JPH01320150A - 金属蒸着複合シート状物 - Google Patents

金属蒸着複合シート状物

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JPH01320150A
JPH01320150A JP63155749A JP15574988A JPH01320150A JP H01320150 A JPH01320150 A JP H01320150A JP 63155749 A JP63155749 A JP 63155749A JP 15574988 A JP15574988 A JP 15574988A JP H01320150 A JPH01320150 A JP H01320150A
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melting point
resin layer
point resin
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warp
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Masuo Yabuki
増男 矢吹
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は金属蒸着層を有した複合シート状物に関するも
のである。
〈従来の技術及びその課題〉 従来から、金属蒸着層を有する5店フィルムは存在して
いた。しかし、金属蒸着層の表裏2面側にそれぞれ低融
点樹脂層と高融点樹脂層を積層した構造のものはなかっ
た。したがって、このような構造のフィルムから得られ
たフラットヤーンを経綽条として織成又は重合交差させ
、これら経綽条を熱融着させたシート状物も見られなか
った。
また、高融点樹脂層を中間層とし、この外層に低融点樹
脂層を設けたフラットヤーンを経緯条に用いて織成又は
重合交差させてなるシート状物は従来にも見られたが、
これは金属蒸着層を有していないために光沢のないもの
であった。
本発明は金属蒸着層を有して光沢があり、かつ高強度で
、しかも熱m着が好適にできる新規なシート状物の提供
を目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 そこで1本発明者が鋭意検討して開発した本発明の全屈
蒸着複合シート状物は、■;金属蒸着層(1)の一面側
に高融点樹脂層(2)が形成され、他面側に低融点樹脂
層(3)が形成された複合フィルムや、■;この複合フ
ィル11の高融点樹脂WJ(2)上に更に低融点樹脂層
(3)が形成されたもの、また、■;これらの■又は■
の複合フィル!−から形成したフラットヤーン(4)を
経条と緯条との両者に用いるか又は経緯条の一方にこの
フラットヤーン(4)を用い、他方に芯が高融点樹脂層
(2)で鞘が低融点樹脂、W (3)の芯鞘構造のモノ
フィラメント(5)を用いて織成し、 これら経緯条を
低融点樹脂層(3)の軟化点以上の温度で加熱圧着した
メツシュシーh、更に、■;■のフィルムから形成した
フラットヤーン(4)を経緯条共に用い、 これら経緯
条を重合交差させて低融点樹脂層(3)の軟化点以上の
温度で加熱圧着したメツシュシート、■;■又は■の複
合フィルムを織布(6)に熱融着してなる複合シート等
である。
高融点樹脂層(2)と低融点樹脂層(3)とは、融点又
は軟化点において10℃以上異なることが、経緯条の加
熱圧着やこの後のシート状物の強度を保つため等の観点
から望ましい。また、上記■の複合フィルムのように表
裏2面に低融点樹脂層(3)を有する例の場合、それら
の2WJが同一の材質である必要はなく、異なる材質で
あってもいずれもが低融点成分であればよい。
高融点樹脂層(2)のif適な例としては、高密度ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチ
レン、ポリエステル、ポリアミド、ポリビニルアルコー
ル等のポリマーを挙げることができ、低融点樹脂層(3
)の好適な例としては、低密度ポリエチレン、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体
等を示すことができろ。
く作用〉 上記のような本発明の金属蒸着層複合シートは、いずれ
も金属蒸着! (1)を有し、全屈光沢を帯びているか
ら生類の忌避作用を発揮する。また、導電性を有するこ
とにもなる。
上記■及び■の金属蒸着複合シート状物は、低融点樹脂
層(3)の軟化点以上の温度で加熱圧着すると、その低
融点樹脂層(3)が軟化又は溶融して熱融着作用が得ら
れる。このような作用が得られるために、例えば、上記
■のような織布(6)と複合されたシート状物が従来の
ようにホットヌル1〜接着剤等を用いろことなく容易に
製造できる。
上記■及び■のシート状物は、経緯条が加熱圧着によっ
て融着される特徴がある。したがって。
目ズレのない、そして、経緯状が分解することのない高
強度なメツシュシートとなる。また1通気び通水機能を
発揮する。
上記■のシート状物は特に引張りに対して高強力を発揮
する。
〈実施例〉 以下図面によって本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図及び第3図はいずれも本発明の金属蒸着複合シー
ト状物を構成する複合フィルムを示す部分斜視図であり
、第2図は第1図中A−A部分拡大縦断面図であり、第
4図は第3図中B−B部分拡大縦断面図である。第5図
及び第6図はいずれも本発明に係るメツシュ状の金属蒸
着複合シート状物を示す部分平面図である。
融点130℃、軟化点126℃で厚みが30μの高密度
ポリエチレンフィルムと、融点が109℃で軟化点が8
7℃、厚みが10μの低密度ポリエチレンフィルムとの
共押フィルムを一軸延伸して、高融点樹脂層(2)と低
融点樹脂層(3)とからなる厚み約20μの延伸フィル
ムを得た。このフィルムの高融点樹脂層(2)(高密度
ポリエチレン)側にコロナ処理を施し、層厚約50OA
のアルミニウム蒸着を行ない、その後にそのアルミニウ
ム蒸着面にAC剤(イソシア系)を塗布し、融点105
℃、軟化点90℃で厚さ15μの低密度ポリエチレンを
押出ラミネートシて、第3図及び第4図に示すような、
表裏両面が低融点樹脂層(3) (3)で、これらの中
間層に金属蒸着層(1)と高融点樹脂層(2)を有する
複合フィルムを得た。
この複合フィルムは光沢を有し、かつ、高強度で従来に
みられない新規な複合シートであり、農業用反射シート
とか保温又は保冷用のシート等に好適に用いることがで
きる。
次に、この複合フィルムを2ms幅にスリットして第4
図に示したと同じ積層構造のフラットヤーン(4)を得
た。このフラットヤーン(4)を経緯条として用いて織
成し、115℃の加熱ローラの上でその経緯条の交点を
加熱圧着して熱融着し、第5図に示したメツシュ状の金
属蒸着複合シート状物を形成した。これを農業用の遮光
ネットとして用いた結果、遮熱効果は従来品より優れ、
ハウス病の防止に大きく貢献した。また、第6図のよう
に経緯条を織込まずにただ単に重ね合せて、加熱ローラ
上でそれらの交点を加熱圧着して熱FA着したものも同
様に遮光ネットとして有用であった。また、防虫ネット
や水切袋材としても有用である。
第1図及び第2図に示したように、金属蒸着層(1)の
−面に低融点樹脂層(3)を形成し、他面に高融点樹脂
層(2)を形成した3層構造の複合フィルムも実施した
。これも第3図及び第4図の例と同様に光沢を有し1強
度に富む新規な金属蒸着フィルムであった。このフィル
ムからフラン1〜ヤーン(4)を形成し、第5図に示し
たような織成によるメツシュ状のシート状物にしても遮
光ネットとして有用であった。
また、第1図及び第2図に示した3層構造のフィルムを
織布(6)としての通常のポリエチレン製フラットヤー
ンクロスに加熱圧着により熱融着させて、第7図の部分
斜視図や第8図の縦断面図に示すような、特に強度に富
んで耐久性に優れた金属蒸着複合シート状物を得た。従
来のこの種織布と複合されたシートは、フィル11と織
布との間にほぼ全面的にホットメルト接着剤を塗布して
形成されるが、本発明の場合には、フィルムの低融点樹
脂層(3)によって熱融着されるので合理的がっ簡単に
製造できる。1!a布(6)で補強されかつ断熱性を帯
びるので、農業用反射シー1−1保冷又は保温用シート
に最適である。
以上の実施例のなかの、 フラットヤーン(4)を経緯
条に用いて織成し、加熱圧着してシート状物を形成した
例においては、経緯状の一方のみにフラットヤーン(4
)を用い、他方へ第9図に示したモノフィラメン1〜(
5)、すなわち、芯が高融点樹脂層(2)で鞘が低融点
樹脂F?(3)の芯鞘構造のフィラメントを用いたもの
に変更してもよい。この場合はやや光沢が劣るが、さほ
ど支障はない。
〈発明の効果〉 以上詳細に説明した本発明の金属蒸着複合シート状物は
、従来にみられない新規な複合構造で、他のフィルムや
織布との複合や、織布の目ズレ防止のために接着剤等で
接合させなくとも、単なる加熱圧着のみにより接合一体
化できる。したがって、金属蒸着層の良好な光沢を損う
ことなく、用途に応じて高強力な複合シートにすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第3図はいずれも本発明の金属蒸着複合シー
ト状物を構成する複合フィルムを示す部分斜視図であり
、第2図は第1図中^−A部分拡大縦断面図であり、第
4図は第3図中B−B部分拡大縦断面図である。第5図
及び第6図はいずれも本発明に係るメツシュ状の金属蒸
着複合シート状物を示す部分平面図である。第7図は本
発明に係るその他の例の金属蒸着複合シート状物を示す
部分斜視図であり、第8図は第7図中C−C部分拡大縦
断面図である。第9図は本発明に用いることのできるモ
ノフィラメントを示す部分斜視図である。 (1)金属蒸着層    (2)高融点樹脂層(3)低
融点樹脂層   (4)フラットヤーン(5)モノフィ
ラメント (6)織布 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 金属蒸着層(1)の一面側に高融点樹脂層(2)が
    形成され、他面側に低融点樹脂層(3)が形成された複
    合フィルムからなる金属蒸着複合シート状物。 2 請求項1記載の複合フィルムの高融点樹脂層(2)
    上に低融点樹脂層(3)が形成された複合フィルムから
    なる金属蒸着複合シート状物。 3 請求項1又は2記載の複合フィルムから形成したフ
    ラットヤーン(4)を経条と緯条との両者に用いるか又
    は経緯条の一方に該フラットヤーン(4)を用い、他方
    に芯が高融点樹脂層(2)で鞘が低融点樹脂層(3)の
    芯鞘構造のモノフィラメント(5)を用いて織成し、該
    経緯条を低融点樹脂層(3)の軟化点以上の温度で加熱
    圧着してなる金属蒸着複合シート状物。 4 請求項2記載の複合フィルムから形成したフラット
    ヤーン(4)を経緯条共に用い、該経緯条を重合交差さ
    せて低融点樹脂層(3)の軟化点以上の温度で加熱圧着
    してなる金属蒸着複合シート状物。 5 請求項1又は2記載の複合フィルムを織布(6)に
    熱融着してなる金属蒸着複合シート状物。
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