JPS6127887B2 - - Google Patents
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- JPS6127887B2 JPS6127887B2 JP55116563A JP11656380A JPS6127887B2 JP S6127887 B2 JPS6127887 B2 JP S6127887B2 JP 55116563 A JP55116563 A JP 55116563A JP 11656380 A JP11656380 A JP 11656380A JP S6127887 B2 JPS6127887 B2 JP S6127887B2
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Links
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- 238000004804 winding Methods 0.000 description 43
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 9
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 9
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/02—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
- G11B15/12—Masking of heads; circuits for Selecting or switching of heads between operative and inoperative functions or between different operative functions or for selection between operative heads; Masking of beams, e.g. of light beams
- G11B15/14—Masking or switching periodically, e.g. of rotating heads
Landscapes
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、たとえば、磁気記録再生装置
(VTR)において、通常再生と特殊再生を実現す
るために4個以上のビデオヘツドを使用する場合
のビデオヘツドと電子回路系との間に信号伝送用
トランスを用いた信号伝送装置に関する。
(VTR)において、通常再生と特殊再生を実現す
るために4個以上のビデオヘツドを使用する場合
のビデオヘツドと電子回路系との間に信号伝送用
トランスを用いた信号伝送装置に関する。
一般に例えば、VTRにおいて、磁気記録再生
をするヘツドが回転しているために、前記増幅器
などの電子回路との信号の伝送に回転トランスを
用いている。かかるVTRにおいて、4個以上の
多数のヘツドを配置して、例えば通常再生の他に
スローモーシヨン等の特殊な映像信号を得ようと
する場合、回転トランスとしては、回転コアと、
固定コアにそれぞれ配置されたヘツドの数に一致
した対の巻線溝と巻線とを配置しなければならな
い。以下、この対を成している回転トランスの回
転コアと固定コアの巻線溝と巻線との系をチヤン
ネルと呼ぶことにして説明する。
をするヘツドが回転しているために、前記増幅器
などの電子回路との信号の伝送に回転トランスを
用いている。かかるVTRにおいて、4個以上の
多数のヘツドを配置して、例えば通常再生の他に
スローモーシヨン等の特殊な映像信号を得ようと
する場合、回転トランスとしては、回転コアと、
固定コアにそれぞれ配置されたヘツドの数に一致
した対の巻線溝と巻線とを配置しなければならな
い。以下、この対を成している回転トランスの回
転コアと固定コアの巻線溝と巻線との系をチヤン
ネルと呼ぶことにして説明する。
第1図から第4図までは従来の信号伝送装置を
示すもので、かかる4個以上の多数チヤンネルを
1対のトランス上で実現する場合、例えば、通常
映像記録再生にAヘツド6、Bヘツド7を使用
し、特殊映像記録再生にB1′ヘツド8、B2′ヘツド
9を使用したチヤンネルのVTRにおいては一般
に、回転トランスの巻線溝及び巻線を第3図及び
第4図に示す方法で使用している。ここで、回転
トランスの巻線溝と巻線に関して、回転トランス
の中心より外側に向つて1番目のものをチヤンネ
ル、2番目のものをチヤンネル、3番目のも
のをチヤンネル、そして、一番外側のものをチ
ヤンネルと呼称する。すなわち、第3図、第4
図において、通常映像記録再生用Aヘツド6はチ
ヤンネルの巻線溝1に配置されている回転トラ
ンスの回転側の巻線1′と固定側巻線1″を介して
プリアンプ14に接続され、同じく通常映像記
録再生用Bヘツド7はチヤンネルの巻線溝3に
配置されている回転トランスの回転側巻線3′と
固定側巻線3″を介して、プリアンプ16に接
続されている。また、特殊映像記録再生用B1′ヘ
ツド8はチヤンネルの巻線溝2に配置されてい
る回転トランスの回転側の巻線2′と固定側巻線
2″を介してプリアンプ15に接続され、同じ
特殊映像再生用B2′ヘツド9はチヤンネルの巻
線溝4に配置されている回転トランスの回転側巻
線4′と固定側巻線4″を介してプリアンプ17
に接続されている。つまり、一般に各動作におい
て使用されている2つのヘツドと2つのプリアン
プは回転トランス5において、そのチヤンネルが
1つおきに配置されるように指定されている。
示すもので、かかる4個以上の多数チヤンネルを
1対のトランス上で実現する場合、例えば、通常
映像記録再生にAヘツド6、Bヘツド7を使用
し、特殊映像記録再生にB1′ヘツド8、B2′ヘツド
9を使用したチヤンネルのVTRにおいては一般
に、回転トランスの巻線溝及び巻線を第3図及び
第4図に示す方法で使用している。ここで、回転
トランスの巻線溝と巻線に関して、回転トランス
の中心より外側に向つて1番目のものをチヤンネ
ル、2番目のものをチヤンネル、3番目のも
のをチヤンネル、そして、一番外側のものをチ
ヤンネルと呼称する。すなわち、第3図、第4
図において、通常映像記録再生用Aヘツド6はチ
ヤンネルの巻線溝1に配置されている回転トラ
ンスの回転側の巻線1′と固定側巻線1″を介して
プリアンプ14に接続され、同じく通常映像記
録再生用Bヘツド7はチヤンネルの巻線溝3に
配置されている回転トランスの回転側巻線3′と
固定側巻線3″を介して、プリアンプ16に接
続されている。また、特殊映像記録再生用B1′ヘ
ツド8はチヤンネルの巻線溝2に配置されてい
る回転トランスの回転側の巻線2′と固定側巻線
2″を介してプリアンプ15に接続され、同じ
特殊映像再生用B2′ヘツド9はチヤンネルの巻
線溝4に配置されている回転トランスの回転側巻
線4′と固定側巻線4″を介してプリアンプ17
に接続されている。つまり、一般に各動作におい
て使用されている2つのヘツドと2つのプリアン
プは回転トランス5において、そのチヤンネルが
1つおきに配置されるように指定されている。
かかる1つおきのチヤンネル指定をする理由を
次に述べる。
次に述べる。
つまり、1つの回転トランス5に第1図及び第
2図に示すように4つの巻線溝1,2,3,4を
もうけてそれぞれのチヤンネルとする場合それぞ
れのチヤンネル同士隣からの信号の漏洩を受け
る。回転トランスの大きさを小さくすればする程
その程度が顕著になる。そこで、組のチヤンネル
を1つおきに配置し、その間に不使用時のチヤン
ネルが位置するようにして、不使用時のチヤンネ
ルの固定側の巻線を短絡することで使用している
チヤンネル同士の信号の漏洩をさけると共に、不
使用チヤンネルからの信号の漏洩もさけるように
するものである。
2図に示すように4つの巻線溝1,2,3,4を
もうけてそれぞれのチヤンネルとする場合それぞ
れのチヤンネル同士隣からの信号の漏洩を受け
る。回転トランスの大きさを小さくすればする程
その程度が顕著になる。そこで、組のチヤンネル
を1つおきに配置し、その間に不使用時のチヤン
ネルが位置するようにして、不使用時のチヤンネ
ルの固定側の巻線を短絡することで使用している
チヤンネル同士の信号の漏洩をさけると共に、不
使用チヤンネルからの信号の漏洩もさけるように
するものである。
しかしながら、かかる1つおきのチヤンネル指
定をしたヘツド回転トランスそしてプリアンプの
回路系においては、回転トランスの固定側コイル
すべてに不使用時に短絡する機械的スイツチある
いはトランジスタなどからなる短絡回路をもうけ
なければならない。これは、使用時にもスイツチ
あるいは回路による分布容量を接続していること
になり、VTR等においては、プリアンプ系の共
振周波数を低下させる欠点を持つものである。
定をしたヘツド回転トランスそしてプリアンプの
回路系においては、回転トランスの固定側コイル
すべてに不使用時に短絡する機械的スイツチある
いはトランジスタなどからなる短絡回路をもうけ
なければならない。これは、使用時にもスイツチ
あるいは回路による分布容量を接続していること
になり、VTR等においては、プリアンプ系の共
振周波数を低下させる欠点を持つものである。
また、同時に、使用チヤンネルの隣りが必ず短
絡されるために、この回転トランスが単体で持つ
結合係数を、実使用状態では低下させて使用して
いることになり、上記の共振周波数の低下の度合
を更に深めるとともに回転トランスによる伝送効
果を低下させ信号とノイズ(雑音)とのレベル関
係を悪化してもいる欠点も生じるものである。
絡されるために、この回転トランスが単体で持つ
結合係数を、実使用状態では低下させて使用して
いることになり、上記の共振周波数の低下の度合
を更に深めるとともに回転トランスによる伝送効
果を低下させ信号とノイズ(雑音)とのレベル関
係を悪化してもいる欠点も生じるものである。
本発明は上述した点にかんがみ信号伝送のため
1組の回転トランスに4つのチヤンネルを配置す
るVTR等において、上述したチヤンネル、チ
ヤンネルに通常映像記録再生用の1組のヘツド
を配置し、このときはチヤンネルだけを機械的
スイツチあるいは短絡回路で短絡しチヤンネル
、チヤンネルには特殊映像記録再生用のもう
1組のヘツドを配置してチヤンネルだけを機械
的スイツチあるいは短絡回路で短絡することによ
り、不使用時にに短絡に供する機械的スイツチあ
るいは短絡回路を半減するとともに、回転トラン
スが単体で持つ結合係数を実使用状態でも、比較
的低下させずに使用するようにし、共振周波数の
低下を防ぐとともに伝送効果の低下もおさえるト
ランスを使用した信号伝送装置を提供することを
目的とする。
1組の回転トランスに4つのチヤンネルを配置す
るVTR等において、上述したチヤンネル、チ
ヤンネルに通常映像記録再生用の1組のヘツド
を配置し、このときはチヤンネルだけを機械的
スイツチあるいは短絡回路で短絡しチヤンネル
、チヤンネルには特殊映像記録再生用のもう
1組のヘツドを配置してチヤンネルだけを機械
的スイツチあるいは短絡回路で短絡することによ
り、不使用時にに短絡に供する機械的スイツチあ
るいは短絡回路を半減するとともに、回転トラン
スが単体で持つ結合係数を実使用状態でも、比較
的低下させずに使用するようにし、共振周波数の
低下を防ぐとともに伝送効果の低下もおさえるト
ランスを使用した信号伝送装置を提供することを
目的とする。
以下、本発明を図示の実施例について説明す
る。
る。
第5図及び第6図は、通常映像記録再生用と特
殊映像記録再生用にそれぞれ2個1組のビデオヘ
ツドを配置しているVTRにおいて信号伝送のた
めに4つのチヤンネルを1組の回転トランス内に
もうける場合に、その1組のビデオヘツドを回転
トランスの中心側にあるチヤンネル及びチヤン
ネルに配置し、もう1組のビデオヘツドをチヤ
ンネル及びチヤンネルに配置し、更に、漏洩
防止用としての機械的スイツチあるいは短絡回路
はチヤンネルとチヤンネルとにだけ配置した
実施例である。次にかかるチヤンネル配置におけ
る動作を第6図に示す再生回路の例で説明する。
殊映像記録再生用にそれぞれ2個1組のビデオヘ
ツドを配置しているVTRにおいて信号伝送のた
めに4つのチヤンネルを1組の回転トランス内に
もうける場合に、その1組のビデオヘツドを回転
トランスの中心側にあるチヤンネル及びチヤン
ネルに配置し、もう1組のビデオヘツドをチヤ
ンネル及びチヤンネルに配置し、更に、漏洩
防止用としての機械的スイツチあるいは短絡回路
はチヤンネルとチヤンネルとにだけ配置した
実施例である。次にかかるチヤンネル配置におけ
る動作を第6図に示す再生回路の例で説明する。
通常映像再生のとき通常映像再生用Aヘツド6
でビデオテープ(図示せず)から誘起した再生信
号は第5図の回転トランスのチヤンネルの巻線
溝1に配置されている回転側巻線1′と固定側巻
線1″を介して、プリアンプ14に接続され、
同じく通常映線再生用Bヘツド7でビデオテープ
(図示せず)から誘起した再生信号は第5図の回
転トランスのチヤンネルの巻線溝2に配置され
ている回転側巻線2′と固定側巻線2″を介してプ
リアンプ15に接続され、再生モード入力21
より入力した信号によりプリアンプ切換回路18
がプリアンプ14とプリアンプ15を動作状
態にするため、それぞれのヘツド6,7からの再
生信号は出力A19と出力B20に出力される。
このとき特殊映像再生用B1′ヘツド8とB2′ヘツド
9にもビデオテープ(図示せず)からの再生信号
が誘起されているが、第5図の回転トランスのチ
ヤンネル3の巻線溝3に配置されている固定側巻
線3″だけを機械的スイツチ12あるいは短絡回
路で短絡することで、B1′ヘツド8とB2′ヘツド9
からの不必要な信号をチヤンネル又はチヤンネ
ルへ漏洩することを防止することができる。一
方、特殊映像再生のとき特殊映像再生用B1′ヘツ
ド8でビデオテープ(図示せず)から誘起した再
生信号は第5図の回転トランスのチヤンネル3の
巻線溝3に配置されている回転側巻線3′と固定
側巻線3″を介してプリアンプ16に接続さ
れ、同じく特殊映像再生用B2′ヘツド9でビデオ
テープ(図示せず)から誘起した再生信号は、第
5図の回転トランスのチヤンネルの巻線溝4に
配置されている回転側巻線4′と固定側巻線4″を
介してプリアンプ17に接続され、再生モード
入力21より入力した信号によりプリアンプ切換
回路18がプリアンプ16とプリアンプ17
を動作状態にするため、それぞれのヘツドからの
再生信号は出力A19と出力B20に出力され
る。このとき、通常映像再生用Aヘツド6とBヘ
ツド7にもビデオテープ(図示せず)からの再生
信号が誘起されているが、第5図の回転トランス
のチヤンネルの巻線溝2に配置されている固定
側巻線2″だけを機械的スイツチ11あるいは短
絡回路で短絡することで、Aヘツド6とBヘツド
7からの不必要な信号をチヤンネル3又はチヤン
ネルへ漏洩することを防止することができる。
でビデオテープ(図示せず)から誘起した再生信
号は第5図の回転トランスのチヤンネルの巻線
溝1に配置されている回転側巻線1′と固定側巻
線1″を介して、プリアンプ14に接続され、
同じく通常映線再生用Bヘツド7でビデオテープ
(図示せず)から誘起した再生信号は第5図の回
転トランスのチヤンネルの巻線溝2に配置され
ている回転側巻線2′と固定側巻線2″を介してプ
リアンプ15に接続され、再生モード入力21
より入力した信号によりプリアンプ切換回路18
がプリアンプ14とプリアンプ15を動作状
態にするため、それぞれのヘツド6,7からの再
生信号は出力A19と出力B20に出力される。
このとき特殊映像再生用B1′ヘツド8とB2′ヘツド
9にもビデオテープ(図示せず)からの再生信号
が誘起されているが、第5図の回転トランスのチ
ヤンネル3の巻線溝3に配置されている固定側巻
線3″だけを機械的スイツチ12あるいは短絡回
路で短絡することで、B1′ヘツド8とB2′ヘツド9
からの不必要な信号をチヤンネル又はチヤンネ
ルへ漏洩することを防止することができる。一
方、特殊映像再生のとき特殊映像再生用B1′ヘツ
ド8でビデオテープ(図示せず)から誘起した再
生信号は第5図の回転トランスのチヤンネル3の
巻線溝3に配置されている回転側巻線3′と固定
側巻線3″を介してプリアンプ16に接続さ
れ、同じく特殊映像再生用B2′ヘツド9でビデオ
テープ(図示せず)から誘起した再生信号は、第
5図の回転トランスのチヤンネルの巻線溝4に
配置されている回転側巻線4′と固定側巻線4″を
介してプリアンプ17に接続され、再生モード
入力21より入力した信号によりプリアンプ切換
回路18がプリアンプ16とプリアンプ17
を動作状態にするため、それぞれのヘツドからの
再生信号は出力A19と出力B20に出力され
る。このとき、通常映像再生用Aヘツド6とBヘ
ツド7にもビデオテープ(図示せず)からの再生
信号が誘起されているが、第5図の回転トランス
のチヤンネルの巻線溝2に配置されている固定
側巻線2″だけを機械的スイツチ11あるいは短
絡回路で短絡することで、Aヘツド6とBヘツド
7からの不必要な信号をチヤンネル3又はチヤン
ネルへ漏洩することを防止することができる。
以上のように、チヤンネルを指定することで不
必要なチヤンネルからの信号の漏洩を防止するた
めの必要とされる機械的スイツチ、又は短絡回路
をチヤンネルとチヤンネル3だけに配置すれば
良く、第4図の従来の回路に比べて機械的スイツ
チ、又は短絡回路を半減出来る利点を持つもので
ある。又、これにより、チヤンネルとチヤンネ
ルには不要な分布容量の持続がなくプリアンプ
の共振周波数を高く維持出来る利点を持つもので
ある。更に一般に一平面上に4つの溝をもうけて
構成する回転トランスにおいては、その結合係数
は、コアの最中心側、つまり、チヤンネルと、
コアの最外側、つまりチヤンネルとが小さく、
それらにはさまれているチヤンネルとチヤンネ
ル3の結合係数が比較的大きくなるのが普通であ
るので、上記のような、例えば通常映像再生時に
はチヤンネル及びチヤンネルを使用してチヤ
ンネル3と短絡し、特殊映像再生時にはチヤンネ
ル3及びチヤンネルを使用してチヤンネルを
短絡する方法を採用すると、全てのチヤンネルの
結合係数を均一にし、そして回転トランスの単体
の結合係数を大巾に低下させることなく維持出来
るものである。このことは各チヤンネルによる伝
送効率も大巾に低下させることのない比較的均一
な回路を実現出来る利点を持つものである。
必要なチヤンネルからの信号の漏洩を防止するた
めの必要とされる機械的スイツチ、又は短絡回路
をチヤンネルとチヤンネル3だけに配置すれば
良く、第4図の従来の回路に比べて機械的スイツ
チ、又は短絡回路を半減出来る利点を持つもので
ある。又、これにより、チヤンネルとチヤンネ
ルには不要な分布容量の持続がなくプリアンプ
の共振周波数を高く維持出来る利点を持つもので
ある。更に一般に一平面上に4つの溝をもうけて
構成する回転トランスにおいては、その結合係数
は、コアの最中心側、つまり、チヤンネルと、
コアの最外側、つまりチヤンネルとが小さく、
それらにはさまれているチヤンネルとチヤンネ
ル3の結合係数が比較的大きくなるのが普通であ
るので、上記のような、例えば通常映像再生時に
はチヤンネル及びチヤンネルを使用してチヤ
ンネル3と短絡し、特殊映像再生時にはチヤンネ
ル3及びチヤンネルを使用してチヤンネルを
短絡する方法を採用すると、全てのチヤンネルの
結合係数を均一にし、そして回転トランスの単体
の結合係数を大巾に低下させることなく維持出来
るものである。このことは各チヤンネルによる伝
送効率も大巾に低下させることのない比較的均一
な回路を実現出来る利点を持つものである。
ここで、使用チヤンネル同士の信号の漏洩は比
較的大きくなるが、2つのヘツドを180度位置に
配置するヘリカルスキヤンVTRにおいては、そ
の漏洩はヘツドの切換り点近辺にのみ生じるの
で、実際のVTR画面上ではその視野よりかくれ
る位置にほんの小区間だけ生じるので実用上の支
障はないものと言える。
較的大きくなるが、2つのヘツドを180度位置に
配置するヘリカルスキヤンVTRにおいては、そ
の漏洩はヘツドの切換り点近辺にのみ生じるの
で、実際のVTR画面上ではその視野よりかくれ
る位置にほんの小区間だけ生じるので実用上の支
障はないものと言える。
以上、回路説明を再生回路についてのみ記述し
たが、記録回路についても同様に使用するもので
ある。また上記実施例においては通常映像記録再
生用のヘツド2つと特殊再生用のヘツド2つを持
つビデオテープレコーダについて説明したが、2
種のテープ記録速度に対応したヘツド幅をそれぞ
れ持つ通常映像記録再生用の1対のヘツド2組を
有するビデオテープレコーダにもこの発明は適用
できる。
たが、記録回路についても同様に使用するもので
ある。また上記実施例においては通常映像記録再
生用のヘツド2つと特殊再生用のヘツド2つを持
つビデオテープレコーダについて説明したが、2
種のテープ記録速度に対応したヘツド幅をそれぞ
れ持つ通常映像記録再生用の1対のヘツド2組を
有するビデオテープレコーダにもこの発明は適用
できる。
これまで、4つのビデオヘツドを持つVTRに
ついて説明して来たが、この方式は、4つ以上の
ビデオヘツドを持つVTRで回転トランスにその
必要トランス数を一平面上に配置して伝送するも
のすべてに適用される。つまり、4つ以上のチヤ
ンネルを持つ回転トランスの使用方法において順
次組のチヤンネルを配置し回転トランスの最中心
部に位置するトランスと最外側部に位置するチヤ
ンネルには、機械的スイツチ又は短絡用回路を配
置しない使い方である。こうすることにより、一
平面上に4つ以上の溝をもうけて構成する回転ト
ランスにおけるコアの最中心側と最外側の結合係
数が内部の各チヤンネルに対して小さくなつてい
るという弊害を、結合係数に関しては均一にし、
更に回転トランスの単体が持つ結合係数を大巾に
低下させることなく維持出来、例えば再生回路系
においては、プリアンプの共振周波数を高く維持
出来るとともに伝送効率も大巾に低下させること
のない比較的均一な回路を実現するものである。
ついて説明して来たが、この方式は、4つ以上の
ビデオヘツドを持つVTRで回転トランスにその
必要トランス数を一平面上に配置して伝送するも
のすべてに適用される。つまり、4つ以上のチヤ
ンネルを持つ回転トランスの使用方法において順
次組のチヤンネルを配置し回転トランスの最中心
部に位置するトランスと最外側部に位置するチヤ
ンネルには、機械的スイツチ又は短絡用回路を配
置しない使い方である。こうすることにより、一
平面上に4つ以上の溝をもうけて構成する回転ト
ランスにおけるコアの最中心側と最外側の結合係
数が内部の各チヤンネルに対して小さくなつてい
るという弊害を、結合係数に関しては均一にし、
更に回転トランスの単体が持つ結合係数を大巾に
低下させることなく維持出来、例えば再生回路系
においては、プリアンプの共振周波数を高く維持
出来るとともに伝送効率も大巾に低下させること
のない比較的均一な回路を実現するものである。
以上述べたように本発明によれば、VTR等の
磁気記録再生装置におけるヘツドを電子回路系と
の間の信号伝送に回転トランスを使用する場合
の、例えば4個のチヤンネルを持つ信号伝送装置
の1組の回転トランスを使用したものにおいて、
そのチヤンネル指定をチヤンネルチヤンネル
を1組として使用し、このときはチヤンネルと
隣接しているチヤンネル3のみを短絡し、他の組
をチヤンネル3チヤンネルで使用し、このとき
はチヤンネル3と隣接している1組のチヤンネル
のみを短絡するという回転トランスの巻線溝を
位置的に順次に使用する方法と電子回路的構成と
を採用することにより、従来の1つおきに配置す
る方法の持つ欠点である不使用時に短絡に供する
機械的スイツチあるいは短絡回路を半減するとと
もに、回転トランスが持つ単体の結合係数を実使
用状態でも比較的低下させずに使用出来るように
し、共振周波数の低下を防ぐとともに伝送効率の
低下もおさえることが出来、かつ、1組のトラン
スに多数チヤンネルを配置するときに生じる不必
要チヤンネルからの漏洩あるいは不必要チヤンネ
ルへの漏洩を実用上問題ないレベルまで低下させ
ることが出来る利点を得る。
磁気記録再生装置におけるヘツドを電子回路系と
の間の信号伝送に回転トランスを使用する場合
の、例えば4個のチヤンネルを持つ信号伝送装置
の1組の回転トランスを使用したものにおいて、
そのチヤンネル指定をチヤンネルチヤンネル
を1組として使用し、このときはチヤンネルと
隣接しているチヤンネル3のみを短絡し、他の組
をチヤンネル3チヤンネルで使用し、このとき
はチヤンネル3と隣接している1組のチヤンネル
のみを短絡するという回転トランスの巻線溝を
位置的に順次に使用する方法と電子回路的構成と
を採用することにより、従来の1つおきに配置す
る方法の持つ欠点である不使用時に短絡に供する
機械的スイツチあるいは短絡回路を半減するとと
もに、回転トランスが持つ単体の結合係数を実使
用状態でも比較的低下させずに使用出来るように
し、共振周波数の低下を防ぐとともに伝送効率の
低下もおさえることが出来、かつ、1組のトラン
スに多数チヤンネルを配置するときに生じる不必
要チヤンネルからの漏洩あるいは不必要チヤンネ
ルへの漏洩を実用上問題ないレベルまで低下させ
ることが出来る利点を得る。
第1図は、4つのチヤンネルを持つ回転トラン
スコアの平面図。第2図はその断面図。第3図
は、組のチヤンネルを1つおきに配置した2組の
組合せ使用の従来の回転トランスとビデオヘツド
の配置図。第4図は第3図を適用した回路図。第
5図は本発明の組のチヤンネルを順次配置した2
組の組合せ使用の回転トランスとビデオヘツドの
配置図。第6図は、第5図を適用した回路図を
夫々示す。 1,2,3,4…巻線溝、6…トランスコア、
6,7,8,9…ビデオヘツド、10,11,1
2,13…スイツチ、14,15,16,17…
プリアンプ、19,20…出力、1′,2′,
3′,4′…トランスの回転側巻線、1″,2″,
3″,4″…トランスの固定側巻線。
スコアの平面図。第2図はその断面図。第3図
は、組のチヤンネルを1つおきに配置した2組の
組合せ使用の従来の回転トランスとビデオヘツド
の配置図。第4図は第3図を適用した回路図。第
5図は本発明の組のチヤンネルを順次配置した2
組の組合せ使用の回転トランスとビデオヘツドの
配置図。第6図は、第5図を適用した回路図を
夫々示す。 1,2,3,4…巻線溝、6…トランスコア、
6,7,8,9…ビデオヘツド、10,11,1
2,13…スイツチ、14,15,16,17…
プリアンプ、19,20…出力、1′,2′,
3′,4′…トランスの回転側巻線、1″,2″,
3″,4″…トランスの固定側巻線。
Claims (1)
- 1 コア上に組となる複数のチヤンネルを同心的
に順次に複数組配置したトランスと、このトラン
スの使用チヤンネルの組に隣接する組の隣接チヤ
ンネルを短絡する手段とを具備し、前記短絡手段
によつて使用チヤンネルの組への前記隣接チヤン
ネルからの信号漏洩を防止するようにしたことを
特徴とする信号伝達装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55116563A JPS5740906A (en) | 1980-08-25 | 1980-08-25 | Signal transmitting device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55116563A JPS5740906A (en) | 1980-08-25 | 1980-08-25 | Signal transmitting device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5740906A JPS5740906A (en) | 1982-03-06 |
JPS6127887B2 true JPS6127887B2 (ja) | 1986-06-27 |
Family
ID=14690198
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55116563A Granted JPS5740906A (en) | 1980-08-25 | 1980-08-25 | Signal transmitting device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5740906A (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5942605A (ja) * | 1982-08-31 | 1984-03-09 | Sanyo Electric Co Ltd | ロ−タリトランスのクロスト−ク防止回路 |
JPS5992405A (ja) * | 1982-11-19 | 1984-05-28 | Hitachi Ltd | 回転磁気ヘツドドラム |
JPS5982314U (ja) * | 1982-11-25 | 1984-06-04 | 日本ビクター株式会社 | ロ−タリ−トランス装置 |
JPS59191104A (ja) * | 1983-04-15 | 1984-10-30 | Hitachi Ltd | 磁気録画再生装置 |
JPS59173109U (ja) * | 1983-05-07 | 1984-11-19 | ミツミ電機株式会社 | シリンダユニツト |
JPS6066303A (ja) * | 1983-09-20 | 1985-04-16 | Sanyo Electric Co Ltd | ロ−タリ−トランスのクロスト−ク防止装置 |
JPS62219304A (ja) * | 1986-03-20 | 1987-09-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気記録再生装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6112572U (ja) * | 1984-06-25 | 1986-01-24 | 株式会社日立製作所 | 断線検出可能なト−チ接触検出回路 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5431697Y2 (ja) * | 1975-10-18 | 1979-10-03 |
-
1980
- 1980-08-25 JP JP55116563A patent/JPS5740906A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6112572U (ja) * | 1984-06-25 | 1986-01-24 | 株式会社日立製作所 | 断線検出可能なト−チ接触検出回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5740906A (en) | 1982-03-06 |
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