JPH03152929A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH03152929A
JPH03152929A JP29320289A JP29320289A JPH03152929A JP H03152929 A JPH03152929 A JP H03152929A JP 29320289 A JP29320289 A JP 29320289A JP 29320289 A JP29320289 A JP 29320289A JP H03152929 A JPH03152929 A JP H03152929A
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silicon oxide
film
wiring layer
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Shigeru Harada
繁 原田
Akira Daihisa
晃 大久
Kenji Kishibe
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、多層配線構造を有する半導体装置に関し、
特に、配線層間に改良された堆積方法によって形成され
た層間絶縁膜を有する半導体装置に関する。
[従来の技術] 従来の半導体装置として、多層配線構造を有するDRA
M (Dynamic  Random  Acces
s  Memory)デバイスについて説明する。
第3図は従来のDRAMを断面図である。第3図におい
て、シリコン半導体基板1表面上にはスタックド型のD
RAM素子2が形成されている。
DRAM素子2上には第1の絶縁膜3が形成されている
。第1の絶縁膜3上には第1の配線層4が形成され、第
1の配線層4上には第2の絶縁膜5が形成されている。
そして、第2の絶縁膜5上には第2の配線層6が形成さ
れている。
第3図に示す従来の半導体装置の構成において、第1の
配線層4上に堆積される第2の絶縁膜5は、その上に形
成される第2の配線層6のバターニング性を良好とし、
かつ配線の信頼性レベルを向上するために、十分な平坦
性が必要とされる。
次に、第3図に示す半導体装置の製造工程を、第2の絶
縁膜5の形成方法の部分を主体にして概説する。
なお、第1の配線層4および第2の配線層6としては、
アルミニウムや高融点金属などの金属配線、高融点金属
ンリザイド配線、多結晶シリコン配線などが用いられる
か、ここでは、第1の配線層4および第2の配線層6は
共にアルミニウム配線である場合について説明する。
第4A図を参照して、シリコン」′導体基板]の表面に
、素子分離用酸化膜301 トランスファゲート電極3
02.不純物拡散層303 ワード線304.記憶ノー
1”305.キャパシタ絶縁膜306、セルプレート3
07か構成されたDRAM素子(スタックセル)2を形
成する。
次に、第4B図を参照して、DARM素子2の形成され
たシリコン半導体基板1上の全面に第1の絶縁膜3を堆
積した後、写真製版技術やエツチング技術を用い、所望
の部分にコンタクト孔308を開孔する。次に、ビット
線として、第]の配線層4であるアルミニウム配線を形
成する。
次に、第4C図を参照して、第1の配線層4上にたとえ
ばシラン(S IH4)と酸素(02) 。
あるいは亜酸化窒素(N20)ガスを用い、300〜4
50℃の膜堆積温度で熱やプラズマを用いた化学気相成
長法(CVD法; Ch e m i c a IVa
por  Deposition)より、シリコン酸化
膜1]を堆積する。
次に、第4D図を参照して、シリコン酸化膜11上にシ
ラノール[S i  (OH) s ]等を主成分とす
る無機塗布絶縁膜]2を塗布し、その後、400〜45
0℃の温度でベークすることにより、表面の平坦化を行
なう。
次に、第4E図を参照して、第4C図に示すのと同様の
方法により、シリコン酸化膜13を無機塗布絶縁膜12
上に堆積する。こうして、シリコン酸化膜1]、無機塗
布絶縁膜12およびシリコン酸化膜13からなる第2の
絶縁膜5が形成される。
最後に、第4F図に示すように、第2の絶縁膜5」二に
第2の配線層6としてアルミニウム配線を形成する。
[発明が解決しようとする課題] 従来の半導体装置における第2の絶縁膜5を上述の方法
により形成しようとした場合、次のような問題点があっ
た。
配線の微細化に伴ない、配線間隔も狭くなるわけである
が、この間隔がサブミクロン領域になると第5図に示す
ように、この部分に溜まる塗布絶縁膜12の厚みt。が
大きくなり、その後のべ一り工程で塗布絶縁膜のクラッ
ク14が発生してしまっ。これは、塗布絶縁膜12が4
00〜450℃のベーク工程で急激な体積収縮を起こす
ことに起因し、たとえばシラノール[S i (OH)
 4 ]等を主成分とする無機塗布絶縁膜12の場合、
厚みt。が0.5μm以上になるとクラック14が発生
しやすくなる。
このように、塗(Hi絶縁膜]2にクラック14が生ず
ると、その上にシリコン酸化膜13を堆積しでも、その
形状が反映され、第2の配線層6のバターニングを阻害
したり、第6図に示すように、この部分のステップカバ
レッジ性が悪くなるために、第2の配線層6は断線した
りして、配線の信頼性レベルにも重大な影響を及ぼす。
このような塗布絶縁膜12の欠点を解消する方法として
、有機シラン(たとえばTE01[tetraethy
l  ortho  5ilicate、テトラエキシ
 シラン; S l(OC2N5 )4]と酸素を用い
、300〜450℃の膜堆積温度でプラズマCVD法に
よりシリコン酸化膜を堆積する方法や、同じく、TE0
1等の有機シランとオゾン(03)を用い、300〜4
50℃の膜堆積温度で熱CVD法によりシリコン酸化膜
を堆積する方法などにより、CVD法で形成した絶縁膜
だけで平坦化を行なう試みもある。
これらはいずれも、有機シランを用いることにより、化
学気相反応時の基板表面での反応の割合を増し、従来の
シラン(S iH4)と酸素あるいは亜酸化窒素を用い
て堆積したシリコン酸化膜に比べ、ステップカバレッジ
性に優れたシリコン酸化膜を堆積することができるとい
う特徴を持つ。
ただし、前者のTE01と02とを用いるプラズマCV
D法によるシリコン酸化膜21は、第7図に示すように
、従来のシラン(SiH4)を用いたシリコン酸化膜2
0に比べれば、ステップカバレッジ性は良好となるもの
の、プラズマCVD法を用いているため、プラズマ中で
の化学気相反応の割合が比較的多く、サブミクロンレベ
ルの配線間を埋め込んで平坦化できる程ではない。その
ため、配線間隔の狭い部分で空洞22を生じてしまう。
また、後者のTE01とO4とを用いる熱CVD法によ
るシリコン酸化膜23は、基板表面での化学気相反応(
表面縮合化反応)が主であるため、非常に良好なステッ
プカバレッジを角−するが、第8図に示すように、膜厚
が厚くなると膜自身の収縮応力により、クラック24か
発生しやすいという問題点があった。
この発明は上述のような問題点を解消するためになされ
たもので、第1の配線層上に形成される層間絶縁膜とし
て、クラック耐性に優れ、かつ平坦性の良好なシリコン
酸化膜を用いることにより、この上に形成される第2の
配線層の歩留りおよび信頼性レベルを向上させた半導体
装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明にかかる半導体装置は、第1の配線層と第2の
配線層との間に形成する層間絶縁膜として、有機シラン
と酸素あるいは亜酸化窒素を主成分とするガスを用い、
プラズマを利用した化学気相成長法で形成するシリコン
酸化膜と、上記ガスにオゾンを添加し、プラズマを利用
した化学気相成長法で形成するシリコン酸化膜を交互に
繰返して堆積した積層構造の絶縁膜を用いるようにした
ものである。
[作用コ 有機シランと酸素あるいは亜酸化窒素を主成分とするガ
スを用い、プラズマを利用した化学気相成長法で形成す
るシリコン酸化膜はクラック耐性が大きい。また、有機
シランと酸素あるいは亜酸化窒素およびオゾンを主成分
とするガスを用い、プラズマを利用した化学気相成長法
で形成するシリコン酸化膜はステップカバレッジ性が大
きい。
しかも、この膜は基板表面での化学気相反応(表面縮合
化反応)により、膜形成が行なわれるので、サブミクロ
ンレベルの配線間隔の段差部に形成した場合、段差部分
の平坦化を進めることができる。
こうして、これらの膜を交互に繰返して形成し、積層構
造の膜とすることにより、両りの膜の長所を生かすこと
ができ、耐クラツク性に優れ、しかも平坦性の良好な層
間絶縁膜を得ることができる。
したがって、このようにして形成された層間絶縁股上に
第2の配線層を形成すれば、高歩留りで信頼性レベルの
極めて高い半導体装置が14られる。
[発明の実施例] 第1図はこの発明の一実施例の半導体装置の断面図であ
る。第1図において、シリコン士導体基板1表面上には
スタックド型のDRAM素子2が形成される。DRAM
素子2上には第1の絶縁膜3が形成される。第1の絶縁
膜3上には第1の配線層4が形成される。第1の配線層
4上には第2の絶縁膜100が形成される。第2の絶縁
膜100上には第1の配線層6が形成される。
ここで、第2の絶縁膜100は、第1層ないし第7層の
シリコン酸化膜からなる。このうち、第1層、第3層、
第5層および第7層のシリコン酸化膜は、TE01と0
2系ガスとを用いたプラズマCVD法によるシリコン酸
化膜であり、第2層。
第4層および第6層のシリコン酸化膜はTE01と02
と03とを用いたプラズマCVD法によるシリコン酸化
膜である。次に、第1図に示す半導体装置の第2の絶縁
膜100の堆積方法を説明する。なお、第1の配線層4
および第2の配線層6は共にアルミニウム配線である場
合について説明する。
第2A図を参照して、シリコン半導体基板1表面に素子
分離用酸化膜301.  トランスファゲト電極302
.不純物拡散層303.ワード線304、記憶ノード3
05.キャパシタ絶縁膜306およびセルプレー1−3
07から構成されたスタックド型DRAM素子2を形成
する。
0 次に、第2B図を参照して、DRAM素子2の形成され
たシリコン半導体基板1上の全面に第1の絶縁膜3を堆
積した後、写真製版技術およびエツチング技術を用い、
所望の部分にコンタクト孔308を開孔する。次に、ビ
ット線として用いる第1の配線層4である7′ルミニウ
ム配線層を形成する。ここまでは、従来の半導体装置に
おける製造フローと同じである。
次に、第2C図を参照して、第1の配線層4上にTE0
1と酸素を用い、300〜450℃の膜堆積温度でプラ
ズマCVD法により第1層l]のTEO8+02系プラ
ズマCVD法によるシリコン酸化膜101を堆積する。
この膜はクラック耐性に優れているが、ステップカバレ
ッジ性は十分ではないので、第9図に示すように、TE
O8+02系プラズマCVD法によるシリコン酸化膜の
厚い膜109を堆積すると、第1の配線段差部でオーバ
ハング形状110を生じてしまう。そのため、サブミク
ロンレベルの配線間隔の場合、膜厚t、は200〇八以
下にする1 必要がある。
次に、第2D図を参照して、TE01と酸素(02)に
オゾン(03)を添加し、300〜450℃の膜堆積温
度でプラズマCVD法により第2層目のTEO8+02
+03系ガスを用いたプラズマCVD法によるシリコン
酸化膜102を堆積する。
この膜は上述のTE01とオゾンのみを用いた熱CVD
法によるシリコン酸化膜に比べ、膜自身の収縮応力が小
さいので、クラック耐性は向上しているものの、第10
図に示すように、TEO3+02+03系ガスを用いた
プラズマCVD法によるシリコン酸化膜の厚い膜111
を堆積すると、やはりクラック112が発生しやすい。
そのため、サブミクロンレベルの配線間隔の場合、膜厚
t2は平坦部で2000Å以下とする必要がある。一方
、この膜は上述したように、ステップカバレッジ性が良
好であるため、配線段差部の平坦化を進めることができ
る。
次に、第2E図を参照して、第2C図と同様に、2 TE01と酸素(02)を用い、プラズマCVD法によ
り第3層1」のTEO8十〇。系ガスを用いたプラズマ
CVD法によるシリコン酸化膜103を堆積する。上述
したのと同様の理由により、膜厚は2000Å以下とす
る。
次に、第2F図を参照して、第2D図と同様に、TE0
1と酸素(02)にオゾン(03)を添加し、プラズマ
CVD法により第4層口のTEO3+02+03系ガス
を用いたプラズマCVD法によるシリコン酸化膜104
を堆積する。なお、第2D図で説明したのと同様の理由
により、膜厚は平坦部で2000A以下とする。
以下、上述の方法を繰返し、第5層目のTEO8十02
系ガスを用いたプラズマCVD法によるシリコン酸化膜
105.第6層目のTEO3+02+0.系ガスを用い
たプラズマCVD法によるシリコン酸化膜106および
第7層1」のTEO3+02系ガスを用いたプラズマC
VD法によるシリコン酸化膜107を堆積することによ
り、第2の絶縁膜100を形成する。最後に、第2の絶
縁3 膜100上に第2の配線層6としてアルミニウム配線層
を形成する。
なお、このような方法による第2の絶縁膜100の堆積
は、たとえば第11図に示す化学気相成長装置により容
易に行なうことができる。第11図において、反応室チ
ャンバ201内には、ガス分散機能を有するヘッド20
2と、絶縁膜を堆積する半導体基板203を載置するた
めの基板ホルダ204と、半導体基板203を所望の温
度に加熱するためのヒータ205とが設けられる。ヘッ
ド202には、TEOSガス供給ライン206゜02ガ
ス供給ライン207および03ガス供給ライン208が
接続される。また、ヘッド202には、反応室チャンバ
201内にプラズマを発生させるための高周波電源20
9から電力が与えられるようになっている。なお、第1
1図において、210は高周波電力オンオフスイッチ、
2]1は真空排気系、212は反応室内に発生したプラ
ズマを示している。
次に、第11図に示す化学気相成長装置を用い4 て、膜堆積を行なう方法を説明する。
まず、半導体基板203を基板ホルダ204上に載置し
、ヒータ205により所望の温度たとえば300〜45
0°Cまて加熱する。次に、真空排気系211を用い、
反応室チャンバ201内を所望の真空度、たとえば10
−’Torrのオーダまで排気する。
TEO8十〇、、系ガスを用いたプラズマCVD法によ
るシリコン酸化膜を堆積する場合には、TEOSガス供
給ライン206のバルブと02ガス供給ライン207の
バルブを開き、所定の流量のガスを流しながら、10〜
100To r r程度の圧カドで菌周波電カオンオフ
スイソチ210をオンにし、反応室内にプラズマ212
を発生させる。
これにより、膜を堆積させる。
これに続けて、TEO8+02 +O8系ガスを用いた
プラズマCVD法によるシリコン酸化膜を堆積する場合
には、TEOSガスおよび02ガスを流し、かつ高周波
電力も印加した状態のままで、03ガス供給ライン20
8のバルブを開き、10]5 〜1.00Torr程度の圧力下で所定の流量のガス(
たとえば10000〜50000ppmの03を含むガ
ス)を流せばよい。
以下、上述の操作を繰返す。すなわち、TEOSガスと
酸素ガスにオゾンを間欠的に加えることにより、同一の
反応室内で連続的にT E OS +02系ガスを用い
たプラズマCVD法によるシリコン酸化膜とTEO3十
〇、、 +03系ガスを用いたプラズマCVD法による
シリコン酸化膜を交互に繰返して積層構造の絶縁膜を形
成することができる。
なお、上述の実施例では、第2の絶縁膜100の最上層
および最上層か共にTEO8+02系ガスを用いたプラ
ズマCVD法によるシリコン酸化膜の場合を示したか、
最下層および最上層のいずれかあるいは両方がTEO3
+02十〇、系ガスを用いたプラズマCVD法によるシ
リコン酸化膜であっても、同様の効果を奏する。
また、上述の実施例では、TEO8+02系ガスを用い
たプラズマCVD法によるシリコン酸化6 膜と、TEO8+0□十03系ガスを用いたプラズマC
VD法によるシリコン酸化膜とを交互に堆積する方法で
、第2の絶縁膜のすべてを形成する場合について説明し
たが、さらに、平坦性を向上させる目的で、本方法で堆
積した絶縁膜と塗布絶縁膜とを組合わせたり、あるいは
、本方法で絶縁膜を堆積した後に、反応性イオンエツチ
ングやスパッタリングエツチング等を用いたエッチバッ
ク法と組合わせるなとして、本方法で堆積した絶縁膜を
第2の絶縁膜の一部として用いても同様の効果を奏する
上述の実施例では、有機シランの例としてTE01を用
いた場合を示したが、他の何機シランたとえばS i 
(OCH3) 4  [テトラ・メトキシ・シランコ、
  S i(t  C3N70) <  [テトう・イ
ソプロポキシ・シラン]、  (j  C4H902)
2S t  (02CCH3)2  [DADBS ;
シタシャリブトキシ・アセトキシ・シラン]などを用い
ても、同様の効果を奏する。
上述の実施例では、有機シランと酸素あるいは7 有機シランと酸素とオゾンのみを用いて膜堆積を行なう
場合について説明したか、これらのガスを主成分とし、
膜のクラック耐性をさらに向上させる]]的で、PO(
OCHa )a  [リン酸トリメチルエステル]やB
 (QC2H5)3  [ボロン・エチラートコなどの
ガスを添加してリンやボロン等の不純物をシリコン酸化
膜中にドーピングしても同様の効果を奏する。
また、上述の実施例てば、有機シランと反応させ、シリ
コン酸化膜を形成するための酸化性ガスとして酸素を用
いた場合を説明したが、プラズマ中で解離し、同様の働
きをする亜酸化窒素(N20)を用いても、同様の効果
を奏する。
さらに、上述の実施例では、第1の配線層かアルミニウ
ム配線の場合について説明したか、第1の配線層は高融
点金属(W、 Mo、 T iなと)等の金属配線、高
融点金属シリサイド(WS i 2゜MoSi2.Ti
Si2など)の配線あるいは多結晶シリコン配線であっ
てもよく、同様の効果を奏する。なお、第2の配線層に
ついても全く同様8 である。
上述の実施例は、TEO5+02十〇、系ガスを用いた
プラズマCVD法によるシリコン酸化膜を堆積する手段
として、TEO8+02系ガスを用いたプラズマCVD
法によるシリコン酸化膜の成膜条件をほとんど変えずに
、オゾン(03)を欠的に添加する方法について説明し
たか、TEO8十02+03系ガスを用いたプラズマC
VD法によるシリコン酸化膜の膜質やステ・ツブカッ1
し、。
ジ性をさらに向上させる目的で、その成膜条件を斐えて
もよい。たとえば、第12図に示すように、TE01と
酸素(02)1.ニアミゾ:/(03)を添加するのに
同期させて、電極間に印加する高周波電力を小さくし、
TEO5+02 +03系ガスを用いたプラズマCVD
法によるシリコン酸化膜を堆積すれば、プラズマ11ビ
C発!1する反応性ラジカルの量が減り、気相中ての反
応が抑制され、かつTE01とオゾン(O5)による基
板表面での表面縮合化反応による膜堆積(表面反応)の
割合が相対的に増すので、さらにステップカバレッジ性
の 9 優れたTEO8十〇2+O8系ガスを用いたプラズマC
VD法によるシリコン酸化膜を寄ることかできる。
上述の実施例では、半導体基板表面にD RA M素工
が形成された半導体装置について説明したが、他の多層
配線構造を有する半導体装置に適用しても、同様の効果
を奏する。たとえば、半導体基板表面にSRAM(St
atic  RandomAccess  Memor
y)素子を形成したものに本発明による層間絶縁膜を適
用した場合を示す。詳細な説明は省略し、その主構成を
述べるにとどめるが、第13図において、1はシリコン
半導体基板、310はシリコン半導体基板1表面に形成
されたSRAM素子[ダブルウェル・CMO8(Com
plementary    MetalOxide 
 Sem1conductor)構造]、311はP型
ウェル領域、312はN型ウェル領域、313は素子分
離用酸化膜、314はゲト電極、3]5はN型不純物拡
散層、316はP型不純物拡散層、317は多結晶シリ
コン配線、0 318はコンタクト孔、3はSRAM素子310上に堆
積した第1の絶縁膜、4は第1の絶縁膜3上に形成され
た第1の配線層、100は第1の配線層4上に堆積され
た第2の絶縁膜、1.01,103.105および10
7は第1層1上第3層目第5層目および第7層目のTE
O8+02系ガスを用いたプラズマCVD法によるシリ
コン酸化膜、102.104および106はそれぞれ第
2層目第4層目および第6層1」のTEO8+02+O
8系ガスを用いたプラズマCVD法によるシリコン酸化
膜、6は第2の絶縁膜100上に形成された第2の配線
層を示している。
これと同様に、半導体基板1表面に形成される素子は、
DRAM素子やSRAM素子以外の他の素子たとえばE
PROM(Erasable  Programabl
e  Read  0nly  Memo r y)素
子、  E2PROM (E I e c t ric
al  Erasable  Programable
  ROM)素子、マイクロコンピュータ回路素子、C
MO3論理回路素子、バイポーラトラ1 ンジスタ素子などであってもよい。
[発明の効果コ 以上のように、この発明によれば、ステップカバレッジ
性は十分ではないがクラック耐性か大きい有機シランと
酸素あるいは亜酸化窒素を主成分とするガスを用いたプ
ラズマCVD法によるシリコン酸化膜と、ステップカバ
レッジ性は非常に良好であるが、クラック耐性に乏しい
有機シランと酸素あるいは亜酸化窒素とオゾンを主成分
とするガスを用いたプラズマCVD法によるシリコン酸
化膜を交互に繰返して形成するようにしたので、クラッ
ク耐性にも優れ、かつ平坦性も良好なシリコン酸化膜を
得ることができる。
したがって、このようにして得られた層間絶縁膜上に第
2の配線層を形成しても、安定にパターニングするとと
ができ、かつ第2の配線層の信頼性レベルも向上するこ
とができる。その結果、高歩留りで信頼性レベルの優れ
た半導体装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
2 第1図はこの発明の一実施例の半導体装置を示す断面図
である。第2 A図ないしuj 20図はこの発明の一
実施例の半導体装置における絶縁膜堆積方法を示す断面
図である。第3図は従来の半導体装置を示す断面図であ
る。第4A図ないし第4F図は第3図に示す従来の半導
体装置における絶縁膜形成方法を示す断面図である。第
5図ないし第10図は従来の絶縁膜形成方法における問
題点を説明するための図である。第11図はこの発明の
絶縁膜堆積方法に適用される化学気相成長装置を示す図
である。第12図はこの発明の他の実施例による絶縁膜
堆積ノJ°法を示す図である。第13図はこの発明の他
の実施例による半導体装置を示す断面図である。 図において、1はシリコン半導体基板、2はDRAM素
子、3は第2の絶縁膜、4は第1の配線層、6は第2の
配線層、100は第2の絶縁膜、101.103,10
5,107はそれぞれ第1層、第3層、第5層および第
7層のTEO3+02系ガスを用いたプラズマCVD法
にょるンリコ13 ン酸化膜、102,104,106はそれぞれ第2層、
第4層および第6層のTEO3+O,、+03系ガスを
用いたプラズマCVD法によるシリコン酸化膜を示す。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  半導体基板上に絶縁膜を介して設けられた第1の配線
    層と、この配線層上に層間絶縁膜を介して設けられた第
    2の配線層とを有する半導体装置において、 前記層間絶縁膜は、有機シランと酸素あるいは亜酸化窒
    素を主成分とするガスを用い、プラズマを利用した化学
    気相成長法で形成するシリコン酸化膜と、前記ガスにオ
    ゾンを添加し、プラズマを利用した化学気相成長法で形
    成するシリコン酸化膜とを交互に繰返して堆積した積層
    構造の絶縁膜を含む、半導体装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH05198690A (ja) * 1992-01-20 1993-08-06 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 半導体装置の製造方法
JP2011502359A (ja) * 2007-10-31 2011-01-20 アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド 半導体デバイスのコンタクト層スタックにおいて高応力エッチストップ材料と層間絶縁膜を逐次的に提供することによる応力伝達

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