JPH03218339A - ニトリルの接触水和によるアシルアミドの製造方法及びその実施に使用する触媒とその製造方法 - Google Patents

ニトリルの接触水和によるアシルアミドの製造方法及びその実施に使用する触媒とその製造方法

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JPH03218339A
JPH03218339A JP2248580A JP24858090A JPH03218339A JP H03218339 A JPH03218339 A JP H03218339A JP 2248580 A JP2248580 A JP 2248580A JP 24858090 A JP24858090 A JP 24858090A JP H03218339 A JPH03218339 A JP H03218339A
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Nee Lucacs Julia Paal
ユリア パール ネーエ ルカーチュ
Galina Dr Putirszkaja
ガリナ プティルスカヤ
Laszlo Botar
ラースロー ボタール
Agnes Dr Keszler
アーグネシュ ケスレル
Istvan Dr Nemes
イシュトワーン ネメシュ
Tamas Vidoczy
タマーシュ ヴィドーツィ
Dezsoe Dr Gal
デゼー ガール
Gabor Dr Vasvari
ガーボル バシュバーリ
Nee Taller Klara Metzger
クラーラ メツゲル ネーエ タルレル
Nee Katona Maria Horvath
マーリア ホルバート ネーエ カトナ
Nee Schneider Erzsebet Soenfeld
エルゼーベト シェンフェルド ネーエ シュネイデル
Nee Barlai Agnes Bandi
アーグネシュ バーンディ ネーエ バルライ
Jozsef Fodor
ヨージェフ フォドル
Kalman Rajnai
カールマーン ラジュナイ
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    • C07C231/06Preparation of carboxylic acid amides from nitriles by transformation of cyano groups into carboxamide groups
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、ニトリルを触媒の共存下で水和させることに
より、アシルアミドを製造する方法に関する。 本発明の方法は、アクリロニトリルを触媒の共存下で水
和させてアクリルアミドを製造するのに適用するのが特
に好適である。 また本発明は、上記の目的に使用する触媒と、その製造
方法にも関するものである。 〔従来の技術〕 公知のように、ニトリルは、触媒として、銅または銅塩
の触媒の共存下で水と反応させると、アシルアミドに変
わる。ニトリルの水和に関する公知の方法における相違
は、主として、使用する触媒の性質にある。 米国特許第3,381,034明細書は、触媒として、
銅(1)及び銅(II)の塩を金属銅と任意の割合で混
合して用いる方法を開示している。この方法の不利な点
は、最終生成物の収量が低いことである。 西ドイツ国特許公報第2,001,903号による方法
では、酸化銅、酸化銅一酸化クロムもしくは酸化−3一 銅一酸化モリブデンを還元したもの、またはそれらの混
合物を触媒として用いている。これらの触媒を使用した
場合の不利な点は、反応の選択性が、乏しいことであり
、例えば、アクリロニトリルまたはメタクリ口ニトリル
を水和すると、ニトリルの約30%は、所要のアシルア
ミドにはならず、β一オキシープ口ピオニトルに変わっ
てしまう。 西ドイツ国特許公報第2,036,126号は、ラネー
銅、ウルマン銅、金属銅、及び種々の還元銅化合物を触
媒として用いる方法を開示している。これらの触媒のす
べておける不利な点は、比較的はやく不活性化されてし
まうため、水素ガス雰囲気中で昇温させて再活性化しな
ければならないことであるが、これは、危険で非経済的
な操作である。 西ドイツ国特許公報第2,320.60号に記載の方法
によれば、上記の欠点は、銅及び珪酸マグネシウム、つ
まりアルカリ金属の珪酸塩に、銅化合物の共存下でマグ
ネシウム化合物を加えると、沈澱生成するものを含む触
媒を用いることにより解消することができる。この触媒
は、還元性の気体、特ー4ー に水素を用い、昇温しで前処理する。銅は、珪酸マグネ
シウムの沈澱生成後で、還元操作の前に添加してもよい
が、珪酸マグネシウムを沈澱させるとき、銅化合物を還
元し、還元の段階で触媒の全銅含有量を調整するように
なっている。 同公報には、触媒には金属鋼以外に、イオン状の銅(す
なわち、銅(1)イオン及び銅イオン(II)イオン)
を、全銅量の0.1〜30重量%含ませることができ、
0.1〜10重量%含ませるのが好ましいと記載されて
いる。触媒また少量の他の金属、中でもバナジウムを化
合物として含ませる。このような金属添加物の量は、存
在するマグネシウムの1〜30重量%であることが好ま
しく、各金属化合物は、通常、珪酸マグネシウムの沈澱
に用いる反応混合物に加えられる。 西ドイツ特許公報第2,320,060号に開示されて
いる方法は、いくつかの利点を有する(例えば、触媒は
、適度の選択性をもち、寿命も比較的長い)が、不利な
点は、この触媒は、還元性ガスを用いて比較的高温で前
処理をしなければならないことである。この操作は、原
料、作業及びエネルギーの所要量をかなり増加させ、ア
シルアミドの製造コストの上昇をもたらす。 同公報の実施例6によれば、水溶液中でアクリロニトロ
ルを水和する際、触媒が不活性化するのを防ぐために、
溶液を無酸素状態にしなけハばならない。この操作によ
り、さらに製造コストが上昇する。 西ドイツ特許公報第2,702,014号には、触媒を
還元することも反応混合物を無酸素状態にすることも要
せずに、ニトリルを水和して、アシルアミドにする方法
が記載されている。 この方法によると、水和は、銅及びバナジウムを含む触
媒を用いて行われる。この触媒をつくるには、銅(1)
塩、または金属銅、銅(1)塩、銅(II)塩のうちの
少なくとも2つよりなる混合物をバナジウム酸塩に加え
る。必要に応じて、この触媒は、銅含有量に対して0.
001〜1モル当量の酸化剤で処理される。 同公報に記載の実施例はすべて、実験室規模のものであ
り、ニトリル数%を含む水溶液を、通常、約80℃で0
.1〜1時間反応させ、生成物を分析している。変換率
と選択性は、概ね満足すべきものである。しかし、触媒
が繰り返し使用できるか否かは調べていない。われわれ
の調査によれば、この触媒は、事実上、繰り返し使用で
きないことが明らかとなった。すなわち、その活性度は
、1回の反応ですでに約1/2にも低下し、3回使用後
には、完全に不活性になる。このように、触媒の寿命が
短いために、連続式の固定層接触反応槽を含め、大規模
な製造には使用することができない。 〔発明が解決しようとする課題〕 本発明の目的は、触媒をあらかじめ還元することも、ま
た反応混合物を無酸素状態にすることも必要とせず、か
つ触媒の活性度を殆ど低下させずに、長時間連続使用す
ることができる、ニトリルの接触水和によるアシルアミ
ドの製造を提供することである。 〔課題を解決するための手段〕 本発明によれば、これらの目的は、ニトリルの−7− 水和において、銅含有触媒を用いることによって達成さ
れる。 本発明は、銅含有触媒の共存下でニトリルを水和して、
アシルアミドを製造できる優れた方法に関するものであ
る。 本発明によれば、アルカリ金属のバナジウム酸塩とアル
カリ金属の珪酸塩とを重量部比で、1:(1〜2.5)
含む水溶液に、アルカリ金属の珪酸塩1モルに対して算
出された水溶性のマグネシウム化合物、またはカルシウ
ム化合物0.1〜1.2モル、及び金属量表示でys+
;Cu”+重量比を(1:0.3)〜(1:4.5)に
調整するために、水溶性のCu(I[)化合物を混合し
、生成した沈澱を分離し、Cu2+イオン1重量部に対
して算出された金属鋼0.7〜3重量部を、前記湿沈澱
に加え、その混合物を200℃を超えない温度で乾燥し
て調製される触媒の共存下で水和を行わせるアシルアミ
ドの製造方法が提供される。 本発明はまた、ニトリルを水和してアシルアミドとする
のに用いる触媒の製造方法にも関するも−8 のである。 この触媒は、アルカリ金属のバナジウム酸塩及びアルカ
リ金属の珪酸塩を重量比で、I:(1〜2.5)の割合
にて含む水溶液に、アルカリ金属の珪酸塩1モルに対し
て算出された、水溶性のマグネシウム化合物及び/また
はカルシウム化合物0.1〜1.2モル、及び金属量表
示で■5+:Cu2+の重量比を(1:0.3)〜( 
1 :4.5)に調整するために、水溶性の銅(II)
化合物を混合し、生じた沈澱を分離し、C u 2 *
イオン1重量部に対して算出された金属銅0.7〜3重
量部を、前記湿沈澱に加え、かつその混合物を200℃
を超えない温度で乾燥することにより調製される。 本発明は、上記の方法で製造される触媒にも関するもの
である。 本発明では、アルカリ金属の珪酸塩として、ナトリウム
及びカリウムの珪酸塩を用いる。 本発明の方法で用いる水溶性のマグシウム化合物及びま
たはカルシウム化合物の例として、硝酸マグネシウム、
硝酸カルシウム、塩化マグネシウム、塩化カルシウム、
硫酸マグネシウム、酢酸マグネシウム、沃化マグネシウ
ム及び臭化マグネシウムがあげられる。マグネシウム化
合物とカルシウム化合物の両方を用いる場合は、任意の
割合にして用いることができる。 マグネシウム化合物またはカルシウム化合物は、共存す
るアルカリ金属の珪酸塩と接触すると、マグネシウムま
たはカルシウムの珪酸塩が形成され、これは、触媒の担
体の役割をする。この担体には、Cu2+及びv5+の
化合物が、非常にこまかく分布している。このCu24
及びv5+含有担体を金属鋼と混ぜると、以下の組織を
もつ触媒が得られる。 V″”                7.5〜13
重量%Cu2”               13−
31重量%担体             9〜17重
量%金属銅            20〜38重量%
バナジウム酸塩/担体の重量比 2〜4Cu” ”/担
体の重量比       1−2.5金属銅/担体の重
量比     1.5〜3Cu2”/金属鋼の重量比 
    0.7〜3上記のことから、本発明による方法
で製造した触媒は、製造方法(還元操作の省略)につい
てだけでなく、組成についても、西ドイツ国特許公報第
2,320,060号のそれとは明らかに異なっている
。 本発明の方法で使用する触媒は、引用文献で発表されて
いるものより多量のバナジウム酸塩を含んでいる。すな
わち、公知の触媒では、バナジウム酸塩は任意の成分に
すぎず、含有させる場合でも、その量は、支持体のマグ
ネシウム成分量の一部にすぎない。本発明の方法で使用
する触媒は、公知の触媒よりもずっと多量のイオンの形
の銅を含んでいる。 このことから、本発明の方法では、触媒を還元する必要
がなく、無酸素の雰囲気中で反応させなくても、触媒が
、長期間活性度を保持することは驚異的でさえある。 触媒の性質を別にすると、本発明のニトリルの水和は、
上記の引用文献で明らかにされているように、それ自体
、公知の方法で行う。 固定層触媒及び懸濁触媒のいずれも使用されるー11− が、技術的観点からすれば、固定触媒層を用いるのが好
ましい。この場合、触媒の寿命が顕著に長いことが、と
りわけ利点となる。 本発明の方法は、乳化剤の共存下で水和させるハンガリ
ー国特許第180,855号明細書に記載の方法と組み
合わせることも可能である。 公知の方法と比較して、本発明の方法の主な利点は、次
のとおりである。 ●触媒の寿命が著しく長い。反応時間4500時間経過
後でも、活性度の低下は認められない。 ●触媒を還元する必要がない。したがって、技術的困難
と製造コストの増大を伴う予備の還元段階を省略するこ
とができる。 ●反応混合物を、酸素不合にする必要がないので、かな
りの技術(工程)の簡素化と製造コストの低減をもたら
す。 〔実施例〕 以下、本発明の好適実施例を詳細に説明する。 ただし、それらは、本発明を制約するものではない。 ー12− 矢』111 NaOH 4gを、水240m桑に溶かし、攪拌しなが
ら、この溶液にV2053gを加える。溶液が脱色した
のち、珪酸ナトリウム(水ガラス)15gと水85mj
)を混合したものを加える。 Mg(NO3)z・6}120 7gを、水20mnに
溶かす。また、Cu(jl,・2H,0 10gを、水
40ml2に溶かす。この2つの溶液を混合し、つぎに
、上記の溶液中に滴下する。生成した沈殿をろ別し、金
属鋼5gを、この湿沈殿に混ぜる。このかたまりを押出
し成形し、160℃で乾燥すると、触媒17gが得られ
る。 この触媒の組成は、次のとおりである。 (以下余白) Na            13.5重量%y”  
         io.o重量%0        
    11.8重量%Cu”+         互
」重員エ55.7重量% 担体         12.9重量%(Mg:4.1
重量幻金属銅        29.4重量%V“/担
体の重量比   2.73 Cu” ”/担体の重量比  1.73金属銅/担体の
重量比 2.27 夫』O引4 実施例1の操作に従うが、Mg (No3) z・68
.0 7gのかわりに、Ca(423 gを用いる。 この触媒の組成は、次のとおりである。 Na        13.5重量% v5”        io.o重量%0      
   11.8重量% Cu”       22.4重量% 担体      12.9重量%(Ca:6.45重量
%)金属鋼     12.9重量% 矢』1』灸 この実施例は、比較のため記載するものである。 西ドイツ国特許公報第2,702,014号に記載の方
法で製造した触媒について、一連の反応試験を実施した
。 水600lにNaOH 9.6gを溶かし、v20, 
7.28gを加えて溶解させたのち、CuCIr2・2
H20 20.4gを、水溶液として加える。生じた触
媒成分0. 25gを、銅粉末0.25gと混合し、こ
の混合物を、アクリロニトリルの水和における触媒とし
て用いた。 アクリロニトリル水溶液(6重量%)5mAを,触媒上
に注ぎ、反応混合物を、80℃で1時間攪拌し、触媒を
ろ別した。ろ液のアクリルアミド含有量は、3重量%で
あった。 アクリロニトリル水溶液(6重量%)5mAを、回収し
た触媒上に注ぎ、反応混合物を、80℃で1時間攪拌し
、触媒をろ別した。ろ液のアクリルアミド含有量は、1
.4重量%であった。 第3の実験として、再びアクリロニトリル水溶液(6重
量%)5ml2を、回収した触媒上に注ぎ、反−15 応混合物を、80℃で1時間攪拌し、触媒をろ別した。 ろ液中に、アクリルアミドは検出されなかった。 去Jl東 実施例1記載の方法で調製した触媒5gに、アクリロニ
トリル水溶液(6重量%)10mjlを加える。 反応混合物を、80℃で1時間攪拌し、触媒をろ別した
。ろ液のアクリルアミド含有量は、2.5重量%である
。 アクリロニトリル水溶液(6重量%)10+I14を、
回収した触媒上に注ぎ、反応混合物を、80℃で1時間
攪拌する。触媒をろ刑する。ろ液のアクリルアミド含有
量は、2.0重量%である。 回収した触媒は、上記と同様に、さらに水和反応におい
て使用する。この場合、ろ液のアクリルアミド含有量は
、2.2重量%である。 回収した触媒を、上記と同様に、4回、アクリルアミド
の製造に用いた場合、ろ液のアクリルアミド含有景は、
0.8重量%である。 回収した触媒をさらに5回、上記と同様にアク−16ー リルアミドの製造に用いた場合、3液のアクリルアミド
含有量は、0.8重量%である。 末斑孤且 実施例2記載の方法で調製した触媒0.5gに、アクリ
ロニトリル水溶液(6重量%)10mj+を加え、反応
混合物を、70℃で2時間攪拌し,触媒をろ別する。ろ
液のアクリルアミド含有量は、2.7重量%である。 矢膚I
【1 実施例1記載の方法で調製した触媒9gを、実容量14
mAのフロースルー(F1ow−Through)型反
応槽に充填し、これに、アクリロニトリル水溶液(6重
量%)を自然流下させる。反応槽の温度は、75〜80
℃に調節する。流出液のアクリルアミド含有量を測定し
た結果を表−1に示す。 (以下余白) ス】1帽1 実施例1記載の方法により調製した触媒153gを、フ
ロースルー型の反応槽に充填し、これに、アクリ口ニト
リル水溶液(25重量%)を通す。アクリロニトリルは
、7重量%までしか水に溶けないので、乳化剤として、
ドデシルスルホン酸を1 g/ Qの割合で加えて均一
な溶液とする。反応温度は、80℃に調節する。分析結
果を表−2に示す。 (以下余白) ス』1I則 実施例7記載の操作に従うが、アセトニトリル水溶液(
7重量%)を反応槽に通す。出発物質は、アセトアミド
に代わる。分析結果を表−3に示す。 (以下余白) 矢111則 実施例1の方法に従うが、使用する薬品の量は、次のと
おりである。 NaO}1             4 gV205
3 g 珪酸ナトリウム(水ガラス)16g Mg(No3)z・6H20         7.5
gCuCj)24H20          14.O
 g金属鋼           3.3g得られる触
媒の組成は、次のとおりである。 Na                13.6重量%
v5÷               9.9重量%0
                 12.6重量%担
体             13.8重量%Cu2◆
              30.6重量%金属銅 
           19.5重量%バナジウム酸塩
/担体の重量比 2.5Cu2+/担体の重量比   
   2.2金属銅/担体の重量比     1.4尖
隻剪り ー23− 実施例1の方法に従うが、使用する薬品の量は、次のと
おりである。 NaOH             3 gV205 
            2.25g珪酸ナトリウム(
水ガラス)15g Mg(No,)2・6H20         6.O
 gCu(j)2・2H20          10
.Og金属銅           6.3g得られる
触媒の組成は、次のとおりである。 Na                10.2重量%
V’ ”               7.4重量%
0                9.5重量%Cu
”               21.8重量%担体
             13.3重量%金属銅  
          37.0重景%バナジウム酸塩/
担体の重量比 2.0Cu” ”/担体の重量比   
   1.6金属銅l担体の重量比     2.8来
喬孤旦 実施例1の方法に従うが、使用する薬品の量は、−24
ー 次のとおりである。 NaOH              3 gVzOS
2.25g 珪酸ナトリウム(水ガラス)15g Mg(NO3)z・6H20          5.
OgCuCnz H 2H2 0          
 14 − O g金属銅            5
.0g得られる触媒の組成は、次のとおりである。 Na                10.2重量%
v5◆              7.4重量%0 
               9.5重量%Cu” 
              30.6重量%担体  
           12.8重量%金属鋼    
        29.4重量%バナジウム酸塩/担体
の重量比 2.1CuZ +/担体の重量比     
 2.4金属銅/担体の重量比     2.3尖凰f
il2 実施例1の方法に従うが、使用する薬品の量は、次のと
おりである。 5.2g 3.9g 15g 6.0g 10.0g 3.3g 次のとおりである。 17.6重量% 12.8重量% 16.5重量% 21.8重量% 11.9重量% 19.5重量% 3.95 1.8 1.6 NaOH ■205 珪酸ナトリウム(水ガラス) +’tg(No3)z・6H20 CuCj)2・2H20 金属銅 得られる触媒の組成は、 Na ys+ O Cu” + 担体 金属銅 バナジウム酸塩/担体の重量比 Cu” ”/担体の重量比 金属銅/担体の重量比 @発 @発 @出 ヨージエフ フオドル カールマーン ラジュ ナイ ニトロケーミア イパ ルテレベク ハンガリー国 8220  ヴエスプレーム ハスコヴ
オ ウツツア 17/ツエー ハンガリー国 8220  バラトナルマーデイ ター
ンチチュウツツア 81 ハンガリー国 フエズフエジャールテレブ(番地なし)
−400−

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)銅含有触媒の共存下で、ニトリルの水和によるア
    シルアミドを製造する方法であって、 アルカリ金属のバナジウム酸塩と、アルカリ金属の珪酸
    塩とを重量比1:(1〜2.5)の割合で含む水溶液に
    、アルカリ金属の珪酸塩1モルに対して算出された、水
    溶性のマグネシウム化合物及び/またはカルシウム化合
    物0.1〜0.2モル、及び金属量表示でV^5^+:
    Cu^2^+の重量比を(1:0.3)〜(1:4.5
    )に調節するために、水溶性の銅(II)化合物を混合し
    、生じた沈澱を分離し、この湿沈澱に、Cu^2^+イ
    オン1重量部に対して算出された金属銅0.7〜3重量
    部を混ぜ、この混合物を、200℃を超えない温度で乾
    燥して調製される触媒の共存下で水和を達成させること
    を特徴とするアシルアミドの製造方法。
  2. (2)V^5^+イオンとCu^2^+イオンを、重量
    比で1:(0.3〜2)の割合にて含む触媒を使用する
    請求項(1)記載の製造方法。
  3. (3)ニトリルの水和によるアシルアミドの製造に用い
    る触媒の製造方法であって、 アルカリ金属のバナジウム酸塩と、アルカリ金属の珪酸
    塩とを重量比で1:(1〜2.5)の割合にて含む水溶
    液を、アルカリ金属の珪酸塩1モルに対して算出された
    、水溶性のマグネシウム化合物、またはカルシウム化合
    物0.1〜1.2モル、ならびに金属量表示で、V^5
    ^+:Cu^2^+の重量比を(1:0.3)〜(1:
    4.5)に調節するために、水溶性の銅(II)化合物と
    混合し、生じた沈澱を分離し、この湿沈澱に、Cu^2
    ^+イオン1重量部に対して算出された金属銅0.7〜
    3重量部を混合し、かつ混合物を200℃を超えない温
    度で乾燥させることを特徴とする触媒の製造方法。
  4. (4)請求項(3)に記載の方法で製造された触媒。
JP2248580A 1989-09-18 1990-09-18 ニトリルの接触水和によるアシルアミドの製造方法及びその実施に使用する触媒とその製造方法 Pending JPH03218339A (ja)

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