JPH03214627A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH03214627A
JPH03214627A JP1018790A JP1018790A JPH03214627A JP H03214627 A JPH03214627 A JP H03214627A JP 1018790 A JP1018790 A JP 1018790A JP 1018790 A JP1018790 A JP 1018790A JP H03214627 A JPH03214627 A JP H03214627A
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oxide film
film
insulating film
wiring
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繁 原田
Akimasa Fujiki
謙昌 藤木
Akira Daihisa
晃 大久
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  • Local Oxidation Of Silicon (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は半導体装置およびその製造方法に関し、特に
、多層配線構造を有する半導体装置および該半導体装置
で用いられる層間絶縁膜の堆積方法に関するものである
〔従来の技術〕
第3図は従来の半導体装匝として、多層配線構造を有す
るD R A M (Dynamic Random 
Access MeHory)デバイスを示す。
図において、1はシリコン半導体基板、2はシリコン半
導体基板上1表面に形成されたDRAM素子(スタソク
・セル)、3はDRAM (スタソク・セル)2上に堆
積された第1の絶縁膜、4は第1の絶縁膜3上に形成さ
れた第1の配線、5は第1の配線4上に堆積された第2
の絶縁膜、6は第2の絶緑膜5上に形成された第2の配
線である。
第3図に示す従来の半導体装置の構成において、第1の
配線4上に堆積する第2の絶縁膜5はその上に形成され
る第2の配線6のバターニング性を良好とし、かつ配線
の信頼性レベルを向上させるために十分な平坦性が必要
とされる。
以下、従来の半導体装置の製造フローの例を第2の絶縁
膜5の形成方法の部分を主体にして概説する。
なお、第1の配線4及び第2の配線6としてはアルミや
高融点金属などの金属配線,高融点金属シリサイド配線
、多結晶シリコン配線などがあるが、ここでは第1の配
線4,第2の配線6がともにアルミ配線である場合につ
いて述べる。
第4図がその製造フローであり、以下、製造フローにつ
いて説明する。
まず、第4図(a+に示すように、シリコン半導体?板
1の表面に素子分離用酸化膜301.1−ランスファ一
・ゲート電極302,不純物拡散層303,ワード線3
04,記憶ノード305.キャパシタ絶縁膜306.セ
ル・プレート307から構成されたDRAM素子(スタ
ソク・セル)2を形成する。
次に、第4図(b)に示すように、DRAM素子(スタ
ック・セル)2の形成されたシリコン半導体基板1上の
全面に第1の絶縁膜3を堆積した後、写真製版やエッチ
ング法を用いて所望の部分にコンタクト孔308を開孔
した後、ビット線として第1の配線4であるアルミ配線
を形成する。
そして第4図(C)に示すように、第1の配線4↓に、
例えばシラン(SIH4)と酸素(0■)あるいは亜酸
化窒素(NZ o)ガスを用い、300〜450゜Cの
膜堆積温度で熱やプラズマを用いた化学気相成長法(C
 V D : Chemical Vapor Dep
osition)により、シリコン酸化膜11を堆積す
る。
次に、第4図(dlに示すように、その上に、シラノー
ルSt(○H)4などを主成分とする無機絶縁膜12を
塗布し、その後400〜500゜Cの温度でベークする
ことにより表面の平坦化を行う。
次に、第4図(elに示すように、第4図(Clと同様
の方法により、シリコン酸化膜13を無機塗布絶縁膜1
2上に堆積する。こうして、シリコン酸化膜11,無機
塗布絶縁膜12,シリコン酸化膜13からなる第2の絶
縁膜5を形成する。
最後に、第4図(f)に示すように第2の絶縁膜5上に
第2の配線6としてアルミ配線を形成する。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の半導体装置における第2の絶縁膜
5を前述の方法により形成しようとした場合、下記のよ
うな問題点があった。
即ち、配線の微細化に伴い、配線間隔も狭くなるわけで
あるが、この間隔がサブミクロン領域になると、第5図
に示すようにこの部分に溜まる塗布絶縁膜12の厚みt
。が大きくなり、その後のベータ工程で塗布絶縁膜のク
ラソク14が発生してしまう。これは塗布絶縁膜12が
400〜500℃のベータ工程で急激な体積収縮を起こ
すこと?起因し、例えばシラノールS i  (OH)
a等を主成分とする無機塗布絶縁膜12の場合、厚みt
が0.5μm以上になるとクランク14が発生しやすく
なる。
このように、塗布絶縁膜12にクラソクが生じると、そ
の上にシリコン酸化膜13を堆積しても、その形状が反
映され、第2の配線6のパターニングを阻害したり、第
6図に示すようにこの部分のステップ・カバレンジが悪
くなるために、第2の配線6が断線したりして配線の信
頼性レベルにも重大な影響を及ぼす。
また、このような塗布絶縁膜12の欠点をなくす方法と
して、有機シラン、例えばTEOS(tetoraet
hyl ortho silicate,テトラエトキ
シシラン:Si  (OCz Hs)4)と酸素(0■
)を用い、300〜450℃の膜堆積温度のプラズマC
VD法 あるいは600〜800℃の膜堆積温度で熱C
VDにより堆積するシリコン酸化膜や、同じ<TEOS
等の有機シランとオゾン(o3)を用い、300〜45
0℃の膜堆積温度で熱CVD?により堆積するシリコン
酸化膜等のように、CVD法で形成した絶縁膜だけで平
坦化を行おうという試みもある。
これらはいずれも有機シランを用いることにより、化学
気相反応時の基板表面での反応の割合を増し、従来のシ
ラン(SiH4)と酸素、あるいは亜酸化窒素を用いて
堆積したシリコン酸化膜に比べ、ステソプカバレソジに
優れたシリコン酸化膜を堆積することができるという特
徴をもつ。
ただ、第7図(b)に示すように前者のTEOS+0■
系熱(あるいはプラズマ)CVD・シリコン酸化膜21
は、第7図(&)に示す従来のシランStH4を用いた
シリコン酸化膜20に比べれば、ステップカバレソジは
良好なものの、プラズマCVD法ではプラズマ中での化
学気相反応,熱CVDでは気相中での化学気相反応の割
合が比較的多く、サブミクロン・レベルの配線間を埋め
込んで平坦化できるほどステソプカバレソジは良くない
。そのため、配線間隔の狭い部分で空洞22を生じてし
まう。
また、後者のTEOS+Ch系熱CVDシリコン酸化膜
23は基板表面での化学気相反応(表面縮合化反応)が
主であるため、非常に良好なステップカバレッジを有す
るが、第8図に示すように膜厚が厚くなると、膜自身の
収縮応力によりクランク24が発生しやすいという問題
点があった。
さらに、TEOSを用いて形成したシリコン酸化膜共通
の課題として、TEOS流量を増してステップ力バレッ
ジを改善しようとしても膜中のOH基の量が増えて膜中
に多くのOH基を含むこととなり、膜の絶縁性が従来の
シラン系酸化膜に比べ劣ってしまうという問題点もあっ
た。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、第1の配線上に形成される第2の絶縁膜とし
てクランク耐性に優れ、かつ平坦性や絶縁性も良好なシ
リコン酸化膜を用いることにより、この上に形成される
第2の配線の歩留り、及び信頼性レベルを向上させ、高
歩留りで信頼性レベルにも優れた半導体装置およびその
製造方法を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕 この発明に係る半導体装置およびその製造方法は、第1
の配線上に堆積する第2の絶縁膜として、有機シランを
主成分とするガスを用い、化学気相成長法で堆積してシ
リコン酸化膜を形成する工程と、このシリコン酸化膜を
酸化性ガスにより表面処理する工程とを交互に繰り返し
て形成した積層構造の絶縁膜を用いるようにしたもので
ある。
さらに、上記有機シランを主成分として堆積するシリコ
ン酸化膜(以下、有機シラン系CVD・シリコン酸化膜
と称す)の各々の膜厚を2000人以下にしたものであ
る。
〔作用〕
この発明においては、第2の絶縁膜として上記のような
積層構造のシリコン酸化膜を用いるようにしたため、下
記のような作用を得ることができる。有機シラン系CV
D・シリコン酸化膜は自分自身の収縮応力が大きいので
厚い膜を堆積するとクラソクが発生しやすいが、この各
層の膜厚を平坦部の膜厚で2000人以下と小さくした
ので、q クランク耐性に対するマージンが大きくなる。また、こ
のような有機シランの流量を増してステップカバレソジ
を改善した有機シラン系CVD・シリコン酸化膜であっ
ても、この各層の堆積後にさらに酸化性ガスによる表面
処理を行うことにより、該膜中のOH基等を十分に酸化
させて、膜の収縮応力を小さくし、クラソク耐性を向上
させるとともに、膜の絶縁性をも向上させことができる
。さらに、この膜は前述のように基板表面での化学気相
反応(表面縮合化反応)により、膜堆積が行われるので
、サブミクロン・レベルの配線間隔の段差部に堆積した
場合、各ステップにおいて、この部分の平坦化を進める
ことができる。
こうして、これらを交互に繰り返して堆積した積層構造
の膜とすることにより、両方の膜の長所を活かすことが
でき、耐クラソク性に優れ、しかも絶縁性や平坦性も良
好な第2の絶縁膜を得ることができる。そのため、この
第2の絶縁膜上に第2の配線を形成すれば、高歩留りで
信頼性レベルの高い半導体装置が得られる。
10 〔実施例〕 以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図は本発明の一実施例による半導体装置を示してお
り、図において、1はシリコン半導体基板、2はシリコ
ン半導体基板1表面に形成されたDRAM素子(スタッ
ク・セル)、3はDRAM素子(スタック・セル)2上
に堆積された第1の絶縁膜、4は第1の絶縁膜3上に形
成された第1の配線、100は第1の配線4上に堆積さ
れた第2の絶縁膜、101は第1層目のT E O S
 + 0 3系熱CVD・シリコン酸化膜、102は第
2層目のTEOS+03系熱CVD・シリコン酸化膜、
103は第3層目のTEOS+03系熱CVI)・シリ
コン酸化膜、104は第4層目のTEOS+03系熱C
VD・シリコン酸化膜、105は第5層目のTEOS+
03系熱CVD・シリコン酸化膜、106は第6層目(
7) T E O S 十O s系熱CVD・シリコン
酸化膜、107は第7層目のTEOS+03系熱CVD
・シリコン酸化膜、108は11 第2の絶縁膜100上に形成された第2の配線である。
第1図に示す本発明の一実施例の半導体装置における第
2の絶緑膜100の堆積方法を第2図に説明する。なお
、従来技術の説明の場合と同様に第1の配線4及び第2
の配線108がともにアルミ配線の場合を例に以下に述
べる。
まず、第2図(a)に示すように、、シリコン半導体基
板lの表面に素子分離用酸化膜301,}ランスファ一
・ゲート電極302,不純物拡散層303,ワード線3
04.記憶ノード305,キャパシタ絶縁膜306,セ
ル・プレート307から構成されたDRAM素子(スタ
ック・セル)2を形成する。
次に、第2図(b)に示すように、DRAM素子(スタ
ック・セル)2の形成されたシリコン半導体基板1上の
全面に第1の絶縁膜3を堆積した後、写真製版やエッチ
ング法を用いて、所望の部分にコンタクト孔308を開
孔する。
次に、ビット線として第1の配線4であるAl12 −S i, A I −S i−Cu等のアルミ〜配線
を形成する。ここまでは、従来の半導体装置における製
造フローと同じである。
次から第2図(C)に示すように、第1の配線4上にT
EOSと03を用い、350〜450℃の膜堆積温度で
、熱CVD法により第1層目のTE○S+03系熱CV
Dシリコン酸化膜101を堆積する。この膜はステップ
・カバレソジは良好であるが、膜自身の収縮応力が大き
いので、第9図(a)に示すように後に比較的薄い膜厚
のシリコン酸化膜102を形成する場合には問題はない
が、第9図(b)に示すように厚い膜厚のシリコン酸化
膜111を堆積した場合には、クラソク112が発生し
やすい。そのため、サブミクロン・レベルの配線間隔の
場合、膜厚は平坦部の膜厚t2で、2000人以下とす
る必要がある。ただ、この膜は前述のようにステソプカ
バレンジが良好であるため、配線段差部の平坦化を進め
ることができる。
次にTEOSを閉じ、酸素02のみを流し、1〜1 0
To r rの減圧下でプラズマを発生させ、13 ?記シリコン酸化膜の表面処理を行う。こうすることに
より、TEOS流量を増した巻く堆積条件で堆積したシ
リコン酸化膜であってもシリコン酸化膜中に含まれるの
OHM等を十分に酸化させて、膜の収縮応力を小さくで
きるとともに、膜の絶性をも向上させることができる。
次に、第2図(d)に示すように、第2図(C)と同様
に、TEOSと03を用いた熱CVD法により第2層目
のT E O S 4− 0 3系熱CVDシリコン酸
化膜102を堆積する。但し、上述と同様の理由により
、膜厚は2000人以下とする。
次に、第2図(e)に示すように上記と同様に酸素02
のみを流し、1〜1 0To r rの減圧下でプラズ
マを発生させ、上記シリコン酸化膜102の表面処理を
行う。
以下、繰り返して第3層目のTEOS十〇.系熱CVD
シリコン酸化膜103の堆積と0■プラズマによる表面
処理,第4層目のTEOS+O.系熱CVDシリコン酸
化膜104の堆積と0■プラズマによる表面処理,第5
層目のTEOS+O314 系熱CVDシリコン酸化膜105の堆積と02プラズマ
による表面処理,第6層目のTEOS+03系熱CVD
シリコン酸化膜106の堆積と02プラズマによる表面
処理,第7層目のTEOS+03系熱CVDシリコン酸
化膜107の堆積と0。プラズマによる表面処理を行う
ことにより、第2の絶縁膜100を形成する。
最後に、第2の絶縁膜100上に第2の配線108とし
てAI−Si.Al−Si−Cu等のアルミ配線を形成
する。
なお、このような方法による第2の絶縁膜100の堆積
は、例えば第10図に示す化学気相成長装置により容易
に行うことができる。
第10図において、201は反応室チャンバ、202は
ガス分散ヘッド、203は絶縁膜を堆積する半導体基板
、204は半導体基板203を置く基板ホルダ、205
は半導体基板203を所望の温度に加熱するためのヒー
タ、206はTEOSガス供給ライン・バルブ、207
は03ガス供給ライン・バルブ、208は02ガス供給
ライン・15 バルブ、209は高周波電源、210は高周波電力ON
/OFFスイッチ、211は真空排気系、212は反応
室内のプラズマである。
この化学気相成長装置を用い、膜堆積を行う手順を下記
に示す。
まず、半導体基板203を基板ホルダ204上に起き、
ヒータ205により所望の温度、例えば300〜450
℃まで加熱する。次に、真空排気系211を用い、反応
室チャンバ201内を所望の真空度、例えば10−’T
orr台まで排気する。
次に、TEOSガス供給ライン・バルブ206と03ガ
ス供給ライン・バルプ207を開き、所定流量のガスを
流しながら、10〜1 0 0To rr程度の圧力下
で熱的反応を利用して膜を堆積する。
また、続けてTEOSガス.03ガスを止めた後、酸化
性ガスである02ガスを流す。そして、1〜1 0To
 r r程度の圧力下で高周波電力ON/OFFスイッ
チをONにしてガス分散ヘッド202と基板ホルダ20
4の間に高周波電力を印加16 ?、反応室内にプラズマを発生させ、上記のTEOS+
Off系シリコン酸化膜の表面処理を行う。
以下、上記の操作を繰り返す。つまり、TEOSとオゾ
ン03を主成分とするガスを用い、熱を利用した化学気
相成長法でシリコン酸化膜を堆積する工程と、酸素0■
プラズマによる表面処理工程を交互に繰り返すことによ
り、同一の反応室内で連続的に前記積層構造の第2の絶
縁膜100を形成ずることができる。
また、上記実施例ではTEOS+03系熱CVDシリコ
ン酸化膜の堆積工程と、0■プラズマによる表面処理工
程を交互に繰り返して堆積する方法で、第2の絶縁膜の
全てを形成する場合を述べたが、さらに平坦性を向上さ
せる目的で、本方法で堆積した絶縁膜と塗布絶縁膜とを
組み合わせたり、あるいは本方法で絶縁膜を堆積した後
に、反応性イオン・エッチングやスパソタ・エッチング
などを用いたエッチバンク法と組み合わせるなど、本方
法で堆積した絶縁膜を第2の絶縁膜の一部として用いて
も同様の効果を奏する。
17 ?た、上記実施例ではシリコン酸化膜を堆積する方法と
して、TEOS+03系の熱を利用したCVD法を用い
た場合を示したが、これは他のCVD法、例えばプラズ
マや光エネルギーを利用したCVD法であってもよく、
また、例えば、有機シランと酸素を用いた熱(600〜
800℃)CVD等によりシリコン酸化膜を堆積するよ
うにしてもよい。さらに、上記実施例ではシリコン酸化
膜形成後、酸化性ガスo2プラズマにより表面処理を行
うようにしたが、これは酸化性ガス0■雰囲気による表
面熱処理を施すようにしてもよい。
ここで、本発明の他の製造方法として、シリコン酸化膜
を有機シランと酸素を用いた熱CVD等により堆積し、
これらを02の酸化性ガス雰囲気による表面熱処理によ
り形成する場合の化学気相成長装置の例を第12図に示
す。図において、第10図と同一符号は同一部分を示し
ている。この化学気相成長装置を用いて膜堆積を行・う
手順を以下に示す。
まず、第1の操作として、基板203を基板ボl8 ルダ−204上に置き、ヒーター205により所望の温
度例えば600〜800℃まで加熱する。
次に真空廃棄系208を用い反応室チャンパー201内
を所望の真空度、例えば10−’Torr第まで排気す
る。そして、TEOSガス供給ライン・バルブ207を
開き、所定流量のガスを流しながら、1〜1 0To 
r r程度の圧力下で熱的反応を利用して膜を堆積する
そして続けて第2の操作としてTEOSガスを止めた後
、酸化性ガスである02ガスのみを流す。
そして1〜1 0To r r程度の圧力下で酸化性ガ
ス雰囲気中で上記のTEOS+02系シリコン酸化膜の
表面熱処理を行う。以下、上記の第1,第2の操作を繰
り返して同一の反応室内で連続的に積層構造の第2の絶
縁膜100を形成する。
なお、以上の実施例では有機シランの例としてTEOS
を用いた場合を示したが、これは他の有機シラン、例え
ばSt  (OCH3)4  (テトラ・メトキシ・シ
ラ7),St  (Oi Ca H7)4  (テトラ
・イソプロボキシ・シラン).(tc4Hq19 02 ) S i (OOCCH3 ) z (DAD
BS :ジターシャリブトキシ・アセトキシ・シラン)
などを用いても同様の効果を奏する。
また、上記実施例では有機シランとオゾンのみを用いて
シリコン酸化膜の堆積を行う場合について述べたが、こ
れらのガスを主成分として膜のクラソク耐性をさらに向
上させる目的で、PO(OCH3)3(リン酸トリメチ
ルエステル)やB(OC2 H5 ) 3  (ボロン
・エチラート)等のガスを添加してリンPやボロンB等
の不純物をシリコン酸化膜中にドーピングしても同様の
効果が得られる。
また、上記実施例では有機シラン系シリコン酸化膜の表
面処理のための酸化性ガスとして酸素02を用いた場合
を示したが、これはプラズマ中で解離し、同様の働きを
する亜酸化窒素Nt O等、他の酸化性ガスを用いても
同様の効果を奏する。
また、上記実施例では第1の配線がアルミ配線の場合に
ついて述べたが、第1の配線は高融点金属(W, Mo
, T i ,  e t c)等の他の金属配線20 高融点金属シリサイド(WS iz , Mo S i
2, T i S i2,  e t c)配線、ある
いは多結晶シリコン配線であっても同様の効果を奏する
。なお、これは第2の配線についても同様である。
また、上記実施例では半導体基板表面にDRAM素子が
形成された半導体装置に適用した場合を述べたが、他の
多層配線構造を有する半導体装置に適用しても同様の効
果を奏する。
例えば、第11図に半導体基板表面にSRAM(Sta
tic Random Access Memory)
素子を形成したものに、本発明による第2の絶縁膜を適
用した場合を示す。詳細な説明は省略し、その主な構成
のみを述べるにとどめるが、図において、1はシリコン
半導体基板、310はシリコン半導体基板1表面に形成
されたSRAM素子ダブルウェル・CMO S (Co
mplementary Metal (lxide 
Semiconductar)構造、311はP形ウェ
ル領域、312はN形ウェル領域、313は素子分離用
酸化膜、314はゲート電極、315はN形不純物拡散
層、316はP形不純物拡散層、317は多結晶シリコ
21 ン配線、318はコンタクト孔、3はSRAM素子31
0上に堆積された第1の絶縁膜、4は第1の絶縁膜3上
に形成された第1の配線、100は第1の配線4上に堆
積された第2の絶縁膜、101は第1層目のTEOS+
O.系熱CVDシリコン酸化膜、102は第2層目のT
EOS+03系熱CVDシリコン酸化膜、103は第3
層目のTEOS+03系熱CVDシリコン酸化膜、10
4は第4層目のTEOS+03系熱CVDシリコン酸化
膜、105は第5層目のTEOS+O.系熱CVDシリ
コン酸化膜、106は第6層目のTEOS+03系熱C
VDシリコン酸化膜、,107は第7層目のTEOS+
03系熱CVDシリコン酸化膜、108は第2の絶縁膜
上に形成された第2の配線である。
同様に、半導体基板1表面に形成される素子はDRAM
素子やSRAM素子以外の他の素子、例えばE P R
 O M (Erasable Programabl
e Read Only Memory)素子, E2
FROM (Electrical Elasable
 Probramable ROM)素子,マイクロ・
コンビ22 ュータ回路素子、CMOS論理回路素子、バイポーラ・
トランジスタ素子等であってもよい。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、ステソプ・カバレッ
ジは非常に良好であるが、クランク耐性や絶縁性に乏し
い有機シランとオゾンあるいは酸素を主成分とするガス
を用いたCVD・シリコン酸化膜を2000人程度以下
の比較的薄い膜厚で堆積する工程と、酸化性ガスのプラ
ズマによる表面処理,あるいは酸化性ガスの雰囲気中で
の表面熱処理を行う工程を交互に繰り返して膜形成する
ようにしたので、クラソク堆積や絶縁性に優れ、かつ平
坦性も良好な第2の絶縁膜を得ることができる。このた
め、この方法により堆積した第2の絶縁膜上に第2の配
線を形成しても安定にバターニングでき、かつ第2の配
線の信頬性レベルも向上させることができる。その結果
、高歩留りで信頼性レベルにも優れた半導体装置が得ら
れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
23 第1図はこの発明の一実施例による半導体装置を示す断
面図、第2図は第1図に示す実施例における半導体装置
の絶縁膜堆積方法を示す図、第3図は従来の半導体装置
を示す断面図、第4図は第3図に示す従来の半導体装置
における絶縁膜形成方法を示す図、第5図ないし第9図
は従来の絶縁膜堆積方法の問題点を示す図、第10図は
この発明の絶縁膜堆積方法を実施し得る化学気相成長装
置の一例を示す図、第11図はこの発明の他の実施例に
よる半導体装置を示す図、第12図はこの発明の絶縁膜
堆積方法を実施し得る化学気相成長装置の他の例を示す
図である。 1はシリコン半導体基板、2はDRAM素子、3は第1
の絶縁膜、4は第1の配線、5は第2の絶縁膜、6は第
2の配線、l1はシリコン酸化膜、12は無機塗布絶縁
膜、13はシリコン酸化膜、14は塗布絶縁膜のクラッ
ク、20はシラン系シリコン酸化膜、21はTEOS+
02系プラズマCVDシリコン酸化膜、22は空洞、2
3はTEOS+03系熱CVDシリコン酸化膜、24は
T24 E O S + 0 3系熱CVDシリコン酸化膜のク
ラソク、100は本発明の方法で堆積された第2の絶縁
膜、101は第1層目のTEOS+03系熱CVDシリ
コン酸化膜、102は第2層目のTF,OS+03系熱
CVDシリコン酸化膜、103は第3層目のTEOS+
03系熱CVDシリコン酸化膜、104は第4層目のT
EOS+03系熱C■Dシリコン酸化膜、105は第5
層目のTEOS+03系熱CVDシリコン酸化膜、10
6は第6層目のTEOS+03系熱CvDシリコン酸化
膜、107は第7層目(7) T E O S + 0
 3系熱CVDシリコン酸化膜、108は第2の配線、
111は膜厚の大きなTEOS+03系熱CVDシリコ
ン酸化膜、112はTEOS+03系熱CVDシリコン
酸化膜のクランク、201は反応室チャンバ、202は
ガス分散ヘッド、203は半導体基板、204は基板ホ
ルダ、205はヒータ、206はTEOSガス供給ライ
ンバルブ、207は03ガス供給ラインバルブ、208
は02ガス供給ラインバルブ、209は高周波電源、2
10は高周波25 電力ON/OFFスイソチ、211は真空排気系、21
2は反応室内のプラズマ、301は素子分離用酸化膜、
302はゲート電極、303は不純物拡散層、304は
ワード線、305は記憶ノード、306はキャパシタ絶
縁膜、307はセル・プレート、308はコンタクト孔
、310はSRAM素子、311はP形ウエル領域、3
12はN形ウェル領域、313は素子分離用酸化膜、3
14はゲート電極、315はN形不純物拡散層、316
はP形不純物拡散層、317は多結晶シリコン配線、3
18はコンタクト孔である。 なお図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体素子の形成された半導体基板上に、第1の
    絶縁膜を介して設けられた第1の配線と、該第1の配線
    上に第2の絶縁膜を介して設けられた第2の配線とを有
    する半導体装置において、上記第2の絶縁膜の全て、あ
    るいは、一部として、 有機シランを主成分とするガスを用いた化学気相成長法
    によりシリコン酸化膜を堆積する第1の工程と、 該シリコン酸化膜を酸化性ガスにより表面処理する第2
    の工程とを、交互に繰り返して含むことにより形成して
    なる積層構造の絶縁膜としたことを特徴とする半導体装
    置およびその製造方法。
  2. (2)前記積層構造の絶縁膜は、各々の層の膜厚を20
    00Å以下とすることを特徴とする請求項1記載の半導
    体装置およびその製造方法。
  3. (3)前記シリコン酸化膜を堆積する第1の工程は、有
    機シランとオゾンあるいは酸素を主成分とするガスを用
    いた化学気相成長法から成り、かつ、前記表面処理する
    第2の工程は、酸化性ガスによるプラズマあるいは熱を
    利用したものであることを特徴とする請求項1記載の半
    導体装置の製造方法。
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