JPH03216802A - 回転ドラム装置 - Google Patents

回転ドラム装置

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JPH03216802A
JPH03216802A JP1157090A JP1157090A JPH03216802A JP H03216802 A JPH03216802 A JP H03216802A JP 1157090 A JP1157090 A JP 1157090A JP 1157090 A JP1157090 A JP 1157090A JP H03216802 A JPH03216802 A JP H03216802A
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JP
Japan
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core
drum
magnetic head
magnetic heads
recording
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JP1157090A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Umehara
梅原 浩
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気テープ上への信号の記録・再生を行うた
めの例えばビデオテーブレコーダ等の磁気記録再生装置
に用いられ、特にチャンネル数の多いビデオ信号を授受
するのに好適な回転ドラム装置に関するものである。
〔従来の技術] ビデオテーブレコーダ等に組み込まれる従来の回転ドラ
ム装置は、例えば第3図に示すように、固定状態の下ド
ラム41と、この下ドラム4lの軸心位置に回転自在に
支持されているシャフト42の上端側に、ディスク43
を介して取付けられた上ドラム44とから成り、この上
ドラム44は、上記シャフト42の下端側に設けられて
いるダイレクトドライブモータ45によって、上記シャ
フト42と一体的に回転駆動されるようになっている。
上記下ドラム41と上ドラム44との外周面には磁気テ
ープが巻き掛けられて走行し、この磁気テープへの信号
の記録・再生を行うために、下ドラム41と上ドラム4
4との間の外周面における隙間に内方より臨ませて複数
の磁気ヘッド46・・・が上ドラム44の下端面に取付
けられている。そして、これら磁気ヘッド46・・・と
外部との信号の伝達を行うために、下ドラム41と上ド
ラム44との間の内部空間にロータリトランス47が配
設されている。
ところで、上記の磁気ヘッド46・・・は、記録再生画
像の高精度化に伴って、一つの回転ドラム装置への搭載
数が増加し、例えば、業務用HDVTR (High 
Definition Video Tape Rec
order )の場合、通常記録再生用、先行再生用、
同時記録再生用のそれぞれの動作モードに対応させて、
3組の磁気ヘッド群が設けられ、また、各組は、輝度信
号と色信号とを別々の磁気ヘッドで記録し、さらに、1
80度で記録の切換えを行うために、それぞれ4個の磁
気ヘッドで構成されている。この結果、計12個の磁気
ヘッドが設けられ、これに1〜4個の回転消去ヘッドが
付加された構成となっている。そして、このような磁気
ヘッドと外部との信号の伝達を行うために、前記のロー
タリトランス47にも、磁気ヘッドの数に応じた信号伝
達経路数、すなわちチャンネル数が必要であり、従来は
、例えば第3図のように、相互間に所定の微小隙間を有
して前記シャフト42と同心状に配設された径の異なる
4個の円筒状のトランスコア51・52・53・54に
より構成されている。
これらは、最外周側と最内周側との2つのコアはその各
下端側で下ドラム4lに固定された第1・第2ステータ
コア51・54として構成され、これら各ステータコア
51・54にそれぞれ対面する中間位置の2つのコアは
それぞれ前記デイスク43に取付けられた第1・第2ロ
ータコア52・53として構成されている。そして、第
1ステータコア51及びその内側の第1ロータコア52
が所定の隙間で径方向に対面する第1ギャップ領域55
と、第2ステータコア54及びその外側の第2ロータコ
ア53が対面する第2ギャップ領域56とにおける各対
向面に、巻線溝57・・・が軸方向に所定の間隔でそれ
ぞれ形成され、径方向に対面して対をなす各巻線溝57
・57のロータコア52・53側にはそれぞれ磁気ヘッ
ド46・・・に接続される巻線を、また、ステータコア
51・54側には外部に引き出される巻線を施すことに
よって、これら溝の対に応じた複数の信号伝達経路(以
下、チャンネルともいう)が形成されている。
なお、軸方向に隣接するチャンネル間には、この間のク
ロストークを抑えるためショートリング(回示せず)の
介設される溝58・・・かさらに形成されており、図の
場合には、第1ギャップ頷域55と第2ギャップ領域5
6とのそれぞれに、6チャンネルの巻線溝と5個のショ
ートリング介設用溝が形成されて、前記の回転消去ヘッ
ドを除<12個の磁気ヘッドに対応するチャンネル数の
ロータリトランスとして構成されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来構造のロータリトランスでは、
4個のトランスコア51〜54を配して、第1ギャップ
領域55と第2ギャップ領域56とのそれぞれに6チャ
ンネルの信号伝達経路を設けた構成となっているが、回
転ドラム内でのロータリトランス47の占める割合が大
きく、特に、各チャンネル間にショートリングを介装す
る構成の場合には、その分、軸方向の長さが長くなり、
この結果、回転ドラム装置全体の小形化、薄形化を充分
には図れないという問題を生じている。
また、前記したように、それぞれ4個ずつの磁気ヘッド
から成る通常記録再生用、先行再生用、同時記録再生用
の計12個の磁気ヘッドを、各6チャンネルの第1・第
2ロータコア52・53に接続する場合、これらには、
異なる動作モードの磁気ヘッドが混在して接続される結
果となる。このため、前記のショートリングのみにて同
一コア内のクロストークを抑制する構造では、例えば、
前記のHDVTRにおける同時記録再生時等のように、
通常記録再生用磁気ヘッドで録画を行いながら、同時記
録再生用ヘッドで再生を行うような場合の録画信号と再
生信号とが同一コア内を流れるときのクロストークを充
分には低減できないという問題も生じている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の回転ドラム装置は、上記課題を解決するために
、固定状態の下ドラムと回転自在な上ドラムとが設けら
れると共に、複数の磁気ヘッドよりそれぞれ成る磁気ヘ
ッド群が複数の動作モードに対応して上記上ドラムに取
付けられ、また、上記上ドラムと下ドラムとの間の内部
空間に、同心状の互いに径の異なる複数の円筒状のコア
部材から成るロークリトランスが配設されると共に、径
方向に対面するコア部材の相対向面にそれぞれ所定の軸
方向間隔で複数の巻線が施されることにより上記相対向
面間が複数の信号伝達経路を有するギャップ領域として
形成される回転ドラム装置において、最外周のコア部゜
材と最内周のコア部材との間に位置する中間のコア部材
には、その内外周面双方にそれぞれ巻線が施されると共
に、少なくとも上記磁気ヘッド群の数に相当する数のギ
ャップ領域がコア部材の多重配置により設けられ、各磁
気ヘッドは、各磁気ヘッド群毎に、互いに異なるギャッ
プ領域の信号伝達経路に接続されていることを特徴とし
ている。
〔作 用〕
上記の構成において、例えば前記と同様に、通常記録再
生用、先行再生用、同時録画再生用とのそれぞれ4個の
磁気ヘッドが設けられる場合に対応するロータリコアの
構造を例に挙げて説明すると、この場合、同心状の互い
に径の異なる複数の円筒状のコア部材は4個設けられ、
最外周の第1コア部材とその内側の第2コア部材との間
の第1ギャップ領域に4チャンネルの信号伝達経路が形
成され、これらの信号伝達経路に通常再生用の4個の磁
気ヘッドが接続される。また、上記第2コア部材とその
内側の第3コア部材との間の第2ギャップ領域、及び、
上記第3コア部材と最内周側の第4コア部材との間の第
3ギャップ領域のそれぞれにも各4チャンネルの信号伝
達経路が形成され、第2ギャップ領域の信号伝達経路に
先行再生用の磁気ヘッドが、また、第3ギャップ領域の
信号伝達経路に同時録画再生用の磁気ヘッドがそれぞれ
接続される。このように、上記においては、各ギャップ
領域毎に軸方向に設けられるチャンネル数は、各磁気う
ソド群を構成する磁気ヘッド数、上記の例の場合には4
個に抑え、これにより、軸方向長さを従来よりも短く構
成し得ると共に、中間位置に位置する上記第2コア部材
と第3コア部材とには、それらの内外周面双方に巻線す
ることにより、上記の場合には、ギャップ領域数が3個
に従来より増加したにもかかわらず、コア部材の数の増
加は生じず、これにより径方向の寸法の増加が極力抑え
られた構成となっている。
そして、各動作モードに対応する各磁気ヘッド群毎に、
互いに異なるコア部材間のギャップ領域の信号伝達経路
に接続していることから、例えば前記のように同時録画
再生時において、通常記録再生用磁気ヘッドへの録画信
号は第1コア部材と第2コア部材とを通して流れ、同時
録画再生用磁気ヘッドからの再生信号は第3コア部材と
第4コア部材とを通して流れることとなる。このように
記録信号と再生信号とが異なるコア部材を通して流れる
ようにすること等が可能であるので、クロストークの低
減を図ることができる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図及び第2図に基づいて説明す
れば、以下の通りである。
第1図に示すように、固定状態にある下ドラム1は、上
下方向に延びる略円筒状の中央筒部1aと、この中央筒
部1aと同心状で外側に位置する下シリンダ面部1bと
を有し、この下シリンダ面部1bの下端部が上記中央筒
部1aの中途位置に連結された形状として形成されてい
る。上記中央筒部1aにおける軸心貫通穴の上端部と下
端部とには、それぞれ軸受2・3が焼き嵌めにて嵌着さ
れ、これら上下一対の軸受2・3によって、これらにそ
れぞれ隙間嵌めにて挿通された上下方向に延びるシャフ
ト4が、上記下ドラムlの軸心位置で回転自在に支持さ
れている。
上記シャフト4における上側の軸受2からの上方突出部
の外周には、略円板状のディスク5が、また、上記シャ
フト4における下側の軸受3からの下方突出部の外周に
は、略円筒状のカラー6がそれぞれ嵌着されている。こ
れらディスク5とカラー6とは、各軸方向対向面におけ
る内周側をそれぞれ各軸受2・3の内輪に当接させてこ
れら軸受2・3に予圧を与えた構成となっている。
上記下ドラム1の中央筒部1aにおける下端側には、上
記カラー6の外側に位置するモーターステータ7が取付
けられている。一方、上記カラー6の下面に取付けられ
ているモータケース8の円筒部内周面に、モーターロー
ター9が取付けられており、このモーターローター9は
、上記モーターステータ7に径方向に対面して位置する
ようになっている。これらモーターステータ7とモータ
一ローター9とによりダイレクトドライブモータが構成
され、このモータで、上記シャフト4及びこのシャフト
4への取付け部品、すなわち、後述する上ドラム11等
の回転駆動が行われる。なお、このモータ部分は、シー
ルドケース10でさらに外側から覆われている。
一方、前記ディスク5の外周に上ドラムl1が取付けら
れ、この上ドラム1lは、上記ディスク5及びシャフト
4と同体的に回転するようになっている。この上ドラム
1工は、その内周端側を上記ディスク5の上端径大部の
上面に沿わせてねじ締結される一方、この締結部よりも
径方向外側に、上記ディスク5と同心位置で下方へと延
びる円筒状の上シリンダ面部11aが形成されている。
この上シリンダ面部11aの下端面は、前記下ドラムl
における下シリンダ面部1bの外周面側の上端部に所定
の隙間をおいて近接する位置に位置するようになってい
る。
そして、上シリンダ面部11aと下シリンダ面部1bと
の間の外周面における隙間に内方より臨ませて、複数の
磁気ヘッド12・・・が上シリンダ面部11aの下端面
にそれぞれ取付けられている。
これら磁気ヘッド12・・・は、例えば、第2図に示す
ように、磁気テープ13が、ほぼ270度の範囲にわた
って巻き掛けられるシリンダ面、すなわち、上記下ドラ
ム1における下シリンダ面部1bと上ドラム11の上シ
リンダ面部11aとの外周面に沿って周状に配設されて
いる。図の場合には、H D V T R (High
 Definition Video Tape Re
corder )での構成の一例を示しており、この場
合、輝度信号と色信号とを別々の磁気ヘッドで記録し、
さらに、180度で記録の切換えを行うために、合計4
個の磁気ヘッドで1組の働きをなす構成となっており、
2個の輝度信号記録用磁気ヘッド12−At  ・12
−A2と2個の色信号記録用磁気ヘッド12−A3 ・
12−A4とで通常の記録再生が行われ、また、先行再
生用として、輝度信号記録用磁気ヘッド12−Bl  
・12−B2 、色信号記録用磁気ヘッド12−B3 
 ・12−B4が設けられている。さらに、同時記録再
生用として、輝度信号記録用磁気ヘッド12−Cl・1
2−C2と色信号記録用磁気ヘッド12−C3  ・1
2−c4とが設けられており、上記通常記録再生用磁気
ヘッド12−^1〜12−A4が記録モードの時に、こ
れら同時記録再生用の各磁気ヘッド12−Cl〜12−
C4にて記録状態をモニターすることができる。また、
図の場合には、さらに、輝度信号、色信号を各々消去す
るための4個の回転消去ヘッド12−El〜12−t!
4が設けられているが、この回転消去ヘッドは、2ヘッ
ド、若しくはlヘッドにて構成することも可能である。
一方、上記複数の磁気ヘッド12・・・との信号の伝達
を行うために、第1図のように、下ドラム1と上ドラム
11との間の内部空間にロークリトランス20が配置さ
れている。このロータリトランス20は、相互間に所定
の微小隙間を有して前記シャフト4と同心状に配設され
た径の異なる4個の円筒状のコア部材2l・22・23
・24により構成されている。以下、上ドラム11にお
ける上シリンダ面部11.aの内周面に取付けられてい
ル最外周のコアを第1ロータコア2l、この第lロータ
コア2lの内側に位置し、下ドラム1に下端部側が固定
されているコアを第1ステータコア22、この第1ステ
ータコア22の内側に位置し゛、ディスク5に上端部側
が取付けられているコアを第2ロータコア23、最も内
側に位置し、下ドラム1に固定されているコアを第2ス
テータコア24と称して説明する。
上記の位置関係により、第1ロータコア21の内周面と
第1ステータコア22の外周面とが、径方向に所定の隙
間をおいて相互に対面する面対向部(以下、第1ギャッ
プ領域という)25が形成され、また、同様に、第1ス
テータコア22と第2ロータコア23との間に第2ギャ
ップ領域26が、第2ロータコア23と第2ステータコ
ア24との間に第3ギャップ領域27がそれぞれ形成さ
れている。そして、各ギャップ領域25・26・27に
おける対向面には、軸方向に所定の間隔で環状の巻線溝
28・・・がそれぞれ形成されている。
各ロータコア21・23における各巻線溝28・・・に
は、それぞれ磁気ヘッド12・・・に接続される巻線が
施され、また、各ステータコア22・24における各巻
線溝28・・・には、外部に引き出される巻線が施され
ることによって、各ギャップ領域25・26・27にお
いて、径方向に対をなして対向する巻線溝28・28に
より、それぞれ複数の信号伝達経路(以下、チャンネル
ともいう)が構成されている。なお、軸方向に隣接する
チャンネル間には、この間のクロストークを抑えるため
シゴートリング(図示せず)の介設される溝29・・・
かさらに形成されており、図の場合には、一つのギャッ
プ領域当たり、4チャンネルの信号伝達経路と、3個の
ショートリングを有する構成となっている。
また、上記構成において、第1ステータコア22と第2
ロータコア23とには、それぞれそれらの内外周面の双
方にそれぞれ巻線を施して、これらのコア22・23は
、それぞれ内外周側の2つの信号伝達経路に共用される
構成となっている。
なお、これら同一のコアにおける内外周間のクロストー
クに対しては40dB以上を確保することができ、また
、隣接するチャンネル間のクロストークに対しては前記
ショートリングにより30〜40dB以上とすることが
可能である。
次に上記各コア部材21〜24への配線接続について説
明する。
まず、前記した通常記録再生用の4個の磁気ヘッド12
−Al〜12−A4は第1ロータコア2lの各巻線に接
続され、第1ギャップ領域25における各チャンネルを
介して外部との信号の伝達が行われる。この場合、上記
第1ロータコア21は最外周に位置することから、この
第1ロータコア21のホルダー31と、このホルダー3
1に近接させて配設されている中継FPC (フレキシ
ブルプリントサーキット)32とを介して、リード線の
長さを最短とした接続が可能である。
また、前記先行再生用の4個の磁気ヘッド12−Bl〜
12−84は、第2ギャップ領域26の4チャンネルを
用いて信号の伝達を行うように接続される。
さらに、同時記録再生用の4個の磁気ヘッド12C1〜
12−C4は、第3ギャップ領域27の4チャンネルを
用いて信号の伝達を行うように接続される。この場合、
上記各磁気ヘッド12−Cl〜12−C4は、一旦、上
ドラム11の上部位置に取付けられている上部中継基板
33に導き、さらに微弱の再生電圧を増幅するためのア
ンプ34で増幅した後、第2ロータコア23に接続され
る。
なお、前記回転消去ヘッド12−El〜12−E4への
接続は、ブラシ(図示せず)を経て、第1図において上
端部に設けられているスリップリング35を通して各ヘ
ッド12−El〜12−E4に消去電流を流す構成とし
ているが、これは、トランスコアをさらに回転消去ヘッ
ド12−El〜12−E4用にもう一重増やした構成と
することや、この回転消去ヘッドを一個の磁気ヘッドで
構成する場合には、これが、通常記録再生用の磁気ヘッ
ド12−Al〜12−A4による記録モード時しか動作
しないものであることから、上記通常記録再生用の磁気
ヘッド12−Al〜12−A4が接続される第1ギャッ
プ領域25でのチャンネル数を上記回転消去ヘッド用に
1チャンネル追加する構成等とすることも可能である。
上記のようなロータリトランスの構成、及び配線接続を
行うことにより、まず、通常記録再生用磁気ヘッド12
−AI−12−A4は、最外周の第1ロータコア2lに
直接的に接続して、そのリード線の長さを極力短くする
ことができることから、通常再生時、再生ヘッドとして
使用されるときの信号の減衰が少なくなり、耐ノイズ性
が向上する。そして、同時記録再生時には、上記通常記
録再生用磁気ヘッド12−Al〜12−^4で録画を行
いながら同時記録再生用磁気ヘッド12−Cl〜12−
C4で再生が行われるが、この再生信号は、中継基板3
3を介し、さらにアンブ34で増幅された後、第2ロー
タコア23から第2ステータコア24へと至る経路で流
れる。一方、上記通常記録再生用磁気ヘッド12−At
〜12−A4への録画信号は、第1ステータコア22か
ら第1ロータコア21を介する経路で流れる。このよう
に、再生信号と録画信号とが互いに別々のコア部材を経
て流れるようにし得ることから、両信号間の干渉、すな
わちクロストークが低減される。
以上の説明のように、高画質を目的として多ヘッド化し
ていくロータリトランスにおいて、軸方向に複数の信号
伝達経路を有する一つのギャップ領域におけるチャンネ
ル数は、同一動作群の磁気ヘッドの数に対応させること
で、軸方向の寸法の増加を生じなくすると共に、最外周
と最内周との間に位置する中間のコア部材に、その内周
面と外周面との双方に巻線を施すことにより、磁気ヘッ
ド群が一系列増加する毎に一個のコア部材の増加で対応
でき、径方向の寸法の増加を極力抑えた構成とすること
ができる。そして、磁気ヘッド群の数に対応したギャッ
プ領域数とすることで、異なる動作モードでの信号の流
れを分離することが可能となり、この結果、より小形・
薄形化された構造で、クロストークの少ない回転ドラム
装置として構成することが可能である。
〔発明の効果〕
本発明の回転ドラム装置は、以上のように、同心状の互
いに径の異なる複数の円筒状のコア部材から成るロータ
リトランスの最外周のコア部材と最内周のコア部材との
間に位置する中間のコア部材には、その内外周面双方に
それぞれ巻線が施されると共に、複数の動作モードにそ
れぞれ対応して設けられる磁気ヘッド群の数に少なくと
も相当する数のギャップ領域がコア部材の多重配置によ
り設けられ、各磁気ヘッドは、各磁気ヘッド群毎に、互
いに異なるギャップ領域の信号伝達経路に接続されてい
る構成である。
これにより、径方向の寸法の増加を極力抑えて軸方向の
寸法が短縮されたロークリトランス形状にすることが可
能であると共に、例えば記録信号と再生信号との流れが
別々のコア部材を介するように構成することによりクロ
ストークの低減を図ることができるので、より小形・薄
形化された構造で、クロストークの少ない回転ドラム装
置を構成することが可能であるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示すものである
。 第1図は回転ドラム装置の縦断面図である。 第2図は磁気ヘッドの配置を示す断面模式図である。 第3図は従来例を示すものであって、回転ドラム装置の
縦断面図である。 lは下ドラム、I1は上ドラム、l2は磁気ヘッド、2
0はロータリトランス、2lは第1ロータコア(コア部
材)、22は第1ステータコア(コア部材)、23は第
2ロータコア(コア部材)、24は第2ステータコア(
コア部材)、25・26・27はギャップ領域である。 第 2 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、固定状態の下ドラムと回転自在な上ドラムとが設け
    られると共に、複数の磁気ヘッドよりそれぞれ成る磁気
    ヘッド群が複数の動作モードに対応して上記上ドラムに
    取付けられ、また、上記上ドラムと下ドラムとの間の内
    部空間に、同心状の互いに径の異なる複数の円筒状のコ
    ア部材から成るロータリトランスが配設されると共に、
    径方向に対面するコア部材の相対向面にそれぞれ所定の
    軸方向間隔で複数の巻線が施されることにより上記相対
    向面間が複数の信号伝達経路を有するギャップ領域とし
    て形成される回転ドラム装置において、 最外周のコア部材と最内周のコア部材との間に位置する
    中間のコア部材には、その内外周面双方にそれぞれ巻線
    が施されると共に、少なくとも上記磁気ヘッド群の数に
    相当する数のギャップ領域がコア部材の多重配置により
    設けられ、各磁気ヘッドは、各磁気ヘッド群毎に、互い
    に異なるギャップ領域の信号伝達経路に接続されている
    ことを特徴とする回転ドラム装置。
JP1157090A 1990-01-19 1990-01-19 回転ドラム装置 Pending JPH03216802A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005046528A (ja) * 2003-07-31 2005-02-24 Kurabo Ind Ltd 積層クッション材
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