JPH03211193A - クレーン車のブーム及びフレームの構造 - Google Patents
クレーン車のブーム及びフレームの構造Info
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- JPH03211193A JPH03211193A JP639590A JP639590A JPH03211193A JP H03211193 A JPH03211193 A JP H03211193A JP 639590 A JP639590 A JP 639590A JP 639590 A JP639590 A JP 639590A JP H03211193 A JPH03211193 A JP H03211193A
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000001010 compromised effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Jib Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は移動式クレーン車のブーム及びフレームに用
いられ、特に高揚程のクレーンに対するニーズにこたえ
るブーム長尺化、走行時安全性のためのオーバハング量
(車台寸法よりのはみ出し量)の極小化、狭所作業時の
作業性向上をめざす後端旋回半径の極小化に用いて有効
である。
いられ、特に高揚程のクレーンに対するニーズにこたえ
るブーム長尺化、走行時安全性のためのオーバハング量
(車台寸法よりのはみ出し量)の極小化、狭所作業時の
作業性向上をめざす後端旋回半径の極小化に用いて有効
である。
(従来の技術)
第5図は従来の移動式同軸ウィンチ式クレーン車の走行
姿勢の側面図である。図においてaは運転室、bはブー
ム、C−Cはクレーン旋回中心線、dはウィンチドラム
であって、2個のウィンチドラムが同軸に配設されてい
る。そして、狭所作業性能をそこなわずに(フレーム後
端半径r0は大きくしないで)、プーム長尺化のため(
ブーム長!を極力大きくするため)。
姿勢の側面図である。図においてaは運転室、bはブー
ム、C−Cはクレーン旋回中心線、dはウィンチドラム
であって、2個のウィンチドラムが同軸に配設されてい
る。そして、狭所作業性能をそこなわずに(フレーム後
端半径r0は大きくしないで)、プーム長尺化のため(
ブーム長!を極力大きくするため)。
ウィンチドラムが2軸並列であったものを、第5図の従
来例では同軸に配設したものである。
来例では同軸に配設したものである。
(2)
なお+ rl はブーム後端半径を示す。
(発明が解決しようとする課題)
上記従来の技術においてはブーム長尺化(第5図の例に
おいてはlを極力大きくする)、走行時安全性のために
オーババング量を小さくする(第5図の例においてはr
oを大きくする)。
おいてはlを極力大きくする)、走行時安全性のために
オーババング量を小さくする(第5図の例においてはr
oを大きくする)。
および狭所作業性を良くするために後端旋回半径(第5
図の例においてはrO)を小さくする。
図の例においてはrO)を小さくする。
といった技術的に解決困難な課題に対し、2軸つィンチ
を第5図に示したように同軸ウィンチにすることにより
一部解決されたが、尚根本的な解決が望まれていた。
を第5図に示したように同軸ウィンチにすることにより
一部解決されたが、尚根本的な解決が望まれていた。
(課題を解決するための手段及び作用)この発明は上記
問題を解消するためになされたものであって、ブーム基
部にベースブームを設けて、ブームをブームシリンダで
回動自在とし、該ベースブームはベースブームシリンダ
により回動自在にフレームに連結された屈折式ブームで
あって、その外径寸法の間に次式を満足するように構成
する。
問題を解消するためになされたものであって、ブーム基
部にベースブームを設けて、ブームをブームシリンダで
回動自在とし、該ベースブームはベースブームシリンダ
により回動自在にフレームに連結された屈折式ブームで
あって、その外径寸法の間に次式を満足するように構成
する。
走行時ブーム後端半径〉フレーム後端半径〉作業時ブー
ム後端半径 このように構成することにより、ブームを長尺化しても
走行時安定性をそこなわず、かつ狭所作業性を大幅に向
上するものである。更に従来の屈折式ブームにおいては
、ブーム全体の節点が増えるので1作業時のガタやブー
ムのたわみが大きくなる欠点が出て(るので ベースブ
ームの横方向外側面とフレームの内側面との間にパッド
及びシムを装入して、ベースブームの横方向の振れ、た
わみをフレームにて拘束するようにしたものである。
ム後端半径 このように構成することにより、ブームを長尺化しても
走行時安定性をそこなわず、かつ狭所作業性を大幅に向
上するものである。更に従来の屈折式ブームにおいては
、ブーム全体の節点が増えるので1作業時のガタやブー
ムのたわみが大きくなる欠点が出て(るので ベースブ
ームの横方向外側面とフレームの内側面との間にパッド
及びシムを装入して、ベースブームの横方向の振れ、た
わみをフレームにて拘束するようにしたものである。
(実施例)
次にこの発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は走行姿勢時の側面図、第2図は作業姿勢時の側
面図、第3図は同じく作業姿勢時のブーム、フレーム構
造図、第4図は第3図におけるTV−IV断面図である
。第1〜4図において1は運転室、2はブーム、3−3
はクレーン旋回中心線、4はウィンチドラムであって、
ブーム2はベースブーム5を介してフレーム6に連結さ
れる。ブーム2とベースブーム5とはピン7を介して揺
動自在に連結され、ベースブーム5とフレーム6とはピ
ン8を介して揺動自在に連結される。また、ブーム2と
ベースブーム5との間にはブームシリンダ9がピン14
及びピン15を介して枢着され ベースブーム5とフレ
ーム6との間にはベースブームシリンダ10がピン16
及びピン17を介して枢着されている。そして第1図に
示した走行姿勢の状態から、ブームシリンダ9を延伸す
ると、ブーム2はピン7を中心として上方へ回動し2次
いでベースブームシリンダ10を延伸すると、ベースブ
ーム5はピン8を中心として前方へ回動して、第2図に
示した作業姿勢の状態になる。また第4図に示したよう
に、ベースブーム5の横方向外側面と、フレーム6の横
方向内側面との間には、パッド11゜11がボルト12
.12により装着されて、ベースブーム5の側方振れ押
えの役目をしており、パラ(5) ド11.11とベースブーム5の両外側面との間にはス
キマ調整のためのジム13.13が装入されている。第
1〜4図に示した屈折式ブームにおいてはブーム全体の
節点が増える(この実施例ではピン8が増える)ため2
作業時のガタやブームのたわみが大きくなるものである
が、この実施例ではベースブーム5の横方向の動きをフ
レーム6で拘束して従来のブームと同じような一体感及
び剛性を保つものである。
面図、第3図は同じく作業姿勢時のブーム、フレーム構
造図、第4図は第3図におけるTV−IV断面図である
。第1〜4図において1は運転室、2はブーム、3−3
はクレーン旋回中心線、4はウィンチドラムであって、
ブーム2はベースブーム5を介してフレーム6に連結さ
れる。ブーム2とベースブーム5とはピン7を介して揺
動自在に連結され、ベースブーム5とフレーム6とはピ
ン8を介して揺動自在に連結される。また、ブーム2と
ベースブーム5との間にはブームシリンダ9がピン14
及びピン15を介して枢着され ベースブーム5とフレ
ーム6との間にはベースブームシリンダ10がピン16
及びピン17を介して枢着されている。そして第1図に
示した走行姿勢の状態から、ブームシリンダ9を延伸す
ると、ブーム2はピン7を中心として上方へ回動し2次
いでベースブームシリンダ10を延伸すると、ベースブ
ーム5はピン8を中心として前方へ回動して、第2図に
示した作業姿勢の状態になる。また第4図に示したよう
に、ベースブーム5の横方向外側面と、フレーム6の横
方向内側面との間には、パッド11゜11がボルト12
.12により装着されて、ベースブーム5の側方振れ押
えの役目をしており、パラ(5) ド11.11とベースブーム5の両外側面との間にはス
キマ調整のためのジム13.13が装入されている。第
1〜4図に示した屈折式ブームにおいてはブーム全体の
節点が増える(この実施例ではピン8が増える)ため2
作業時のガタやブームのたわみが大きくなるものである
が、この実施例ではベースブーム5の横方向の動きをフ
レーム6で拘束して従来のブームと同じような一体感及
び剛性を保つものである。
次に上記実施例の外形寸法について説明する。
第1図に示したRoは走行時ブーム後端半径であって、
このR8をなるべく大きくすることによりブーム2の長
尺化、及びオーバハング量が小さくなって、走行時安全
性を保障できる。第2図に示したRoはフレーム後端半
径でありR2は作業時ブーム後端半径であって、いずれ
もなるべく小さくすることにより狭所作業性が良くなる
ものである。
このR8をなるべく大きくすることによりブーム2の長
尺化、及びオーバハング量が小さくなって、走行時安全
性を保障できる。第2図に示したRoはフレーム後端半
径でありR2は作業時ブーム後端半径であって、いずれ
もなるべく小さくすることにより狭所作業性が良くなる
ものである。
それでこれらの条件をできるだけ満足するために次の不
等式が成り立つように寸法R,,Ro。
等式が成り立つように寸法R,,Ro。
(6)
R2を決めればよい。
Rl > RO> R2−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−(11(1,1式が成
り立つようにクレーン外形寸法RRO,R2を定めれば
、ブーム長尺化、走行時のオーババング量を小さくして
走行時安全性を向上、かつ作業時の後端旋回半径を小さ
くして狭所作業性を向上するものである。
−−−−−−−−−−−−−−−(11(1,1式が成
り立つようにクレーン外形寸法RRO,R2を定めれば
、ブーム長尺化、走行時のオーババング量を小さくして
走行時安全性を向上、かつ作業時の後端旋回半径を小さ
くして狭所作業性を向上するものである。
(発明の効果)
この発明は以上詳述したようにして成るのでブームを長
尺化しても走行時の安全性が保たれ併せて狭所作業性が
大きく向上する効果がありまたブーム屈折式につきもの
の作業時のガタやブームのタワミが抑制されて、従来の
ブームと同じような一体惑、剛性を保つことができると
いう大きい効果を奏するものである。
尺化しても走行時の安全性が保たれ併せて狭所作業性が
大きく向上する効果がありまたブーム屈折式につきもの
の作業時のガタやブームのタワミが抑制されて、従来の
ブームと同じような一体惑、剛性を保つことができると
いう大きい効果を奏するものである。
第1図はこの発明の実施例である移動式クレーン車の走
行姿勢時の側面図、第2図は同じ(作業姿勢時の側面図
、第3図は同じく作業姿勢時のブーム、フレーム構造図
、第4図は第3図におけるIV−IV断面図、第5図は
従来の移動式クレーン車の走行姿勢時の側面図である。 2・・・ブーム 3−3・・・クレーン旋回中心線 5・・・ベースブーム 6・・・フレーム9・・・ブ
ームシリンダ 10・・・ベースブームシリンダ
行姿勢時の側面図、第2図は同じ(作業姿勢時の側面図
、第3図は同じく作業姿勢時のブーム、フレーム構造図
、第4図は第3図におけるIV−IV断面図、第5図は
従来の移動式クレーン車の走行姿勢時の側面図である。 2・・・ブーム 3−3・・・クレーン旋回中心線 5・・・ベースブーム 6・・・フレーム9・・・ブ
ームシリンダ 10・・・ベースブームシリンダ
Claims (2)
- (1)移動式クレーン車において、ブーム基部にベース
ブームを設けて、ブームをブームシリンダで回動自在と
し、該ベースブームはフレームにベースブームシリンダ
が回動自在に構成されたブーム屈折式のクレーン車にお
いて、次式走行時ブーム後端半径>フレーム後端半径 >作業時ブーム後端半径 を満足するように構成したことを特徴とする、クレーン
車のブーム及びフレームの構造。 - (2)上記請求項(1)記載の屈折式ブームにおいて、
ベースブームの横方向の振れ、たわみをフレームにて拘
束するように、パッド及びシムを設けたことを特徴とす
る、クレーン車のブーム及びフレームの構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP639590A JPH03211193A (ja) | 1990-01-17 | 1990-01-17 | クレーン車のブーム及びフレームの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP639590A JPH03211193A (ja) | 1990-01-17 | 1990-01-17 | クレーン車のブーム及びフレームの構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03211193A true JPH03211193A (ja) | 1991-09-13 |
Family
ID=11637184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP639590A Pending JPH03211193A (ja) | 1990-01-17 | 1990-01-17 | クレーン車のブーム及びフレームの構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03211193A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7195126B2 (en) | 2001-09-28 | 2007-03-27 | Kobelco Cranes Co., Ltd. | Self-propelled working machine |
-
1990
- 1990-01-17 JP JP639590A patent/JPH03211193A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7195126B2 (en) | 2001-09-28 | 2007-03-27 | Kobelco Cranes Co., Ltd. | Self-propelled working machine |
US7367463B2 (en) | 2001-09-28 | 2008-05-06 | Kobelco Cranes Co., Ltd. | Self-traveling working machine |
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