JPS61126192A - 通風性シート補修用シート - Google Patents

通風性シート補修用シート

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JPS61126192A
JPS61126192A JP59244582A JP24458284A JPS61126192A JP S61126192 A JPS61126192 A JP S61126192A JP 59244582 A JP59244582 A JP 59244582A JP 24458284 A JP24458284 A JP 24458284A JP S61126192 A JPS61126192 A JP S61126192A
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Tsutomu Obayashi
大林 勉
Yusaku Masubuchi
増淵 勇策
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明のシートは、通風シート、例えば農林土木建築用
通風性シートの補修用に用いられるものである。
従来の技術 従来通風性のある農林土木建築用シートとして、防風ネ
ットや養生ネットなどが知られており、例えば、熱縫合
可能な通風性シートとしては、特開昭58−57934
号、特開昭58−179640号或は特開昭58−18
0666号などに開示されている。これらの通風性シー
トは、通風性が良好で取扱いが容易であり、風圧による
事故が少いなどの長所が知られている。しかし、これら
の通風シートは、粗目であるため裂断などを生じた場合
、これを補修することが困難であり、好ましい補修用シ
ートの提供が強く望まれていた。
一方防水重布の補修用防水シートとしては、編織物を基
布として含み、その少くとも1面に防水剤処理を施し、
かつ1面に粘着剤層を形成した補修用布帛が開発されて
いた。
例えば実公昭55−9621号には、防水生地布の裏面
に厚い粘着剤層を形成し、この粘着剤層上にハトロン紙
又はパラフィン紙などの離型紙を付着させた帆布、シー
ト等の補修用防水布が開示されている。
また、実開昭56−108528号には合成繊維基布の
表裏両面上に軟質樹脂防水層を形成し、その裏面に粘着
剤を厚く塗布し、この粘着剤層上にハトロン紙又はパラ
フィン紙、又は樹脂製セパレーターを付着した、帆布・
シート等の補修用防水布が開示されている。
上記のような、補修用防水布は、それを貯蔵・保管する
とき、粘着剤層の粘着を防止するために離型紙などのセ
パレーターを用いる必要があった。
この離型紙は、もともと、補修には不要なものである。
更に、離型紙の使用は補修用防水布のコストを引き上げ
、かつその厚さや重さを大きくして貯蔵や取シ扱い上の
不便を生じてい、た。
また、上記のような従来の補修用防水布を用いるとき、
補修操作の前に、先ず補修用防水布から離型紙又はセパ
レーターを引き剥がす操作が必要であシ、かつ引き剥が
された離型紙又はセパレーターを棄却又は焼却するなど
の処理も必要であるという不便があった。
上述のような粘着剤層を有する補修用シートを用いて通
風性シートの補修を行う場合、補修用シートにか\りた
荷重によってシートにクリープを生じやすく、接着強度
が不十分な場合もあった。
発明が解決しようとする問題点 粗目の通風シートを容易に補修することのできる補修用
シートを提供する。
ち、少くとも、それぞれ互に糸間間隙をおいて平行に配
列された経糸と、緯糸とを含む糸条により構成されかつ
、熱可塑性重合体によシ被覆された、又は被覆されてい
ない粗目織物状基布からなる粗目シートと、この粗目シ
ートの片面上に形成されたホットメルト型接着剤層とか
らなるを特徴とする、通風シート補修用シートにより解
決される。
上記粗目シートを構成している糸条は、との糸条の融点
又は熱分解温度よりも少くとも5℃低い融点を有する熱
可塑性重合体の層により被覆され、かつそれら相互の交
差点において、前記重合体被覆層によって互に結着され
ている複合糸条であることが好ましい。
更に、基布内糸条は、粗目シートの平面に平行な偏平断
面形状を有していることが好ましい。このような糸条の
偏平断面形状は、補修用シートの接着有効面積を大きく
シ、強力な補修接着を可能とする。
本発明の補修用シートは粗目であるため、補修された通
風性シートは、その通風性を維持することができる。
本発明の補修用シートは、第1図に説明的に示されてい
るように1多数の糸条からなる粗目シート21と、その
糸条の片面上に形成されたホットメルト型接着剤層22
とからなる補修シート23からなるものである。
本発明の補修用シートに用いられる粗目織物状基布を構
成している糸条忙は格別の限定はな込が、例えば融点を
示さないセルロース繊維、例えば、木綿、麻、レーヨン
、およびキエプラ、高融点の無機繊維、例えば、ガラス
繊維、および金属繊維、比較的高い融点を有する合成繊
維、例えばポリエステル繊維、およびポリアミド繊維、
或いは、融点を示さない合成繊維、例えばビニロン(水
不溶性化されたポリビニルアルコール)繊維など、或い
はこれらの2種以上の混用物からなるものなどが用いら
れる。糸条の形状には、格別の限定はなく、紡績糸、モ
ノフィラメントヤーン、マルチフィラメントヤーン、ス
プリットヤーン、テープヤーンなどのいずれでありても
よい。
これらの糸条のなかに、本発明に有用な基布の経糸およ
び緯糸としては、100〜5000デニールのポリエチ
レンテレフタレートマルチフィラメントヤーン(融点=
約260℃)およびビニロンマルチフィラメントヤーン
1J220〜2300Cで熱分解)がすぐれた強度を有
していて最も好ましい。
本発明の基布に用いられる織物状布帛の組織にも、格別
の限定はないけれども、例えば、第2A図に示されてい
るような経糸1と緯糸2とからなる平織、第2B図に示
されているような緯糸3を2本の経糸4aおよび4bで
からみながら連結している、もじり織、或は、第3図に
示されているように、互に平行な緯糸5からなる層の上
に互に平行な経糸6の層が、経糸の方向と緯糸の方向と
が直交するように重ね合わされてお夛これら経糸6と緯
糸5とがからみ糸7により結びつけられている、からみ
織などが好ましい。
本発明に用いられる基布は粗目のものであって、経糸お
よび緯糸は、それぞれ平行に隣シ合っている糸条との間
に、約0.5〜約15mの間隙を形成していることが好
ましく、この糸条間間隙は1.0〜101111である
ことが更に好ましい。
すなわち、経糸および緯糸の間に形成される間隙空間の
面積は約0.25〜2251IIE2であることが好ま
しく、1〜100−であることが更に好ましい。
一般に、本発F!AK用いられる基布は40〜500f
 / m”の目付を有することが好ましい。 。
粗目シートを構成する基布は、熱可塑性重合体により被
覆されていてもよいし、被覆されていなくてもよい。
本発明に用いられる基布を構成する糸条は、この糸条の
融点又は熱分解温度よりも、少くとも5℃、好ましくは
10ないし20℃、低い融点を有する重合体被覆層によ
り被覆され、かつこれら糸条は、それらの交差点くおい
て前記重合体被覆層によって互に包み込まれて一体高に
接着されている複合糸条であることが好ましい。重合体
被覆層の融点と、糸条の融点又は熱分解温度との差が5
℃よりも小さいときは加熱抑圧工程、高周波又は熱縫合
などの際に糸条の収縮、熔融、劣化等を惹起することが
ある。
上記重合体としては一般K100〜250℃の融点を有
する熱可塑性重合体、例えばポリ塩化ビニル、ポリウレ
タン又はエチレン−酢酸ビニル共重合体などが用いられ
る。
前記糸条は、粗目シートの平面に千行く偏平な断面形状
を有していることが好ましい。この偏平な断面形状は、
例えば重合体被覆層によシ被援された糸条からなる粗目
シートに加熱プレスを施すことによって得られるが、糸
条は、この高温加熱プレスにより劣化しないものである
ことが望ましい。
重合体被覆層の重tは、それが熱縫合又は高周波縫合に
十分な量である限り格別の限定はないが一般に基布重t
K対し2(1以上であることが好ましく、70〜200
チであることが更に好ましい。本発明の通風性シートが
、発泡重合体被覆層を含み、かつ加熱又は高周波縫合を
適用することのない場合、重合体被覆層の重量は、基布
重量に対して20〜30%程度であってもよい。
上述のような重合体被覆層を形成するには、基布を、重
合体を含有する溶液又はエマルジョン中に浸漬し、これ
を所望の程度に絞シ、乾燥し、必要に応じ、熱処理すれ
ばよい。重合体溶液又はエマルジョンを基布に含浸させ
るには、上記の他K、スプレー法、コーティング法、或
は、ブラシフグ法などを用いてもよい。また、上記重合
体被覆層    ;□はエマルジョンは、当該重合体以
外に、難燃化剤(例えば三酸化アンチモ二一)、着色顔
料、酸化防止剤、紫外線吸収剤、発泡剤、その他の添加
剤を含んでいてもよい。
本発明の補修用シートにおいて、第4図および第5図に
示されているように、互に交差する複合糸条IAおよび
2Aは、それぞれ重合体被覆層1aを有し、かつシート
平面に平行な方向に偏平化された断面形状を有している
。このように重合体層被覆複合糸条を偏平化するには、
前記の工程によシ重合体被覆層を糸条上に形成したのみ
でも得られるが、その後、得られた重合体被覆シートに
プレスエンボス又はカレンダーなどの押圧処理を施せば
更によい。前記押圧処理は、平面プレス機又はプレス(
カレンダー)ロールを用いて行うことができる。抑圧処
理とともにシートに加熱を施してもよい。このような加
熱のために、プレス機又はプレスロールの前に加熱装置
を配置するか、或・  はプレス板、又はプレスロール
に加熱装置6を組み込んでもよい。このとき、加熱温度
およびプレス圧力は被槍に用いられる重合体、および糸
条を侘。
成する物質の種類および所望の偏平化の程度などによっ
て異るが、プレスロールを用いる場合、一般に20〜1
50℃、好ましくは50〜130℃の温度および0.1
〜50 kg/cm、好ましくは1.0〜20 kg 
/ cmの範囲内にあることが好ましい。勿論、加熱を
伴わない常温押圧もしばしば実用されている。
本発明の補修用シート上に形成される重合体被覆層は発
泡重合体よシなる多孔質層であってもよい。その場合、
気泡は連通していても独立でも又両者の混合であっても
よい。このような多孔質重合体被覆層は通風性シートを
軽量化し、柔軟屈曲性を高め、重厚感を与えることがで
きるだけでなく、抑圧処理による糸条の偏平化も容易に
なる。
従って同一重量の重合体を糸条に被覆した場合、被覆さ
れた糸条の見掛は太さは著るしく大きくなる。
偏平な断面を有する糸条は、2本以上の糸を引揃えたも
のであってもよく、更にそれに重合体被覆層を形成した
ものであってもよい。
糸条の偏平化の程度は、所望に応じ任意に設定すること
ができる。第6図において、複合糸条2Aの偏平断面形
状において、そのシート平面に平行な方向における長さ
(l、)と、シート平面に直角な方向における長さ(l
、)との比が1.3 : 1〜7:1の範囲内にあるこ
とが好ましく、この範囲内で1. : 1.≧2:1以
上であることが更に好ましい。
上記のように、糸条が偏平な断面形状を有している場合
、本発明の補修用シートは適度の柔軟性と屈曲性、およ
び増大した被覆性と減少した嵩高性とを有し、かつ、重
合体被覆が施されている場合は、糸条の交差点くおける
接着強度が高く、従って取扱いが容易であり、しかも糸
条相互のスリップがなく、実用上十分な強度と耐久性を
有している。
上述のように、偏平断面形状を有する重合体層被覆複合
糸条を得るためには、基布の糸条がその断面形状を容易
に変形して偏平化しやすいものであることが望ましい。
従って、糸条としては比較的撚り数の小さな所謂並撚糸
が好ましいが、必ずしもこれに限定されるものではない
。無撚フィラメント糸も使用可能であるが、これは取扱
いが容易でなく、また製織も難かしいのでらまシ好まし
くはない。
いずれにせよ、基布内糸条を被覆している熱可塑性重合
体を変形固定化し、それによつて複合糸条を偏平化しこ
の形状に固定化することが好ましい。
重合体被覆された又はされていないシートに抑圧処理を
施すとき、プレス抑圧面又はカレンダーロール周面は、
平滑なものでありてもよいし、或は所望の規則的又は不
規則な微細な凹凸を有するものであってもよい。前者の
場合、得られる補修用シートの各複合糸条の重合体被覆
層の表面は平滑であり、後者の場合、各複合糸条の重合
体被覆層の表面に所望形状、模様の微細凹凸が形成され
る。補修用シートの片面のみが平滑で他面に微細凹凸が
形成されていてもよいし、両面に形成され走微細凹凸の
形状、模様が互に異なっていてもよい。上記の微細凹凸
を糸条に賦与することによって単に美観や光沢を適度に
調節するのみならず、補修用シートの屈曲を容易にし、
補修用シートの柔軟性および取扱い性を助長することが
できる。
上記のような目的による微細凹凸賦与は、通気性シート
補修用シートの分野では全く新規なことであシ、そのホ
ットメルト型接着剤層の接着性を向上させる効果がある
本発明の補修用シートは、適当な通気性と陰蔽性とを有
し、構成糸条のほつれや目寄シがなく、柔軟屈曲性が適
度で嵩高性が低いため取扱いが容易である。
本発明の補修用シートにおいて、粗目シートの糸条の片
面上はホットメルト型(至)融着型薦着剤層が形成され
ている。このようなホットメルト型接着剤としてはカル
ボン酸、或はシラン化合物などの変性剤によシ、有機過
酸化物の存在において、或は、その他の方法で変性され
、接着性を賦与されたポリオレフィン系ポリマー、例え
ばポリエチレン、ポリプロピレン、およびエチレン−酢
酸ビニル共重合体など、並びにポリビニルアセタール、
アクリル樹脂、セルロース糸束合体、ポリアミド樹脂、
ポリエステル樹脂、ポリフロロエチレンフロピレン共重
合体、およびアルキッド系樹脂などから選ばれた少くと
も1員を含むものであってもよい。
ホットメルト型接着剤層は、粗目シートの構成膜に本発
明に使用するホットメルト型接着剤は70℃〜200℃
の範囲内の融点を有することが好ましく、75〜160
℃の範囲内の融点を有することが更に好ましい。接着作
業性を勘案すれば本発明に使用するホットメルト型接着
剤は、75〜130℃の範囲内の融点を有するものであ
るこ好ましく、これによシ粗目シートの模様をそのまが
透明であることが好ましい。
ホットメルト型接着剤層は、粗目シートの糸条の片面上
のみに形成されていてもよい。このようなホットメルト
型接着剤層を形成するには皮膜形成性の小さな接着剤溶
液を粗目シートの片面に塗布し、乾燥すればよい。
また、ホットメルト型接着剤層は、粗目シートの糸条の
片面上を被覆し、かつ、糸条間隙に向って伸び出ていて
もよい。
第7図において、粗目シートの糸条IAおよび2Aの裏
側には、ホットメルト型接着剤層が形成され、このホッ
トメルト型接着剤層の一部は糸条間隙に向って伸び出て
いて伸び出し部11を形成している。この伸び出し部1
1は、第7図においては、糸条間隙の中央部分に空隙部
分12を形成している。
このような形状のホットメルト型接着剤層を形成するに
は比較的皮膜形成性の高い接着剤溶液を粗目シートの片
面にロール塗布して糸条間隙をカバーする皮膜を形成さ
せ、次に乾燥する。すると糸条間隙をカバーしている接
着剤溶液の膜は収縮し、中央に空隙を形成し固化する。
第8図に示された態様においては、糸条間隙に向って伸
び出したホットメルト型接着剤層13は、糸条間隙を完
全に閉塞している。このような形状の接着剤層を形成す
るには予じめホットメルト型接着剤のフィルムを形成し
、これを粗目シートに、適宜の方法、例えば接着剤を用
い、或は融着法により接着すればよい。
第8図に示されたホットメルト型接着剤層は、最も大き
な有効接着面積を有するため、補修用シートの強力な接
着を得るためには好ましいが、補修部の通気性が損われ
るという欠点があシ、補修部の通気性を維持する必要が
あるときには、接着後に、ホットメルト型接着剤層の糸
条間隙を閉塞してbる部分く孔をあける必要がある。ま
た上記ホットメルト型接着剤フィルムに予じめ多数の透
孔を設けておいてもよい。この場合、透孔の面積は0.
25〜22.5Il+!であることが好ましく、透孔の
合#′を面積のフィルム母種に対する比は10〜90チ
であることが好ましい。
、  本発明の補修用シートで通風性シートを補修する
kは、嶋該通風性シートの破損部分の片面、又は両面に
、所要の大きさく切断した補修用シート片を、その接着
剤層面が通風性シートに接するようにして重ね合わせ、
この重合部を適宜の加熱手段、例えばアイロン、或は加
熱圧接機によシ加熱しながら加圧する。このとき補修用
シートの基布が粗目シートであるため熱の伝達が速かに
行われ接着剤層は容易に所要融着温度に到達し、接着を
完了することができる。
実施例 以下、本発明を実施例により更に詳しく説明する0 実施例1 ポリエステルマルチフィラメントヤーンヲ経緯に使用し
て、第2B図に示す如き組織のもじり織を作成した。そ
の組織は下記の通シであシ、糸条間間隙の大きさは平均
3.5 mw X 3.5 ynrtであった。
500デニール/2X500デニール/25×5(本/
25.4謂) との基布シートを、下記組成: pvc              tooz量部DO
P(可塑剤)         80 〃安定剤   
           II三酸化アンチモン(防炎剤
)   30 #顔料(グリーン)2I トリフレ/            25 Iの重合体
組成物処理液に浸漬し、一対のロール間で絞勺、180
℃で乾燥してゲル化させ、十分に重合体をシートに付着
せしめた。その結果、シートに対し100重量%の重合
体組成物が付着したものが得られた。
上記絞シ処理により、得られた複合糸条は、かなシ偏平
化されていたが、これに更に、上記重合体被覆シートが
60℃以上の温度を保有している間に、上下1対の冷加
圧ロールを有する平滑カレンダーでtok、v/のの圧
力で上記シートに抑圧処理を施した。得られたシート中
の複合糸条における比’t : t、は、約4:1であ
り、嵩高性が少く、屈曲性忙富み取扱いの容易なもので
あった。
上記粗目シートの一面上にポリエスタ−8P−170(
ポリエステル系ホットメルト型接着剤、mp=83℃、
溶液タイプ、日本合成化学制)をロール塗布し、乾燥し
て厚さ約30ミクロンのホットメルト型接着剤層(一部
分は糸条間隙に伸び出ていた)を形成した。得られた補
修用シートを巾30(IWIに切断し、それぞれをロー
ル状に巻き取りた。
ポリエステルフィラメントからなる通風性養生ネットの
長さ約20cW1の裂は目を補修するために上記補修用
シートを30crnの長さに切断し、これを二枚用意し
、ネットの裂は目を中央にはさみネットの両面に重ね合
わせて160℃のアイロンで十分に押圧した。これによ
って裂は目は、通気性を保ちながら強固に補修された。
得られた補修部の剪断強力は約60kp/25WrRで
あって極めてすぐれたものであった。
比較のためK、上記補修を粘着剤を粗目シートに塗布し
て作成した比較補修用シートを用いて行ったところ、そ
の補修部の剪断強力は約10kP/25絹であって不満
足なものであった。
実施例2 実施例1と同様の操作を行った。但し、基布に対する重
合体処理は行わなかった。
通風性養生ネッ)K対する補修テストで唸、補修部分の
剪断強度は約52klil/25mであって満足すべき
結果が得られた。
発明の効果 本発明の補修用シートは粘着しないため取扱いが容易で
あり得られる補修部分の接着強度が高く、かつ補修部分
が通風性シートの美観を損わないなどの利点を有するも
のである。このため、本発明の補修用シートは、農林、
土木、建築用は勿論、プール覆い、テニスコート遮光シ
ート、キャンプテント内装用シート、などのスポーツ用
、軒出しテント用、塗装施工の際の塗料飛散防止用、造
船用などに用いられている種々の通風性シートの補修用
に広く使用されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の補修用シートの構成を示す断面説明図
であシ、 第2A図は本発明の補修用シートの基布として用いられ
る平織の組織を示す説明図であり、第2B図は本発明シ
ートの基布として用いられるもじり織の組織を示す説明
図であシ、第3図は本発明シートの基布として用いられ
るからみ織の組織を示す説明図であり、 第4図は第23図に示された平織基布の糸条に重合体被
覆を施した粗目シートの断面説明図であシ、 第5図は8g4図に示された粗目シートの平面図であり
、 第6図は、第4図に示され九粗目シート中の複合糸条の
線D−Dに沿った断面説明図であシ、第7図は本発明シ
ートの補修シートの一実施態様の平面説明図であり、 
   ′ 第8図は、本発明シートの補修シートの他の実施態様の
平面説明図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少くとも、それぞれ互に糸間間隙をおいて平行に配
    列された経糸と、緯糸とを含む糸条により構成され、か
    つ、熱可塑性重合体により被覆された、又は被覆されて
    いない粗目織物状基布からなる粗目シートと、この粗目
    シートの片面上に形成されたホットメルト型接着剤層と
    からなることを特徴とする通風性シート補修用シート。 2、前記粗目シートを構成している糸条が、この糸条の
    融点又は熱分解温度よりも少くとも5℃低い融点を有す
    る熱可塑性重合体の層により被覆され、かつ、それら相
    互の交差点において、前記重合体被覆層によって互に結
    着されている複合糸条である、特許請求の範囲第1項記
    載のシート。 3、前記重合体被覆層が発泡重合体からなる多孔質層で
    ある、特許請求の範囲第2項記載のシート。 4、前記粗目シート内糸条が、前記粗目シートの平面に
    平行に偏平な断面形状を有する、特許請求の範囲第1項
    又は第2項記載のシート。 5、前記糸条の偏平な断面形状において、そのシート平
    面に平行な方向における長さ(l_1)と、シート平面
    に直角な方向における長さ(l_2)との比が、1.3
    :1〜7:1である特許請求の範囲第1項記載のシート
    。 6、前記比l_1:l_2が2:1以上である特許請求
    の範囲第5項記載のシート。 7、前記経糸および緯糸が、ポリエステル繊維、ポリア
    ミド繊維および/又はビニロン繊維からなる、特許請求
    の範囲第1項記載のシート。 8、前記重合体がポリ塩化ビニル、ポリウレタン、又は
    エチレン−酢酸ビニル共重合体である、特許請求の範囲
    第2項記載のシート。 9、前記複合糸条の表面が平滑である、特許請求の範囲
    第2〜8項のいづれか1項記載のシート。 10、前記重合体被覆層の表面に微細な凹凸が形成され
    ている、特許請求の範囲第1〜8項のいづれか1項記載
    のシート。 11、前記基布が、平織、もじり織、又はからみ織布帛
    である、特許請求の範囲第1項記載のシート。 12、前記基布内の経糸および緯糸の夫々の糸間間隙距
    離が0.5〜15mmである、特許請求の範囲第1項記
    載のシート。 13、前記ホットメルト型接着剤層が、前記粗目シート
    の糸条の片面上のみに形成されている、特許請求の範囲
    第1項、又は第2項記載のシート。 14、前記ホットメルト型接着剤層が、前記粗目シート
    の糸条の片面上および、それから糸条間隙に向って伸び
    出て形成されている、特許請求の範囲第1項および第2
    項記載のシート。 15、前記ホットメルト型接着剤層の糸条間隙に伸び出
    ている部分が、前記糸条間隙のほぼ中央部に空隙を形成
    している、特許請求の範囲第14項記載のシート。 16、前記ホットメルト型接着剤層の糸条間隙に伸び出
    ている部分が、糸条間隙を全く閉塞している、特許請求
    の範囲第14項記載のシート。 17、前記ホットメルト型接着剤層が透明である、特許
    請求の範囲第1項記載のシート。 18、前記ホットメルト型接着剤層が着色されている、
    特許請求の範囲第1項記載のシート。 19、前記ホットメルト型接着剤層が、変性されたポリ
    エチレン、ポリプロピレンおよびエチレン−酢酸ビニル
    共重合体、ポリビニルアセタール、アクリル樹脂、セル
    ロース系重合体、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、
    ポリフロロエチレンプロピレン共重合体、アルキッド系
    樹脂から選ばれた少くとも1員からなる、特許請求の範
    囲第1項又は第2項記載のシート。 20、ロール状に巻かれている、特許請求の範囲第1又
    は2項記載のシート。
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