JPH0321697B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0321697B2 JPH0321697B2 JP24435284A JP24435284A JPH0321697B2 JP H0321697 B2 JPH0321697 B2 JP H0321697B2 JP 24435284 A JP24435284 A JP 24435284A JP 24435284 A JP24435284 A JP 24435284A JP H0321697 B2 JPH0321697 B2 JP H0321697B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coated metal
- joint
- joint part
- plate
- rising portions
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 15
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 14
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 14
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 11
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
この発明は、複数の被覆金属長尺板を平行に敷
設、溶接固着し、さらに長尺板の長手方向と直角
またはある角度をもつて交差するように配設した
他の被覆金属板を溶接固着し大面積の防水面材を
形成する際の継手方法に関する。
設、溶接固着し、さらに長尺板の長手方向と直角
またはある角度をもつて交差するように配設した
他の被覆金属板を溶接固着し大面積の防水面材を
形成する際の継手方法に関する。
(従来技術)
一般に、構造物の外表部や内表部に設ける防水
面材としては、例えば巾方向両側に立上り部を設
けた複数枚の被覆金属長尺板を並列し、それぞれ
向い合つた立上り部をシーム溶接し、次いで前記
長尺板端部に立上り部を設け、前記長尺板と交差
するよう配設した他の一側部の立上り部とをシー
ム溶接して一つの大面積を防水面材を形成したよ
うなものがある。例えば特開昭57−90409号及び
同57−90410号に記載されているように、 複数の被覆金属板の巾方向の両側に第1立上
り部を設けた主板を平行に敷設後、立上り部相
互をシーム溶接し、第1伸縮継手部を形成す
る。次いで同箇所の端部の上部を切除し、かつ
他の上側を馳折りする。
面材としては、例えば巾方向両側に立上り部を設
けた複数枚の被覆金属長尺板を並列し、それぞれ
向い合つた立上り部をシーム溶接し、次いで前記
長尺板端部に立上り部を設け、前記長尺板と交差
するよう配設した他の一側部の立上り部とをシー
ム溶接して一つの大面積を防水面材を形成したよ
うなものがある。例えば特開昭57−90409号及び
同57−90410号に記載されているように、 複数の被覆金属板の巾方向の両側に第1立上
り部を設けた主板を平行に敷設後、立上り部相
互をシーム溶接し、第1伸縮継手部を形成す
る。次いで同箇所の端部の上部を切除し、かつ
他の上側を馳折りする。
第1伸縮継手部の端部を主板上に折返す。
の折り返し部と共に大面積の被覆金属板の
端部を屈曲して第2立上り部を形成する。
端部を屈曲して第2立上り部を形成する。
巾方向両側に立上り部を設けた別の被覆金属
板の立上り部との第2立上り部とを重合、シ
ーム溶接し第2伸縮継手部を形成する。次いで
該上側を馳折りする。
板の立上り部との第2立上り部とを重合、シ
ーム溶接し第2伸縮継手部を形成する。次いで
該上側を馳折りする。
以上のような継手方法が公知である。
しかしながら、この場合立上り部がT字型に交
差するため水はけが悪いという欠点がある。これ
を改善するため第2伸縮継手部を主板上に折り返
す方法がとられている。しかしこの場合、第1伸
縮継手部の端部で第2伸縮継手部を構成する屈曲
部は、前後4回の折り曲げ加工を受けることにな
り曲げ破断を生じて水漏れする危険があつた。
差するため水はけが悪いという欠点がある。これ
を改善するため第2伸縮継手部を主板上に折り返
す方法がとられている。しかしこの場合、第1伸
縮継手部の端部で第2伸縮継手部を構成する屈曲
部は、前後4回の折り曲げ加工を受けることにな
り曲げ破断を生じて水漏れする危険があつた。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は、このような問題を解決、除去するた
めになされたものであり、上述の水はけの悪さと
曲げ破断の危険性を解消することのできる継手方
法を提供することを目的とするものである。
めになされたものであり、上述の水はけの悪さと
曲げ破断の危険性を解消することのできる継手方
法を提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段)
被覆金属長尺板の巾方向の両側に第1立上り部
を設けた主板を平行に敷設した後、隣接する板の
立上り部を合わせてシーム溶接し、第1継手部を
形成する。次に長尺板の長手方向の端部に近い前
記第1継手部を板面上に接触するまで倒伏させた
後、該端部に近い倒伏部分とともに板の長手方向
の端部をゆるやかな曲線状に彎曲させ、前記並列
した長尺板の長手方向と交差するように配設した
他の被覆金属長尺板の長手方向に沿う一側部を折
り曲げ、端部の裏側に当接させてシーム溶接し、
第2継手部を作製した後前記第2継手部を板面に
接触するまで折り曲げる。このようにすることに
より、水はけの悪さが改善され、さらに第1継手
部の端部の曲げ加工の程度ならびに曲げ加工の回
数が少ないため曲げ破断による水漏れの危険を防
止することができる。
を設けた主板を平行に敷設した後、隣接する板の
立上り部を合わせてシーム溶接し、第1継手部を
形成する。次に長尺板の長手方向の端部に近い前
記第1継手部を板面上に接触するまで倒伏させた
後、該端部に近い倒伏部分とともに板の長手方向
の端部をゆるやかな曲線状に彎曲させ、前記並列
した長尺板の長手方向と交差するように配設した
他の被覆金属長尺板の長手方向に沿う一側部を折
り曲げ、端部の裏側に当接させてシーム溶接し、
第2継手部を作製した後前記第2継手部を板面に
接触するまで折り曲げる。このようにすることに
より、水はけの悪さが改善され、さらに第1継手
部の端部の曲げ加工の程度ならびに曲げ加工の回
数が少ないため曲げ破断による水漏れの危険を防
止することができる。
(実施例)
次に本発明を実施例について説明する。
第1図、第2図はこの発明の一実施例を示す図
である。第1図において、1,2,3,4は被覆
ステンレス鋼板であり、この被覆ステンレス鋼板
1,2,3,4は長尺鋼板である。この被覆ステ
ンレス鋼板1,2,3の巾方向の両側には立上り
部1b,2a,2b,3aを設け、それぞれ向き
あつている立上り部1bと2a,2bと3aをシ
ーム溶接し第1継手部Aを形成する。ついで第1
継手部Aの端部Bの馳折部を切除し、被覆ステン
レス鋼板1,2の上に倒伏させる。被覆ステンレ
ス鋼板4は長手方向が被覆ステンレス鋼板1,
2,3の端部と直交するように配置する。被覆ス
テンレス鋼板4の巾方向の一側4aは、鋼板1,
2,3の長手方向の端部の裏面に当接し、シーム
溶接後鋼板4の表面に接触するように折り曲げて
第2継手部Cを形成する。第1図には第1継手部
Aと第2継手部Cとが直交している場合を示した
が、直交のみでなくある角度を持つている場合も
あることはいうまでもない。
である。第1図において、1,2,3,4は被覆
ステンレス鋼板であり、この被覆ステンレス鋼板
1,2,3,4は長尺鋼板である。この被覆ステ
ンレス鋼板1,2,3の巾方向の両側には立上り
部1b,2a,2b,3aを設け、それぞれ向き
あつている立上り部1bと2a,2bと3aをシ
ーム溶接し第1継手部Aを形成する。ついで第1
継手部Aの端部Bの馳折部を切除し、被覆ステン
レス鋼板1,2の上に倒伏させる。被覆ステンレ
ス鋼板4は長手方向が被覆ステンレス鋼板1,
2,3の端部と直交するように配置する。被覆ス
テンレス鋼板4の巾方向の一側4aは、鋼板1,
2,3の長手方向の端部の裏面に当接し、シーム
溶接後鋼板4の表面に接触するように折り曲げて
第2継手部Cを形成する。第1図には第1継手部
Aと第2継手部Cとが直交している場合を示した
が、直交のみでなくある角度を持つている場合も
あることはいうまでもない。
第2図は第2継手部Cの製作方法を示す。被覆
ステンレス鋼板の長手方向端部Dをシーム溶接機
5の円板電極で挟持することが出来るように彎曲
させ、別のステンレス鋼板4の巾方向の一側4a
を折り曲げ、端部Dの裏面に当接し、折り曲げ部
4aと端部Dとをシーム溶接する。シーム溶接は
自走式シーム溶接機5を傾斜台6により傾斜させ
ながらシーム溶接してもよいし、また手持式シー
ム溶接機(図示せず)を用いて手持ちで傾斜させ
ながらシーム溶接してもよい。次いで端部Dを水
平に戻し、第2継手部Cを形成する。なお、この
場合、第2継手部Cにおいて板切断面の露出をさ
けるため第2継手部Cの先端を折り曲げること
は、切断面が露出せず危険が防止でき、外観も良
くより有利である。
ステンレス鋼板の長手方向端部Dをシーム溶接機
5の円板電極で挟持することが出来るように彎曲
させ、別のステンレス鋼板4の巾方向の一側4a
を折り曲げ、端部Dの裏面に当接し、折り曲げ部
4aと端部Dとをシーム溶接する。シーム溶接は
自走式シーム溶接機5を傾斜台6により傾斜させ
ながらシーム溶接してもよいし、また手持式シー
ム溶接機(図示せず)を用いて手持ちで傾斜させ
ながらシーム溶接してもよい。次いで端部Dを水
平に戻し、第2継手部Cを形成する。なお、この
場合、第2継手部Cにおいて板切断面の露出をさ
けるため第2継手部Cの先端を折り曲げること
は、切断面が露出せず危険が防止でき、外観も良
くより有利である。
(発明の効果)
以上説明してきたように、従来方法によれば継
手部を製作するのに屈曲加工を4回行う必要があ
るのに対し、本発明によれば、第2継手部Cを製
作するためには2回の屈曲加工と1回の軽加工で
済むため、ステンレス鋼板の屈曲部の曲げ破断を
防止することができるので、破断により生ずる水
漏れの危険性を完全に回避することができるとい
う効果がある。
手部を製作するのに屈曲加工を4回行う必要があ
るのに対し、本発明によれば、第2継手部Cを製
作するためには2回の屈曲加工と1回の軽加工で
済むため、ステンレス鋼板の屈曲部の曲げ破断を
防止することができるので、破断により生ずる水
漏れの危険性を完全に回避することができるとい
う効果がある。
第1図はこの発明の継手部構成の1つの態様を
示す斜視図、第2図はこの発明のシーム溶接方法
を実施中のシーム溶接される継手部ならびにシー
ム溶接機の縦断面図である。 1,2,3,4……被覆ステンレス鋼板、1
b,2a,2b,3a……被覆ステンレス鋼板の
側部立上り部、4a……被覆ステンレス鋼板の折
り曲げ部、A……第1継手部、B,B′……第1
継手部の端部、C……第2継手部、D……被覆ス
テンレス鋼板端部。
示す斜視図、第2図はこの発明のシーム溶接方法
を実施中のシーム溶接される継手部ならびにシー
ム溶接機の縦断面図である。 1,2,3,4……被覆ステンレス鋼板、1
b,2a,2b,3a……被覆ステンレス鋼板の
側部立上り部、4a……被覆ステンレス鋼板の折
り曲げ部、A……第1継手部、B,B′……第1
継手部の端部、C……第2継手部、D……被覆ス
テンレス鋼板端部。
Claims (1)
- 1 巾方向側部両側に立上り部を設けた被覆金属
長尺板を、それらの立上り部が隣接するように複
数枚並列させ、このとき互いに向い合う前記立上
り部どうしをシーム溶接して第1継手部を形成
し、この第1継手部の端縁部上部を、切除してこ
れを当該被覆金属板上に倒伏させ、次に、被覆金
属板の倒伏端部側を敷設床面より持ち上げ、その
持ち上げた被覆金属板の倒伏端部の裏側に、並列
させた前記長尺板の長手方向と交差する向きに配
設した、他の被覆金属長尺板の長手方向に沿う一
側部を折り曲げて当接させ、この当接部分をシー
ム溶接することにより、第2継手部を設け、その
後この第2継手部を水平に戻すことを特徴とする
被覆金属外囲体の継手方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24435284A JPS61126260A (ja) | 1984-11-21 | 1984-11-21 | 被覆金属外囲体の継手方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24435284A JPS61126260A (ja) | 1984-11-21 | 1984-11-21 | 被覆金属外囲体の継手方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61126260A JPS61126260A (ja) | 1986-06-13 |
JPH0321697B2 true JPH0321697B2 (ja) | 1991-03-25 |
Family
ID=17117420
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24435284A Granted JPS61126260A (ja) | 1984-11-21 | 1984-11-21 | 被覆金属外囲体の継手方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61126260A (ja) |
-
1984
- 1984-11-21 JP JP24435284A patent/JPS61126260A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61126260A (ja) | 1986-06-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |