JPWO2016103381A1 - 粘着シート - Google Patents

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Abstract

粘着シート(10)の剥離フィルム(11)に一方の面が対向するようにネット(12)が積層され、このネットの他方の面に対向するように伸張性及び可撓性のある発泡性基材(13)が積層される。剥離フィルム及びネット間に介装された粘着剤層(14)が、剥離フィルムのネットへの対向面全体に塗布されかつネットの網目(12a)を塞いで、剥離フィルム及びネットを積層接着するように構成される。またネットが熱可塑性樹脂からなるたて繊維(12c)とよこ繊維(12d)が格子状に配列した一重の網状体(12b)からなる。更にたて繊維の厚さ及び幅をそれぞれA1及びB1とし、よこ繊維の厚さ及び幅をそれぞれA2及びB2とするとき、扁平度B1/A1が10〜60の範囲内にあり、扁平度B2/A2が60以下である。

Description

本発明は、伸張性及び可撓性のある発泡性基材を有する粘着シートに関するものである。
従来、この種の粘着シートとして、剥離フィルムにフィルム側粘着剤層が剥離可能に積層接着され、このフィルム側粘着剤層にネットの一方の面が積層接着され、更にこのネットの他方の面に基材側粘着剤層を介して伸張性及び可撓性のある発泡性基材が積層接着された粘着シートが開示されている(例えば、特許文献1参照。)。この粘着シートでは、フィルム側粘着剤層が剥離フィルムの一方の面全体に塗布されてネットの網目を塞ぐように構成される。またフィルム側粘着剤層のうちネットの網目から発泡性基材側にはみ出した粘着剤により基材側粘着剤層が構成される。
このように構成された粘着シートでは、剥離フィルムにフィルム側粘着剤層を剥離可能に積層接着し、このフィルム側粘着剤層にネットを積層接着することにより、フィルム側粘着剤層がネットの網目を塞ぐとともに、フィルム側粘着剤層のうちネットの網目から発泡性基材側にはみ出した粘着剤により基材側粘着剤層を構成したので、粘着シートの他の部材への接着力を低下させることがなく、かつフィルム側粘着剤層及び基材側粘着剤層となる粘着剤の塗布装置を単純化できる。またネットにより発泡性基材の伸張性が抑制されるので、発泡性基材の寸法安定性に優れ、粘着シートの他の部材への貼付作業を極めて容易に行うことができる。
また、互いに糸間間隙をおいて平行に配列されたたて糸及びよこ糸を含む糸条により構成された粗目シートが熱可塑性重合体により被覆されるか又は被覆されていない粗目織物状基布からなり、この粗目シートの片面上にホットメルト型接着剤層が形成された通風性シート補修用シートが開示されている(例えば、特許文献2参照。)。この通風性シート補修用シートでは、粗目シート内糸条が、粗目シートの平面に平行に偏平な断面形状を有する。また糸条の偏平な断面形状において、そのシート平面に平行な方向における長さ(L1)と、シート平面に直角な方向における長さ(L2)との比が、1.3:1〜7:1である。
このように構成された通風性シート補修用シートでは、糸条が扁平な断面形状を有するため、適度の柔軟性と屈曲性とを有するとともに、増大した被覆性と減少した嵩高性とを有する。
特開2009−280796号公報(請求項1、段落[0010]、図1) 特開昭61−126192号公報(請求項1、4及び5、明細書第5頁左上欄第7行〜同頁同欄第14行)
しかし、上記従来の特許文献1に示された粘着シートでは、たて糸及びよこ糸の横断面が略円形状であるネットを用いると、この粘着シートを貼付する被着面の曲率半径が小さい場合、粘着シートの一部が被着面から浮く不具合があった。また、上記従来の特許文献2に示された通風性シート補修用シートでは、糸条の偏平な断面形状において、シート平面に平行な方向における長さ(L1)と、シート平面に直角な方向における長さ(L2)との比が、1.3:1〜7:1であるため、即ち糸条の扁平度L1/L2が1.3〜7と小さいため、この補修用シートを貼付する被着面の曲率半径が小さい場合、補修用シートの一部が被着面から浮く問題点があった。
本発明の目的は、被着面が曲率半径の小さい曲面であっても、この被着面から剥がれ難く、被着面への添い性が良好である、粘着シートを提供することにある。
本発明の第1の観点は、図1〜図3に示すように、剥離フィルム11と、この剥離フィルム11に一方の面が対向するように積層されたネット12と、このネット12の他方の面に対向するように積層された伸張性及び可撓性のある発泡性基材13と、剥離フィルム11及びネット12間に介装されておりかつ剥離フィルム11及びネット12を積層接着する粘着剤層14とを備え、粘着剤層14が剥離フィルム11のネット12への対向面全体に塗布されかつネット12の網目12aを塞ぐように構成された粘着シートにおいて、ネット12が熱可塑性樹脂からなるたて繊維12cとよこ繊維12dが格子状に配列した一重の網状体12bからなり、たて繊維12cの横断面における厚さ及び幅をそれぞれA1及びB1とし、よこ繊維12dの横断面における厚さ及び幅をそれぞれA2及びB2とするとき、たて繊維12cの扁平度B1/A1が10〜60の範囲内にあり、よこ繊維12dの扁平度B2/A2が60以下であることを特徴とする。
本発明の第2の観点は、図6〜図8に示すように、剥離フィルム11と、この剥離フィルム11に一方の面が対向するように積層されたネット60と、このネット60の他方の面に対向するように積層された伸張性及び可撓性のある発泡性基材13と、剥離フィルム11及びネット60間に介装されておりかつ剥離フィルム11及びネット60を積層接着する粘着剤層14とを備え、粘着剤層14が剥離フィルム11のネット60への対向面全体に塗布されかつネット60の網目を塞ぐように構成された粘着シートにおいて、ネット60が熱可塑性樹脂からなるたて繊維61a,62aとよこ繊維61b,62bが格子状に配列した二重の第1及び第2網状体61,62からなり、第1網状体61のたて繊維61a及びよこ繊維61bと第2網状体62のたて繊維62a及びよこ繊維62bとが互いに同一線上に重ならず、第1網状体61のたて繊維61aの横断面における厚さ及び幅をそれぞれa1及びb1とし、第1網状体61のよこ繊維61bの横断面における厚さ及び幅をそれぞれa2及びb2とし、第2網状体62のたて繊維62aの横断面における厚さ及び幅をそれぞれa3及びb3とし、第2網状体62のよこ繊維62bの横断面における厚さ及び幅をそれぞれa4及びb4とするとき、第1網状体61のたて繊維61aの扁平度b1/a1及び第1網状体61のよこ繊維61bの扁平度b2/a2が同一でありかつ10〜60の範囲内にあり、第2網状体62のたて繊維62aの扁平度b3/a3及び第2網状体62のよこ繊維62bの扁平度b4/a4が同一でありかつ60以下であることを特徴とする。
本発明の第3の観点は、第1又は第2の観点に基づく発明であって、更に図1に示すように、発泡性基材13の40%圧縮時の圧縮硬さが5〜200N/314cm2であることを特徴とする。
本発明の第4の観点は、第1又は第2の観点に基づく発明であって、更に図1及び図3に示すように、たて繊維12cの扁平度B1/A1が15〜40であり、よこ繊維12dの扁平度B2/A2が40以下であることを特徴とする。
本発明の第5の観点は、第2の観点に基づく発明であって、更に図6及び図8に示すように、第1網状体61のたて繊維61aの扁平度b1/a1及び第1網状体61のよこ繊維61bの扁平度b2/a2が同一でありかつ15〜40であり、第2網状体のたて繊維の扁平度b3/a3及び第2網状体のよこ繊維の扁平度b4/a4が同一でありかつ40以下であることを特徴とする。
本発明の第1の観点の粘着シートでは、可撓性のあるネットの網状体のたて繊維の扁平度B1/A1が10〜60の範囲内と比較的大きいので、この粘着シートを一方向に曲率半径の小さい曲面を有する被着面に、たて繊維がこの曲面に添って湾曲するように貼付しても、粘着シートが被着面から剥がれ難く、粘着シートの被着面への添い性が良好である。
一方、可撓性のあるネットの網状体のよこ繊維の扁平度B2/A2を60以下としたので、よこ繊維の扁平度B2/A2がたて繊維の扁平度B1/A1より小さい10未満である場合を含む。しかし、よこ繊維の扁平度B2/A2が10未満であっても、粘着シートを一方向に曲率半径の小さい曲面を有する被着面に、たて繊維がこの曲面に添って湾曲するように貼付すると、よこ繊維が曲面の稜線に添って直線上に延びた状態で貼付されるので、よこ繊維が粘着シートの被着面への添い性に影響せず、粘着シートの被着面への添い性が良好に保たれる。
本発明の第2の観点の粘着シートでは、可撓性のあるネットの第1網状体のたて繊維の扁平度b1/a1及びよこ繊維の扁平度b2/a2が同一でありかつ10〜60の範囲内と比較的大きいので、この粘着シートを一方向に曲率半径の小さい曲面を有する被着面に、第1網状体のたて繊維がこの曲面に添って湾曲するように貼付したり、或いは第1網状体のよこ繊維がこの曲面に添って湾曲するように貼付しても、粘着シートが被着面から剥がれ難く、粘着シートの被着面への添い性が良好である。
一方、可撓性のあるネットの第2網状体のたて繊維の扁平度b3/a3及びよこ繊維の扁平度b4/a4が同一でありかつ60以下としたので、第2網状体のたて繊維の扁平度b3/a3及びよこ繊維の扁平度b4/a4は、第1網状体のたて繊維の扁平度b1/a1及びよこ繊維の扁平度b2/a2より小さい10未満である場合を含む。第2網状体のたて繊維の扁平度b3/a3及びよこ繊維の扁平度b4/a4が10未満であっても、粘着シートを一方向に曲率半径の小さい曲面を有する被着面に、第1網状体のたて繊維又はよこ繊維がこの曲面に添って湾曲するように貼付すると、第2網状体が粘着シートの被着面への添い性に影響せず、粘着シートの被着面への添い性が良好に保たれる。また、網状体を二重にすることで、発泡性基材の伸張性が更に制御されるので、第1の観点の粘着シートよりも寸法安定性に優れる。
本発明第1実施形態の粘着シートを圧締する前後の状態を示す断面構成図である。 その粘着シートに用いられるネットの一部分を示す平面図である。 その粘着シートに用いられるネットの一部分を示す斜視図である。 本発明の実施の形態、実施例及び比較例の粘着シートの添い性(添い角度)を比較するための試験方法を示す概念図である。 その粘着シートを製造する工程を示す製造装置の構成図である。 本発明第2実施形態の粘着シートを圧締する前後の状態を示す断面構成図である。 その粘着シートに用いられるネットの一部分を示す平面図である。 その粘着シートに用いられるネットの一部分を示す斜視図である。 本発明の第3の実施の形態のネットの一部分を示す平面図である。
次に本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
<第1の実施の形態>
図1に示すように、粘着シート10は、剥離フィルム11と、この剥離フィルム11に一方の面が対向するように積層されたネット12と、このネット12の他方の面に対向するように積層された伸張性及び可撓性のある発泡性基材13と、剥離フィルム11及びネット12間に介装されておりかつ剥離フィルム11及びネット12を積層接着する粘着剤層14とを備える。上記粘着剤層14は剥離フィルム11のネット12への対向面全体に塗布されかつネット12の網目12aを塞ぐように構成される。また剥離フィルム11は、図示しないが粘着剤層14が積層接着される面に目止め剤層を介してシリコーン系の剥離剤層を形成した紙やポリプロピレン等により構成される。この剥離剤層の存在により剥離フィルム11が粘着剤層14から容易に剥がれるようになっている。更に上記剥離フィルム11、粘着剤層14、ネット12及び発泡性基材13を積層した状態(図1(a))で圧締することにより、粘着剤層14がネット12の網目12aに進入して充填され、粘着剤層14が発泡性基材13に圧着される(図1(b))。
ネット12は、この実施の形態では、熱可塑性樹脂からなるたて繊維12cとよこ繊維12dが格子状に配列した一重の網状体12bからなる。具体的には、ネット12は、熱可塑性樹脂からなるたて繊維12c及びよこ繊維12dを編んだ後に熱圧着して形成された一重の網状体12bがそのまま用いられる。熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリビニルアルコール、ポリアクリロニトリル、ポリウレタン、含ハロゲン系ポリマー等が挙げられる。また、この実施の形態では、ネット12が一重の網状体12bからなるため、ネット12の網目12aは網状体12bの開口部12eに一致する。更に、網状体12bの開口部12eは略正方形状であることが好ましい。
ネット12を構成する網状体12bのたて繊維12cの横断面における厚さ及び幅をそれぞれA1及びB1とするとき、たて繊維12cの扁平度B1/A1は、10〜60、好ましくは15〜40の範囲内に設定される(図1〜図3)。また、ネット12を構成する網状体12bのよこ繊維12dの横断面における厚さ及び幅をそれぞれA2及びB2とするとき、よこ繊維12dの扁平度B2/A2は、60以下、好ましくは40以下、より好ましくは10〜60の範囲内、更に好ましくは15〜40の範囲内に設定される。ここで、たて繊維12cの扁平度B1/A1を10〜60の範囲内に限定したのは、10未満では後述するネット12の添い角度が小さくなり過ぎてネット12が発泡性基材13から浮いてしまいネット12の発泡性基材13に対する密着性が低下し、60を超えると網状体12bの開口部12eが少なくなり過ぎて粘着剤層14の発泡性基材13に対する粘着力が低下し、扁平度が10未満の場合と同様に添い角度試験においてネット12が発泡性基材13が浮いてしまうからである。また、よこ繊維12dの扁平度B2/A2を60以下に限定したのは、60を超えると網状体12bの開口部12eが少なくなり過ぎて粘着剤層14の発泡性基材13に対する粘着力が低下するからである。
また、網状体12bの開口部12eのよこ方向の長さをG1(mm)とするとき、G1は3〜7mmの範囲内に設定されることが好ましい。また、網状体12bの開口部12eのたて方向の長さをG2(mm)とするとき、G2は3〜7mmの範囲内に設定されることが好ましい。更に、網状体12bのたて繊維12c及びよこ繊維12dの厚さはそれぞれ2〜100μmの範囲内に設定されることが好ましく、20〜80μmの範囲内に設定されることが更に好ましい。ここで、開口部12eのよこ方向の長さG1及び開口部12eのたて方向の長さG2をそれぞれ3〜7mmの範囲内に限定したのは、3mm未満では粘着剤層14の発泡性基材13に対する粘着力が低下してしまい、7mmを超えるとネット12を積層しても発泡性基材13の寸法安定性が向上しないからである。また、網状体12bのたて繊維12c及びよこ繊維12dの厚さをそれぞれ2〜100μmの範囲内に限定したのは、2μm未満ではネット12が薄すぎるため製造工程において皺が入り易くなり、100μmを超えるとネット12が粘着剤層14よりも厚くなり、発泡性基材13と粘着剤層14との密着性が悪くなるからである。
図4にネット12の添い角度の測定方法を示す。先ず幅及び長さをそれぞれ50mm及び300mmに切り出す。この際、ネット12のたて繊維12cが長さ300mmの方向になるように切り出す。次に粘着シート10を、直径100mm又は25mmの円柱体16の外周面に粘着シート10の発泡性基材13面が円柱体16に接するように半周分だけ巻き付ける。この際、予め円柱体16の外周面に貼っておいた両面粘着テープ17により、粘着シート10の発泡性基材13を円柱体16の外周面にその半周分だけ密着させる。更に粘着シート10の発泡性基材13面を円柱体16に密着させた状態で、粘着シート10の剥離フィルム11を剥がし、1分間放置した後に、ネット12が発泡性基材13から剥がれずに、発泡性基材13に接触する部分の角度θ1を測定する。この角度をネット12の添い角度θ1とする。この添い角度θ1が大きくなるほど、即ち180度に近づくほど添い性が良好であり、小さくなるほど添い性が低下する。
一方、粘着剤層14の原料となる粘着剤21(図5)としては、加熱下において粘着性を示しかつ室温において優れた接着性を発揮するEVA系ホットメルト型接着剤、ゴム系ホットメルト型接着剤、アクリルエマルジョン、EVAエマルジョン、SBRエマルジョン、酢酸ビニル系エマルジョン等の水性粘着剤、及びアクリル系、EVA系、SBR系、酢酸ビニル系等の溶剤系粘着剤などが用いられる。また発泡性基材13としては、伸張性及び可撓性を有するEPDM(Ethylene Propylene Diene Terpolymer)フォーム、ウレタンフォーム、ポリエチレンフォーム等が用いられる。この発泡性基材13の40%圧縮時の圧縮硬さは、5〜200N/314cm2の範囲内に設定されることが好ましい。ここで、発泡性基材13の40%圧縮時の圧縮硬さの好ましい範囲を5〜200N/314cm2の範囲内に限定したのは、5N/314cm2未満では発泡性基材13が柔らか過ぎて粘着シート10から剥離フィルム11を剥離できず、200N/314cm2を超えると発泡性基材13が硬過ぎてネット12と発泡性基材13との密着性が悪くなるからである。
このように構成された粘着シート10の製造方法の一例を図1及び図5に基づいて説明する。但し、この製造方法に限定されるものではない。先ず剥離フィルム11の一方の面全体に粘着剤21(図5)を塗布した後に、粘着剤21を乾燥機22(図5)で乾燥することにより、粘着剤21が粘着剤層14となって、剥離フィルム11上に粘着剤層14が積層される。次に剥離フィルム11の一方の面、即ち粘着剤層14が積層された面に、ネット12を積層する。これにより粘着剤層14が剥離フィルム11に剥離可能に接着されるとともに、ネット12の一方の面が粘着剤層14に接着される。この状態でネット12の他方の面に発泡性基材13を積層する(図1(a))。更に積層された剥離フィルム11、粘着剤層14、ネット12及び発泡性基材13をロール23,23にて圧締する。これにより粘着剤層14がネット12の網目12aに進入して充填され、粘着剤層14が発泡性基材13に圧着される(図1(b))。このように製造された粘着シート10では、粘着剤21をネット12の両面に塗布することなく、剥離フィルム11の一方の面に塗布するだけで、剥離フィルム11、粘着剤層14、ネット12及び発泡性基材13の積層体からなる粘着シート10を製造できる。この結果、粘着シート10の製造工程における粘着剤21の塗布装置を単純化できる。
このように製造された粘着シート10では、可撓性のあるネット12の網状体12bのたて繊維12cの扁平度B1/A1が10〜60の範囲内と比較的大きいので、この粘着シート10を一方向に曲率半径の小さい曲面を有する被着面に、たて繊維12cがこの曲面に添って湾曲するように貼付しても、粘着シート10が被着面から剥がれ難く、粘着シート10の被着面への添い性が良好である。一方、可撓性のあるネット12の網状体12bのよこ繊維12dの扁平度B2/A2を60以下としたので、よこ繊維12dの扁平度B2/A2がたて繊維12cの扁平度B1/A1より小さい10未満である場合を含む。しかし、よこ繊維12dの扁平度B2/A2が10未満であっても、粘着シート10を一方向に曲率半径の小さい曲面を有する被着面に、たて繊維12cがこの曲面に添って湾曲するように貼付すると、よこ繊維12dが曲面の稜線に添って直線上に延びた状態で貼付されるので、よこ繊維12dが粘着シート10の被着面への添い性に影響せず、粘着シート10の被着面への添い性が良好に保たれる。
<第2の実施の形態>
図6〜図8は本発明の第2の実施の形態を示す。図6において図1と同一符号は同一部品を示す。この実施の形態では、ネット60が熱可塑性樹脂からなるたて繊維61a,62aとよこ繊維61b,62bが格子状に配列した二重の第1及び第2網状体61,62からなる。また、第1網状体61のたて繊維61a及びよこ繊維61bと第2網状体62のたて繊維62a及びよこ繊維62bとが互いに同一線上に重ならないように構成される。
上記ネット60を作製するには、先ず第1の実施の形態の網状体と同様に、熱可塑性樹脂からなるたて繊維61a,62a及びよこ繊維61b,62bをそれぞれ編んだ後に熱圧着して第1及び第2網状体61,62を作製する。次に第2網状体62を第1網状体61に対して平行移動することにより、第1網状体61のたて繊維61a及びよこ繊維61bと第2網状体62のたて繊維62a及びよこ繊維62bとが互いに同一線上に重ならないように、第1及び第2網状体61,62を積層する。更にこの積層された第1及び第2網状体61,62を熱圧着する。このようにしてネット60が作製される。また、この実施の形態では、ネット60が二重の第1及び第2網状体61,62からなるため、ネット60の網目は、第1及び第2網状体61,62の開口部61c,62cに一致しない。また、ネット60の網目及び網状体61,62の開口部61c,62cは、それぞれ略正方形状であることが好ましい。
なお、ネットは次の方法で作製してもよい。先ず2層構造のフィルムを切開機により切り開いて広幅にする。次いで上記広幅のフィルムを、一次延伸機により温浴中で所定倍率に延伸する。次に二次延伸機により熱風中で更にフィルムを所定倍率に延伸する。この縦延伸工程によりフィルムは割れ易くなる。更に延伸されたフィルムを割繊具により縦方向に割繊する。これにより、割繊されたフィルムは規則的に網目状になる。割繊されたフィルムが拡幅装置により横方向に所定の幅又は目合いに拡幅され縦ウエブとなる。
一方、別の3層構造のフィルムを圧延ロールにより所定倍率に圧延し縦方向に配向する。フィルムを圧延により1.1〜5倍程度に伸長させる。これによりフィルムの長さは圧延に応じた分だけ伸長されるので、ライン速度が速くなる。次に縦伸長及び縦配向工程で配向されたフィルムをスリッタ及び受けロール間に導入し、フィルムの両側を除く部分に横方向に沿うスリットを形成する。次に横方向にスリットが形成されたフィルムを、横延伸装置により横方向に延伸する。これによりフィルムは、網状に形成され横ウエブとなる。
そして、上記縦ウエブと上記横ウエブとを積層ロールと導入ロールとの間に導入する。このとき横ウエブをクロスガイダ等により横方向に緊張された状態で導入する。この緊張された状態の横ウエブの上に、縦ウエブが適当な張力下で導入され横ウエブを積層ロールに押付ける。これにより縦ウエブが横ウエブを積層ロールに押付け、次いで排出ロールで圧着する。この間に、横ウエブは適切な熱処理がなされる。これによりネットが製造される。
ネット60を構成する第1網状体61のたて繊維61aの横断面における厚さ及び幅をそれぞれa1及びb1とし、第1網状体61のよこ繊維61bの横断面における厚さ及び幅をそれぞれa2及びb2とするとき、第1網状体61のたて繊維61aの扁平度b1/a1及びよこ繊維61bの扁平度b2/a2は、同一であり、かつ10〜60、好ましくは15〜40の範囲内に設定される(図6〜図8)。また、ネット60を構成する第2網状体62のたて繊維62aの横断面における厚さ及び幅をそれぞれa3及びb3とし、第2網状体62のよこ繊維62bの横断面における厚さ及び幅をそれぞれa4及びb4とするとき、第2網状体62のたて繊維62aの扁平度b3/a3及びよこ繊維62bの扁平度b4/a4は、同一であり、かつ60以下、好ましくは40以下、より好ましくは10〜60の範囲内、更に好ましくは15〜40の範囲内に設定される。ここで、第1網状体61のたて繊維61aの扁平度b1/a1及びよこ繊維61bの扁平度b2/a2を10〜60の範囲内にそれぞれ限定したのは、10未満では後述するネット60の添い角度が小さくなり過ぎてネット60が発泡性基材13から浮いてしまいネット60の発泡性基材13に対する密着性が低下し、60を超えるとネット60の網目が少なくなり過ぎて粘着剤層14の発泡性基材13に対する粘着力が低下し、扁平度が10未満の場合と同様に添い角度試験においてネット12が発泡性基材13から浮いてしまうからである。また、第2網状体62のたて繊維62aの扁平度b3/a3及びよこ繊維62bの扁平度b4/a4を60以下にそれぞれ限定したのは、60を超えるとネット60の網目が少なくなり過ぎて粘着剤層14の発泡性基材13に対する粘着力が低下し、扁平度が10未満の場合と同様に添い角度試験においてネット12が発泡性基材13から浮いてしまうからである。
ネット60の第1網状体61の開口部61cのよこ方向の長さ及びたて方向の長さをそれぞれg1(mm)及びg2(mm)とするとき、g1及びg2は3〜7mmの範囲内に設定されることが好ましい。また、ネット60の第2網状体62の開口部62cのよこ方向の長さ及びたて方向の長さをそれぞれg3(mm)及びg4(mm)とするとき、g3及びg4は3〜7mmの範囲内に設定されることが好ましい。更に、第1網状体61のたて繊維61a及びよこ繊維61bの厚さ、及び第2網状体62のたて繊維62a及びよこ繊維62bの厚さは、それぞれ2〜100μmの範囲内に設定されることが好ましく、20〜80μmの範囲内に設定されることが更に好ましい。ここで、第1網状体61の開口部61cのよこ方向の長さg1及びたて方向の長さg2と、第2網状体62の開口部62cのよこ方向の長さg3及びたて方向の長さg4をそれぞれ3〜7mmの範囲内に限定したのは、3mm未満では粘着剤層14の発泡性基材13に対する粘着力が低下してしまい、7mmを超えるとネット60を積層しても発泡性基材13の寸法安定性が向上しないからである。また、第1網状体62のたて繊維61a及びよこ繊維61bの厚さと、第2網状体62のたて繊維62a及びよこ繊維62bの厚さをそれぞれ2〜100μmの範囲内に限定したのは、2μm未満ではネット12が薄すぎるため製造工程において皺が入り易くなり、100μmを超えるとネット12が粘着剤層14よりも厚くなり、発泡性基材13と粘着剤層14との密着性が悪くなるからである。
このように製造された粘着シート50では、可撓性のあるネット60の第1網状体61のたて繊維61aの扁平度b1/a1及びよこ繊維61bの扁平度b2/a2が同一でありかつ10〜60の範囲内と比較的大きいので、この粘着シート50を一方向に曲率半径の小さい曲面を有する被着面に、第1網状体61のたて繊維61aがこの曲面に添って湾曲するように貼付したり、或いは第1網状体61のよこ繊維61bがこの曲面に添って湾曲するように貼付しても、粘着シート50が被着面から剥がれ難く、粘着シート50の被着面への添い性が良好である。
一方、可撓性のあるネット60の第2網状体62のたて繊維62aの扁平度b3/a3及びよこ繊維62bの扁平度b4/a4が同一でありかつ60以下としたので、第2網状体62のたて繊維62aの扁平度b3/a3及びよこ繊維62bの扁平度b4/a4は、第1網状体61のたて繊維61aの扁平度b1/a1及びよこ繊維61bの扁平度b2/a2より小さい10未満である場合を含む。第2網状体62のたて繊維62aの扁平度b3/a3及びよこ繊維62bの扁平度b4/a4が10未満であっても、粘着シート50を一方向に曲率半径の小さい曲面を有する被着面に、第1網状体61のたて繊維61a又はよこ繊維61bがこの曲面に添って湾曲するように貼付すると、第2網状体62が粘着シート50の被着面への添い性に影響せず、粘着シート50の被着面への添い性が良好に保たれる。また、網状体61,62を二重にすることで、発泡性基材13の伸張性が更に制御されるので、第1の実施の形態の粘着シートよりも寸法安定性に優れる。
なお、上記第2の実施の形態では、第2網状体を第1網状体に対して平行移動させることにより、第1網状体のたて繊維及びよこ繊維と第2網状体のたて繊維及びよこ繊維とが同一線上に重ならないように構成したが、図9に示すように、ネット80の第2網状体82を第1網状体81に対して回転させることにより、第1網状体81のたて繊維81a及びよこ繊維81bと第2網状体82のたて繊維82a及びよこ繊維82bとが同一線上に重ならないように構成してもよい。ここで、図9に示すように、第2網状体82を第1網状体81に対して回転させても、粘着シートの添い角度や、ピーリング試験における粘着シートの粘着力は、殆ど変化しない。図9中の符号81cは第1網状体81の開口部であり、符号82cは第2網状体82の開口部である。
次に本発明の実施例を比較例とともに詳しく説明する。
<実施例1>
図1〜図3及び図5に示すように、先ず剥離フィルム11の一方の面全体に粘着剤21(光洋産業社製のエマルジョン型アクリル系粘着剤:KR163H)を乾燥後の厚さが80μmとなるように塗布した。次いで剥離フィルム11の一方の面にネット12を積層した。このネット12は、ポリエチレン(熱可塑性樹脂)製のたて繊維12c及びよこ繊維12dが格子状に配列した一重の網状体12bからなり、たて繊維12c及びよこ繊維12dの横断面が同形同大であり、たて繊維12c及びよこ繊維12dの扁平率が同一であった。具体的には、網状体12bのたて繊維12cの横断面における厚さA1及び幅B1はそれぞれ30μm及び900μmであり、網状体12bのたて繊維12cの扁平度B1/A1は30であった。また網状体12bのよこ繊維12dの横断面における厚さA2及び幅B2はそれぞれ30μm及び900μmであり、網状体12bのよこ繊維12dの扁平度B2/A2は30であった。更に網状体12bの開口部12eは、横の長さG1及び縦の長さG2がそれぞれ5mmである正方形状であった。上記剥離フィルム11のネット12への積層により、粘着剤層14が剥離フィルム11に剥離可能に接着されるとともに、ネット12の一方の面が粘着剤層14に接着された。この状態でネット12の他方の面に発泡性基材13(イノアックコーポレーション社製のポリウレタンフォーム:UEI−3、厚さ5mm)を積層した(図1(a))。次に積層された剥離フィルム11、粘着剤層14、ネット12及び発泡性基材13をロール23,23にて圧締した。これにより粘着剤層14がネット12の網目12aに進入して充填され、粘着剤層14が発泡性基材13に圧着された粘着シート10を得た。この粘着シート10を実施例1とした。なお、上記粘着シート10内のネット12における網状体12bの開口部12eのよこ方向の長さ及びたて方向の長さはそれぞれ5mmの正方形状であった。
<実施例2〜5、比較例1及び比較例2>
実施例2〜5、比較例1及び比較例2の粘着シートでは、ネットを構成する網状体を表1に示すようにそれぞれ形成した。なお、表1に示したネットを構成する網状体の形状以外は、実施例1と同様にして、粘着シートを作製した。
<比較試験1及び評価>
実施例1〜5、比較例1及び比較例2の粘着シートについて、添い角度試験及び180度ピーリング試験をそれぞれ実施した。粘着シートの添い角度試験は次のように行った。先ず粘着シートを、幅及び長さがそれぞれ50mm及び300mmである長方形状に切り出した。この際、粘着シートのネットのたて繊維が長さ300mmの方向になるように切り出した。次に粘着シート10を、図5に示すような直径100mmの円柱体及び25mmの円柱体の外周面に、発泡性基材13面が円柱体16に接し、ネット12の網状体のたて繊維が円柱体16の円周方向に一致しかつネット12のよこ繊維が円柱体16の稜線方向に一致するように半周分だけ巻き付けた。この際、予め円柱体16の外周面に貼っておいた両面粘着テープ17により、粘着シート10の発泡性基材13を円柱体16の外周面にその半周分だけ密着させた。更に粘着シート10の発泡性基材13面を円柱体16に密着させた状態で、粘着シート10の剥離フィルムを剥がし、1分間放置した後に、ネット12が発泡性基材13から剥がれずに、発泡性基材13に接触する部分の角度θ1を測定した。
一方、180度ピーリング試験はJIS Z 0237に準拠して次のように行った。先ず粘着シートから幅及び長さがそれぞれ25mm及び150mmである試験片を切り出した。次に剥離フィルムを除去した試験片をSUS304の被着体に貼付け、2kgのゴムローラを1往復させて圧着した。更に室温で1時間養生した後に、300mm/分のスピードで粘着シートを被着体から引き剥がし、この引き剥がしたときの粘着シートの粘着力を測定した。これらの結果を、ネットの網状体における繊維の厚さ、幅及び扁平度と、開口部の一辺の長さとともに、表1に示す。なお、表1における添い角度θ1の判定基準は、添い角度θ1が165度以上180度以下の範囲内にあったときを『優』とし、添い角度θ1が150度以上165度未満の範囲内にあったときを『良』とし、添い角度θ1が150度未満の範囲内にあったときを『不適』とした。
Figure 2016103381
表1から明らかなように、ネットの網状体におけるたて繊維の扁平度B1/A1及びよこ繊維の扁平度B2/A2がそれぞれ9と小さい比較例1の粘着シートでは、180度ピーリング試験における粘着シートの粘着力が10.5N/25mm幅と良好であったけれども、円柱体直径100mm及び25mmにおける粘着シートの添い角度がそれぞれ145度及び135度と小さくなり、粘着シートとして不適であった。また、ネットの網状体におけるたて繊維の扁平度B1/A1及びよこ繊維の扁平度B2/A2がそれぞれ65と大きい比較例2の粘着シートでは、網状体の開口部面積の減少により発泡性基材及びネットと、粘着剤層との密着性が悪くなり、円柱体直径100mm及び25mmにおける粘着シートの添い角度がそれぞれ150度及び145度と小さくなり、180度ピーリング試験ではネットが発泡性基材から浮いてしまい、粘着シートとして不適であった。これらに対し、ネットの網状体におけるたて繊維の扁平度B1/A1及びよこ繊維の扁平度B2/A2が3〜60と適切な範囲内にある実施例1〜5の粘着シートでは、円柱体直径100mm及び25mmにおける粘着シートの添い角度がそれぞれ160〜180度及び150〜180度と大きくなり、また180度ピーリング試験における粘着シートの粘着力も10.5〜16.3N/25mm幅と大きくなり、粘着シートとして優秀又は良好であった。
<実施例6>
実施例1のたて繊維及びよこ繊維の横断面形状が同一同大に形成された一重の網状体からなるネットに替えて、たて繊維及びよこ繊維の横断面形状が異なる一重の網状体からなるネットを用いた。このネットでは、網状体のたて繊維の横断面における厚さA1及び幅B1がそれぞれ30μm及び900μmであり、網状体のたて繊維の扁平度B1/A1は30であった。また網状体のよこ繊維の横断面における厚さA2及び幅B2はそれぞれ30μm及び30μmであり、網状体のよこ繊維の扁平度B2/A2が9であった。更に網状体の開口部は、横の長さG1及び縦の長さG2がそれぞれ7mmである正方形状であった。上記以外は、実施例1と同様にして、粘着シートを作製した。この粘着シートを実施例6とした。
<実施例7〜10及び比較例3〜5>
実施例7〜10及び比較例3〜5の粘着シートでは、ネットを構成する網状体を表2に示すようにそれぞれ形成した。なお、表2に示したネットを構成する網状体の形状以外は、実施例6と同様にして、粘着シートを作製した。
<比較試験2及び評価>
実施例6〜10及び比較例3〜5の粘着シートについて、比較試験1と同様の添い角度試験及び180度ピーリング試験をそれぞれ実施した。その結果を、ネットの網状体における繊維の厚さ、幅及び扁平度と、開口部の一辺の長さとともに、表2に示す。なお、表2における添い角度θ1の判定基準は、添い角度θ1が165度以上180度以下の範囲内にあったときを『優』とし、添い角度θ1が150度以上165度未満の範囲内にあったときを『良』とし、添い角度θ1が150度未満の範囲内にあったときを『不適』とした。
Figure 2016103381
表2から明らかなように、ネットの網状体におけるたて繊維の扁平度B1/A1が30と適切な範囲内にあるけれども、よこ繊維の扁平度B2/A2が65と大きい比較例3の粘着シートでは、円柱体直径100mm及び25mmにおける粘着シートの添い角度がそれぞれ155度及び140度と小さくなり、180度ピーリング試験ではネットが発泡性基材から浮いてしまい、粘着シートとして不適であった。また、ネットの網状体におけるよこ繊維の扁平度B2/A2が30と適切な範囲内にあるけれども、たて繊維の扁平度B1/A1が65と大きい比較例4の粘着シートでは、円柱体直径100mm及び25mmにおける粘着シートの添い角度がそれぞれ150度及び145度と小さくなり、180度ピーリング試験ではネットが発泡性基材から浮いてしまい、粘着シートとして不適であった。更に、ネットの網状体におけるよこ繊維の扁平度B2/A2が30と適切な範囲内にあるけれども、たて繊維の扁平度B1/A1が9と小さい比較例5の粘着シートでは、180度ピーリング試験における粘着シートの粘着力は12.5N/mm幅と良好であったけれども、円柱体直径100mm及び25mmにおける粘着シートの添い角度がそれぞれ140度及び130度と小さくなり、粘着シートとして不適であった。これらに対し、ネットの網状体におけるたて繊維の扁平度B1/A1が10〜60と適切な範囲内にあり、よこ繊維の扁平度B2/A2が9と小さい実施例6〜10の粘着シートでは、円柱体直径100mm及び25mmにおける粘着シートの添い角度がそれぞれ160〜180度及び150〜175度と大きくなり、180度ピーリング試験における粘着シートの粘着力も10.5〜16.3N/25mm幅と大きくなり、粘着シートとして優秀又は良好であった。
<実施例11>
実施例1のたて繊維及びよこ繊維の横断面形状が同一同大に形成された一重の網状体からなるネットに替えて、二重の第1及び第2網状体からなるネットを用いた。具体的には、図6〜8に示すように、ネット60を構成する第1網状体61のたて繊維61aの横断面における厚さ及び幅をそれぞれa1及びb1とし、第1網状体61のよこ繊維61bの横断面における厚さ及び幅をそれぞれa2及びb2とするとき、第1網状体61のたて繊維61aの扁平度b1/a1及びよこ繊維61bの扁平度b2/a2は、同一であり、かつ30であった。また、ネット60を構成する第2網状体62のたて繊維62aの横断面における厚さ及び幅をそれぞれa3及びb3とし、第2網状体62のよこ繊維62bの横断面における厚さ及び幅をそれぞれa4及びb4とするとき、第2網状体62のたて繊維62aの扁平度b3/a3及びよこ繊維62bの扁平度b4/a4は、同一であり、かつ30であった。更に、第1網状体61の開口部61cは、よこ方向の長さg1及びたて方向の長さg2がそれぞれ5mmである正方形状であり、第2網状体62の開口部62cも、よこ方向の長さg3及びたて方向の長さg4がそれぞれ5mmである正方形状であった。上記以外は、実施例1と同様にして、粘着シートを作製した。この粘着シートを実施例11とした。
<実施例12〜16及び比較例6〜9>
実施例12〜16及び比較例6〜9の粘着シートでは、ネットを構成する第1及び第2網状体を表3に示すようにそれぞれ形成した。なお、表3に示したネットを構成する第1及び第2網状体の形状以外は、実施例11と同様にして、粘着シートを作製した。
<比較試験3及び評価>
実施例11〜16及び比較例6〜9の粘着シートについて、比較試験1と同様の添い角度試験及び180度ピーリング試験をそれぞれ実施した。添い角度試験においては、粘着シートを、直径100mmの円柱体及び25mmの円柱体の外周面に、発泡性基材面が円柱体に接し、ネットの第1網状体のたて繊維が円柱体の円周方向に一致しかつネットの第1網状体のよこ繊維が円柱体の稜線方向に一致するように半周分だけ巻き付けた。その結果を、ネットの第1及び第2網状体における繊維の厚さ、幅及び扁平度と、開口部の一辺の長さとともに、表3に示す。なお、表3における添い角度θ1の判定基準は、添い角度θ1が165度以上180度以下の範囲内にあったときを『優』とし、添い角度θ1が150度以上165度未満の範囲内にあったときを『良』とし、添い角度θ1が150度未満の範囲内にあったときを『不適』とした。
Figure 2016103381
表3から明らかなように、ネットの第1網状体におけるたて繊維の扁平度b1/a1及びよこ繊維の扁平度b2/a2がそれぞれ30と適切な範囲内であるけれども、第2網状体におけるたて繊維の扁平度b3/a3及びよこ繊維の扁平度b4/a4がそれぞれ65と大きい比較例6の粘着シートでは、円柱体直径100mm及び25mmにおける粘着シートの添い角度がそれぞれ150度及び135度と小さくなり、また180度ピーリング試験ではネットが発泡性基材から浮いてしまい、粘着シートとして不適であった。また、ネットの第1網状体におけるたて繊維の扁平度b1/a1及びよこ繊維の扁平度b2/a2がそれぞれ9と小さく、第2網状体におけるたて繊維の扁平度b3/a3及びよこ繊維の扁平度b4/a4がそれぞれ9と小さい比較例7の粘着シートでは、180度ピーリング試験における粘着シートの粘着力が10.0N/25mm幅と良好であったけれども、円柱体直径100mm及び25mmにおける粘着シートの添い角度がそれぞれ143度及び130度と小さく、粘着シートとして不適であった。
また、ネットの第1網状体におけるたて繊維の扁平度b1/a1及びよこ繊維の扁平度b2/a2がそれぞれ9と小さく、第2網状体におけるたて繊維の扁平度b3/a3及びよこ繊維の扁平度b4/a4がそれぞれ65と大きい比較例8の粘着シートでは、円柱体直径100mm及び25mmにおける粘着シートの添い角度がそれぞれ145度及び135度と小さくなり、また180度ピーリング試験ではネットが発泡性基材から浮いてしまい、粘着シートとして不適であった。更に、ネットの第1網状体におけるたて繊維の扁平度b1/a1及びよこ繊維の扁平度b2/a2がそれぞれ65と大きく、第2網状体におけるたて繊維の扁平度b3/a3及びよこ繊維の扁平度b4/a4もそれぞれ65と大きい比較例9の粘着シートでは、円柱体直径100mm及び25mmにおける粘着シートの添い角度がそれぞれ145度及び135度と小さくなり、また180度ピーリング試験ではネットが発泡性基材から浮いてしまい、粘着シートとして不適であった。
これらに対し、ネットの第1網状体におけるたて繊維の扁平度b1/a1及びよこ繊維の扁平度b2/a2が10〜60と適切な範囲内にあり、第2網状体におけるたて繊維の扁平度b3/a3及びよこ繊維の扁平度b4/a4が9と小さいか或いは10〜60と適切な範囲内にある実施例11〜16の粘着シートでは、円柱体直径100mm及び25mmにおける粘着シートの添い角度が155〜180度及び150〜175度と大きくなり、180度ピーリング試験における粘着シートの粘着力が10.2〜15.6N/25mm幅と大きくなり、粘着シートとして優秀又は良好であった。
<実施例17>
実施例1の発泡性基材(圧縮硬さ:88N/314cm2、厚さ:5mm)に替えて、圧縮硬さが5N/314cm2である発泡性基材(厚さ:5mm)を用いたこと以外は、実施例1と同様にして粘着シートを作製した。この粘着シートを実施例17とした。
<実施例18>
実施例1の発泡性基材(圧縮硬さ:88N/314cm2、厚さ:5mm)に替えて、圧縮硬さが200N/314cm2である発泡性基材(厚さ:5mm)を用いたこと以外は、実施例1と同様にして粘着シートを作製した。この粘着シートを実施例18とした。
<実施例19>
実施例11の発泡性基材(圧縮硬さ:88N/314cm2、厚さ:5mm)に替えて、圧縮硬さが5N/314cm2である発泡性基材(厚さ:5mm)を用いたこと以外は、実施例1と同様にして粘着シートを作製した。この粘着シートを実施例19とした。
<実施例20>
実施例11の発泡性基材(圧縮硬さ:88N/314cm2、厚さ:5mm)に替えて、圧縮硬さが200N/314cm2である発泡性基材(厚さ:5mm)を用いたこと以外は、実施例1と同様にして粘着シートを作製した。この粘着シートを実施例20とした。
<比較例10及び比較例11>
比較例10及び比較例11の粘着シートでは、発泡性基材(厚さ:5mm)として表4に示す圧縮硬さのものをそれぞれ用いた。なお、表4に示した発泡性基材以外は、実施例17と同様にして、粘着シートを作製した。
<比較試験4及び評価>
実施例17〜20、比較例10及び比較例11の粘着シートについて、ネットと発泡性基材との密着性を測定した。具体的には、JIS K 6400に規定されている軟質発泡体材料の測定方法に準拠して発泡性基材の圧縮硬さ及び伸び率の測定を行った。また伸び率測定後の粘着シートにおける発泡性基材とネットの密着性を判定した。そして、伸び率の測定後でも発泡性基材とネットが密着しているものを『可』と判定し、発泡性基材からネットが剥がれたものを『不可』と判定した。その結果を、発泡性基材の厚さと圧縮硬さとともに表4に示す。
Figure 2016103381
表4から明らかなように、発泡性基材の圧縮硬さが1N/314cm2と小さい比較例10の粘着シートでは、発泡性基材が柔らか過ぎて粘着剤層が剥離フィルムから剥がせなかったため、粘着シートとしては不適であった。また、発泡性基材の圧縮硬さが220N/314cm2と大きい比較例11の粘着シートでは、発泡性基材が硬過ぎてネットと発泡性基材との密着性が悪いため、粘着シートとしては不適であった。これらに対し、発泡性基材の圧縮硬さが5N/314cm2及び200N/314cm2とそれぞれ適切でありかつ一重の網状体からなるネットを用いた実施例17及び18の粘着シートや、発泡性基材の圧縮硬さが5N/314cm2及び200N/314cm2とそれぞれ適切でありかつ二重の網状体からなるネットを用いた実施例19及び20の粘着シートでは、ネットと発泡性基材との密着性が良く、粘着シートとして好ましいことが分かった。
本発明の粘着シートは、車両の防音シート、水密又は気密パッキン、断熱材等に利用できる。

Claims (5)

  1. 剥離フィルムと、この剥離フィルムに一方の面が対向するように積層されたネットと、このネットの他方の面に対向するように積層された伸張性及び可撓性のある発泡性基材と、前記剥離フィルム及び前記ネット間に介装されておりかつ前記剥離フィルム及び前記ネットを積層接着する粘着剤層とを備え、前記粘着剤層が前記剥離フィルムの前記ネットへの対向面全体に塗布されかつ前記ネットの網目を塞ぐように構成された粘着シートにおいて、
    前記ネットが熱可塑性樹脂からなるたて繊維とよこ繊維が格子状に配列した一重の網状体からなり、
    前記たて繊維の横断面における厚さ及び幅をそれぞれA1及びB1とし、前記よこ繊維の横断面における厚さ及び幅をそれぞれA2及びB2とするとき、前記たて繊維の扁平度B1/A1が10〜60の範囲内にあり、前記よこ繊維の扁平度B2/A2が60以下である
    ことを特徴とする粘着シート。
  2. 剥離フィルムと、この剥離フィルムに一方の面が対向するように積層されたネットと、このネットの他方の面に対向するように積層された伸張性及び可撓性のある発泡性基材と、前記剥離フィルム及び前記ネット間に介装されておりかつ前記剥離フィルム及び前記ネットを積層接着する粘着剤層とを備え、前記粘着剤層が前記剥離フィルムの前記ネットへの対向面全体に塗布されかつ前記ネットの網目を塞ぐように構成された粘着シートにおいて、
    前記ネットが熱可塑性樹脂からなるたて繊維とよこ繊維が格子状に配列した二重の第1及び第2網状体からなり、
    前記第1網状体のたて繊維及びよこ繊維と前記第2網状体のたて繊維及びよこ繊維とが互いに同一線上に重ならず、
    前記第1網状体のたて繊維の横断面における厚さ及び幅をそれぞれa1及びb1とし、前記第1網状体のよこ繊維の横断面における厚さ及び幅をそれぞれa2及びb2とし、前記第2網状体のたて繊維の横断面における厚さ及び幅をそれぞれa3及びb3とし、前記第2網状体のよこ繊維の横断面における厚さ及び幅をそれぞれa4及びb4とするとき、前記第1網状体のたて繊維の扁平度b1/a1及び前記第1網状体のよこ繊維の扁平度b2/a2が同一でありかつ10〜60の範囲内にあり、前記第2網状体のたて繊維の扁平度b3/a3及び前記第2網状体のよこ繊維の扁平度b4/a4が同一でありかつ60以下である
    ことを特徴とする粘着シート。
  3. 前記発泡性基材の40%圧縮時の圧縮硬さが5〜200N/314cm2である請求項1又は2記載の粘着シート。
  4. 前記たて繊維の扁平度B1/A1が15〜40の範囲内にあり、前記よこ繊維の扁平度B2/A2が40以下である請求項1記載の粘着シート。
  5. 前記第1網状体のたて繊維の扁平度b1/a1及び前記第1網状体のよこ繊維の扁平度b2/a2が同一でありかつ15〜40の範囲内にあり、前記第2網状体のたて繊維の扁平度b3/a3及び前記第2網状体のよこ繊維の扁平度b4/a4が同一でありかつ40以下である請求項2記載の粘着シート。
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