JPH03217032A - 半導体装置の樹脂封止装置、樹脂封止方法及び樹脂封止型半導体装置 - Google Patents

半導体装置の樹脂封止装置、樹脂封止方法及び樹脂封止型半導体装置

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JPH03217032A
JPH03217032A JP2011931A JP1193190A JPH03217032A JP H03217032 A JPH03217032 A JP H03217032A JP 2011931 A JP2011931 A JP 2011931A JP 1193190 A JP1193190 A JP 1193190A JP H03217032 A JPH03217032 A JP H03217032A
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retainer
inserts
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康次 堤
Suekichi Tanaka
田中 末吉
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、半導体装置を樹脂封止する装置に関する。
〔従来の技術〕
第4図は例えば特開昭62−269328号公報に開示
された従来の樹脂封止装置の下型を示す断面図である。
定盤(1)には凹部(1b)が形成され、この凹部(1
b)内にキャビティブロック(2)が組み込まれている
。キャビティブロック(2)の上面には複数のキャビテ
ィ(2a)が形成されると共に各キャビティ(2a)と
キャビティブロック(2)の下面とを結ぶ複数′の貫通
孔(2c)が形成されている。これら貫通孔(2c)内
にはそれぞれエジェクトピン(3)が移動自在に挿入さ
れ、エジェクトピン(3)の下端は押さえ板(5)によ
りエジェクタプレート(4)上に固定されている。エジ
ェクタプレート(4)の下面にはエジェクトロツド(8
)の上端部が当接し、エジェクトロツド(8》は定盤(
1)を貫通して下方に延出している。味な、キャビティ
ブロック(2)の中央部には樹脂を収容するボッl−(
7)が形成されており、このボット(7)内にプランジ
ャ(6)の先端部が挿入・されている。さらに、定盤(
1)及びキャビティブロック(2)にはそれぞれヒータ
(1a)及び(2b)が埋設されている。
キャビティブロック(2)と、エジェクトピン(3)、
エジェクタプレート(4)及び押さえ板(5)からなる
エジエクタブロック部とは一体的に定盤(1)に着脱自
在に組み込まれており、樹脂封止するリードフレーム及
び半導体チップの品種に対応して交換できるようになっ
ている。また、第4図は下型を示しているが、この下型
とほぼ同様の構造を有する上型と対になって用いられる
樹脂封止を行う際には、半導体チップ(図示せず)がキ
ャビティ(2a)内に収容されるように下型のパーティ
ング面(50)上にリードフレーム(図示せず)を載置
すると共にポット〈7)内に樹脂(図示せず)を投入し
、この状態でフ゜レス装置(図示ぜず)により下型と図
示しない上型とが型締めされる。
3 そして、ブランジャ(6)を上方に駆動することにより
ボット(7)内の樹脂が加圧され、上型に形成されなラ
ンナ及びゲートを通って各キャビティ(2a)に注入さ
れる。
樹脂の硬化後、上型と下型とを互いに離し、エジェクト
ロツド(8)を用いてエジェクタプレート(4〉を上方
へ持ち上げる。これにより、キャビティ(2a)内にエ
ジェクトピン(3)の上端が突き出し、各キャビティ(
2a)から樹脂封止されたリードフレームが取り出され
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、定盤(1)に形成された凹部(1b)内
の上部にキャビティブロック(2)が組み込肱れな構造
を有しているので、パーティング面(50)においてそ
の周辺部に位置する定盤(1)の剛性と中央部に位置す
るキャビティブロック(2)の剛性とでは大きく異なっ
てしまう。このため、上型と下型を型締めしてリードフ
レームに型締め力が作用したときには、第5図に示すよ
うにバーティング面(50)が変形し、リードフ1/−
ムを均等に加圧す4 ることかできなくなる。従って、パーティング面(50
)の変形量Bに応じてリードフレームの表面にフラッシ
ュバリが発生するという問題があった。
この発明はこのような問題点を解消するためになされた
もので、リードフレームを均等に加圧してリードフレー
ムの表面にフラッシュバリを生じることなく半導体装置
を樹脂封止することができる半導体装置の樹脂封止装置
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る半導体装置の樹脂封止装置は、定盤と、
この定盤上に固定されると共に定盤との間に空間部を有
するキャビティリテーナと、それぞれ表面が露出するよ
うにキャビティリテーナに埋設されると共にその表面に
キャビティが形成された複数のキャビティインサートと
、それぞれキャビティインサート及びキャビティリテー
ナを貫通して一端がキャビティリテーナの空間部内に突
出すると共に他端がキャビティインサートのキャビティ
内に突出し得るように移動自在に設けられた複数のエジ
ェクトピンと、キャビティリテーナの空間部内に位置す
ると共に複数のエジェクトピンの一端が固定されるエジ
ェクタプレートと、それぞれエジェクタプレートを貫通
して定盤上に複数のキャビティインサートを弾性支持す
る第1の弾性手段とを備えたものである。
複数のキャビティインサートは、互いに独立して第1の
弾性手段により支持されるように構成することができる
また、複数のキャビティインサートに隣接するようにキ
ャビティリテーナに埋設されると共にその表面にランナ
及び複数のキャビティインサートのキャビティにそれぞ
れ接続される複数のゲートが形成されたランナインサー
トと、複数のキャビティインサートとランナインサート
とを連結すると共に第1の弾性手段により支持される連
結プレートとを備えてもよい。
さらに、エジェクタプレートを貫通し且つ連結プレート
を介してランナインサートを定盤上に弾性支持すると共
に第1の弾性手段より短い第2の7 弾性手段を備えることもできる。
〔作用〕
この発明においては、エジエクタプレートを貫通して配
置された第1の弾性手段が定盤上に複数のキャビティイ
ンサートを弾性的に支持する。
複数のキャビティインサートを互いに独立に第1の弾性
手段により支持すれば、加圧時に各キャビティインサー
トがそれぞれ独立して弾性的に微動し、プレス変形及び
熱変形を吸収する。
また、ランナインサートを設けると共に複数のキャビテ
ィインサートとランナインサートとを連結プレートによ
り連結すれば、連結プレートを介してキャビティインサ
ート及びランナインサー1〜が弾性的に支持される。
さらに、エジェクタプレートを貫通し且つ連結プレート
を介してランナインサートを定盤上に弾性支持すると共
に第1の弾性手段より短い第2の弾性手段を備えれば、
キャビティインサートがランナインサートより強く加圧
される。
〔実施例〕
一8 以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて説明する
第1図はこの発明の一実施例に係る半導体装置の樹脂封
止装置の下型を示す断面図である。定盤(11)上にパ
ッキングプレート(20)を介してキャビティブロック
(12)が配置されている。キャビティブロック(12
)は、パッキングプレート(20)上に固定されたキャ
ビティリテーナ(21)とキャビティリテーナ(21)
の上面に埋設された複数のキャビティインサート(22
)とから形成されている。
キャビティリテーナ(21)は下方に向かって開いてい
る一つの凹部(21a)を有しており、この四部(21
a)によりパッキングプレート(20)との間に空間部
(23)が形成されている。空間部(23)内にはエジ
ェクタプレート(14)及び押さえ板(15)が載置さ
れている。また、キャビティリテーナ(21)の上面に
は複数の凹部(2lb)が形成され、これら凹部(2l
b)内にそれぞれキャビティインサート(22)が摺動
自在に挿入されている。各キャビティインサート(22
)の上面はパーティング面(24)として露出しており
、ここにキャビティ(22a)が形成されている。各キ
ャビティインサート(22)にはキャビティ(22a)
とキャビティインサー} (22)の下面とを結ぶ貫通
孔(22b)が形成され、この貫通孔(22b)内にエ
ジェクトピン(13)が移動自在に挿入されている。
これらのエジェクトピン(13)の下端部はキャビティ
リテーナ(21)を貫通して空間部(23)に至り、押
さえ板(15)によりエジェクタプレー} (14)上
に固定されている。エジェクタプレート(14)の下面
にはエジェクトロツド(18)の上端部が当接し、エジ
ェクトロツド(18)はパッキングプレ−1−(20)
及び定盤(11)を貫通して下方に延出している。
キャビティリテーナ(21)には各凹部(2lb)と空
間部(23)とを結ぶ複数の貫通孔(21c)が形成さ
れ、一方エジェクタプレート(14)及び押さえ板ク1
5)にもキャビティリテーナ(21)の貫通孔(21c
)に対応する位置にそれぞれ貫通孔(14a)及び(1
5a)が形成されている。互いに対応する貫通孔(14
a)、(15a)及び(21c)に第1の弾性手段とな
る弾性ピン(19)が挿入され、この弾性ピン(19)
の両端部がキャビティインサート(22)の下面及びパ
ッキングプレート(20)の上面にそれぞれ当接してい
る。弾性ピン(19)の材質としては各種の弾性体を用
いることができる。
さらに、定盤(11)にはヒータ(lla)が埋設され
ている。
図示されていないが、キャビティリテーナ(21)には
樹脂を投入するためのポットが形成されると共にポット
内の樹脂を加圧するプランジャが設けられている。また
、この下型には第4図に示したような従来構造の上型が
対向し、上型と下型とが対になって用いられる。
次に、半導体チップが搭載されたリードフレームの樹脂
封止を行う際の実施例の動作を述べる。
まず、半導体チップ(図示せず)がキャビティインザー
ト(22)のキャビティ(22a)内に収容されるよう
に下型のパーティング面(24)上にリードフレーム(
25)を載置すると共にボット(図示せず)内に樹脂を
投入し、この状態でプレス装置(図示せず)により下型
と図示しない上型とが型締めされる。リ11 ードフレーム(25)は上型と下型とにより挟み込まれ
て加圧されるが、このとき加圧力に応じて弾性ピン(1
9)が圧縮変形し、第1図においてキャビティインサー
ト(22)はそれぞれキャビティリテーナ(21)に対
しわずかに下方に移動する。従って、加圧力により従来
構造の上型のパーティング面が変形しても、その変形に
対応して各キャビティインサート(22)が移動し、リ
ードフレーム(25)を均等に加圧することとなる。
この状態で、図示しないプランジャによりポット内の樹
脂が加圧され、上型に形成されたランナ及びゲートを通
って各キャビティ(22a)に注入される。このとき、
リードフレーム(25)は均等に加圧されているので、
樹脂はキャビティ(22a)がらはみ出さず、従ってフ
ラッシュバリの発生が防止される。
樹脂の硬化後、上型と下型とを互いに離し、エジェクト
ロッド(18)を用いてエジェクタプレート(14)を
上方へ持ち上げる。これにより、キャビティ(22a)
内にエジェクトピン(13)の上端が突き出し、12 各キャビティ(22a)から樹脂封止されたリードフレ
ームが取り出される。
第1図に示すように、弾性ピン(19)は空間部(23
)内のエジェクタプレー} (14)及び押さえ板(1
5)を貫通して配置され、パッキングプレートク20)
上にキャビティインサー1〜(22)を支持している。
このなめ、弾性ピン(19)の長さを大きくとることが
でき、加圧時の弾性ピン(19)の弾性変形量が大きく
なるように設計されている。従って、リードフレーム(
25)の加圧力に対して弾性ピン(19)の圧縮変形に
よる反力が確実に生じ、リードフレーム(25)を均等
に加圧することができる。
尚、弾性ピン(19)の長さは、加圧時にリードフレー
ム(25)の上面とキャビティリテーナ(21)のセン
タ部(21d)の上面とがほぼ同一高さとなるように設
定することが好ましい。
また、この実施例では、複数のキャビティインサート(
22)が互いに独立に弾性ピン(19)により支持され
ているので、プレス変形及び熱変形を吸収できるだけで
なく、リードフレーム(25)の板厚のバラツキを各キ
ャビティインザー} (22)で吸収することができる
さらに、キャビティリテーナ(21)の周縁部がパッキ
ングプレート(20)を介して定盤(11)に接続され
ているので、ヒータ(lla)からの熱は定盤(11)
、パッキングプレート(20)及びキャビティリテーナ
(21冫を介して効率良くキャビティインサート(22
)に伝導する。このため、エボキシ等の熱硬化性樹脂を
用いた場合にキャビティ(22a)内での樹脂硬化は容
易に行われる。
第2図はこの発明を適用した上型の断面図である。第1
図に示した下型と同様に、定盤(31)上にパッキング
プレート(30)を介してキャビティリテーナ(41)
が配置されている。キャビティリテーナ(41)には凹
部(4lb>が形成されており、この凹部(41b)内
に連結プレート(44)が載置され、連結プレート(4
4)上にランナインサート(43)と複数のキャビティ
インサート(42)とが配置されている。キャビティイ
ンサート(42)はそれぞれキャビティ(42a)を有
している。一方、ランナインサート(43)は各キャビ
ティインサート(42)に隣接すると共にランナ(43
a)及びランナ(43a)に接続される複数のゲー1−
 (43b)を有し、これらのゲー} (43b)がキ
ャビティインサート(42)のキャビティ(42a)に
それぞれ接続されている。
各キャビティインサート(42)には、一端がキャビテ
ィ(42a)を臨むエジェクトピン(33)が貫通し、
その他端が連結プレー1〜(44)及びキャビティリテ
ーナ(41)を貫通してキャビティリテーナ(41)と
パッキングプレート(30)との間に形成された空間部
(45)に至り、押さえ板(35)によりエジェクタプ
レート(34)に固定されている。また、ランナインサ
ート(43)には一端がランナ(43a)を臨み、他端
が連結プレート(44)及びキャビティリテーナ(41
)を貫通してエジェクタプレート(34)に固定される
エジェクトピン(46)が移動自在に設けられている。
このエジェクトピン(46)は、樹脂硬化後にランナ(
43a)内に残留した樹脂を除去するためのものである
また、キャビティリテーナ(41)、押さえ板(35)
15 及びエジェクタプレート(34)をそれぞれ貫通ずる複
数の弾性ピン(39)が設けられている。すなわち、キ
ャビティインサー} (42)及びランナインサー1〜
(43)が連結プレート(44)及びパッキングプレー
ト(30)を介して弾性ピン(39)により定盤(31
)上に支持されている。
このような上型を第4図に示した従来構造の下型に対向
させて使用した場合、連結プレート(44)が弾性ピン
(39)で支持されているので、加圧時に下型のパーテ
ィング面が変形しても、そのパーティング面の変形に合
わせて同様に連結プレート(44)が変形する。このた
め、連結プレート(44)上に配置されたキャビティイ
ンサート(42)及びランナインサート(43)は互い
にわずかに移動する。これにより、上型と下型との間に
挟まれたリードフレームは均等に加圧されることとなる
尚、第3図に示すように、キャビティインサート(52
)を支持するための第1の弾性ピン(49)とランナイ
ンサート(53)を支持するための第2の弾性ピン(第
2の弾性手段)(59)とをそれぞれキャビティ16ー リテーナ(51)、押さえ板(55)及びエジェクタプ
レート(54)を貫通させて別々に設けてもよい。この
場合、第2の弾性ピン(59)を第1の弾性ピン(49
)より所定長さAだけ短くすることが望ましい。このよ
うにすれば、キャビティインサー} (52)の部分を
より強く加圧することができ、リードフレームを確実に
均等に加圧することが可能となる。
キャビティインサ−1・とランナインサートとの接続面
は、第2図に示すようにテーパ状でもよく、あるいは第
3図に示すように平行平面状でもよい。
また、上型及び下型共にこの発明を適用したものを組み
合わせて用いてもよい。例えば、第1図の下型に第2図
あるいは第3図の上型を対として使用することができる
〔発明の効果〕
以上説明したように、定盤と、この定盤上に固定される
と共に定盤との間に空間部を有するキャビティリテーナ
と、それぞれ表面が露出するようにキャビティリテーナ
に埋設されると共にその表面にキャビティが形成された
複数のキャビティインサートと、それぞれキャビティイ
ンサート及びキャビティリテーナを貫通して一端がキャ
ビティリテーナの空間部内に突出すると共に他端がキャ
ビティインサートのキャビティ内に突出し得るように移
動自在に設けられた複数のエジエクトピンと、キャビテ
ィリテーナの空間部内に位置すると共に複数のエジェク
トピンの一端が固定されるエジェクタプレートと、それ
ぞれエジェクタプレートを貫通して定盤上に複数のキャ
ビティインサートを弾性支持する第1の弾性手段とを備
えているので、リードフレームを均等に加圧してフラッ
シュバリを生ずることなく半導体装置を樹脂封止するこ
とができる。
複数のキャビティインサートを互いに独立して第1の弾
性手段により支持すれば、加圧時に各キャビティインサ
ーl・がそれぞれ独立して微動し得るので、リードフレ
ームの加圧の均等性が向上する。
また、複数のキャビティインサ−1〜に隣接するように
キャビティリテーナに埋設されると共にその表面にラン
ナ及び複数のキャビティインサートのキャビティにそれ
ぞれ接続される複数のゲートが形成されたランナインサ
ートと、複数のキャビティインサートとランナインサー
トとを連結すると共に第1の弾性手段により支持される
連結プレートとを備えれば、連結プレートを介して複数
のキャビティインサート及びランナインサートが弾性的
に支持され、ランナ及びゲートを備えながらもリードフ
レームを均等に加圧することが可能となる。
さらに、エジェクタプレートを貫通し且つ連結プレート
を介してランナインサートを定盤上に弾性支持すると共
に第1の弾性手段より短い第2の弾性手段を備えれば、
キャビティインサートをランナインサートより強く加圧
することができ、リードフレームの加圧力が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る半導体装置の樹脂封
止装置の下型を示す断面図、第2図及び第3図はそれぞ
れ他の実施例を示す断面図、第4図は従来例に係る半導
体装置の樹脂封止装置の下型を示す断面図、第5図は加
圧された状態の従来例を示す断面図である。 図において、(11)及び(31)は定盤、(13)及
び(33)はエジェクトピン、(14) 、(34)及
び(54)はエジェクタプレート、(19)、(39L
(49)及び(59)は弾性ピン、(21L(41)及
び(51)はキャビティリテーナ、(22)、(42)
及び(52)はキャビティインサート、(22a)及び
(42a)はキャビティ、(23)及び(45)は空間
部、(43)及び(53)はランナインサート、(43
a)はランナ、(43b)はゲート、(44)は連結プ
レートである。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)定盤と、 前記定盤上に固定されると共に前記定盤との間に空間部
    を有するキャビティリテーナと、 それぞれ表面が露出するように前記キャビティリテーナ
    に埋設されると共に前記表面にキャビティが形成された
    複数のキャビティインサートと、それぞれ前記キャビテ
    ィインサート及び前記キャビティリテーナを貫通して一
    端が前記キャビティリテーナの空間部内に突出すると共
    に他端が前記キャビティインサートのキャビティ内に突
    出し得るように移動自在に設けられた複数のエジェクト
    ピンと、 前記キャビティリテーナの空間部内に位置すると共に前
    記複数のエジェクトピンの一端が固定されるエジェクタ
    プレートと、 それぞれ前記エジェクタプレートを貫通して前記定盤上
    に前記複数のキャビティインサートを弾性支持する第1
    の弾性手段と を備えたことを特徴とする半導体装置の樹脂封止装置。
  2. (2)前記複数のキャビティインサートは、互いに独立
    して前記第1の弾性手段により支持される請求項1の装
    置。
  3. (3)さらに、前記複数のキャビティインサートに隣接
    するように前記キャビティリテーナに埋設されると共に
    その表面にランナ及び前記複数のキャビティインサート
    のキャビティにそれぞれ接続される複数のゲートが形成
    されたランナインサートと、前記複数のキャビティイン
    サートと前記ランナインサートとを連結すると共に前記
    第1の弾性手段により支持される連結プレートとを備え
    た請求項1の装置。
  4. (4)さらに、前記エジェクタプレートを貫通し且つ前
    記連結プレートを介して前記ランナインサートを前記定
    盤上に弾性支持すると共に前記第1の弾性手段より短い
    第2の弾性手段を備えた請求項3の装置。
JP2011931A 1990-01-23 1990-01-23 半導体装置の樹脂封止装置、樹脂封止方法及び樹脂封止型半導体装置 Expired - Lifetime JP2635193B2 (ja)

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