JPS6174522A - 農業用被覆資材 - Google Patents
農業用被覆資材Info
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- JPS6174522A JPS6174522A JP59195153A JP19515384A JPS6174522A JP S6174522 A JPS6174522 A JP S6174522A JP 59195153 A JP59195153 A JP 59195153A JP 19515384 A JP19515384 A JP 19515384A JP S6174522 A JPS6174522 A JP S6174522A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- nonwoven fabric
- covering material
- pva
- polyvinyl alcohol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
Landscapes
- Protection Of Plants (AREA)
- Greenhouses (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の技術分野)
本発明は農業用被覆資材に関するものであり。
更に詳しくは吸湿性、保温性、耐候性、採光特性は優n
た農業用被覆資材に関する。
た農業用被覆資材に関する。
(従来技術)
我が国の農業技術の発展に果した農業生産資材の役割は
極めて大きく、待に疏菜、果樹等の防霜、防寒、促成栽
培用被覆資材としてのゐ明タイプ合成樹脂フィルムは、
現代農業にとって欠くことの出来ない農業生産資材とな
っている。更に又、石油を取り巻く厳しい環境下、省エ
ネルギー不可欠の昨今に於ては、より防霜、防寒性の働
nた農業用被覆資材の登場が強く切望さ1.ている。
極めて大きく、待に疏菜、果樹等の防霜、防寒、促成栽
培用被覆資材としてのゐ明タイプ合成樹脂フィルムは、
現代農業にとって欠くことの出来ない農業生産資材とな
っている。更に又、石油を取り巻く厳しい環境下、省エ
ネルギー不可欠の昨今に於ては、より防霜、防寒性の働
nた農業用被覆資材の登場が強く切望さ1.ている。
従来、防霜、防寒、促成栽培用に使用さnている合成樹
脂フィルムの素材としてはポリ塩化ビニルを代表に、ポ
リエチレン、ポリ酢酸ビニル等がある。しかしかかる合
成樹脂フィルムは、農業用被覆資材としては下記に述べ
るような問題点を有しており満足すべきものとは言えな
い。
脂フィルムの素材としてはポリ塩化ビニルを代表に、ポ
リエチレン、ポリ酢酸ビニル等がある。しかしかかる合
成樹脂フィルムは、農業用被覆資材としては下記に述べ
るような問題点を有しており満足すべきものとは言えな
い。
即ち問題点の1つは、使用初期は透明性も良く太陽光を
充分に採光出来るのであるが、可塑剤或いは静電気の発
生の為に汚n易く、例えば使用1年で約20%以上も太
陽光の透過率が低下し、光線不足が軟弱徒長な作物生育
の原因となることである。
充分に採光出来るのであるが、可塑剤或いは静電気の発
生の為に汚n易く、例えば使用1年で約20%以上も太
陽光の透過率が低下し、光線不足が軟弱徒長な作物生育
の原因となることである。
問題点の2つは、耐候性に乏しくハウス張りでは通常1
年、トンネル掛けで無理をして使用しても2〜3年が限
界である点でありその買替費用、眼替労力は多大なもの
である。
年、トンネル掛けで無理をして使用しても2〜3年が限
界である点でありその買替費用、眼替労力は多大なもの
である。
問題点の3つは、6〜17μ波長域の赤外線透過率が大
きい差、日中の温ザ上昇は大であるにも拘らず夜間に於
てはM、%1円といえども放射冷却による地温JI2び
に気温の低下は抑止し得えず、ポリエチレンの如き素材
に於ては無被覆より温度低下が大となる場合すらあるこ
とである。
きい差、日中の温ザ上昇は大であるにも拘らず夜間に於
てはM、%1円といえども放射冷却による地温JI2び
に気温の低下は抑止し得えず、ポリエチレンの如き素材
に於ては無被覆より温度低下が大となる場合すらあるこ
とである。
問題点の4つは、素材に吸湿性がない為、菌閉された被
覆内は常に多湿状態にあり、病害虫の発生原因になり易
いばかりか、朝方の気温低下時に飽和湿度状態をこえて
結露し、降霜・凍結し易く。
覆内は常に多湿状態にあり、病害虫の発生原因になり易
いばかりか、朝方の気温低下時に飽和湿度状態をこえて
結露し、降霜・凍結し易く。
霜害・凍害の原因となることである。
更に、未延伸のポリビニルアルコール系フィルムを延伸
、スプリット、熱処理、拡幅して得ら几る網状不織布と
未延伸のポリビニルアルコール系フィルムを積層したフ
ィルム状物が知られている。
、スプリット、熱処理、拡幅して得ら几る網状不織布と
未延伸のポリビニルアルコール系フィルムを積層したフ
ィルム状物が知られている。
しかじか\るフィルム状物は、低温時の強度が不充分で
あり、また水分により膨潤し易い等寸法安定性に起因す
る展張時の取扱いが難かしい。
あり、また水分により膨潤し易い等寸法安定性に起因す
る展張時の取扱いが難かしい。
(発明の目的)
本発明者らは以上の如き従来農業被覆資材の問題点につ
いて鋭意研究を続けf:、結栗本発明を完成したもので
あってその目的とするところは吸湿性、保温性、耐候性
、採光特性及び寸法安定性に優n?:農業用被没資材を
提供するにある。
いて鋭意研究を続けf:、結栗本発明を完成したもので
あってその目的とするところは吸湿性、保温性、耐候性
、採光特性及び寸法安定性に優n?:農業用被没資材を
提供するにある。
(発明の開示)
上述の目的は、未延伸のポリビニルアルコール系フィル
ムを延伸、スプリット、熱処理、拡幅して得ら几る網状
不繊布(4)と、延伸を施したポリビニルアルコール系
フィルムCB)との積層体からなる農業用仮ゑ資材によ
り達成される。
ムを延伸、スプリット、熱処理、拡幅して得ら几る網状
不繊布(4)と、延伸を施したポリビニルアルコール系
フィルムCB)との積層体からなる農業用仮ゑ資材によ
り達成される。
本発明で云うポリビニルアルコール系フィルム(以下ポ
リビニルアルコールをPVAと略記)とはPVA 10
0Φよりなるフィルム、或は一般に30%(モル%、以
下同じ)以下の割合で他のモノマーもしくはポリマー、
好適にはオレフィン類もしくはそnらのポリマーを含む
共重合体もしくはブレンド物などの変性PVAよりなる
フィルムを意味する。変性PVAよりなるフィルムは、
例えばエチレン−酢酸ビニル共重合体の鹸化物、或はペ
レタイズされた含水PVAとポリエチレンとのブレンド
物等を溶融押出し注によりフィルム化することによって
容易に得ることができる。
リビニルアルコールをPVAと略記)とはPVA 10
0Φよりなるフィルム、或は一般に30%(モル%、以
下同じ)以下の割合で他のモノマーもしくはポリマー、
好適にはオレフィン類もしくはそnらのポリマーを含む
共重合体もしくはブレンド物などの変性PVAよりなる
フィルムを意味する。変性PVAよりなるフィルムは、
例えばエチレン−酢酸ビニル共重合体の鹸化物、或はペ
レタイズされた含水PVAとポリエチレンとのブレンド
物等を溶融押出し注によりフィルム化することによって
容易に得ることができる。
か\るPVA系フィルムは、吸湿性、透明性。
耐候性にずぐ几ると共に6〜1771波長域の赤外線透
過度か極めて小さく保温性も良好であって、被覆資材と
した場合、結凪t、による病害虫発主蛇は霜害、凍薔発
生の惧nが少なく、かつ長期間に亘って充分なる透明性
・採光性を保持する。
過度か極めて小さく保温性も良好であって、被覆資材と
した場合、結凪t、による病害虫発主蛇は霜害、凍薔発
生の惧nが少なく、かつ長期間に亘って充分なる透明性
・採光性を保持する。
−万それらフィルムの欠点である湿潤時の寸法安定性不
良及び低温・低湿時の脆化は1本発明の特定の不織布、
即ち上記と同様のフィルムを延伸。
良及び低温・低湿時の脆化は1本発明の特定の不織布、
即ち上記と同様のフィルムを延伸。
スプリット、熱処理、拡幅して得らnる寸法安定性並に
機械的強度にすぐ111、かつ実質的に平滑な繊維から
なる網状不織布と鎚伸さnたフィルムとを組み合せ積層
することによって、フィルムの有する前記諸特性を伺ら
損うことなく、これを十分実用に耐え得る程度迄改善で
き、かくして本発明によれば疏菜、果樹等の防犯、防寒
、促成栽培用被磨資材として従来品にはみらnないすぐ
れた特性を有し、しかも耐久性の良好な資材の捉供が可
能となるのである。こ\で儂牛V A系フィルムと組み
合わせる素材として、上記特定の平滑線維からなる網状
不織布を用いてことが特に重要であり、こ几によってP
VA系フィルムの緒特性、妹に透明性が有効に保持さ几
、かつ又、フィルムと不織布との積層強度も良好となる
のであって、こnに代えて、通常の不械布民はGW物を
用いたのでは、本発明同様の効果は臭し寿ない。
機械的強度にすぐ111、かつ実質的に平滑な繊維から
なる網状不織布と鎚伸さnたフィルムとを組み合せ積層
することによって、フィルムの有する前記諸特性を伺ら
損うことなく、これを十分実用に耐え得る程度迄改善で
き、かくして本発明によれば疏菜、果樹等の防犯、防寒
、促成栽培用被磨資材として従来品にはみらnないすぐ
れた特性を有し、しかも耐久性の良好な資材の捉供が可
能となるのである。こ\で儂牛V A系フィルムと組み
合わせる素材として、上記特定の平滑線維からなる網状
不織布を用いてことが特に重要であり、こ几によってP
VA系フィルムの緒特性、妹に透明性が有効に保持さ几
、かつ又、フィルムと不織布との積層強度も良好となる
のであって、こnに代えて、通常の不械布民はGW物を
用いたのでは、本発明同様の効果は臭し寿ない。
又最近の農業気象、作物生育に関する研究の進展により
、太陽光の散乱光が多い程全日射量が同一の場合に於て
は、作物の光合成速度が促進され、均一かつ優nた作物
生育をすることが、大豆 。
、太陽光の散乱光が多い程全日射量が同一の場合に於て
は、作物の光合成速度が促進され、均一かつ優nた作物
生育をすることが、大豆 。
キュウリ2トウモロコシ等の作物で判明し、防霜、防寒
性に加え散光性にも優れた被覆資材が注目や浴びてとり
、この目的に梨地加工をしたポリ塩化ビニルフィルム等
が用いら几ているが、か\る資材は、確かに散乱光の増
加効果はみられるものの、不透明化による採光不足と使
用中に於ける光透過率の低下が大きいことから、実際に
はそnはと作物の生育効果が期待出来ないばかりか、対
象作物、季節によっては収量減成いは軟弱徒長な作物生
育の原因ともなりかねないのが現状である。こnに対し
て、本発明の積層体からなる被覆資材にあっては、後に
も述べる通り、積層時、網状不織布とフィルムとの収縮
差を利用することにより、全体として、或は表面部分子
こ、凹凸シボを有する積層体とすることが容易であり、
こnによって透明性と散乱光増加効果とを併有した採光
特性にすぐれた被覆資材とすることが可能であって、か
\る点も本発明の大きな利点である。そして上記散乱光
増加による光合成速度の向と、さらには作物生育の均斉
化の観点から、それら凹凸シボを有するものが1本発明
の被覆資材のうちでも最も好ましいものである。
性に加え散光性にも優れた被覆資材が注目や浴びてとり
、この目的に梨地加工をしたポリ塩化ビニルフィルム等
が用いら几ているが、か\る資材は、確かに散乱光の増
加効果はみられるものの、不透明化による採光不足と使
用中に於ける光透過率の低下が大きいことから、実際に
はそnはと作物の生育効果が期待出来ないばかりか、対
象作物、季節によっては収量減成いは軟弱徒長な作物生
育の原因ともなりかねないのが現状である。こnに対し
て、本発明の積層体からなる被覆資材にあっては、後に
も述べる通り、積層時、網状不織布とフィルムとの収縮
差を利用することにより、全体として、或は表面部分子
こ、凹凸シボを有する積層体とすることが容易であり、
こnによって透明性と散乱光増加効果とを併有した採光
特性にすぐれた被覆資材とすることが可能であって、か
\る点も本発明の大きな利点である。そして上記散乱光
増加による光合成速度の向と、さらには作物生育の均斉
化の観点から、それら凹凸シボを有するものが1本発明
の被覆資材のうちでも最も好ましいものである。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明に用いる網状不織布は、PVA系フィルムを延伸
、スプリット、熱処理、拡幅して得らnるものであり、
その方法は公知の如何なる方法によっても良い。例えば
PTA I O0%からなるフィルムを使用する場合は
、平均重合度1400以上、鹸化度98.5%以上のP
VAフィルムを、180°C以上で少くとも5.5倍、
好適には6〜6.5倍に延伸し、スプリット後200°
C以上で熱処理を行い、次いでクロスガイダ一方式、ス
プリング方式等により拡幅することによって得らnる。
、スプリット、熱処理、拡幅して得らnるものであり、
その方法は公知の如何なる方法によっても良い。例えば
PTA I O0%からなるフィルムを使用する場合は
、平均重合度1400以上、鹸化度98.5%以上のP
VAフィルムを、180°C以上で少くとも5.5倍、
好適には6〜6.5倍に延伸し、スプリット後200°
C以上で熱処理を行い、次いでクロスガイダ一方式、ス
プリング方式等により拡幅することによって得らnる。
この場合、平均重合度が1400以下、鹸化度が98.
5%以下のPVAフィルムでは、得られる網状不織布の
実用的な寸法安定性及び強度の点で好ましくない。又、
延伸温度が180°C以下では延伸性の点で問題があり
、延伸比が5.5倍より低いとスプリット性及び得らn
る網状不織布の強度及び実用的な寸法安定性が不良とな
り好ましくない。更に又、熱処理温度が200″Cより
低いと熱セツト効果に乏しく、実用的な寸法安定性が不
良となり同様に好ましくない。延伸及び熱処理温度の上
限は熱分解を生じない温度、一般的には220〜230
°Cまで可能である。
5%以下のPVAフィルムでは、得られる網状不織布の
実用的な寸法安定性及び強度の点で好ましくない。又、
延伸温度が180°C以下では延伸性の点で問題があり
、延伸比が5.5倍より低いとスプリット性及び得らn
る網状不織布の強度及び実用的な寸法安定性が不良とな
り好ましくない。更に又、熱処理温度が200″Cより
低いと熱セツト効果に乏しく、実用的な寸法安定性が不
良となり同様に好ましくない。延伸及び熱処理温度の上
限は熱分解を生じない温度、一般的には220〜230
°Cまで可能である。
PVA系フィルムとしてオレフィン変性PVAフィルム
を使用する場合は、オレフィンの含有量に比例的に融点
並びに熱分解温度が低下し且つ実。
を使用する場合は、オレフィンの含有量に比例的に融点
並びに熱分解温度が低下し且つ実。
用的寸法安定性は向上するので前記PVA100%フィ
ルムの場合より低い温度で前記方性と同様に延伸、スプ
リット、熱処理をすることにより実用的な寸法安定性及
び充分なる機械的強度を賦与せしめることが出来る。
ルムの場合より低い温度で前記方性と同様に延伸、スプ
リット、熱処理をすることにより実用的な寸法安定性及
び充分なる機械的強度を賦与せしめることが出来る。
しかして本発明に用いる網状不織布を構成するスプリッ
トファイバーの少くとも80%が、一般に0.5f1以
上、更に好ましくは[、Off以上の巾を有するもので
あることが肝要であり、かかる網状不織布は上記のスプ
リット条件を適宜選定することによって容易に得らnる
。スプリットファイバーの巾が0.5mより小さいとP
VA系フィルムの低温・低湿時の脆化に対する補強効果
が不充分であり好ましくない。ハウス展張等高強度が要
求さ几る場合は、1回以上の巾にすることがより好まし
い。又、凹凸シボを形成せしめる場合にあっては、を記
に加えて、同じくスプリットファイバーの少くとも80
%が巾3fi程度以下であることが望ましく、3flを
1廻ると、PVA系フィルムと貼り合せた後の積層体の
凹凸シボが粗大かつ不均一となって散乱光の増加効果に
乏しく、散光性の点で好ましくない。
トファイバーの少くとも80%が、一般に0.5f1以
上、更に好ましくは[、Off以上の巾を有するもので
あることが肝要であり、かかる網状不織布は上記のスプ
リット条件を適宜選定することによって容易に得らnる
。スプリットファイバーの巾が0.5mより小さいとP
VA系フィルムの低温・低湿時の脆化に対する補強効果
が不充分であり好ましくない。ハウス展張等高強度が要
求さ几る場合は、1回以上の巾にすることがより好まし
い。又、凹凸シボを形成せしめる場合にあっては、を記
に加えて、同じくスプリットファイバーの少くとも80
%が巾3fi程度以下であることが望ましく、3flを
1廻ると、PVA系フィルムと貼り合せた後の積層体の
凹凸シボが粗大かつ不均一となって散乱光の増加効果に
乏しく、散光性の点で好ましくない。
又1本発明の網状ウェブを経緯に各1枚、場合によって
は更に多数枚、公知の方法で積層接着したものが好まし
い。更には又補強用としてビニロン系、PVA系延伸テ
ープ等網状不織布と密着性のある素材を適当な間隔で操
入しても良いが、いずnの場合もその空隙率を1通常7
0%以下にするのが好ましい。空隙率が70%より大き
いとPVA系フィルムの低温・低湿時の脆化に対する補
強効果が不充分で好ましくなく、又シボ形成の場合30
%より小さいとPVA系フィルムと貼り合せた後の積層
体の凹凸シボが少く散光性の点で好ましくない。網状ウ
ェブを経緯に積層接着する為のバインダーとしては、密
着性のある素材であnば良いが、耐候性、吸湿性、透明
性の点で同素材であるPVA系プリマー、例えばビニル
アルコール単独重合体を用いることが好ましい。
は更に多数枚、公知の方法で積層接着したものが好まし
い。更には又補強用としてビニロン系、PVA系延伸テ
ープ等網状不織布と密着性のある素材を適当な間隔で操
入しても良いが、いずnの場合もその空隙率を1通常7
0%以下にするのが好ましい。空隙率が70%より大き
いとPVA系フィルムの低温・低湿時の脆化に対する補
強効果が不充分で好ましくなく、又シボ形成の場合30
%より小さいとPVA系フィルムと貼り合せた後の積層
体の凹凸シボが少く散光性の点で好ましくない。網状ウ
ェブを経緯に積層接着する為のバインダーとしては、密
着性のある素材であnば良いが、耐候性、吸湿性、透明
性の点で同素材であるPVA系プリマー、例えばビニル
アルコール単独重合体を用いることが好ましい。
本発明に用いるPVA系 延伸フィルムはPVA系フィ
ルムを経もしくは緯又は経及び緯方向に延伸した後熱処
理を施して得ら几るものであり、その方法は公知の如何
なる方法によっても良い。
ルムを経もしくは緯又は経及び緯方向に延伸した後熱処
理を施して得ら几るものであり、その方法は公知の如何
なる方法によっても良い。
方向に少くとも2.5倍以上、好適には2.8〜8.5
倍に延伸し、次いで好適には200°C以上で熱処ヤ防
温 先ず経方向に延伸を行い、次い に延伸を行う所
謂逐次2軸延伸万注でも良いし、経及び緯方向に同時に
延伸を行う所謂同時2軸延伸方法でも良い。又、経及び
緯方向の延伸倍率が2.5倍以上であると得らnる2軸
延伸フイルムの機械的強度1寸法安定性の点で好ましい
のであるが、経及び緯方向の各々の延伸倍率は差があっ
ても良いが略同じ延伸倍率である方が経及び緯方向の物
性がバランス化されるので好ましい。更に熱処理温度は
200″Cより低いと熱セツト効果に乏しい為、実用的
な耐水性、寸法安定性の点で200’C以上であること
が好ましい。延伸及び熱処理温度の上限はPVA系フィ
ルムが熱分解を生じない温度。
倍に延伸し、次いで好適には200°C以上で熱処ヤ防
温 先ず経方向に延伸を行い、次い に延伸を行う所
謂逐次2軸延伸万注でも良いし、経及び緯方向に同時に
延伸を行う所謂同時2軸延伸方法でも良い。又、経及び
緯方向の延伸倍率が2.5倍以上であると得らnる2軸
延伸フイルムの機械的強度1寸法安定性の点で好ましい
のであるが、経及び緯方向の各々の延伸倍率は差があっ
ても良いが略同じ延伸倍率である方が経及び緯方向の物
性がバランス化されるので好ましい。更に熱処理温度は
200″Cより低いと熱セツト効果に乏しい為、実用的
な耐水性、寸法安定性の点で200’C以上であること
が好ましい。延伸及び熱処理温度の上限はPVA系フィ
ルムが熱分解を生じない温度。
一般的には220〜280″C1でである。
又、PVA系2軸延伸フイルムの厚みとしては。
15〜50μであることが好ましい。15μ以上である
と実用的な強度の点で又、50μ以下であら成る本発明
の積層体の構成としては、網状不織布とPVA系フィル
ム各1枚よりなるもの、#Q状不紗布でPVA系フィル
ムをサンドイッチしたもの、或いは逆にPVA系フィル
ムで網状不織布をサンドイッチしたもの等いずれの構成
でもpいが、貼り合せる為のバインダーとしては密着性
、耐候性、吸湿性、透明性の点で前記網状不織布の製造
に欣けると同様のPVA系ポリマー、例えばビニルアル
コール単独重合体を用いるのが好適である。
と実用的な強度の点で又、50μ以下であら成る本発明
の積層体の構成としては、網状不織布とPVA系フィル
ム各1枚よりなるもの、#Q状不紗布でPVA系フィル
ムをサンドイッチしたもの、或いは逆にPVA系フィル
ムで網状不織布をサンドイッチしたもの等いずれの構成
でもpいが、貼り合せる為のバインダーとしては密着性
、耐候性、吸湿性、透明性の点で前記網状不織布の製造
に欣けると同様のPVA系ポリマー、例えばビニルアル
コール単独重合体を用いるのが好適である。
なおこの場合、網状不織布を得る為のPVA系フィルム
と、網状不織布に貼り合せるPVA系フィルムの組成が
同一である必要は勿論なく、むしろ−万の組成が例えば
オレフィン類の共重合比或いはブレンド比が大きい場合
、他方の組成をオレフィン類の#重合比或いはブレンド
比を小さくしたもの、好ましくはPVA l 00%よ
りなるものにする方が吸湿性、透明性、6〜17μ波長
域の赤外線透過の点で好ましい。
と、網状不織布に貼り合せるPVA系フィルムの組成が
同一である必要は勿論なく、むしろ−万の組成が例えば
オレフィン類の共重合比或いはブレンド比が大きい場合
、他方の組成をオレフィン類の#重合比或いはブレンド
比を小さくしたもの、好ましくはPVA l 00%よ
りなるものにする方が吸湿性、透明性、6〜17μ波長
域の赤外線透過の点で好ましい。
網状不醐布とPVA系フィルムを貼り合せ積層する具体
的な方法は公知の1A何なる方法≦こよっても良い。例
えば、櫓状不織布に、ロールコータ−法、ディッピング
法等公知の方法によってバインダーを塗布後、PVA系
フィルムを貼り合せ乾燥するか、もしくは網状不織布と
して拡幅後の網状ウェブを経緯に各1枚以上積層接着し
たものを用いる場合であ几ば、より好適にはPVA系フ
ィルムを上記杷層接着と同時に貼り合せnば良い。
的な方法は公知の1A何なる方法≦こよっても良い。例
えば、櫓状不織布に、ロールコータ−法、ディッピング
法等公知の方法によってバインダーを塗布後、PVA系
フィルムを貼り合せ乾燥するか、もしくは網状不織布と
して拡幅後の網状ウェブを経緯に各1枚以上積層接着し
たものを用いる場合であ几ば、より好適にはPVA系フ
ィルムを上記杷層接着と同時に貼り合せnば良い。
唯、網状不織布とP T A’系フィルムとの貼合せ乾
弱に際して、ioo’c前後の高温下で乾燥を行う場合
には、網状不織布は、その製造条件或はこれを構成する
PVA系フィルムの組成によってはO〜10%程度の範
囲で収縮を示すことがあるので、後述の凹凸シボを形成
せしめる場合を除いて。
弱に際して、ioo’c前後の高温下で乾燥を行う場合
には、網状不織布は、その製造条件或はこれを構成する
PVA系フィルムの組成によってはO〜10%程度の範
囲で収縮を示すことがあるので、後述の凹凸シボを形成
せしめる場合を除いて。
一般に緊張下で貼合せ及び乾かをわうのがよく。
尚且つ問題がある11合は、貼合せ、乾燥に先立って、
予め乾燥と同一条件下で網状不織布に収縮処理を施し、
乾燥工程での収縮を殆んと零にする方法が効果的である
。か\る方法によって平滑性にすぐれた積層体を容易に
?尋ることが出来る。
予め乾燥と同一条件下で網状不織布に収縮処理を施し、
乾燥工程での収縮を殆んと零にする方法が効果的である
。か\る方法によって平滑性にすぐれた積層体を容易に
?尋ることが出来る。
又、凹凸シボを有する積層体を製造するには、上記の如
くして得られた平滑な積層体に機械的にシボ付けを行う
方法もあるが、よりよくはPVA系フィルムと網状不繊
布との収縮差を利用する方法、即ちPVA系フィルムの
平衡湿潤後の乾燥工程収縮率と網状不織布の乾燥工程収
縮率とに差が生じるように調整の上、PVA系フィルム
を平衡湿潤状態に維持せしめた状態で網状不織布と貼り
合せ、乾燥収酪せしめてシボを発現させる方法によるの
が操作が簡便であり、またシボの発現状態も艮好であっ
て好ましい。この場合、網状不織布として前述の如き空
隙率並にスプリットファイバー巾を有するものを用い、
かつI’VA系フィルムの湿潤度を平衡状態に維持する
ことが肝要であり、かくすることによって、笑迫6’]
に均一な凹凸シボの形成さ几た散光性にすぐnf:積層
体を得ることが出来る。PVA系フィルムを平衡状態に
まで湿潤させずに貼り合せ、乾燥した場合は、凹凸シボ
が不均一かつ不充分となって好ましくない。
くして得られた平滑な積層体に機械的にシボ付けを行う
方法もあるが、よりよくはPVA系フィルムと網状不繊
布との収縮差を利用する方法、即ちPVA系フィルムの
平衡湿潤後の乾燥工程収縮率と網状不織布の乾燥工程収
縮率とに差が生じるように調整の上、PVA系フィルム
を平衡湿潤状態に維持せしめた状態で網状不織布と貼り
合せ、乾燥収酪せしめてシボを発現させる方法によるの
が操作が簡便であり、またシボの発現状態も艮好であっ
て好ましい。この場合、網状不織布として前述の如き空
隙率並にスプリットファイバー巾を有するものを用い、
かつI’VA系フィルムの湿潤度を平衡状態に維持する
ことが肝要であり、かくすることによって、笑迫6’]
に均一な凹凸シボの形成さ几た散光性にすぐnf:積層
体を得ることが出来る。PVA系フィルムを平衡状態に
まで湿潤させずに貼り合せ、乾燥した場合は、凹凸シボ
が不均一かつ不充分となって好ましくない。
又、網状不綜布についても、ムσ記の辿りその乾燥工程
収縮率を使用するPVj糸フィルムの組成、或は延伸、
熱処理条件によって、場合によっては10%程度まで調
整することが出来るから、この性寅のみを利用しPVA
系フィルムを湿潤させずに貼り合せ収縮、乾燥させる方
法もあるが、X)VA %フィルム特にポリビニルアル
コール成分の大なるフィルムは湿潤下での膨潤速度が碓
めて大きい為、PVA水溶液等、PVA系フィルムを膨
潤させ易いバインダー等を用いて貼り合せるような場合
、PVA系フィルムが短時間に不均一膨潤しすご状態で
網状不織布と貼り合さnる為、得らnる積層体の凹凸シ
ボが不拘−且つ不充分であるばかりかPVA系フィルム
と網状不織布の密着性に乏しくなる傾向にあるので、−
収電こは前記平衡湿潤状態のフィルムを用いる方法によ
るのがよい。
収縮率を使用するPVj糸フィルムの組成、或は延伸、
熱処理条件によって、場合によっては10%程度まで調
整することが出来るから、この性寅のみを利用しPVA
系フィルムを湿潤させずに貼り合せ収縮、乾燥させる方
法もあるが、X)VA %フィルム特にポリビニルアル
コール成分の大なるフィルムは湿潤下での膨潤速度が碓
めて大きい為、PVA水溶液等、PVA系フィルムを膨
潤させ易いバインダー等を用いて貼り合せるような場合
、PVA系フィルムが短時間に不均一膨潤しすご状態で
網状不織布と貼り合さnる為、得らnる積層体の凹凸シ
ボが不拘−且つ不充分であるばかりかPVA系フィルム
と網状不織布の密着性に乏しくなる傾向にあるので、−
収電こは前記平衡湿潤状態のフィルムを用いる方法によ
るのがよい。
PVA系フィルムの乾炉謹程の収縮率は湿潤下での平衡
膨潤度に相当するものであり、この調整はPVA系フィ
ルムの組成及び熱処理条件の選定によりこれを行うこと
が出来る。例えばP ’V A100%フィルムでは2
00℃熱処理で約lO%、エチレン30の共重合PVA
フィルムでは150°C熱処理で約4%に調節出来る。
膨潤度に相当するものであり、この調整はPVA系フィ
ルムの組成及び熱処理条件の選定によりこれを行うこと
が出来る。例えばP ’V A100%フィルムでは2
00℃熱処理で約lO%、エチレン30の共重合PVA
フィルムでは150°C熱処理で約4%に調節出来る。
又平衡湿潤状態にするには一定時間例えば水中に滞留さ
せれば良い。
せれば良い。
以下実施例により本発明を説明する
尚、実施例中の諸物性Qt+は、以下の方法によって測
定したものである。
定したものである。
照度計により無被覆下の太陽光R変(10)と同時刻で
高さ50crnの位置に試料を挿入した時の太陽光照度
(β1)を測定し次式により求めた。
高さ50crnの位置に試料を挿入した時の太陽光照度
(β1)を測定し次式により求めた。
太陽光透過率(qI)) = &/(!o ’I 10
0又、経時変化は試料を実際Cζトンネル被覆法にて一
定期間使用した後の太陽光の透過率をと記方法で測定し
て求めた。
0又、経時変化は試料を実際Cζトンネル被覆法にて一
定期間使用した後の太陽光の透過率をと記方法で測定し
て求めた。
20°Cで一定gr47条件下(40%l 〜95%R
H)に−昼夜放置した時のか4粋の1董(V/1)と同
試料を50℃でlO時冊以上真空乾燥を行った時の絶乾
重量(Wo )を徂;定し次式より求めた。
H)に−昼夜放置した時のか4粋の1董(V/1)と同
試料を50℃でlO時冊以上真空乾燥を行った時の絶乾
重量(Wo )を徂;定し次式より求めた。
吸湿率(%)=五二!!−X100
〔6〜17μ波長域の赤外線込過率〕
赤外分光光度計(日立製作所要 225型)により6〜
17μ波長域の赤外線吸収スペクトルを測定して求めた
。
17μ波長域の赤外線吸収スペクトルを測定して求めた
。
間口的1.2 m 、扁さ約0.6 m、全長的20m
のトンネル被覆下の日中最高温度(tl)と夜間の最低
温度(tz)、及び無被覆下の日中最高温1g(t、)
と夜間最低温度(t4)をそnぞれ地上15crnの高
さで測定し次式より求めた。
のトンネル被覆下の日中最高温度(tl)と夜間の最低
温度(tz)、及び無被覆下の日中最高温1g(t、)
と夜間最低温度(t4)をそnぞれ地上15crnの高
さで測定し次式より求めた。
日中温度上昇度(’C)−t+−ts
夜夜間湿温度’C)=t2−t4
〔光合成速度〕
試料により密閉被覆された高さ40 cm、幅6oc!
n。
n。
長さ80mのトンネル内に作物を入れ5月の晴天下に5
時間光合成を行った。初期及び5時間経過後の炭酸ガス
濃度を赤外線ガス分析計で測定し、作物の葉面積1−が
1時間当りに消費する炭酸ガス量を算出して求めた。
時間光合成を行った。初期及び5時間経過後の炭酸ガス
濃度を赤外線ガス分析計で測定し、作物の葉面積1−が
1時間当りに消費する炭酸ガス量を算出して求めた。
ウェザ−メーターにより150時間照射後の試料の抗張
強度(S、)と照射前の試料の抗張強度(so)をテン
シロン型引張試験機で測定し、次式より照射後の強度保
持率を求めた。
強度(S、)と照射前の試料の抗張強度(so)をテン
シロン型引張試験機で測定し、次式より照射後の強度保
持率を求めた。
強度保持率(%) = 3./S0×100実施例【。
平均重合度1700、鹸化度99.9%のPVAフィル
ム(厚み60μ)を190’Cで先ず緯方向に3倍次い
で緯方向に8倍、遂次2軸延伸方法で延伸した後、21
0°Cで30秒間熱処理を行ってPVAZ軸延伸フィル
ムを得た。
ム(厚み60μ)を190’Cで先ず緯方向に3倍次い
で緯方向に8倍、遂次2軸延伸方法で延伸した後、21
0°Cで30秒間熱処理を行ってPVAZ軸延伸フィル
ムを得た。
次いで平均重合度1700、鹸化度99.9%のPVA
フィルム(65μ)を190’Cで6倍に延伸、スプリ
ット後210°Cで30秒間熱処理を行い、延伸方向と
直角方向に拡幅して得らnた網状ウェッブを、平均重合
度1400.鹸化度99,9%のPVAl0%水溶液を
用いて経緯に各1枚槓層接着した網状不離布を製造する
に際し、前記PVA2軸延伸フイルムを同時に貼合せて
本発明品を得た。
フィルム(65μ)を190’Cで6倍に延伸、スプリ
ット後210°Cで30秒間熱処理を行い、延伸方向と
直角方向に拡幅して得らnた網状ウェッブを、平均重合
度1400.鹸化度99,9%のPVAl0%水溶液を
用いて経緯に各1枚槓層接着した網状不離布を製造する
に際し、前記PVA2軸延伸フイルムを同時に貼合せて
本発明品を得た。
本発明品と従来品1こついて第1表に太陽光透過率の経
時変化を、第2表ξと吸湿率を、又第3表に6〜17μ
波長域の赤外線透過率及び保温特性をそれぞ1示したが
、この結果から本発明品が従来品に比し如何に透明性、
吸湿性1.保温性に優n、作物栽培にとって好適な被覆
資材であるかが明らかである。
時変化を、第2表ξと吸湿率を、又第3表に6〜17μ
波長域の赤外線透過率及び保温特性をそれぞ1示したが
、この結果から本発明品が従来品に比し如何に透明性、
吸湿性1.保温性に優n、作物栽培にとって好適な被覆
資材であるかが明らかである。
第1表
第2表
第3表
注(1112月〜2月の測定結果
実施例2゜
本発明との比較として、実施例1の本発明品と実施例1
と同じ方法で製造した厚み30μのPvA2軸延伸フィ
ルム単独での物性を第4表に比較した。第4表より明ら
かなようにPVA2@延伸フイルム単独では農業用被覆
材として必要な機械的強度及び寸法安定性が不充分であ
り不適である。
と同じ方法で製造した厚み30μのPvA2軸延伸フィ
ルム単独での物性を第4表に比較した。第4表より明ら
かなようにPVA2@延伸フイルム単独では農業用被覆
材として必要な機械的強度及び寸法安定性が不充分であ
り不適である。
第4表
Claims (8)
- (1)未延伸のポリビニルアルコール系フィルムを延伸
、スプリット、熱処理、拡幅して得られる網状不織布(
A)と、延伸を施したポリビニルアルコール系フィルム
(B)との積層体からなる農業用被覆資材。 - (2)ポリビニルアルコール系フィルム(B)が2軸延
伸を施されたものである特許請求の範囲第(1)項記載
の農業用被覆材。 - (3)ポリビニルアルコール系フィルムが、0〜30モ
ル%のオレフィン単位を含むポリビニルアルコール系重
合体より成るものである特許請求の範囲第(1)項又は
第(2)項記載の農業用被覆資材。 - (4)ポリビニルアルコール系フィルムの少なくとも一
方がビニルアルコール単独重合体よりなるものである特
許請求の範囲第(1)項又は第(2)項に記載の農業用
被覆資材。 - (5)網状不織布を構成するスプリットファイバーの少
くとも80%が巾0.5mm以上のものである特許請求
の範囲第(1)項乃至第(4)項の何れかに記載の農業
用被覆資材。 - (6)網状不織布を構成するスプリットファイバーの少
くとも80%が巾1.0mm以上のものである特許請求
の範囲第(5)項に記載の農業用被覆資材。 - (7)網状不織布が70%以下の空隙率を有するもので
ある特許請求の範囲第(1)項乃至第(6)項の何れか
に記載の農業用被覆資材。 - (8)網状不織布とフィルムとがポリビニルアルコール
系結合剤を介して積層されているものである特許請求の
範囲第(1)項に記載の農業用被覆資材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59195153A JPS6174522A (ja) | 1984-09-17 | 1984-09-17 | 農業用被覆資材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59195153A JPS6174522A (ja) | 1984-09-17 | 1984-09-17 | 農業用被覆資材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6174522A true JPS6174522A (ja) | 1986-04-16 |
JPH0217133B2 JPH0217133B2 (ja) | 1990-04-19 |
Family
ID=16336309
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59195153A Granted JPS6174522A (ja) | 1984-09-17 | 1984-09-17 | 農業用被覆資材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6174522A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63309115A (ja) * | 1987-06-10 | 1988-12-16 | Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The | 農業用被覆材 |
JPS63319148A (ja) * | 1987-06-23 | 1988-12-27 | Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The | 農業用被覆材 |
JPH03254612A (ja) * | 1990-03-03 | 1991-11-13 | Makoto Sonoda | 植物等栽培用建屋内の局所空調栽培装置 |
JP2008177549A (ja) * | 2006-12-22 | 2008-07-31 | Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The | 太陽電池用透明電極基板 |
JP2010138524A (ja) * | 2008-12-12 | 2010-06-24 | Daio Kasei Kk | 割繊維不織布 |
JP2011178159A (ja) * | 2010-02-02 | 2011-09-15 | Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The | 農業用被覆材 |
-
1984
- 1984-09-17 JP JP59195153A patent/JPS6174522A/ja active Granted
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63309115A (ja) * | 1987-06-10 | 1988-12-16 | Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The | 農業用被覆材 |
JPS63319148A (ja) * | 1987-06-23 | 1988-12-27 | Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The | 農業用被覆材 |
JPH03254612A (ja) * | 1990-03-03 | 1991-11-13 | Makoto Sonoda | 植物等栽培用建屋内の局所空調栽培装置 |
JP2008177549A (ja) * | 2006-12-22 | 2008-07-31 | Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The | 太陽電池用透明電極基板 |
JP2010138524A (ja) * | 2008-12-12 | 2010-06-24 | Daio Kasei Kk | 割繊維不織布 |
JP2011178159A (ja) * | 2010-02-02 | 2011-09-15 | Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The | 農業用被覆材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0217133B2 (ja) | 1990-04-19 |
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