JPH03216120A - 高強度農業用透明シート - Google Patents
高強度農業用透明シートInfo
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- JPH03216120A JPH03216120A JP2011484A JP1148490A JPH03216120A JP H03216120 A JPH03216120 A JP H03216120A JP 2011484 A JP2011484 A JP 2011484A JP 1148490 A JP1148490 A JP 1148490A JP H03216120 A JPH03216120 A JP H03216120A
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- density polyethylene
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
Landscapes
- Protection Of Plants (AREA)
- Greenhouses (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
(産業上の利用分野】
本発明は新規な成分構成のフラットヤーンクロスを基体
とし、果樹の雨除けやビニールハウス、1−ンネル栽培
等の農業用のシートのほか、雨除け、日除け、防寒用シ
ート等に用いて好適で軽量かつ高強度で透明なシートの
提供を目的とする。
とし、果樹の雨除けやビニールハウス、1−ンネル栽培
等の農業用のシートのほか、雨除け、日除け、防寒用シ
ート等に用いて好適で軽量かつ高強度で透明なシートの
提供を目的とする。
【従来の技術及び解決しようとする課題】従来の農業用
シートは透光率が90%前後のポリ塩化ビニルフィルム
を用いたものが主流であった。 また、ポリエチレンやポリプロピレンのフィルムもあっ
たが,これらは透明性は良いが強度に不足があり、特に
、台風に遭うと破損して完全に使い物にならなくなって
いた。更に、それらのシートには引裂の面から鳩目打ち
ができず、シート掛け作業がし難いという課題があった
。 そこで,透明度が高くて強度に富み、しかも、軽量な農
業用等のシートを提供するために、種々検討を重ねた結
果、本発明者は先に実開昭64−26956号において
ポリオレフィンフラットヤーンで補強した透明性の良い
シートを提案した。すなわち、高密度ポリエチレンフラ
ットヤーンクロスに低密度ポリエチレンフィルムを両面
にラミネートしたシートであって、フラットヤーンクロ
スのタテ糸同士は互いに両縁が密接し、ヨコ糸同士は互
いに両縁が離隔して、低密度ポリエチレンフィルムと一
重の高密度ポリエチレンフラットヤーンタテ糸との重な
りだけの透明ラインを形成して強度と透明度を高めたの
である。 以上の構造により、農業用等のシートとして一応は満足
が得られたものの,製造工程が複雑であるので、また,
クロスとフィルムのラミネートであるので、シートの薄
物にも限界があった。 また,低密度ポリエチレン/高密度ポリエチレン/低密
度ポリエチレンの三層構造のフラットヤーンから織成し
たクロスも公知であるが、これの製造に際しては炭酸カ
ルシウム粉末を添加しないと層間剥離を起こすために通
常1〜5%位の炭酸カルシウムが入っており,そのため
に透明性の低下を招いている。したがって、このような
クロスを全面熱融着して一枚のフ,イルムに仕上げると
極薄で高強度のフィルムになるが、透明度が悪く、透光
率78%までが限界であった。
シートは透光率が90%前後のポリ塩化ビニルフィルム
を用いたものが主流であった。 また、ポリエチレンやポリプロピレンのフィルムもあっ
たが,これらは透明性は良いが強度に不足があり、特に
、台風に遭うと破損して完全に使い物にならなくなって
いた。更に、それらのシートには引裂の面から鳩目打ち
ができず、シート掛け作業がし難いという課題があった
。 そこで,透明度が高くて強度に富み、しかも、軽量な農
業用等のシートを提供するために、種々検討を重ねた結
果、本発明者は先に実開昭64−26956号において
ポリオレフィンフラットヤーンで補強した透明性の良い
シートを提案した。すなわち、高密度ポリエチレンフラ
ットヤーンクロスに低密度ポリエチレンフィルムを両面
にラミネートしたシートであって、フラットヤーンクロ
スのタテ糸同士は互いに両縁が密接し、ヨコ糸同士は互
いに両縁が離隔して、低密度ポリエチレンフィルムと一
重の高密度ポリエチレンフラットヤーンタテ糸との重な
りだけの透明ラインを形成して強度と透明度を高めたの
である。 以上の構造により、農業用等のシートとして一応は満足
が得られたものの,製造工程が複雑であるので、また,
クロスとフィルムのラミネートであるので、シートの薄
物にも限界があった。 また,低密度ポリエチレン/高密度ポリエチレン/低密
度ポリエチレンの三層構造のフラットヤーンから織成し
たクロスも公知であるが、これの製造に際しては炭酸カ
ルシウム粉末を添加しないと層間剥離を起こすために通
常1〜5%位の炭酸カルシウムが入っており,そのため
に透明性の低下を招いている。したがって、このような
クロスを全面熱融着して一枚のフ,イルムに仕上げると
極薄で高強度のフィルムになるが、透明度が悪く、透光
率78%までが限界であった。
本発明はこの三層ラミネートフラットヤーンから織成し
たフラットヤーンクロスの透明性を高める検討を重ねた
結果により完成したもので、その構成は、直鎖状又は超
低密度ポリエチレン(1)を外層に高密度ポリエチレン
(2)を内層にした三層フィルムから得られたフラット
ヤーン又はスプリットヤーンをタテ糸(3)又はヨコ糸
(4)にして織成又は配列した後、加熱融着一体化して
なる高強度透明シートである。 ここでいう直鎖状又は超低密度ポリエチレンとは、直鎖
状低密度ポリエチレンの場合M I =0.8〜2.0
、超低密度ポリエチレンの場合M I =0.4〜1.
0のものであり、高密度ポリエチレンのフラットヤーン
クロスよりも更に結晶化度の低いものである。 高密度ポリエチレンは従来から汎用されているMI=0
.8以上のもので,結晶化度も50%以上の高強度のポ
リエチレンである。
たフラットヤーンクロスの透明性を高める検討を重ねた
結果により完成したもので、その構成は、直鎖状又は超
低密度ポリエチレン(1)を外層に高密度ポリエチレン
(2)を内層にした三層フィルムから得られたフラット
ヤーン又はスプリットヤーンをタテ糸(3)又はヨコ糸
(4)にして織成又は配列した後、加熱融着一体化して
なる高強度透明シートである。 ここでいう直鎖状又は超低密度ポリエチレンとは、直鎖
状低密度ポリエチレンの場合M I =0.8〜2.0
、超低密度ポリエチレンの場合M I =0.4〜1.
0のものであり、高密度ポリエチレンのフラットヤーン
クロスよりも更に結晶化度の低いものである。 高密度ポリエチレンは従来から汎用されているMI=0
.8以上のもので,結晶化度も50%以上の高強度のポ
リエチレンである。
本発明の高強度透明シートは以上のように、高密度ポリ
エチレンを内層にしたフラットヤーンを用いたクロスで
あるから強度が大で、しかも、超低密度のポリエチレン
をラミネートしたフラットヤーンとしたことにより熱融
着性が良好で、従来のような剥離防止剤としての炭酸カ
ルシウムが不必要となり、また,加熱圧着ロールで熱融
着することによりタテ糸(3)とヨコ糸(4)の重なり
部の空気を取り除くので透明性が良好となり、透光率が
向上する.シートが高密度フラットヤーンクロス基体で
あるから従来のラミネートフラットヤーンクロスと同様
に鳩目を取付けることができる。 (実施例】 以下図面によって本発明の実施例を詳細に説明する。 第1図は本発明の高強度透明シートの部分拡大平面図で
あり、第2図はシートの部分断面拡大図である。第3図
はシートの織成に用いるフラットヤーンの拡大斜視図で
ある。 第3図に示すように、本発明の高強度透明シートは直鎖
状低密度ポリエチレン(1)10μ、高密度ポリエチレ
ン(2)20μ、 直鎖状低密度ポリエチレン(1)1
0μと、 三層フィルムで構成され、これを延伸して得
られたフラットヤーン又はスプリットヤーンを使用して
いる。ここで用いたフラットヤーンは幅3.2閣、厚さ
25μ(900dr)でこれをタテ糸(3)とヨコ糸(
4)にして織成又は配列した後に全面を加熱融着して一
枚のフィルムに仕上げている。 第1図は平織フラットヤーン織布の平面図であり、13
7℃のカレンダーロールを通して熱融着一体化して透明
シートとしている。しかしながら、高密度ポリエチレン
(2)の層は熱変化をあまり受けず、第2図のようにシ
ートの断面は平織の組織が残存し、高強度となり直鎖状
低密度ポリエチレン(1)の溶融流動によってシート内
の気泡を完全に追い出してシートの透明度を高める構造
となっている。 比較例として従来の炭酸カルシウム人フラットヤーンク
ロス及び市販ポリ塩化ビニルシ一トを用いて、本発明シ
ートとの性能比較を行ない,第1表の結果を得た。 第1表
エチレンを内層にしたフラットヤーンを用いたクロスで
あるから強度が大で、しかも、超低密度のポリエチレン
をラミネートしたフラットヤーンとしたことにより熱融
着性が良好で、従来のような剥離防止剤としての炭酸カ
ルシウムが不必要となり、また,加熱圧着ロールで熱融
着することによりタテ糸(3)とヨコ糸(4)の重なり
部の空気を取り除くので透明性が良好となり、透光率が
向上する.シートが高密度フラットヤーンクロス基体で
あるから従来のラミネートフラットヤーンクロスと同様
に鳩目を取付けることができる。 (実施例】 以下図面によって本発明の実施例を詳細に説明する。 第1図は本発明の高強度透明シートの部分拡大平面図で
あり、第2図はシートの部分断面拡大図である。第3図
はシートの織成に用いるフラットヤーンの拡大斜視図で
ある。 第3図に示すように、本発明の高強度透明シートは直鎖
状低密度ポリエチレン(1)10μ、高密度ポリエチレ
ン(2)20μ、 直鎖状低密度ポリエチレン(1)1
0μと、 三層フィルムで構成され、これを延伸して得
られたフラットヤーン又はスプリットヤーンを使用して
いる。ここで用いたフラットヤーンは幅3.2閣、厚さ
25μ(900dr)でこれをタテ糸(3)とヨコ糸(
4)にして織成又は配列した後に全面を加熱融着して一
枚のフィルムに仕上げている。 第1図は平織フラットヤーン織布の平面図であり、13
7℃のカレンダーロールを通して熱融着一体化して透明
シートとしている。しかしながら、高密度ポリエチレン
(2)の層は熱変化をあまり受けず、第2図のようにシ
ートの断面は平織の組織が残存し、高強度となり直鎖状
低密度ポリエチレン(1)の溶融流動によってシート内
の気泡を完全に追い出してシートの透明度を高める構造
となっている。 比較例として従来の炭酸カルシウム人フラットヤーンク
ロス及び市販ポリ塩化ビニルシ一トを用いて、本発明シ
ートとの性能比較を行ない,第1表の結果を得た。 第1表
本発明の高強度透明シートは以上のような構造にしたこ
とにより、透明性が良好で強度に優れると共に軽量であ
るので,農業用、特にビニールハウス用シートとして用
いられ植物等の生育が良好である。また、通常のフィル
ムは1シーズンで交換のところ、本発明品は耐候性にも
優れるので、少なくとも3シーズン以上は使用できる。
とにより、透明性が良好で強度に優れると共に軽量であ
るので,農業用、特にビニールハウス用シートとして用
いられ植物等の生育が良好である。また、通常のフィル
ムは1シーズンで交換のところ、本発明品は耐候性にも
優れるので、少なくとも3シーズン以上は使用できる。
第1図は本発明の高強度透明シートの部分拡大平面図で
あり、第2図は同シート部分断面拡大図である。第3図
はシートの織成に用いるフラットヤーンの拡大斜視図で
ある。 (1)直鎖状低密度ポリエチレン (2)高密度ポリエチレン (3)タテ糸 (4)ヨコ糸以上
あり、第2図は同シート部分断面拡大図である。第3図
はシートの織成に用いるフラットヤーンの拡大斜視図で
ある。 (1)直鎖状低密度ポリエチレン (2)高密度ポリエチレン (3)タテ糸 (4)ヨコ糸以上
Claims (1)
- 1 直鎖状又は超低密度ポリエチレン(1)を外層に高
密度ポリエチレン(2)を内層にした三層フィルムから
得られたフラットヤーン又はスプリットヤーンをタテ糸
(3)又はヨコ糸(4)にして織成又は配列した後加熱
融着一体化してなる高強度透明シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011484A JP2515901B2 (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | 高強度農業用透明シ―ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011484A JP2515901B2 (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | 高強度農業用透明シ―ト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03216120A true JPH03216120A (ja) | 1991-09-24 |
JP2515901B2 JP2515901B2 (ja) | 1996-07-10 |
Family
ID=11779328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011484A Expired - Fee Related JP2515901B2 (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | 高強度農業用透明シ―ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2515901B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5519964A (en) * | 1993-11-18 | 1996-05-28 | Kabushiki Kaisha Sekuto Kagaku | Composite plastic film and greenhouse built therewith |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS643549U (ja) * | 1987-06-29 | 1989-01-10 | ||
JPS6426956U (ja) * | 1987-08-07 | 1989-02-15 | ||
JPS6445777U (ja) * | 1987-09-10 | 1989-03-20 | ||
JPH0178189U (ja) * | 1987-11-14 | 1989-05-25 |
-
1990
- 1990-01-19 JP JP2011484A patent/JP2515901B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS643549U (ja) * | 1987-06-29 | 1989-01-10 | ||
JPS6426956U (ja) * | 1987-08-07 | 1989-02-15 | ||
JPS6445777U (ja) * | 1987-09-10 | 1989-03-20 | ||
JPH0178189U (ja) * | 1987-11-14 | 1989-05-25 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5519964A (en) * | 1993-11-18 | 1996-05-28 | Kabushiki Kaisha Sekuto Kagaku | Composite plastic film and greenhouse built therewith |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2515901B2 (ja) | 1996-07-10 |
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Legal Events
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