JPS6326215B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6326215B2 JPS6326215B2 JP56089650A JP8965081A JPS6326215B2 JP S6326215 B2 JPS6326215 B2 JP S6326215B2 JP 56089650 A JP56089650 A JP 56089650A JP 8965081 A JP8965081 A JP 8965081A JP S6326215 B2 JPS6326215 B2 JP S6326215B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- floor
- wall
- skeletal
- wall frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 16
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 14
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
- 238000009415 formwork Methods 0.000 description 17
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000009435 building construction Methods 0.000 description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 3
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、例えば、原子炉建屋のように、各種
の大型機器を屋内に設置する建屋建設の施工方法
に関する。
の大型機器を屋内に設置する建屋建設の施工方法
に関する。
従来の一般的な原子炉建屋の施工方法は、第１
図及び第２図に示されるように、掘り下げた岩盤
にコンクリートを打設した基礎台ａに圧力容器ｂ
の基台c1と一体をなす遮蔽体c2を構築し、さら
に、この基台c1の周りに位置する床面ｄを各支柱
（コラムサポート）ｅで支承するようにして水平
に設置し、上記床面ｄに各ベントパイプｆを垂設
し、他方、上記圧力容器ｂを上記遮蔽体c2に設置
した後、分割された格納容器ｇを上記基礎台ａ上
に溶接しながら構築すると共に、上記格納容器ｇ
の外がわに位置する上記基礎台ａに生体遮蔽体ｈ
及び各階床ｉの各床面i1や壁体i2を構築するよう
になつている。
図及び第２図に示されるように、掘り下げた岩盤
にコンクリートを打設した基礎台ａに圧力容器ｂ
の基台c1と一体をなす遮蔽体c2を構築し、さら
に、この基台c1の周りに位置する床面ｄを各支柱
（コラムサポート）ｅで支承するようにして水平
に設置し、上記床面ｄに各ベントパイプｆを垂設
し、他方、上記圧力容器ｂを上記遮蔽体c2に設置
した後、分割された格納容器ｇを上記基礎台ａ上
に溶接しながら構築すると共に、上記格納容器ｇ
の外がわに位置する上記基礎台ａに生体遮蔽体ｈ
及び各階床ｉの各床面i1や壁体i2を構築するよう
になつている。
特に、上述した原子炉建屋のような高層建屋の
施工方法は、第２図に拡大して示されるように、
予め、掘り下げた岩盤上に基礎鉄筋（図示され
ず）を敷設した後、コンクリートを打設して基礎
台ａを構築し、この基礎台ａに上記各階床のｉ床
面i1や壁体i2を構築する型枠及び鉄筋を配設して
組立て、これにコンクリートを打設する。しかる
後、上記壁体i2が天井梁の下部まで建上ると、型
枠支保工（支持枠体）ｊを積層して組立てる。次
に、建屋の天井部を形成するための木製の型枠ｋ
を上記型枠支保工ｊの上に調整支保工（調整部
材）ｌを介して構築し、これらを調整しながら、
天井部の水平レベルを確保する。しかる後、上記
型枠ｋの天井部に配管ｍ、配線のトレイ、空気調
和機用の各ダクト等を係持するサポート支持部材
ｎや鉄筋ｏを必要に応じて敷設し、さらに、機器
設置用の各種アンカーボルトｐを据付けした後、
コンクリートを打設し、一定の養生期間経過後、
型枠支保工ｊ及び木製の型枠ｋを解体して撤去
し、これによつて、建屋の空間を充分に確保す
る。しかして、建屋内部の仕上げの後、当該部屋
内に据付ける各種機器及び天井から吊下げ据付け
る配管、配線用のトレイ、空気調和機用のダクト
等の据付け工事を行う。
施工方法は、第２図に拡大して示されるように、
予め、掘り下げた岩盤上に基礎鉄筋（図示され
ず）を敷設した後、コンクリートを打設して基礎
台ａを構築し、この基礎台ａに上記各階床のｉ床
面i1や壁体i2を構築する型枠及び鉄筋を配設して
組立て、これにコンクリートを打設する。しかる
後、上記壁体i2が天井梁の下部まで建上ると、型
枠支保工（支持枠体）ｊを積層して組立てる。次
に、建屋の天井部を形成するための木製の型枠ｋ
を上記型枠支保工ｊの上に調整支保工（調整部
材）ｌを介して構築し、これらを調整しながら、
天井部の水平レベルを確保する。しかる後、上記
型枠ｋの天井部に配管ｍ、配線のトレイ、空気調
和機用の各ダクト等を係持するサポート支持部材
ｎや鉄筋ｏを必要に応じて敷設し、さらに、機器
設置用の各種アンカーボルトｐを据付けした後、
コンクリートを打設し、一定の養生期間経過後、
型枠支保工ｊ及び木製の型枠ｋを解体して撤去
し、これによつて、建屋の空間を充分に確保す
る。しかして、建屋内部の仕上げの後、当該部屋
内に据付ける各種機器及び天井から吊下げ据付け
る配管、配線用のトレイ、空気調和機用のダクト
等の据付け工事を行う。
このようにして、高層建屋は第１階（地階）か
ら第２階、第３階と順に構築し得るようになつて
いる。なお、上記高層建屋の天井部i3には室内扛
上機ｑが設置されている。
ら第２階、第３階と順に構築し得るようになつて
いる。なお、上記高層建屋の天井部i3には室内扛
上機ｑが設置されている。
しかしながら、上述した建屋建設の施工方法
は、(1)壁体i2や天井部（床面）i1にコンクリート
を打設して一定の養生期間の経過後、(2)型枠支保
工ｊ及び型枠ｋの解体、撤去とその屋外への搬出
を行つて部屋内を整頓して、(3)しかる後、建屋内
に空間を形成した後でなければ、(4)各種の電気機
器やポンプ、空気調和機の搬入、設置並びに配
管、配線等のトレイ及び空気調和機用のダクトの
据付けを行うことができないばかりでなく、(5)多
数の型支保工ｊや型枠ｋの組立（建込）及び撤去
作業に時間を費し、さらに(6)これらに使用される
型枠や型枠支保工等による資材を、予め多量に用
意しなければならない等の欠点がある。
は、(1)壁体i2や天井部（床面）i1にコンクリート
を打設して一定の養生期間の経過後、(2)型枠支保
工ｊ及び型枠ｋの解体、撤去とその屋外への搬出
を行つて部屋内を整頓して、(3)しかる後、建屋内
に空間を形成した後でなければ、(4)各種の電気機
器やポンプ、空気調和機の搬入、設置並びに配
管、配線等のトレイ及び空気調和機用のダクトの
据付けを行うことができないばかりでなく、(5)多
数の型支保工ｊや型枠ｋの組立（建込）及び撤去
作業に時間を費し、さらに(6)これらに使用される
型枠や型枠支保工等による資材を、予め多量に用
意しなければならない等の欠点がある。
本発明は、上述した欠点を解消するために、予
め骨格床枠や鉄筋壁枠体をユニツト化して構築
し、これらを仮設した後、コンクリートを打設し
て建屋を建設し、これにより、型枠支保工や型枠
を使用することなく、しかも、これらを解体撤去
の作業を要することもなく、作業工程数を大幅に
低減し、施工作業の安全性及び品質の向上を図り
ながら、施工工期を短縮し得るようにしたことを
目的とする建屋建設の施工方法を提供するもので
ある。
め骨格床枠や鉄筋壁枠体をユニツト化して構築
し、これらを仮設した後、コンクリートを打設し
て建屋を建設し、これにより、型枠支保工や型枠
を使用することなく、しかも、これらを解体撤去
の作業を要することもなく、作業工程数を大幅に
低減し、施工作業の安全性及び品質の向上を図り
ながら、施工工期を短縮し得るようにしたことを
目的とする建屋建設の施工方法を提供するもので
ある。
以下、本発明を原子炉建屋に適用した図示の一
実施例について説明する。
実施例について説明する。
第３図乃至第９図において、符号１は、掘り下
げた岩盤にコンクリートを打設して構築された扁
平な基礎台であつて、この基礎台１には、予め一
定の間隔を存して各アンカー部材２が植設されて
いる。又、この各アンカー部材２の間には壁枠体
３を備えた骨格床枠４が並列に設置されるように
なつている。
げた岩盤にコンクリートを打設して構築された扁
平な基礎台であつて、この基礎台１には、予め一
定の間隔を存して各アンカー部材２が植設されて
いる。又、この各アンカー部材２の間には壁枠体
３を備えた骨格床枠４が並列に設置されるように
なつている。
上記骨格床枠４は、第３図及び第４図に示され
るように、四角形をなす枠体５の内側にＩ字状を
なす各リブ６を設け、この各リブ６及び上記枠体
５の周辺に穿設された小孔７に格子状をなすよう
に鉄筋８を引き通し、さらに、上記枠体５の下面
に凹凸のある底板９を設け、上記枠体５の上面を
形成する上記リブ６上に例えば給水ポンプ１０や
これに接続される給水管１０ａ及び吐出管１０ｂ
並びに弁装置１１等による機器１２を設置したも
のである。さらに、上記吐出管１０ｂはリブ６と
一体の支え杆１３によつて固定されており、上記
給水ポンプ１０のリード線はケーブル配管１４を
通して接続されるようになつている。なお、上記
骨格床枠４の枠体５の内がわには、第３図に示さ
れる状態ではコンクリートは打設されておらず、
第８図に示される状態に設置した後、コンクリー
トを打設し得るようになつている。又、上記骨格
床枠４と一体をなす各壁枠体３には上記給水管１
０ａ、吐出管１０ｂ及び空気調和機用のダクト１
０ｃ（第６図参照）等の各透孔１５ａ，１５ｂ，
１５ｃがそれぞれ穿設されている。
るように、四角形をなす枠体５の内側にＩ字状を
なす各リブ６を設け、この各リブ６及び上記枠体
５の周辺に穿設された小孔７に格子状をなすよう
に鉄筋８を引き通し、さらに、上記枠体５の下面
に凹凸のある底板９を設け、上記枠体５の上面を
形成する上記リブ６上に例えば給水ポンプ１０や
これに接続される給水管１０ａ及び吐出管１０ｂ
並びに弁装置１１等による機器１２を設置したも
のである。さらに、上記吐出管１０ｂはリブ６と
一体の支え杆１３によつて固定されており、上記
給水ポンプ１０のリード線はケーブル配管１４を
通して接続されるようになつている。なお、上記
骨格床枠４の枠体５の内がわには、第３図に示さ
れる状態ではコンクリートは打設されておらず、
第８図に示される状態に設置した後、コンクリー
トを打設し得るようになつている。又、上記骨格
床枠４と一体をなす各壁枠体３には上記給水管１
０ａ、吐出管１０ｂ及び空気調和機用のダクト１
０ｃ（第６図参照）等の各透孔１５ａ，１５ｂ，
１５ｃがそれぞれ穿設されている。
一方、上記アンカー部材２の直上に位置した上
記壁枠体３と他の骨格床枠４の壁枠体３とは間隙
１６を存して配設されるようになつており（第７
図参照）、この間隙１６には、第５図に示される
ような、スリーブ１７ａ，１７ｂを備えた鉄筋壁
枠体１８が介装されるようになつている。
記壁枠体３と他の骨格床枠４の壁枠体３とは間隙
１６を存して配設されるようになつており（第７
図参照）、この間隙１６には、第５図に示される
ような、スリーブ１７ａ，１７ｂを備えた鉄筋壁
枠体１８が介装されるようになつている。
なお、上記鉄筋壁枠体１８は扁平な支持台１９
上に四角形をなす機枠２０を載置し、この機枠２
０の周壁面に穿設された多数の小孔２１に格子状
をなす鉄筋２２を引き通し、しかも筋かえ部材２
３を附設したものである。又、上記鉄筋２２の交
又部は針金で結束されており、上記機枠２０の側
壁には一対の耳環２４が附設されている。
上に四角形をなす機枠２０を載置し、この機枠２
０の周壁面に穿設された多数の小孔２１に格子状
をなす鉄筋２２を引き通し、しかも筋かえ部材２
３を附設したものである。又、上記鉄筋２２の交
又部は針金で結束されており、上記機枠２０の側
壁には一対の耳環２４が附設されている。
以下、本発明による施工方法について説明す
る。
る。
前述したように、最初掘り下げた岩盤にコンク
リートを打設してアンカー部材２を植設した扁平
な基礎台１を構築しておく。次に、第６図に示さ
れるように、壁枠体３を備えた先行骨格床枠４を
扛上機（図示されず）による吊りロープ２５によ
つて各アンカー部材２の間に位置するようにして
設置する。この場合、上記先行骨格床枠４上に
は、例えば、給水ポンプ１０や弁装置１１等によ
る機器１２が取付けられている。次に、上記先行
骨格床枠４に隣接する上記基礎台１に後行骨格床
枠４を並設し、この両骨格床枠４の両鉄筋８を溶
接等によつて接続して固定する（第６図及び第７
図参照）。次に、上記アンカー部材２の直上に位
置して、上記壁枠体３と他の骨格床枠４とを間隙
１６を存して配設する。さらに、上記間隙１６内
に上記鉄壁枠体１８を介装し、この鉄壁枠体１８
の鉄筋２２と上記アンカー部材２とを溶接又は接
手等によつて接続して固定する。なお、この場
合、上記壁枠体３にスリーブ２６を必要とする箇
所には予め、これらのスリーブ２６を挿着してお
く。
リートを打設してアンカー部材２を植設した扁平
な基礎台１を構築しておく。次に、第６図に示さ
れるように、壁枠体３を備えた先行骨格床枠４を
扛上機（図示されず）による吊りロープ２５によ
つて各アンカー部材２の間に位置するようにして
設置する。この場合、上記先行骨格床枠４上に
は、例えば、給水ポンプ１０や弁装置１１等によ
る機器１２が取付けられている。次に、上記先行
骨格床枠４に隣接する上記基礎台１に後行骨格床
枠４を並設し、この両骨格床枠４の両鉄筋８を溶
接等によつて接続して固定する（第６図及び第７
図参照）。次に、上記アンカー部材２の直上に位
置して、上記壁枠体３と他の骨格床枠４とを間隙
１６を存して配設する。さらに、上記間隙１６内
に上記鉄壁枠体１８を介装し、この鉄壁枠体１８
の鉄筋２２と上記アンカー部材２とを溶接又は接
手等によつて接続して固定する。なお、この場
合、上記壁枠体３にスリーブ２６を必要とする箇
所には予め、これらのスリーブ２６を挿着してお
く。
しかして、上記各骨格床枠４及び各鉄筋壁枠体
１８を介装した間〓１６にコンクリートを打設
し、一定の養生期間の経過後、上記壁枠体３の上
部に他の壁枠体３を備えた先行骨格枠体４を扛上
機による吊りロープ２５によつて水平に架設して
床面を構築し、上階層は、前述した施工工程を繰
返して行われる。
１８を介装した間〓１６にコンクリートを打設
し、一定の養生期間の経過後、上記壁枠体３の上
部に他の壁枠体３を備えた先行骨格枠体４を扛上
機による吊りロープ２５によつて水平に架設して
床面を構築し、上階層は、前述した施工工程を繰
返して行われる。
一方、既に完成した下階層の部屋には、第９図
に示されるように、機器１２の配管、配線のトレ
イ２７や空気調和機用のダクト１０ｃを保持する
トレイ２８等の据付工事が上記上階層の施工工程
と同期して行われるようになつている。
に示されるように、機器１２の配管、配線のトレ
イ２７や空気調和機用のダクト１０ｃを保持する
トレイ２８等の据付工事が上記上階層の施工工程
と同期して行われるようになつている。
因に、本発明による実施例は、原子炉建屋に適
用した実施例について説明したけれども、通常の
高層建屋の建設にも適用し得ることは勿論であ
る。
用した実施例について説明したけれども、通常の
高層建屋の建設にも適用し得ることは勿論であ
る。
以上述べたように本発明によれば、アンカー部
材２を植設した扁平な基礎床１に壁枠体３を備え
た先行骨格床枠４を設置し、次に、これに後行骨
格床枠４を並設し、この両骨格床枠４の両鉄筋８
を接続し、さらに、上記アンカー部材２の直上に
位置して壁枠体３と他の骨格床枠４の壁枠体３と
を間隙１６を存して配設し、この間隙１６内に鉄
筋壁枠体１８を介装し、この鉄筋壁枠体１８の鉄
筋２２と上記アンカー部材２とを接続し、しかる
後、上記各骨格床枠４及び上記各鉄筋壁枠体１８
を介装した間隙１６にコンクリートを打設し、一
定の養生期間径過後、上記壁枠体３の上部に骨格
床枠４を水平に設置して床面を構成し、順に上階
層を構築し得るようになつているので、施工作業
の安全性を保持しながら、作業工程を大幅に短縮
できるばかりでなく、型枠支保工や木製の型枠を
使用しないから、これらの組立、解体、撤去の作
業を省力化できると共に、これらの型枠支保工の
先行投資も不要になる等の優れた効果を有するも
のである。
材２を植設した扁平な基礎床１に壁枠体３を備え
た先行骨格床枠４を設置し、次に、これに後行骨
格床枠４を並設し、この両骨格床枠４の両鉄筋８
を接続し、さらに、上記アンカー部材２の直上に
位置して壁枠体３と他の骨格床枠４の壁枠体３と
を間隙１６を存して配設し、この間隙１６内に鉄
筋壁枠体１８を介装し、この鉄筋壁枠体１８の鉄
筋２２と上記アンカー部材２とを接続し、しかる
後、上記各骨格床枠４及び上記各鉄筋壁枠体１８
を介装した間隙１６にコンクリートを打設し、一
定の養生期間径過後、上記壁枠体３の上部に骨格
床枠４を水平に設置して床面を構成し、順に上階
層を構築し得るようになつているので、施工作業
の安全性を保持しながら、作業工程を大幅に短縮
できるばかりでなく、型枠支保工や木製の型枠を
使用しないから、これらの組立、解体、撤去の作
業を省力化できると共に、これらの型枠支保工の
先行投資も不要になる等の優れた効果を有するも
のである。
第１図は原子炉建屋の断面図、第２図は第１図
中の鎖円の拡大断面図であつて、施工工程を説
明するための図、第３図は本発明による建屋建設
の施工方法に使用される骨格床枠の斜視図、第４
図は第３図中の鎖線−に沿う部分拡大断面
図、第５図は本発明に使用される鉄筋壁枠体の斜
視図、第６図乃至第９図は本発明による建屋建設
の施工工程を説明するための各図である。 １……基礎床、２……アンカー部材、３……壁
枠体、４……骨格床枠、１２……機器、１６……
間隙、１８……鉄筋壁枠体。
中の鎖円の拡大断面図であつて、施工工程を説
明するための図、第３図は本発明による建屋建設
の施工方法に使用される骨格床枠の斜視図、第４
図は第３図中の鎖線−に沿う部分拡大断面
図、第５図は本発明に使用される鉄筋壁枠体の斜
視図、第６図乃至第９図は本発明による建屋建設
の施工工程を説明するための各図である。 １……基礎床、２……アンカー部材、３……壁
枠体、４……骨格床枠、１２……機器、１６……
間隙、１８……鉄筋壁枠体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ アンカー部材を植設した扁平な基礎床に壁枠
体を備えた先行骨格床枠を設置し、次に、これに
後行骨格床枠を並設し、この両骨格床枠の両鉄筋
を接続し、さらに、上記アンカー部材の直上に位
置して上記壁枠体と他の骨格床枠の壁枠体とを間
隙を存して配設し、この間隙内に鉄筋壁枠体を介
装し、この鉄筋壁枠体の鉄筋と上記アンカー部材
とを接続し、しかる後、上記各骨格床枠及び各鉄
筋壁枠体を介装した上記間隙にコンクリートを打
設し、一定の養生期間経過後、上記各壁枠体の上
部に骨格床枠を水平に設置して床面を構成し、こ
れに上階層を構築し得るようにしたことを特徴と
する建屋建設の施工方法。 ２ 骨格床枠に、予め、機器を据付けておくよう
にしたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記
載の建屋建設の施工方法。 ３ 壁枠体を連通孔やスリーブを有する壁枠体と
したことを特徴とする特許請求の範囲第１項又は
第２項記載の建屋建設の施工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56089650A JPS57205651A (en) | 1981-06-12 | 1981-06-12 | Method of executing house building |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56089650A JPS57205651A (en) | 1981-06-12 | 1981-06-12 | Method of executing house building |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57205651A JPS57205651A (en) | 1982-12-16 |
| JPS6326215B2 true JPS6326215B2 (ja) | 1988-05-28 |
Family
ID=13976633
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56089650A Granted JPS57205651A (en) | 1981-06-12 | 1981-06-12 | Method of executing house building |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57205651A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0445711A (ja) * | 1990-06-08 | 1992-02-14 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | 施肥作業機 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60169797A (ja) * | 1984-02-14 | 1985-09-03 | 株式会社日立製作所 | 原子力発電プラント建屋の建設工法 |
| JP5010656B2 (ja) * | 2009-09-17 | 2012-08-29 | 株式会社東芝 | 原子力発電所における機器先行搬入エリアのフロア施工方法 |
| JP5520281B2 (ja) * | 2011-12-12 | 2014-06-11 | 株式会社日立製作所 | モジュール構造物 |
-
1981
- 1981-06-12 JP JP56089650A patent/JPS57205651A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0445711A (ja) * | 1990-06-08 | 1992-02-14 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | 施肥作業機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57205651A (en) | 1982-12-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2021514437A (ja) | シャフトのスリップフォーム装置及び方法 | |
| JPS6326215B2 (ja) | ||
| CN108643388A (zh) | 一种建筑墙体 | |
| JPS6137692Y2 (ja) | ||
| CN208184021U (zh) | 一种建筑墙体 | |
| JP5506057B2 (ja) | 建物の構築方法 | |
| JPS61109827A (ja) | 地下階の施工方法 | |
| JP3105044B2 (ja) | ユニット建物の構築方法 | |
| JPS6025576B2 (ja) | 建屋建設方法 | |
| JP2928002B2 (ja) | 柱型枠構造 | |
| JP3016633B2 (ja) | プレファブトイレの施工方法 | |
| JPH0699959B2 (ja) | 原子力発電所建屋の建築工法 | |
| RU190322U1 (ru) | Устройство возведения многоэтажного подземного сооружения | |
| JP3281421B2 (ja) | 塔状体に架設される水平梁の構築方法 | |
| JP3098107B2 (ja) | 地中梁の構築工法 | |
| JP2007100461A (ja) | Ｒｃ構造体の構築工法 | |
| JPH02304150A (ja) | 床施工法 | |
| SU1079785A1 (ru) | Способ возведени многоэтажного здани подращиванием этажей | |
| JPH0571743B2 (ja) | ||
| JPH08177068A (ja) | 地下構造物の構築法 | |
| KR200369485Y1 (ko) | 측압지지보 형성용 데크 지지프레임 | |
| RU1783101C (ru) | Способ усилени сборных железобетонных многопустотных панелей перекрыти | |
| JP3105038B2 (ja) | ユニット建物 | |
| JP3045835B2 (ja) | ユニット建物及びその構築方法 | |
| JP2531045B2 (ja) | 鉄筋コンクリ―ト構造物の構築工法 |