JPH03219913A - 軽量気泡コンクリート板の製造方法 - Google Patents
軽量気泡コンクリート板の製造方法Info
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- JPH03219913A JPH03219913A JP2015619A JP1561990A JPH03219913A JP H03219913 A JPH03219913 A JP H03219913A JP 2015619 A JP2015619 A JP 2015619A JP 1561990 A JP1561990 A JP 1561990A JP H03219913 A JPH03219913 A JP H03219913A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B2111/00—Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
- C04B2111/00474—Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00
- C04B2111/00612—Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00 as one or more layers of a layered structure
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- Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、軽量気泡コンクリート板の製造方法に関す
るものである。さらに詳しくは、この発明は、高比重で
緻密な平滑表面を有し、しかも、コンクリート板との密
着性に優れたスキン層を形成することのできる軽量気泡
コンクリート板の製造方法に関するものである。
るものである。さらに詳しくは、この発明は、高比重で
緻密な平滑表面を有し、しかも、コンクリート板との密
着性に優れたスキン層を形成することのできる軽量気泡
コンクリート板の製造方法に関するものである。
(従来の技術)
従来より外装材、天井材等の建築材料としてセメントス
ラリーに気泡を導入して成形した軽量気泡コンクリート
板が広く用いられてきている。
ラリーに気泡を導入して成形した軽量気泡コンクリート
板が広く用いられてきている。
この軽量気泡コンクリート板は、断熱性に優れた軽量材
としてその特性が注目されているものであり、セメント
スラリーの組成、気泡の導入法、さらには賦形法等の製
造工程にづいて様々を工夫がなされ、実用技術としての
改良が精力的に進められてきてもいる。たとえば気泡導
入のための方法としては、プレフォーム法、ミックスフ
オーム法、そしてアフターフオーム法が知られており、
これらの方法のいずれについても、生産工程の合理化や
高度化、さらには軽量気泡コンクリート板の品質向上な
どが様々に検討されてきている。
としてその特性が注目されているものであり、セメント
スラリーの組成、気泡の導入法、さらには賦形法等の製
造工程にづいて様々を工夫がなされ、実用技術としての
改良が精力的に進められてきてもいる。たとえば気泡導
入のための方法としては、プレフォーム法、ミックスフ
オーム法、そしてアフターフオーム法が知られており、
これらの方法のいずれについても、生産工程の合理化や
高度化、さらには軽量気泡コンクリート板の品質向上な
どが様々に検討されてきている。
また、従来より、この軽量気泡コンクリート板の製造方
法としては、いわゆる注型法が代表的なものとして知ら
れている。
法としては、いわゆる注型法が代表的なものとして知ら
れている。
(発明が解決しようとする課題)
こめような軽量気泡コンクリート板については、その多
くのものが外装材等として用いられるため、その表面部
の模様形成は意匠性の観点から、生産性とともに一つの
重要な課題になっている。しかしながら、軽量気泡コン
クリート板を製造する従来の注型法には依然として解決
すべき問題点が存在していた。たとえば第3図に示した
注型法においては、得られた軽量気泡コンクリート板(
ア)は比重が小さく、多数の微小な気泡(イ)がその内
部に残留するとともに、表面層にも数多くの気泡(イ)
が存在することになる。これらの気泡(イ)のうちのあ
るものは、表面部において切欠きゃ穴状の気泡跡(つ)
を生成させる。このような気泡跡(つ)は表面部の意匠
性や、強度を損う場合が多く、表面部の損傷をもたらし
易い。
くのものが外装材等として用いられるため、その表面部
の模様形成は意匠性の観点から、生産性とともに一つの
重要な課題になっている。しかしながら、軽量気泡コン
クリート板を製造する従来の注型法には依然として解決
すべき問題点が存在していた。たとえば第3図に示した
注型法においては、得られた軽量気泡コンクリート板(
ア)は比重が小さく、多数の微小な気泡(イ)がその内
部に残留するとともに、表面層にも数多くの気泡(イ)
が存在することになる。これらの気泡(イ)のうちのあ
るものは、表面部において切欠きゃ穴状の気泡跡(つ)
を生成させる。このような気泡跡(つ)は表面部の意匠
性や、強度を損う場合が多く、表面部の損傷をもたらし
易い。
このような従来法による欠点を解消するために表面部を
塗装することが試みられており、気泡跡(つ)を下地材
によって埋め込み処理する方法や、成形型表面に高比重
スラリーを塗布する方法によって表面を緻密化すること
が検討されている。しかしながら、これらのいずれの方
法でも煩雑な処理が必要であり、また、軽量気泡コンク
リート層と表面スキン層との密着強度が小さいためにス
キン層が剥離しやすく、耐水性、耐凍害性にも劣るとい
う欠点があった。
塗装することが試みられており、気泡跡(つ)を下地材
によって埋め込み処理する方法や、成形型表面に高比重
スラリーを塗布する方法によって表面を緻密化すること
が検討されている。しかしながら、これらのいずれの方
法でも煩雑な処理が必要であり、また、軽量気泡コンク
リート層と表面スキン層との密着強度が小さいためにス
キン層が剥離しやすく、耐水性、耐凍害性にも劣るとい
う欠点があった。
この発明は以上の通りの事情に鑑みてなされたものであ
り、軽量性を確保しつつ、#l密でしかも平滑な表面部
を有し、軽量気泡コンクリート層との密着性に優れた表
面スキン層を得ることができ、しかも表面塗装を容易と
することのできる軽量気泡コンクリート板の改良された
製造方法を提供することを目的としている。
り、軽量性を確保しつつ、#l密でしかも平滑な表面部
を有し、軽量気泡コンクリート層との密着性に優れた表
面スキン層を得ることができ、しかも表面塗装を容易と
することのできる軽量気泡コンクリート板の改良された
製造方法を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段)
この発明は、上記の課題を解決するものとして、成形型
表面および型枠内面に透水性シートを敷布し、これにセ
メント粉末および水を散布して高比重スラリー層を形成
し、次いで軽量気泡セメントスラリーを注型して硬化成
形することを特徴とする表面部に緻密化平滑表面スキン
層を有する軽量気泡コンクリート板の製造方法を提供す
る。
表面および型枠内面に透水性シートを敷布し、これにセ
メント粉末および水を散布して高比重スラリー層を形成
し、次いで軽量気泡セメントスラリーを注型して硬化成
形することを特徴とする表面部に緻密化平滑表面スキン
層を有する軽量気泡コンクリート板の製造方法を提供す
る。
(作 用)
この発明の方法においては、軽量気泡セメントスラリー
を成形型に流し込んで注型成形するにあたり、あらかじ
め成形型表面および型枠内面に透水性シートを敷布し、
この上にセメント粉末と水とを散布して高比重スラリー
層を形成しておくため、セメントスラリーからの遊離水
が分離され、高比重スラリー層に由来する表面スキン層
と、軽量気泡コンクリート層との密着性は大きく向上す
る。
を成形型に流し込んで注型成形するにあたり、あらかじ
め成形型表面および型枠内面に透水性シートを敷布し、
この上にセメント粉末と水とを散布して高比重スラリー
層を形成しておくため、セメントスラリーからの遊離水
が分離され、高比重スラリー層に由来する表面スキン層
と、軽量気泡コンクリート層との密着性は大きく向上す
る。
しかも、硬化、脱型後には、平滑で緻密な表面が実現さ
れる。塗装時の下地処理などの作業を必要とせずに、複
雑な形状の模様であってもシャープに再現することが可
能となる。表面部の損傷を抑制することもできる。
れる。塗装時の下地処理などの作業を必要とせずに、複
雑な形状の模様であってもシャープに再現することが可
能となる。表面部の損傷を抑制することもできる。
(実施例)
以下、図面に沿ってこの発明の軽量気泡コンクリート板
の製造方法につきさらに詳しく説明する。
の製造方法につきさらに詳しく説明する。
第1図は、この発明の一実施例を示した工程断面図であ
る。
る。
<a> まず、型枠(1)に模様形成のための成形型
(2)を配置し、この両者の表面に、透水性シート(3
)を密着させて敷布する。
(2)を配置し、この両者の表面に、透水性シート(3
)を密着させて敷布する。
この時の透水性シート(3)としては、たとえば、ナイ
ロン等のポリアミド系ポリマーフィルム、その他のポリ
マーフィルム、その表面加工シート等の適宜なものを使
用することができる。透水性を左右する空孔の大きさ、
その割合など適宜なものを使用することができる。
ロン等のポリアミド系ポリマーフィルム、その他のポリ
マーフィルム、その表面加工シート等の適宜なものを使
用することができる。透水性を左右する空孔の大きさ、
その割合など適宜なものを使用することができる。
型枠(1)や成形型(2)については特殊な材質や構造
とする必要はない、従来公知のものと同様のものとする
ことができ、これらは目的とする軽量気泡コンクリート
板の種類や製造工程の態様に応じて適宜に選択する。
とする必要はない、従来公知のものと同様のものとする
ことができ、これらは目的とする軽量気泡コンクリート
板の種類や製造工程の態様に応じて適宜に選択する。
<b> 次いで、この透水性シート(3)の上に、水
を霧状で散布し、続いてセメント粉末を均一に散布する
。この操作を2〜3回繰り返し、高比重スラリー層(4
)を形成する。
を霧状で散布し、続いてセメント粉末を均一に散布する
。この操作を2〜3回繰り返し、高比重スラリー層(4
)を形成する。
<C>
この時のセメント粉末の種類には、特に限定はないが、
たとえば普通ポルトランドセメントを用い、これに骨材
としてフイラアッシュ、珪石粉等を添加して用いること
ができる。散布するセメント粉末(C)と水(W>の割
合としては、一般的には、W/C=1.0〜2.0、よ
り好ましくはw / c−1,5〜2゜0程度とする。
たとえば普通ポルトランドセメントを用い、これに骨材
としてフイラアッシュ、珪石粉等を添加して用いること
ができる。散布するセメント粉末(C)と水(W>の割
合としては、一般的には、W/C=1.0〜2.0、よ
り好ましくはw / c−1,5〜2゜0程度とする。
この値が1.0未満の場合には、表面スキン層が粗くな
り、後工程の塗装時に問題が生じやすい。一方、2.0
を越える場合には、時間がかがって透水性シートでの遊
離水の分離が難しくなる。
り、後工程の塗装時に問題が生じやすい。一方、2.0
を越える場合には、時間がかがって透水性シートでの遊
離水の分離が難しくなる。
実際上の目安としては、成形型(2)の表面の色がかく
される程度にセメント粉末を散布することができる。
される程度にセメント粉末を散布することができる。
このようにして、粉末散布したセメントをもとにして高
比重スラリー層(4)が形成される。
比重スラリー層(4)が形成される。
次いで、軽量気泡コンクリートのセメントスラリー(5
)を注型する。
)を注型する。
この時の軽量気泡コンクリートのセメントスラリー(5
)としては、上記と同様に、たとえば普通ポルトランド
セメント等のセメント成分を水に分散させることによっ
て調整することができる。その際には、骨材としてのフ
ライアッシュや珪石粉等を混合することができる。また
、界面活性剤や天然蛋白質起泡剤等によって発泡させた
気泡を導入することができる。あるいは、それ以外にも
、従来公知のプレフォーム法、ミックスフオーム法等に
おいて使用する気泡導入のための添加成分を適宜に加え
ることができる。
)としては、上記と同様に、たとえば普通ポルトランド
セメント等のセメント成分を水に分散させることによっ
て調整することができる。その際には、骨材としてのフ
ライアッシュや珪石粉等を混合することができる。また
、界面活性剤や天然蛋白質起泡剤等によって発泡させた
気泡を導入することができる。あるいは、それ以外にも
、従来公知のプレフォーム法、ミックスフオーム法等に
おいて使用する気泡導入のための添加成分を適宜に加え
ることができる。
このセメントスラリー(5)の注型にともなって、透水
性シート(3)の下部には遊離水(6)が分離される0
以上の<b><c>の工程によって、粉体散布したセメ
ントを高含水させることにより表面が緻密なスキン層が
形成される。しかも透水性シート(3)を敷布すること
によりスラリー(5)より分離された水が軽量気泡セメ
ント層と高比重スキン層の間になまらないようにしてい
るため、この両層の密着強度は非常に優れたものとなる
。
性シート(3)の下部には遊離水(6)が分離される0
以上の<b><c>の工程によって、粉体散布したセメ
ントを高含水させることにより表面が緻密なスキン層が
形成される。しかも透水性シート(3)を敷布すること
によりスラリー(5)より分離された水が軽量気泡セメ
ント層と高比重スキン層の間になまらないようにしてい
るため、この両層の密着強度は非常に優れたものとなる
。
<d> 次いで養生硬化した後に脱型する。
軽量気泡コンクリート板(7)の表面部には、より比重
の大きな、緻密で平滑、かつ強固なスキン層(8)が形
成される。
の大きな、緻密で平滑、かつ強固なスキン層(8)が形
成される。
このようにして得られた軽量気泡コンクリート板(7)
の内部には、第2図に示したように、多数の気泡(9)
が存在する。従来の方法においては、たとえば第3図に
示したように表面部の気泡によって気泡跡の生成が避け
られなかったが、この発明においては、表面部に比重の
大きな緻密スキン層(8)が形成されるので従来のよう
に塗装時に気泡跡を埋めるための下地材処理の必要はな
い。耐水性、耐凍害性等に優れた軽量気泡コンクリート
板が得られる。表面部の模様はシャープですつきりした
ものとなる。従来法のように、表面の気泡跡により切欠
きゃ穴が露出することはない。
の内部には、第2図に示したように、多数の気泡(9)
が存在する。従来の方法においては、たとえば第3図に
示したように表面部の気泡によって気泡跡の生成が避け
られなかったが、この発明においては、表面部に比重の
大きな緻密スキン層(8)が形成されるので従来のよう
に塗装時に気泡跡を埋めるための下地材処理の必要はな
い。耐水性、耐凍害性等に優れた軽量気泡コンクリート
板が得られる。表面部の模様はシャープですつきりした
ものとなる。従来法のように、表面の気泡跡により切欠
きゃ穴が露出することはない。
く製造例〉
第1図に示した工程に沿って、型枠および成形型の表面
に厚さ10μmの透水性のナイロンシートを敷布し、次
の配合からなるセメント粉末と水とを散布した。
に厚さ10μmの透水性のナイロンシートを敷布し、次
の配合からなるセメント粉末と水とを散布した。
普通ポルトランドセメント 60(重量部)フライア
ッシュ 40 増粘剤 0.1 セメント粉末と水との散布は、次の手順で行った。
ッシュ 40 増粘剤 0.1 セメント粉末と水との散布は、次の手順で行った。
水 50(重量部)セメント
粉末 50 水 50セメン
ト粉末 50 水 50次いで
、次の配合からなる軽量気泡コンクリートスラリーを調
整し、型内に注型した。
粉末 50 水 50セメン
ト粉末 50 水 50次いで
、次の配合からなる軽量気泡コンクリートスラリーを調
整し、型内に注型した。
普通ポルトランドセメント 60(重量部)フライア
ッシュ 40 増粘剤 0.1 起泡剤 8 水 40型内に
注入後室温で1日養生後に脱型した。さらに160℃の
温度で10時間養生し、所定の軽量気泡コンクリート板
を得た。
ッシュ 40 増粘剤 0.1 起泡剤 8 水 40型内に
注入後室温で1日養生後に脱型した。さらに160℃の
温度で10時間養生し、所定の軽量気泡コンクリート板
を得た。
また、比較のために、<A)軽量気泡セメントスラリー
を直接型内に注型した場合と、(B)透水性シートを敷
布しないでセメント粉末と水とを成形型表面に散布した
場合とについて軽量気泡コンクリート板を製造した。
を直接型内に注型した場合と、(B)透水性シートを敷
布しないでセメント粉末と水とを成形型表面に散布した
場合とについて軽量気泡コンクリート板を製造した。
これらの軽量気泡コンクリート板の各々について、表面
スキン層の状態、耐凍害性、引張強度を評価した。その
結果を示したものが表1である。
スキン層の状態、耐凍害性、引張強度を評価した。その
結果を示したものが表1である。
この表1から明らかなように、この発明の方法の場合に
は、表面部には均一で平滑、緻密で密着性に優れたスキ
ン層が形成されたが、セメントスラリーを直接注型した
場合<A)には、スキン層の表面硬度、引張強度ともに
劣っていた。
は、表面部には均一で平滑、緻密で密着性に優れたスキ
ン層が形成されたが、セメントスラリーを直接注型した
場合<A)には、スキン層の表面硬度、引張強度ともに
劣っていた。
また、セメント粉体と水とを透水性シートを敷布するこ
となく散布した場合(B)には、表面に緻密なスキン層
が形成されるが、引張強度が劣っていた。
となく散布した場合(B)には、表面に緻密なスキン層
が形成されるが、引張強度が劣っていた。
表
(発明の効果)
この発明の方法により、以上詳しく説明した通り、軽量
気泡コンクリート板の表面には、平滑で、緻密、かつ、
軽量気泡コンクリート層との密着性の大きな表面スキン
層が形成される。塗装等を行うにあたって下地処理を行
う必要もない。
気泡コンクリート板の表面には、平滑で、緻密、かつ、
軽量気泡コンクリート層との密着性の大きな表面スキン
層が形成される。塗装等を行うにあたって下地処理を行
う必要もない。
耐凍害性等の耐久性にも優れた軽量気泡コンクリート板
が実現される。
が実現される。
第1図はこの発明の方法の一実施例を示した工程断面図
である。第2図はこの発明の方法により得られる軽量気
泡コンクリート板を例示した部分斜視図である。また第
3図は従来法により得られる軽量気泡コンクリート板に
ついて示した部分斜視図である。 1・・・型 枠 2・・・成 形 型 3・・・透水性シート 4・・・高比重スラリー層 5・・・軽量気泡セメントスラリー 6・・・遊 離 水 7・・・軽量気泡コンクリート板 8・・・ス 9・・・気 キ ン 層 泡
である。第2図はこの発明の方法により得られる軽量気
泡コンクリート板を例示した部分斜視図である。また第
3図は従来法により得られる軽量気泡コンクリート板に
ついて示した部分斜視図である。 1・・・型 枠 2・・・成 形 型 3・・・透水性シート 4・・・高比重スラリー層 5・・・軽量気泡セメントスラリー 6・・・遊 離 水 7・・・軽量気泡コンクリート板 8・・・ス 9・・・気 キ ン 層 泡
Claims (1)
- (1)成形型表面および型枠内面に透水性シートを敷布
し、これにセメント粉末および水を散布して高比重スラ
リー層を形成し、次いで軽量気泡セメントスラリーを注
型して硬化成形することを特徴とする緻密化平滑表面ス
キン層を有する軽量気泡コンクリート板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015619A JPH03219913A (ja) | 1990-01-25 | 1990-01-25 | 軽量気泡コンクリート板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015619A JPH03219913A (ja) | 1990-01-25 | 1990-01-25 | 軽量気泡コンクリート板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03219913A true JPH03219913A (ja) | 1991-09-27 |
Family
ID=11893726
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015619A Pending JPH03219913A (ja) | 1990-01-25 | 1990-01-25 | 軽量気泡コンクリート板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03219913A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0906816A1 (de) * | 1997-10-04 | 1999-04-07 | Dennert Poraver GmbH | Verfahren zur Herstellung industriell vorgefertigter Wandelemente |
FR2795359A1 (fr) * | 1999-06-23 | 2000-12-29 | Morin Systeme Et Architectoniq | Procede de fabrication de plaques de revetement mural et plaques obtenues par ce procede |
KR100432001B1 (ko) * | 2001-05-04 | 2004-05-17 | 이광수 | 콘크리트구조물의 착색방법 |
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1990
- 1990-01-25 JP JP2015619A patent/JPH03219913A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP0906816A1 (de) * | 1997-10-04 | 1999-04-07 | Dennert Poraver GmbH | Verfahren zur Herstellung industriell vorgefertigter Wandelemente |
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