JPH08177068A - 地下構造物の構築法 - Google Patents

地下構造物の構築法

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JPH08177068A
JPH08177068A JP6324392A JP32439294A JPH08177068A JP H08177068 A JPH08177068 A JP H08177068A JP 6324392 A JP6324392 A JP 6324392A JP 32439294 A JP32439294 A JP 32439294A JP H08177068 A JPH08177068 A JP H08177068A
Authority
JP
Japan
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floor
constructing
hanging
underground
excavation
Prior art date
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Pending
Application number
JP6324392A
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English (en)
Inventor
Katsuro Obata
克朗 小畠
Kazuaki Tsuda
和明 津田
Koichiro Kurisu
浩一郎 栗栖
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Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
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  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 水平力を一階床面を構成する梁と連続地中壁
とで受け持たせると共に、本設小梁を切梁兼用として利
用することにより、地下部分の架構を施工していく段階
で、掘削効率の向上および工期の短縮化を図る。 【構成】 構真柱12の上端部に一階鉄骨梁20を接続
する(一階梁構築工程)。一階鉄骨梁20間の開口部か
ら掘削機械を搬入し、地下一階B1部分を掘削する(掘
削工程)。掘削部分の底面に地下一階B1の床面22を
構成する本設小梁24を格子状に組付け(小梁組付工
程)て配置し、次いで組付けた本設小梁24を吊材26
を介して一階鉄骨梁20から吊下げる(小梁吊込み工
程)。小梁24の各端部を地中連続壁14を切梁兼用と
して用いる。更に下層の地下階を構築する場合は、掘削
工程,小梁組付工程および小梁吊込み工程を繰り返して
目的の地下階まで地下架構を構築する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地下構造物の構築法に
関する。
【0002】
【従来の技術】多層階ビル等の地下架構部分を構築する
にあたって、構真柱を用いた逆打工法が採用されてい
る。この逆打工法を行う場合、施工性,省力化および省
仮設化等を考慮してフラットスラブ工法(特開昭61−
261556号公報,特開平3−72119号公報参
照)が用いられることがある。即ち、フラットスラブ工
法では、地面を地下階の階層毎に掘削しつつ、掘削した
底面部分全体にコンクリートを打設して、梁を用いるこ
となく床面を構築するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のフラットスラブ工法を用いた逆打工法では、次に
列挙するような課題があった。
【0004】下層階へと掘削を行う際に、上層階には
既に全体を覆うように構築されたフラットスラブが存在
するため、このフラットスラブが邪魔となって掘削効率
が低下すると共に、換気設備や照明設備を各スラブ毎に
設ける必要がある。
【0005】土水圧等の水平力をフラットスラブで受
けているために、このフラットスラブに形成する下層階
を掘削するための仮設開口部を任意の位置に設けること
ができず、この点からも掘削効率が低下する。
【0006】上層階のフラットスラブのコンクリート
が完全に硬化するのを待って下層階の掘削を行う必要が
あるため、工期が長期化する。
【0007】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑み
て、水平力を一階床面を構成する梁と連続地中壁とで受
け持たせると共に、本設小梁を切梁兼用として利用する
ことにより、地下部分の架構を施工していく段階で、掘
削効率の向上および工期の短縮化を図ることができる地
下構造物の構築法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の第1の構築法は、連続地中壁内に杭と共に
構真柱を打込む地下支柱打設工程と、打設された構真柱
の上端部に一階部分の梁部材を取付ける一階梁構築工程
と、構築された梁下で地下階の一階高さ分だけ掘削する
掘削工程と、掘削部分の底面に本設小梁を切梁兼用とし
て格子状に組付ける小梁組付工程と、組付けた本設小梁
を吊材を介して上階から吊下げる小梁吊込み工程とを備
え、掘削工程,小梁組付工程および小梁吊込み工程を繰
り返して地下架構を構築する。
【0009】また、本発明の第2の構築法は、連続地中
壁内に一階の床面または構台を構築する一階床梁構築工
程と、一階床梁にトラス材を取付けるトラス材取付工程
と、構築された梁下方を地下階の一階高分だけ掘削する
掘削工程と、掘削部分の底面に本設小梁を切梁として格
子状に組付ける小梁組付工程と、組付けた本設小梁を吊
材を介して上階から吊下げる小梁吊込み工程とを備え、
掘削工程,小梁組付工程および小梁吊込み工程を繰り返
して地下架構を構築する。
【0010】更に、かかる第1および第2の構築法にお
いて、前記小梁組付工程で、小梁を格子状に組付けるこ
とにより形成される升目部分のうち、柱が設置される升
目部分にフラットスラブを構築することができる。
【0011】
【作用】以上の構成により本発明の地下構造物の第1の
構築法にあっては、地下支柱打設工程で打込んだ構真柱
の上端部に、一階梁構築工程によって梁部材を取付けた
後、掘削工程,小梁組付工程および小梁吊込み工程を繰
り返して、小梁を上階から吊下げつつ目的の地下階まで
地下架構を構築することができる。このとき、一階梁構
築工程でまず一階の床面を構成する梁部材が構真柱の上
端部に取り付けられるので、この梁部材と連続地中壁と
で地震等の水平力を支持した状態で地下部分の構築を遂
行することができる。そして、前記小梁組付工程で格子
状に組付ける小梁を切梁兼用として用いるようになって
いるため、各地下階の床部分に作用する土水圧等を前記
小梁で支持することができる。従って、目的の地下階部
分まで地下架構を構築する際に、各地下階の床面部分は
上階から吊下げられた小梁の組付け状態で工事を進行す
ることができる。このため、各地下階の床面部分が大き
く開口され、任意の開口部分から掘削機械とか資材等を
下層階に簡単に搬入できると共に、地下階全体が連通状
態となることにより、良好な換気および十分な照明を確
保することができ、また掘削作業性も向上させることが
できる。
【0012】また、本発明の第2の構築法にあっては、
一階床梁構築工程で取付けた一階床梁に、トラス材取付
工程でトラス材を取付けた後、掘削工程,小梁組付工程
および小梁吊込み工程を繰り返して、小梁を上階から吊
下げつつ目的の地下階まで地下架構を構築することがで
きる。このとき、一階床梁はトラス部材によってその剛
性が著しく増大されるため、地下階の小梁が順次吊込ま
れる際の荷重を一階床梁によって十分に支持することが
できる。
【0013】更に、本発明では係る第1および第2の構
築法において、前記小梁組付工程で、小梁を格子状に組
付けることにより形成される升目部分のうち、柱が設置
される升目部分にフラットスラブを構築することによ
り、フラットスラブを介して各地下階の小梁の荷重を柱
に支持させることができる。また、前記フラットスラブ
は柱が通る升目部分のみに構築されるため、床面全体に
フラットスラブが構築される場合に比較してコンクリー
トの打設量が少なくて済み、かつ、土水圧等が小梁によ
って支持されるため、打設したコンクリートが完全に硬
化される前に下層階の掘削を進行することができる。ま
た、フラットスラブへのコンクリート打設を、掘削完了
後に柱・床・外周壁の構築と共に行うこともできる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
詳細に説明する。図1,図2は本発明にかかる地下構造
物の構築法の第1実施例を示し、図1は地下構造物の構
築途中を示す平面図、図2は地下構造物の構築途中を示
す断面正面図である。
【0015】即ち、本実施例では地下構造物として多層
階ビルの地下架構10を例にとって示し、この地下架構
10は構真柱12を用いた逆打工法により構築されるよ
うになっている。前記構真柱12は図1に示すように、
構築しようとする地下架構10の外周に形成した連続地
中壁14の領域内に碁盤の目状に配置され、そして、こ
れら構真柱12は図2に示すように地中にボーリングし
た削孔16に図外の杭と共に打設される(地下支柱打設
工程)。
【0016】そして、打設された前記構真柱12の上端
部には、まず一階床面18を構成する梁部材としての一
階鉄骨梁20が接続される(一階梁構築工程)。前記一
階鉄骨梁20は外周の前記連続地中壁14に結合され、
この状態で、構築されようとする地下架構10に作用す
る地震や土水圧等の水平力を、一階鉄骨梁20と連続地
中壁14とで受け持つようになっている。
【0017】前記一階鉄骨梁20が接続された後、この
一階鉄骨梁20間の開口部から掘削機械を搬入し、地下
一階B1部分を掘削する(掘削工程)。そして、掘削部
分の底面に地下一階B1の床面22を構成する本設小梁
24を格子状に組付け(小梁組付工程)て配置し、次い
で組付けた本設小梁24をPC鋼材等の吊材26を介し
て一階鉄骨梁20から吊下げる(小梁吊込み工程)。そ
して、格子状に組付けられた前記小梁24の各端部は、
地中連続壁14の内側に近接させて、これら小梁24と
地中連続壁14との間にグラウト材を注入することなど
により結合し、この小梁24を切梁として兼用するよう
になっている。また、前記本設小梁24は組付けられた
状態で多数の升目部分28が形成されるが、これら升目
部分28のうち構真柱12が貫通する升目部分28にフ
ラットスラブ30が構築される。
【0018】次に、前記地下一階B1の床面22を構成
する本設小梁24の組付けおよび吊込みが完了した後、
地下二階B2部分を同様にして掘削し(掘削工程)、こ
の地下二階B2の床面32を構成する本設小梁34を格
子状に組付け(小梁組付工程)、そして、この本設小梁
34を吊材26を介して地下一階B1の本設小梁24に
吊下げる(小梁吊込み工程)。また、前記本設小梁34
にあっても構真柱12が貫通する升目部分28にフラッ
トスラブ30を構築する。
【0019】そして、更に地下二階B2より下層の地下
階を構築する場合は、前記掘削工程,小梁組付工程およ
び小梁吊込み工程を繰り返すことにより、目的の地下階
まで地下架構10を構築することができる。そして、最
下層部の地下階まで掘削すると、この最下層の地下階の
地下に基礎および地中梁を構築する。その後、各地下階
の構真柱12の外周に配筋および型枠を配してコンクリ
ート打設することにより鉄骨鉄筋コンクリート柱を構築
すると共に、本設小梁24,34の上側に床スラブを敷
設してコンクリートを打設することにより床面を構築
し、また、連続地中壁14の内周に鉄筋コンクリートに
よって外周壁36を構築する。尚、この外周壁36には
前記小梁24,34の端部が埋設される。
【0020】以上の構築法により構築される地下架構1
0は、一階梁構築工程でまず一階の床面を構成する一階
鉄骨梁20が構真柱12の上端部に取り付けられるの
で、この一階鉄骨梁20と連続地中壁14とで地震や土
水圧等の水平力を支持した状態で地下部分の構築を安全
に遂行することができる。そして、小梁組付工程で格子
状に組付けられた小梁24,34…は、端部が連続地中
壁14に結合されて切梁兼用として用いられるようにな
っているため、地下架構10を構築していく段階で各床
面に作用する土水圧等を小梁24,34…で支持するこ
とができる。
【0021】従って、目的の地下階部分まで地下架構1
0を構築する際に、各地下階の床面部分は上階から吊下
げられた小梁24,34…の組付け状態で、順次下層階
への工事を進行することができる。このため、各地下階
の床面部分は組付けられた小梁24,34…によって大
きく開口され、任意の開口部分から掘削機械とか資材等
を下層階に簡単に搬入できる。また、地下階全体が格子
状に組付けられた小梁24,34…によって連通状態と
なるため、良好な換気および十分な照明を確保できる。
【0022】また、本実施例では前記小梁組付工程で、
小梁24,34…を格子状に組付けた升目部分28のう
ち、構真柱12が貫通する升目部分28にフラットスラ
ブ30を構築したので、このフラットスラブ30を介し
て各地下階の小梁24,34…の荷重を構真柱12に支
持できるようになっている。そして、このように構真柱
12が通る升目部分28にフラットスラブ30が構築さ
れるが、このフラットスラブ30は部分的でありコンク
リートの打設量を大幅に減少することができると共に、
このフラットスラブ30に土水圧とか小梁24,34…
荷重が作用しないため、打設したコンクリートが完全に
硬化する前に下層階の掘削を進行することができる。従
って、本実施例ではフラットスラブ構造と鉄骨梁構造の
それぞれの利点を生かしつつ、工期の短縮化を達成する
ことができる。また上述したように、小梁24,34は
吊材26で吊り下げられて構築された状態にあるので、
フラットスラブ30へのコンクリート打設は、掘削完了
後に、柱・床・外周壁等の構築作業と並行して行うよう
にしても良い。
【0023】図3,図4は本発明の第2実施例を示し、
前記実施例と同一構成部分に同一符号を付して重複する
説明を省略して述べる。尚、図3は地下構造物の構築途
中を示す平面図、図4は地下構造物の構築途中を示す断
面正面図である。
【0024】即ち、この実施例の構築法は構真柱を用い
ることなく小梁24を順次吊込んで行くようにしたもの
で、まず、一階鉄骨梁20を連続地中壁14の上端部に
跨設して床梁を構築し(一階床梁構築工程)、この一階
鉄骨梁20の上側にトラス材40を取付ける(トラス材
取付工程)。そして、前記一階床梁構築工程およびトラ
ス取付工程を終えた後は、前記第1実施例と同様に掘削
工程,小梁組付工程および小梁吊込み工程を繰り返しつ
つ地下架構10を構築していく。
【0025】つまり、前記一階鉄骨梁20の下方の地下
一階B1部分を掘削して(掘削工程)、その掘削部分の
底面に小梁24を格子状に組付けて(小梁組付工程)、
この小梁24を吊材26を介して一階鉄骨梁20に吊下
げる(小梁吊込み工程)。次に、地下二階B2部分を掘
削して(掘削工程)同様に小梁34を組付けて(小梁組
付工程)、この小梁34を吊材26を介して上階の小梁
24に吊下げ(小梁吊込み工程)、以下同様に目的の地
下階まで掘削工程,小梁組付工程および小梁吊込み工程
を繰り返す。
【0026】ところで、この実施例では前記第1実施例
と異なって予め構真柱を設けずに、目的の地下階まで小
梁24,34…の吊込みが完了した後に、フラットスラ
ブ30と一緒に柱42を構築するようになっている。
尚、前記フラットスラブ30は前記第1実施例と同様
に、格子状に組付けられた小梁24,34…の升目部分
30のうち、柱42が設置される部分のみに構築され
る。
【0027】従って、この実施例にあっては構真柱が設
けられないため、一階鉄骨梁20の剛性が低下されるの
であるが、この一階鉄骨梁20の上側にトラス材40が
取付けられるため、一階鉄骨梁20の剛性を十分に確保
して地下階の小梁24,34を吊り込んだ際の荷重に十
分に耐えることができる。尚、前記トラス材40は一階
鉄骨梁20の下側に設けることもできる。
【0028】ところで、前記各実施例にあっては地下階
の各床面全体をフラットスラブにすることなく、小梁2
4,34…で土水圧等を受け持つことができるため、各
床面を構築する際にこの小梁24,34…の上側に打設
されるスラブコンクリートの肉厚を大幅に薄肉化するこ
とができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
示す地下構造物の構築法にあっては、地下支柱打設工程
で打込んだ構真柱の上端部に、一階梁構築工程によって
梁部材を取付けた後、掘削工程,小梁組付工程および小
梁吊込み工程を繰り返して、小梁を上階から吊下げつつ
目的の地下階まで地下架構を構築するようになっている
ため、一階の床面を構成する梁部材と連続地中壁とで地
震力,土水圧等の水平力を支持した状態で地下部分の構
築を遂行することができる。また、前記小梁組付工程で
格子状に組付ける小梁を切梁兼用として用いたので、各
地下階の床部分に作用する土水圧等を前記小梁で支持し
て、各地下階の床面部分を上階から吊下げられた小梁の
組付け状態で工事を進行することができる。このため、
各地下階の床面部分が大きく開口され、任意の開口部分
から掘削機械とか資材等を下層階に簡単に搬入可能とな
って、掘削効率の大幅な向上を図ることができると共
に、地下階全体が連通状態となることにより、良好な換
気および十分な照明を確保することができ、また掘削作
業性も向上させることができる。更に、下層階の掘削を
行う際に、各床面部分全体にコンクリート打設する必要
性がなくなることから、工期の大幅な短縮化を達成する
ことができる。
【0030】また、本発明の請求項2に示す地下構造物
の構築法にあっては、一階床梁をトラス材で補強した
後、掘削工程,小梁組付工程および小梁吊込み工程を繰
り返して、小梁を上階から吊下げつつ目的の地下階まで
地下架構を構築するようにしたので、一階床梁はトラス
部材によってその剛性が著しく増大されるため、構真柱
を設けない場合にあっても地下階の小梁が順次吊込まれ
る際の荷重を一階床梁によって十分に支持することがで
きる。また、構真柱を設けないことにより、掘削効率を
更に向上することができる。
【0031】更に、本発明の請求項3にあっては、前記
小梁組付工程で、小梁を格子状に組付けることにより形
成される升目部分のうち、柱が設置される升目部分にフ
ラットスラブを構築したので、フラットスラブを介して
各地下階の小梁の荷重を柱に支持させることができる。
また、前記フラットスラブは柱が設置される升目部分の
みに構築されるため、床面全体にフラットスラブが構築
される場合に比較してコンクリートの打設量が少なくて
済み、かつ、土水圧等は小梁によって支持されるため、
打設したコンクリートが完全に硬化する前に下層階の掘
削を進行することができるという各種優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構築法の第1実施例を示す構築途中の
平面図である。
【図2】本発明構築法の第1実施例を示す構築途中の断
面正面図である。
【図3】本発明の構築法の第2実施例を示す構築途中の
平面図である。
【図4】本発明構築法の第2実施例を示す構築途中の断
面正面図である。
【符号の説明】
10 地下架構(地下構造物) 12 構真柱 14 連続地中壁 18 一階床面 20 一階鉄骨梁(梁部材) 24,34 本
設小梁 26 吊材 28 升目部分 30 フラットスラブ 40 トラス材 42 柱

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続地中壁内に杭と共に構真柱を打込む
    地下支柱打設工程と、打設された構真柱の上端部に一階
    部分の梁部材を取付ける一階梁構築工程と、構築された
    梁下で地下階の一階高さ分だけ掘削する掘削工程と、掘
    削部分の底面に本設小梁を切梁兼用として格子状に組付
    ける小梁組付工程と、組付けた本設小梁を吊材を介して
    上階から吊下げる小梁吊込み工程とを備え、掘削工程,
    小梁組付工程および小梁吊込み工程を繰り返して地下架
    構を構築することを特徴とする地下構造物の構築法。
  2. 【請求項2】 連続地中壁内に一階の床面または構台を
    構築する一階床梁構築工程と、一階床梁にトラス材を取
    付けるトラス材取付工程と、構築された梁下方を地下階
    の一階高分だけ掘削する掘削工程と、掘削部分の底面に
    本設小梁を切梁として格子状に組付ける小梁組付工程
    と、組付けた本設小梁を吊材を介して上階から吊下げる
    小梁吊込み工程とを備え、掘削工程,小梁組付工程およ
    び小梁吊込み工程を繰り返して地下架構を構築すること
    を特徴とする地下構造物の構築法。
  3. 【請求項3】 前記小梁組付工程で、小梁を格子状に組
    付けることにより形成される升目部分のうち、柱が設置
    される升目部分にフラットスラブを構築することを特徴
    とする請求項1または2に記載の地下構造物の構築法。
JP6324392A 1994-12-27 1994-12-27 地下構造物の構築法 Pending JPH08177068A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011099231A (ja) * 2009-11-05 2011-05-19 Takenaka Komuten Co Ltd 建物の逆打ち工法
JP2018104899A (ja) * 2016-12-22 2018-07-05 戸田建設株式会社 基礎構造及び基礎構造の構築方法

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