JPH0321410A - ディスク製造装置 - Google Patents

ディスク製造装置

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JPH0321410A
JPH0321410A JP15588889A JP15588889A JPH0321410A JP H0321410 A JPH0321410 A JP H0321410A JP 15588889 A JP15588889 A JP 15588889A JP 15588889 A JP15588889 A JP 15588889A JP H0321410 A JPH0321410 A JP H0321410A
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stamper
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holding table
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Hideaki Sugimoto
杉本 秀昭
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本発明は、情報を記録したディスクを量産するディスク
製造装置、特に、スタンパとディスク基盤の間に樹脂(
主に紫外線硬化樹脂)を供給し硬化させることによりデ
ィスク基盤表面にスタンパ記録面を転写した薄い樹脂層
を形成するいわゆるフォトボリマ一方式、または2P方
式によるディスク製造装置に関するものである。
《従来の技術》 第9図に示すのは従来のディスク製造装置30の略断面
図、第10図はその装置で製造したディスク31の断面
図である。
第9図に示すごとく、従来のディスク製造装置において
はスタンパ32外径はディスク基盤33外径より大きく
、スタンパ保持テーブル34外径はスタンパ外径よりさ
らに大きく形成され、外周から溢流した樹脂35は吸引
ニードル36で吸い取っていた。
また、内周から溢流した樹脂はディスク基盤の下側にあ
るため除去するのが困難であった。
《発明が解決しようとする課題》 上記の従来装置においては、外周から溢流する樹脂を除
去するために吸引ニードルで吸い取る場合、吸引力が強
すぎると情報が転写されるFM脂層の樹脂までも吸い取
ってしまい転写が不完全になるため、吸引力をやや弱め
にしなければならず、そのため第lO図に示すごとく「
ばり」が残ることどなっていた。また、内周から溢流し
た樹脂はディスク基盤の下側にあるため除去するのが困
難であり、やはり第lO図のごとき「ばり」37、38
が残っていた。
本発明は、溢流した樹脂を完全に除去し、全く「ばり」
のないディスクの製造を可能にするディスク製造装置を
提供するためになされたものである。
《課題を解決するための手段》 本発明は、(11 スタンパ保持テーブルに固定したス
タンパとこれに接近して対向させたディスク基盤との間
に樹脂層を形成しこの樹脂層を硬化させることによりデ
ィスク基盤表面にスタンパ記録面を転写した薄い樹脂層
を形成するディスク製造装置において、スタンパ保持テ
ーブルの外径をディスク基盤と同一とし、ディスク基盤
外周に接することのできるへら板とその先端付近に吸引
ニードルを設け、ディスク基盤とスタンパの間外周から
溢流した樹脂をへら板でかきとりさらに吸引ニードルで
吸い取ることを特徴とするディスク製造装置、(2)ス
タンパ保持テーブルに固定したスタンパとこれに接近し
て対向させたディスク基盤との間に樹脂層を形成しこの
樹脂層を硬化させることによりディスク基盤表面にスタ
ンパ記録面を転写した薄い樹脂層を形成するディスク製
造装置において、先端がディスク基盤外周とスタンパ保
持テーブル外周に接しまたはほとんど接するように近接
することのできる針とその先端付近に吸引ニードルを設
け、ディスク基盤とスタンパの間の外周に存在する余剰
樹脂を計でかきとりさらに吸引ニードルで吸い取ること
を特徴とするディスク製造装置、および、(3)スタン
パ保持テーブル中心に穴を設け、下端に吸引ニードルを
有しその吸引ニードルが前記穴に出没自在となるように
上下動する垂下ポールを有し、前記吸引ニードルが前記
垂下ポールに対して傾斜するように回動自在としたこと
を特徴とするディスク製造装置である。
《作用》 外周から溢流する余剰樹脂の除去に関しては、単に吸引
ニードルで吸い取るのみでなく、へら板または針でかき
取ってから吸引ニードルで吸引するために完全にこれを
除去できる。へら板を用いるときは、第4図に示すごと
く、スタンパ保持テーブル、スタンパおよびディスク基
盤の外径を全て等しくすることにより可能となる。
内周から溢流する余剰樹脂の除去に関しては、スタンパ
保持テーブル中心に穴を設け、下端に吸引ニードルを有
しその吸引ニードルが前記穴に出没自在となるように上
下動する垂下ポールを設け、前記吸引ニードルが前記垂
下ポールに対して傾斜するように回動自在とすることに
より可能となる。すなわち、第7図に示すごとく、垂下
ポールを下端の吸引ニードルがディスク基盤の下側にな
るように下降させ、吸引ニードルを傾けてその先端がス
タンパとディスク基盤の間に接触または極めて近接する
ようにして吸引作業を行なうことができるのである。
《実施例》 第1図は本発明の1実施例たるディスク製造装置1の上
面図、第2図は断面図、第3図はへら板付近の上面図、
第4図は同じく断面図、第5図は計付近の上面図、第6
図は同じく断面図、第7図は垂下ポール付近の断面図、
第8図はディスク製造装置lで製造したディスクの断面
図である。
スタンパ保持テーブル2は中央に穴l5が設けられ、外
周はディスク基盤4と同径となっており、基台22上で
スラストベアリング2lにより回転する回転テーブルl
3上に支持され、回転テーブルl3と共に回転すること
ができる。中央の穴l5にはディスク基盤4を支持する
センターロッドl5が嵌挿され、センターロッドl5は
図示しないシリンダにより上下動自在となっている。
基台22上面のスタンパ保持テーブル外周付近には支柱
7、10,17が立設されている。支柱7にはへら板5
および吸引ニードル6が固定されており、支柱7は回転
してへら板5はスタンパ保持テーブル2に接触、離隔自
在になっている。支柱lOには計8および吸引ニードル
9が固定されており、支柱10は回転して計8はスタン
パ保持テーブル2に接触、iil!隔自在になっている
。支柱l7には、第1図に示すごとく、アーム16を介
して垂下ポール11が固定されており、支柱17は回転
して垂下ポール11をスタンパ保持テーブル2の中央に
位置させたり、スタンパ保持テーブル2の上方から遠ざ
けたりすることができる。なお、支柱l7は上下動自在
で垂下ポールを上下動させることができる。垂下ポール
11の下端には、第2図に示すごとく、吸引ニードル1
2が設けられ,これは第7図のごとく、ポール11に対
して傾斜することができる。
計8の先端はスタンパとディスク基盤の間の樹脂層の厚
さとほぼ同じか、やや太い位が適当である。スタンパ外
周には外径の打ち抜き加工によりアール部分・l9がで
きている。ディスク基盤外周には面取り部20を形成し
ておくと,樹脂層の外周の断面形状は、第6図のごとく
、外方に向かって拡がる漏斗状をなす。計8の先端はこ
の漏斗状の形状に適合する形状とするのが最も望ましく
、余剰樹脂を完璧に除去することができる。
ヘら板による除去は、溢流樹脂が多い場合にも対応でき
る点で優れている。この際吸引ニードルを必要に応じて
複数設けてもよい。計による除去は溢流樹脂が少ない場
合に適し、へら板を用いる場合よりも完全に余剰樹脂を
除去することが可能である。へら板と計を併用すれば多
量の溢流樹脂を完全に除去することが可能である。
次に本装置の作動状況を説明する。
スタンパ3は、外径をディスク基盤と同径に打ち抜いて
スタンパ保持テーブル2に中心を正確にあわせて固定し
ておく。
支柱7、lO、l7は回転させてへら板5、針8、垂下
ポールl7は全てスタンパ保持テーブル2から離隔状態
にしておく。
スタンパ3上に紫外線硬化樹脂l8をドーナツ状に供給
し、センターロツドl4上にディスク基盤4を載置して
徐々に下降させる。すると樹脂l8は徐々にスタンパ3
と基盤4の間に拡がり、ついには内外周から溢流するよ
うになる。
そこで、支柱7を回転させてへら板5を、第3、4図に
示すごとくスタンパ保持テーブル2等に接触させ、さら
に,支柱l7を回転させ垂下ポール11をスタンパ保持
テーブル2の中央に移動させ、センターロッドl4を下
降させるとともに支柱l7を下降させて垂下ポール11
下端の吸引ニ一ドルl2を穴l5に没し、ニードルl2
を傾けて第7図の状態にする。図示しない真空ポンプを
作動させて吸引ニードル6,12で樹脂を吸引させなが
らスタンパ保持テーブル2を静かに矢印八方向に回転さ
せ、全周の吸引を行なう。
しかる後、支柱lOを回転させて計8の先端を第5、6
図のようにスタンパ3とディスク基盤4の間に接近させ
、吸引ニードル9で樹脂を吸い取りながらスタンパ保持
テーブル2を静かに矢印八方向に回転させて全周の吸引
を行なう。
上記の操作により余剰樹脂の除去が完了すると、支柱7
、lO、l7を回転させてへら板5、計8および垂下ポ
ール11をスタンパ保持テーブル2から離隔する。紫外
線をディスク基盤4の上方から照射し樹脂を硬化させる
。そしてセンタ一ロッドl4を上昇させてディスクを押
し上げ、スタンパ3から剥離する。このようにして製造
されたディスクは、第8図に示すごとく、全く「ぼり」
のない完全なものとなる。
《発明の効果》 本発明装置は全く「ばり」のないディスクを製造するこ
とができるので、「ばり」の除去工程を省略することが
でき、また、より高品質のディスクの製造を可能とした
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例たるディスク製造装置lの上
面図、第2図は断面図、第3図はへら板付近の上面図、
第4図は同じく断面図、第5図は計付近の上面図、第6
図は同じく断面図,第7図は垂下ポール付近の断面図、
第8図はディスク製造装置lで製造したディスクの断面
図、第9図は従来のディスク製造装置の略断面図、第l
O図はその装置で製造したディスクの断面図である。 1・・・ディスク製造装置、2・・・スタンパ保持テー
ブル、3・・・スタンパ、4・・・ディスク基盤、5・
・・へら板、6・・・吸引ニードル、7・・・支柱、8
・・・計、9・・・吸引ニードル、IO・・・支柱、1
1・・・垂下ポール、l2・・・吸引ニードル、13・
・・回転テーブル、l4・・・センターロッド、l5・
・・穴、l6・・・アーム、l7・・・支柱、l8・・
・樹脂、l9・・・アール部分、20・・・面取り部、
2l・・・スラストベアリング、22・・・基台

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スタンパ保持テーブルに固定したスタンパとこれ
    に接近して対向させたディスク基盤との間に樹脂層を形
    成しこの樹脂層を硬化させることによりディスク基盤表
    面にスタンパ記録面を転写した薄い樹脂層を形成するデ
    ィスク製造装置において、スタンパ保持テーブルの外径
    をディスク基盤と同一とし、ディスク基盤外周に接する
    ことのできるへら板とその先端付近に吸引ニードルを設
    け、ディスク基盤とスタンパの間外周から溢流した樹脂
    をへら板でかきとりさらに吸引ニードルで吸い取ること
    を特徴とするディスク製造装置
  2. (2)スタンパ保持テーブルに固定したスタンパとこれ
    に接近して対向させたディスク基盤との間に樹脂層を形
    成しこの樹脂層を硬化させることによりディスク基盤表
    面にスタンパ記録面を転写した薄い樹脂層を形成するデ
    ィスク製造装置において、先端がディスク基盤外周とス
    タンパ保持テーブル外周に接しまたはほとんど接するよ
    うに近接することのできる針とその先端付近に吸引ニー
    ドルを設け、ディスク基盤とスタンパの間の外周に存在
    する余剰樹脂を針でかきとりさらに吸引ニードルで吸い
    取ることを特徴とするディスク製造装置
  3. (3)スタンパ保持テーブル中心に穴を設け、下端に吸
    引ニードルを有しその吸引ニードルが前記穴に出没自在
    となるように上下動する垂下ポールを有し、前記吸引ニ
    ードルが前記垂下ポールに対して傾斜するように回動自
    在としたことを特徴とするディスク製造装置
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003083854A1 (fr) * 2002-04-01 2003-10-09 Fujitsu Limited Procede de copie de forme

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JPS6334108A (ja) * 1986-07-30 1988-02-13 Hitachi Ltd 光デイスク用基板の製造方法および装置
JPH01101122A (ja) * 1987-10-15 1989-04-19 Pioneer Electron Corp 光ディスク製造装置
JPH01264644A (ja) * 1988-04-15 1989-10-20 Fujitsu Ltd 光デイスク基板の製造方法

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JP2707324B2 (ja) 1998-01-28

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