JPH03224956A - 高層建物の竪パイプ工法 - Google Patents

高層建物の竪パイプ工法

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Publication number
JPH03224956A
JPH03224956A JP1799290A JP1799290A JPH03224956A JP H03224956 A JPH03224956 A JP H03224956A JP 1799290 A JP1799290 A JP 1799290A JP 1799290 A JP1799290 A JP 1799290A JP H03224956 A JPH03224956 A JP H03224956A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
members
building
rise building
story building
Prior art date
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Pending
Application number
JP1799290A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihide Sugino
杉野 明英
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
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Filing date
Publication date
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  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、高層建物内に冷暖房用、給水用、給湯用、
排水用などのパイプ類を垂直に配管する竪パイプ工法に
関する。
(従来の技術) 高層建物内に各種パイプを垂直方向に配管する場合、一
般には数階分を貫通するパイプ群を一度に配管すること
で施工精度の向上、施工時間の短縮、施工管理の簡略化
、安全性の向上などを図っている。この場合、パイプ群
が貫通する各階の床部分に配管用の穴開けをし、数階分
の床にわたって各人にそれぞれ所定のパイプを通すこと
になる。
(発明が解決しようとする課題) 竪パイプ群を通す各階の床に正確に配管穴を形成するの
は非常に面倒である。上部の床と下部の床の配管穴の位
置が正しく揃っていないとパイプを正しく垂直に配設す
ることができない。そこで配管穴をある程度大きく形成
することになるが、その場合配管後に余分な空隙を埋め
る作業が非常に面倒なものとなる。このように各階の床
に配管穴をあけていき、その穴にパイプ群を通して竪パ
イプを施工するという方法は現場作業が非常に多く、施
工に熟練を要するなどの問題点が多かった。
この発明は前述した従来の問題点に鑑みなされたもので
、その目的は、施工精度の向上、施工時間の短縮、施工
管理の簡略化、安全性の向上といった面で従来より一層
優れた高層建物の竪パイプ工法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) そこでこの発明では、各階の床構成部材における前記パ
イプ群が貫通する部分を独立した床部材として予め製作
しておき、それら床部材を仮設の枠組みで所定間隔に保
持するとともに、各床部材の穴に前記パイプ群を通して
全体を一体化し、その一体化したユニットを前記高層建
物内の所定位置に吊下げ、前記各床部材を前記建物の他
の床部分や梁などに固定するようにした。
(作 用) 独立した前記床部材はプレキャストによって簡単かつ高
精度に製作することができ、配管穴も最少限の大きさで
高精度に形成しておくことができる。これら床部材と仮
設の枠組みと前記パイプ群とを組み立てて前記ユニット
を構成する作業は例えば高層建物の建築現場の近くで行
なう。組み立てた前記ユニットをクレーン等で吊下げて
高層建物的に組み込む。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例による前述のユニットの構成
例を示し、第2図は前記ユニットを高層建物内に組み込
む過程を示している。
図において、la、lb、lcはプレキャストコンクリ
ート製の床部材であり、これは各階の床構成部材におけ
るパイプ群が貫通する部分に相当する独立した構造部品
であり、工場にて予め製作されたもので、各床部材1 
as 1. bs 1 cにはパイプ群2a、2b、2
c・・・を通すための配管穴が予め形成されている。
高層建物の建設現場の近くにおいて、第1図に示すよう
に床部材1a、lb、ICとパイプ群2a s 2 b
 % 2 c・・・と複数の組立枠3および吊下枠4と
を一体化したユニットを組み立てる。
つまり、各階の床部材1aと1bとICとを所定間隔を
おいて平行に並べ、それらの間に組立枠3を挾み込んで
間隔を維持するとともに床部材1a s 1 b、IC
および各組立枠3を一体化する。
この状態では各床部材1a、lb、lcに形成されてい
る配管穴が水平方向に位置が揃い、その配管穴に各パイ
プ2a、2b、2c・・・を通し、各パイプを配管穴に
固定する。また上階側の床部材1aに吊下枠4を取付け
てユニットに一体化する。
以上のようにユニットを組み立てたなら、吊下枠4にク
レーンワイヤ5を取り付け、第2図(A)に示すように
ユニット全体を水平状態から持ち上げて垂直状態に吊下
げる。
そして第2図(B)に示すように、吊下げたユニットを
高層建物の上方所定位置に配置し、建物の床6a、6b
、6.cの所定位置にある開口部(この開口部が各床部
材1a、lb、lcに対応する)に上から下へ吊下げな
がら挿入し、床部材1aを床6aの開口に嵌め込み、床
部材1bを床6bの開口に嵌め込み、床部材ICを床6
Cの開口に嵌め込んだ状態とする。
その状態で各床部材1a、lb、lcをそれぞれ床6a
、6b、 6cに固定する。これが完全に固定されたな
らば、組立枠3を前記ユニットから取り外す。すると第
2図(C)に示すように、床6 a % 6 b、6C
の所定位置にパイプ群2a12b、2c・・・が垂直に
配管された状態になる。なお取り外した組立枠3や吊下
枠4は繰り返し使用することができる。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、この発明に係る高層建物の
竪パイプ工法では、各階の床構成部材におけるパイプ群
が貫通する部分を独立した床部材として予め製作してお
き、これら床部材とパイプ群とを仮設の枠組みを使って
一体的に組み立ててユニット化し、このユニットを建物
内に吊下げて組み込み、前記床部材を前記建物の床部分
や梁などに固定するようにしたので、配管穴を高精度に
配置した床部材を工場で予め製作しておくことで建物の
建設現場近くで行なう前記ユニットの組立作業が非常に
簡単に行えるとともに、配管の組立精度が極めて高くな
る。そしてユニットに組み立てたものを高層建物内に一
度に組み込むので、建物内での作業は非常に短時間で済
み、施工時間の短縮、安全性の向上、施工管理の簡略化
の面で非常に有利となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるユニットの構成例を示
す斜視図、第2図は同上ユニットを高層建物内に組み込
むようすの概略図である。 1 a、  1 b、  1 c−−−床部材2a、2
b、 2cm・パイプ 3・・・・・・組立枠 4・・・・・・吊下枠 5・・・・・・クレーンワイヤ 6 a 、 6 b 、 6cm床

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 高層建物内に垂直方向にパイプ群を配設する工法であっ
    て、各階の床構成部材における前記パイプ群が貫通する
    部分を独立した床部材として予め製作しておき、それら
    床部材を仮設の枠組みで所定間隔に保持するとともに、
    各床部材の穴に前記パイプ群を通して全体を一体化し、
    その一体化したユニットを前記高層建物内の所定位置に
    吊下げ、前記各床部材を前記建物の他の床部分や梁など
    に固定することを特徴とする高層建物の竪パイプ工法。
JP1799290A 1990-01-30 1990-01-30 高層建物の竪パイプ工法 Pending JPH03224956A (ja)

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JPH03224956A true JPH03224956A (ja) 1991-10-03

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JP (1) JPH03224956A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5752657A (en) * 1996-03-29 1998-05-19 Loctite Corporation Rotating fluid wide band applicator
KR20010069640A (ko) * 2001-04-24 2001-07-25 강인자 건물 수직 샤프트내 피트구조물에 의한 배관 공법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5752657A (en) * 1996-03-29 1998-05-19 Loctite Corporation Rotating fluid wide band applicator
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