JPH03220775A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH03220775A
JPH03220775A JP1659590A JP1659590A JPH03220775A JP H03220775 A JPH03220775 A JP H03220775A JP 1659590 A JP1659590 A JP 1659590A JP 1659590 A JP1659590 A JP 1659590A JP H03220775 A JPH03220775 A JP H03220775A
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JP
Japan
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film
channel
drain
layer
insulating film
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JP1659590A
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English (en)
Inventor
Hiroi Ootake
大竹 弘亥
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は半導体装置の製造方法に関し、更に詳しくは
トランジスタのチャネルおよび拡散層が、絶縁膜上にS
t膜を形成するSQ I (Silicon onIn
sulator)技術を用いて作成され、高速の大規模
集積回路などに好適に実施される、いわゆる、SOI素
子の製造方法に関するものである。
(ロ)従来の技術 一般に、Sol膜厚が30〜1100n程度の超薄膜か
らなるSOI素子(以下、単に素子という)では、厚い
膜厚のSOI素子に比べてキング特性の発生しないこと
、高い電流駆動力を有すること等多くの利点を備え、超
高速素子の実現のために注目されている。
従来のこの種製造方法として、レーザビームや電子ビー
ムあるいは酸素イオンの注入等により0.25〜0.5
μm膜厚程度の厚HSOI基板を作製し、次いで熱酸化
やドライエツチングなどを施すことにより超薄膜のSO
I基板を得るようにし、その後第4図に示されるような
素子を形成するようにしたものが提案されている。
すなわち、第4図において、素子21は、例えばSt基
板22上にSiOxの下部絶縁膜23を介して配設され
た超薄膜のSOI膜からなるドレイン、ソースの拡散層
24a、24bと、これら両波散層間に形成される超薄
膜のSOI膜からなるチャネルとなる能動層24cと、
そのチャネル直上に、ゲート絶縁膜25を介して配設さ
れfニポリンリコンのゲート電極26と、層間絶縁膜と
してのB P S G (Boro−Phosphos
ilicate Glass)の上部絶縁膜27に形成
されたコンタクトホール28を埋設しつる金属配線部2
9とから主としてなる。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかし、超薄膜のSOI膜からなる上記素子においては
、ドレイン破壊耐圧の低下が問題となっている。
例えば、チャネル長が2μmのNチャネルトランジスタ
において、SOI膜厚D(第4図参照)が50nmの超
薄膜からなる素子と200nmの厚膜からなるそれとの
素子特性を比較した場合、50nmの素子の方が1〜1
.5V程度耐圧が低下する。この理由として、膜厚が薄
くなる程ドレイン近傍の等ポテンシャル線の曲線が小さ
くなるためと考えられている。
また、50nm厚の素子では、Si膜が薄いため、配線
との接触部でSiが配線と反応し、Siが配線中に拡散
することにより窓側ができ、断線症状=3− を起こし易い。
本発明の目的は、上記技術的課題を解決し大規模集積回
路の信頼性を向上できる半導体装置の製造方法を提供す
ることである。
(ニ)課題を解決するための手段 この発明は、シリコン基板上に、シリコン酸化膜および
シリコン単結晶層を順次形成し、シリコン単結晶層上に
所定パターンのレジスト層又はゲート電極を形成し、酸
素イオン又は窒素イオンを注入し、熱処理によってレジ
スト層の存在しない領域又はゲート電極領域を通してシ
リコン単結晶層内にチャネルとなる超薄膜の能動層を形
成することを特徴とする半導体装置の製造方法である。
すなわち、この発明は、薄膜半導体素子のチャネルとな
る能動層を酸素イオンあるいは窒素イオンを用いて素子
形成前あるいは素子形成途中で超薄膜化し、ドレイン部
はチャネルとなる超薄膜の能動層より厚い膜厚を有する
薄膜のまま保持するようにした半導体装置の製造方法で
ある。
この発明は、半導体素子のチャネル部と少なく一 ともドレイン部のSOI膜厚を異にすることによりドレ
イン耐圧を向上するようにし几らのであり、ドレイン部
を構成ずろ拡散層の膜厚としては、0.20〜0.25
μmが好ましく、さらにチャネル部を構成する超薄膜の
能動層は30〜loonmの膜厚を有するのが好ましい
この発明における能動層は、ビーム熔融法やST MO
X (Separation by Implante
d Oxygen)  (イオン注入酸素により分離し
た5OI)法、Z M R(Zone Melting
 Recrystallization)法等を用いて
形成されるのが好ましい。
この発明におけるシリコン単結晶層への酸素イオンや窒
素イオンの注入量としては、lXl0”〜3XIO”a
m−”が好ましく、1.8X 10”cm−”がより好
ましい。
例えば、シリコン単結晶層の膜厚を0.3μmとした場
合、レジスト層の存在しない領域又はゲート電極領域に
1.8X 10”cm−”程度以上酸素イオンあるいは
窒素イオンを注入すればイオンはシリコン単結晶層の表
面より50nm深さの深い部分に集中して注入さ杷得る
。続いて、酸素イオンあるい(よ窒素イオンが注入され
た後、ソリコン単結晶層の上記深い部分は活性化アニー
ル(熱処理)によりシリコン酸化膜に変換さ、1−1一
方、変換されたシリコン酸化膜直上のシリコン単結晶層
部分に他のシリコン単結晶部分より変換されたシリコン
酸化膜の膜厚分だけ膜厚の薄いチャネルとなる超薄膜の
能動層が形成される。
この熱処理の温度としては、850−1300℃が好ま
しく、1275℃がより好ましい。
(ホ)作用 本発明に従えば、ドレイン部の膜厚が薄膜で、チャネル
となる能動層の膜厚がドレイン部のそれよりも薄い膜厚
を有する超薄膜の構造が実現される。このため、ドレイ
ン部近傍の等ポテンシャル線の曲線が緩和され、ドレイ
ン耐圧が向上する。
また、単結晶Si膜と配線の接触部での断線も起こらな
い。
従って、ドレイン耐圧が高くキング特性が起らず、高い
電流駆動力を有する等の特長を有する高速で高1言頼性
の半導体素子を提1共てきる。
(へ)実施例 以下図に示す実施例にちとついてこの発明を詳述する。
なお、これによってこの発明(主限定を受けるものでは
ない。
第1図において、素子であるNチャネルトランジスタl
は、Si基板2上に5i02の下部絶縁膜3を介して配
設された薄膜のSOI膜からなるドレイン、ソースのA
sがドープされた拡散層4a4bと、これら両拡散層間
にこれらの膜厚よりも薄い膜厚を有して形成された超薄
膜のSOI膜からなるチャネルとなる能動層4cと、そ
のチャネル直上に、ゲート絶縁膜5を介して配設された
ポリシリコンのゲート電極6と、眉間絶縁膜としてのB
PSGの上部絶縁膜7に形成されたコンタクトホール8
を埋設しうる金属配線部9とから主としてなる。
更に、SOI膜厚は、拡散層のそれ(第1図における符
号Jで示す膜厚)と、チャネルとなる能動層のそれ(第
1図における符号Hで示す膜厚)と:よ異Gっており、
能動層:よ、本実施飼ではo、25μm厚の薄膜の拡散
層4a、4bに較べて、上り薄い50nm厚の超薄膜に
形成されている。
また、本実施飼て:よチャネル長は0,6μm程度に設
定される。
以下製造方法について説明する。
第2図はこの発明の第1の実施例を示す。
第2図において、まず、シリコン基板2上に、全面に、
約0.5μm厚のシリコン酸化膜3および約0.25μ
m厚のシリコン単結晶層(Sol膜)4を順次形成し〔
第2図(a)参照〕、シリコン単結晶層4上に所定パタ
ーンのレジスト層10を形成した後、酸素イオン11を
注入し〔第2図(b)参照〕、熱処理によってレジスト
層IOの存在しない領域Mを通してシリコン単結晶4内
にチャネルとなる能動層13を形成する〔第1図(c)
参照コ。
この際、酸素イオンを例えばt、sx to18am−
”注入する。ここで酸素イオンは、チャネルとなる80
1層の表面層13aより50nm深い層部分12aに注
入(注入された酸素イオンを第2図(b)に符号11a
て示す)され、フォトレノスト10直下領域Ff7′)
901層には、酸素は注入されない。
まfこ、1275℃程度て活性化アニールをおこなうこ
とにより酸素イオンが注入さ礼た’Rい層部分12aは
シリコン酸化膜12となりチャネル部13のsor膜厚
は50nmとなる。
この基板を用いて通常のMOS  FET工程により所
望の素子を形成することにより第1図に示す半導体装置
が製造される。
第3図はこの発明の第2の実施例を示す。
第3図において、まず、上記第1の実施例と同様に、シ
リコン基板2上に、全面に、約0.5μm厚のシリコン
酸化膜3および約0.25μm厚のシリコン単結晶層(
So I膜)4を順次形成する〔第3図(a)参照〕。
次に、シリコン単結晶層4上にゲート絶縁膜5を介して
ゲート電極6を形成し、さらにシリコン単結晶層4内に
拡散層4a、4bを形成する〔第3図(b)参照〕。
続いて、酸素イオン11を1.8X 10”am−”程
度注入し、ゲート領域MではSOI膜4の下部に酸素イ
オンllaを集中させる〔第3図(c)参照コ。
次に、熱処理によってゲート電極領域Mを通してシリコ
ン単結晶4内にチャネルとなる能動層4Cを形成する〔
第3図(d)参照〕。
なお、酸素イオン注入の際、ゲート電極6の存在しない
領域Fでは、SOI層を貫通して下部絶縁層3に酸素イ
オンIlaが注入される。
また、熱処理工程は、850層程度で活性アニルを行う
ことにより酸素イオンが注入された600層12aは、
シリコン酸化膜12となりチャネル部の901層4cの
層厚は50nmとなる。
次いで残りの通常のMOS  FET工程により、所望
の素子を形成することにより半導体装置が製造される。
以上のようにして、チャネル部4cの膜厚が拡散層4a
、4bのそれより薄い構造の高速で高信頼性の素子が形
成される。
なお上記両実施例では、シリコン単結晶層への注入イオ
ンとして酸素イオンを用いたものを示したが窒素イオン
てち同様の効果を有する。
また、本発明は上記両実施飼に限定されるものてはなく
、その主旨を逸脱しない範囲て種々変形して実施するこ
とがてきる。
(ト)発明の効果 以上のようにこの発明によれば、チャネル部とドレイン
部のSO■膜厚を異にするようにしたので、ドレイン耐
圧を向上でき、かつ単結晶Si膜と配線の接触部ての断
線を防止でき、それによって高速で高1言頼性の素子を
形成できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1.第2の実施例によって得られ
た半導体装置を示す構成説明図、第2図および第3図は
それぞれこの発明の第1および第2の実施例を示す製造
工程説明図、第4図は従来法を用いて得られた半導体装
置を示す構成説明図である。 1・・・・・・Nチャネルトランジスタ、2・・・・・
・Si基板、  3・・・・・・下部絶縁膜、・1・・
・・・単結晶Si膜、4a、4b・・・・・拡散層、4
c・・・チャネルとなる能動層、 5・・・・・・ゲート絶縁膜、6・・・・・・ゲート電
極、7・・・・・・上部絶縁膜、 8・・・・・コンタ
クトホール、9・・・・・金属配線部、10・・・・・
レジスト層、11.11a・・・・・・酸素イオン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、シリコン基板上に、シリコン酸化膜およびシリコン
    単結晶層を順次形成し、シリコン単結晶層上に所定パタ
    ーンのレジスト層又はゲート電極を形成し、酸素イオン
    又は窒素イオンを注入し、熱処理によってレジスト層の
    存在しない領域又はゲート電極領域を通してシリコン単
    結晶層内にチャネルとなる超薄膜の能動層を形成するこ
    とを特徴とする半導体装置の製造方法。
JP1659590A 1990-01-25 1990-01-25 半導体装置の製造方法 Pending JPH03220775A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0766306A1 (de) * 1995-09-28 1997-04-02 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zur Herstellung einer Vielzahl von mikroelektronischen Schaltungen in SOI

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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