JPH0321637Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0321637Y2 JPH0321637Y2 JP1985098895U JP9889585U JPH0321637Y2 JP H0321637 Y2 JPH0321637 Y2 JP H0321637Y2 JP 1985098895 U JP1985098895 U JP 1985098895U JP 9889585 U JP9889585 U JP 9889585U JP H0321637 Y2 JPH0321637 Y2 JP H0321637Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- headrest
- main body
- occupant
- head
- side support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002040 relaxant effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
《産業上の利用分野》
この考案は、車両用ヘツドレストに関する。
《考案の概要》
サイドサポート形状をヘツドレスト本体部の頂
部両側から下部に向けて台形状に拡げることで、
運転時の着座姿勢やリラツクス時の着座姿勢に合
わせて乗員の頭部を最も安楽な状態に支持できる
ようにした。
部両側から下部に向けて台形状に拡げることで、
運転時の着座姿勢やリラツクス時の着座姿勢に合
わせて乗員の頭部を最も安楽な状態に支持できる
ようにした。
《従来の技術》
この種のヘツドレストにあつては、内装材とし
てのデザイン性によつて設計が左右されているの
が一般的である。また、一部には運転者を対象と
して、運転姿勢での安楽性を得るために、高さ調
整したりサイドサポートの突出量を調節できるよ
うにしたものである。
てのデザイン性によつて設計が左右されているの
が一般的である。また、一部には運転者を対象と
して、運転姿勢での安楽性を得るために、高さ調
整したりサイドサポートの突出量を調節できるよ
うにしたものである。
《考案が解決しようとする問題点》
内装材としてのデザイン性を重んじる場合には
運転者用のヘツドレストと助手席あるいはリアシ
ート側ヘツドレストも含めて統一する必要があ
る。ここで全てを運転者用とした場合には、助手
席、あるいはリアシート側の乗員には使いづらい
ものになる。つまり、運転者用のヘツドレストは
前方視界を十分に確保できるよう運転者の後頭部
を確実に支持する機能、および後を振り向いた時
に後方視界の邪魔とならないことが優先されるか
らである。
運転者用のヘツドレストと助手席あるいはリアシ
ート側ヘツドレストも含めて統一する必要があ
る。ここで全てを運転者用とした場合には、助手
席、あるいはリアシート側の乗員には使いづらい
ものになる。つまり、運転者用のヘツドレストは
前方視界を十分に確保できるよう運転者の後頭部
を確実に支持する機能、および後を振り向いた時
に後方視界の邪魔とならないことが優先されるか
らである。
これは、逆に助手席やリアシート側乗員にとつ
ては不要な機能であるばかりか、安楽性にも欠け
るものである。
ては不要な機能であるばかりか、安楽性にも欠け
るものである。
《問題点を解決するための手段》
この考案は、以上述べた問題を解決するために
なされたものであつて、その要旨とするところ
は、乗員の後頭部を支持するヘツドレスト本体部
と、本体部の両側に突出して乗員の側頭部を支持
するサイドサポート部とからなり、該サイドサポ
ート部をヘツドレスト本体部の頂部両側より下部
に向けて台形状に拡げたことを特徴とする。
なされたものであつて、その要旨とするところ
は、乗員の後頭部を支持するヘツドレスト本体部
と、本体部の両側に突出して乗員の側頭部を支持
するサイドサポート部とからなり、該サイドサポ
ート部をヘツドレスト本体部の頂部両側より下部
に向けて台形状に拡げたことを特徴とする。
《考案の実施例》
第１図ないし第３図は、この考案に係る車両用
ヘツドレストの第１実施例を示す。
ヘツドレストの第１実施例を示す。
図におけるヘツドレスト１は、乗員の後頭部を
支持するヘツドレスト本体部２と、本体部２の両
側より前方に突出して設けられた一対のサイドサ
ポート部３と、本体部２の下部に突出した一対の
ヘツドレストシヤフト４とからなり、ヘツドレス
トシヤフト４をシートバツク５の上部に差し込む
ことでヘツドレスト１をシートバツク５上に固定
している。
支持するヘツドレスト本体部２と、本体部２の両
側より前方に突出して設けられた一対のサイドサ
ポート部３と、本体部２の下部に突出した一対の
ヘツドレストシヤフト４とからなり、ヘツドレス
トシヤフト４をシートバツク５の上部に差し込む
ことでヘツドレスト１をシートバツク５上に固定
している。
前記サイドサポート部３は、その頂部（最上
部）および底部（最下部）をヘツドレスト本体部
２のそれらとほぼ同一面上に位置させ、その両側
部における頂部から底部に向けて漸次拡がり、か
つ前方両外側に向けて斜面状に突出するように形
成されている。
部）および底部（最下部）をヘツドレスト本体部
２のそれらとほぼ同一面上に位置させ、その両側
部における頂部から底部に向けて漸次拡がり、か
つ前方両外側に向けて斜面状に突出するように形
成されている。
したがつて、ヘツドレスト１の下部の幅L1は
上部の幅L2よりもサイドサポート部３の左右へ
の拡がり分だけ拡くなつており、サイドサポート
部３の前後方向の幅も上部より下部の方が前方へ
の突出分だけ拡くなつている。なお、又、L2の
幅は頭とほぼ同等であることが望ましい。
上部の幅L2よりもサイドサポート部３の左右へ
の拡がり分だけ拡くなつており、サイドサポート
部３の前後方向の幅も上部より下部の方が前方へ
の突出分だけ拡くなつている。なお、又、L2の
幅は頭とほぼ同等であることが望ましい。
以上の構成のヘツドレスト１を用いた運転時の
状況は第２図ａ，ｂに示すように、シートバツク
５が比較的垂直に近く、乗員はシートに深く腰を
かけているため、ヘツドレスト１の高い位置に後
頭部が接する。
状況は第２図ａ，ｂに示すように、シートバツク
５が比較的垂直に近く、乗員はシートに深く腰を
かけているため、ヘツドレスト１の高い位置に後
頭部が接する。
このため、乗員が横を向いたとしてもサイドサ
ポート部３が視界の妨げとならず、後方視界を良
好に得ることができる。
ポート部３が視界の妨げとならず、後方視界を良
好に得ることができる。
次に、リラツクス姿勢時には第３図ａ，ｂに示
すように、シートバツク５が後に大きく傾斜して
いることから乗員の後頭部はヘツドレスト１の低
い位置に接する。このため、乗員が横を向いた場
合にはサイドサポート部３が側頭部を支持し、安
楽な姿勢に保持することができる。
すように、シートバツク５が後に大きく傾斜して
いることから乗員の後頭部はヘツドレスト１の低
い位置に接する。このため、乗員が横を向いた場
合にはサイドサポート部３が側頭部を支持し、安
楽な姿勢に保持することができる。
なお、シートバツク５の傾きだけでなく、ヘツ
ドレストシヤフト４の高さ位置の調整により、い
ずれかの状態を得ることができる。
ドレストシヤフト４の高さ位置の調整により、い
ずれかの状態を得ることができる。
次に第４図〜第７図はこの考案の第２実施例を
示す。なお、図において、前記実施例と同一箇所
には同一符号を用いて説明する。
示す。なお、図において、前記実施例と同一箇所
には同一符号を用いて説明する。
図において、ヘツドレスト１はシートバツク５
の上部に差し込まれるヘツドレストシヤフト４を
有するとともに、前後方向への回動機構を有する
ヘツドレスト本体部２と、前記と同一構成の下部
に向けて台形状に拡げてあり、ヘツドレスト本体
部２に対して下方に向けて前方へのせり出しが大
きくなつているサイドサポート部３とからなつて
おり、すなわちＡ１よりＡ２の幅が広く、かつヘ
ツドレストシヤフト４に対し、軸１０を中心に前
後回動可能となつている。また、このヘツドレス
ト１は図示しないロツク機構やバネ等の作用によ
り前傾状態に保持又は付勢されている。
の上部に差し込まれるヘツドレストシヤフト４を
有するとともに、前後方向への回動機構を有する
ヘツドレスト本体部２と、前記と同一構成の下部
に向けて台形状に拡げてあり、ヘツドレスト本体
部２に対して下方に向けて前方へのせり出しが大
きくなつているサイドサポート部３とからなつて
おり、すなわちＡ１よりＡ２の幅が広く、かつヘ
ツドレストシヤフト４に対し、軸１０を中心に前
後回動可能となつている。また、このヘツドレス
ト１は図示しないロツク機構やバネ等の作用によ
り前傾状態に保持又は付勢されている。
上記構成において、運転時では、第６図に示す
ようにヘツドレスト１を前傾状態で使用すると、
乗員の後頭部はヘツドレスト本体部２の高い位置
に当接するため、後を振り向いても後方視界の妨
げとならない。
ようにヘツドレスト１を前傾状態で使用すると、
乗員の後頭部はヘツドレスト本体部２の高い位置
に当接するため、後を振り向いても後方視界の妨
げとならない。
また、リラツクス姿勢時には、第７図に示すよ
うにシートバツク５が後に大きく傾斜し、ヘツド
レスト１を後傾状態で使用して、ヘツドレスト下
方部で頭部を支持するので、その結果サイドサポ
ート部３が乗員の側頭部にせり出し、これを支持
するようになつている。
うにシートバツク５が後に大きく傾斜し、ヘツド
レスト１を後傾状態で使用して、ヘツドレスト下
方部で頭部を支持するので、その結果サイドサポ
ート部３が乗員の側頭部にせり出し、これを支持
するようになつている。
《考案の効果》
以上説明したようにこの考案に係る車両用ヘツ
ドレストにあつては、運転姿勢や、リラツクス姿
勢に応じて乗員の頭部を最も安楽な状態に支持で
きる。またこれによつて、各シートのヘツドレス
トを一種類とすることができ、内装材としてのト
ータルフアツシヨン化を図ることができる。
ドレストにあつては、運転姿勢や、リラツクス姿
勢に応じて乗員の頭部を最も安楽な状態に支持で
きる。またこれによつて、各シートのヘツドレス
トを一種類とすることができ、内装材としてのト
ータルフアツシヨン化を図ることができる。
第１図ないし第３図はこの考案の第１実施例を
示し、第１図はヘツドレストの斜視図、第２図ａ
は同ヘツドレストを用いた運転時の状態を説明す
る正面図、同図ｂは同じく側面図、第３図ａは同
ヘツドレストを用いたリラツクス姿勢時の正面
図、同図ｂは同じく側面図、第４図ないし第７図
はこの考案の第２実施例を示し、第４図はヘツド
レストの斜視図、第５図は同ヘツドレストの側面
図、第６図は同ヘツドレストを用いた運転時の状
態を説明する側面図、第７図は同ヘツドレストを
用いたリラツクス姿勢時の側面図である。 １……ヘツドレスト、２……ヘツドレスト本体
部、３……サイドサポート部。
示し、第１図はヘツドレストの斜視図、第２図ａ
は同ヘツドレストを用いた運転時の状態を説明す
る正面図、同図ｂは同じく側面図、第３図ａは同
ヘツドレストを用いたリラツクス姿勢時の正面
図、同図ｂは同じく側面図、第４図ないし第７図
はこの考案の第２実施例を示し、第４図はヘツド
レストの斜視図、第５図は同ヘツドレストの側面
図、第６図は同ヘツドレストを用いた運転時の状
態を説明する側面図、第７図は同ヘツドレストを
用いたリラツクス姿勢時の側面図である。 １……ヘツドレスト、２……ヘツドレスト本体
部、３……サイドサポート部。
Claims (1)
- シートバツクの上部に差し込まれるヘツドレス
トシヤフトを有するとともに、前後方向への回動
機構を有して乗員の後頭部を支持するヘツドレス
ト本体部と、前記ヘツドレスト本体部の両側部に
設けられて乗員の側頭部を支持するサイドサポー
ト部とを備え、前記サイドサポート部は、その頂
部および底部をヘツドレスト本体部のそれらとほ
ぼ同一面上に位置させ、その両側部における頂部
から底部に向けて漸次拡がり、かつ前方両外側に
向けて斜面状に突出する形状を有することを特徴
とする車両用ヘツドレスト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985098895U JPH0321637Y2 (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985098895U JPH0321637Y2 (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS627251U JPS627251U (ja) | 1987-01-17 |
| JPH0321637Y2 true JPH0321637Y2 (ja) | 1991-05-10 |
Family
ID=30967275
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985098895U Expired JPH0321637Y2 (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0321637Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5687861U (ja) * | 1979-12-07 | 1981-07-14 | ||
| JPS58147457U (ja) * | 1982-03-31 | 1983-10-04 | 立川スプリング株式会社 | 車両用座席等のヘツドレスト装置 |
-
1985
- 1985-06-28 JP JP1985098895U patent/JPH0321637Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS627251U (ja) | 1987-01-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1580067B1 (en) | Vehicle seat with attached headrest | |
| JPH03139442A (ja) | 自動車 | |
| JPH0321637Y2 (ja) | ||
| JPS6217447U (ja) | ||
| JP3738102B2 (ja) | 自動車の後部座席 | |
| KR200171905Y1 (ko) | 차량용 모니터 장착 구조물 | |
| JP2570535Y2 (ja) | 自動車用シートのヘッドレスト | |
| JPH0134584Y2 (ja) | ||
| JPH0232111Y2 (ja) | ||
| JPH09224776A (ja) | 後部座席のヘッドレスト | |
| JPH0223177Y2 (ja) | ||
| KR200295577Y1 (ko) | 목받침을 구비한 자동차용 머리받침대 | |
| JPS6132529Y2 (ja) | ||
| JPH0347568Y2 (ja) | ||
| JPH055066Y2 (ja) | ||
| KR200150784Y1 (ko) | 승용차의 뒷좌석구조 | |
| JPS6322105Y2 (ja) | ||
| KR200326840Y1 (ko) | 자동차 시트용 머리받침대 | |
| JPS6313743Y2 (ja) | ||
| JPH0734623Y2 (ja) | シートバックの上部傾転装置 | |
| KR0128138Y1 (ko) | 자동차의 리어 시트 구조 | |
| CN118438937A (zh) | 车辆座椅、头枕以及头部支撑构件 | |
| KR0125231Y1 (ko) | 자동차용 드라이버 시트 | |
| JPH0336275Y2 (ja) | ||
| KR19980039960U (ko) | 베개를 구비한 자동차용 헤드 레스트 |