JPH0322071A - データ転送処理回路 - Google Patents

データ転送処理回路

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JPH0322071A
JPH0322071A JP15764489A JP15764489A JPH0322071A JP H0322071 A JPH0322071 A JP H0322071A JP 15764489 A JP15764489 A JP 15764489A JP 15764489 A JP15764489 A JP 15764489A JP H0322071 A JPH0322071 A JP H0322071A
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JP
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signal
register
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initialization
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JP15764489A
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Tsuyoshi Katayose
片寄 強
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はデータ転送処理回路に関し、特に情報処理装置
のメモリと周辺装置とのデータ転送を行うデータ転送処
理回路に関する。
〔従来の技術〕
一般に情報処理装置は、第4図に示すように、メモリ2
0と周辺装置30(例えばI/O装置)とのデータ転送
処理を中央処理装置10(以下、CPUIOと称する)
の処理動作とは排他的に実行制御するデータ転送処理回
路としてのダイレクトメモリアクセスコントローラ40
(以下、DMAコントローラ40と称する〉を有してい
る。
CPUIOは、内部にプログラムカウンタ.プログラム
ステータスワードレジスタ,各種制御レジスタ等を含み
、各種命令の実行制御と、DMAコントローラ40とバ
ス50についての制御権の授受を含む情報処理装置全体
の動作制御を行う。
DMAコントローラ40は、転送先または転送元メモリ
領域の先頭アドレス情報(初期値)を記憶するベースア
ドレスレジスタ41とDMA転送実行時のメモリアドレ
スを記憶するカレントアドレスレジスタ42とカレント
アドレスレジスタ42のデータをインクリメントするア
ドレスインクリメンタ43と、データの転送回数(初期
値)を記憶するベースカウントレジスタ44とDMA転
送実行時の転送回数を記憶するカレントカウントレジス
タ45とカレントカウントレジスタ45の内容をデクリ
メントするカウントデクリメンタ46と、データの転送
方向(周辺装置からメモリか、またはメモリから周辺装
置〉とアクセスタイミング等の制御情報を記憶するコン
トロールレジスタ48、及びCPUとのバス50の制御
権の授受およびDMA転送のタイミング制御等を実行制
御するバス制御回路47とを備えている.DMAコント
ローラ40は、周辺装置30からの処理要求1を検知す
ると、CPUIOとの間でバス・ホールド要求信号3(
以下、HOLDRQ3と記す〉とホールド・アクノリッ
ジ信号4(以下、HOLDACK4と記す)とによりバ
ス制御権の授受を行い、周辺装置30とメモリ20との
間でのDMA転送を実行する。なお、DMAコントロー
ラ40内のベースアドレスレジスタ41.ベースカウン
トレジスタ44はバス50を介してCPUIOによりリ
ード/ライト制御され、DMA転送処理に先立ち所定の
メモリアドレスと転送データ数が設定される. CPUIO及びDMAコントローラ40ともバス制御権
を放棄した側のバス出力はハイ・インピーダンスとなり
、他方のバス制御権を得た側によりアクティブ.インア
クティブ制御されるようになる。
メモリ20は、CPU10のプログラムメモリとデータ
メモリとを含み、CPUIOとDMAコントローラ40
の制御により情報処理装置の各種データを記憶する。
次に、このDMAコントローラ40の転送動作について
説明する. CPU 1 0はDMAコントローラ40からのHOL
DRQ3の発生を専用のハードウエア手段により常にチ
ェックしながら所定のプログラム処理を実行している。
周辺装置30においてデータの送受信動作等によりDM
A転送要因が発生すると、周辺装置30は処理要求1を
発生しDMAコントローラ40に伝える。
処理要求1が伝えられたことにより、DMAコントロー
ラ40はHOLDRQ3をアクティブにし、バス50の
制御権をcpuioに対して要求する。
CPUIOはHOLDRQ3がアクティブになると実行
中のプログラム処理を中断し、プログラムカウンタ,プ
ログラムステータスワードレジスタ,各種制御レジスタ
類の内容をプログラム中断状態のまま保持しつつHOL
DACK4をアクティブにしてDMAコントローラ40
にバス制御権を与えたことを伝える. バス制御権を得たDMAコントローラ40はベースアド
レスレジスタ41,カウントアドレスレジスタ42,ベ
ースカウントレジスタ44,カレントカウントレジスタ
45.コントロールレジスタ48の情報を用いてDMA
転送を実行する. ますベースアドレスレジスタ41とベースカウントレジ
スタ44の内容がそれぞれカレントアドレスレジスタ4
2,カレントカウントレジスタ45にロードされる。
DMA転送によりデータを周辺装置30から読み出しメ
モリ20に書き込む場合には、DMAコントローラ40
は周辺装置30に対してアクノリッジ信号2を出力して
転送データをバス50上に読み出し、またカレントアド
レスレジスタ42から読み出したメモリ20内の転送先
アドレス情報をバス50に出力し、周辺装置30より読
み出した転送データをバス50を介してメモリ2oに伝
え書き込みを行う。
DMA転送により転送データをメモリ20がら読み出し
周辺装置30に書き込む場合には、DMAコントローラ
40はカレントアドレスレジスタ42から読み出したメ
モリ20内の転送元アドレス情報をバス50に出力して
、メモリ20より転送データをバス50上に読み出し、
同時に周辺装置30に対してアクノリッジ信号2を出力
して、読み出した転送データをバス50を介して周辺装
置30に伝え書き込みを行う. 以上のように一回のDMA転送が実行されるとカレント
アドレスレジスタ42の内容がアドレスインクリメンタ
43に送られ“1”インクリメントされた後カレントア
ドレスレジスタ42に書き戻される。このときベースア
ドレスレジスタ41は変化しない。また、カレントカウ
ントレジスタ45の内容がカウントデクリメンタ46に
送られ′“1″デクリメントされた後カレントカウント
レジスタ45に書き戻される。このときベースカウント
レジスタ44の値は変化することは無い。
続いてDMAコントローラ40は、周辺装置30からの
処理要求1がアクティブでなければHOLDRQ3をイ
ン・アクティブにして、CPUIOにバス制御権の放棄
を伝えDMA転送動作を終了する。周辺装置30からの
処理要求1がアクティブである時には、再び上記のDM
A転送動作を繰り返す。
CPUIOはバス制御権を取り戻すと、プログラムカウ
ンタ,プログラムステータスワードレジスタ,及び各種
制御レジスタ類がすべて以前の値を保持しているため、
中断したプログラム処理を即時に再開することができる
一回のDMA転送が終了したときにカウントデクリメン
タ46からボローが発生すると、DMAコントローラ4
0は、周辺装it30がらの処理要求lを受付禁止状態
にし、ターミナルカウント信号5(以下TC信号5と称
する)をアクティブにしてCPU1 0にベースアドレ
スレジスタ41とベースカウントレジスタ44の更新を
促す。TC信号らを例えば割り込み要求として検出した
CP010は、割り込み処理ルーチン中でDMAコント
ローラ40を初期化して次のDMA転送処理に備えると
ともに、メモリ20内のDMA転送データの処理を実行
する。
CPUIOはTC信号5発生時に、DMAコントローラ
40内の各レジスタのデータ処理とDMA転送されたデ
ータの処理をまとめて実行することで、オーバーヘッド
を最小に済ませることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のデータ転送処理回11@(DMAコント
ローラ40>は、DMA転送が完了しTC信号5が発生
した後はCPU 1 0がDMAコントローラ40内部
を初期化するまで次のDMA転送処理を実行できないの
で、TC信号5発生がらCPUIOのDMAコントロー
ラ40の初期化実行までの間に発生する周辺装置30か
らの処理要求1が保留されてしまうという問題がある。
このため、2チャンネル以上のDMA転送回路を用い、
1つのチャンネルのDMA転送が終了しTC信号が発生
すると自動的に他のチャンネルを用いて先のDMA転送
バッファ領域と重ならない別のメモリ領域にDMA転送
を行なういわゆるDMA転送のチェイン動作を行なうD
MAコントローラもあるが、同時には1チャンネル分の
DMA転送しか行われないにも拘らず2チャンネル分の
ハードウェアが必要になり、問題があった。
また、TC信号の発生時、メモリのアドレス情報と転送
データ数の初期値を記憶するペースレジスタの内容を同
時に各カレントレジスタへ転送するといった、オートイ
ニシャライズ機能を有することで周辺装置からの処理要
求保留信号を見がけ上無くすことが可能なDMAコント
ローラもある。
しかし、このオートイニシャライズ機能を利用しても単
に同一のメモリ領域に繰り返しDMA転送を実行するこ
とになるため、DMA転送されたメモリ領域内のデータ
をCPUが処理し終える以前に、周辺装置から次の処理
要求が発生して新たにDMA転送が開始されると先に転
送したデータにオーバライトしてデータを破壊する恐れ
がある。このためDMAコントローラが最初のDMA転
送を開始してからTC信号発生までの間にcPUがベー
スアドレスレジスタの内容を先のメモリ領域の先頭アド
レスとは重ならない領域の先頭アドレスにしておく必要
があり、CPUがDMAコントローラの状態をモニタす
るオーバーヘッドが問題となっていた。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のデータ転送処理回路は、メモリのデータ転送の
先頭アドレスを記憶するベースアドレスレジスタと、デ
ータ転送の実行時の前記メモリのアドレスを記憶するカ
レントアドレスレジスタと、転送データ数を記憶するベ
ースカウントレジスタと、データ転送の残数を記憶する
カレントカウントレジスタと、前記カレントアドレスレ
ジスタ及びカレントカウントレジスタの内容をデータ転
送の実行ごとに更新する更新手段と、前記カレントカウ
ントレジスタの内容が前記更新手段により更新されて所
定の値になったとき検出信号を発生する検出信号発生手
段と、前記検出信号の発生回数を記憶する記憶手段と、
前記検出信号により前記ベースアドレスレジスタ及びベ
ースカウントレジスタの内容をそれぞれ対応して前記カ
レントアドレスレジスタ及びカレントカウントレジスタ
に転送する第一の転送手段と、前記検出信号により前記
ベースカウントレジスタの内容のみを前記カレントカウ
ントレジスタに転送する第二の転送手段と、前記記憶手
段の記憶内容に基づいて前記第一の転送手段と前記第二
の転送手段とを選択的に実行する実行手段とを有してい
る。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
. 第1図は本発明の第1の実施例を示すブロック図である
この実施例は、DMA転送データのメモリ上の転送先ま
たは転送元の先頭アドレス情報(初期値)を記憶するベ
ースアドレスレジスタ101とDMA転送実行時のメモ
リのアドレスを記憶するカレントアドレスレジスタ10
2とを備えたアドレスレジスタ100と、カレントアド
レスレジスタ102の内容をインクリメントするアドレ
スインクリメンタ103と、DMA転送回数の回数(初
期値)を記憶するベースカウントレジスタ201とDM
A転送実行時の転送回数を記憶するカレントカウントレ
ジスタ202とを備えたカウントレジスタ200と、カ
レントカウントレジスタ202の内容をデクリメントす
るカウントデクリメンタ203と、初期化信号INIT
とTC信号204とにより、ベースカウントレジスタ2
01からカレントカウントレジスタ202へデータを転
送するカウンタイニシャライズ信号370を発生するカ
ウンタイニシャライズ回路310と、初期化信号INI
Tにより初期化(例えば“O゛゜)され、TC信号20
4により出力信号レベルが反転するフリップフロップ回
路340と、フリップフロップ回路340の出力信号レ
ベルによりTC信号204の発生をアドレスイニシャラ
イズ回路300に伝えるか否かを選択するセレクタ回路
350と、初期化信号INITとセレクタ回路350か
らの出力とによって、ベースアドレスレジスタ101か
らカレントアドレスレジスタ102/\データを転送す
るアドレ、スイニシャライズ信号360を発生するアド
レスイニシャライズ回路300と、出力イニシャライズ
許可信号ENAUTOによりアドレスイニシャライズ回
路300とカウンタイニシャライズ回路310とからの
アドレスイニシャライズ信号36o,カウンタイニシャ
ライズ信号370の発生の禁止/許可制御を行うコント
ロールレジスタ400とを有する楕戒となっている。
次に、この実施例のDMA転送動作について説明する. CPUによる初期化処理によりベースアドレスレジスタ
101,ベースカウントレジスタ201にデータが書き
込まれると、初期化信号INITにより、アドレスイニ
シャライズ回路300,カウントイニシャライズ回路3
10はアドレスイニシャライズ信号360,カウントイ
ニシャライズ信号370を発生してベースアドレスレジ
スタ101,ベースカウントレジスタ201の内容をカ
レントアドレスレジスタ102.カレントカウントレジ
スタ202に転送する。
DMA転送の実行時には、カレントアドレスレジスタ1
02の内容はパスバッファ104を介してバス端子に伝
えられDMA転送実行時のメモリのアドレス指定が行わ
れる. 一回のDMA転送の実行終了ごとに、カレントアドレス
レジスタ102の内容はアドレスインクリメンタ103
に読みだされ“1”インクリメントされた後、書き戻さ
れる.カレントカウントレジスタ201の内容はカウン
タデクリメンタ203に読み出され゜“1′゛デクリメ
ントされた後書き戻される。
カレントカウントレジスタ202に設定された所定回数
のDMA転送が実行され、カウントデクリメンタ203
でのデクリメントの結果ボローが発生するとTC信号2
04が発生し、出力イニシャライズ許可信号ENAUT
Oがイニシャライズの許可状態であればカウンタイニシ
ャライズ回路310によりカウンタイニシャライズ信号
370がアクティブとなってベースカウントレジスタ2
01の内容がカレントカウントレジスタ202に再びロ
ードされる。出力イニシャライズ許可信号ENAUTO
がイニシャライズの禁止状態であればカウンタイニシャ
ライズ信号370はインアクティブとなり、ベースカウ
ントレジスタ201の内容は、CPUIによる初期化が
実行され再び初期化信号INIT信号が発生するまでカ
レントカウントレジスタ202の内容は変化しない。
TC信号204はまたフリップフロップ回路340に伝
えられ、TC信号204発生の一同毎にフリップフロッ
プ回路340の出力は反転する。
ここで、出力イニシャライズ許可信号ENAUToがイ
ニシャライズ許可状態でかつセレクタ回路3.50がコ
ントロールレジスタ400からの選択信号420により
モード選択されて、フリップフロップ回路340のレベ
ルによりTC信号204発生をアドレスイニシャライズ
回路300に伝えるか否かのモードである時には、フリ
ップ7ロツプ回路340の出力レベルによりアドレスイ
ニシャライズ信号310が制御される。
すなわち、フリップフロツブ回is340の出力信号レ
ベルがアクティブの“1”の時にTC信号204が発生
するとセレクタ回路350よりイニシャライズ信号がア
ドレスイニシャライズ回路300に伝えられベースアド
レスレジスタ101の内容がカレントアドレスレジスタ
102にロードされる。フリップフロップ回路340の
出力がインアクティブの゛O″であればTC信号′2:
04が発生してもセレクタ回路350の出力はインアク
ティブとなり、アドレスイニシャライズ回路300より
アドレスイニシャライズ信号360が発生しないのでカ
レントアドレスレジスタ102は先のDMA転送終了時
のアドレスの内容のまま変化しない。
セレクタ回路350が選択信号420によりモード選択
されて、TC信号204発生を直にアドレスイニシャラ
イズ回路300に伝えるモードである時にはアドレスレ
ジスタイニシャライズ回路300の動作はカウントイニ
シャライズ回路310と同様出力イニシャライズ許可信
号ENAtJToによって制御され、出力イニシャライ
ズ許可信号ENAUTOがイニシャライズの許可状態で
あればアドレスイニシャライズ回路300によりアドレ
スイニシャライズ信号360がアクティブとなってベー
スアドレスレジスタ101の内容がカレントアドレスレ
ジスタ102に再びロードされる。出力イニシャライズ
許可信号ENAUTOがイニシャライズの禁止状態であ
ればイニシャライズ信号370はインアクティブとなり
、べ一スアドレスレジスタ101の内容はCPUによる
初期化が実行され再び初期化信号INITが発生するま
でカレントアドレスレジスタ102の内容は変化しない
上記のようにカレントアドレスレジスタ102のイニシ
ャライズ制御はカレントカウントレジスタ202のイニ
シャライズ制御とは独立に制御できる。
従って、出力イニシャライズ許可信号ENAUTOをア
クティブにし、選択信号420にてフリップフロップ回
路340の出力信号レベルによるイニシャライズ信号の
出力モードを選択しておくことで以下のようにDMA転
送が実行できる。
例えば、第2図に示すように、メモリ20のエリアA1
及びエリアA2に対して、周辺装置からのデータをDM
A転送する場合を考える。ここでエリアA1とエリアA
2は連続したアドレスにマップされ、かつエリアA1と
エリアA2の大きさは等しくなっているものとする。
まず、CPUはDMA転送処理に先だってベースアドレ
スレジスタ101にエリアA1の先頭アドレスのデータ
を、ベースカウントレジスタ201にエリアA1のデー
タ数(例えばバイトデータの転送を行うときにはエリア
A1の先頭アドレスから最終アドレスまでのデータバイ
ト数−1〉を書き込む. この時、初期化信号INITがアクティブとなりカレン
トアドレスレジスタ102,カレントカウントレジスタ
202にはそれぞれベースアドレスレジスタ101.ベ
ースカウントレジスタ201の内容が書き込まれ、また
フリップフロップ回路340も初期化されて出力レベル
はインアクティブO′′になる. 周辺装置からの処理要求発生によりDMA転送が開始さ
れ、エリアA1の最終アドレスまでDMA転送が実行さ
れるとカウントデクリメンタ203にてボローが発生し
、TC信号204がアクティブとなる.出力イニシャラ
イズ許可信号ENAUTOはアクティブであるからTC
信号204発生によりカウンタイニシャライズ回路31
0はカウンタイニシャライズ信号370を発生してカレ
ントカウントレジスタ202には再びベースカウントレ
ジスタ201の内容が書き込まれる。
一方、フリップフロップ回路340の出力はインアクテ
ィブ゜゜O゛゜であったからセレクタ回路350にてT
C信号204の発生はマスクされアドレスイニシャライ
ズ回路300には伝わらない。このためカレントアドレ
スレジスタ102の内容はメモリ20のエリアA1の最
終アドレス+1、すなわちエリアA2の先頭アドレスを
指したまま変化しない.また、フリップフロップ回路3
40はTC信号204の発生により反転してアクティブ
1″となる。
この後に周辺装置から処理要求が発生しDMA転送実行
されるときには、今度はメモリ20のエリアA2に対し
てDMA転送が実行される。エリアA2の最終アドレス
までDMA転送が実行されるとカウントデクリメンタ9
203にてボローが発生し、TC信号204がアクティ
ブとなる。TC信号204発生によりカウンタイニシャ
ライズ回路310はカウンタイニシャライズ信号370
を発生してカレントカウントレジスタ202には再びベ
ースカウントレジスタ201の内容が書き込まれる。ま
たフリップフロップ回路340の出力はアクティブ゜1
゛であったからセレクタ回路350にてTC信号204
の発生がアドレスイニシャライズ回路300に伝えられ
、カレントアドレスレジスタ102にペースレジスタ1
01の内容が書き込まれる。ここでフリップフロップ回
路340はTC信号204の発生により反転して再びイ
ンアクティブ“O″になる。
以下交互に繰り返しメモリ20のエリアA1とエリアA
2の領域をデータバッファに使用してDMA転送が実行
される. 従って、本実施例においては、従来のDMAコントロー
ラ40に簡単な回路付加するだけで、TC信号発生後、
DMA転送したメモリ20領域内のデータをCPUが処
理し終える以前に、周辺装置から新たな処理要求が発生
してDMA転送が開始されても先に転送を行ったメモリ
20とは異なる領域にDMA転送を実行することが可能
である。
このためCPUにより初期化されなくとも、連続してD
MA転送を実行することが可能で、高速に周辺装置の処
理要求に対応することができる。
第3図は本発明の第2の実施例を示すブロック図である
この実施例が第1の実施例と異なる点は、第1の実施例
のフリップフロツプ回路340の代りにカウント回路3
41を設け、これに応じてセレクタ回路350をセレク
タ回路351に、選択信号420を選択信号421に変
更した点にある。
カウント回路341は、TC信号204の発生をカウン
トしており、このカウント回路341のビット信号が全
てセレクタ回路351に入力されている。
セレクタ回路351は選択信号421により選択された
、カウント回路341の任意のカウント値によりアドレ
スイニシャライズ回路300にイニシャライズ信号を出
力することができ、このイニシャライズ信号によりカウ
ンタ回路341はイニシャライズされ゛O゜”になる。
ここでカウント回路341が2ビットである時には、選
択信号421とセレクタ回路351にて、TC信号20
4発生の1回目から4回目まで任意の回数でアドレスイ
ニシャライズ回路300にイニシャライズ信号を伝える
かが選択できる。
すなわち、第1の実施例では、第2図におけるメモリ2
0のエリアA1とエリアA2とを交互に使用するDMA
転送が可能であったが、第2の実施例では、セレクタ回
路351の選択信号421の設定により、エリアA2に
続く第3,第4のメモリエリアを含むメモリエリアを順
次繰り返し使用したDMA転送が可能になる。
このように、メモリ20のDMA転送領域を多数エリア
を設け、これらの多数エリアを順次繰り返し使用したD
MA転送が可能なため、次のような応用が可能となる. 例えば、DMA転送される総データ量が多いにも拘らず
、他の周辺装置の実行制御との制約から1回の割り込み
距離ルーチンの処理時間をできるだけ短縮しておく必要
があるシステムにおいては、TC信号による割り込み処
理(DMA転送データの処理)においても多少時間で行
なうため1回の割り込みで扱う転送データ量を抑える必
要がある。
しかし、従来技術ではカウントレジスタに設定する1回
のDMA転送データ量を小さくして、TC信号による割
り込みの発生回数を増やすことになるため、繰り返し発
生する割り込み処理に伴うCPUのオーバーヘッド、特
にDMAコントローラの初期化処理と、CPUがデータ
を処理する以前にまた新たなDMA転送が発生する恐れ
があることによるDMA転送エリアのオーバーライト発
生、とが問題となる。
この実施例では、第1の実施例と同様に、TC信号発生
による割り込み処理ルーチン内ではDMAコントローラ
初期化を実行する必要がなく、またセレクタ回路とカウ
ント回路によりDMA転送エリアを任意に複数設けてD
MA転送データの処理が可能であるから、上記のような
応用においても割り込み処理ルーチン内でのオーバーヘ
ッドを最少に抑え、またDMA転送データのオーバーラ
イトを防ぐことが可能となる。
なお、実施例において、カレントアドレスレジスタはイ
ンクリメントされるものとして説明したが、カレントア
ドレスレジスタをデクリメントする場合においても効果
は変わらない。また、TC信号の発生はカウンタデクリ
メンタのボロ一発生時として説明したがコンパレー夕等
を使用してカレントカウントレジスタが任意の値になっ
たときにTC信号を発生させる場合においても同様の効
果を得ることができる。
〔発明の効果〕
以上、説明したように本発明は、CPUがDMAコント
ローラを初期化せずとも、簡単な付加回路でTC信号発
生後直ちに、先にDMA転送を行ったメモリとは異なる
領域にDMA転送を実行することが可能であるので、従
来のDMAコントローラのように1チャンネルのDMA
転送処理のため2チャンネル分のハードウエアが必要と
なることはない。
またCPUが割り込み処理等でDMA転送されたメモリ
領域のデータを処理し終える以前に周辺装置から新たな
処理要求が発生してDMA転送が開始される場合でも、
先のDMA転送データがオーバーライトされて破壊され
ることなく処理することができる。従ってCPUがDM
Aコントローラをモニタをして、内部レジスタを初期化
するようなオーバーヘッドが不要となるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示すブロック図、第2
図は第1図に示された実施例の動作を説明するためのメ
モリのエリア配置図、第3図は本発明の第2の実施例を
示すブロック図、第4図は従来のデータ転送処理回路及
びその周辺回路を含むブロック図である。 10・・・CPU、20・・・メモリ、30・・・周辺
装置、40・・・DMAコントローラ、41・・・ベー
スアドレスレジスタ、42・・・カレントアドレスレジ
スタ、43・・・アドレスインクリメンタ、44・・・
ベースカウントレジスタ、45・・・カレントカウント
レジスタ、46・・・カウンタデクリメンタ、47・・
・バス制御回路、48・・・コントロールレジスタ、5
0・・・バス、100・・・アドレスレジスタ、101
・・・ベースアドレスレジスタ、102・・・カレント
アドレスレジスタ、103・・・アドレスインクリメン
タ、104・・・パスバッファ、200・・・カウント
レジスタ、201・・・ベースカウントレジスタ、20
2・・・カレントカウントレジスタ、203・・・カウ
ントデクリメンタ、300・・・アドレスイニシャライ
ズ回路、310・・・カウンタイニシャライズ回路、3
40・・・フリップフロップ回路、341・・・カウン
ト回路、350,351・・・セレクタ回路、400・
・・コントロールレジスタ.10071″l/]+i:
;vp

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. メモリのデータ転送の先頭アドレスを記憶するベースア
    ドレスレジスタと、データ転送の実行時の前記メモリの
    アドレスを記憶するカレントアドレスレジスタと、転送
    データ数を記憶するベースカウントレジスタと、データ
    転送の残数を記憶するカレントカウントレジスタと、前
    記カレントアドレスレジスタ及びカレントカウントレジ
    スタの内容をデータ転送の実行ごとに更新する更新手段
    と、前記カレントカウントレジスタの内容が前記更新手
    段により更新されて所定の値になつたとき検出信号を発
    生する検出信号発生手段と、前記検出信号の発生回数を
    記憶する記憶手段と、前記検出信号により前記ベースア
    ドレスレジスタ及びベースカウントレジスタの内容をそ
    れぞれ対応して前記カレントアドレスレジスタ及びカレ
    ントカウントレジスタに転送する第一の転送手段と、前
    記検出信号により前記ベースカウントレジスタの内容の
    みを前記カレントカウントレジスタに転送する第二の転
    送手段と、前記記憶手段の記憶内容に基づいて前記第一
    の転送手段と前記第二の転送手段とを選択的に実行する
    実行手段とを有することを特徴とするデータ転送処理回
    路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009239687A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Kenwood Corp 混合型シンボル検出装置

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JP2009239687A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Kenwood Corp 混合型シンボル検出装置

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