
ラスからなる群から選ばれたウイレマイト結晶相および
コーディエライト結晶相によって形成された不透明化ガ
ラス、および該ガラス基質に銀、銅、パラジウム、プラ
チナまたはこれらの混合物からなる群から選ばれた導体
金属からなる2種以上の導体層をパターン化してなり、
該導体層は該導体金属層を導通するための導通部を有す
る絶縁層によって分離され、かつ該絶縁層には上記の不
透明ガラスを使用してなる低温焼結積層プリント配線板
である。
【0011】
【作用】次に本発明の詳細およびその作用について述べ
る。
【0012】ウレイマイト−コーディエライト含有ガラ
スを得るのに有効な不透明化ガラスは、酸化亜鉛−酸化
マグネシウム−アルミナ−二酸化珪素系または酸化亜鉛
−酸化マグネシウム−酸化ほう素−アルミナ−二酸化珪
素系から選ばれる。
【0013】ガラス組成は、約20〜30重量%の酸化
亜鉛(ZnO)、約10〜15重量%の酸化マグネシウ
ム(MgO)のものが有効である。酸化ほう素(B
)を含ませるならば約10重量%以下にすべきであ
る。またガラスには約10〜15重量%の酸化アルミニ
ウム(Al)および約30〜55重量%の二酸化
珪素(SiO)が含まれる。
【0014】好ましいガラスの組成は、約20〜28重
量%の酸化亜鉛、約12〜14重量%の酸化マグネシウ
ム、約15〜18重量%の酸化アルミニウム、約34〜
50重量%の二酸化珪素および約3重量%以下の酸化ほ
う素を含むものである。
【0015】これらのガラスは生テープ(green
tape)手法を用いて低温セラミック基板に作られ
る。コーディエライト結晶相およびウレイマイト結晶相
の両者を含むガラスは低い熱膨張係数と高い軟化点と良
好な焼結性を示す。
【0016】本発明によるガラスを得るには、上記した
酸化物を周知の方法を用いて混合、溶融および粉砕を行
なう。次いでガラスは低温焼結積層配線板を得るために
所定の絶縁性または伝導性インク処理がなされ、生テー
プ組成物が得られる。生テープ組成物は、コーディエラ
イト−ウレイマイト生成ガラスを樹脂バインダー、1種
または2種以上の溶媒、および必要あれば可塑剤および
界面活性剤を混合して、焼結によって優れた物理的特性
を得ることができるようなセラミック成形体または生テ
ープ組成物に形成される。
【0017】生テープ組成物には焼結基板の特性を改善
したり特性に変化を与えるために、必要に応じ他の不透
明化ガラスまたはガラス性物質またはセラミック充填部
を加えることができる。好ましいセラミック充填物に
は、例えばアルミナ、ベーター・ユークリプタイト、珪
酸ジルコニウム、二酸化ジルコニウム、珪酸亜鉛および
カルシウム−アルミナ珪酸等の粉末がある。
【0018】さらに、導電性の銀インクがセラミック基
板に厚膜インクとして析出される場合には、酸化コバル
トや酸クロムのような着色剤もまた生テープ組成物とし
て含ませることができる。
【0019】バインダーの添加は、生テープに強度を与
えるとともにガラスのスラリーに柔軟性と成形性を与え
るために行なわれる。該バインダーには、低い粘性を持
ち且つ約550℃の温度で完全に燃焼するような特性の
ものが好ましい。好ましいバインダーとしては、周知の
モンサント社製の商標「Butvar B−98」とし
て市販されているポリビニールブチラルやデュポン・デ
・ネムール社製の商標「Elvacite resin
s」のようなアクリレート樹脂がある。
【0020】また溶媒にはセラミック粉末に十分に適合
性があるものが用いられる。そして溶媒はバインダーを
溶かし、且つセラミック懸濁液の粘性を調節する作用を
有する。好ましい溶媒としては、1種または2種以上の
メチルエチルケトン(以下、MEKという)、エタノー
ル、イソプロピルアルコール、トルエン、アセトンおよ
びエチルアセテートがある。
【0021】可塑化剤は生スラリーに柔軟性と圧縮性を
与えるために添加される。好ましい可塑化剤には、モン
サント社の商標「Santicizer 261」とし
て市販されているアルキルベンジルフタレートおよびア
ルキルエステルまたはその誘導体との混合物がある。
【0022】界面活性剤の添加は、生スラリーに表面張
力を与え粒子表面の帯電調節を行なうとともにバインダ
ー溶液とセラミック懸濁液の拡散性を改善するためにな
される。好ましい界面活性剤としてはケロッグ社製の
「Kellox−3−Z」のような魚油、「Armee
n O」として市販されているオレリールアミン、また
はアクゾ・ケミカル・アメリカ社の製品で「Duome
en TDO」として市販されている高分子量N−アル
キル−1,3−ジアミノプロパンジオレアート等があ
る。
【0023】本発明において未焼結基板を作成するに
は、例えば先ずガラス、充填物および着色剤のような無
機質粉末を溶媒および界面活性剤とともにボールミルで
15〜60時間で混合粉砕し、次に該混合物に予め混合
した溶媒、可塑化剤および樹脂バインダーのバッチを加
え、さらにボールミル中で1〜4時間の混合粉砕を行な
う。このようにして得られたスラリー(生セラミック)
鋳型に流し込むか、若し生テープを製造するならば、ポ
リエチレンテレフタレンテープのような重合体テープを
設置したドクターブレード上に流し込んで約1時間の乾
燥処理を行なう。次いで得られたテープにスクリーンプ
リンティング工程を施す。
【0024】焼結積層プリント基板を得るには、上記し
た未焼結プリント基板を一様に切断し、所定のホール部
をブランキングによって穿孔し、次に種々の回路パター
ンに結合するためのビアホールをパンチングによって穿
孔する。次いで少なくとも2枚のスクリーンプリンティ
ングされた生テープを積み重ねて加圧状態で加熱して両
者をラミネートする。次に得られた積層物を予備焼成し
て有機物を除去し、次いで850℃の温度で焼結すると
不透明化ガラスは流動を始め結晶化して、一体化された
焼結積層セラミック配線板を得ることができる。
【0025】本発明の配線板は焼結段階で著しい収縮が
起こり、余分な穿孔が存在しなくなるので、銀汚染とし
て知られる問題を排除することができる。また本発明に
よる焼結積層セラミック基板は、ブリスターやピンホー
ルや反りがなく、また剥離を生ずる問題もない。
【0026】本発明をさらに以下に示す実施例によって
説明する。本実施例においては、倍率やパーセンテージ
は全て重量換算で行なわれる。不透明化温度(DT)は
DTAによりその最高温度によって示される。
【0027】熱膨張係数(TCEは)ガラス粉末を棒状
にプレスし、900℃に焼結して膨張量×10−7/℃
を各温度に対する係数として定めた。
【0028】曲げ強度は、長さ1.5〜3インチ×幅
0.3〜0.5インチ×厚み0.04〜0.08インチ
の共焼結基板をインストロン・ユニバーサルテスターを
使用した3点曲げ試験によって測定した。
【0029】
【実施例】
実施例1および2 コーディエライト−ウイレマイト形成ガラスの製造 表1に示すような酸化物を2ロールミルを使用して3〜
4時間混合し、次いで1600〜1620℃で溶融し、
さらに同ミル中で急冷した後105メッシュ篩通過の大
きさに粉砕した。得られたガラス粒子をイソプロパノー
ル中で23時間粉砕し、溶媒を沸騰水を通して除去した
後、該ガラスを酸素中で500℃に約7時間加熱焼成し
て有機物を除去した。その組成は表1に示す通りであ
る。
【0030】
【表1】 成 分 実施例 1 実施例 2 ─── ───── ───── ZnO 22.22 26.67 MgO 12.67 13.33 Al 15.56 17.78 B 6.66 − SiO 49.56 35.56 DTA,℃ 950〜973 934 また、実施例1および実施例2のガラスのDTAをそれ
ぞれ図1および図2にプロットして示した。
【0031】次いで該ガラスを1000℃に再加熱した
ところ、結晶相はコーディエライトおよびウイレマイト
が測定された。
【0032】またそれぞれ図3(実施例1)および図4
(実施例4)に見られるように、これらのガラスの25
〜400℃における熱膨張係数は1.5〜4ppm/℃
の範囲であった。 実施例3および4 生テープ組成物の製造 焼結したガラスを溶媒および界面活性剤と混合し、次い
でボールミル中で10〜60時間の混合粉砕を行なっ
た。次に予め混合した樹脂バインダー、可塑化剤および
所定の溶媒を加えてさらにボールミル中で2時間以上の
混合を行なって生テープ組成物を得た。
【0033】樹脂バインターの組成は、15%のポリビ
ニールブチラル、10%のベンジルアルキルフタレート
および75%のエタノールよりなるものであった。
【0034】得られた組成物を表2に示す。
【0035】
【表2】 成 分 実施例 3 実施例 4 ─── ───── ───── 実施例1のガラス 62.31 実施例2のガラス 62.01 MEX 15.58 15.99 魚 油 0.68 0.68 樹 脂 21.43 21.32 生テープ組成物上に導体インクをスクリーンプリンティ
ングし、貫通孔をブランキングした後、ビアホールをパ
ンチングした。
【0036】得られた複数枚のスクリーンプリンティン
グされた生テープを乾燥後、ラミネーション型上に積み
上げて100℃に15〜30分間の予備加熱を行なった
後、3000psi(210kg/cm)の圧力で1
時間半の加圧を行なった。次に、積層物を冷却した後5
25℃に予備加熱し、さらにベルト炉において850℃
に加熱して、最高温度で20〜40分の保持が行なわれ
るように2時間サイクルの保持を行なって、焼結積層配
線板を得た。得られた配線板には何等剥離の発生や絶縁
層における亀裂は見られなかった。
【0037】また、実施例3の組成物を有するテープの
曲げ強度を測定したところ、その値は1293kg/c
であった。
【0038】
【発明の効果】以上述べたように本発明による不透明化
ガラスは、低温焼結可能で熱膨張係数が珪素のそれに近
く、また、低誘電率で高強度を有するので、これによっ
て限られた生テープに所定の導体をプリンティングした
ものを積層し、低温で焼結することによって優れた密着
強度と曲げ強度を有する共焼結積層セラミック配線板を
作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のガラスにおける示差熱分析
(DTA)結果を示す図面である。
【図2】本発明の実施例2のガラスにおける示差熱分析
(DTA)結果を示す図面である。
【図3】本発明の実施例1のガラスの種々の温度変化に
おける熱膨張係数を示す図面である。
【図4】本発明の実施例2のガラスの種々の温度変化に
おける熱膨張係数を示す図面である。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 約20〜30重量%の酸化亜鉛、約10
    〜15重量%の酸化マグネシウム、約10〜15重量%
    の酸化アルミニウム、約30〜55重量%の二酸化珪素
    および10重量%以下の酸化ほう素を含む酸化亜鉛−酸
    化マグネシウム−アルミナ−二酸化珪素ガラスおよび酸
    化亜鉛−酸化マグネシウム−酸化ほう素−アルミナ−二
    酸化珪素ガラスからなる群から選択されたウイレマイト
    結晶相およびコーディエライト結晶相によって形成され
    た不透明化ガラス。
  2. 【請求項2】 酸化亜鉛−酸化マグネシウム−酸化ほう
    素−アルミナ−二酸化珪素ガラスは、約20〜28重量
    %の酸化亜鉛、約12〜14重量%の酸化マグネシウ
    ム、約15〜18重量%の酸化アルミニウム、約34〜
    50重量%の二酸化珪素および約3重量%以下の酸化ほ
    う素を含むものである請求項1記載の不透明化ガラス。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のガラス、樹脂バインダー
    および溶媒からなる生テープ組成物。
  4. 【請求項4】 可塑化剤および界面活性剤をさらに含む
    請求項3記載の生テープ組成物。
  5. 【請求項5】 着色剤をさらに含む請求項3記載の生テ
    ープ組成物。
  6. 【請求項6】 ガラス基質に銀、銅、パラジウム、プラ
    チナまたはこれらの混合物からなる群から選ばれた導体
    金属からなる導体層の2種以上をパターン化してなり、
    該導体層は該導体金属層を導通するための導通部を有す
    る絶縁層によって分離され、且つ該絶縁層が請求項1記
    載の不透明化ガラスからなることを特徴とする焼結積層
    プリント配線板。
  7. 【請求項7】 絶縁層が請求項2記載のガラスからなる
    ことを特徴とする請求項6記載の焼結積層プリント配線
    板。
JP7618092A 1991-02-27 1992-02-27 不透明化ガラスおよびこれにより得られた焼結積層セラミツク配線板 Pending JPH05116986A (ja)

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