JPH03212599A - セグメント - Google Patents

セグメント

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JPH03212599A
JPH03212599A JP2007912A JP791290A JPH03212599A JP H03212599 A JPH03212599 A JP H03212599A JP 2007912 A JP2007912 A JP 2007912A JP 791290 A JP791290 A JP 791290A JP H03212599 A JPH03212599 A JP H03212599A
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Yutaka Kashima
豊 加島
Norio Kondo
紀夫 近藤
Keiji Shida
志田 圭史
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Daiho Construction Co Ltd
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Daiho Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は地中に坑を構築するためのセグメントに関する
(従来の技術) 従来、地下鉄、地下高速道路等の建設において二よ、複
線区間や地下駅部分の坑を掘削する場合、午する円形断
面の大口径シールドを用い作業を行ってきたが、地下の
高謄、空いている土地スペースの確保の困難さなどから
、最近、地下空間を有効に利用することが望まれてきて
おり、円形断面のみなろず楕円形、馬蹄形等の異形断面
の横坑ないし立坑を構築するための開発が盛んに進めら
れている。
しかして、第10図は従来の楕円形セグメントの断面図
である。この楕円形セグメン目12は、シールド掘削機
(図示せず)の後部セグメント組立部で例えばセグメン
ト106を設置し、以下その両端から側面上部にセグメ
ントピースを併設していき、これらをボルト等によりそ
れぞれ締着して、最後にキーセグメント101を固定し
、1つのセグメントリング112を形成していた。そし
て掘進の進行に従いこのセグメント112の奥側に次の
セグメントリングを接合位置がずれるように設置し、セ
グメントリングは互いにボルト等により締着していた。
このような楕円形セグメント112において、構造軸の
長径11.8m、短径10.0m、セグメントの断面厚
0.5m、断面幅1.0m、同断面二次モーメント0.
010417m’ 、コアクリートヤング係数E−3゜
6 X10’t/l112とし 表 1 上記表−1に示した土中に設置すると第11図に示すよ
うな荷重が加わる。この条件で「トンネル標準示方書(
シールド腸)Jに基づく慣用計算法で断面力を算定する
と図中の節点番号20においては、第12図に示すよう
に、正の最大曲げモーメント56.4t−mが発生し、
節点番号29においては負の最大曲げモーメン)−45
,7t−mが発生することになる。
また、せん断力図は、同第13図に示すように節点番号
14.15と25.26の間で最大22.7tが発生し
、軸方図、第14図に示すように全節点において圧縮力
が発生し、節点番号30においては最大222.6tの
圧縮力が発生する。
(発明が解決しようとする諜M) 上述したように、従来の楕円形セグメントにおいては上
下端部または両側面部において曲げモーメントが大きく
作用するので、大きな強度をもたせるために考慮されて
おり、例えば鉄筋コンクリートセグメントを用いるには
、配筋量を多くして大きな強度を得るようになっていた
このため、鉄筋量およびコンクリート量も多くなり不経
済であるばかりか、自重も増大するという課題があった
本発明は上記のことに鑑み提案されたもので、その目的
とするところは、円形断面または楕円形、馬蹄形等の異
形断面セグメントにおいて、その集中応力を減少させる
ことにより、鉄筋!およびコンクリート量が少なく済む
経済的なセグメントを提案することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、セグメントピースを組上げてなるセグメント
において、セグメント内の坑内空間部に、圧縮力あるい
は引張力を受ける弦材としての補強部材を設けたことを
特徴とするセグメント構成とすることにより、目的を達
成している。
(作用) 本発明では上記のように構成し、シールド機内でのセグ
メント組立て時に補強部材を複数箇所併設し、これによ
って圧縮力あるいは引張力を受け、集中応力を減少させ
るようにしたため、セグメントの鉄筋量やコンクリート
量、つまり厚味を軽減することができるようにしている
(寞施例1) 第1図ないし第4図は本発明の第1実施例を示すもので
、第1図は本発明のセグメントの正面図、第2図は同側
面図、第3図は同平面図、第4図は内部構成を示す側面
図である。
これらの図中51.52.53はそれぞれセグメントピ
ースをリング状に組上げて成る第1、第2、第3セグメ
ントリングである。
しかして、第1のセグメントリング51を構成し、かつ
側方の上下部分に位置する補強部材取付はセグメント3
.5.8、IOには引張力を受ける補強部材12.13
を取付けるための例えば鋼材等よりなる取付は部材A、
Bが組込まれ構成されている。
セグメントリング51の組立て順序は、例えば底面部の
セグメントピース6を設置した後、その両端部より両側
面上部にセグメントピース5.7等を順次設置していき
、上部のB型セグメント2.11を設置し最後にに型セ
グメントを固定する。なお、各セグメントピース1〜1
1間はボルト等により締着している。そして、補強部材
取付はセグメントに、例えば鋼棒、鋼板、鋼線等の補強
部材をボルト等により固定し1つのセグメントリングを
形成する。
ここで、補強部材取付はセグメント3.5.8.10等
に取付けられる補強部材12.13は第4図に示すよう
にシールド機内でのセグメント組立て時に設置されるも
のとする。また、引張力を受ける補強部材は、例えば部
材間またはセグメント固定部にターンバックル等(図示
せず)を設けておけば、引張力、長さを調節可能とする
と所望の引張力を得ることができ好ましい。
横坑を構築する場合、掘進に応じて第2図、第3図に示
すようにセグメントリング51に密接するように同様に
セグメントリング52.53を順次組立てていく、この
場合、第2のセグメントリング52は第1のセグメント
リング51と接合位置がずれるように左右対称に反転さ
せた状態に組立て、また、セグメントリング53はセグ
メントリング51と同じように組立てることにより、各
セグメントリング51.52.53の接合位置は千鳥状
に配置される。そうする事によりトンネル軸方向の応力
の分散を図ることができる。
上述した各セグメントには隣接して突き合わされる端面
部と隣接する各セグメントリングの接合面とは、ボルト
等により互いに締着される構造になっている。このよう
にして組立てられたシールドトンネル51Aへの荷重分
布は第5図に示されるものとなる0図において1〜4o
はセグメントリングの接点番号を表す、このような荷重
分布において、前述した従来例と同様の大きさ(長径1
1.8m、短径10.0m)を想定し、このシールドト
ンネル51Aの設定位置は前述した表−1に示した地中
とし、「トンネル標準示方書(シールド編)」に基づく
慣用計算法により、曲げモーメント、せん断力、軸力等
を求めると次のようであった。またセグメント断面諸号
は従来例のものと同一条件のものを用いた。
(1)曲げモーメントにおいては、従来例の節点番号2
0の底面部において最大56.4tmの正の曲げモーメ
ントであったのが、本発明のシールドトンネルにおいて
最大21.8 t mとなり、約61%の低減がみられ
た。また、側面部においては従来例の節点番号29で最
大45.7tmの負の曲げモーメントであったのに対し
本発明のセグメントでは節点番号lOで最大35.4 
t mとなり約23%低減される。これを図に表すと第
6図のようになる。
(2)せん断力は従来例が節点番号14.15と25.
26の間で最大22.7 tであったのに対し、本発明
のものでは第7図に示すように節点番号12.13と2
7.28の間で最大26−3 tと若干ではあるが約1
6%増大している。
(3)軸力においては第8図に示すようにセグメントの
間での変化はあまりみられず全断面にわたって圧縮力約
220tが働いていた。また、補強部材には引張力が上
部補強部材には59.2 t、下部補強部材には61.
4 tが発生した。
以上の結果から本発明の楕円形セグメント51は第10
図に示した従来例の楕円形セグメント112に比較し、
上下端部・両側面部における曲げモーメントが減少する
ことから設計上で鉄筋量を少なくすることができ、さら
にセグメントの厚さも薄くすることが可能となり、より
経済的な断面が得られる。以下、上述の考慮に基づくシ
ールドセグメントの実施例を説明する。
(実施例2) 本発明の第2実施例を第9図に示す、これは前述の第1
実施例のセグメントリングの縦方向にも圧縮力を受ける
H調等の補強部材14.15を設置することにより、セ
グメントに発生する断面力をより一層軽減させることが
できるようにしたことに特徴を有している。
なお、補強部材は縦、横方向に限らずあらゆる方向に配
置することも可能である。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、セグメント内の横方向ま
たは縦方向等に圧縮力あるいは引張力を受ける弦材とし
ての補強部材を設けたがら、セグメントの集中応力を減
少することができるため、鉄筋量およびコンクリート量
を少なくすることができ、経済的であり、かつ自重増大
を防止し得る利点を有する。
また大断面道路トンネルの場合、第1図、第9図の補強
部材は道路部必要断面外に配置されるため築造に当たっ
て障薔に、。りずトンネル断面を有効活用すること乃で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の第1実施例で、このうち
第1図は本発明のセグメントの正面図、第2図は同上の
側面図、第3図は平面図、第4図は内部構造を示す側断
面図、第5図は本発明のセグメントからなるシールドト
ンネルの荷重分布説明図、第6図は同上の曲げモーメン
トの説明図、第7図は同上のせん断力の説明図、第8図
は同上の軸力の説明図、第9図は本発明の第2実施例の
正面図、第1O図は従来例、第11図は従来例の荷重分
布説明図、第12図は曲げモーメントの説明図、第13
図はせん断力の説明図、第14図は軸力の説明図である
。 51〜53・・・第1、第2、第3のセグメントトンネ
ル、 51A・・・シールドトンネル、1〜11・・・
セグメントピース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. セグメントピースを組上げてなるセグメントにおいて、
    セグメント内の坑内空間部に、横方向または縦方向等に
    弦材としての補強部材を設けたことを特徴とするセグメ
    ント。
JP2007912A 1990-01-17 1990-01-17 セグメント Expired - Lifetime JP2520034B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06235300A (ja) * 1992-08-25 1994-08-23 Doboku Kenkyu Center シールド機のエレクタ装置によるセグメント保持構造
JPH07133700A (ja) * 1993-11-10 1995-05-23 Daiho Constr Co Ltd シールドトンネルの構築方法

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