JPH03217453A - 湿気硬化性熱溶融型シーリング材組成物 - Google Patents

湿気硬化性熱溶融型シーリング材組成物

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JPH03217453A
JPH03217453A JP1445490A JP1445490A JPH03217453A JP H03217453 A JPH03217453 A JP H03217453A JP 1445490 A JP1445490 A JP 1445490A JP 1445490 A JP1445490 A JP 1445490A JP H03217453 A JPH03217453 A JP H03217453A
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Masaharu Takada
正春 高田
Masaru Sugimori
優 杉森
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は湿気硬化性熱溶融型シーリング材組成物、更に
詳しくは、溶融粘度が低く、初期強度に優れ、かつ最終
硬化後の物性、特に耐熱性に優れるウレタン系の湿気硬
化性熱溶融型シーリング材組成物に関する。
従来技術と発明が解決しようとする課題従来より、湿気
硬化性でホットメルトの性質を具備するウレタン系ンー
リング材として、たとえばポリアルキレンボリオールと
ポリイソシアネート化合物を反応させて得られるウレタ
ンプレポリマー、スチレン系熱可塑性エラストマーおよ
び粘着付与樹脂を配合したことから成る湿気硬化性熱溶
融型シーリング材が知られている(特開昭645408
9号公報参照)。このシーリング材は、製造および使用
において相溶性であり、比較的良好な熱安定性、未硬化
接着力、貯蔵安定性および硬化接着力を有するとされて
いる。
しかしながら、たとえば自動車ウインドガラスのンール
接着といった構造用途では特に耐熱性に優れることか不
可欠であり、この用途に上述のンーリング材を適用する
と、耐熱性が十分でなく、熱時の物性低下が起こりうる
課題を解決するための手段 そこで、本発明者らは、この耐熱性の問題を改善すべく
鋭意検討を進めたところ、上記公知ノーリング材におい
て、水酸基含有粘着付与樹脂とポリイソンアネート化合
物を反応させて得られるウレタンプレポリマーを配合し
、かつ配合成分の割合を特定化すれば、熱時物性を満足
しうろことを見出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明は、スチレン系熱可塑性エラストマー
100部(重量部、以下同様)、ポリアルキレンボリオ
ール30〜180部と該ポリアルキレンポリオールのO
Hに対して過剰モル量のポリイソノアネート化合物を反
応させて得られるウレタンブレボリマーA、水酸基含有
粘着付与樹脂5〜100部と該水酸基含有粘着付与樹脂
のOHに対して過剰モル量のポリイソノアネート化合物
を反応させて得られるウレタンプレポリマーB,および
粘着付与樹脂50〜150部から成ることを特徴とする
湿気硬化性熱溶融型シーリング材組成物を提供するもの
である。
本発明で用いるスチレン系熱可塑性エラストマーは、A
−B−Aブロソク共重合体、A−Bブロノク共重合体お
よびA−(B−A)n−Bブロック共重合体[ここて、
Aはボリスチレンブロックまたはボリα−メチルスチレ
ンブロック、Bはゴム様ポリオレフィンブロック(たと
えば水素化または非水素化ポリイソブレンまたはポリブ
タンエンブロック)、およびnは2〜50てあるコを指
称し、具体的には分子fi7 0 0 0〜20000
0のポリスチレンーボリイソプレンーポリスチレンブロ
ソク共重合体(スチレン含量14〜50重量%)、分子
量70〜+50000のポリスチレンーポリブタノエン
ーポリスチレンブロノク共重合体(スチレノ含呈20〜
50重量%)、分子量50000〜+00000のポリ
スチレンー水素化ポリブタノエン−ボリスチレンブロノ
ク共重合体(スチレン含i110〜40重量%)などが
例示される。
本発明で用いるポリアルキレンボリオールは、2以上の
末端OHを有する。イソプレン.ブチレン,ブタジエン
の単独重合体もしくは共重合体、またはこれらの単量体
とスチレン,エチレン1ヒトロキンエチルアクリレート
.アクリ口ニトリルなどとの共重合体を指称し、具体的
には分子量500〜tooooのポリイソプレンポリオ
ール、ポリブタジエンポリオール、イソブレンーブタノ
エンコボリマーポリオールなどが例示される。使用量は
、上記スチレン系熱可塑性エラストマーl00部に対し
て30〜180部、好ましくは50〜150部の範囲で
選定する。30部未満であると、溶融温度か充分に低下
せず、最終硬化後の物性に劣り、また180部を越える
と、初期強度が低下する。
本発明におけるウレタンブレボリマーAは、上記ポリア
ルキレンポリオールにボリイソ/アネート化合物を、該
ポリアルキレンボリオールのOHに対して過剰モル量、
すなわち、通常NGO/0Hのモル比か1 6〜3.0
となるように反応させることにより得られる。この反応
は、要すれば適当な反応溶媒(ヘキサン、トルエン、ヘ
プタン、ンクロヘキサン、キンレン、メチレンク口ライ
ト、四塩化炭素なと)中で常温〜100°Cで行なわれ
、また反応に際し、ノブチル錫ノラウレート、トリエチ
ルアミン、オクチル酸鉛などの触媒を使用してもよい。
上記ポリイソシアネート化合物としては、たとえば1 
 3−トリメチレンジイソノアネート、14−テトラメ
チレンジイソシアネート、1.5ベンタメチレンジイソ
ンアネート、1.6−ヘキサメチレンジイソンアネート
、2.4.4−または2.2.4=I−リメチルへキサ
メチレンジイソノアネート、ドデカメチレンノイソノア
不一ト、リジンメチルエステルジイソソアネートなとの
脂肪族ポリイソンア不−ト類,1.3−ノクロベンタノ
ノイソンアネート、1.4−7クロヘキサンノイソノア
ネート、1.3−ノクロヘキサンノイソノアネート、4
 4゛−メチレンヒス(ノクロへキンルイソンアネート
)、メチル2.4−ノクロヘキサンジイソノアネート、
メチル2.6−シクロヘキサンジイソシアネート、1.
4−ビス(イソシアネートメチル)ンクロヘキサン、1
.3−ビス(イソシアネートメチル)シクロヘキサン、
水添ジフェニルメタンジイソシアネート、イソホロンジ
イソシアネート、水添トリレンジイソシアネートなどの
脂環式ポリイソンアネート類;m−フェニレンノイソシ
アネート、p−フェニレンジイソシアネート、1.5−
ナフタレンジイソシアネート、4.4−ジフェニルメタ
ンジイソシアネート(MDI)、2.4−または2.6
−トリレンジイソシアネート(TDI)、4.4゛一ト
ルイジンジイソシアネート、ジアニジンジイソシアネー
ト、4,4゛−ジフェニルエーテルジイソシアネート、
1.3−または1.4−キンリレンジイソシアネート、
ω.ω゜−ジイソシアネート−!,4−ジエチルベンゼ
ン、トリフェニルメタントリイソシアネート、トリス(
4フェニルイソシアネート)チオホスフェートなどの芳
香族ポリイソシアネート類か挙げられ、これらの1種ま
たは2種以上の混合物を使用に供する。
本発明で用いる水酸基含有粘着付与樹脂としては、たと
えばテルペンフェノール樹脂および水酸基含有クマロン
インデン樹脂が挙げられる。使用量は、上記スチレン系
熱可塑性エラストマー100部に対して5〜100部、
好ましくはlO〜80部の範囲で選定する。5部未満で
あると、耐熱性が充分でなく、また100部を越えると
、最終硬化後の物性に劣る(特に硬度が高くなり、伸び
が小さくなる)。
本発明におけるウレタンプレポリマーBは、上記ウレタ
ンプレポリマーAの場合と同様な条件で、水酸基含有粘
着付与樹脂のOHに対し過剰モル量のポリイソノアネー
ト化合物を反応させることにより得られる。なお、水酸
基含有粘着付与樹脂とポリイソシアネート化合物は予め
反応させておく必要はなく、後記実施例に示されるよう
に、組成物調製時に要すれば反応温度に加熱して反応さ
せてしよい。
本発明で用いる粘着付与樹脂としては、ロジン系、ロジ
ンエステル系、水添ロジンエステル系、テルベン系、水
添テルペン系の天然樹脂、およびC5系の脂肪族樹脂、
C8系の芳香族樹脂、C5系と08系の共重合樹脂の石
油樹脂が挙げられる。
使用量は、上記スチレン系熱可塑性エラストマー100
部に対して50〜150部、好ましくは60〜120部
の範囲で選定する。50部未満であると、溶融温度が充
分に低下せず、また150部を越えると、最終硬化後の
物性に劣り、特に硬度が高くなり、伸びが小さくなる。
本発明に係る湿気硬化性熱溶融型シーリング材組成物は
、上記所定割合のスチレン系熱可塑性エラストマー、ウ
レタンプレポリマーA(ポリアルキレンポリオールとポ
リイソシアネート化合物の反応生成物)、ウレタンプレ
ポリマーB(水酸基含有粘着付与樹脂とポリイソシアネ
ート化合物の反応生成物)および粘着付与樹脂を配合し
fニ系で構成され、必要に応じて充填剤、可塑剤、硬化
促進触媒、老化防止剤、UV吸収剤等を適量配合しても
よい。
次に実施例および比較例を挙げて、本発明をより具体的
に説明する。
実施例1〜4および比較例1.2 (1)ウレタンプレポリマーAの製造.ポリイソプレン
ボリオール(クラレ(株)製、TL− 1,分子量38
00)100部を80±10℃にて2時間脱泡撹拌した
後、これに4,4゜−ジフェニルメタンジイソシアネー
ト(MDI)182部を加え、80±5℃にて3時間反
応を行い、NGO含有量3.0%(重量%、以下同様)
のウレタンブレボリマーAを得る。
(2)湿気硬化性熱溶融型シーリング材組成物の凋製: 下記表1に示す部数の配合成分を用い、以下の手順で調
製する。先ず、スチレン系熱可塑性エラストマーとして
ポリスチレンーボリイソプレンポリスチレンブロソク共
重合体(シェル化学社製、KRATONI + 07、
平均分子量130000、スチレン含量14%)、粘着
付与樹脂としてα−メチルスチレン系芳香族樹脂(理化
ハーキュレス(株)製、ピュテックスL C).テルペ
ン系天然樹脂(グッドイヤー社製、WINGTACK 
 10またはWINGTACK  PLUS)、水酸基
含有粘着付与樹脂として水酸基含有クマロンインデン樹
脂(新日鉄化学(株)製、エスクロンN− 1 0 0
)およびヒンダードフェノール系老化防止剤(チバガイ
ギー社製、イルガノックスl Q l O)を+500
Cの加熱二−ダーで2時間脱泡撹拌する。次いで110
℃に冷却してから、MDIを加え、同温度で2時間反応
させた後、(この場合、NCO含有lO.4%のウレタ
ンプレポリマーBが生成)、これに上記(1)のウレタ
ンプレポリマーAを加え、110℃で30分間脱泡撹拌
を行い、充填剤としてカーポンブラック、硬化促進触媒
としてジブチルチンノラウレート(50%DOP溶液)
を加えて、湿気硬化性熱溶融型シーリング材組成物を得
る。
(3)性能試験 各実施例および比較例のシーリング材組成物を、下記表
2に示す各種の性能試験に供し、結果を表2に示す。
注)表中、 ■粘度=BH型回転粘度計、7号ローター、2rpm/
 I 2 0℃で測定 ■初期引張強度、20℃.65%RHXIO分放置後の
ダンベル2号より測定(JISK6301) ■常態;20°C.65%RHX7日後のダンベル2号
より測定(JIS K 6301)■熱時:20℃.6
5%RHX7日後のダンベル2号を80℃条件より測定
(JISK6301)なお、ダンベル2号はシート厚さ
2 mm,引張速度はI00ii/分とした。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、スチレン系熱可塑性エラストマー100重量部、 ポリアルキレンポリオール30〜180重量部と該ポリ
    アルキレンポリオールのOHに対して過剰モル量のポリ
    イソシアネート化合物を反応させて得られるウレタンプ
    レポリマーA、 水酸基含有粘着付与樹脂5〜100重量部と該水酸基含
    有粘着付与樹脂のOHに対して過剰モル量のポリイソシ
    アネート化合物を反応させて得られるウレタンプレポリ
    マーB、および 粘着付与樹脂50〜150重量部 から成ることを特徴とする湿気硬化性熱溶融型シーリン
    グ材組成物。 2 水酸基含有粘着付与樹脂がテルペンフェノール樹脂
    または水酸基含有クマロンインデン樹脂である請求項第
    1項記載のシーリング材組成物。
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